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お名前： ど素人
こんにちは、みなさん。
工業簿記の疑問点がありますのでお願いします。
パーシャルプランでは借方に実際原価、貸方に標準原価を記入して、
標準原価差異を求めますが、なぜこのような構造になるのですか。
借方に標準原価、貸方に実際原価を記入しても、
差異を求めることは出来るはずです。
それでどちらに書くのか迷ってしまいます。
こじつけでも何でも結構ですので、迷わずにすむような理屈を教えてください。
[2001/10/09 15:02:43]
お名前： タカシ
いくつか考えてみました（って結局は一緒なんですが）。
�＼渋ご崟榿餞�定等の記入と同じと考える
（材料や労務費勘定なんかも同じです）
製造間接費が予定配賦されている場合には、
（借方）実際（貸方）予定
という記入がなされますよね。
これは製造間接費の予定配賦を早く行いたい等からです。
原価の計算をとっとこやりたい訳です。
原価は仕掛品勘定に集計されますが、この時の仕訳は、
仕掛品××× 製造間接費
で製造間接費勘定の貸方に記入しますよね。
借方の製造間接費の実際額の集計よりも先に貸方の予定配賦をする訳です。
これを置き換える感じではどうでしょうか。
製造間接費 仕掛品
借方 → 実際 → 実際
貸方 → 予定 → 標準
��原価の流れを考える
原価は、材料費等→製造間接費→仕掛品→製品→売上原価
� ´�
って流れていきますよね。
つまり左（借方）から右（貸方）へ流れていく訳です。
予定とか、標準を使うっていうのは原価をとっとこ計算したい等の理由で行う訳で、この流れ
の途中を省略して「先に進んじゃう」訳です。
例えば、�，茲蠅皚△鮴茲砲笋辰舛磴μ�ですよね。
だから、左（� 砲�実際で右（�◆砲�標準。
�４�首の相棒が実際
パーシャルプランによる場合でも、借方の月初の金額は標準ですよね。
これはもう先月に標準で計算が済んでるのが繰り越されている訳ですけど、この相棒（借方）
が実際というのはダメですか？
これはダメかな。
[2001/10/09 23:27:35]
お名前： タカシ
いくつか考えてみました（って結局は一緒なんですが）。
�＼渋ご崟榿餞�定等の記入と同じと考える
（材料や労務費勘定なんかも同じです）
製造間接費が予定配賦されている場合には、
（借方）実際（貸方）予定
という記入がなされますよね。
これは製造間接費の予定配賦を早く行いたい等からです。
原価の計算をとっとこやりたい訳です。
原価は仕掛品勘定に集計されますが、この時の仕訳は、
仕掛品××× 製造間接費
で製造間接費勘定の貸方に記入しますよね。
借方の製造間接費の実際額の集計よりも先に貸方の予定配賦をする訳です。
これを置き換える感じではどうでしょうか。
製造間接費 仕掛品
借方 → 実際 → 実際
貸方 → 予定 → 標準
��原価の流れを考える
原価は、材料費等→製造間接費→仕掛品→製品→売上原価
� ´�
って流れていきますよね。
つまり左（借方）から右（貸方）へ流れていく訳です。
予定とか、標準を使うっていうのは原価をとっとこ計算したい等の理由で行う訳で、この流れ
の途中を省略して「先に進んじゃう」訳です。
例えば、�，茲蠅皚△鮴茲砲笋辰舛磴μ�ですよね。
だから、左（� 砲�実際で右（�◆砲�標準。
�４�首の相棒が実際
パーシャルプランによる場合でも、借方の月初の金額は標準ですよね。
これはもう先月に標準で計算が済んでるのが繰り越されている訳ですけど、この相棒（借方）
が実際というのはダメですか？
これはダメかな。
[2001/10/09 23:30:39]
お名前： ど素人
タカシさん、ありがとうございました。
�´△�とてもわかりやすかったです。
特に単純明快な�△魍个┐討�こうかと思います。
ところで��は使えないのですか？
僕はいまいち理解できなかったのですが、
よろしければもう少し詳しくしりたいので教えていただけませんか。
よろしくお願いします。
[2001/10/11 17:14:10]
お名前： タカシ
いやいや、やっぱりダメでしたか。
失礼いたしました。
よく考えると（よく考えなくても）意味不明です。
これは忘れてください。
でもパーシャルプランでも月初は標準っていうのは忘れないで下さいね。
勘定の流れとかいってもピンとこない場合もあるかなと思ったもので。
でも�△任靴辰�りくるならそれが一番いいと思います。
[2001/10/11 22:20:43]
お名前： さすらい人
久しぶりに来てみたら、再開してましたね、簿記仲間。
ど素人さんのこの質問は、覚えるとかではなく、簿記の構造上全く当たり前の話なので、
もしかすると簿記が余りよく分かってないのかもしれません。覚えるとしたら
タカシさん説明の�△芭匹い里任垢�。
何が分かっていないのかはよく分かります。私も分からない時代を経験してますから。
とりあえず、さかのぼって、心当たりの所から説明を始めます。
工業簿記においては、よく勘定連絡図である勘定の貸方からある勘定の借方
に矢印を引いてある図を見かけると思います。しかし、あれは私は学習者に誤解を招く
良くない図だと考えています。あれは実は
「ある勘定（例えば材料勘定）の借方のものが、ある勘定（例えば仕掛品勘定）の借方に
移される」
というのが本来の意味です。貸方のものが借方に移るわけではありません。
すなわち、材料勘定は資産勘定ですから当然借方に残高があります。ここで勘定を
コップに見立てて、その残高を水だと考えてみて下さい。そうすると材料勘定から
仕掛品勘定にコップの水を移すときに簿記では以下のような仕訳をします。
仕掛品 100/材料 100
これは材料という勘定（コップ）から仕掛品という勘定（コップ）に中身を100移動させる
という意味の仕訳なのです。そして、勘定記入の時には材料勘定の貸方に100とメモするの
です。これは簿記のルールでマイナスを使わないというものからきていて本来的な意味は
材料 −100
仕掛品 100
という事なのです。
ここで話を標準原価計算の勘定記入に戻しますと、標準原価計算の勘定で出てくるもの
は資産勘定ばかりです。ですから、借方残高のものばかりです。しかし、借方は、実際の
計算が確定しない以上、記入できず、それが確定するまで待っていると計算が遅くなって
しまいます。そこで、予め貸方を記入してしまい、後の方の計算及び勘定記入をやってし
まおう、というのが標準原価計算なのです。
ですから、実際が後で確定するので、借方が実際であり、そうでない貸方が標準だと
いう話は全く当たり前なのです。（ただし、標準で振り替えられた後の勘定の借方は当
然標準）
お解りいただけたでしょうか？私としては工業簿記はコップの水の移動計算として捉え
たときにぱーっと分かりましたので、そのように説明してみました。
[2001/10/11 22:21:43]
お名前： ど素人
タカシさん、ご苦労様です。
いつも質問者が理解できるまで熱心に指導してくださいますね。
今回とても勉強になりました。
ありがとうございました。
さすらい人さん、ありがとうございました。
後半の標準原価計算の解説で�△魍个┐覆�ていい理由がよく分かりました。
コップの水ですか。
がんばります。
[2001/10/12 19:23:43]
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