ナマモノ万歳



この美しい地球に愛をこめて
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ある愛の歌
02/7/4
木枯らしがこの身に突き刺さる。情け容赦なく吹きつける乾いた風は大切な君をも責め続けるが、 僕にはどうする事も出来ず 二人は苦痛に耐えるだけだった。 心待ちにしている 春の訪れを唯信じて。

そんな毎日をなんとかやり過ごし、そして僕らは大人になった。 苦労の末に身につけたこの翼をはためかせ、 やっと僕は自分の力でこの世界を飛べるんだ。大切な君と そう、大好きな君と これからはこの無情の世界を 一緒に旅していこう。さあ 二人で大人になるんだ!
けれども僕の心とは裏腹に、君は君の翼を広げてはくれない。君は・・・僕と一緒に大人になることを・・・ やめてしまった・・・

大好きな夏という季節。少年の頃、これまた大好きな虫たちが一斉にその命の限りを尽くそうと 活動する季節と認識し、ワクワクしてた思い出があります。というわけで Number的には夏=昆虫というイメージが直ぐに浮かび上がるのですが、 きっと彼らは多くの少年の夏を彩り、思い出のページの中に綴られている存在だと思うんです。 カブトムシ? クワガタ? カミキリムシ? 蝉も色んな種類がいますよね。

『ミノガ』ってご存じですか?そういう呼称は耳慣れないかもしれませんが、その幼虫はあの『ミノムシ』です。 木の葉や枝を自分の吐いた糸で器用に編み上げマイホームをこさえる。小学校の理科の実験で、 蓑を剥いで糸くず等と一緒に箱に入れておくとカラフルな蓑を身に纏っていた蓑虫。 実はあの虫の雌はその生涯を蓑の中で終えます。成虫へと形態を変えるのは雄だけ。 共に生を受けて長く辛い冬をやり過ごした愛し合う二人でも、一緒にこの世界を飛び回る事は出来ないのです。 じゃあどうやって子孫を次代に伝えているのかと言うと、大人になった雄が未だ蓑の中にいる雌に抱きついて ウリャウリャと交尾するんです。

ロリコン?! 煤i ̄口 ̄;


つっても雌もミノの中でフェロモン出しまくってるんですけどね。 未熟なボディーのクセにっ! いや、生殖機能はあるわけだから早熟?若作り?
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840円
02/7/20
いやぁ、夏休みだねぇ。今年も僕ん家にいっぱい子供達が来るんだろうなぁ。え?僕? やだなぁ カブトムシだよ。今日から多くの学校で夏休みだろ?だから子供達にメッセージって言うかさ、 ちょっとしたお願いを言っておこうと思ってね。

僕ら確かに人気があってさ、スパーマーケットなんかじゃ\840とかで売ってる。可愛がってもらってね、 そりゃあ嬉しいよ。嬉しいんだけどさ、ちょっと止めて貰いたい事もあるんだよね。 それはさ、僕たちを喧嘩させるやつね。どっちが強いか競争だ〜って楽しげにやってるけどさ、僕ら理由もなく 戦いたくないから。確かに山の中じゃ餌の取り合いで喧嘩もするよ、「戦わなければ生き残れない」からね。 でもさ、お互いに餌くれるんなら僕ら喧嘩なんかしたくないわけさ、痛いのやだし。

あとさ、後のツノに紐つけて「とべーっ!」とか言って無理矢理振り回すの止めてくんない? や、別に僕ら飛びたくないから!そりゃ確かにそんなコトされれば飛ぶよ、飛んじゃうよ。 でもそりゃあ飛ばないと落っこっちゃうからだよ。しかもさ、地上スレスレでいきなり放り出されるから たまに中羽根が伸びきらないわけよ。でも地面が近づくから畳むんだけど、心の準備も出来てないし 畳みきれない時もあるのね。あれじゃあもう飛べなくなっちゃうよ、羽根変なんなっちゃって。

まあそれでも君たちが楽しいんだったらさ、僕らもがんばろうと思うわけ。僕ら一夏の命だけど、それで 君たちの笑顔が見られるんだったらね、幸せなの。そう思う。でもね、間違って前のツノに紐結んで 飛ばすのだけは勘弁ね。アレ首もげちゃうから!スポッて! シャレんなんないからっ! せめて一夏は成就させてよね。

それから僕たちは夏が終わると死んじゃうんだけどさ、もし僕たちを飼ってくれた巣の中に卵があったらさ 大事に孵して欲しいんだ。僕らは我が子の成長を見られない。そりゃあ寂しいもんだよ 仕方ないんだけどね。 だからさ、僕らが死んでもほったらかさないでよね。そうそう、僕の奥さんが2,3日土の中に入ったらさ、 そりゃあ卵産んでるのかもしんないから掘り起こさないでよ! あとね、子供達が来年さなぎになる時は 特にデリケートだから、土とか固くしないでね。どうかするとずーと幼虫のママだから。 それキモイから。人間でも年相応ってあるじゃない?この間、ココリコの田中じゃない方の人と結婚した女の人みたいに なっちゃうから。それだけ守ってくれたら夏休み、遭えるといいね!

N:「じゃあ明日のお友達を」

カ:「あ、もう時間ですか?」

audience:「え〜え?!」

カ:「気分いいですね(^^;)」

N:「君は人気者だからね。で、明日は?」

カ:「じゃあ・・・クワガタ君を」

a::「きゃーーーっ♪☆♪」

カ:「なんだよ、世の中結局金かよ(TT)」

という事でクワガタ君、明日来て くれるかな?
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クワガタ
02/7/21
オスッ! オラ クワガタ! いやーおめぇ達夏休みかー。んじゃ、今年もオラ達と遭えるかもしれねえな! ん?10万円? ああ、違う違う、そりゃあオオクワガタだべ? オラ、ヒラタクワガタだから。 あーに言ってんだ。オラは力じゃ負けねえんだぞ!おめ達の肉挟んだらチョン切るまで離さねぇから 気をつけろ! 

カブトムシも言ってたけど、オラ達もお願いしとくべかな。昨日、ツノに紐つけて飛ばすなって 言ってたべ?ありゃあまだ良いんだ。あいつら飛ぶの上手ぇし、何よりツノがあっからな。 でもおら達はツノなんかねぇのに、たまに顔にこう紐結んで振り回す強者がいるんだよ。 ソレ無理だから!たまに「こないだ俺のクワ飛んだモン」とか言ってるガキがいるけど、 それ嘘だから!信じるなよ。 大体顔だよ、顔! フェイスロックだってばさ! オマケに紐なんか手足に絡んでみ?STFだよSTF! ステップオーバー・トーホールド・ウィズ・フェイスロックだって!プロレスじゃないんだから!

あとやっぱ喧嘩もだめだぞ!オラ達の喧嘩はシャレんなんないから!相手死んじゃうから! 真っ二つだから! ジョジョのツェペリさんなっちゃうから!

それからオラ達がいくら ひっくり返した位で死んじまうカブトムシに比べてタフだからって、 「水の中でも平気」とか言って潜水さすのも禁止な。平気じゃねぇから!

あとクワガタってのはいろんな種類がいるんだ。 オオクワガタとかノコギリクワガタは越冬すっからな。大事に来年も飼ってやれ。 子供が朽ち木ん中にいても大人になるまで2年かかっからな、途中で薪とかにして燃やしたらなんねぇぞ。

もうひとつ、沖縄にはルリクワガタってその名の通り綺麗な 瑠璃色のクワガタがいるんだけど、形が似てるからってそこいらの黒いの、あれヒョウタンゴミムシ だから捕まえんな。明日からオメぇあだ名ゴミムシになるぞ。いや寧ろオメぇ自身が朝起きたらゴミムシに なってるぞ。ジョージ秋山の漫画に出てくるヤツみてぇになるかんなっ!

じゃあ、山で遭おうな!

子供に向けて話してるのにジョージ秋山とか出てくるし。
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カミキリムシ
02/7/22
なんやなぁ、ワシくらいになると微妙やんな? いやカミキリ虫やねんけど。ワシら殆ど害虫やしな。 色んな木ぃの中食うてまいよんねん。あ、あれやで、ハナカミキリとかはな、受粉の助けとかしてるさかい 益虫やねんけどな。まあ大概害虫やねん。せやけど人気あるねんで、子供らには。

せやけどなんやなぁ、やっぱり害虫やぁ言うのんは名前で分かるわな。一番身体が大きいてメジャーなんは シロスジカミキリやろうけど、名前が安易やろ? よう似たんでキスジカミキリなんてのもおんねん。 あと桑の木によういるからクワカミキリとかな。もっともコイツは毛ぇも生えてて ミヤマクワガタに似てるからミヤマカミキリとか呼ばれんねん。なんや知らんけど アイツらよう牛乳受けにいてるねんで、行ってみ、仲間売るみたいでなんやけど。ん? 今 牛乳の配達て少ないのんか? どんならんな。

まあ、アイツらはええわいな。ワシか? よう聞いてくれた。ワシゴマダラカミキリ言うねん。 なんやゴマダラて! 黒に不揃いな白い斑点があんねんけどな。斑がゴマ模様やったらゴママダラちゃうんかい?! 日本語は大切にせいっちゅうねんなぁ。

それでもな、子供らに可愛がって貰えるんやったらまあ嬉しいねん。カブトやらクワガタは文句無く 人気有るけどな、山とか行ったら他にもぎょうさん虫はおんねんで。観察してみい。色んな事発見するわ。 それが勉強なんねん。ワシらの次くらいに人気ある虫にも注目してみい。

例えばゾウムシな。鼻長うて象に似てるやつな。あいつらも大概害虫や。コクゾウムシなんて 穀物食い荒らしよる。アズキゾウムシなんか小豆やろ、クリシギゾウムシなんか栗やで。シギてついてるのは 口が鳥の鴫みたいに細長いねん。その口で毬栗の外から穴空けてやな、ほんで卵産み付けよんねん。 栗食べてて虫おったら そいつの子供や。

まあ昆虫の観察は勉強なる。おっちゃんらよう見てみぃ。おっちゃんはアカシア言う木ぃによういてるから 見においで。アカシアの木ぃが分かれへんかったら、おばあちゃんに聞いてみい。ばあちゃんが 石原裕次郎のファンやったら多分知ってるわ。「赤いハンカチ」いう歌んなかで恋人と待ち合わせたんが アカシアの花の下やねん。おじいちゃんでもええで。西田佐知子のファンやったらな。知らんか? あかんなぁ、関口宏の奥さんやのに。

あとはなぁ、飼うのんも勉強になるで。それも子供から育てんねん。カブトとかクワガタは有名やろ? どや、おっちゃんの子供育てへんか? そうや、よう朽ち木の中に住んでんねん。見てみ・・・あっコラ!

ギョウ虫ちゃうで!

一体誰に向けて書いてるんだろうか?
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告白
02/9/25
告白。

秋の気配が深まって、夏の思い出も段々遠のいて行くようです。それでもNumberにとって特別な季節である夏。 何年経っても色褪せることなくこの胸に刻まれた思い出というものがあります。あれはもう何年前の事だったろう。

浴衣姿が往来する神社の境内。縁日。 僕はあてなく、誰もがそうするようにお祭りの広場に赴きました。 そこに彼女がいたんです。ほんの子供だった僕だけど、そんな僕が見てもちっちゃくてかわいい彼女の存在を知って、 見過ごす事なんて出来ませんでした。

なんだかおっとりした性格で、ちょっととろい彼女(笑)。でも一緒に遊んでいるだけで満足で、 何か食べているときの仕草が好きでした。特にスイカをほおばる彼女の姿は忘れることができません。

子供だから愛なんて口にしないし、どうしたらいいのかも分からない。でも一緒にいるだけで楽しくて  唯それだけの二人。季節は巡っていきました。いつの間にか互いの興味は色々に遷って、 知らぬ間に僕らの距離も遠くなってました。

そして不意に、本当に久々に僕の目に飛び込んで来た彼女は すっかり大人になっていました。 物語みたいな夕映えの中、しっかりと自分の足で歩く彼女は なんだか逞しくて、昔のか弱い面影なんかどこにもありません。あの頃無邪気に何でもほおばってた彼女が、 今はサラダばかり好んで食べるのを見て、大人になったんだなぁと思うと同時に  過ぎた時の流れというのを嫌と言うほど感じました。

時の流れは誰にも止められない。成長するっていうことは変わるということで、それは決して悲しいことでは無いはずだし、 誰もが変わるべきだとも思います。 それでも確かに、彼女はもう僕の手には持て余す存在なんだと思いました。 いや、最初から僕なんかには無理な存在だったんですよね。 でも知らなかったんです 彼女が

ミシシッピアカミミガメだったなんて


ミドリ ・・・ 
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どんぐり
02/9/27
不思議。

子供の頃って、たくさんの疑問を抱えてましたよね。抱えるというか、次々に湧いてくるという感じ。

童謡に「どんぐり」ってありますよね? 私、あの歌を教えて貰っても 友達と同じように楽しく歌うことが 出来なかったです。泣いてどじょうを困らせたどんぐりは、その後どうなったんだろう? って思うと。 しばらくは一緒に遊んでくれた心優しいどじょうさんだって、さすがにもうその場を立ち去ったと思うんです。 それで、気になって 母に聞いてみたんです。

「ママ、どんぐりって木の実だから お水に浮かばないの?」

そしたら

「エリちゃんが自分で試してごらん」

そう言われたので、私は公園に行ってどんぐりを沢山拾ってきたんです。 そしてバケツに水を張り、 そこへどんぐりを全部放り込みました。 しばらく見ていると、三個のドングリが浮かんで来たんです!  私、嬉しくなっちゃって。 だって、もしかしたらあの「どんぐり」も、浮かんだのかもしれないって 思ったから。私は母に

「ママ、どんぐりがお水に浮いたよ!」

声を弾ませそう言いました。 すると母はニッコリ笑って言いました。

「そのどんぐりは 腐っているのよ」
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生きていてもいいですか?
02/10/12
そんな言い方しなくてもいいじゃないか・・・

誰が言いだしたんだ? そんな事言うもんじゃないだろう? 人としてどうなんだよそれっ?! そりゃあ確かに僕らの仕事は夜だ。夜の商売だよ。 だけどそれであなた達に迷惑かけましたか? 決して大きな顔してお天道様の下歩いてるつもりは無いし、偉そうな態度とったり、まして意味もなく 威嚇してみたりだとかしませんよ。それなのに言うに事欠いて

ゴミムシってどういう事よ? いくらなんでも酷いんじゃないの? 酷い酷いよ酷すぎるよ(TT) きっとお偉い学者先生が名付けたんだろうね。でもさ、やっぱりどう考えてもおかしいよ 僕たちの事ゴミムシなんてさ。

そりゃあ確かにゴミの下にいるさ。でもそれはそこにゴミがあるからじゃないか。人間がゴミを出さなかったら 僕らそこにいないし、よく考えてよ、僕らゴミの解体屋さんなんだよ。益虫じゃないか。 君たちに危害なんか加えないよ。もう勘弁してよ そんな蔑んだ言い方。

え? ちゃんと蔑称があるの? ・・・・ な、なぁんだ。だったらそっちで呼んでよね(^^;) 僕物心ついた時からゴミムシ呼ばわりされちゃってたもんだから、もしかしたら僕は ジョージ秋山の漫画の登場人物なんじゃないかと思ってたんだぁ。そ、それで何て言う名前なの?

へ、ヘッピリムシ?! そ、そんな・・・あんまりじゃないかぁ。人間てなんて非情な生き物なんだ。 下等動物だとか虫けらなんて言葉使う生き物だもんなぁ。 ああ、そうですよ。僕らの仲間には臭腺を持ってるものがいて 確かに臭い匂いを出すさ。脂肪酸とか出しちゃうさ。でもね、それは危険から身を守る為の 防御物質じゃないか。それなのに・・・うわっ! ぶたないでっ! 潰れちゃうから! 死んじゃうから! がんばってハムシとか食べるから! ハムシってのは葉虫と書くように稲とか植物食べちゃうんだよ。 害虫だよ。そいつら駆逐するからっ。

ハァハァ・・・わ、分かってくれましたか。不快な思いをさせてしまってすみません。 でも、もう出ていきますから。これから外は寒い季節に向かいますけど 出ていきますから。 え? アテなんてないですけど・・・野宿ですよ。土に穴でも掘って、冬をやり過ごします。 暖かい春が来るまでね。与えられた命を、一生懸命生きますから・・・

ただ、最後に忠告しておきます。ヤツらには気をつけてくださいよ。そう、ゴミムシダマシにはね・・・


よく似ていることでこの名があるゴミムシダマシは穀物の害虫です
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03/2/7
ボラがうようよだって。

みんな気をつけれ。この報道の間に品川区は歩きたばこ禁止条例を可決するつもりだぞ(乱暴)。

TVのニュースで見ましたけど型はまだ小さい、所謂イナとかイナっ子って言ばれるものですね。 名前が変わる出世魚で、一番大きい最後のサイズをトドと言います。そこから『とどのつまり』って言うのですね。

木更津の河川でもよく見かけました。普通群を成して移動するんですけど、それにしても凄い数でしたね。 自分はやらなかったけど船の錨のような大きな3本針で引っかけるギャングって釣り方、よく大人がやってたもんです。

正面から見ると逆三角形でちょっとグロテスク。釣り上げるとぴっちりついた鱗がボロボロ取れて それも気持ち悪がられてたな。大きな体の水生動物にはありがちなプランクトンを主食にする魚で、 砂礫においては土毎口に含んで必要な部分を濾して摂食するから場所や季節によっては匂いが強いんですよね。

でも九州の方ではこの卵がカラスミとして珍重されているし、元々身は鯉に似てる。冬になると脂瞼(シケン) と言って目に白い幕が貼るんです。この頃は身にも脂が乗って食べ頃。薄切りに削いで酢味噌なんかで食べると絶品です。 木更津の河川は昔のように綺麗じゃないから食べなくなってきたけど、出世魚で縁起が良いし、稀に1000にひとつの割合で 身体が金色な個体が現れてメボラなんて言われ珍重される事も。本州以南至る所でみられる魚だけど 生態がよく分からないところがあって、前述のカラスミだって何故か九州の方でしかお目にかかれないんですよね。 なかなか食卓に上がらないから広く知られてないのかな?

知られて無いと言えば最近の女性はスタイルが良い等と言われるけど、その表現で八頭身って言うじゃないですか。 多くの八頭身の方の股下って、身長の丁度半分なんですってね。これは知らなかった。 つまり180cmあったら股下は90cmあるそうで。 Numberはジーンズを買っても裾上げして貰う事は一度もないので、別に脚が長いわけじゃないだろうけど 短足って事もないと思ってたんですよ。股下大体80cmらしいのですが、それだと身長160cmしかあっちゃいけないのね。 朝起きた時(こればっかり)179cmあるのに(TT)

でもさ、一度もジーンズの裾上げした事ないんだから日本人としては普通とも言えるけど、欧米の方やそれに準ずる長さの人だと そこいらのジーンズでは使い物にならないって事でしょ? 僕らはそんな、現代人としては本来より裾の足りないジーンズをありがたがってる。

トドのつまりボラれてるって事だよね。
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タッチ
03/4/25
「かっちゃん。本当に行ってしまうの?」

「ゴメン。ミナミを甲子園に連れて行くって約束したのに・・・」

「ううぅん・・・いいのよ。かっちゃんだって、自分の為の夢を見てもいいと思う。大丈夫。ミナミはもう、覚悟決めたから」

「ミナミ・・・」

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「センパイ! 聞きましたよ。私たちをおいて出て行っちゃうって! どうするんですか? こんな原作と違う展開を 勝手に進めちゃって。あっちこっちで叩かれますよ!」

「由加ちゃん・・・ごめん。だけど僕は・・・」

「センパイは知らないから平気で出て行けるんです! 次は・・・次は朝倉先輩の番なんですよ!」

「え? だってミナミはそんな事、一言も・・・」

「きっと心配させたくなくて、黙ってるつもりなんですよ。朝倉先輩のとこに、いてあげてください!」

「わ、わかったよ。僕がいなくなる事で、まさかミナミを・・・男にするわけにはいかないっ!」

ベラ 【スズキ目ベラ科】 雄がなわばりをつくりハレムを形成。集団の中に一匹の個体だけが雄であり、その雄を排除すると 他の雌の中の一匹が雄に性転換するものがある (民明書房刊 南場釣遊著 「魚について語らせて」より)。

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懐かしい君
06/2/16
「マスターひさしぶり!」

ちょっと目を疑った。本当に久しぶりだったから。そして、まさか今時分逢う事なんて考えもしなかったから。いや、そう言えば噂には聞いてんだ。 去年も、風が強くなる季節に帰ってきたって。地元の人間だって、普段は穏やかな気候だから忘れてるけど、この街の春風は嵐のように強い。 君の事を思い出すとき、髪やスカートの裾を気遣う素振りを思い描く奴も多いんじゃないかな。

N:「本当に久しぶりだね。帰ってきたんだ?」

T:「へへっ、春風に誘われてね」

N:「春風って・・・ ・・・木更津の春風は誘うなんて言葉が似合わないくらい乱暴じゃないか」

T:「それはそうだけど、これも木更津らしさなんだからね。自分の住んでる街なのに気に入らないの?」

N:「そんなことは・・・ ・・・良い悪いは別にして、子供の頃は気にもしなかったこの街の顔だもん。気に留めてるだけ この街のことを思ってるよ。いつも気ままに、何処かへ行っちゃう女の子より」

T:「あー、意地悪だな〜。前にも確かそんな台詞言ったよ〜。でも離れて暮らしてる私の方がこの街の良さを知ってたりもするんだぞぅ。」

N:「良いと思うなら何処にも行かなきゃいいのに・・・ ・・・」

T:「あ〜、寂しがってくれるんだ〜」

N:「みんなも寂しがってるよ」

T:「みんなって・・・ヒメちゃん達元気なの?」

N:「うん、元気元気。最近よく顔出してくれるよ。シマ君とかも昨日来てたしさ。あ、ミナミちゃんはご無沙汰だな。 みんな知らないんじゃないか? タニーが帰ってきたこと?」

T:「うん・・・まだ逢ってないもん。でも、マスターが最初に見つけてくれて嬉しい!」

N:「おいおいヤベェよタニー。これでも一応 男の子なんだぜ(笑) まぁ、また賑やかになるね、この街も」

T:「うん! 早くみんなに逢いたい!」



ずっと姿を見せなかったマルタニシのタニーが、今日久しぶりに表れてくれました。
登場人物
ヒメちゃん:最近みんな元気なヒメダカ達。
シマ君:なぜか一匹だけふよふよ泳いでるシマドジョウ。
ミナミ: まだ姿は見せないミナミヌマエビ。