1.費用に含めなかったらどうなるか考えよう
80万円の送状価格のものを仕入れて、10万の輸送費がかかった。
85万円で売った。いくらもうけた?10万円も費用にしなくちゃね。
2.もう少し踏み込んで、何で仕入れにいれるか考えよう
1.から費用に含める事はわかる。じゃぁ、売上原価という大枠か、販売費という大枠か。
10万円の輸送費は売上を得る商品に直接かかっている。だから、売上原価という大枠の
仕入勘定に含めるというわけ。
いっぽう広告費とかは売上に貢献していることはしているけれど、広告を見てもわかるけど
直接どの製品を売るため広告を出す事は少ないよね。マンションの分譲ぐらいしかない。
だから、売上期間で対応しているって考えて、売上原価にいれて対応させるんじゃなくて
「販売費及び一般管理費」という枠組で期間対応させるのね。
あとは購買活動と販売活動とを区別するためという説明もみたことある。
売れる状態にする準備部分と実際に売るためにかかる部分をわけるのね。
そうやって仕入のなかにいれた部分が「仕入/繰商」「繰商/仕入」で、当期に売れて
売上原価になった部分と翌期以降の部分(繰越商品)にわけられる。
3.どんな記帳方法でも付随費用に含める事を確認しよう
記帳方法と(三分法・総記法・分記法・小売棚卸法・売上原価対立法)、処理の原則・手続
は違うからね。でも、会計原則の注解で重要性の乏しいものは購入原価に含めないでいい
っていっているから、問題の指示が”特別”あったら従うようにしよう。
基本的には含めると考える。
*購入原価=購入代価+付随費用・・・原価と代価の言葉に気をつけて!
あとは他の人、よろしくね!
[2000/12/01 11:14:48]