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シルクユニヴァース
SILK6-9

父ネオユニヴァース 母メインゲスト 母父ターゴワイス
牡 鹿毛 2006年4月3日生 生産者:秋田牧場
0歳6月 photo by SILK-HC

購入理由
値段 一口70,000円(総額3,500万円の1/500)
2冠馬ネオユニヴァース産駒とはいえ、衝撃的というほどの競争成績ではなかったし、産駒がまだデビューしておらず種牡馬としての資質も未知数であることを考えれば、総額3,500万円というのはあまりにも高すぎという感じは否めない。しかし、SS系種牡馬は競争成績に関係なく良い産駒を送り出していること、音無厩舎に所属予定であることを考えて、値段が高いことは我慢することにした。
種牡馬 父ネオユニヴァースは、皐月賞とダービーを制して2冠を達成している。菊花賞も3着しているわけだし、競争成績としては申し分ない。問題は種牡馬としての能力がどうなのか、であるが、こればかりは産駒が走らないことには何とも言えないのだから、分からないということになる。でもまあ、フジキセキ、ダンスインザダーク、アグネスタキオン、ステイゴールドなどなどSS系種牡馬がかなり活躍していることを踏まえれば、この馬の産駒も十分に活躍を期待していいとは思う。ネオユニヴァース自身の血統背景もかなり優秀なものであるし、種牡馬としての資質も高いと信じたい。
母系 母メインゲストの魅力は、なんといっても菊花賞2着のファストタテヤマを輩出しているということである。兄姉に活躍馬がいれば、弟も必ず走るとは限らないが、1頭でも活躍馬を出していれば、それだけ繁殖牝馬としての資質が高いことの証明とはいえる。他に母系で特筆できるのは、祖母ダイナアンバーが天皇賞馬アンバーシャダイの全妹ということである。
配合 ファストタテヤマの父が同じSS系のダンスインザダークということを考えても、ネオユニヴァースとの相性はかなり良いはずである。ダンスインザダークは菊花賞馬であるが、ネオユニヴァースはダービー馬であることを考えれば、この馬はダービーで活躍することを期待していいのではないか。
馬体 当歳馬ということもあって馬体については重視しなかった。でも、バランスが取れている良い馬体だと思ったし、良血らしい上品な感じも受けた。まあ、なんとなくそう思ったというくらいで、そういう馬体だからこの馬を選んだというわけではない。あまりに馬体に魅力を感じなかったならば、さすがに出資に踏み切っていなかったかもしれないが、シルク側も良い写真を使っているに決まっているし、当歳を選ぶ時は写真で判断すべきではないと思う。
気性 当歳ということもあって、気性についてのコメントは「常に前へ進もうとする」というくらいしかなかったので、現時点では何とも言えない。それでも「常に前へ進もうとする」というのだから、気が強い方かなとは少しは思う。
距離 ダービー馬を何頭も出しているブライアンズタイム産駒なので中長距離での活躍を期待したいところであるが、母父ダンジグということからすれば、短距離タイプに出ても不思議はないとは思っている。できればクラシック戦線での活躍を期待したいのであるが、最終的には大きなレースに出走できるくらいに出世してくれるのであれば、距離はどうでもいい。
厩舎 音無厩舎
関西ランキングでは常に上位にいるし、重賞級の馬もかなり多く育ているトップクラスの調教師である。多くの実績を持っているこの厩舎であれば、育成を間違えるということはないだろう。同僚との争いが熾烈になるだろうから、そういう意味でのマイナスもあることは認識しているが、信頼できない厩舎で出走を重ねて結果を出せないよりは、信頼できる厩舎で鍛えられる方が良いと思っている。


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