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ひとりごと

1999年6月




1999/06/08

 先日のやっちーさんたちとのオフでDDR(ダンスダンスレボリューション)
というゲームを初めてやりました。
 DDRというのは知っている人は知っていると思いますが、コナミが出して
いる音楽リズム系のゲームで、音楽と画面に表示される矢印に合わせて、足下
にある四方向の矢印のある台を踏むというゲームです。
 で、まあ私はDDRはやったことなかったのですが、やっちーさんやOPU
さんに会ってみたいなという気持ちもあって、DDR中心のオフにのこのこと
出掛けて行ったのでした。
 で、ゲーセンに連れて行かれて、みんなが楽しそうに踊ってるのを見て、興
味を惹かれつつも、最初はみんなうまいので少々気後れしていたのですが、取
り合えず誘われてやってみたのでした。
 でも初心者なので当然ですけど、あんまりうまく行かないし、なんか訳判ら
ん状態な感じだったのですが、何度かやっているうちに多少踏めるようになっ
てきた気がしました。するとなんとなく面白くなってきたような気がして、も
っとやってみたいな〜、という気になってきました。

 てな訳でオフが終わって、昨日、一昨日、一人でゲーセンに行ってやってき
ました。
 一昨日は日曜日だったので結構ゲーセンにも客が多く、しかも私がプレイし
ていると子供がじろじろと軽蔑したような視線(と、私には思えた(^_^;))を
送ってくれたので、最初は思わず気後れしちゃって敢え無く敗退。(^_^;) で
も気を取り直して別の店に行って何回かやっていると時々足をもつれさせつつ
も、運がよければ四回最後まで行ける時もありました。
 でもやっぱり人に見られてると恥ずかしいですし、昨日は月曜日だったので、
子供が学校行ってる間にこっそり練習してやろうと思って、雨の中ゲーセンに
足を運びましたが、小中学生は学校行ってても大学生くらいの学生は結構、ゲ
ーセンに来ているんですよね。しかも何人かDDRをやっている人もいたので
すが、滅茶苦茶うまいの・・・。
 他人は人のことなんかあんまり気にしてないかも知れないですけど、このゲ
ームってプレイしてると結構目立つような気がするだけに、思わず自意識過剰
になってしまうのでした。(^_^;)
 でも大学生くらいの人だったら、私とそんなに変わんないや、という気にな
って足マークが二つとか三つとかの簡単そうな曲を選んで何度かトライ。やっ
ぱり時々足がもつれますし、一回ミスしたら訳判らなくなっちゃう時もありま
したが、でも訳判らないなりになんとなく踏めたりということもありまして、
そこそこ遊べるようになってきたような気がします。

 てな訳で少しずつはまりつつあるような感じなのですが、しかしこんなのに
はまっちゃうとまずいよな〜、という気持ちも心の端っこには根を張ってたり
します。というかうちはビンボーなもんで、ゲーセンに入り浸ってたりすると
たちまち財布が悲鳴をあげてくれそうな気がして……。(^_^;)
 PS版のソフトも発売されているので、家で練習出来ればいいんですけど、
やっぱり専用コントローラーがないとあんまり意味がありませんよね。しかし
うちの部屋には足踏みようの専用コントローラーを広げるスペースがありませ
ん。取り合えずごちゃごちゃと氾濫している物をどけてスペースを確保したと
しても、うちみたいなぼろアパートでプレイしたら、たちまち苦情が来るのは
目に見えてますし、下手をすると床が抜けてしまいそうな気がします。
 で、練習したけりゃゲーセンに行くしかないんですよね。しかもまずいこと
にうちから歩いて10分、自転車なら5分もかからないところにあるゲーセン
にしっかりDDRが設置されていて、行こうと思えばすぐ行けます。しかも今
週いっぱい仕事が休みだったりして……。(^_^;) こんな条件下では思わず踏
みに行ってしまって、来週には生活費にも事欠くようなことになりは市内かと
心配だったりして……。(^_^;)

 でもうまくなりたいもんね〜。今度やっちーさんやOPUさんに会う時には
もちっとうまくなって自慢したいのであります。(ま、自慢できる程にうまく
なれる可能性は0に近いでしょうけど。)
 このゲームは運動不足の解消にもよさそうですし、健康的な気もするので財
布とも相談しつつ程々に楽しみたいと思ってます。

                      1999/06/08 眠夢


1999/06/15

 最近、宮城谷昌光氏の中国を舞台とした歴史小説のうち、先月、『重耳』と
いう小説を読んだのに続いて、先週、『晏子』を読了しました。どちらも中国
の春秋時代を舞台にした小説で、『重耳』の方はさまざまな苦難と流浪の果て
に晋の君主となり、中華に覇を唱えた重耳という人を主人公にした小説で、
『晏子』の方は斉の名宰相として名高い晏嬰とその父晏弱について描いた小説
です。
 中国の春秋戦国時代というと群雄割拠の戦乱の時代だったらしいということ
くらいは知っていても、どんな国があって、どんな時代であったかというのは
殆ど知らなかったのですが、こういう小説などを読んでるせいで最近ちょこっ
と詳しくなってきました。(あくまでちょこっとですけど。)
 晋の文公とか斉の桓公とか戦国の七雄とか言われても以前はちんぷんかんぷ
んでしたが、最近は少し判るようになってきました。

 おおまかにいうと春秋時代は周の王室が形だけとはいえ、まだ一応の権威を
保っていた時代で、周の時代の礼というものが、結構大きな影響力を持ってい
た時代なんですね。
 そこに孔子のような周の礼を尊重するような思想を持った人の活躍する余地
もあった訳ですが、日本の戦国時代でいえば、織田信長が形だけとはいえ、足
利義昭の権威を借りていたのと少し似たところがあるでしょうか……。

 時代が進んで戦国時代となると周王室は滅亡し、各国が群雄割拠して抗争を
繰り返し、最後に秦が勝ち残って天下を統一したということになるようです。
 その秦も始皇帝の死後、滅んでしまって結局楚漢の争いの末、漢の国ができ
る訳ですが、秦による天下の統一によって時代が変わってしまって、統一した
当の秦自体も存続できなくなったってのはなんだか皮肉な気がします。

 それはともかく、どちらも結構長編なのですがなかなか面白かったです。唯、
どちらも前半の称や晏弱の活躍してた頃の方が面白くて、後半の重耳や晏嬰が
主人公になってからはいまいち面白みが減ってしまったような気がしたのは私
だけかな〜。作者は重耳や晏嬰に思い入れがあるそうで、しかし彼らを描きき
るにはその前の時代から書かねばなかなか言い尽くせない、みたいな気持ちで
称や晏弱の時代から書き起こしたとのことでしたが、なんだか前半の方が面白
くて後半が食われてしまってるような気がしてしまいます。
 『重耳』でいえば、まず晋の国の成り立ちから始まり、本家の翼と分家の曲
沃の対立を経て、晋の統一、その後、重耳の流浪時代を経てやがて晋の君主に
なるまでを描いた作品なのですが、前半、重耳の祖父に当たる称を中心に翼を
滅ぼそうと権謀術数や戦争をやってた時の方が読んでて面白かったのでした。
後半の主人公になる重耳さん、君主の血を引いた人があちこち流浪する羽目に
なるというシチュエーションは面白いものの、重耳自体の魅力ってのがいまい
ち見えにくい気がしたからかも知れません。

 晏子の方も晏弱は軍使として色々と活躍してそちらの方が派手で面白かった
んですね。晏嬰って人は中国史上でも屈指の聖人君子なのだそうですが、ちょ
っとあんな極端な人は敬遠したいような気持ちになってしまいます。清濁合わ
せ飲むという言葉がありますが、晏嬰には清しかないんですよね。水清くして
魚住まずという言葉もあります。もしああいう人を友達に持ったら窮屈な思い
をしそうな気がします。まあでも民衆には人気があったようですが、遠くで見
てる分には魅力を感じる人なのかも知れません。

 しかし歴史小説というのはいろんな魅力的な登場人物が出て来るのは面白い
ですね。特に戦乱の時代というのは、平安な時代に比べて人々が生き生きと活
躍している気がするのがよいです。春秋時代というとあんまり知らない時代で
はありましたが、また機会があったら読んでみたいです。

                      1999/06/15 眠夢


1999/06/22

 先週の金曜日、ノート用のCD−ROMドライブを買って来ました。レッツ
ノートを買ったのはGWの頃だったのですが、その時はパソコンを買うだけで
いっぱいいっぱいでCD−ROMまで手が回らなかったのですが、漸く買うこ
とができました。
 CD−ROMってないとやっぱり不便ですもんね。ある程度の基本的なソフ
トはフロッピーとかHD経由とかでインストールできたのですが、やはり最近
のアプリケーションは圧倒的にCD−ROMで供給されるものが多いですから。

 で、早速いろいろとインストールしています。お絵描きソフトにMIDIソ
フト、更にはゲームソフト等。
 ゲーム関連ではCD−ROMと同時に『To Heart』というゲームを
買ってきたので、それをインストールしたのを始め、アリスの館456という
ソフトに入っていたゲームもインストールしました。

 で、取り合えずゲームを始めてみたのですが、なぜか音が鳴りません。マニ
ュアルとか調べてみると音を鳴らすには別にケーブルをつながなくてはならな
かったようで、次の日くらいに慌ててケーブルも買って来たのでした。

 しかしゲームソフトの場合、一端ハードディスクにインストールすればもう
CDは必要ないものと、インストールしてもゲームをするごとにCD−ROM
をセットしなくてはならないものがあるのが難点ですね。
 電車の中で暇潰しにゲームなど出来たらいいな、とか思っていたのですが、
『To Heart』などの場合はゲームを始めるごとにCD−ROMが必要
になるので、電車の中でプレイしたいとなるとCD−ROMドライブまで一緒
に持ち歩かなくてはなりません。一応、私の買った物はPCカードから電源を
取れるので、外でも使えるのですけど、持ち歩くとなるとかさばりますし、膝
の上で広げるにも支障がありますので、ちと難しいです。
 最初にインストールする時以外CD−ROMは必要のないゲームならばよい
のですが、電車の中や出先でCD−ROMの必要なゲームをしたければCD−
ROMドライブ内蔵型のノートを買う方がよいですね。
 アリスの館456の中に入っていたランスとか闘神都市とかはCD−ROM
なしでもプレイできるので電車の中でもプレイ出来ます。出来ることは出来ま
すが、Hゲームなので、プレイしていて隣の人に覗きこまれたりしたら恥ずか
しいので、あんまり電車の中でプレイするには適さないかもしれません。ま、
昔、既にクリアしたゲームだから別に無理して電車の中でプレイしなくともよ
いのですけどね。

 で、まあそんなこんなでやっぱりCD−ROMはあった方が便利ですね。

                      1999/06/22 眠夢


1999/06/23

 “この世で一番好きなものが無くなってしまう……。”

 昨日は『カードキャプターさくら』のクローカード編の最終回でしたが、
“この世に大いなる災いが起こる”というのがつまりそれだったのですね。
 さくらにとっては雪兎さんが、またともよちゃんにとってはさくらが、そし
て他の人々にはそれぞれにこの世で好きな人というのがいて、それがなくなっ
てしまった世界というのはとても寒々とした世界である、というように描かれ
ていて、確かにそうかも知れないな、という気がしたのですが……、、
 それはそれでよいのですが、翻って、さて私にとって一番好きな物って一体
なんだろう、と考えると思わず考え込んでしまった眠夢なのでした。
 アニメの中では“好きな物”というより“好きな人”への気持ちをメインに
語られていたようなのですが、私にとって“一番好きな人”って誰かいるだろ
うか、と思うとそれが思い当たらないんですよね。
 好きな女性というのは以前はいましたけど今はいませんし、友達はいますけ
ど、誰が一番だなんて決められません。親兄弟って別に好きじゃないですし、
タレントさんとか作家さんとかマンガ家さんとか声優さんとか、身近な人以外
に範囲を広げてみても確かに好きな人はいるですけど、やっぱり誰が一番とは
決められません。
 んー、そういう人生って寂しいでしょうか……? 勿論、過去を振り返って
みれば好きな人もいましたけど、結局思いは叶わなかったですし、叶わぬ思い
ならば忘れてしまった方が幸せかも、という気もしなくはないし……。
 “一番好きなものが無くなってしまうことが大きな災いである”という設定
は物語の中の設定としてはなかなか面白いな、という気はしたのですが、自分
の身に置き換えてみるとちょっと違和感を感じてしまったのでした。
 しかし逆にいうと、私のことをこの世で一番好き、と思っている人もいない
ってことでもあるかも知れず、それはそれでやっぱり寂しいことかも知れませ
ん。誰かにそんな風に思ってもらえたらそれはとても嬉しいことだけど、私と
してはそんな厚かましい願いは持てない、というか、そんなに人に好かれるよ
うな人間でないことは自分で判ってますしね〜。う〜む。
 そもそも“一番好き”という気持ちは生半可では持てるようなものでもない
気がします。私自身、アニメとかゲームとか小説とか好きなもの沢山あるけど、
つい、“一番好きなものの一つ”という言い方をしてしまうことが多いです。
一番がいくつもあるというのも変な話かもしれないのですけど、この世に好き
なものっていろいろありますし、どれが一番ってなかなか決められないですも
ん。

 もう少し考えを進めると私にとって、“この世で一番好きな人”というのは
もしかすると自分自身ということになっちゃうのかも……、という気もしなく
はないです。自分自身が本当に好きかどうかと真正面から考えると必ずしもそ
うとは言えない気もするのですが、やっぱり人間にとって自分が大切ってのは
あるのかもね。
 人に大切に思って貰うのが嬉しいのは、自分を大切にして欲しいと思ってい
るからであって、それは要するに自分を大切に思っているからなのかも知れま
せん。
 でもこれはちょっと話がずれてますかね〜。ここで“だから人に大切に思っ
て欲しくば自分も人を大切にしなくてはならない”、なんて言い出すと教訓的
になり過ぎて、ちょっと抵抗ありますしね。(^_^;)

 さて話は戻って、さくらの放送ですけど、取り合えず『クローカード編』は
終わって、暫く特集とか再放送が入った後、今度は9月から新しく『さくらカ
ード編』という新シリーズが始まるとか。
 実はゆえさんだった雪兎さんとの関係がその後どうなるのか、今まで通りで
いられるのか? とか、お兄ちゃんはなんでいろいろ知っていたのだろう、と
か、いろいろまだ解き明かされていない部分もありますし、それに“さくらカ
ード”って一体なんなんだろう、とか、その辺は楽しみですね。
 ま、さくらファンの人達にとっては引き続きさくらの活躍が見れるってそれ
だけで満足なのかも知れませんが。
 実際、さくらって性格いいですし、かわいいですし、すごく魅力的なキャラ
ですもんね。ストーリーとか設定とか自体は取り立てていうほどのものではな
いにせよ、さくらというキャラはなかなかのもんだと思います。

 ところで昨日は新しい杖が登場しましたけど、もし民放だったら早速、新し
いおもちゃのCMが入ってたかも知れませんね。以前、セーラームーンで新し
いアイテムが登場した時に早速、そのアイテムのおもちゃのCMが流れて思わ
ず失笑してしまったことがあったのでした。(^_^;)

                      1999/06/23 眠夢

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