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ひとりごと

1997年9月




1997/09/01

 昨日の『ちびまる子ちゃん』はまる子が宿題に追われておおわらわになる話
でした。一昨日の『あずきちゃん』の再放送もだいずの宿題にまつわる一騒動
というような内容でした。
 今日は九月一日、小学校や中学校では今日が二学期の始業式というところが
多いでしょうし、夏休みも終盤にさしかかる頃には必然的に前述のような“夏
休みの宿題”の話題が大きくクローズアップされるようになるんでしょうね。

 しかし私自身は夏休みの宿題であんなに必死になった記憶ってあまりないん
ですよね。とは言っても宿題なんて早い時期にさっさと片付けちゃうような、
しっかりした子供だったという訳ではありません。むしろその逆、基本的に宿
題なんてやらなかったんですよね。(笑)
 やったとしても昨日の『ちびまる子ちゃん』でまるちゃんがやってたみたい
に、適当にお茶を濁してたとかそんな感じだったような気がします。
 それで休みが終わって怒られなかったかというと……、あんまり覚えてない
ところをみるとそんなに怒られなかったようです。
 そもそも私の場合、家で勉強する、などという習慣がなくて普段の宿題もあ
んまりやっていったことがなかったんですよね。それもあって怒られなれてた
ので夏休みの宿題に関しても特別に怒られたという印象があまり残ってないの
かも知れません。(^_^;)
 中学の頃は殆ど毎日のように宿題を忘れたってんで、椅子の上に正座させら
れてましたねー。実際、宿題なんてその気になってやればそんなに手間のかか
るものでもなかったような気もしますが、その“やる気”を出すという行為が
私は苦手で……、つまり昔も今と変わらずどうしようもないずぼらな性格をし
ていたってことですね。(苦笑)

 夏休みというと宿題よりも泳ぎに行ったり、虫取りに行ったり、縁日に行っ
たり、おばあちゃんちに遊びに行ったり、その他いろいろ遊んだ記憶の方が印
象に残ってます。
 当時私の住んでた家の裏に竹藪がありまして、竹藪と言っても竹だけじゃな
くてクヌギなどの他の木も生えてる雑木林みたいなところで、結構、カブトム
シ、クワガタムシなんてのもよく取れました。大体、子供の例に洩れず、私も
虫の類は大好きだったので、弟や近所の遊び友達と一緒によく虫を捕まえに行
ったものです。カブト、クワガタというメジャーな虫だけでなく、毛虫とか蜘
蛛みたいな虫も平気で触れましたし、蛾の類もいろいろきれいな色をしていて
好きでした。いっぱしの“虫愛ずる少年”だったって訳です。(^_^;)
 泳ぎも小学校二年生の頃までは全く泳げなくて顔も水につけられなかったの
ですが、二年生の時にスイミングスクールに通ってからは得意になりました。

 夏というと子供の頃は=夏休みって感じでなんだかとっても輝いている季節
だったような気がします。現在では輝いているというより暑さにうだる季節っ
て感じの方が強いのですが、子供の頃の楽しかった記憶ってのが心のどこかに
住み着いていて、やっぱり今でも夏は大好きな季節なのでした。

 あ、でも秋も好きです。その話はまた今度。

                      1997/09/01 眠夢


1997/09/04

 昨日、妹から電話がかかってきました。あんまり耳に馴染みのない声の女の
人からの電話だったので、電話を取った時には「あれれ、誰だろう??」と、
少々、訝しく思ってしまったのですが、なんのことはない妹でした。
 妹からの電話にこんな反応をすることの方が普通の人から見れば、少々“変”
に思えるかも知れませんが、なんせ5〜6年前に祖母のお葬式があって以来、
一度も会ってなかったりしますので、そのように思ってしまうのも無理からぬ
ところでしょう。(私は実家には全然帰らない人なもんで……。(^_^;))

で、電話の用件なのですが、父方の祖父が亡くなったとのことでした。母方の
祖父母は私が子供の頃に亡くなっており、父方の祖母も数年前に亡くなりまし
たので、これで私には祖父母がいなくなってしまいました。
とは言っても祖父は明治生まれでたぶん96〜7歳にはなっていた筈ですので、
大往生って感じでしょうね。今日がお通夜で明日がお葬式だそうです。

 それはそれでいいのですが、お葬式となるといくら私でも礼服を着なくては
なりません。しかしその礼服、最近着る機会がなかったもので押し入れの中に
適当に放り込んであったりしまして、出してみるとくしゃくしゃになっとりま
した。(^_^;)
 今日はクリーニング屋さんに持って行って大急ぎでクリーニングして貰わな
くてはなりません。前もって判ってれば対処しておくことも出来るのですが、
流石にこういうケースはそういう訳にはいきませんし……。
 それとネクタイがまた問題なんですよね……、普段、私はネクタイを締めな
くてはならないような服を着ることがありませんので(と、いうよりそういう
類の服は持ってません)、この年になって未だに自分でネクタイが締められま
せん。仕方がないので会場に行ってから妹に締めてもらうことに致しませう。
(^_^;)

 まあなんだかんだ言いつつも弟や妹や親戚の人たちに久々に会えるのが、な
んだかちょっぴり楽しみだったりする眠夢なのでした。(御葬式の時にこんな
ことを言うのは少々不謹慎なのかも知れませんが……。)

                      1997/09/04 眠夢




1997/09/06

 昨日は祖父のお葬式に行って来ました。祖父の家は能勢の方にありまして、
阪急電車と能勢電鉄を乗り継いで、うちからだと約二時間半くらいかかったで
しょうか……。
 祖父は今年で96歳だったそうです。1901年だか1902年だかの生ま
れだそうで、ちょうど二十世紀のほぼ始まりから終わりまで生きたってことに
なりますね。
 子供の頃は祖父母と同居していた訳ではなかったのですが、その頃私は宝塚
に住んでいて家が近かったこともあり、祖父母の家には頻繁に遊びに行ってい
た記憶があります。妹が生まれる時などはかなり長期間、弟と一緒に祖父母の
家に預けられていました。当時祖父はまだ70歳前後くらいの年齢だったと思
うのですが、その頃の祖父が一番記憶に残ってます。
 庭で薪を割っていたこととか(当時、おじいちゃんの家では薪で風呂を沸か
してました。)、近所の公園に蝉取りに行ったこととか、いっしょにお風呂に
入ったこととか……。
 祖父は75歳まで会社勤めをやってたそうで当時から随分元気なおじいちゃ
んでした。(どこぞの大きな会社の偉いさんだったらしい。)


 六年前の祖母のお葬式の時にも思ったことですが、お葬式というのは大人に
なってしまうと普段なかなか会う機会のない親類縁者が一同に会するという一
大イベント、というような性格もあるんですね。
 昨日もロサンゼルスにいるという従妹が一人だけ来ていなかったものの、神
先家の一族郎党が全国から集まってきていました。(と、いっても殆どの人は
近畿圏に住んでいるのですけど……。一番遠くから来たのが今、東京にいると
いう従弟が一人でした。)
 従妹のゆうちゃんはいつのまにか名字が変わってるし、チビで生意気だった
茂くんも嫁さんとチビを連れてるし……。昔、いじめっこだったまりちゃんは
すっかりおばはんになってるし……。(^_^;)
 まさこおばちゃんなどは、「小さい時はおしめ替えてあげててんよ、覚えて
る?」とかなんとか話し掛けてきたりします。そんな覚えてる訳ないってば!
(^_^;)

 また別の叔母が酔っ払って「もっと飲め飲め。」とからんできます。私はお
酒が嫌いな訳でもないんですが、あんまり強くなくてちょっと飲み過ぎるとす
ぐに気分が悪くなってしまうのでこれには少々閉口しました。この叔母は昔、
当時まだ二歳か三歳だった息子(私の従弟ですけど)に、ビールを飲ませて喜
んでたというとんでもない叔母だったりします。(^_^;)

 祖父も含めて私にとっては既に思い出の中に住んでいる人達ですが、懐かし
いのも相まってなかなか新鮮な一日でした。

                      1997/09/06 眠夢



1997/09/08

 一週間くらい前から『同級生2』というゲームをやってます。と、いっても
最近発売されたPS版でもWIN版でもなく中古で買って来た98版です。や
っぱり元々は18禁で発売されたゲームですし、規制のきついPS版よりはは
っきり18禁と明記してあるパソコン版をやりたいと思うのは、自然の情とい
うものでしょう。
 そのゲームは随分前からかなり評判になっていたソフトでしたが、私はなん
となく手を出していませんでした。
 アダルトゲームのメーカーというと私としてはどちらかというとエルフより
もアリスソフトの方をひいきにしていたというのもありますし、なんと言って
も似たようなジャンルと思われる『ときめきメモリアル』に先に転んでしまっ
たというのも大きかったと思います。
 『ときめきメモリアル』は御存じの通り、アダルト的な要素は全く排して、
少女マンガやラブコメ等であるような、プラトニックな初恋ストーリーをシミ
ュレートしたようなゲームです。その楽しさを先に体験してしまったため、H
を前面に出した恋愛シミュレーションなんて邪道だ、みたいな気持ちが芽生え
てしまったのですね。
とはいうものの、それはそれ、これはこれで(^^;、一度プレイしてみたいなぁ、
と思っていたのも事実でして、単にきっかけがなかったというだけだったかも
知れません。で、最近PSでもぱっとしたゲームがありませんし、なんかいい
ゲームがないかなぁ、とか思っていてなんとなく中古屋さんで買ってしまった
のでした。

 さてこの『同級生2』ですが、果たして評判通りのはまれるゲームなのかど
うか、少し懐疑的な気持ちを持ちつつもプレイを始めました。最初のうちはは
っきりつまらなかったです。プロローグの部分のミニアドベンチャーゲームは
なんか面倒でしたし、本編に入っても何をやるといいのかよく判らなかったり
しまして……。それに芳樹だとか天道なんて不気味なキャラが町の中を徘徊し
てますし……。(^_^;)
 でも段々、イベントとかが起こるようになってくると面白くなってきますね。
目当ての女の子に会えないかとあちこちうろうろして、やっと会えるとやっぱ
り嬉しいんですよね。
 しかしハッピーエンディングに到達する条件は少々厳しいようです。ときメ
モの場合だと詩織以外は割りと楽にクリア出来ますが、『同級生2』の場合は
きっちりと手順を踏んでイベントをクリアしていかないと駄目みたいな感じで
……。で、何回かめめやろを繰り返して漸く二人分のハッピーエンディングに
辿りつくことが出来ました。
 その二人というのは友美とみのりちゃんなのですが、最初のプレイからこの
二人が気にいってまして、主にこの二人に対象を絞ってプレイをしていました。
で、攻略した時も二股かけたプレイでセーブデータをロードし直して二人分の
エンディングを見ました。二人ともメガネをかけたキャラだったのはたぶん偶
然でしょう。(笑)
 クリアした後、たまたまハイパープレイステーション10月号の『同級生2』
の記事を見たのですが、友美ってキャラはこのゲーム中でも再難関のキャラだ
なんて書いてありました。勿論これはPS版の記事ですけど、98版でも似た
ようなものでしょう。とするとすっごく難しいと感じたのは選んだキャラが悪
かった、という可能性もあります。

 もう一つこのゲームをプレイしていて思ったのは意外とHなシーンが少ない
んですよね。時々、少しHっぽいイベントがあることはありますが、きちんと
Hをする為にはしっかりイベントをクリアして女の子と仲良くなっていなくて
はなりません。だもんでHを目当てに購入してしまうと少々がっかりする人も
いるかも知れません。でも苦労して漸くHに辿りついた時の達成感もまた格別
な訳で……、それがきっとこのゲームの醍醐味なのでしょう。

 総合的に見るとやはり評判だけのことはあるゲームだなぁ、と思いました。

                      1997/09/08 眠夢


1997/09/11

 リンクの部屋にゲームメーカー関連へのリンクを追加しましたので、昨日、
今日とあちこちのゲームメーカーにリンクを張った旨の連絡のメールを出して
ました。
 リンクに関しては個人のホームページだと「リンクはフリーですが、連絡下
さい。」というスタンスのところが多いですよね。
 しかしメーカーとなるとメール等も沢山来るでしょうし、私みたいな一介の
個人が作ってるHPからリンクを張ったからってどうってことないだろうし、
かえってそんなメールを送るのも失礼かなぁ、なんて気持ちもあって、今まで
リンクを張るのを躊躇していたのでした。
 日本ファルコムの場合は「リンクフリー、連絡の必要なし」と明記してあり
ました。またエルフも「リンクフリー」と明記してましたので、この二つはメ
ールを送ってません。
 しかしゲームメーカーではありませんが、スタジオジブリのホームページで
は「リンクはフリー、しかし連絡が欲しい」と、いう旨のことが書いてありま
した。(ジブリにはまだリンク張ってませんけど。)
 他は(もしかすると見落としもあるかも知れませんけど)リンクに関しては
特に明記していなかったと思います。
 はっきりと書いてあれば、対処しやすくてよいんですけどね。基本的にはリ
ンクを張った場合は一応連絡を送るということでいいんでしょうか……。


 話は変わりますが、オリックス弱いですねぇ・・・。もう少し優勝争いが白
熱していれば、このHPにもオリックスを応援するコーナーなんてのを作って
みようか、なんて計画も立てていたのですが、そんな意欲はすっかり減退して
しまいました。(^_^;)

                      1997/09/11 眠夢


1997/09/15

 このHPも公開から二ヶ月半にして漸く1000アクセスを超えました。
昨日の朝アクセスした時に999という数字でしたので、きっと今日は超え
ているだろうと思ってはいましたが、やっぱり区切りのいい数字に到達する
と励みになりますよね。
 アクセスして下さったみなさん、どうもありがとうございます。(^_^)

 大体、最近のアクセスカウンタの動向を見てみますと少ない時で10程度
、多い時で30くらいと結構波がある感じです。平均すれば20弱くらいと
いうことになるでしょうか……。
 ちょっとしたアクションを起こした時はそれに応じて、一時的に多少増え
るということもありますが、すぐに元に戻ってしまいますね。

 取り合えず通過点ということで、更に2000、3000、10000、
20000とアクセスして頂けるように、それなりにマイペースで頑張って
いきたいと思います。これからもよろしく。(^_^)

                     1997/09/15 眠夢


1997/09/17

 ドラマ『ガラスの仮面』、一昨日が最終回でした。ドラマって私はあんまり
見ないんですけど、月曜八時のテレビ朝日系のこの枠のドラマは去年の『イグ
アナの娘』以来割りと見ています。少女マンガ原作のドラマ化作品が多いとい
うのが主な理由なのですけど、『イグアナの娘』や『名探偵保健室のおばさん』
ってのはなかなか面白かったです。

で、『ガラスの仮面』なのですけど、原作は言わずと知れた少女マンガの名作
……、とはいうものの、実は私、読んだことがありません。原作の第一話だけ
は知ってるんですけど通して読んだことはありません。でもずっと前にアニメ
化された時には少し見てましたので“紫のバラの人”などのおおまかな知識は
持ってました。
 ドラマでは主演、安達祐実……、なのですが、この安達祐実が曲者なんです
よね。何故か私の友人の中には“嫌いだ”という人が多いみたいで……。私は
結構好きなんですけど、そういうと白い目で見られてしまいます。(^_^;)
 普段は“おたく”というレッテルを張られながらも世間の白い目にもめげず
アニメファンの仲間としての連帯感を感じている友人たちも“安達祐実”とい
うと「好きじゃない」という人が多くてなんか“ロリコン”みたいなイメージ
で見られてしまうみたいです。
 私自身は“おたく”のつもりも“ロリコン”のつもりもあまりないんですけ
どね。(ときメモ崩壊者がなにをいうか、とか言われそうですが……。(^_^;))

 でも安達祐実って子は『家なき子』の頃から、アイドルの女の子によくある
ようなな“大根”とは違ってしっかりした演技をしていたと思いますし、ドラ
マの中でも凄く存在感があると私は思うのですけどね。存在感がある分、好き
嫌いが分かれるという一面はあるのかも知れませんが。

で、ドラマの方ですが、最終回、北島マヤを妬む女優志願の女の陰謀に巻き込
まれて苦悩するマヤ、なんとかそこから立ち直らせようとする速水真澄や姫川
あゆみ、そして漸く女優としての本能に目覚めるマヤ、一部、首を傾げるよう
な場面もなくはなかったんですけど、なかなか感動的でした。
 特に大都芸能副社長の速水真澄を演じる田辺誠一って人はなかなかいい味出
してたと思います。大都芸能副社長として偽悪的に振る舞い、マヤに憎まれな
がらも、一方では“紫のバラの人”としてマヤを陰ながら見守り続ける。そん
な自分の中の二面性に戸惑う姿ってなんだかかっこいいんですよね。
 姫川あゆみ役の松本恵もなかなかよかったですよね。安達祐実もよいんです
けど、色気はあんまり感じませんもんね。

 ドラマを見ていて原作も一度読んでみたいなぁ、という気になりました。い
つかその内読んでみよう、とは前から思ってはいたのですけど、なんとなく機
会がなくて……。どっかの古本屋で全巻揃いで置いてないかなぁ。

                      1997/09/17 眠夢


1997/09/19

 今日は嵐山の辺りをぶらぶらと歩いていたのですが、大堰川に土左衛門が浮
いてました。
 嵐山まで出かけたのはほんの気紛れ。どこへ出かけようという当てもなく散
歩のつもりで歩いていまして、なんとなく西の方にでも行ってみようか、みた
いな気分になって嵐山の方へ行くことと相成りました。
 あちこち寄り道しながらのんびりと歩いていましたので、嵐山についたのは
うちを出てから二時間くらいしてのことでした。
で、嵐山について売店で抹茶ソフトを買って食べながら渡月橋を渡りました。
抹茶ソフトって結構好きなんですよね。京都の観光地では大抵売ってます。抹
茶の香りとアイスの甘さが調和しておいしいんです。観光地の方に足を向けた
時はよく食べます。
 観光地だけあって修学旅行生とかアベックとかおばちゃんの団体とかが結構
歩いてます。平日でしたので数は少なかったですけどね。
 修学旅行生は観光地に行くと大抵いますね。新京極などは特に多いのですが、
なんといっても京都は修学旅行のメッカですから……。
 アベックもちらほらと見掛けましたが、嵐山にデートに行くと別れることに
なる、とかってジンクスがあるそうです。知らないんかなぁ。

 橋を渡り終わったあたりでなんか売店のおばちゃんとかが、土左衛門がどう
とかって噂話をしていたのを小耳に挟みました。ふーん、そういう事件があっ
たのかなぁ、とかぼんやりと考えながら少し行くと三人くらいのおまわりさん
と何人かの一般の人が集まって川面を見ながら何やら話をしているのが見えま
した。近づいて行って覗きこんでみると初老の男性(だと思う)の死体がうつ
ぶせになってぷかぷかと浮かんでおりました。
 あんまり野次馬よろしくじろじろと眺めているのは気がさしましたのですぐ
にその場は離れましたが、ああいうのって気の毒とかなんとかよりも気持ち悪
いって気持ちの方が先に立ってしまうものですね。
 事件だか事故だか自殺だかはよく判らなかったのですが、あんなの見るのは
初めてだったので、少々びっくりしてしまいました。

 嵐山なんて滅多に行かないのに(せいぜい年に一回くらい)、たまたま出か
けたその日にちょうどあんなのに遭遇してしまうというのは、運がいいのか悪
いのか……。それとも結構時々あるんでしょうか……。う〜〜〜む・・・。

                      1997/09/19 眠夢


1997/09/22

 昨日は栗御飯を作りました。やっぱり秋と言えば栗御飯ですよね。(と、い
う程でもないかも知れませんけど……。(^_^;))
 でも栗御飯ってのは今まで作ったことがなかったので、取り合えず、ちょっ
と料理の本でも立ち読みして予備知識を入れてから作ろうとか思って本屋さん
に寄りました。でも案に相違して栗御飯ってあんまり載ってないんですよね・
・・。“焼き栗御飯”というのが載ってるのが2冊程あったんですが、焼き栗?
う〜ん、ちょっと私の持ってる栗御飯のイメージとは違うような……。
 栗御飯ってのは料理の本に載せる程でもない極めて一般的で簡単なメニュー
だってことなんでしょうか……。さつまいも御飯とか栗赤飯なら載ってる雑誌
があったのだけど……。

 でも全く作ったことのない私としては少々迷いがあるんですよね。普通の米
ともち米を混ぜて使う、というのは判るんですが、栗はそのまま生のまま放り
込んでもよいのか、ちょっと先に茹でておいた方がよいのか? とか、塩とか
醤油とかだしとか味付けは要るのか要らないのか、とかいろいろ……。
 お赤飯なら何度か作ったことがあるので得意なんです。赤飯の場合は炊く時
に塩少々を入れておかないと味がすかすかになってしまいます。それを考える
と塩少々とかは栗御飯の場合にも入れておいた方がいいかなぁ、なんて……。
 結局「ま、いいや、適当にやっちゃえ!!」ってな感じで適当に米ともち米
を研いで、栗の皮剥いて入れて、塩少々入れて炊いてみました。するとなんと
かそれらしいものになりました。作る前はいろいろ迷ったのですが、作ってみ
ると「な〜んだ、簡単じゃないか」って感じでした。でも栗の皮を剥くのは滅
茶苦茶めんどくさかったです。(^_^;)

で、栗御飯だけでは少々淋しいので、“秋”というテーマでおかずを考えまし
て、秋刀魚を買ってきました。秋刀魚は近所のスーパーで一匹百円で売ってま
すんで安上がりです。焼き魚に関してはオーブントースターで焼くというお手
軽な技がありますので楽勝です。
 秋の味覚ということになるとここにあと松茸でもあれば完璧なのかなぁ、と
いう気もしたのですが、松茸ってのは高いですからねぇ・・・。それに殆ど食
べたことがないので、松茸に対する思い入れなんてのもありませんし……。ま、
なくても問題ないでしょう。

 んな訳で秋の味覚をおいしく頂いた夕食でした。(^_^)

 余談ですけど、高校の時、図書室の司書をやってた女の先生が新婚の頃、栗
御飯を作って旦那に食べさせたことがあったそうですが、旦那に「今日のイモ
御飯、うまいなぁ。」なんて言われてがっかりして数日旦那と口を聞かなかっ
たなんてことがあったそうな……。(イモと栗って色といい味といい似てると
言えば似てますし、ちょっと旦那さん気の毒かなぁ、という気もしましたが…
…。(^_^;))

                      1997/09/22 眠夢


1997/09/25

 『新世紀エヴァンゲリオン』というアニメがあります。実は今まで噂には聞
いていたものの、見たことがありませんでした。うちではテレビ大阪が受信出
来ない、というのが主な原因なのですが、京都ではテレビ大阪が受信出来ない
地域が多いようです。で、テレビ東京系のアニメが見られません。
 テレビ東京系はアニメの宝庫ですし、それが見られないというのはアニメフ
ァンとしては致命的なので、もし今度引っ越す機会があったら何がなんでもテ
レビ東京系のチャンネルが受信出来る地域にしようと思っているのですが、な
かなか引っ越す機会もありません。
で、エヴァも当然本放送は見ませんでしたし、再放送でも見たことありません。
レンタルビデオ屋さんには沢山並んでますし、巷で話題にもなってるので一度
見てみないとなぁ、とはずっと思っていましたが、なんとなくきっかけがなく
て見ないままだったのでした。
 ですが先日、たまたま近所のレンタルビデオ屋さんで100円セールなんて
やってたこともありまして、この際だから見てみようと思って借りて来ました。
ビデオはまだ最終話までは出てないんですね。取り合えずビデオ屋さんにあっ
た第弐拾話まで一気に見ました。

 取り合えず見ての感想なんですが、トップをねらえ、不思議の海のナディア
などとも共通する庵野さんの色はやっぱり感じますね。ちょっと凝ったSF的
な設定とか演出とかきれいでかっこいいお姉さんが何人も出てくるところとか
……。(^_^;)
 設定とかストーリーとかもきちんと作ってるなぁ、という印象があって、こ
ういうところが人気の原因なのかも知れません。

 使徒ってのはなんか謎の存在ですけど、一体何者なのか? 何故使徒と名付
けられたのか? 興味をそそられるところですね。最初は『トップをねらえ』
での宇宙怪獣と似たような設定なのか、とも思いましたが、ちょっと違うのか
なぁ、よく判りませんけど。それともナウシカでの粘菌みたいなものなのかな?
 エヴァもなんか謎の存在ですよね。第壱話で暴走した辺りで暗示はされてま
したが、拾九話、弐拾話辺りで唯のロボットではない、という感じがはっきり
してきました。
 この辺のところは最終回まで見れば、またそれを補完する映画版とか見れば、
大体既に明らかになっているのかも知れませんし、知っている人から見れば何
を今更って感じになるかも知れませんけど……。

 女性キャラが何人も出て来ますが、人気があるのは綾波レイなんですか? 
実は私、見る前に予備知識として名前を知っていたのは綾波レイだけでした。
林原めぐみさんというとミンキーモモとかスレイヤーズとかもっと元気なキャ
ラの声という印象があったのですが、あんなおとなしい暗いタイプってのはち
ょっと意外な感じも受けました。
 私はどっちかというとミサトさんが好きなのですが、これは登場頻度が高く、
感情移入の為の小道具もいろいろ用意されていたからかも知れません。でもし
っかりしたお姉さんって昔から好きでしたんで……。
 しっかりしてる反面、親しみやすさ、人間味なんかも感じさせてくれるよう
な描写もあるってのがうまいところですよね。三石琴乃さんと言えばなんとい
ってもセーラームーンですけど、うさぎがもっと大人になったら近い感じにな
るのかなぁ、とか連想させられるようなキャラでもあります。うさぎはちょっ
とガキっぽ過ぎるので、安直に並べて考えるのはあんまり適切ではないかも知
れませんけど。

 いきなり連れてこられてエヴァ初號機に乗せられてしまう碇シンジ。こうい
うパターンはガンダムのアムロなんかとも共通する設定でしょうか……。私は
テレビシリーズのガンダムはちゃんと見てなくてあまり知らないのではっきり
とは言えないんですけども……。
 私が連想したのは『戦え!イクサー1』の渚だったりします。シンクロ云々
ってのはイクサー1と共通してますよね。
 いきなりロボットに乗せられて戸惑いながらも戦いの中に入っていくという
導入は割りと一般的なパターンの一つなのかも知れません。ここから戦いの意
味とか自分自身についていろいろ考えて成長していくという形につなげること
が出来ますし、ドラマ作りの一つの要素として面白いですよね。どのように料
理するかは料理人の腕次第、考え方次第ですんで、庵野さん流に作り上げたの
がエヴァだったということになるのかな。

 最初の使徒がアダム、で、エヴァ。死海文書、そして予言を成就させようと
活動する謎の組織ゼーレ。と、くるとゼーレってのは宗教を基盤にした秘密結
社ってことになるんでしょうか。
 しかしあのおっさんたちはなんでそんな予言を鵜呑みにしてしまうのか?
ってのはよく判らないところです。予言というと色々ありますけど、それを面
白いなぁ、と思う人は沢山いても、本気になって信じこんでるって人は少ない
ですよね?
 ま、面白いので設定として使ったということならそれはそれでよいのですけ
ど、何か根拠が欲しいような気もしますね。どっかでそういう超越的な存在、
“神”のようなものを暗示するような場面も出てくるのかな?

 いろいろいい加減なことばかり書いてしまったような気もしますが(^^;、と
にかくなかなか見応えのあるアニメであることは確かですね。続きのビデオは
いつになったら出るんだろう・・・。

                      1997/09/25 眠夢


1997/09/29

 ついこの間まで暑さにうだっていた気がするのですが、いつの間にやら秋分
も過ぎてすっかり秋の気配になってきましたね。
 秋と言えば、芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋、など、いろい
ろ言われ方がありまして、要するにどれも人間が活動するのに最もいい季節だ
ということを言ってる言葉だと思います。真夏のあのうだるような暑さの中で
はなんもやる気が起こらんって感じになっちゃいますけど、それから解放され
て、気持ちのよい季節になってきて人間の活動意欲が増すということになるん
でしょう。

で、今日はスポーツ関連の話題をいくつか。

 昨日のW杯サッカーアジア二次予選のホームでの韓国戦、日本負けちゃいま
したねー。山口の技ありのシュートで先取点を取った時には“これはいけるか
も……”という気持ちになったんですが、その後、日本チームは随分引き気味
になって、攻められっぱなしになってしまって、これはやばいと思いながら見
ていたらその通りになってしまいました。
 気持ちが守りに入ると消極的になってしまって、思うような試合が出来なく
なるという典型ですね。これで今回もまたW杯出場は赤信号って感じでしょう
か。
 最近、サッカーはあんまり見てなかったのですけど、昨年のオリンピックで
のブラジル戦での大金星とかは強く印象に残ってますし、四年前のこともあり
ますので、日本代表チームには、今回は是非とも頑張って欲しいと思っている
のですが、W杯出場に執念を燃やしているのは何も日本だけじゃありません。
相手チームも同じように頑張っているのですから、そう簡単には勝たせて貰え
ないのは当然なんですが……。
 二位以内に入れば取り合えず、可能性は残される訳ですし、気持ちを切り替
えて次の試合は頑張って欲しいと思います。

 プロ野球セ・リーグはヤクルトが優勝を決めましたね。ヤクルトは別に嫌い
な球団ではないのですけど、今年は横浜を応援してたのでちょっと残念です。
 オリックス−横浜の港町対決の日本シリーズを期待していたのですが……。
 一方のオリックスも夏頃までは優勝を確信していたのですが、突然、弱くな
っちゃって、まだ決定はしていないものの、西武の優勝は時間の問題って感じ
で、オリックスファンの眠夢としては今年はちょっとつまらないです。
 私の個人的な見解としてはピッチングコーチの山田久志さんが抜けたのが一
番の要因だと思うのですが……。単に私が山田投手のファンだったから、そん
な風に思うだけかも知れませんけどね。(^_^;)
 でもテレビの解説とかやってるの聞いていると特にピッチングに関しての解
説は、すっごく納得出来るし緻密なんです。
 それだけにどういう経緯で辞めたのかはよく知りませんが、オリックスのコ
ーチを続けて欲しかったなぁ、という気がしています。
 ま、それで絶対優勝出来てたかどうかは判りませんけど……。

                      1997/09/29 眠夢

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