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ひとりごと

1999年11月




1999/11/22

 昨日は夜から仕事があるので、昼間は寝ておかなきゃいけないなぁ、とか思
いつつも3時頃まで『東京国際女子マラソン』を見ていました。
 優勝したのは山口衛里という選手。しかもタイムは2時間22分12秒とい
う、これってたぶん、いつぞや高橋尚子選手がアジア大会で出した2時間21
分47秒という記録に次ぐものではないでしょうか? 実に見事な走りでした。
 大会前までの下馬評(といってもテレビ中継が始まるまではどんな選手が出
てるかも私は知らなかったのですが)では、日本選手では鈴木博美、千葉真子
などが有力視されていて、また前回前々回のオリンピックの覇者、ロバ、エゴ
ロワという選手が注目を集めていたようですね。
 これらの選手なら私も名前を聞いたことがありました。鈴木博美選手はいつ
ぞやのどこぞのマラソンで好記録を出した時、テレビで見てましたし、千葉真
子選手に関しても確か女子駅伝だったかで名前を聞いたことがあります。ロバ、
エゴロワに関しては多少なりともマラソンに興味を持っている人なら誰でも知
ってますよね。
 て、訳でこれらの選手たちが中心になるだろうとアナウンサーや解説の人た
ちが言っていたので、私もふむふむと肯いて聞いていたのですが、山口衛里選
手に関しては注目選手の一人ではあったのでしょうけど、私は聞いたことがあ
りませんでした。

 と、言っても私もそんなに選手の名前とか詳しい訳じゃないので、私が知ら
ないからといって有力選手じゃなかったということにはならないでしょうし、
たぶんそれなりに注目はされていたのでしょうけれど……。)

 レースが始まって、まず千葉選手が飛び出す。他の選手など眼中にないって
感じで、とにかく自分のペースでトップを独走してみるみる引き離していく。
鈴木、ロバ、エゴロワなどの他の有力選手は自重して走っている中、山口選手
が千葉選手を追いかけるように前に飛び出す。
 はっきり言って無謀だと思いました。千葉選手は実質的に初マラソンとのこ
とですし、この距離に関しては経験不足、山口選手も過去の記録を見るとさほ
ど凄い訳でもないですし、かなり無茶をしてるように見えました。
 最初のうち、無闇に飛び出して独走体制になった選手が後半ばててしまって
自重して走っていた選手に次々と抜かれていくということはマラソンではよく
あることです。前半の段階ではきっとそういうことになるんじゃないかと思っ
てました。
 しかしさにあらず、千葉真子選手の方は徐々に遅れていってロバ選手にも抜
かれて、結局は平凡タイムで終わってしまったのですが、山口選手は最後まで
トップを譲らず、すばらしいタイムで優勝しました。しかも東京のコースは後
半にきつい坂があるとかでなかなか記録には結びつかないコースなのだそうで
す。
 実際、女子マラソンで好記録が出るというと大阪国際の方が印象が強くて東
京はさほどの記録は出ない、というイメージを私も持っていました。
 しかしこういうこともあるんですね〜。明らかなオーバーペースに思えたも
のが、何気に調子がよくて、最後まで突っ走ってしまうというケース、マラソ
ンではたまにあるような気もします。アジア大会の時の高橋尚子選手もそんな
感じだったのでしょうか……。

 しかし女子マラソンは次から次へと逸材が登場してきますね。昨日まで無名
(と、いっても私もが知らないだけで関係者の間では注目されていたのでしょ
うけど)だった選手が、いきなりトップレベルに躍り出るんですから。こんだ
けどんどん凄い選手が出てくるとオリンピックの選考も大変かも知れません。
残る大阪、名古屋でのレースでもどんな記録が飛び出すか判りませんし、もし
この両レースでも日本最高に迫るような記録を出す選手が登場したら、誰を落
とすのも勿体ないって気持ちになりそうです。
 逆にオリンピックの方は今から楽しみです。今度こそ日本選手の金メダルと
いうのが、単なる夢想ではなくかなり現実味を帯びてきましたもんね。

                      1999/11/22 眠夢


1999/11/24

 ダンスダンスレボリューションの3rdMIXが発売されて早2週間以上が
経ちました。私も発売されて一週間目は殆ど毎日踏みに行ってましたが、今は
少し一段落って感じになってきました。
 まだ全くプレイしてない曲もありますが、ある程度曲にも馴染んできて最初
の物珍しさも薄らいできた頃という感じでしょうか。今までのところSSRで
は11曲、アナザーで20数曲はクリアしていて、SSRはともかく、アナザ
ーは近いうちに全曲制覇出来るんじゃないか、という気がしています。
 セカンドではマニアックも含めて全曲完走出来てますので、今の私のレベル
ならこのくらいはまあ、当たり前って感じではないかと思うのですけど。

 ただ、サードの曲については今のところ、セカンド程には思い入れが持てず
にいるみたいです。勿論、発売されて間もないですし、曲に十分馴染んでない
し、一つ一つの曲を踏んだ回数もセカンドに比べると遥かに少ないというのも
あるのですが、なによりセカンドの場合は一つ一つの曲に苦労してクリアして
きたという過程があって、それが思い入れに繋がっていたと思うのですが、サ
ードの場合はSSRはともかく、最初からアナザーくらいまではなんとかなる
って感じでしたので、その分、思い入れに繋がりにくい、みたいな感じがある
みたいな気がしてます。
 セカンドはベーシック、アナザー、マニアック、それぞれに難曲があり、譜
面を調べて工夫して練習して、クリアしてきましたもんね。そして一つ一つの
曲をクリアするごとに自分が上達していくのが判って、それが嬉しくて更に次
の曲を目指す、という感じでしたが、取り合えず既にそこそこのレベルに達し
てしまっているため、サードで新曲が30曲以上も追加されたといっても、セ
カンドの時のような、面白みはなかなか感じるまでには至らないようです。
 まあ、もう少し曲を覚えてきて、譜面にも馴染んできて、踏む回数も増えて
くれば、それなりに思い入れを感じられる曲も出来るかも知れませんけどね。

 SSRは難しいのでまだ攻略する楽しみというのもありますし、ダブルもセ
カンドではアナザー攻略の途中だったので、まだ楽しめるかも知れません。唯、
サードのSSRは難しすぎで挑戦する意欲が湧かない、、みたいなところもあ
るんですよね・・。ま、今のところ足八つまでの曲はある程度完走出来てるん
ですが、足九つって人がやってるのを見ていても馬鹿みたいに難しく感じてし
まっていて、今のところ挑戦しようという気も起こりません。
 ま、でもこの辺は次の4thMIXが発売されるまでにまだ半年くらいはあ
るでしょうし、ゆっくりクリアして行けばいいかな、と思ってますけど。

 難しい曲をクリアするよりも今はどっちかというと簡単な曲で踊る方が楽し
いかな〜、みたいな感じもありますですね。セカンドではベーシックの曲って
最近はあんまりやってなかったのですけど、サードになって、取り合えずベー
シックからまた始めたってところで、ベーシックだと割りと楽に回れますし、
遊びながらプレイできるんですよね。それが結構楽しくなってきてるんで、振
りつけとか回転のパターンとか、ダンスっぽいプレイにもう少し幅を持たせた
いなぁ、みたいなそういう気持ちもあります。
 唯、DDRでダンスするのはいいのですけど、自分で自分のプレイがどのよ
うに見えるかよく判らないのが辛いところ……。自分ではかっこいいつもりで
も端から見ると実はかっこ悪かったりしやしないかと、それが心配なのですが
……。
 ま、それはそれ、自分でプレイしていて楽しければそれが一番ですよね。

                      1999/11/24 眠夢


1999/11/28

 『ときめきメモリアル2』なのですが、取り合えず一回目のプレイが終了し
ましたので、感想など書いてみたいと思います。(一部、ネタバレあるかも、
です。)

 このゲーム、言わずとしれた名作中の名作ゲームといってもいい『ときめき
メモリアル』の続編ですね。そういう訳で買う前は期待よりも不安の方が大き
くて買うかどうか迷ってました。なんといっても前作にははまりまくってしま
いましたし、それだけにその続編とはいっても前作を越えることなんて絶対不
可能だろうし、逆に“ときメモ”という名の持つイメージを壊してしまいかね
ないんじゃないか? ときメモはあの一作で完結しておいた方がよかったんじ
ゃないか、とそんな気持ちも強かったですから。
 でもゲームってのはプレイしてみないと判りませんしね。前作も買う前は
“本当に面白いんだろうか?”と半信半疑でしたが、プレイしてみてよい方に
期待が裏切られたという感じで、2に関しても発売日が近づくにつれて、取り
合えずプレイするだけはしてみよう、という方に気持ちが傾いてきまして、結
局、発売日に購入することになりました。

 で、取り合えずの感想なんですが、ゲーム的には前作のシステムを踏襲して
一部改良を加えたという感じで、前作の雰囲気は保たれています。そういう意
味で“確かにこれはときメモだな”という感じがしました。

 私が最初にクリアした女の子は白雪美帆という女の子でした。演劇部に所属
していて文学少女っぽい雰囲気で、ですます調の丁寧な言葉づかい、で、ピン
クの髪でおっとりした感じでなので、最初はちょっと古式さんっぽいところの
ある、眼鏡はかけてないものの如月さんに似た女の子かな〜、という感じもし
てたのですが、プレイしていくと最初の頃の印象とは随分変わってきました。
 夢見がちな少女という意味で占いとか妖精さんとかに興味がある、みたいな
設定になってたのでしょうけど、その妖精さん云々とか占い云々ってのがちょ
っと鼻に付きすぎるというか、不自然にそういう面が表に出過ぎているという
か、なんだか変な違和感を感じてしまいました。
 それでも段々好感度が高まってきて萌え萌えな表情になってくるとこちらと
してもそれなりに可愛く感じるようにもなってきたのですが、なんか素直には
萌えられないような、私にとってはそういう印象の女の子だったと思います。

 他にもいろいろなキャラが出てきますが、どの女の子もなんだか変な女の子
が多いような、そういう印象が強いです。
 前作ではオールマイティの詩織を始めとして、文学少女だとか科学少女だと
かタカビー系、スポーツ系、おとなし系、お嬢様系、元気少女、などなど、わ
りとオーソドックスなキャラの揃え方になっていたように思うのですが、2に
なったことでそれぞれのキャラの個性にそれなりに捻りを入れないと……、み
たいなそんな考えでこういうちょっと変なキャラ設定になってしまったのでし
ょうか……。それが自然に女の子の魅力に付加されていればよかったのですけ
ど、なんだかいまいち不自然なような、どこか無理があるような、私はそんな
印象を受けました。
 勿論、キャラに関しては人それぞれに好みがありますので、一概には言えな
いかも知れませんけどね。私も一回目のプレイではこういう印象を持ってしま
ったものの、もう少しプレイして、一人一人の女の子と付き合ってみると印象
も変わってくるかも知れません。

 その他、いろいろ感想ですけど、

 最初の幼年期のゲームはなんか退屈だったです。これたぶん、ゲーム中のイ
ベントとかエンディングの台詞とかに多少の影響は与えているものなのだと思
いますが、別になくてもよかった気がします。と、いうよりない方がいいかも
です。マニュアルには“幼年期をクリアしてゲームをセーブしておくと次から
は幼年期を飛ばしてプレイすることが出来ます”なんて書いてありますが、そ
うしておく方が快適にプレイ出来そうです。

 前作ではデートの衣装も春夏秋冬の四種類とあと晴れ着とか水着とか浴衣と
かのバリエーションがあるだけでしたが、2ではデートの時の衣装の種類が格
段に増えていたのはよかったところだと思います。やっぱり女の子は着る服に
よっていろいろ雰囲気変わりますし、新鮮だしかわいいし、ですもんね。(^_^)

 ゲーム中の一週間の勉強とか運動とかで表示されるキャラはポリゴンになっ
ていましたが、私はどっちかというと前作の2Dキャラの方がよかったですね
〜。その方がこのゲームの雰囲気にあっている気がしますし、時代はポリゴン
なのかも知れませんけど、無理にポリゴンにする必要はなかったように思いま
す。

 EVSシステム……というのは女の子が主人公の名前を呼んでくれるシステ
ムのことですが……はなかなかよかった気がします。時と場合によって発音に
多少の違和感もありましたけど、そんなにひどく訳ではなく、結構自然な発音
で呼んでくれるようです。
 マニュアルには“本ソフトのみでEVSシステムを使用できるのは、陽ノ下
光と麻生華澄です。”と書いてあったのですけど、他のキャラに呼んで貰うに
はどうしたらよいのかよく判りませんでした。

 今回のプレイではマニュアルに載っている女の子は一人を除いて全員登場し
たようです。前作ではあまり沢山のキャラが出てきてしまうと爆弾処理が大変
だったのですけど、2では爆弾はつきにくいようですね。て、いうかある程度
親しい女の子にしか爆弾は点灯しないようで、最後まで一度も爆弾がつかなか
った女の子もいたようです。
 爆弾がつきやすいのは一応ヒロインということになってる幼なじみの陽ノ下
光でしょうか。前作のヒロインだった詩織はわりと爆弾がつきにくいキャラで、
爆弾がつきやすいのは虹野さんとか優美ちゃんとか登場頻度が高くて萌えやす
い別のキャラに割り振られていたようでしたが、2ではヒロイン自身が結構萌
え萌えになりやすい性格をしている為、ヒロインであると同時にお邪魔キャラ
の役割も兼ねているような印象でした。

 隠しキャラもいるようですね。今回のプレイではマニュアルに載っている以
外の女の子は登場しませんでしたが、プレイ終わった後、白雪美帆役の橘ひか
りさんのフリートークを聞いていると、意外なことを言ってました。私がプレ
イしていた時にはそういう展開は全くなかったのですけど、どうやら意外な隠
しキャラがいるようです。でもこれ攻略本がないとちょっと見つけるのは難し
いのかな〜。或はたまたま偶然遭遇するかですね。これは確率低そうな気がし
ます。

 詩織に相当するオールマイティで最強のボスキャラみたいな女の子はいなか
ったようにも思いましたが、もしかすると華澄さんがボスキャラなのかな〜。
結構、難易度高そうな感じです。何度かデートしましたが、なかなか好感度が
上がらないような印象でした。やっぱり先生ですから、もっと勉強して成績を
よくしとかないといけないのかな〜。しかし学校の先生が生徒とデートなんて
しててよいのでしょうか……。(^_^;)

 あとCD五枚組ってのはやはり入れ換えがめんどいですね。出来ればPS2
のDVD−ROMで発売して欲しかった気がします。

 という訳で取り合えず今回はこんなところでしょうか……。もう少しプレイ
してみてまた何かあったら感想書きますです。

                      1999/11/28 眠夢

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