記事タイトル:手形売却損 


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お名前: 大二郎   
問題1.愛媛商店は、得意先熊本商店へさきに注文を受けていた商品¥900,000を引き
   渡し、代金の半分は大分商店振り出しの約束手形を熊本商店の裏書を得て受け
   取り、残額は掛けとした。
答え (借)受取手形  450,000      (貸)売上   900,000
      売掛金   450,000
  2.愛媛商店は、上記1の約束手形を銀行で割引に付し、割引料¥3,600を差し引
   かれ、手取り金を当座預金に預け入れた。
答え (借)当座預金  446,400     (貸)受取手形 450,000
      手形売却損  3,600
ここで、2.の答えで、「手形売却損」は「支払割引料」でもいいのでしょうか?
それと、2.の「銀行で割引に付し・・・」について、実務では、何の利益があって銀
行は割引に応じているのでしょうか?手数料ぐらい銀行は取らないのかな?と思って
いるのですけど。参考として、恥をしのんで申し上げますが、銀行とはお金を預けたり
引き出したりするぐらいにしか自分は分かっておりません。ここでの銀行の役割も含
めて、教えてください。質問は以上二点になりますが、ぜひ教えてください。おねが
いします。













 
[2002/02/17 00:02:10]

お名前: タカシ   
日商では、6月の検定以降は、手形売却損がメインになります。
ただ、支払割引料が間違いということではなく、一応、支払割引料も許容されるようです。
ただ、科目指定がある場合には、やっぱり手形売却損ってことになるんでしょうね。

支払割引料→手形売却損 という取扱いの変更は、あくまでも簿記会計上の話です。
銀行の実際の取引の仕組等が変ったという訳ではありません。

手形には、期日があります。
今、3ヶ月後に期日のくる(現金になる)手形を貰っても(割引で取得しても)、
額面金額を払うってだけじゃなんの面白味もありません。
その3ヶ月分の利息相当額をもらわなくっちゃ割にあいません。
これが企業からすると支払割引料(手形売却損)です。
銀行からすると3ヶ月間お金を貸して、その利息をもらうってのとよく似てますよね。
[2002/02/17 00:37:10]

お名前: 大二郎   
こんな遅い時間に大変親切な説明ありがとうございます。
これから、手形売却損もしっかりと覚えるようにします。
[2002/02/19 06:36:32]

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