記事タイトル:標準原価計算の計算単位について |
いつもお世話になっております。 過去問のご質問ではないので、問題文の一部を抜き書きします。 当月の生産実績として、 数量 換算量 月初仕掛品 540個(50%) 270個 当月着手 +1,660個 +1,830個 計 2,200個 2,100個 月末仕掛品 △ 200個(50%) △ 100個 完成品 2,000個 2,000個 という数値が与えられています。 労務費を例にしますと、標準原価カードとしては、 標準賃率 標準作業時間 直接労務費 2,500円/時 × 2時間 = 5,000円 という数値が与えられています。 また、当月直接労務費実際発生額は 2,500円×3,750時間=9,375,000円 です。 仕掛品勘定へ直接労務費を転記する際、 本問はシングルプランなので、標準原価を記入するので、 5,000円/個 × 1,830個 = 9,150,000円 となります。 ここでは、単位×個数=お金がでますが、 原価差異(労務費だったら、賃率差異時間差異)を計算する際には、 単位×時間=お金となるのはどうしてなのでしょうか・・・? 差異分析図を描くとき、x軸方向の単位が時間なのか個数なのか 訳がわからなくなってしまいます。 当たり前のことすぎて、解説に窮されると思いますが、 こんな馬鹿な質問をすかっとさせて頂けるような解説がありましたら、 是非ともよろしくお願いします・・・。 基本がわかっていなくても、本当に申し訳ないです・・・。 題名も適切でないかもしれませんが、お許し下さい。[2001/11/04 01:33:22]
ぺこさん、こんにちは。 単価(単位)が1個当たりの単価か、1時間当たりの単価かの違いではないでしょうか。 たとえば、仕掛品勘定の当期直接労務費の金額は、 5,000円/個 × 1,830個 = (2,500円/時間 x 2時間/個) x 1830個 = 2,500円/時間 x (2時間/個 x 1830個) = 2,500円/時間 x3,660時間 のように単価(円/時間)x時間でも計算できます。 標準原計の計算の時は、単位(円/時間とか時間とか)も計算式に書き込むようにすると いいのではと思います。単位の方も分母・分子で約せますから。 (ex円/時間 x 時間=円) 後、差異分析の図は横軸は、製品の個数でなく、材料や労働の数量すなわち、kgとか時間が 入ります。材料や労働の効率をみるための図なのですから。[2001/11/15 22:00:37]