記事タイトル:第93回簿記検定試験の第5問について |
第93回簿記試験の中の第5問目の精算表を作る問題(会計期間は平成10年10月1日から平成11年9月30日までの1年)で、その中の5番目の 備品及び建物について定額法により減価償却を行う。 備品(¥25000) 耐用年数5年 残存価格:取得原価の10% 建物(¥300000) 耐用年数20年 残存価格:取得原価の10% なお、備品のうち¥10000は平成11年2月1日に取得したもので、減価償却費は月割計算で行う。という問題なのですが、その問題集に書かれている仕訳 減価償却費 旧備品:¥15000−¥15000*10%/5=¥2700 新備品:¥10000−¥10000*10%/5*8ヶ月/12ヶ月=¥1200 この8ヶ月/12ヶ月の意味が分かりません。何の8ヶ月なのか教えていただきたい。ちなみに問題集のテキストは大原簿記の過去問題集です。[2001/10/31 16:55:20]
競馬好き?さん、はじめまして。 (競馬シリーズというミステリーは好きです!) 月割計算とあるので、備品取得から期末決算日までの8ヵ月分を計上します。 以下のような図を書いてみるのが宜しいかとおもいます。 4ヵ月 8ヵ月 |------------|--------------------------| 10 11 11 10/1 2/1 9/30 期首 備品 決算日 取得 どうか線がズレませんよ〜に[2001/10/31 18:41:48]
競馬好き?さん、こんばんわ。 一応旧備品についても説明しておきます。 旧備品は当年度取得したものではないので15000*0.9/5=2700 新備品は当年度取得であり取得日は平成11年2月1日ですから取得してから当年度決算日である 9月30日までで8ヶ月経過していることになります。 10000*0.9/5=1800では1年分償却することになってしまいますので、これを12でわり月での 償却額を求めます。そして取得してから8ヶ月が経過していますので、これに8を掛け1200と なります。 なお、0.9を掛けた理由ですが10%残存価額があるのでそれを差し引いた形にするために 省略した計算です。 以上です。[2001/10/31 18:51:14]
こんなに早く回答していただけるなんて感動です。これからもよろしくおねがいします。[2001/10/31 21:02:16]