記事タイトル:法人税等について 


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お名前: おいちゃん   
98回の仕訳の問題ですが、問題集にある問題だと、中間納付は、「。。。」で処理してあると書いてあるけど、今回は、書いてなかったですよね。ああいう場合は、「仮払法人税等」が、当り前なのでしょうか。
私の通っている学校で、中間納付で、『「法人税等」/「当座預金」という処理もありえる』と言われたので、今回、残金分を「法人税等」/「未払法人税等」としてしまいました。
そこの違いを教えてください。
[2001/06/12 11:21:00]

お名前: 冬   
TACの教科書のみを使っていた私は、仮払法人税等=資産、法人税等=費用、
未払法人税等=負債と理解していました。

>中間納付で、『「法人税等」/「当座預金」という処理もありえる』

実際に、こういう処理は一般的にはありえるみたいですね。
この処理をすると、費用の時の勘定科目はどうなるのですか?
[2001/06/12 23:13:26]

お名前: まさむね    URL
法人税等の処理については二通りの処理方法があります。

例題で確認してみます。

【例題】 中間納付額            300円
     当期の負担に属する法人税等の総額 500円

第一法(仮払法人税等を用いる方法)

中間納付時 仮払法人税等 300  現金     300

決算整理時 法人税等   500  仮払法人税等 300
                  未払法人税等 200

決算振替時 損益     500  法人税等   500

第二法(仮払法人税等を用いない方法)

中間納付時 法人税等   300  現金     300

決算整理時 法人税等   200  未払法人税等 200

決算振替時 損益     500  法人税等   500

以上を見るとわかりますが決算時には、どちらの方法によっても、
「費用」として損益計算書に計上される法人税等の金額は500、
「負債」として貸借対照表に計上される未払法人税等の金額は200で同額になります。

なお第一法、第二法どちらが原則で、例外ということではありません。
 
ご質問の件ですが、単なる仕訳問題であれば、
第一法、第二法、どちらの仕訳(上記の決算整理時の)でも正解になりますが、
試算表などの資料がある場合には、試算表などからどちらの方法を採用しているの
かを読み取る必要があり、正解もそれ次第になります。

例えば決算整理前試算表の中に「仮払法人税等」があれば第一法で、
また「法人税等」があれば、第二法で期中の中間納付の処理をしているので、
それぞれの方法に合わせた決算整理仕訳を行なう必要があります。

長くなってしまいましたが、いかがでしょうか。
[2001/06/13 01:58:49]

お名前: おいちゃん」   
私の質問に対してのレスありがとうございました。
問題文は、こうだったのです。以下、98回第1問の問4より。
「決算にあたり本年度の法人税等を\3,600,000と見積り計上した。なお、法人税等としてすでに¥1,500,000が中間納付されている。
」
日商の事だから、また、ひっかけているわ、なんて思ったのが間違いの元だったのかなぁ
11月に向けて、今まで、勉強した事、
[2001/06/13 07:40:54]

お名前: おいちゃん   
今、文章の途中で送信してしまいました。とりあえず、がんばります。
[2001/06/13 07:42:26]

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