購入理由

値段	一口24,000円(総額1,200万円の1/500) Ｇ１勝馬を輩出している父ニホンピロウイナーと母父ダンジグの組み合わせでこの値段ならシルクの金額設定にしては格安だと感じた。
種牡馬	父ニホンピロウイナーは、ヤマニンゼファー、フラワーパークというＧ１馬を輩出しており、種牡馬実績は悪くはない。スピードに勝るタイプで、産駒はスプリンターとなる傾向が強い。スピード重視の現代競馬においては、こういう種牡馬の方が確実に勝ち上がれるのではないか、という判断もあった。
母系	母ドゥヤワナは競走成績はいまいちだったが、産駒はシルクインザライトが２勝、シルクロゼットが未勝利戦で２着を何度か演じているように、なかなかの結果を残している。良血とはとても言えないが、堅実で良質の繁殖牝馬だと私は思う。
配合	父ニホンピロウイナーがハビタット系で、母父ダンジグはノーザンダンサー系ということで、ダビスタでいう（もう古いか）ニックスとなっている。５代までにインブリードはなく、私好みのアウトブリードとなっている。
馬体	私は基本的には馬体主義であったが、愛馬が結果を出してくれない現状において、私の目から見て「好きになれない」という馬体でなければ良いことにした。この馬は、１歳５月時点の写真においては、バランスが良く、筋肉もしっかりついているという感じがしたので、十分に合格点という判断をして出資に踏み切った。
気性	パンフレットでは（当歳時は）おとなしいタイプとあったが、１歳５月時点の情報では「気性が難しい」とあるので、ちょっとうるさいタイプかもしれないが、短距離タイプだろうから、そのくらいの方がいいと思う。
距離	父ニホンピロウイナーを選択した以上は、クラシック路線は最初から期待していない。メガスターダムが菊花賞で３着という実績はあるが、母系のスタミナの影響が強い。母父ダンジグもスピードタイプだからやはり距離は短い方がいいタイプだと思われる。クラシックよりも確実に勝ってくれればそれでいいので、特に距離にはこだわらなかった。なんとかマイルまでは走ってほしいと思っているが、1200ｍ専門のスプリンターでも結果を残してくれれば文句はない。
厩舎	宗像厩舎 関東ランキング2001年８位、2002年13位とかなり優秀な厩舎である。スクデットもお世話になることになっているが、どういうスタイルかは実はよく分かっていない。現在のエース級はバランスオブゲームであり、ジョッキーは田中勝をよく使うように感じる。

血統図

ニホンピロウイナー 　　黒鹿毛　1980	*スティールハート	HABITAT	SIR GAYLORD	TURN-TO
				SOMETINGROYAL
			LITTLE HUT	OCCUPY
				SAVAGE BEAUTY
		A.1.	ABERNANT	DANTE
				BLANCO
			ASTI SPUMANTE	HYPERION
				ROCKFEL
	ニホンピロエバート 　　鹿　1974	*チャイナロック	ROCKEFELLA	HYPERION
				ROCKFEL
			MAY WONG	RUSTOM PASHA
				WEZZAN
		ライトフレーム	*ライジングフレーム	THE PHOENIX
				ADMIRABLE
			グリンライト	*ダイオライト
				栄幟
DO YA WANNA *ドゥヤワナ 　　鹿毛　1984	ダンジグ DANZIG 　　鹿毛　1977	NORTHERN DANCER	NEARCTIC	NEARCO
				LADY ANGELA
			NATALMA	NATIVE DANCER
				ALMAHMOUD
		PAS DE NOM	ADMIRAL'S VOYAGE	CRAFTY ADMIRAL
				OLYMPIA LOU
			PETITIONER	PETITION
				STEADY AIM
	ローズスプレイ ROSESPRAY 　　栗毛　1975	BAGDAD	DOUBLE JAY	BALLADIER
				BROOMSHOT
			BAZURA	BLUE PETER
				BURA
		SPRAY	FORLI	ARISTOPHANES
				TREVISA
			ROSE BOWER	PRINCEQUILLO
				LEA LANE

父ニホンピロウィナーは16勝，最優秀スプリンター３回，安田記念-Ｇ１(芝1600m)，マイルチ ャンピオンシップ-Ｇ１(芝1600m)２回，京王杯スプリングＣ-Ｇ２(芝1400m)，マイラーズＣ-Ｇ ２(芝1600m)，同２着，スワンＳ-Ｇ２(芝1400m)，デイリー杯３歳Ｓ(芝1400m)，アサヒチャレン ジＣ-Ｇ３(芝2000m)，きさらぎ賞(芝1800m)，ＣＢＣ賞(芝1200m)，天皇賞・秋-Ｇ１(芝2000m)３ 着。主な産駒 ヤマニンゼファー(天皇賞・秋-Ｇ１，安田記念-Ｇ１2回)，フラワーパーク(スプリンターズＳ-Ｇ １，高松宮杯-Ｇ１)，トーワウィナー(ＣＢＣ賞-Ｇ２)，ホリノウイナー(東京新聞杯-Ｇ３)，ダ ンディコマンド(北九州記念-Ｇ３)，ファンドリショウリ(中日新聞杯-Ｇ３2回)，ニホンピロエイ ブル(京都４歳特別-Ｇ３)，メガスターダム(ラジオたんぱ杯２歳Ｓ-Ｇ３)，トーワダーリン(安田 記念-Ｇ１2着)，ニホンピロアンデス(阪神３歳Ｓ-Ｇ１2着)，シャートストーン(京成杯３歳Ｓ-Ｇ ２2着)

母*ドゥヤワナ Do Ya Wannaは米国産，不出走。本馬は第14仔。産駒 　 *レディーノンノ（88　牝　鹿　Gato Del Sol）1勝 　　グレイドンプール Graydon Pool（89　牡　鹿　Damascus）米2勝。種牡馬 　　（90　牡　Goto Del Sol） 　　サラセンゲイト Saracen Gate（91　牡　鹿　Crusader Sword）米2戦 　　フォックスヘッジ Fox Hedge（92　牝　芦　Silver Buck）米3勝 　　スムーズトーキン Smooth Talkin'（93　牝　栗　Time for a Change）不出走 　　ミスターポールケイ Mr.Paul K.（94　牡　芦　Silver Buck）不出走 　　ケンセブンレッド（95　牝　栗　Thirty Six Red）不出走 　　トモミスマイル（96　牝　栗 *モガンボ）3戦 　　オースミエルバート（97　牡　鹿　ナリタタイシン）5戦 　　シルククルーザー（98　牡　黒鹿 *サンシャインフォーエヴァー）東海 　　｜　(公)1勝 　　シルクインザライト（99　牡　栗　ダンスインザダーク）2勝，(現) 　　シルクロゼット（00　牝　栗　マーベラスサンデー）未出走 祖母ローズスプレイ Rosesprayは米1勝。産駒 　　ブートニア Boutinierre：米26勝。種牡馬 　　フレッシュスプレイ Fresh Spray：米2勝。産駒 　　　　ポリッシュスプレイ Polish Spray：米12勝，イロコイＳ 　　　　フレッシュパワー Fresh Power：米2勝，ブルーマウンテンフュー 　　　　　　チュリティ2着，カットガッツプライドＳ3着 三代母スプレイ Sprayは米7勝，トリステイトＨ，ヴィヴェイシャスＨ2着， 　　ダムゼルズＳ3着。産駒 　　ハイブライト High Brite：米15勝，トゥルーノースＨ-Ｇ２，ローズベン 　　｜　Ｈ-Ｇ３，スポートペイジＨ-Ｇ３，グレイヴセンドＨ-Ｇ３。種牡馬 　　リトルビターン Little Bittern：英入着。フリードヘルモ Friedhelmo（フ 　　　　リューヤールスツフトプライスデアドライヤールゲン賞-Ｌ）の祖母 四代母ローズバウアー Rose Bowerは米6勝，メイトロンＳ。産駒 　　トゥルーカラーズ True Colors：米6勝，ラウンドテイブルＨ-Ｇ３，レ 　　｜　ナードリチャーズＳ-Ｇ３。種牡馬 　　ホープスプリングスエターナル Hopespringseternal：不出走。産駒 　　　　ミスワキ Miswaki：仏米6勝，サラマンドル賞-Ｇ１，ヤコウレフ賞 　　　　　　-Ｌ，モルニ賞-Ｇ１2着。種牡馬

育成場のコメント 　屈指のスピードを誇るニホンピロウイナーと世界的スピード血脈ダンジグの配合ですが、父の産駒はヤマニンゼファーに見るように一本調子のスピードに偏らず、底力にも優れている点が特徴です。芝、ダート両分野の大レースに勝ち馬を送る名種牡馬ミスワキが出る母系からも高いレベルのスピード能力が期待できます。本馬はとてもバランスの良い馬体を持っていて、筋肉の発達も申し分ありません。性格は大人しいタイプですがバネのある動きを見せています。 （SILK HORSE CLUBパンフレットより）

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