記事タイトル:手形の割引って? |
手形の割引について質問です。 他社が振出した手形を決済日前に金融機関に持ち込んで 現金化することを「手形の割引」というそうですが、 イメージがわきません。 銀行はどうして決済日より前に払うだけで割引料なる 手数料をとるのですか? もっと基本的な質問ですが、手形を振り出すとそのお金はどこから 引き落とされるのですか?小切手は当座預金って書いてあったけど手形に 関しては何も書いてないものでちょっと疑問です。 どなたか教えて下さい。よろしくお願いします。(ぺこっ)[2001/07/08 15:24:14]
がてんさんへ 手形は実務では当座預金で決済されることが多いようです。でも、簿記の教科書では、 手形代金を現金で支払ったなどという例もあるみたいですね。 手形の割引については、銀行に裏書譲渡すると考えればいいと思います。企業で手形 の満期日前にどうしても手形を換金したくなったときに、銀行に裏書譲渡する訳です。 裏書譲渡した日から満期日までの間の分だけ銀行が利息を取ると考えたら如何でしょう か。(銀行は満期日に支払いを受けることになるので、その間銀行からお金を借りてい るのと同じと考えます。)なお、今回の出題範囲の改定で、「割引料」という勘定科目 から「手形割引損」という勘定に変更になっているはずですが。[2001/07/09 16:01:23]
改正について補足しておきます。 平成14年2月の試験まで → 支払割引料 平成14年6月の試験から → 手形売却損 なお、新しい勘定科目許容表によると改正後も支払割引料勘定は許容されるようです。 原則が手形売却損ということになります。[2001/07/09 22:08:30]
Marchさんタカシさんありがとうございました。 銀行から借りていると考えればよいのですね。 取引のイメージもわきました。 あと「手形売却損」も勉強になりました。 またよろしくお願いします。(ぺこっ)[2001/07/10 17:33:08]