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にへい君の一口馬主日記(Vol.6)
サンフラワー購入!
ヒロイン500万奮戦!
ガーディアンはデビュー取りやめ!
H10.8.6 今年も1頭購入!仮名はサンフラワー!
今年もまた新規募集の季節が来ました!7月14日頃に新しいパンフレットとビデオが届き、会員優先申込期限は7月29日ということで、悩める2週間になるかと思いましたが、意外とあっさりと今年の申込馬は決まりました。なぜかというと資金が20,000円しかなかったからです。なんで20,000円しかなかったかというと、第一に今年は事情があって妻からの補助金がゼロなのです。ヒロインの時は全額補助、ガーディアンの時も30,000円の補助があったのですが。今年はゼロなのです。(T_T) そういうことで今年は私のこづかいだけが資金源となったのです。第二にグリーンチャンネル入会のためのCSアンテナ等の購入のために、私の夏のボーナスこづかいはほとんど消えていたのです。残ったこづかいを考えると20,000円がいいところだったのです。そういうわけで今年は20,000円以内の馬からしか選べないという厳しい状況の中での愛馬選びとなったのです。
パンフレットが届く前から会報でだいたいのラインナップは分かっていたのですが、その中でもブライアンズタイムと近親であり、競走成績だけならブライアンズタイムを凌ぐ大物種牡馬であるサンシャインフォーエバー産駒が軒並み手ごろな価格で提供されているのが、今年の特徴でした。去年と一昨年はステートリードン産駒を大量に提供して、これが裏目に出てしまったということもあり、新種牡馬はかなり危険な感じもしたけど、先ほども言ったとおりブライアンズタイムの近親種牡馬がこれだけ安いのであれば買わなければ損だと、私は思っていた。そして、その中でもピンククインの97に注目していた。なぜならば、兄ムッシュシルクは900万まで勝ち上がり、姉シルキーピンクも3歳で勝ち上がりを決めているし、去年の愛馬選びでガーディアンを抽選で外した時に購入を考えていたという短距離ダート牝馬というのは実はピンククインの96だったのである。このようにピンククインは繁殖実績はかなり立派である。それが募集価格が800万というのだから、私には「持ってけ泥棒!」にしか感じない。机上の理論だけで言えば文句なくこの馬だと思っていた。ただ、馬はやっぱり馬体とか雰囲気が最も重要な要素であり、最終的には自分の好みかどうかが最大のポイントになるので、写真とビデオで気に入らなければダメだと思っていたし、それ以上に魅力のある馬がいれば予算オーバーでもそっちを買うことになるとは思っていた。
パンフレットとビデオが届き、さっそく見てみた。ビデオでは市場取引馬がやたらよく見えたが、金額が高すぎたことでとても手が出せないし、無理してまでというほどの魅力は感じなかった。一口30,000円以下の馬を中心にビデオをチェックしたが、ずば抜けて良く見えた馬はいなかった。そして、目当てだったピンククインの97の順番である。見た感じは、「動きが柔らかい!」という印象だった。もちろん私の好みのタイプであった。ずば抜けてというまでは感じなかったが、十分魅力的だった。次に写真を見たが、やっぱり目を引く馬があまりいなかった。(いたとしても高すぎてとても買えない。)ピンククインの97もずば抜けてという感じはしなかったけど、私好みのスリムな感じだし、それでいて筋肉もしっかりしている印象だった。この時点で「やっぱりピンククインかなあ!」とは感じていた。このように言うと、ピンククインの97だけが良かったようであるが、手ごろな値段でいい感じの馬は他にもいたのも確かである。しかし、そういう馬はけっこうインブリードが濃いのである。私はできるだけ丈夫な馬をと思っているので、できるだけアウトブリードにこだわっている。ヒロインもガーディアンもアウトブリードである。そういう私としては、ずば抜けて魅力的でない以上はインブリードはできるだけ避けたかったのです。ピンククインの97は5代にインブリードがあるのですが、これくらいならやむ得ないと思っていました。
そういうことで、少しは悩みましたが、意外とすんなりとピンククインの97・シルク97-35に決まってしまいました。選択理由をまとめると次のとおりですね。
1 ビデオ・写真とも比較的好みのタイプであった。
2 金額が一口20,000円以下だった。
3 4代までインブリードがなかった。
4 ピンククインの繁殖実績がなかなかである。
5 父サンシャインフォーエバーが魅力的である。
こうして、ピンククインの97・シルク97-35を申し込んだのですが、締め切り結果を見てビックリ!な、なんと申込が500口を超えていたのです。つまり抽選となったわけです。確かに安すぎると私自身が思っていたくらいですから、今思えば当然といえば当然なのかもしれませんが、ネット上ではこの馬のことはほとんど話題にならなかったので、まさかいきなり満口になるんて思ってもいなかったのです。落選なんて、まったく考えてなかったので、私の動揺は半端じゃなかったです。もし落ちたら他のを選ばないといけないと思ってパンフレットを再び見直したのですが、良さそうなのは全て満口状態でとても選ぶことができません。これは困った!もう祈るしかない!と思って結果を待っていたのですが、その結果が今日届いたのです。おそるおそる封筒を開き、そーっと通知書をのぞき込むと、当という字に赤丸がついていました。よかったあ!当選だあ!これで一安心!一時はどうなるかと思ったけど無事に獲得できて本当にホッとしました。今でもこの馬はお買い徳だったと思うので、これをゲットできたのは大きいです。ここまで順調の一口馬主生活ですが、これからも順調に行くような気がしてきました。(^_^)
実は、すでに仮名を考えていました。父がサンシャインフォーエバーなので、サンという言葉を絡めて女の仔らしい言葉を考えていたら、いいのが見つかりました。それは「サンフラワー」です。意味はもちろん「ひまわり」です。明るく元気なイメージが凄く気に入っています。これならば本名に採用されてもおかしくないのではと密かに思っています。とにかく正式名称が決まるまでは、ここでは「サンフラワー」と呼んでいきますので、みなさんよろしくお願いします。ただ、情報が来年の1月までないんですよねぇ。しばらくはサンフラワーの話題が出てこないと思いますが、みなさん忘れないでください。それでは今日はここまで。
H10.8.14 ガーディアン今週デビューか?
今週のテレサによると「今週か来週のデビューの予定」ということです。いよいよデビューかと思うと、わくわくドキドキです。ただ、今日までの情報では今週はない模様です。となれば、たぶん来週でしょう。来週となると番組は・・・えっ「芝1000m」しかないじゃないか。ちょっと短いんじゃないか?スピードのある馬だから大丈夫かもしれないけど、中距離馬だと思うのであれば、できれば最低でも1200m戦を使ってほしいのだけどなあ、ちょっとわがままかなあ。1000mだと行った行ったの競馬になるから絶対的なスピードがないと勝てないわけだけど、それでも勝ってしまって、とりあえずスピードを証明してもらいましょう。1000mでも新馬勝ちできないでは、今後の重賞戦線も通用しないことになるから、次につなげるという意味からも頑張ってもらいたいです。「多少右前脚がソエ気味」ということで体調面での不安は残りますが、併せ調教で先着しているように調子はかなりいいようなので、きっと私の期待に応えてくれると信じてます。夢の新馬勝ちを目指して、ガンバレ・ガーディアン!p(^^)q
H10.8.14 ヒロイン・ニセコ特別出走か?
ヒロインがニセコ特別に登録しており、除外されなければマジで出走する模様です。前走11着に敗れ、納得のいく答えは連戦の疲れだと自分では理解したのだけど、中1週で出走する構えを見せているのは、どう理解していいのだろうか?疲れはないということになると、前走の敗因は単なる実力不足ということになる。確かに牝馬限定戦となるし、得意の1800m戦なので、前走よりは期待できるかもしれない。でも常識的に見れば掲示板も厳しいと思われる。なんで走らせようとするのかどうしても理解できない。さらに、今週のコメントの中にショックな内容があった。なんと「出走でも除外でも馬房の都合で美浦に戻す」のだそうだ。私なりの理解としては、他の有力馬のために馬房を開けなくてはいけないので、期待できないヒロインを美浦に戻すこととなった、というように聞こえる。前走の負けっぷりからすれば返す言葉もないのであるが、野平先生が現時点のヒロインが500万を勝つのは厳しいと判断したようで、非常に残念である。どうせなら、早田牧場に放牧してほしかったが、ヒロイン程度の馬だと走れないことはない状態ならば、出走手当だけでも稼いでもらわなければ困るのかもしれない。多くの馬を預かり、多くの人を雇用している調教師としては、走れる馬にはどんどん走ってもらいたいという気持ちも分かる気はする。こう考えていくとニセコ特別の答えも見えてきた感じがする。ヒロインは多少疲れが見えてきたが走れないことはない状態である。あまり期待はできないが、条件がいいので少しでも賞金を稼ぐかもしれないから出走させてみる。ただ、来週になると別の期待馬を札幌に入れたいので、ヒロインは美浦に戻す。この程度の馬を休ませていたのでは商売あがったりなので、もう少しがんばってもらう。まあ、こんなところではないでしょうか。もちろん、これは私の勝手な推論であって、野平先生が本当に思っているかどうかは分からないです。それにヒロインが本当に疲れているかも分からないし、美浦に戻すのも別の事情があるのかもしれないです。私が勝手に悲観的に感じているだけなのです。私のこんな情けない推論を吹っ飛ばしてもらうには、ヒロインが好走するしかないです。ニセコ特別が除外でも、その次の新潟か中山戦で好走してもらうしかないのです。出走するのであれば好走するしかない!それが競走馬として生き残るただ一つの道であることをいまさらながら感じている今日この頃です。ガンバレ!ヒロイン!p(^^)q
H10.8.15 ヒロイン・ニセコ特別出走決定!
何とか除外されずにニセコ特別の出走が決定しました。ただ、私は複雑な心境です。前走の敗因が疲れであれば、少しでも休ませたいという気持ちがあるからです。でも、出走が決まったのだからもう言っても仕方がない。好走できるように応援するしかない。期待はあまりしないが頑張ってもらいたい。そう思いながら新聞を見てみると、意外や意外に印がけっこうついている。なんと◎本命を打っている人もいるくらいである。確かに牝馬限定戦の今回は前走よりはメンバーは薄い。距離も実績のある1800mである。しかし、前走11着から中1週で巻き返せるはずがないと考えるのが常識的だと思うのだが、なんで前走より評価が高いのだろうか?もしかしたら私は大きな思い違いをしていたのかもしれない。それは前走は始めから叩き台としか考えていたのかもしれないということである。レース後に馬体に余裕があったというコメントからも十分にあり得ることである。つまりは、最初からニセコ特別を狙っていて、食いがいいので1回使わないと調整ができなかったということである。そう考えれば、納得できないことはない。もしそうであれば、今回は期待していいことになる。もしかしたら勝ってしまうことも考えていいかもしれない。休ませた方がいいと言っていたくせに、勝てるかもしれないなんて、まったくもっていい加減であるが、どうせ愛馬を応援するなら、少しでも勝てるチャンスを見いだしたいというのが、親心というものでしょう。調子は引き続きいいようなので、勝ちを目指して頑張ってもらいたいです。ただ、さすがに前走ほどは勝ちを意識していないです。さすがに前走11着からの巻き返しは虫が良すぎるでしょう。今回は掲示板でも十分だと思っています。前走はいつもより前で競馬をしたけど、今回は思いきって後ろから勝負してもらいたいです。全馬を差し切るというのは無理だと思うけど、ヒロインらしい最後まで伸びる末脚を見せてもらいたいです。それでどこまで差せるか試してもらいたいのです。それで掲示板を確保できれば、間違いなく次につながると思います。要は、自分の形を崩してでも勝ちにいくのではなく、負けてもいいから自分の競馬をしてほしいということです。先は長いのだから、自分らしさを失わないことが大切だと思うのです。とりあえず掲示板を確保できれば合格点だと思うので、気楽にがんばってもらいたいです。ガンバレ!ヒロイン!p(^^)q
H10.8.17 ヒロイン5着!よくやった!
私の願いが通じたのか、ヒロインは5着とがんばりました。GC観戦ですが報告します。パドックは、前走のようにイライラすることもなく、ゆったりと歩いていたので前走よりは体調が良いように感じました。馬体重も-4kgだったことからも、やはり最初からニセコ特別狙いだったのかもしれません。なんとなくやってくれそうな予感はありました。レースですが、まずスタートはよれていたのであまりよくなかったです。そのせいもあったかもしれませんが、郷原騎手も後ろから行くことしか考えていなかったらしく、後方から3頭目という今までに比べてもかなり後ろに位置取りました。先日私はヒロインらしいレースをするためにも、開き直って後ろから勝負してほしいと述べたが、そのとおりとなった。これでどこまで末脚が伸びるかが勝負である。ところが、3角過ぎの勝負どころで前走と同じようにヒロインはもがきはじめたのである。ここで差を詰めなければいけないのに、逆に離され気味なのである。末脚勝負どころか、再びの惨敗を覚悟しなければいけない展開である。「やっぱりダメかあ。」私は諦めかけた。しかし、直線に入ると前走とは大きく違った。もがきながらも、じわりじわりと伸びてきたのである。切れ味はないもののヒロインらしい息の長い末脚である。そして最終的には5着まで押し上げてしまったのである。ばてた馬を拾っただけという感じもしたが、スローペースだったことを考えると直線だけで5着したのは、やっぱり評価していいと思う。今回の私の目標は掲示板だっただけに本当に満足している。何より嬉しかったのはヒロインらしいレースができたことである。やっぱり、しばらくは無理に勝ちに行くのではなく、自分の競馬に徹するのがいいと思う。そのうちペースにも慣れてくるだろうからチャンスは来るだろう。慌てないことが大切だと思う。
問題はこれからどうするかである。予定では美浦に戻ることになっているので、早ければ新潟最終週を使うかもしれないが、中2週での輸送競馬はきつそうなので、できれば中山まで引っ張ってほしい。本当ならばもっと休ませたいところだが、そういうわけにはいきそうにないので、せめて9月27日の牝馬限定1800mの習志野特別まで引っ張ってほしい。クイーンSを狙うためにも、中山第1週で最後のチャンスに賭けるという考えもあるだろうが、私は基本的に無理はしてほしくない。4歳牝馬限定重賞ならばという甘い思いも否定できないでいるのも事実であり、本心はいきなりクイーンSにぶつけてほしいとも思っている。しかし、客観的に見れば重賞ではとても戦えないはずである。私は習志野特別でいいと思っている。習志野特別ならば勝てると思っているわけではないが、ヒロインらしいレースはできるはずである。まあ、最終的には野平先生が決めることだから、野平先生を信じるしかない。今回もしっかりと5着にきているのだから、野平先生の判断は間違っていなかったわけである。野平先生が次回はどういう判断をするか本当に楽しみである。
H10.8.21 ガーディアンは中山デビューに変更!
先週のテレサだと今週の出走の予定ということだったので楽しみにしてたのですが、今週のテレサによると、「右前脚のソエは落ち着いてきましたが、左前脚も多少ソエ気味の様なので、大事を取って今回の新潟開催は見送り、9月の中山を目標にすることになった。」ということです。でも、そんなにはがっかりしていません。デビューが遅れたのは残念ですけど、今週新馬勝ちをしても新潟3歳Sに中1週というのも厳しいし、新潟3歳Sを狙えないならわざわざ輸送してまで無理する必要はないと思うのです。中山開催から番組が増えるし、重賞もかなり先になるので、慌てずにゆっくりと調整ができるはずです。その番組ですが、開幕週には1200mと1600m、2週目には1200mと1600mそれに1800mがあります。とりあえずこの時期はスタミナが不安なので1200mで様子を見るのがいいような気はします。そして500万で1600mを経験させて、重賞を狙うというのはどうでしょうか?全て勝つつもりでいるのが親バカですが、けっこう本気で考えています。まあ、デビューしないことには重賞を考えても仕方ないので、まずデビューでそれなりの走りを見せてほしいです。あと約3週間ですが、しっかりと調整をしてがんばってほしいです。ガンバレ!ガーディアン!p(^^)q
H10.9.8 ガーディアンいよいよデビュー!
ヒロイン・ガーディアンとも出走の情報がなく、どうしちゃったのかなあ?と思っていたのですが、昨日の競馬ブックに、な・なんとガーディアンが載っているじゃないですか。ここで紹介されるのはたった8頭。それに取り上げられるのだから期待は高まります。勝手ながら内容を紹介しちゃいます。(競馬ブックさん、ごめんなさい!)
「ソエとゲート練習に手間取り、今開催のデビューとなった。首さしが美しく、全身を使って伸び伸びと走る、と評判に上がっている。体は480kg台だが、「すごくバランスのいい馬で、柔らかみがあるんだ」と師も絶賛している。2日にウッドで64秒5を併せ馬で追い切ったが、大飛びながら実に力強い走りを見せていた。ゲートの方も今は大丈夫だし、二の脚が速いから、レースが楽しみ、といった雰囲気。2日目のダート1200mを蛯名騎手で予定している。」ということです。
前々から言っているとおり、ガーディアンなら新馬勝ちも夢ではないと思っていましたが、これは本当に勝ってしまうかもしれません!マジで力が入ります。鞍上が蛯名騎手というのがいいではありませんか?矢野進先生もかなり力を入れているのでしょう。明らかに勝ち負けだと思っていいでしょう。でも、一つだけ不満があります。ダート戦だということです。先々の重賞戦線を考えれば、できれば芝でデビューしてほしかった。まあ、贅沢は言ってられない。とりあえず、メンバー薄いところで確実に勝ち上がり、それから芝の重賞戦線を目指してもらいたい。こんなことばかり言っていると、ガーディアンは必ず勝たなければいけないようだけど、競馬はそんなには甘くはないのも分かっているつもりです。もっと強い馬が出走してくるかもしれないし、実際に走らせてみたら案外な結果ということもよくあることです。半信半疑だと考えるのが常識なのは分かっています。しかーし、親ばか一口馬主にはそんな常識は通用しない。ガーディアンは勝つ!絶対に勝つ!これしか考えられない。ガーディアンよ!こんなバカ親に感動を与えてくれ!
ちなみに、当日競馬場には行けません。ヒロインの時のようになんでかんで行きたいのですが、ちょっと無理なのです。家のグリーンチャンネルで応援することになります。まあ、楽しみは後にとっておいて、朝日杯3歳Sいやいやダービーで応援に行こうじゃありませんか。ガーディアン!私をG1に連れて行って!おいおい(^_^;)
H10.9.9 ガーディアン出走とりやめ!
ガーディアンのデビューが決まり、いよいよガーディアン伝説が始まるかと思っていたら、今日のテレサでなんと「出走とりやめ」になったとのこと。思わぬ肩すかしにがっくりです。何やら「骨瘤」が原因らしい。ソエに悩まされてデビューが予定よりも遅れたことを考えても、どうも脚元はあまり強くないらしい。ヘクター産駒ということで少しは覚悟していたけど、2度も肩すかしをくらうとねぇ。まあ仕方ないです。またゆっくりと調整して、夢の新馬勝ちを果たしてもらいたいです。その日まで、焦らずにがんばってほしい!
H10.9.9 ヒロインは佐倉特別へ!
ヒロインの目標が決まったようです。テレサによると長いところを一度試してみたいということで、2500mの佐倉特別を目指すことになったとのこと。スターリフト産駒ということを考えれば、距離は長ければ長い方がいいかもという考えは当然のことで、一度試してみたいという気持ちは理解できます。だけど、長距離を試すのはもっと後でもいいと思うというのが正直なところです。だって、今までの走りを見る限りだと2000mでは走りがぎこちないので、距離がちょっと長いのでは?という感じがするからです。番組がないというのならばいいでしょうけど、もう1週待てば牝馬限定の1800m戦である習志野特別があるのだから、とりあえずは無難に習志野特別から始動するのがベストだと思うのです。できればクイーンSに直行してほしいというのが本音ですけど、客観的に見ればそれは無謀と言えそうだから、やっぱり習志野特別でしょう。そうは言っても野平先生が2500mと言うのならば信じるしかない。肯定的に考えれば、野平先生は目先の勝ちや4歳牝馬限定重賞は捨て、ヒロインの将来を考えているのかもしれません。つまりは、今のうちにヒロインの可能性を試しておき、これからヒロインが向かうべき道を早めに見極めようとしているということです。確かにテストするならば早ければ早い方がいいに決まっている。晩成型のヒロインだからこそ、今回のような決断になったのかもしれません。そう考えれば今回の2500m出走もうなずけます。とりあえず私はそう思って野平先生を信じます。そして、ヒロインがその期待に応えてくれることを願います。もしかしたらスターリフトの血が開花するかもしれません。
H10.9.17 ヒロインは佐倉特別出走決定!
ヒロインが予定どおり佐倉特別出走となりました。出走頭数とかはまだ確認できないですが、とにかく出走は決まりました。ベストパートナーの郷原騎手は札幌にいるため、今回のパートナーは再び柴田未崎騎手です。競馬ブックでは小林淳一騎手となっていたけど、やっぱり騎乗経験のある未崎騎手を選んだようです。野平厩舎の騎手起用からして、小林淳騎手か柴田未騎手あるいは蛯沢騎手だろうと思っていたので、まあ順当なところかなという感じです。長丁場なので個人的にはベテラン蛯沢騎手が希望だったけど、まあ仕方ないです。未崎騎手が最も勝ち星が多いのだから、最も勝ちに近い騎手を選んでくれたと解釈しましょう。ヒロインのデビュー戦ではちょっといただけない乗り方だったので多少不安はありますが、今回は無難に乗ってくれると信じます。ヒロインにとって初めての2500m戦となるだけに、かなり難しい騎乗になると思うけど、何とかがんばってほしいものです。レース展望についてはメンバーが確認してから明日報告します。
ちなみに先週骨瘤で出走を断念したガーディアンですが、とりあえずキャンターは続けているようなので重傷というほどではないようです。まあ、それでもキャンターしかできないことを考えると、今月来月中のデビューというのはちょっと厳しい感じはします。これで朝日杯3歳Sの出走はかなり厳しくなったので、とにかくあせらずゆっくりと立て直してほしいです。3歳のうちにデビューできればいいのではないでしょうか。セイウンスカイ、スペシャルウイークもかなり遅いデビューだったことを考えれば、クラシックを狙うには特に問題はないでしょう。無理するのが最も恐いです。元気にデビューしてくれることを気長に待つことにします。
H10.9.18 ガンバレ!ヒロイン!佐倉特別1枠1番!
新聞にて佐倉特別の詳細がやっと分かりました。出走頭数は13頭なので多くも少なくもないという感じでしょうか。やっぱり問題は相手関係ですね。とりあえず予想の印を見る限りではヒロインは8人気くらいでしょうか。もちろん本命◎対抗○単穴▲を打っている人は1人もいません。まあ、2000mで実績が乏しいし、前走も牝馬限定戦で5着ではとても評価できないのでしょう。仕方のないことです。相手をもっと具体的に見ていくと、最も恐いのはセイウンザンのようです。それはそのはず前々走にすでに500万を1度勝っているのだから、このクラスはいつ卒業してもおかしくない存在なのです。2000mであればヒロインには勝ち目がないでしょう。しかし今回は2500m戦です。セイウンザンは2000mまでしか経験がないので距離適性があるかどうかは分かりません。長距離適性がなければ惨敗もあり得ます。つまり2500mでは絶対的な存在ではないということです。他の有力馬としてはアイドルマキシマム、フォーシーズンズ、ユーワフェニックスあたりがあげられますが、やっぱり500万クラスでの長距離経験は乏しいので絶対的な存在にはなりそうにないです。ということは、つまりヒロインにもチャンスはあるということです。ヒロインの父は何と言っても重厚ステイヤーのスターリフトです。血統だけで言えば長距離適性は十分にあるはずです。ステイヤーの血が一気に開花!ということもあるかもしれません。ただ、過去の2000m戦の内容からはスタミナに疑問を持たざる得ないし、たぶんスローペースだろうから上がり34秒台の決め手勝負になった時にじり脚のヒロインでどうかという不安は拭えません。ちょっと不安材料の方が多いのも事実です。やっぱりここは勝ちを意識するのではなく、距離適性を確かめるためのテストだと割り切るべきだと思います。ここで好走できれば、これからのヒロインが進む道が見えてくるので、とにかく次につながるレースをしてくれればいいと思います。もちろん勝ってしまうかもしれないという期待は捨てません。人気がなくても好走してしまうのがヒロインです。今回も実戦に強いところをきっと見せてくれるに違いないです。ガンバレ!ヒロイン!ステイヤーの血を呼び起こせ!p(^^)q
H10.9.19 ヒロイン健闘4着!価値ある掲示板!
ヒロイン速報です。初めての2500m戦だったにもかかわらず、4着と健闘しました。先頭ともそんなには離されたわけでもないので価値ある4着だったと思います。これで500万でもやっていける自信がつきました。本当によく頑張ったと思います。
それではレースを紹介します。パドックではいつものようにボーっと歩いていました。解説者に気合い不足と言われましたが、私は全く心配なし。だってヒロインはいつもこれで好走しているんですもん。ヒロインは気合いがないくらいが丁度いいと勝手に解釈しています。レースですが、スタートはかなり良かったです。ここから馬なりで後方に控えるかと思ったら、未崎くんは少し手綱をしごいて5・6番手に位置取りました。ちょっと前すぎないかなと思ったけど、スローペースならばこのくらいの位置の方がいいかもしれないとも思って、とにかくレースを見守りました。そのまま淡々としたペースで1周目のスタンド前、1角、2角とすすんでいきました。実はこの時点でちょっとやばいなあと感じました。エンジンがかかるのが遅いヒロインにとって、3角からの急激なペースアップについていくのはちょっと厳しいように感じたからです。しかし私の心配をよそにヒロインは急激なペースアップについていきました。4角でも先頭から離されずにきっちりと4・5番手で直線へ。得意のインに潜り込み、かなりいい雰囲気で直線に入ってきたので、これは先行馬をまとめて差し切るかも!と一瞬よぎったが、前にいる3頭との差はほとんど詰められない。最後は勝馬にはさらに離される感じでそのまま4着でゴールでした。終わってみれば、上がり35.1という典型的な決め手勝負。ヒロインが自己最高の上がりを叩き出しても、これでは前が止まらない限りは差せるはずがない。ちょっとヒロインには向かない展開だったように思います。それでも急激なペースアップにも対応できたし、直線だけの勝負となった割にはしっかりと離されずに伸びていました。ヒロインが着実に成長していることがひしひしと感じられました。次につながるいいレースだったと思います。本当によくやりました!
今回の収穫は、距離を克服したことはもちろんですが、スローペースに対応できたことが一番の収穫だと思います。これからはスローならば前へ、ハイペースならば後ろからというような自在性のあるレース運びが可能になると思われるからです。これならば常に安定したレースは期待できそうです。そして、メンバーや展開に恵まれれば、いつ勝ってもおかしくないでしょう。またヒロインのレースが楽しみになりました。次も今日のように頑張ってほしいです。
なお、今後の展望については、月曜日に競馬ブックが発売されて騎手のコメントなどを見てから紹介したいと思いますので、もう少しお待ちください。
H10.9.23 ヒロイン次は桑折特別?ガー君10月デビューへ
ヒロインの今後ですが、未崎騎手も「距離が良かった」とコメントしているくらいなので、もう一度長距離を使うべきでしょうね。次を中距離で行くくらいならば、今回長距離を試した意味がなくなるわけで、長距離を試して結果を出したのだから、次も長距離で行くべきだと私は思います。それじゃあ、その2500m前後のレースとなると、えーっと、あれっ、中山東京には1つもないではありませんか。おいおいどうするんだ?ということは福島か?どれどれ、おー!いいのがあるではないか。中2週の10月11日に芝2600mの「桑折特別」がぴったりだあ!ローテーションもいいし、他に長距離戦がないことを考えても、桑折特別が最有力候補だろう。ということは、つまり、そうヒロインが我がホームグラウンド福島に来るかもしれないということである。これは凄い!いつかはこんな日が来るとは思っていたが、こんなに早く実現するかもしれないなんて!しかも、前走の内容からして間違いなく勝ち負けでしょう。なんてすばらしいことなんでしょう。しかーし、私はとんでもないことを思い出してしまった。10月10日に所用で名古屋に行かなければいけないのである。なんてことだあ!11日の早朝から新幹線を乗り継げば何とかレースには間に合うだろうが、あまりについていない。福島にぜひ来てほしいという気持ちもあるが、別の日にずらしてくれないかという気持ちもでてきた。もちろん桑折特別でなければ中距離戦ということになる。これではさっき言っていたことと違くなる。あー困った!ヒロインには長距離で頑張ってほしいし、どうせ福島来るなら別の週にしてほしいし、私はどうすればいいのだろう?まあ悩んでいても仕方ない。私がレースを選ぶわけじゃないのだから野平先生に運命を託すしかない。野平先生は果たしてどのレースを選ぶだろうか?
次にガーディアンですが、今週のテレサに「10月の東京開催に間に合いそうだ」ということです。意外に早くデビューできるようで、本当にうれしい誤算です。脚元の不安を考えると当初の予定どおりダートの短距離戦になると思います。いくら10月と言ってもたぶん下旬でしょうから、10月25日のダート1200mあたりではないでしょうか。ここから朝日杯に向かうにはちょっと日がないので、後のことを考えずにきっちりと新馬勝ちしてほしいですね。ここまできたら早くデビューしても仕方ないので、多少デビューは遅れてもいいから無理せずにゆっくりと調整してもらいたいです。ガンバレ!ガーディアン!p(^^)q
Vol.7へ続く
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