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ひとりごと

1998年6月




1998/06/01

 昨日は愛宕山に登ってきました。んな訳で今朝はキンニクツウで歩くのが辛
い眠夢だったりします。(^_^;)

と、言っても元々は別に山登りをする為に出かけた訳じゃなかったんです。昨
日はとってもいい天気なので、どっかに出かけなくては、と思い立って、取り
合えず嵐山の辺りをぶらぶら散歩でもしに行こう、と気楽な気持ちで家を出た
のでした。
 そんな訳で嵐山へ向かって歩き出したのですが、嵐山に着く前に嵯峨の方に
なんとなく道を折れてしまいました。それで落柿舎、念仏寺と矢印の書かれた
標識に従って歩いていくと、途中で怪我をして溝でうずくまってる子鹿がおり
ました。
 更に歩いて行くとトンネルがありました。で、歩行者が入ってはいけないと
は書いてなかったので中に入ってみました。結構長いトンネルでしたが、長い
トンネルを歩いて通る機会ってあまりないですよね。車が通るとブワワ〜ンと
反響したりして、なかなか面白かったのでした。口笛を吹いてみるとまた反響
するんですよね。
 トンネルを出ると清滝というところに出ました。清滝という地名は聞いたこ
とがありましたが、こんなところにあったとは知りませんでした。
 で、下の方には清滝川という川が流れていたのですが、なかなかきれいな川
で川原ではバーベキューなんかをやってるグループがおりました。

 更にブラブラと歩いていくと“愛宕神社”と矢印のある標識を見つけました。
で、折角ここまで来たんだし、ついでだから行ってみよう、と思ったのが運の
尽き、山登りをする羽目に相成ってしまったのでした。
 その愛宕神社は山の上にあるらしいというのは判っていたのですが、日頃の
運動不足を解消するにもいいかも……、なんて思いながら気楽な気持ちで登っ
て行ったのでした。
 で、最初のうちはゆっくり登っている人を追い抜いたりして、さっさかと軽
快に歩いていました。すれ違う人たちが「こんにちは」と挨拶してくれたりす
ると、なんだか山登りをしているという気分も盛り上がります。
 しかし運動不足の中年(と、私は思っていませんが(^^;)の体力を甘くみて
しまいましたね〜。去年は醍醐山にも登りましたし、私自身はちょっとくらい
山登りしたってどうってことないだろうと、自分の体力を過信していたのです
が、この愛宕山って山は結構ボリュームがある山で、散歩のついでにちょっと
登ってみよう、なんて気楽な山ではなかったようです。
 他の登っている人たちは大抵リュック背負って登山靴を履いてしっかり山登
りルックで歩いておりました。で、当然の結果として1/3もいかない内に息
が上がってその上、足が痛くなってきてしまったのでした。
 ここで引き返す、という選択をすれば賢明だったのですが、折角登り始めた
のに途中で引き返すなんてそんなカッコ悪いことは出来ない! とか思ってし
まう人なんですね、私は……。
で、足の痛みを堪えながら延々と登り続けました。たまたま500mlのペッ
トボトルに入れたお茶と汗を拭く為のタオルを持っていたのはラッキーでした。
最近は暑い日が多いので、出歩く時は大抵これらのものをカバンの中に入れて
おくようにしてるんです。
とは言うものの、歩けど歩けどなかなか頂上には辿りつきません。もう殆どば
てばてになってるところになってる時に辿りついた途中の休憩所には
「ガンバレ! 頂上まであと2/3だ!」
なんて書いてあります。
『げげげ〜っ、こんだけ歩いたのにまだ1/3しか登ってないのぉ???』
と、目の前が真っ暗になるような気分になりました。が、やっぱり折角ここま
で来たのに、引き返すのは勿体ない、と、思い直して登っていくのでした。
 頂上の愛宕神社に着いた時には登り始めてから二時間くらい経っていたでし
ょうか……。後半はもうすっかりばてばてで、ちょっと歩いては立ち止まりま
たちょっと歩くって状態でした。
 頂上に着くとあちこちで登ってきた人たちがお弁当を広げていました。
「しまったぁぁぁ! 私もお弁当を持ってくればよかった・・。」
と、思っても後の祭り、元々、山登りをしようと思って出かけてきた訳ではあ
りませんので、そんなものを用意してる筈がありません。しかも200円もす
る缶ジュースの自動販売機はありましたが、食べるものなんてどこにも売って
ないのでした。山の上で食べるお弁当は本当においしそうで、今度来る時は絶
対、お弁当を持って来るぞ! と心に誓う眠夢なのでした。(^_^;)

 下りは登りと比べると遥かに楽でした。『通りゃんせ』という歌では“行き
はよいよい帰りは怖い”なんて歌詞がありますが、山登りの場合は完全にその
逆ですね。
 勿論、下りというのも足許は不安定ですし、寧ろ登りよりも歩きにくいので
すが、しんどさに関しては下りの方が遥かに楽です。とは言っても登りの時の
酷使で足自体はガクガクでしたし、やっぱり下りも途中で何度か休憩を取りな
がら降りていきましたけど……。
 しかし私以外の登山者を見ると、勿論、バテバテな人もおりましたが、多く
の人は私程には参っていなかったような気がします。ま、人のしんどさっての
は判らないものではありますが、やはりこんな山に登る人たちは山登りに慣れ
てる人が多いんでしょうね。それと同時に自分の運動不足を痛感した眠夢なの
でありました。(^_^;)

 そういえば登っている途中で陸上選手のトレーニングウェアのような服装の
女の子が駆け降りて来るのに出会いました。もしかするとワコールかどこかの
陸上選手だったかも知れません。なかなかかわいい顔立ちをしていた女の子で
したが、太股は思いっきり引き締まってました。
 他にも山を駆けあがっていく男子選手みたいな人もおりました。あんな山を
駆け足で登って降りるなんて人間技じゃないですね。

 京都の山と言うと前出の醍醐山の他に大文字山にも登ったことがありますが、
昨日の愛宕山は一番きつかったです。勿論、昨日の場合は登り口に辿りつくま
でに既に二時間以上あちこち歩き回ってた、というのもありますが……。

 んな訳で今日は足が痛いです。もう少し慢性的な運動不足をなんとかしなく
てはいかんなぁ、とか思う眠夢なのでした。

                      1998/06/01 眠夢


1998/06/04

 一週間程前になりますが、インドに続いて今度はパキスタンも核実験を行っ
たそうです。インドとパキスタンはカシミール地方の問題等で何度も戦争をや
ったそうですし、インドが持つなら対抗上自分たちも持たなくては! と、い
うような論理でパキスタンも追随して核実験をやるのではないかと懸念はされ
ていましたが、それが現実となった訳です。
 インドの核実験からたったの二週間くらいですか? こんな短い期間ですぐ
に実験が出来るということは、核実験はまだやっていなかったものの既に核兵
器は持っていた、或はすぐにでも作れるような準備は出来ていた、ということ
ですよね。

 私の考えでは核実験なんかやって経済制裁を受けるより、核実験をやるぞや
るぞと見せかけて、先進各国からの経済援助を引き出す方がパキスタンにとっ
ては得なんじゃないかと思っていたのですが、ニュースでは国内世論に圧され
て……、というようなことも言っていたようですし、パキスタン政府としても
実験をやらないでは済まないような、空気になってしまっていたのでしょうか
……。
 それに核兵器というのは隠し持っているよりも、“自分も持っているぞ!”
と、アピールする方が意味があるということなのかも知れません。

 しかしこれでインドとパキスタンは両者が共に核武装したことで戦争はやり
にくくなったような気はします。実際にはいざ戦争となっても核兵器なんて簡
単には使わないだろう、とは思いますが、絶対使わないという保証はない訳で、
自国に核攻撃の矛先が向けられたら……、というのは大きな脅威になります。
 私などは傍観者に過ぎませんが、実際に対峙している立場からするとその脅
威は相当なものでしょう。となるとうかつに戦争なんて起こせない、という気
分になることは容易に想像できます。
 現に冷戦時代の米ソは代理戦争はあちこちでやっていたものの、どんなに対
立してても結局、直接の戦争にまでは至りませんでした。また数年前にインド
が核武装する方針を決めた直後から、いきなりそれまで対立していた中国との
関係が接近して、友好的になったということもあったそうです。

 唯、戦争は起こりにくくなるだろう、とは予測出来るものの、何が起こるが
判らないのが国際情勢ですし、いつ使ってしまうかも知れない、という心配も
やはり拭いきれないものがあります。
 例えば少年によりナイフによる事件、またアメリカでの銃による殺人などの
時、日本でのマスコミの論調では、“ナイフや銃を持っているから使ってしま
うんだ”という論調が一般的ですし、核兵器に関しても持っていなければ絶対
使うことはありませんが、持っていると或は使ってしまうかも知れない……、
と、言われればそれも確かにその通りなんですよね。
 しかしだからと言って、自分自身を脅かす物から身を守る為に力を持とうと
することを一概に否定する訳にもいかない気がしますし……、この辺は難しい
ところです。

 それはそうとインドやパキスタン、或は第三世界で戦争があまり起こらなく
なると一番困るのはアメリカを始めとする先進国なのだそうです。核兵器って
のは結構安価に作れる兵器だそうで、しかし威力は絶大ですし、こんなものを
持たれてしまうと、今までみたいに高価な通常兵器はあんまり買ってくれなく
なる可能性も高く、それらの武器を売りつけて儲けていた先進各国は困ってし
まうそうな。で、核所有国が核を独占しようとしたのはそういう事情もあった
のだ、というような話もあるらしいです。
 インドやパキスタンの核実験で、核が広がるのは勿論好ましいことだとは思
っていませんが、こういう話を聞いてしまうと途上国側にも同情の余地がある
かな、という気がしてしまいます。なんだかあっちにもこっちにも大国のエゴ
が見え隠れしてるんですね。

                      1998/06/04 眠夢


1998/06/07

 『ドラゴンナイト4』というゲームを先日からプレイしていたのですが、漸
く終了しました。
 このゲーム元々は98の18禁ゲームだったのですが、私がプレイしたのは
PS版だったので残念ながら(?)Hはありませんでした。しかしシナリオの
一部にはHに行きそうなシチュエーションが残されていて、Hゲームだった名
残りも見受けられたような気がしました。
 このゲームは所謂S・RPGで、シミュレーションモードの方は割りとオー
ソドックスな感じでした。で、元々こういうタイプのゲームは好きなので結構
楽しめました。
 難易度もそこそこって感じですね。唯、こういうタイプのゲームでは一人キ
ャラが死ぬと即リセットって感じになってしまいますので、マップの後半で当
たるボスが滅茶苦茶強くて、囮に使ったキャラが一撃で殺されてしまうことが
あるのには少々閉口しました。それと最後のマップは滅茶苦茶難しくて苦労し
ました。(^_^;)

 しかしゲームそのものはそこそこ楽しめたのですが、ゲームの味付けの部分
で少々不満も感じました。

 まずシナリオですね。最近のゲームではシナリオというのも重要な要素とな
っているものが多いと思います。このゲームもその例に洩れず、結構凝ったシ
ナリオでなかなか面白いところもあったのですが、全体的には少々冗長だった
ような感があります。
 キャラにあまり魅力を感じなかったというのもそのように感じた原因だった
かも知れませんが、蛇足のような部分でやけに台詞が多くて、何度も読むのが
面倒に感じてしまいました。
 シナリオに力を入れること自体は別に構わないのですけど、このゲームに関
してはもう少しシェイプアップした方がよかったのではないか? という気が
します。(あくまで私の個人的な見解ですけど。)
 エンディングでキャラのその後を描くというのは、この手のゲームの常道で
すけど、これも長すぎると感じました。ボリュームがあればよいというもので
もないですね。
 はっきり言って見ているのが退屈でした。せめてメッセージの早送りくらい
出来ればよかったのですが、それも出来ませんし……、ま、仕方がないので一
応最後まで見ましたけど、どうでもいいキャラのどうでもいいその後のエピソ
ードまであんなに延々とやる必要はないと思います。

 PS版で付け加えられた要素にキャラクターが喋るという要素と戦闘シーン
のグラフィックがあったのですが、これも両方ともはっきり言って蛇足としか
思えませんでした。
 声はこのゲームではない方がよかったような気がします。ときメモ等の場合
は登場する女の子たちがプレイヤーに対して話し掛けて来るという形でしたの
で、キャラクターの声がプレイヤーの感情移入に大きな役割を果たしていたと
思うのですが、『ドラゴンナイト4』の場合、キャラクターはプレイヤーに語
りかけてくるのではなく、登場人物たち同士で勝手に会話をしている、という
印象でした。
 またこのゲームでは喋るのは一部分だけです。全ての台詞を喋っていたらま
た違った感想になっていたかも知れませんが、それまでずっとテキストを読ん
でいたところにいきなり声が入ってくると、すっごく違和感を感じてしまった
んですよね。それまでテキストを読んでいた時に抱いていたキャラのイメージ
が阻害されるような印象を持ってしまいました。
 その辺のところが声を邪魔に感じた原因だったのではないかと思います。や
はりなんでもかんでも声優を使えばよいというものではないですね。

 バトルアニメもPS版の売りの一つで、なかなか派手な戦闘シーンを見せて
くれるのですが、いかんせん読み込みに時間がかかり過ぎます。
 最初の内はONにしてプレイしていたのですが、2〜3回戦闘するとうんざ
りしてしまって、早々とバトルアニメはOFFにしてしまいました。派手な戦
闘シーンもよいのですけど、あれではゲームになりません。バトルアニメをO
FFにする機能があったことがせめてもの救いですが、もしOFFにする機能
がなければ、途中で嫌になってやめていたでしょう。
 声にしてもバトルアニメにしても、あれはゲームを楽しくする為の物ではな
く、ゲームを宣伝する時の売り文句にする為に付け加えられた物でしかないん
じゃないか、みたいな気さえさせられてしまいました。

 基本的にはなかなか楽しめたのですけど、いろいろと不満点も目につくゲー
ムでした。98版ならHが入る筈ですから、その点でストーリーの方ももう少
し楽しめるのかも知れませんが……。

                    1998/06/07 眠夢


1998/06/11

と、言う訳で、古式ゆかりお誕生日お祝いモードであります。(^_^;)

 “一番かわいい女の子”と言ってしまうと他のキャラのファンの方から苦情
が来るかも知れませんが(^^;、でも思い入れは一人一人それぞれですし、少な
くとも私はかわいらしさでは古式さんが最高だと思ってます。(^_^)

 ときメモファン以外の方の中には面喰った人もおられるかも知れませんが、
キャラへの思い入れ、萌え萌えというのがときメモというゲームを楽しむ基本
なのです。とは言っても実のところ古式さん萌えを前面に押し立てるのはちょ
っぴり恥ずかしかったりもしてるのですが……。(^_^;) あくまで冗談という
か、これも遊びの一つというか……、そういうものですんで、そこんところは
誤解しないで下さいね。(とかなんとか言い訳してしまうところが、私がオタ
クになりきれないところなのかも知れませんが……。(^_^;))
 でもそれだけときめきメモリアルというゲームは私にとっては大きな位置を
占めるゲームだったということになります。

 ときメモを知らない人からみると、オタクで二次コンなゲームであるかのよ
うに映るかも知れませんが、実際そういう面もあるんですが、でもこのゲーム
の楽しさはやった人でないと判りません。
 私自身、買う前はちょっと胡散臭いゲームであるかのように感じてたってと
ころもあったのですが、実際にときメモをプレイしてみると、しっかりはまっ
てしまいました。なんというか今までに経験したことのない楽しさがときメモ
にはあったんですよね。
 基本的には恋愛のシミュレーションというよりはラブコメのシミュレーショ
ンといった方がよいと思うのですが、自分がまるでラブコメの主人公の男の子
になったような、それを擬似体験することがこんなに楽しいことだとは思いも
よりませんでした。
 その後、ときメモを題材としたショートストーリーを書いたりということを
始めたのも、より深くときメモの舞台で楽しみたい、このときメモというゲー
ムの世界観をもっともっと感じていたい、という気持ちがあったんじゃないか
と思います。

 ま、ときメモの主人公ってプレイの仕方にもよりますが、基本的に普通にプ
レイしてれば、女の子にもてもてのスーパーヒーローですもんね。そういう生
活を擬似体験出来ればそりゃ楽しいですよね。私自身、あまりそういう経験を
したことがない、というのもありますけど……。

で、なんだかんだそういう訳なんですが、私の場合の一番の萌え萌えキャラは
古式ゆかりという女の子なのです。この子ははっきり言って変なキャラなんで
すけど、その変なところが妙にかわいい、そんな女の子なんです。
 その古式さんの誕生日が6月13日という設定になってまして、元々このホ
ームページは今までに書いたときメモのショートストーリーを置く場所として
始まったという経緯もありますし、たまにはときメモの特集みたいなことをし
てみてもいいかな、と思って、13日までの三日間は古式さんのお誕生日お祝
いモードなのです。

                      1998/06/11 眠夢


1998/06/14

 10日に始まったW杯も今日が5日目、いよいよ今夜、日本代表のワールド
カップでのデビュー戦ですね。今夜の相手はW杯で二回優勝してる強豪アルゼ
ンチン。ま、希望的観測で勝てるチャンスはない訳ではない、、ということを
言っている人もいるようですが、基本的には相手の方が圧倒的に強い、横綱と
十両が相撲を取るようなものだ、というのが、一般的な見方であるようです。
 でも横綱と十両というのはちょっと極端過ぎるような気もします。今大会の
優勝候補の筆頭はブラジル、、ですか。で、それにアルゼンチンとかドイツ、
イタリア、イングランドなどの優勝経験国、それに開催国のフランスとか、オ
リンピックで優勝したナイジェリア、それにオランダとかスペインも強そうな
んでしたっけ?
 この優勝候補勢が三役以上のチームとするとアルゼンチンは大関くらいの位
置付けでしょうか? 日本は全32チーム中32位だと考えると横綱大関が二
チームづつとして前頭12枚目くらいってとこでしょうか。大丈夫! 横綱と
十両程の力の差はありません!!
 て、ちっとも慰めになってないですね。(^_^;) う〜ん、それでも大関と幕
尻くらいの実力差がある訳ですから……。でも多賀龍は優勝した場所に確か前
頭の二桁の番付で若嶋津に勝ちましたし、少しは望みがあるような気がしない
でもありません。(^_^;)

 ま、そんな訳の判らない理屈はともかく(^^;、時として大番狂わせが起こる
というのは、スポーツ観戦の醍醐味です。オリンピックで日本がブラジルを破
った試合は記憶に新しいところですし、何年か前には高校サッカー選手権で山
城高校が決勝まで進出しました。弱いと評判の京都パープルサンガだってたま
には勝ちます。それらを考えるとサッカーって結構番狂わせがありますよね。
 それにアルゼンチンクラスになると決勝トーナメントにピークを持ってくる
ように調整してるんでしょうし、日本なんてどうせ弱いに決まってる、と舐め
てかかってくるでしょうから、付け込むチャンスはきっとあります。もっとも
番狂わせってのはたまにしかないから値打ちがあるんですけど……。
 でも“サッカーは強い方が勝つんじゃない、勝った方が強いんだ!!”と、
『キャプテン翼』の中で大空翼が言ってました。相手が強いからと怖れをなし
て、戦う前から負けると決め付けてしまうのは面白くありませんよね。

 日本は決定力がないとはよく言われることですが、でも元々サッカーって3
〜4点も入れば大量点って感じですし、そんなに得点が入る競技じゃありませ
んよね。決定的なチャンスを逃すシーンって確かにありますけど、そんなに決
定力がないないと強調されなくてはいけない程じゃないんじゃないかと私は思
うのですけど・・。
 誰か今回の大会で大化けする選手が出てくれないかなぁ、と、私は期待して
いるのですが、どうでしょうか・・。

 出来れば勝って欲しいですけど、それが無理なら引き分け、それも無理なら
なんとか僅差での負けに留めて欲しいところです。とにかく頑張って今夜はい
い試合を期待してます。

                      1998/06/14 眠夢


1998/06/20

 数日前に『ときめきメモリアルドラマシリーズvol.2 彩のラブソング』
というゲームを買ってきまして、現在プレイ中であります。
 もともと古式さんがとってもかわいいイベントがあるらしいというので、そ
れが目当てで買ったんですけど、始めたばかりということもありまして、まだ
古式さんは出てきません。は〜やく、出てこい古式さ〜〜ん!(^_^;)

 ま、それはともかく、このゲームをプレイしていてちょっと感じたことなど。
 このゲームの中での主人公はバンドをやってて、曲作りも担当してるんです
が、その曲作りで悩んでいるという設定で登場するんですが、この主人公さん
が悩むところがなんだか腑に落ちないような気がしてます。(ここからはネタ
バレがたっぷりですんで、プレイしてない人は読まない方がよいと思います。)

 そもそもこの主人公さんって何の為に歌作ってるんでしょう・・。歌を作る
こと自体が目的なんでしょうか……。歌にしても他の物にしても何かを作るっ
てことは自分の中の何か表現したいものがあって、それを形にしていくという
ことだと私は思うのですけど、そういうものは持ってないようにも見えます。
 SSを書くにしてホームページを作るにしてもそうですよね。それを明確に
意識してるかどうかは別にして、やはり心の中に自分の好きな物に対する思い
入れとかこだわりとか言った物があって、それを表現したいが為に作るんです
よね。自分自身に表現したい物がなんにもなくて、唯、作ることが目的になっ
てしまったら、確かに片桐さんがいうようにつまらないことでしかないでしょ
う。
『涙の数だけ優しくなれる』って確かにいい詞かも知れませんけど、それは主
人公自身の体験から生み出された言葉ではなくて、頭の中でこねただけの言葉
でしかありません。

 それとも最初作り始めた頃は無我夢中だったものの、いつの間にかそれを見
失ってしまっていたという状態なんでしょうか……。それをいろいろなエピソ
ードを通してもう一度取り戻すというようなストーリーになるのかな、という
気もします。ま、そこらへんはもう少しプレイを進めてみないと判りませんけ
ど。

 その他いろいろ。

 この主人公さんは曲を前から順番作ってるみたいですけど、どっちかという
と印象的なサビの部分が先にあって、それを生かすようにその他の部分を作っ
ていく方が作りやすいような気がします。

 ギターの演奏ゲームはもう少しいろいろとコードがあれば、これで演奏しな
がら弾き語りが出来るかも……、と思ってしまいました。三種類のコードでも
弾き語り出来る曲がない訳ではないですけど。
 或は、このシステムを発展させてギター型のコントローラーなんて物を作れ
ば、ギターの練習用ソフトみたいなものも作れるかも知れないな、と思いまし
た。

 鈴音ちゃんって女の子、新キャラで結構かわいい子ではあるのですが、とき
メモの個性溢れるキャラたちと比べるとどうしても見劣りしてしまうような気
がします。かわいいのは確かなんですが、私としてはあんまり魅力を感じない
です。もう一人、『虹色の青春』でも登場した秋穂みのりって女の子、あんな
奴嫌いさ。(苦笑)(みのりちゃんファンの人、ごめんなさい。(^_^;))

                      1998/06/20 眠夢


1998/06/23

 ドラマ『ガラスの仮面』の第2シリーズは、来週が最終回ということになる
ようですが、昨日の放送で遂に、速水真澄が北島マヤに「好きだ!」なんて言
っちゃいましたね〜。う〜ん、こういう展開になりますか・・。こういう展開
も予測出来ないことではありませんでしたが、本当に言ってしまうとは……。
と、思ってしまうのはやっぱり二人の年齢差に少し抵抗感を感じてしまうので
しょうか……。

 速水真澄は冷徹で仕事の為ならどんな汚いことでもやってのける、そしてマ
ヤにとっては不倶戴天の仇敵みたいな役を演じているのですが、その一方で紫
のバラの人として影からマヤを励まし続けあしながおじさん的な役割も演じて
います。
 あしながおじさん的なキャラと言ってもいいのですが、普通、こういうキャ
ラ、『あしながおじさん』のジャービス・ペンデルトンとか『キャンディ・キ
ャンディ』のアルバートさんなどはジュディやキャンディの前に姿を現す時に
は好感を持って受け入れられるキャラとして登場して、最後に感激の対面とな
るケースが多いように思うのですが、、速水真澄の場合は全く逆、紫のバラの
人としては心から感謝されてマヤから愛されているのに対し、生身の速水真澄
はマヤから不倶戴天の仇敵と言った感じで憎まれてしまっています。
 一体、マヤは何度真澄に向かって「あなたなんか大嫌いっっ!!」と叫んだ
ことか……。この辺がなかなか面白いキャラだと思います。

 真澄自身、心の中ではマヤのことを誰よりも心配して大切に思っているのに、
マヤの前では常に憎まれ口を叩き、ダーティに振る舞う……。アドバイスをす
る時にもいちいち憎々しい言い方をしてマヤの反発を引き出してしまう……。
 好きな女の子をついいじめてしまういじめっ子と変わらない、と言ってしま
えばそれまでですが、しかし憎まれ役を演じることでマヤの力になろうとする
真澄の苦悩や心の中での葛藤というのは、見ていてなんだか気の毒になってし
まいます。
 でもその辺のところが逆に速水真澄のかっこいいところでもあるような気も
します。

 北島マヤを演じる安達祐実ちゃんも『家なき子』や“具が大きい”のCMを
やってた頃ははっきり子供でしたが、そろそろ高校生くらいになるんでしょう
か? レオタードなんか着てるのを見るとしっかり胸とか膨らんできてて、大
人の体になりつつあるのが感じられます。
 “女の子”から“女”へと変わりつつある年齢なのかも知れませんが、あの
子が大人になっちゃうのはなんだか勿体ないような気がしてます。私としては
これ以上は成長しないで女の子のままでいて欲しいんですけどね。ま、そんな
ことは不可能ですけど……。

 原作はまだ読んだことがないんですけど、いずれは読んでみたいと思ってま
す。

                      1998/06/23 眠夢


1998/06/29

このホームページを公開したのが昨年の6月29日でしたので、早い物で今
日でちょうど一年ということになります。
 インターネットを始めたのが去年のゴールデンウィークの頃なのですが、い
くつか知り合いの人のホームページを回ってみて、その日の内に“私もホーム
ページを作りた〜い!”って気持ちになってしまったのでした。
で、去年の5月にはときメモボードでSSの連載などやってましたので、それ
が終わった辺りから準備を始めて、アクセスカウンタの取り付けの目処がつい
たところで、6月29日に無事、公開と相成りました。

 最初は自己紹介とときメモのSSが三つくらいしかありませんでした。元々
はときメモのSSを掲載するホームページというつもりで作りましたので、今
あるメニューの中で公開当初からあったのは自己紹介の部屋と物語の部屋だけ
でしたね。
 それからいろいろ更新を重ねて、最初の頃に比べると随分、ちゃんとしたホ
ームページになったなぁ、と自分では思っているンですが、なんか行き当たり
ばったりでいろいろとメニューを増やしてますんで、ちょっと雑然とした感じ
になってきてるかな、、という気もしないでもありません。(^_^;)
とは言ってもこのホームページに関しては、明確な方針ってのはあまりありま
せんし、アニメやゲームの話題を中心にして、好きなことを好きなようにやる
というのが、このホームページの方針と言えば方針ですので、ま、それはそれ
でいいかなぁ、と思ってます。

 これからどんな風になっていくか、いつまでホームページを続けることが出
来るのか、よく判りませんが、ホームページは基本的には私にとっては遊び場
ですので、出来るだけのんびりと続けていけたらいいなと思ってます。

                      1998/06/29 眠夢


1998/06/30

 先日からプレイしていた『ときめきメモリアルドラマシリーズVol.2』
一回目はバッドエンディングになってしまったのですが、途中のセーブデータ
でやり直してなんとかハッピーエンディングに辿りつくことが出来ました。
(ネタバレありありですので、まだプレイしてない人は読まない方がよいかも
知れません。(^^;)
 曲の方は一回目のプレイでぎりぎりAパート前半のOKを貰ってましたので、
それをそのまま数日前、2枚目の冒頭あたりに持って行って再開しました。
 要するに曲さえ早い時点でOKを貰っていれば、ハッピーエンディングの方
にいけるってことなんですかね。次の日から新たな展開へ向けてストーリーが
動き出しました。
 しかしエンディングに大きく直結している、曲作りのミニゲーム(?)は私
は非常にうっとうしく感じてしまいました。
 康司のバカはいちいち文句ばかり言ってくれますし、“こいつ何様のつもり
やねん、腹立つガキやな。”とか思いながらプレイしてました。(^_^;)

 ストーリーそのものは割りとオーソドックスな感じですね。片桐さんを中心
としたエピソードと彩のメンバーを中心としたエピソードが相互に影響しなが
ら、並行して進んでいくという形でしたが、どちらもそこそこ無難にまとめて
あるって印象になるでしょうか……。

「どうして私じゃ駄目なんですか!?」とか「妹なんかじゃない! 妹なんか
じゃ・・。」という鈴音ちゃんの台詞はどっかで聞いたような台詞ですし、最
後にみんないい人になってしまうというのもありがちなパターンです。
 ま、パターンはパターンとして、それが悪いという訳ではないのですが、こ
のゲームの場合、少し話の持って生き方が唐突だったり強引だったり、したよ
うな気がしてしまったこともあり、本筋のストーリーにはいまいちはまれませ
んでした。
 鈴音ちゃんが切れるシーンでは声優の人が熱演しておられたこともあり、私
としても聞いてるのが辛くなってくる程だったのですが、いかんせんストーリ
ーの流れに乗り切れずにいたこともあり、そこで感情移入していくまでには至
らなかったのは残念な気がします。

 6月20日のひとりごとでは主人公の歌作りの姿勢に疑問を感じているとい
うようなことを書きましたが、片桐さんを中心としたエピソードの方では要す
るにその点がテーマとなっていたようですね。
 しかし主人公が中学一年の時に作った歌に関しては、特に歌詞に関してです
が、中学一年生の男の子が自分の素直な心情を書いた歌としては、少々不自然
に感じました。
 ま、そんな細かいことに注文つけてもあんまり意味はないのかも知れません
が、どうせなら作曲のスタッフが実際に初めて作った歌なんかを持ってきてみ
たら面白かったかも……、という気もします。でもそれではストーリーに合致
するような曲にはならなかったのかも知れませんが……。

 それと最終的に主人公さんの作り直した歌はみんなから褒めて貰えた訳です
が、現実にはなかなかそううまく行くものでもないと思います。でも本当は必
ずしも人から褒められる必要はないのかも知れない、とも思います。
 自分が作りたいものを作ろうとして、自分で満足出来るものが作れたのであ
れば、それが一番大切なことであって人の評価ってのは二の次なんじゃないか
という気もするんです。ある意味でそれではマスターベーションでしかない、
とも言えるかも知れませんが、自分自身が納得出来るものを作ること、私はそ
れが一番重要なんだと思います。
 そうは言いつつもやっぱり人に聞いて欲しいという欲求もまた強いものがあ
るのも確かですし、誰かに感動して貰えて自分がその中に込めた思いが誰かに
届いたという実感が持てたとしたら、こんなに嬉しいことはないんですけどね。

 でもなんだかんだ言いつつも結構、このゲーム、楽しめました。本筋のスト
ーリーの方はそこそこって感じでさほど感情移入もしなかったのですが、放課
後や夜の電話での他の脇役で出てくる女の子たちとのコミュニケーション、こ
れがとっても楽しかったです。“私も編み物とお料理のサークルに入りたいな
ぁ。!”なんて思ったりして……。(^_^)
 ま、最初のプレイでバッドエンドになってしまったのも、そちらにばかり気
をとられていたのが原因の一つだったかも知れません。(^_^;)
 クリアすると放課後モードという、本筋とは関係なくサブキャラたちとのエ
ピソードだけを楽しめるモードもあるみたいなので、これからそちらも楽しみ
です。(^_^)

                      1998/06/30 眠夢

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