記事タイトル:貸倒引当金(差額補充法)でわからないところが 


書き込み欄へ  ヘルプ
お名前: なべーん   
貸倒引当金でどうしても理解できないところがあります。今やっている通信教育の
例題なんですが。

例題1
次の一連の取引の仕訳をしなさい。

12月31日(決算日)
・決算にあたり、売掛金の残高¥400、000に対し、2%の貸倒れを見積もった。
2月5日(翌年)
・得意先xx商店が倒産し、売掛金¥5,000が貸し倒れとなった。
6月30日(決算日)
・決算日にあたり、当期の売掛金残高¥70,000に対し、2%の貸倒れを見積もった。
 なお当店は差額補充法を採用している。
7月19日
・得意先○○商店が倒産し、売掛金¥35,000が貸倒れとなった。

という問題で、テキストの回答は、以下のようになっていました。
<仕訳>
12/31
(借) 貸倒引当金繰入  8,000   (貸) 貸倒引当金   8,000
2/5
(借) 貸倒引当金    5,000   (貸) 売掛金     5,000   
6/30 
(借) 貸倒引当金繰入 11,000   (貸) 貸倒引当金  11,000
7/19
(借) 貸倒引当金   14,000   (貸) 売掛金    35,000
    貸倒損益    21,000

この仕訳で7月19日の借方で貸倒引当金がなぜ14,000なのか理解できません。
自分が思うには、貸倒引当金が6月30日の時点で貸方が11,000なので、7月
19日の仕訳では以下のようになるんじゃないかと思うのですが・?

(借) 貸倒引当金   11,000   (貸) 売掛金    35,000         貸倒損益    24,000
でもテキストの回答まちがっているわけないですよね、どなたかなぜなのか教えてください
お願いします。
[2001/05/23 14:16:37]

お名前: 鸚哥   
貸倒引当金勘定を書いてみたらどうですか。

                  貸倒引当金
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
12/31 次期繰越   8,000|12/31 貸倒繰入   8,000
              ====|        ====
2/5   売掛金    5,000|1/1   前期繰越   8,000
6/30  次期繰越  14,000|6/30  貸倒繰入  11,000
              −−−−|              −−−−
            19,000|            19,000
              ====|              ====
                  |7/1   前期繰越  14,000
                  |

ということで、7/1には6月末の見積額が繰り越されています。
従って7/19の仕訳の貸倒引当金は14,000になります。
どうでしょうか。
[2001/05/23 15:25:42]

お名前: ふく   
差額補充法について
 差額補充法は、決算時に貸倒引当金勘定に残高があった時に、見積額との差額を
繰入の処理(見積額が残高より少なければ戻入の処理)をする方法です。
 上の勘定を見れば解るように、6/30の決算時には¥3,000の残高があるので、
差額の¥11,000しか繰入ていませんが、実際は¥14,000設定されているというわけですよ。
[2001/05/23 23:01:14]

お名前: なべーん   
大変遅れましたが質問に答えていただきありがとうございました。
だいぶたっているのでこの返信もう見ないかもしれませんね?

頭で考えるより元帳に記帳してみればわかりやすいと言うことで
すね、ありがとうございました。
[2001/05/31 15:29:06]

このテーマについての発言をどうぞ。
氏名
E-mail URL


半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
記事一覧に戻る