Scene 5.「紅龍3」 Date: Feb. 11, 1999 「派手にやっているな。長老達が騒ぎ始めだしたぞ。」ソファーにくつろぐその男はそう切り出した。 「ここに来るとはどういう風の吹きまわしだ?」男は話を無視し逆に切り返す。 「ふん、そもそもこの船は私のものだ。私の船に来るのに遠慮はいらないさ。」とソファーの男は気を損ねた風も なく答えた。「まあそうだ、どのみちグループすべてがお前のものだからな、総帥様。 さて、無駄話をしに来たわけではあるまい。」
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