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シルク3−25のページ
SILK3-25

父ステイゴールド 母トーワナゴン 母父アンバーシャダイ
牡 黒鹿毛 平成15年3月6日生 生産者:村上牧場
1歳6月 photo by SILK-HC

シルク3−25の近況
(情報なし)
シルク3−25写真集
(写真なし)

購入理由
値段 一口24,000円(総額1,200万円の1/500)
国内のG1を勝てなかったステイゴールド産駒ということを考えれば、これでも高いかなとも思ったが、母がオープンを勝っているトーワナゴンということを考えれば、このくらいの値段が妥当、もしくは安いくらいかもしれない。
種牡馬 父ステイゴールドは、国際G1の香港ヴァーズを勝ったという実績を持っているのだから、実績としては決して悪いということはない。というか、国際G1を勝っている馬なんて日本の歴史では数頭しかいないのだから、そういう意味ではとんでもない実績を持っていることになる。それなのに、なぜか日本のG1は1勝もできなかったという異色の馬ではある。でも、京都大賞典でテイエムオペラオーを完封した実績を持っており(実際には斜行で失格)、本気を出せばポテンシャルは半端でないところは見せており、種牡馬としての資質は十分に持っているかもしれない。それにサンデーサイレンス系の馬は種牡馬としても活躍する傾向があり、この馬も父の偉大なる血をしっかりと後世に伝えてくれるのではないか。
母系 母トーワナゴンはオープンで4勝というかなりの実績を持っており、これで文句など言えるはずがない。しかも産駒が3頭勝ち上がっており、繁殖成績も立派なものである。祖母、三代母とも地味なタイプで牝系として優秀という感じはしなが、母が凄いというのが一番である。
配合 父ステイゴールドはもちろんサンデーサイレンス系で、母父アンバーシャダイはノーザンダンサー系である。サンデーサイレンスはどんな系統の組み合わせでも結果を出しているので、相性が良いとか悪いというレベルではないとは思うが、ノーザンダンサー系との組み合わせは無難なところだとは思う。それよりもこの馬の特徴はノーザンテースト3×4というクロスがあることだろう。ノーザンテーストのクロスがどうなのかはよく分からないが、日本で長年リーディングを取っていた馬のクロスなのだからプラスに考えたい。
馬体 正直なところはあまりパワーを感じないというか、ひ弱な印象は否めなかった。ただ、どちらかというと細身の体型が好きな私としては、けっこう好みの馬体というか、妙に気になってしまった。胴長のステイヤータイプという感じが私には魅力だったし、今はまだ非力でも今後の成長力を十分に期待できるとも思った。馬体の小さかったステイゴールド産駒にしては、けっこう馬体が大きいというのも良い感じである。
気性 パンフレットの写真を見る限りでは、おっとりしている感じで、さすがにステイヤー的な気性かなと思ったが、「負けず嫌いの性格」というコメントがあるから、意外に気は強いのかもしれない。まあ、サンデーサイレンス系の馬はこの気の強さが売りだから、この気性がプラスに出ると信じたい。
距離 母が長距離で活躍し、母父もアンバーシャダイ、そして父ステイゴールドも2400mのG1を勝っていることからすれば、ステイヤー血統であることは間違いない。馬体からもステイヤーという感じがしたし、当然に長距離で期待したいと思っている。となれば、できればクラシックを目指したいという気持ちはあるが、でもまあそれよりも確実に勝ち上がることを当面の目標にしたい。
厩舎 佐藤吉厩舎
関東ランキングで2000年83位、2001年75位、2002年67位、2003年23位という実績の調教師であるが、徐々に成績を延ばしてきているのは明白であり、昨年の23位という成績は高く評価していいと思っている。河野厩舎や宗像厩舎に比べればまだまだ実績で見劣りすることは否めないが、これからさらに大きくなる厩舎だと思うし、若さというか新しい力というのに賭けてみようと思った。


血統図
ステイゴールド

  黒鹿毛 1994
SUNDAY SILENCE
*サンデーサイレンス

  青鹿毛 1986
HALO HAIL TO REASON TURN-TO
NOTHIRDCHANCE
COSMAH COSMIC BOMB
ALMAHMOUD
WISHING WELL UNDERSTANDING PROMISED LAND
PRETTY WAYS
MOUNTAIN FLOWER MONTPARNASSE
EDELWEISS
ゴールデンサッシュ

  栗毛 1988
*ディクタス SANCTUS FINE TOP
SANELTA
DORONIC WORDEN
DULZETTA
ダイナサッシュ *ノーザンテースト NORTHERN DANCER
LADY VICTORIA
*ロイヤルサッシュ PRINCELY GIFT
SASH OF HONOUR
トーワナゴン

  鹿毛 1989
アーバンシャダイ

  鹿毛 1977
*ノーザンテースト NORTHERN DANCER NEARCTIC
NATALMA
LADY VICTORIA VICTORIA PARK
LADY ANGELA
*クリアアンバー AMBIOPOISE AMBIORIX
BULL POISE
ONE CLEAR CALL GALLANT MAN
EUROPA
ジュリーモンド

  鹿毛 1974
*ファラモンド SICAMBRE PRINCE BIO
SIF
RAIN FAIR TRIAL
MONSOON
シュリーII *ガルカドール DJEBEL
PHARYVA
タークマンナ *ダークスリライアンズ
ニューマンナ

父ステイゴールドは日・UAE・香港7勝,香港ヴァーズ-G1(芝2400m),ドバイシーマクラシック-G2(芝2400m),日経新春杯-G2(芝2400m),目黒記念-G2(芝2500m)・同3着,天皇賞(春)-G1(芝3200m)2着,宝塚記念-G1(芝2200m)2着,天皇賞(秋)-G1(芝2000m)2着・2回,アメリカJCC-G2(芝2500m)2着,日経賞-G2(芝2500m)2着・同3着,ダイヤモンドS-G3(芝3200m)2着,有馬記念-G1(芝2500m)3着。初産駒は本年1歳。

日本産・日本調教馬として初の海外G1を制覇したサンデーサイレンス産駒の名中距離馬。デビュー6戦目、3歳の夏に勝ち上がると中長距離路線の常連として安定した実力を発揮、7歳までタフに走り続け、ドバイシーマクラシック-G2ではワールドチャンピオンのファンタスティックライトを破り、引退レースとなった香港ヴァーズ-G1では悲願のG1制覇を果たした。母の全兄であるサッカーボーイは内国産の名種牡馬としての名声を確立している。
トーワナゴンは5勝,若草S(芝2400m),大阪城S(芝2500m),トパーズS
  (芝2000m),オリオンS(芝2500m),鳴尾記念-G23着,京都大賞典-G25着。
  本馬は第8仔。産駒
  (95 牝 栗 サクラユタカオー)不出走
  トーワキャロル(96 牝 鹿 *ヒシマサル)1勝,障入着
  トーワジュリー(97 牝 鹿 *ヒシマサル)3戦
  トーワクィーン(98 牝 鹿 *ヒシマサル)2戦
  トーワシャネル(99 牝 鹿 *ヒシマサル)1勝
  ワイラブカラー(01 牝 栗 ジェニュイン)兵庫(公)1勝
  (02 牝 鹿 *パラダイスクリーク)
祖母ジュリーモンドは入着。産駒
  トーワコマチ:4勝
  シルクロケットー:2勝,障1勝
  シルクマイト:1勝
  タマモメモリー:1勝
三代母ジュリーUは(競)ジュリーで1勝。産駒
  トーワタイム:2勝,あじさい賞,障1勝
  スターセリカ:2勝,桜草特別,障1勝
  スズカエタン:3勝,中京スポーツ杯
四代母タークマンナは3勝。産駒
  キングマイダス:2勝,かきつばた賞
  ミリョウ:4勝
五代母ニューマンナは4勝,4歳長距離特別。産駒
  マンナイチ:4勝,仁川特別
  ロイヤルマンナー:南関東(公)入着。産駒
  |  ルピナスマンナ:南関東(公)入着。(公)ミネノオウカン(桜花賞)の
  |  祖母,(公)ドラールオウカン(東京大賞典),(公)ドラールクラウン
  |  (戸塚記念)の三代母
  タイムマンナ:不出走。産駒
     クボザクラ:2勝。産駒
     | ニッポータイガー:4勝,フェブラリーH-G32着
     コビナタヒメ:1戦。産駒
       フジノタカコマチ:3勝,藻岩山特別。ヤマカツスズラン
       (阪神3歳牝馬S-G1)の母



育成場のコメント
 デビュー以来、一貫して長距離を使われ、それに応えてきたのが本馬の母です。3歳春の若草Sでダービー出走を目指す牡馬を一蹴し、暮れのオリオンSでは古牡馬相手に1番人気に支持されて堂々差しきり勝ち。さすがに天皇賞(春)は相手が揃いましたがトパーズSでは人気のエルウェーウィンを叩き合いの末に退けた実力の持ち主です。世界を舞台に活躍した期待の新種牡馬との配合に期待できるでしょう。本馬はしっかりとした骨格で雄大な馬体に成長しています。サンデーサイレンスの血を受け継いだ柔らかさと、母父アンバーシャダイのスタミナを合わせ持ち、かなりの素質が見受けられます。負けず嫌いの性格からも期待の大きい1頭です。

【予想適性】芝・ダート問わず、中〜長距離
【予想体重】500kg前後
【測  尺】体高/158.0cm 胸囲/170.0cm 管囲/19.0cm
(SILK HORSE CLUBパンフレットより)

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