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にへい君の一口馬主日記(Vol.9)

ヒロインのゼッケンをゲット(^_^)v
ガーディアン連勝で特別ゲット(^_^)v
サンフワワー(仮名)脚元弱い(T_T)


H11.2.16 ガーディアン春菜賞登録!どうやらマジらしい!
 春菜賞に登録したガーディアンですが、どうやら本気で出走するつもりらしい。テレサ情報によると、矢野進先生は「まだ短い距離の方が良いだろう」という判断をしたようで、いきなりの距離延長はさすがに避けたようである。まあ、常識的に考えれば、息を入れられないで苦しんだ馬を1回好走したからといって、すぐに大幅に距離延長するというのは無茶というものである。本物かどうか確かめるためにも、もう一度同じような距離を試してみるというのは当然のことである。私は1800mを希望していたが、さすがに矢野進先生は冷静である。ただ、矢野進先生は「まだ」と言っていることからも、将来的にはもっと距離を延ばしたいと考えているのは明らかであり、そういう思いから前走より少しだけ距離が長い1400mの春菜賞に登録してきたのだと私は解釈したい。短距離を使いたいのであれば、中2週とローテもいい来週のきんせんか賞を狙うはずである。少しでも長いところを使って、ここである程度目途がつけば、距離を延ばそうということではないか。もちろん皐月賞TRのことである。1400mの後に1800mのスプリングSというのがベストのローテではないでしょうか。って勝手に盛り上がっているが、春菜賞でそれなりの走りをしなければクラシックなんてとても語れない。勝つのがベストであるが、それよりも内容でしょう。1800mで走れるかどうかは、落ち着いて走れるかどうかが鍵となるわけで、今回それを感じられるような走りをすれば、たとえ負けても思いきってスプリングSに挑戦してほしいと私は思っている。逆に、ここでまた気性の悪さを出すようだと、さすがにクラシックは諦めた方がいいということになるだろう。そういう意味では、あまりに大切な一戦となる。本来であれば、もうクラシックを諦めて、のんびりと500万を戦わせてあげるべきなのだろうが、やはりクラシック出走の夢は捨てられない。無茶だと分かっていても目指してもらいたいと思うのが、バカ馬主である。なんとかここを頑張って、クラシックにつなげてほしい。ただ、登録数41頭ということを考えると除外の可能性がかなり大きい。実はこれが一番恐かったりする。そうなると、「短い距離の方が良い」というコメントからも、きんせんか賞に向かうことになりそうだ。できれば1400mを走ってほしいので何とか出走してもらいたい。とりあえず、本当に出走できるかも分からないので、相手関係は木曜か金曜に報告します。でも、お願い!何とか出走してくれ!頼む!
H11.2.18 ガーディアン除外!出走は来週に!
 春菜賞に出走予定だったガーディアンですが、高倍率だったこともあり、あっけなく除外ということになりました。まあ、41頭も登録していれば仕方ない結果である。東京1400mの走りを見たかったが、こればかりはどうしようもない。来週がんばってもらうしかない。で、ここまではいいのだが、今回の春菜賞で有力と見られていた馬が揃って除外されてしまったらしい。これらの馬も来週に回るとなると、もともと狙っていた馬もいるわけだから、かなりのハイレベルな戦いになりそうだ。あまりにアンラッキーだと言わざる得ない。まあ、クラシックを狙うつもりならば相手を選んではいられない。強い相手と戦って好走してこそ次が見えてくる。ガーディアンの株を一気に上げる絶好のチャンスだと思うことにしよう。その来週のレースであるが、短距離を使いたいという矢野進先生の意向からして、まず「きんせんか賞」でしょう。個人的には芝1800mを使ってほしいという気持ちもあるけど、たぶんないだろうなあ。矢野進先生、気が変わらないかなあ。まあ無理か。とにかく来週はがんばってほしい。なんとか次につながるレースをしてもらいたい。ガンバレ!ガーディアン!p(^^)q
H11.2.23 ガーディアンきんせんか賞に登録!
 春菜賞に出走予定も除外となったガーディアンですが、予想どおり、きんせんか賞に登録してきました。先週除外されたので優先出走権があるため、間違いなく出走かと思っていたら、なんと登録馬で先週除外された馬が他にも14頭いるではないか。木曜一括投票になってから優先出走権に関係なく5頭の出走枠があるので、最悪の場合は今週も除外の可能性があるということになる。むむっ、これはしゃれにならん。来週は短距離レースがないから、今週出走できないと最低最悪の状況である。確率的には大丈夫だろうけど、除外の可能性があるというのはやっぱり心配。今回はなんとしてでも抽選当たってくれー!それに、今回は蛯名騎手がどうなるか分からないという心配もある。競馬ブックの馬柱で蛯名騎手の名前が出ていたのは2頭。1頭はもちろんガーディアンだが、もう1頭はなんと同じ厩舎のブラックハリケーンなのである。ということは、蛯名騎手が馬を選ぶのではなく、矢野進先生がどっちで依頼するかを決めるということではないか。蛯名騎手が別の厩舎の馬を選ぶのであれば仕方ない部分もあるが、矢野進先生に選択されないということは、それはつまり少なくてもブラックハリケーンよりは期待されていないということになってしまう。デビュー前は「矢野進調教師の切り札」といわれたガーディアンがまさかそんな扱いをされるなんて、馬主の勝手から言えばちょっと納得できない。まあ、あれだけ負ければ文句も言えないというのも確かではあるが・・・。ガーディアンは先週もかなり凄い調教をしているのだから矢野進先生もきっとガーディアンを選ぶはずである。私は信じている。きっと蛯名騎手はガーディアンである。矢野進先生お願いします!とにかく、出走も蛯名騎手も木曜にならないと分からない。私はとにかく祈るのみである。そういうことで次は木曜日です。本当にお願いします!
H11.2.25 ガーディアンきんせんか賞に出走決定!
 ガーディアンは、なんとか「きんせんか賞」出走が決まりました。鞍上も蛯名騎手ということで言うことはないです。本当にホッとしました。相手はフサイチミキオーとタヤスメロディあたりのようですが、まあ詳しいことは、明日の新聞を見てからにしましょう。今日のところは出走が決まったことだけで十分です。短いですが今日は報告だけです。
H11.2.26 ヒロインのゼッケンが当たった!
 骨折で休養中のヒロインですが、何とか骨折は完治したようで乗り込みを開始したようです。姉貴分のシルキーパレードがあと1回走って引退ということなので、たぶん入れ違いで入厩だと思います。となると、3月中旬というところではないでしょうか。そこから1ヶ月調教したとして、4月11日の隅田川特別あたりの出走かなあ、と勝手に思っています。まあ、今さら慌てても仕方ない。のんびりと復帰を目指してほしいです。
 って、そのことよりも凄いことがあったのです。実は、2日前にヒロインの「ゼッケン」がシルクより送られてきたのです。年末に出走ゼッケンを全部あげるというお知らせがあって応募したのですが、まさか当たるとは思っていなかったので、届いたときは本当に嬉しかったです。ゼッケンは6月14日の未勝利戦3着の時のものでした。競走馬のゼッケンなんて初めて触ったし、裏にはヒロインの毛がちょっとついてたりで、ただただ感激しっぱなしでした。もちろん我が家の「家宝」にするつもりです。愛馬が勝ったときのゼッケンか、特別戦の黒ゼッケンでも手に入らない限り、我が家のNo1であり続けるでしょう。また一つ一口馬主の楽しさを味わってしまった。
H11.2.26 ガーディアン試金石の一戦!ガンバレ!
 きんせんか賞に無事出走となったガーディアンですが、枠順は2枠4番となりました。1馬の評価は「△△注注△▲」と意外と低い。ちょっと舐めすぎじゃないか?1人くらいは◎つけると思っていただけに、けっこうショックである。まあ、未勝利で裏切り続けていただけに、印をつけづらい気持ちは分からないでもない。それでも単勝予想オッズは3人気になっているので、強い馬であるとは理解されているのは確かである。とりあえず具体的にレースを考察したい。
 まず、ガーディアン自身だが、問題は何と言っても気負いすぎる気性である。前走のような落ち着いたレースができれば言うことはないが、たまたま前に馬がいたから脚を貯めることができたというのも否めない。今回もうまく行くかどうかは分からない。さすがに500万特別となると流れも厳しくなるだろうから、悪い気性を露呈してしまいそうな気もする。このように考えても、けっこう不安は大きい。しかし、ここでそんなことは言っていられない。クラシックを目指すためにも、ここで自滅するような走りはしてはいけない。調教では、前半は力を抜いて走っていたようだから、明らかに気性は良くなっているようなので、それに期待したい。もともと能力は高い馬なのだから、悪い気性さえ出さなければ絶対勝ち負けである。きっと力を出し切ってくれる。私はそう信じている。
 次に、相手関係であるが、はっきり言って強いのが2頭いる。フサイチミキオーとタヤスメロディである。まず、フサイチミキオーであるが、前走新馬戦を8馬身差圧勝というのはさすがに凄い。今週の調教も古馬OP馬を圧倒していたらしく、これはかなり手強そうだ。しかし、ガーディアンだって5馬身差で勝っている。2着のサンライズヤングがすぐに勝ち上がったのを見ても、価値ある走りだったはずだ。タイムだってこの馬と遜色ない。五分の走りはできるはずだ。しょせん1戦しかしていない馬である。キャリアの違いで圧倒する可能性もある。次に、タヤスメロディであるが、さすがにジュニアC3着の実績はかなり凄い。500万のレベルの馬ではないことになる。正直、私はこの馬の方が恐い。新馬戦も4馬身差で勝っているし相当強そうだ。困ったなあ。でも、ジュニアC1着2着馬は重賞とはいえ次のレースで惨敗している。レース自体のレベルが低かった可能性もある。ガーディアンの上昇度をもってすれば、これくらいの実績の馬ならば逆転できなくもない。というか、クラシックを目指すならば、この程度の馬に負けてはいられない。ここは実力で競り落としてもらいたい。ガーディアンの力ならばきっと大丈夫である。
 というように、かなり無理矢理だが、ガーディアンにも十分にチャンスがある!繰り返しになるが、前走のようなリラックスした走りができれば、真の実力を見せつけるはずである。大丈夫!お前ならきっとやれる!信じている!クラシックのためにも勝ってくれ!とにかくガンバレ!ガーディアン!p(^^)q
H11.2.28 ガーディアン2連勝で特別ゲット!凄すぎる!(^_^)v
 な・なんと、ガ・ガーディアンが、いきなり500万特別のきんせんか賞を勝ってしまいました!(^_^)v これは凄いです。これで何と言ってもオープン馬です。「おぉーぷぅんばっ」なんです。なんていい響きなんでしょう。もう嬉しくて嬉しくて(T_T) とにかくレースを紹介します。どうぞ!
 中山は天気がいまいちらしく、馬場状態は午前中が「重」で午後から「稍重」となり、多少時計ののかかる馬場だったと思います。今まで見てきた感じだとガーディアンには切れる脚がなかったので、そんなに悪くはないが時計はかかる馬場の方がいいと思ったので、「稍重」はプラスではないか?と私は密かに期待を高めていました。
 そして、パドック。GC観戦だったので、あまり見れませんでしたが、相変わらず馬体はすばらしかったです。調子落ちは微塵も感じませんでした。馬体重も相変わらずでしたが、それでも−2kgと少しでも絞れたのはプラスだと感じました。気性も落ち着いているようで力を出し切れる状態にあると確信しました。「あとは相手関係だけだな」と思いながらレースを迎えました。
 そして、スタート!出はちょうど真ん中くらい。いつもみたいに先頭に出る勢いはないが、悪くはない。軽く追って3番手の位置へ。前2頭はハイフレンドウッズとタヤスメロディ。どちらも人気の馬である。しばらくすると前2頭が他を大きく離しはじめた。どうやらどちらも譲らないらしい。離れた3番手をガーディアンは追走。そのころ圧倒的1人気のフサイチミキオーは後方ですでにもがいていた。「もらった!」私は思った。前2頭は競り合っているのだから当然潰れるだろうし、ミキオーはどう考えても終わっている。ガーディアンには願ってもない展開である。そう思いながら直線へ。「まず前が潰れるから・・・」と思っていたら、前2頭が失速する気配がまったくない。ガーディアンとの距離はまだかなりある。「やばい!」私は焦った。ガーディアンの甘い末脚が脳裏によぎったからである。「ガーディアン追えー!とにかく追えー!」と叫ぶも、ラスト200mにきても距離は意外とつまらない。「このまま3着かも」とちょっと思ったときに、信じられない光景がそこにはあった。な・なんとガーディアンが一気に加速してきたのである。差が一気に縮まる。ハイフレンドウッズはさすがにばてたようだが、タヤスメロディが失速している感じはしない。明らかにガーディアンが加速しているのである。一完歩づつ確実に差を詰める。「差せる!差せー!」私は叫んだ。もう勢いがぜんぜん違う。ラスト50mでタヤスメロディに並ぶとあっと言う間に差し切り、1/2馬身差をつけてゴール!「やったあぁぁぁぁぁぁぁー!」「よしっ!よしっ!よっしゃー!」立ち上がって大きなガッツポーズ!「うぉー!すげーよ!すげーよ!」もう例によって訳の分からない状態。とにかく、ガーディアンが特別戦を勝ったのです。しかも2連勝です。私の愛馬がこんな凄いことをしたのです。しばらくは興奮しっぱなしでした。本当に感動しました。
 冷静になって思うことは、「ガーディアンはオープンでも通用する。」ということです。その理由なんですが、まず「気負ってしまう気性を克服した」ことです。未勝利戦の時にはどうしても先頭に出ようとしていたのに、やっとリラックスして走れるようになったようです。これは前走もそうだったんですが、一戦だけでは信用できなかったので、今回の走りを見て確信しました。競馬をやっと理解してきたようです。特に今回のような厳しい流れの中であれだけ脚を貯められるのは気性的な成長がなければ考えられません。これならば、もっと距離が延びても大丈夫だと思います。というかクラシックを目指すためにもそうあってほしいです。
 次に「最後の切れ味が凄かった」ことです。前走までは切れ味がない馬だと思っていたので、早めに抜け出して粘りきって勝つことはイメージできても、まさかラストで一気に差し切る末脚を見せてもらえるとは夢にも思わなかった。今までは気性的な問題で出せずじまいだったんでしょう。決め手がないとどんな展開だろうと先行して押し切るしかないが、これだけの決め手があれば展開によって自在に動けるようになりレースの幅が広がる。大きなレースでは大きな強みとなるはずである。
 最後に「タヤスメロディに勝った」ことです。私は前日に「タヤスメロディ」の方が恐いと言ったが、やはりオープンで3着しているというのは凄い実績である。この馬に勝ったということは、単純に考えれば、「ガーディアンもオープン3着の実力がある」ということになるのである。タヤスメロディは競り合って逃げる形になったのが厳しかったのも否めないが、それでもこれだけ強い馬に正攻法で勝ったのは素直に喜んでいいと思う。1.09.9というタイムも稍重だったことを考えれば破格の時計である。どんなに自分の競馬ができるようになっても相手に勝てなくては意味がない。そういう意味では、タヤスメロディに勝ったことが今回のレースで最も価値あることだと私は思う。これでオープンでも「やれる」という自信を私は持つことができた。
 このように、ガーディアンは次の重賞もしくはオープン特別でも十分に戦えるはずである。いよいよクラシックへ立ち上がったと言いたいところだが、まだクラシックなのか短距離路線か不明である。私はもちろんスプリングSを希望するが、今後については後日まとめてお話したい。とりあえず今回は、ガーディアンが、強い馬を相手に、特別戦を、鋭い末脚で、完勝して、オープン入りした、ことに感動していたい!
 ガーディアン!お前は凄い!本当に凄い!お前を選んで本当に良かった!ありがとう!そしてこれからも頑張ってくれ!p(^^)q
 きんせんか 咲かす守護人 未来あり
H11.3.2 ガーディアン次はどのレース?
 きんせんか賞を完勝したガーディアンですが、今日のテレサでは「次走は未定です」とのこと。レース直後はいつもこのコメントだから当然といえば当然ですが、クラシックを目指すのかどうかということをシルク会員みんなが気になっているはずなので、もしかしたらと思ったので、ちょっと残念。来週のテレサでたぶん方針が分かると思うけど、その前に私が次走のことを考察したいと思います。
 考えられるレースはたぶん4つ。
   3月13日 OP菜の花S(芝1600m)
   3月21日 G2スプリングS(芝1800m)
   3月27日 OP若葉S(芝2000m)
   4月4日 G3クリスタルC(芝1200m)
 とりあえず、1つずつ見ていきます。
 まず、菜の花Sです。
 このレースを選ぶメリットは、マイル戦だということでしょう。皐月賞を目指すにしろ、マイルCを目指すにしろ、少しでも長い距離を経験するのは大きなプラスです。それに前走1200mから距離を延ばす場合、1800m、2000mではちょっと延ばしすぎという感じは否めないです。まずマイルで距離を試すというのが理想です。ここを勝ってしまえば、賞金的に皐月賞出走も可能だし、内容によって皐月賞なのか、ニュージーランドT4歳Sなのかを決めればいい。中1週というローテも気になるが、絶好調のうちに出走するという考えもできるはずだ。そう考えれば、意外にいい選択かもしれない。しかし、あくまで皐月賞にこだわる場合、勝たなければいけないというのがちょっと厳しい。3着でもいいというスプリングSとはそのプレッシャーが違いすぎる。しかも、外国産馬が相手となるのもけっこう厳しい。そして、重賞と比べると賞金が少なすぎる。この時期のOP特別と重賞ではそんなにレベルが変わらないのに、賞金が違いすぎるというのは正直な話あまり魅力がない。ガーディアンの今の状態と将来を両睨みする場合は最もいい選択だと思うが、クラシックと賞金にこだわるのであればちょっと避けたいところだろう。
 次にスプリングSである。
 クラシックを目指すことにこだわるが、できるだけ距離は延ばしたくないと考えれば、このレースしかない。何と言っても3着に入れば皐月賞出走の権利をもらえるのは大きな魅力である。それに2着に入ればダービー出走確定というのも大きな魅力である。ガーディアンの安定度を考えれば、勝てなくても2着3着する可能性は高い。内国産限定戦というのも魅力の一つとなる。クラシックの近道はどう考えてもこのレースしかない。しかし、このレースの場合オースミブライトの出走が決まっており蛯名騎手の騎乗はないと思っていい。これはあまりに痛い。ガーディアンの気難しい気性を考えると乗替は大きなマイナスである。それに距離が長いというのが明白な場合は、ガーディアンにとっては迷惑以外の何ものでもない。馬主の勝手なわがままにガーディアンを巻き込んでいいかという問題はある。
 次は若葉Sである。
 1800mのスプリングSを蹴ってこのレースに出走する理由としては、皐月賞を目指す上でどうしても権利がほしいので、蛯名騎手の騎乗を第一に考えるか、相手が楽だと判断した場合だろう。しかし、さすがにいきなり2000mは長い感じはする。権利も2着までだし、賞金もそんなに高くはない。常識的には考えづらいレースであるが、このレースを使うということは逆に言えばそれだけ真剣にクラシックを狙っているということになる。そういう意味では嬉しい選択かもしれない。
 最後にクリスタルCである
 最も無難なレースの選択だと思われる。1200mで2勝しているのだから、現時点では最もリスクの少ないレースである。ローテも厳しくないし、ガーディアンのためには最もいい選択だろう。先のことをあまり考えず今を大事にするのであれば、このレースしかない。重賞なので賞金もけっこう高い。しかし、ここからクラシックを狙うのは考えられず、クラシックはきっぱりと諦めなくてはいけない。マイルCは十分に狙えるが、それにしてももう少し長い距離を経験しておきたいところだ。ニュージーランドT4歳Sを挟むのはローテが厳しくなるので避けたいところだし、そうなるとG1はあまり期待できなくなると思われる。
 以上のように考察してきたが、私の希望はもちろんスプリングSである。クラシック出走が夢だからである。若葉Sもあるが、距離は少しでも短い方が今のガーディアンにはいいと思う。3着まで権利があるのもいいし、賞金も高い。蛯名騎手が乗れないのは痛いが、やむ得ないところだろう。もちろん蛯名騎手を重視して若葉Sでもかまわない。結果的にクラシックに出走できれば言うことはない。少しづつ距離を延ばすことを重視して菜の花Sでもいいとは思う。勝てば十分に皐月賞を狙えるからである。ただ、これらは私のクラシック出走というわがままの基に成り立っているものである。常識的に考えれば、ガーディアンのことだけを考えれば、クリスタルCの方がいいことは分かりきっている。クリスタルCでも仕方ないとも思っている。
 つまりは、どのレースでも不満はないということである。矢野進先生がどのレースを選んでも私はそれを信じたい。そのレースでガーディアンが頑張ってくれればそれでいい。とにかく、自分の愛馬がオープンレースを走るということだけで満足しなければいけない。とはいえ、やっぱり次のレースは気になってしまう。本当に矢野進先生はどうするんだろう?やっぱり気になる。
H11.3.9 ガーディアン希望どおりスプリングSへ!
 ガーディアンの次走が決まりました!私が熱望していたスプリングSです。私はもう「よっしゃー!」という感じ。1200mで2連勝したことを考えると、常識的には1200mのクリスタルCだとそれなりに覚悟はしていたのですが、本当にスプリングSを選んでくれるとは、感謝感激としか言いようがないです。先週サンスポにガーディアンの次走がスプリングSだと載っていたようなので、かなりの確率でそうだとは思ってましたが、新聞報道は意外と当てにできないので、今日のシルク情報まで待っていました。そして、シルク情報にしっかりと「スプリングS」という文字があったのです。この文字を見たときは嬉しかったですね。「本当だったんだ!」と心の底から嬉しさがじわじわとこみ上がってくる感じです。それにしても、矢野進先生も思いきったもんです。いくらクラシックという甘い誘惑があったにしろ、1200mでしか実績がない馬を1800mにぶつけるのは常識的には無謀とも言えます。もしかしたら、シルクの方がどうしてもクラシックにぶつけたいと熱望したのかもしれません。それはそうでしょう。会員を増やす、もしくはつなぎ止めるためにも、クラシックに1頭くらい出走させたい気持ちはよく分かります。まあ、どういう経緯で出走に踏み切ったにしろ、まったく戦えないと分かっている馬をぶつけることはしないでしょう。一縷の望みでもあるからこそ、スプリングSにぶつけてきたのだと私は信じます。私自身も、ある程度無茶は承知です。だけど、やっぱりクラシック出走の夢は簡単には捨てられないです。チャンスは何度もあるのであれば話は別だけど、最初で最後かもしれないチャンスをチャレンジもしないで捨ててしまうのはもったいないとしか思えないです。ここでダメならばクラシックもきっぱりと諦められます。3着以内に入って権利を取れば言うことなしですが、惨敗でもチャレンジしただけで私は満足です。それならそれで、すっきりとした形でマイルCを目指せます。
 ちなみに、先週も述べたとおり蛯名騎手はオースミブライトに騎乗するため、乗替はほぼ確定です。矢野進先生がよく使うのは木幡騎手なので、たぶん最有力候補になると思います。できれば、岡部騎手とか柴田善騎手とかトップジョッキーに乗ってもらいたいんですが、スプリングSに出走できるだけでもありがたいのだから、さすがにそこまで贅沢は言えないでしょう。やはり木幡騎手に頼るしかないかもしれません。まあ、こればかりは現時点では何とも言えないので、来週のお楽しみにしたいです。
 相手関係ですが、オースミブライト、ヤマニンアクロ、ニシノセイリュウなどさすがに大物ばかり。これだけのメンバーで3着というのはさすがに厳しい感じは否めない。クラシックも甘くないことをこれだけでも痛感してしまう。まあ、そうはいってもこれだけのメンバーで好走してこそガーディアンの未来が見えてくるというものである。とにもかくにも、自分の力をフルに発揮して、ガーディアンの力を見せてもらいたい。現実のレースまではまだ10日もあるので、あまり先走らないで、今日はここまでにします。
 ガーディアン!ケガだけはするなよ!とにかく無事出走してくれ!そしておまえの力を見せてくれ!ガンバレー!p(^^)q
H11.3.16 ガーディアン夢に向かって今週出陣!
 皐月賞の出走権をもぎとるためスプリングS出走となったガーディアンですが、いよいよ今週となりました。蛯名騎手が騎乗できないという大きな問題があり、矢野進先生の流れからすれば木幡騎手だろうなあと覚悟を決めていたら、なんと意外や意外に「横山典騎手」になったようです。どうやら木幡騎手はすでに皐月賞の権利を持っているマイネルプラチナムに若葉Sから皐月賞まで騎乗するため、見送られた模様です。それにしても横山典騎手とは、矢野進先生もかなり勝負に来てますね。普段は依頼しない騎手に頼むのだから、よっぽど自信があるということなのでしょう。確か横山典騎手は皐月賞で乗る馬が決まっていないので、ここで3着すれば本番もこのコンビになると思われます。とにかくトップジョッキーを確保できたのは大きいです。蛯名騎手を失ったのはマイナスですが、最小限に抑えられたと考えていいと思います。
 さて、ちまたのガーディアンの評価ですが、案外悪くないようです。先週のスポニチには1週前追い切りの様子が記事になってましたし、今週の競馬ブックでもパドック写真を始め、有力馬としての扱いになっています。気になる相手関係ですが、蛯名騎手鞍上のオースミブライトは別格として、それ以外では早熟馬ロサード、ダート2勝馬モンテカルロ、シンザン記念2着もきさらぎ賞9着のマルシゲファイターあたりがライバルになりそう。でも、ご覧のとおり絶対というほど強いとはとても思えません。ちなみに、相手と思われていたニシノセイリュウが疲れがとれないため皐月賞直行となり、ヤマニンアクロはよく分からないけど登録してきませんでした。この2頭が相手だとさすがに厳しいなあと思っていたので、これはラッキーとしか言いようがないです。前走1200mを使っているガーディアンも大きなことは言えませんが、相手もそんなに強くないことも事実だと思います。このメンバーならば、「絶対大丈夫」とまではさすがに言えませんが、「チャンスは十分」であることは間違いないです。
 ガーディアン自身も、きんせんか賞後の反動もなく元気に調教にはげんでいるようです。前走のタイム1.09.9も稍重だったことを考えれば破格のタイムだし、そのとき相手にしなかったフサイチミキオーが先週の菜の花Sで2着にきており、改めてガーディアンの強さを認識できた。荒れた馬場も苦にしないタイプだろうし、競馬ブックのパドック解説では、「体型的には距離の融通もきく」とコメントしていた。このように、ガーディアンの好走を期待できる要素はけっこうある。重賞初挑戦が初距離というのはかなり厳しいのは分かっているが、何とかその常識を覆してもらいたい。この常識を覆せるようならば本番でもチャンスは出てくるだろう。まあ、現時点では出走馬が確定していないので、詳しい分析ができない。また、木曜日にでも検討したいと思います。
 ガンバレ!ガーディアン!p(^^)q
H11.3.19 サンフラワー脚元しっかりせず!(T_T)
 ガーディアンがスプリングS出走で盛り上がっているところですが、今月の会報が届き、我が3番目の愛馬サンフラワーの近況を1ヶ月ぶりに知ることができました。さっそく紹介します。
「まだ脚元がしっかりせず、休みを入れながらじっくり。471kg」
ということです。(T_T) 困ったものです。そろそろ強い調教を始めないといけない時期なのに、こんな調子ではとてもとても。ヒロイン、ガーディアンと元気だけがとりえだっただけに、心配で心配で仕方ないです。この調子だと3歳デビューは無理かもしれませんね。なんとか新馬戦のある3月までには間に合わせてほしいですが、どうだろうか。まあ、まだまだ先は長い。慌てず騒がず、のんびりと脚元がしっかりするのを待ちましょう。焦るな!サンフラワー!p(^^)q
 なおヒロインですが、順調に調教を積んでいるようで、今月末か来月はじめ頃に再入厩できるようです。野平先生は、牧場でけっこう強い調教を積ませ、入厩後少ない追いきりで出走して、結果を出してしまうというタイプなんで、4月のレースから期待していいと思います。今回は900万から出発なので何とも言えませんが、血統的にはまだまだ成長しそうなので、けっこう期待していいと思っています。
H11.3.19 ガーディアン出走決定!獲るぞ!クラシック出走権!
 ガーディアンのスプリングS出走が決定しました。騎手も予定どおり横山典騎手です。連日、有力馬として新聞等で紹介されており、期待は高まるばかり。
 まずガーディアンの状態ですが、相変わらず元気です。調教も連日のように坂路を走っており、「おまえには疲れというものがないのか?」という感じです。グリーンチャンネルで最終追いきりの様子を見たのですが、首を低くして軽快に走る様子は「絶好調」を感じさせるものでした。それにしても相変わらずタイムが凄い。5F62秒台は速すぎる。ラストも12秒台でまとめており、凄すぎるという感じです。ガーディアンの追いきりを見るのは初めてだったんですけど、毎週あんなに凄い調教をしていたのかと思うと、勝ち上がりまで6戦を要したのが信じられません。この馬はまだまだ伸びると確信した瞬間でもありました。とにかく、体調としては「文句なし」でしょう。
 となれば問題はやはり距離。矢野進先生はかなり距離を気にしているようで「こなせるとは思うが・・・」というような弱気な発言が目立っています。もしかしたら、シルクからの熱望による出走で、本当は短距離路線を歩ませたかったのかもしれません(マイネルプラチナムがいることだし)。まあ、それはそれで仕方ないと思ってます。私自身も「ガーディアンに悪かったかなあ」と思っている部分もあるからです。でも、やっぱり挑戦だけはしておきたいというが本音です。ここで負ければ、次は短距離路線を歩めばいいわけだし、もし権利を取れれば万々歳である。もちろん私自身としてはかなり自信がある。この馬のベスト距離は1800mだと今でも信じている。先日も紹介したとおり、競馬ブックのパドック解説では「体型的には距離の融通もきく」とある。私は大丈夫だと思っている。ただ、心配なのは気性である。1200mではペースが速いので折り合えたが、1800mのスローの展開で折り合えるかどうかが一番の心配である。好位でのんびりと追走できれば、かなりの確率で3着はできるはずである。とにかく「リラックスして走れるかどうか」が最大のポイントになるであろう。
 次に位置取りであるが、これは分からないとしか言いようがない。とりあえず、逃げるのと最後方からの競馬というのはダメであるのは確かだと思う。前走のように3番手くらいが理想だと思われるが、前走の切れ味を1800mで出すためには、もっと後ろからの方がいいような気もする。かといって、極端に切れる脚はないだろうから、あんまり後ろすぎてもダメだと思うし、このように考えていくと何がベストなのかさっぱり分からない。距離を経験していないことを考えると、体力温存を第一に考える必要はあるから、ペースによって判断するのがいいかもしれない。スローならば3番手くらいで追走し、4角で後続を引きつけ、直線で引き離すというパターンがベストだろうし、ハイペースならば、中団くらいに控え、3角あたりから仕掛け、4角で先頭を射程圏に入れ、直線で引き離すというのがいいかもしれない。問題は、直線で早めに抜け出すのがいいのか、それとも、前走のようにゴール前で差すという方がいいのかであるが、3着以内というのを考えると、「早めに抜け出す」方が無難だとは思う。まあ、ここらへんは横山典騎手の感性に任せるしかない。勝ちにいきすぎて惨敗するのがちょっと恐いが、今となっては一流ジョッキーの腕に頼るしかない。
 気になる相手関係であるが、オースミブライトが最終追い切りでずいぶんとだらしない走りをしたようで、さらに混戦模様になってきた。これは、ガーディアンに「勝てるチャンス」が出てきたということを意味するものである。オースミブライトに実力を出されると厳しい感じもするが、その他の馬とはそんなに差はないだろう。とにかく、大本命に隙ができた以上、チャンスは間違いなく広がった。これは、マジで「勝てるかも」という手応えが出てきた。ガーディアンにも不安材料はたくさんあるが、私は本当に「勝てる」気がしてきた。単なる親バカであるが、きっとガーディアンはやってくれる。3着以内ならば文句はないが、この状況ならば「十分に勝てる」はずである。私は信じている!ガンバレ!ガーディアン!夢のクラシック出走のために!行けぇーーー!p(^^)q
 ということで、私はこれから上京しますので、枠順決定後の日記はありません。レース後、まとまめて報告しますので、ご了承ください。
Vol.10へ続く

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