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にへい君の一口馬主日記(Vol.10)
H11.3.24 〜 H11.6.3

H11.3.24 凄いぞガーディアン!夢のクラシックをゲット!(^_^)v
 凄いことになりました。自信はあったのですが、本当に本当にガーディアンがスプリングSで3着に入り、夢のクラッシク皐月賞の出走権をゲットしてしまいました!やったあ!(^_^)v 週末はガーディアン応援のため上京していたので、まとめて報告させていただきます。
 3月20日(土)
 3連休だから「孫を連れていく」というバレバレの言い訳で横浜にある妻の実家に到着し、さっそく競馬新聞を見る。新聞雑誌でけっこう取り上がられていたからけっこう印がつくだろうなあ、と思っていたら意外や意外に△がちらほらという感じ。うーん、予想以上に人気がないなあ!まあ確かに1200mから好走した実績はないからなあ、仕方ないかもなあ。と思いつつも、これなら馬券は美味しそうだな!と逆に喜んでいる始末である。とりあえず私なりには自信があったので、そんなには気にはしてなかったです。芝の1800mなので枠順はかなり気になりました。外枠から先行するのはかなり無理しなければいけないので、気性に問題のあるガーディアンは押せば行き過ぎそうだし、のんびり出れば先行するのはかなり厳しい。内枠は馬場が荒れているらしいので、そんなところを最後まで走っていたら直線で伸びるわけがない。となると真ん中枠が絶好である。私は4枠か5枠がベストだと思っていました。で、けっきょく6枠となったわけですが「まあ、いいところだろう」というのが正直なところです。内で揉まれるよりはましだし、6枠ならば何とか中団には位置どれるだろうと思ったからです。さらにこの日は雨で中山はもちろん不良馬場。日曜の天気もくもり後雨だったので、馬場が回復ことは考えられず、まず間違いなく不良馬場でレースを迎えることになりそうだった。果たしてこれが良い方に出るか悪い方に出るか「走らせてみないと分からない」というのが正直なところだった。前走の切れ味からすれば良馬場の方が実力を発揮する気もしたけど、ガーディアンは道悪を苦手にするタイプとは思えないから他馬が気にする分かえっていいかもしれないと思っていた。道悪は決まったわけだから後者であることを信じるしかなかったのが正直なところでした。まあ、そいうわけで、あとは明日を迎えるだけということで、いつになく興奮しながら眠りにつきました。
 3月21日(日)
 いよいよレース当日である。私は起きてからずっと緊張しっぱなし。電車の中で他のレースを検討しようと思ったのに全く集中できず、今日はガーディアン以外は馬券を買うのはやめようと心に誓って競馬場に入りました。一緒に応援することになっていたガーディアン所有の方々とお会いして、しばらくはボーっと競馬を見ておりました。競馬場に来てもやっぱり他のレースを予想する気にはなれなかった。9レースのパドックが終了してから場所取りのために、みんなでパドックに移動し、雨のため様子を見ながら、けっきょく10Rのパドックが終わったところで、外に出ました。「いよいよ生のガーディアンが見れる!」ということで、もうドキドキです。馬が出てくるのを待っている時間が長い長い。「まだかな、まだかな」という感じで何度も入り口を覗き込んでいました。そして、いよいよ馬が入ってきました。「やっと来たあ!」と私の緊張は高まる。1頭2頭と馬が入ってきて、いよいよガーディアンが入ってきました。「うわあ!がっしりしてるなあ!」というのが第一印象でした。そして気合いがかなり乗っていて、ずっしりずっしりと力強く歩いていました。馬体重が498kgと今まで一番少ない数字ですが、まだまだ絞れそうな感じすら受けたので、まったく気にならなかったです。常識的には「文句なし」でした。ただ、気合いが乗りすぎではないかな、と思いました。普通の馬ならばいい気合いだと思うのですが、ガーディアンの場合は短距離的気性が一番の問題だったので、逆に心配になったのです。いつもガーディアンを見てる方に聞いたら「前走よりは気合いが乗っているけど、いい感じだと思う。以前は、もっと小走りしたり、泡を吹いてたり、とにかく落ち着きがなかった。それに比べれば、今日は踏み込みも深いし、ずっといい。」ということでした。これを聞いて私はホッとしたとともに、これならば「本当に勝てる!」とさらに自信を持ちました。あまり相手を見ていなかったけど、モンテカルロは凄く落ち着いていて、いやな感じがしていたけど、オースミブライトはいかにも細くて終わってるという感じでした。まあ、とにかく、この時点で「かなり行ける」という手応えを感じたのは事実です。
 そして返し馬。これもそれほど力んでいる感じもせず気持ちよく走っていたので、かなりいい感じを受けました。「これなら大丈夫」とさらに自信を持ち、あとはレースを待つだけ。
 そして、ファンファーレ。「いよいよだ」奇数馬番のガーディアンは早めにゲートイン。しかし、あとが続かない。どうやらモタモタしている馬がいるらしい。「何やってんだ!」と私は焦る。何せガーディアンは気性に問題がある。こんなところでイラついたらしゃれにならない。1頭が入るとまた1頭もたつくという感じでかなり長いゲート入りだった。「これはスタートやばいかも」と正直思った。そしてやっとスタート!出は悪くない。横山典騎手はどうするかなあ、と思っていたら、持ったままで押すことなく中団で1角へ向かう。押して先行させようとするとガーディアンは行きすぎてしまうのが恐かったので、私としては無難な選択だと思った。コーナーリングでどこにつけるかだなあ、と思っていたら信じられないことが起きた。な・なんと、ガーディアンがつまづいたのである。明らかに不利を受けたのだ。後で横山典騎手が「落ちると思った」と言ったくらいの大きな大きな不利である。これで、一気に後方に下がってしまったのである。「終わったかもしれない。」正直に私は思った。当然審議の青ランプが灯った。向こう上面の様子をオーロラビジョンが先頭から順番に馬を映すが、いつまでたってもガーディアンは現れない。12・3番手でやっと出てきた。「まずい!まずすぎる!」何と言っても不良馬場。後方からの競馬で追い込むなんてできるわけがない!しかし、ここまで来て諦めるわけにはいかない!「まだ分からない!」私は心の中で祈った。3角から4角にかけてじわじわと前を詰めていく。それでも先頭まではまだまだ距離がある。横山典騎手も外を回っていたのでは間に合わないと思ったのだろう。インを突こうとするがなかなか開かない。前が詰まってまたつまづきそうになったシーンもあったくらいである。「やっぱり無理かなあ」と思っていたら、直線に入ってすぐに前が開いた。「よし!来い!」と私は叫んだ。そして私の声が聞こえたのかのようにガーディアンが弾けたように飛んできた。他馬とは明らかに勢いが違う。「行ける!来い!差せー!」と絶叫するのみ。あっという間に3着まで上がってきて、あまりに勢いが良かったので2着も行けるかもと一瞬思ったくらいである。しかし、さすがにラストは脚色がやや一杯になったようで、2着はとても届かない感じになり、逆にモンテカルロが後ろから追い込んできた。「やばい!粘れ!ガンバレ!粘れ!」とさらに絶叫する。そして、何とか抑えきってゴールしたように私には見えた。「よっしゃあ!」大きくガッツポーズ!「うおぉー!やった!よしよし!残ったよね、残ったよね」と訳分からない状態。周りも狂ったようにはしゃいでいる。モニターでリプレイが始まる。ガーディアンが間違いなく3着に残っていることを確認したと同時にまた歓声が大きくなる。「これで皐月賞だ!あそこから伸びてくるのだから距離も問題ない!」とやんややんやの盛り上がり。しかし、ふと気がつくとなかなか確定しないのに気づいた。「長い。長すぎる。」どうやら上位の馬が審議の対象になっているようだ。青ランプがついた時点を考えてもガーディアンが邪魔されたことについてのはずである。私も周りの人たちもガーディアンしか見ていなかったので邪魔した馬がよく分からない。「ガーディアンが自らぶつかっていたのかも・・・ 前科もあることだし・・・」と不安になる人も出てきた。何せアナウスの声がほとんど聞こえない場所にいたので、状況がまったくつかめなかった。周りの人が携帯でテレビを見ている人と話している感じだと、やはり邪魔されたのはガーディアンのようだ。ということは、ガーディアンの降着はない。ということは、1・2着馬が審議の対象であり、降着ならばガーディアンの連対ということになり、どちらに転がっても馬券は大当たり!もちろん賞金も加算されることになってダービーもしくはマイルCの出走確定でもある。「すばらしすぎる!」そう思って待っていても、なかなか決まらない。「この展開は降着だな」と私は笑いが止まらない。周りも降着ムードである。長い長い審議のアナウスがようやく始まった。・・・・・進路が狭くなったことについて審議をしましたが・・・「なにー『が』だと」みんなが怒りをぶちまけた。あれだけ長い審議で「なんで降着じゃないんだ!おれのダービーが・・・」(T_T) もう皐月賞出走よりも降着にならなかったことの方に怒ってしまった。「期待を持たせて、そりゃないよ!」というのが正直なところである。でもしばらくして少し冷静になってからは「皐月賞出走に喜ぼう」と思うことにした。
 レースを振り返ると、あの大きな不利があって、後方からという厳しい展開で、3着まで伸びてきたのは、私の予想以上にガーディアンは強くなっていると言える。道悪が上手いといっても、なかなかできる芸当ではない。それにあんな不利があったのに走る気を無くさなかったのは高く評価できるし、スタミナの必要な不良馬場というコンディションでラスト伸びてきたということは、距離は問題なしと見ていいだろう。さらに、決め手が甘い甘いと言われていた馬が、前走と同じようなすばらしい伸び脚を見せてくれたことで、これからの競馬がかなりやりやすくなった。このように、今回の不利はガーディアンの真の実力を証明することにつながった、と言って過言でないだろう。そういう意味では本番前にガーディアンの実力を知ることができたのは大きな収穫である。あの大きな不利を考えれば、巻き返しは十分にあるはずだ。全力を尽くしての3着だと皐月賞は参加するだけになりかねないが、そうでなかった以上はまだ夢を追い続けられるし、私の感じ方だと「かなりやれる」という手応えを感じている。確かに不安もあるが、今回の内容ならばチャンスはあるはずだ。皐月賞も期待をもって臨みたいと思う。まあ、とにかく、降着がなかったという不満は残るにしろ、夢のクラシック出走が決まったのは間違いのない事実である。そのことを素直に喜びたい。よくやった!ガーディアン!おまえは本当に凄い奴だ!私の夢を実現してくれて本当にありがとう!戦いはまだまだ続くが今日はゆっくり休んでくれ!本当によくやった!(^_^)v
 春分に 夢を実現 ガーディアン(^_^)v
H11.4.12 いよいよガーディアンが皐月賞を駆け抜ける!
 いよいよです。今週の皐月賞にガーディアンが出走します。スプリングSから中間報告もなく今日になってしまいました。年度末、年度始めで忙しかったのもありますが、なんとなく皐月賞出走だけで満足してしまって、スプリングSの前の時のようにガーディアンが心配で心配でということがなかったので、なんとなく今日になってしまいました。私の本当の夢であるダービー出走を考えたら、これで満足している場合ではないのですが、人は正直なものです。G1出走、クラシック出走というだけで私はにやけてボーっとしてしまいました。でも、競馬ブックを買い、皐月賞の出走メンバーを見て、いろんなコメントを読んでしまうと、さすがに緊張してきました。やはり、やるからには勝ちを目指さなければ意味がないです。
 ちまたの予想では当然のようにほとんどノーマークのようです。まあ、それはそれで仕方ないとは思います。何せスプリングS3着の実績しかありませんから。しかーし、この馬を甘く見てもらっては困る。この馬が勝てる材料はけっこうあるのである。
 第1に、スプリングSの内容である。落馬寸前の大きな不利を受けての3着であることを忘れてもらっては困る。先行馬がうまく脚を貯めて引き離すという展開だったことを考えれば、あの走りはかなり凄かったはずである。確かに上がりタイムは1着馬に負けているが、1着馬が最も楽している時にガーディアンはじわりじわりと前との差を詰めており、途中からは息を抜く時がなかったはずなのである。それでも1着馬とほとんど同じ上がりで走っているのだから私はかなり評価していいと思う。もし、このレースで先行していれば途中で息を抜いて、脚を貯めることができたはずで、もっと凄い切れ味を見せつけたのではないかと私は思っている。1着馬よりも前半楽しているではないか?と言われそうだが、前述したとおり、1角で落馬寸前の不利があって、楽どころかかえってロスがあったと考えるべきである。それに距離経験がないのも不安になると思われるが、あれだけの不利があっても最後まで伸びているのだから、スタミナは十分にあると思っていいでしょう。少なくても私はそう信じている。そういうことで、スプリングS3着の内容だけでも皐月賞で十分に戦える根拠になると思っています。
 第2に、体調が絶好調である。今までも毎週毎週凄い時計で走っていたが、先週も相変わらず5F63.2という凄い時計を出している。これだけでも調子が持続しているのがお分かりいただけると思うが、この馬はそれでもほとんど馬体重が減らないのが凄いのである。新馬戦の時から太め太めと言われ続け、激しい調教を毎週やるのに一向に馬体重が減らず、それでも今まで好走を続けているのである。つまり、常識的には使い詰めで馬体重が減っていると解釈するべきところを、この馬の場合はこの期に及んで「やっと絞れてきた」状態なのである。つまり、調子が上向きということである。それを証明するように、追いきり以外でも毎日のように坂路で時計を出している。これは毎日走らせないと太くなるためだと私は理解しており、調子が下降している馬がこんなに時計を出せるはずがない。当日プラス体重でも、調教を多くやっての結果だからマイナスと見る必要はないし、馬体重が減っても「絞れた」と解釈できるわけで、プラスと判断していいと私は思っている。どっちにしろ、これだけの調教をこなしている以上は、調子は絶好調だと判断していいはずである。
 第3に、レース運びである。私はかなりレースをすすめやすくなったと思っている。何せ人気がないのは気楽である。そして横山典騎手も前走のアクシデントのおかげで結果的にガーディアンの伸び脚を確認することができた。どの位置取りならば届くのか分かってくれていると思う。ワンダーファングが逃げる展開になると思うが、当然強い馬が潰しに行くに決まっている。わざわざガーディアンが行くことはない。となれば、そのやりとりを中団で眺めていて、ここぞという時に一気に仕掛ければいいと思う。後ろにアドマイヤベガがいるので、あんまり後ろだと厳しい感じがするので、ちょうど真ん中くらいが理想だと私は思っている。きんせんか賞を完勝しているスピードと前走のゆったりとした走りから、鞍上の考えたとおりの位置を取れるはずである。そこから、直線の入り口までに5番手くらいまで押し上げて、あまり外に出さずに馬場の真ん中から抜け出すというのがいいのではないか。前走の切れ味を考えれば、そんなに先行しなくても十分に届くでしょう。あとは後ろからの馬を抑えきるだけである。なんてすばらしいのでしょう!もう勝ったも同然です!(^_^)v
 とは言うものの世の中そんなにうまくいくわけがないのも分かっているつもりではいる。やはり2000mを走ったことがないのは大きなマイナスである。マイラーでも1800mまでなら何とかなる馬も多く、最近のスプリングS出走馬が本番では結果を出せない理由は、そういうことが大きいと私は思っている。私は前々から言っているとおり大丈夫だと確信しているが、データがない以上はやってみないと分からないというのが妥当な判断だろう。それに、さすがに相手が強いのも認めなければならない。スプリングS出走組には負ける気がしないが、スプリングS出走組はほとんど人気になっていないことでも分かるとおり、ライバルは他にいる。今回の2強と言われるだろう弥生賞組のアドマイヤベガとナリタトップロード、若葉Sを休み明けで激勝した同僚マイナルプラチナム、毎日杯を4馬身差で圧勝したテイエムオペラオー、ニシノフラワーの初仔ニシノセイリュウなど、蒼々たるメンバーである。常識的に見れば、苦しい戦いになって当然である。
 ただ、これらの馬との対戦がないわけだから、最初から「勝てない」と諦めるのはあまりに早すぎる。ガーディアンだってまだまだ底を見せていない。本当の実力を出せば、これらの馬より強いかもしれない。私はガーディアンを信じている。きっと答えを出してくれるはずだ!そしてきっと私をダービーに連れていってくれるはずだ!ガンバレ!ガーディアン!p(^^)q
H11.4.17 いよいよ明日!あとはガーディアンを信じるだけ!
 いよいよ明日となりました。ガーディアンがクラシックに出陣です。枠順も7枠15番に決まり、本当にいよいよという感じになってきました。まず、その枠順ですが、私は内枠だと経済コースを通れるけど、包まれて動けなくなると最悪だなあ、外枠だとあまり前には行けなくなるけど、揉まれることはないからレースは進めやすいだろうなあ、どっちがいいのかなあと一人悩んでいました。そして結果は外枠でした。良い方にしか考えない私は「これでスムーズな競馬が期待できる」と思いっきり楽観視です。実際、どんな展開にも対応できるし、馬場もいいところを選んで走れるでしょう。横山典騎手も乗りやすいはずです。私は極端な内枠に入るよりは良かったのではないかと思っています、というか思うことにしました。最終追い切りも前半は抑えて後半鋭く伸びるという大人の走りを披露しており、期待は高まるばかりです。馬場も道悪になるかもしれないということで、他の馬が嫌がる分プラスだとは思うけど、私は良馬場でも十分に戦えると思っています。気になる人気の方ですが、前々日で単勝34倍の11人気ということで、人気はともかく、オッズが意外と低いなあというのが感想です。単勝で50倍はつくと思っていたのですが、さすがに見てる人は見ているようです。まあ、ガーディアンが強いのは私は分かっているので、人気が落ちるのであれば落ちてもらった方がありがたいです。人気で競馬をするわけではないのでどうでもいいと言えばどうでもいいことですけどね。
 とにかく、やることはすべてやったと思います。あとはガーディアンを信じるだけです。今さらじたばたしても始まりません。黙って応援するだけです。目標はもちろん優勝に決まっています。最低でもダービー出走権の4着は確保したいと思っていますが、4着狙いなんてせこいことは考えていません。勝てる力は十二分に持っているはずです。夢のクラシック制覇を成し遂げてほしい!ガンバレ!ガーディアン!絶対に勝てる!勝てるぞ!お前の本当の実力を見せつけてくれー!p(^^)q
H11.4.20 ガーディアン無念の7着!しかし今後に期待!
 期待されたガーディアンですが、善戦むなしく7着に敗れ去りました。それでも、ラスト1100くらいまでの見せ場は十分だったし、勝ち馬から0.6秒差しか離されていなかったので、私なりに満足しています。G1でこれだけ走れるならば今後も期待していいでしょう。本当によく頑張ったと思います。それでは、当日の様子を紹介したいと思います。
 前日は疲れていたせいもあって、比較的ゆっくりと眠ることができました。朝起きて、「いよいよだな」と思い、いつになく緊張しながら中山に向かいました。他のシルクの馬も走っていたので、その応援もと思い、何とか午前中に中山に入りました。それにしてもさすがにG1です。スプリングSの時とは人の数が違います。数年前にマックイーン降着を見て以来の生G1でしたが、こんなに人がいたかなあという感じです。そんなことを思いながら、ガーディアンの馬券しか買わずにじっとその瞬間を待っていました。レースまでは雨が降らないという予報だったし、良馬場でも十分に戦えると思っていたので、特に雨は期待していませんでしたが、午後2時くらいからけっこう強く降ってきました。時々小降りになるもののどうやらレースまで降り続ける雰囲気でした。まあ、これはこれでいいかあ、と思ったものの、おかげでパドックでは前の人の傘で馬がよく見えずに、ちょっと残念な思いをしていました。そのパドックですが、馬体重−6kgと前走よりも締まった体ででてきました。私の目では、スプリングSよりもずっとよく見えました。踏み込みも深く、力強く歩いていて、気合いもかなり乗っていたけど前走よりは落ち着いている感じだったのでとても好感が持てました。後でテレビを見たところ、大川先生がかなり高い評価をしていたので、体調だけは間違いなく絶好調だったはずです。先日も言ったとおり、私は十分に勝てると思っていたのですが、パドックを見てさらに自信をつけました。正直負ける気がしなかったです。返し馬もかなり良かったです。具体的には表現できないですけど、リラックスしていて走りがすごく軽かったように感じました。「よしっよしっ」と私は拳を握りしめ、高鳴る鼓動をぐっと抑えて、スタートを待ちました。そしてファンファーレ。生演奏が響き渡り「いよいよだ!」と私の鼓動はヒートアップ寸前。しかし、ワンダーファングがゲート内で暴れ、スタートの仕切り直し、一瞬肩すかしを食らったように気が抜けましたが、再度ファンファーレが鳴り、再び私の鼓動はヒートアップ寸前で、拳を軽く持ち上げ、強く握りしめ、スタートを見守りました。
 そしてスタートです。ガーディアンはうまく出てくれたようです。どの位置を狙うかなあと思っていたら、けっこう前に出てきました。だいたい5・6番手というところでしょうか。ちょっと前すぎるかとも思ったけど、後ろすぎるよりはずっとましかなということで、まあまあの位置取りだったと思います。予想されたヤマニンアクロが逃げられず、思わぬ展開となり、ペースもそんなに速くなかったと思うので、この位置取りはかえってベストだったかもしれません。早いうちにうまくインに入れたので、コースロスもそんなになかったと思います。でも、2角過ぎから少し掛かってしまったように私は感じました。「ちょっとやばいかなあ」と思ったけど、すぐに折り合ったようなので、ほっとしました。3角でも同じような位置を走り、本当にいい感じで走っていました。さすがに3角を過ぎると、後ろの馬もドッと押し寄せてきて、いよいよ勝負どころだと私も力が入りました。後ろの馬がかなり押し寄せてきましたが、私は後ろを引き寄せるだけ引き寄せてからで大丈夫だと思っていたので「まだまだ、慌てるな」と、叫んでいました。横山典騎手も解っていたように、慌てずじっとしていました。しかし、今思えばこれが勝負の分かれ目だったかもしれなかったです。4角から直線に入ろうとしたら、前が完全に塞がれており、最内しか開いてなかったのです。横山典騎手は迷わず最内に突っ込みました。私もそのときは好判断だと思いました。もちろん、内は荒れていて本来ならば通ってはいけないところだということは分かっていたのですが・・。でも結果的にはこれが裏目に出たかもしれません。ガーディアンは一瞬先頭に立とうかという勢いで伸びてきました。オースミブライトと併せる形となり、この争いを制すれば、と思い、「突き抜けろ!」と叫んでいましたが、ラスト200くらいで逆に離され、この時点で勝ちはほぼ消えました。でも、まだ4着以内はいけそうな雰囲気。諦めるな!頑張れ!と必至に声援を送るが、ラスト100のところで馬場のいい外を通ってきた馬に一気に詰め寄られ、あっという間に交わされ、だんご状態でゴールとなりました。だんご状態だったので何着かまったくわかりませんでした。勢いからして5着以内は明らかにないというのだけは分かりました。7着だったことを知ったのは、ずいぶん後になってから皐月賞のリプレイが流された時でした。まあ、何とか賞金が出る8着以内にいてくれれば、とは思ったけど、4着以内に入れなければ意味がないレースだったので、何着でもいいやという気持ちが強かったです。それにしても、さすがにG1は甘くないです。いろんな言い訳があるにしろ、実力負けという印象はちょっと拭えないです。馬場の良い外を通っていればもう少し伸びたかもしれませんが、少なくても上位3頭とは力負けだったと思います。それでも、ラスト200までは「勝てるかも」、ラスト100でも「4着以内ならば」という見せ場を作ってくれて、私を楽しませてくれるには十分すぎるほどのパフォーマンスでした。勝ちに行って負けたのだから仕方ないと思います。悔しくないと言ったら嘘になりますが、私は十分に満足できる走りでした。本当によく頑張ったと思います。こんなに興奮したG1は初めてです。本当に楽しい時を過ごすことができました。ガーディアンに心から感謝したいという気持ちで一杯です。本当にありがとう!
 さて、次のレースですが、私は非常に悩んでいます。今回の7着をどう考えればいいか分からないからです。一つに距離は大丈夫だったが実力が足りなかった。一つに距離が長かった。一つに荒れた内側を通ったので伸びなかった。などが考えられると思います。現時点では私は今回の敗因はやはり距離だと感じました。今まで2000mでも十分に通用すると言い張ってきましたが、直線の止まり方を見るとやはり1F長かったという感じは拭えません。今回の負けを真摯に受け止め、ダービーは素直に諦めるべきだと思っています。私の最大の夢であるダービー出走ですが、今回の負けですっきりしました。次はどうしても強いガーディアンを見たい気持ちでいっぱいです。マイル前後でいいレースがあれば、それを目指すべきだと思っています。しかし、そのマイル前後の番組が実は「マイルC」しかないのです。賞金800万しかないこの馬は除外の可能性が大です。しかも、死力を尽くした後だけに、中3週のローテーションで再びG1というのはあまりに負担が大きすぎます。できれば、マイルCは避けてほしいという気持ちがあります。でも、他の番組となると、福島のさくらんぼSまで待つしかないようなのです。これでは、いくら何でも間隔が開きすぎです。となると、1200の葵Sしか残らないのですが、1800で結果を出した馬なので、1200はちょっと短すぎるという思いが強いです。他ではダービーの日の駒草賞があるのですが、これが2000mなので、どうせ2000を使うならば、ダメもとでプリンシバルSというのも候補に入ってきます。このように考えると、距離重視ならばマイルCに登録して、出走できるならば出走する。距離が長いよりは短い方がいいということで、1200の葵Sを使う。皐月賞の疲れを癒すという意味でも間隔を大きくとって、福島のさくらんぼSまで引っ張る。ダメもとでプリンシバルSを使ってみる、もしくは2000の駒草賞を使う。ということになると思います。このように考えると私もどのレースがいいのか本当に分かりません。とりあえず皐月賞7着なのだから、2000だってまったく走れないわけではないと思います。1200を使うならば2000の方がいいように感じますし、休ませる意味でもさくらんぼSまで引っ張ってもいいと思っています。ですから私の希望としては、さくらんぼSか駒草賞です。でも、まだ考えがまとまっていないので、何とも言えないというのが正直なところです。今後のガーディアンの様子を見ながら、矢野進先生に進路を決めてもらうしかありません。とりあえずダートというのだけは勘弁してほしいですけどね。
 とにかく、皐月賞は本当に良いレースでした。今後にもつながるすばらしい内容だったと思います。一口馬主になって本当に良かったと今回ほど思ったことはありません。これでクラシック出走という第一の夢はかないました。次のガーディアン的な目標は、とりあえず重賞制覇です。そして、私の一口馬主的な夢は「G1制覇」となりました。こんな夢を持つことができるなんて私は本当に幸せものです。ガーディアンに感謝するとともに、今後の活躍を期待して、今日の日記を締めたいと思います。ガーディアン!本当にありがとう!
H11.4.23 ヒロインついに入厩!5月中にレース復帰か!
 ガーディアンのクラシック出走で影に隠れてしまったヒロインですが、実は4月10日ごろにやっと再入厩して、先日は初時計を出したもようです。1ヶ月くらい調整するとのことだったので、たぶん5月中には復帰するのではないでしょうか。そうなると、距離適性から考えても、5月23日の「石和特別」あたりでしょうかね。牧場でも十分に乗り込んでいるので、もっと早いということも考えられるので、そうであれば、5月8日の秩父特別というのもあるかもしれません。まあ、とにかく5月中の復帰は間違いないでしょう。ただ、気になることがあるのです。実は、最近かなり気性がうるさいようなのです。どちらかというと大人しい部類だと思われたヒロインなので、まだ体のどこかが痛いのじゃないかと心配してしまいます。まあ、そこらへんはプロがちゃんと見ているのだから大丈夫だと思うし、もう少し調教を積んでいけば大人しくなるのだと思うのですが、4歳時にはそういう情報はまったくなかったので、ヒロインらしくないなあと感じてしまっているのです。まあ、大丈夫だと思って、ヒロインの復帰を待ちたいと思います。ガンバレ!ヒロイン!p(^^)q
H11.4.23 ガーディアン次は福島のさくらんぼSへ!やった!
 皐月賞で7着に敗れ、次走が注目されたガーディアンですが、矢野進先生は早くも方針を固めた模様です。その結論は、東京開催を自重して、福島の4歳900万特別「さくらんぼS」から「G3ラジオたんぱ賞」に向かうということです。私にとってはベストともいえる内容に、非常に満足しています。
 まず、東京全休ですが、年明けからすでに6戦していること、皐月賞までかなりの量の調教をこなしていたこと、G1レースの疲れは半端ではないと思われること、東京に適鞍がないこと、などを考えると、東京開催を自重するのは非常にいい判断だったと思います。4歳限定戦があるうちに多く使って、賞金を稼ぐという考え方もありますが、将来性を重視すれば、ここで無理するよりは、休ませた方がいいはずです。ガーディアンの体を第一に考えた矢野進先生に敬意を表したいと思います。
 次に、1700〜1800mのレースを選んでくれたことが嬉しいです。スプリングSで大きな不利を受けても3着まで伸びてきたこと、皐月賞でも見せ場十分の走りで7着にがんばったことを考えると、この馬のベスト距離はたぶん「マイル」だと思われ、G2もしくはG3までなら2000mでも十分に通用すると私は感じていました。レベルの高いレースではどんな距離でもスタミナが要求されることを考えても、ここはスプリント路線よりもマイル路線を進ませた方がきっと将来につながっていくと思っていたので、1200mの中日スポーツ杯ではなく、1800mのラジオたんぱ賞を選んでくれたのが非常に嬉しいです。
 そして、我が愛馬が「福島」に来るというのが一番嬉しいです。自分の愛馬がいつか福島に来るだろうとは思っていたけど、まさかガーディアンような大物が最初に来てくれるとは思っていなかったです。しかも、1開催に2回出走し、重賞にも出走する予定だというのだから、こんな嬉しいことはないです。今から本当に楽しみで仕方ありません、まだ2か月先のことなのに、なんかワクワクドキドキしてしまっています。もう、できるだけのことはしてやりたいと思います。って、応援に行くこと以外できることはないのですが・・・。とにかく、大歓迎で迎えてあげたいと思っています。なので、なんとか順調に体調を整えてほしいと切に願います。ガーディアン!お願いだから予定どおり福島に来てくれー!待ってるぞー!p(^^)q
H11.5.6 ガーディアンなんとマイルCに登録!本気か!
 次走は「さくらんぼS」と報道されたガーディアンですが、なんと「マイルC」に登録してきました。もしかしたら登録だけはするかもしれないとは思っていましたが、シルクのテレサによると「もし出られる様なら、マイルのG1も視野に入れておきたい。」という矢野進先生の意向があるようで、けっこう出走に前向きらしいのです。しかも、1週前登録の時点では賞金不足で除外確定だったので「記念登録」みたいなものだと思っていたのに、賞金上位の馬が出走回避するらしく、賞金800万でも8頭中3頭が出走できることになってしまったのです。正直なところ私の心はかなり揺れています。先日コメントしたように、けっこう使い詰めできているので、将来のためにも休ませてあげたいという気持ちが強いのは確かです。しかし、G1に出走できるチャンスもそうはないものです。賞金800万ということを考えても、古馬になってからG1まで出世できるかどうかは現時点では何とも言えません。出走できるチャンスがあるなら、そのチャンスを生かすべき、という考え方も十分に理解できますし、わがまま馬主の本音とも言えます。さらに、今年のマイルCは例年に比べてレベルが高くないように感じます。正直なところ、皐月賞よりもチャンスがあるのではないかと思ってしまいます。これは本当に困りました。マイルCに出走すれば、ラジオたんぱ賞に直行だろうから、福島に2度来るはずが1度だけになるのが寂しい。まあ、ラジオたんぱ賞に出走してくれればまだいいが、ここで無理して故障とかしばらく疲れが取れず長期離脱という最悪の展開というのだけは勘弁してほしい。できるだけ無理しないことを考えるならば、ここは回避して福島戦線に全てを賭けるという方が無難である。そして、たぶんこれが最も賢い選択なのだとは思う。でも、人間というのは甘い誘惑には弱いものである。勝てるかもしれないG1を自ら辞退するなんてあまりにもったいない。抽選で外れたのならば仕方ないが、自ら回避して訳の分からない馬が勝ってしまったら、悔やんでも悔やみきれないことになる。やはり、チャンスがあるのであれば、使うべきなのかもしれない。でもなあ、やっぱり、うーん、あー本当に困った。私はどちらがいいか本当に決断できない。ここはまさしく神様に委ねるしかないかもしれない。つまり8分の3の確率に賭けるわけである。出馬投票するということは力を出せる状態にあると信じて、抽選を通ればG1に挑戦し、外れれば予定どおり福島戦線というわけである。G1出走が前提となると強い調教をして一度体を作ることになり、さくらんぼSへの調整が多少狂うかもしれないけれど、それくらいは我慢しないといけないだろう。もちろん、矢野進先生が最終的に出馬投票せず、予定どおり福島に向かっても私は構わないと思っている。とりあえず、矢野進先生に出走するかどうかを決めてもらい、出走すると判断したならば、最後は神様に決めてもらうというわけである。マイルCに出走するか否か!ガーディアンのターニングポイントになることは間違いないだろう。
H11.5.8 ガーディアンやっぱり回避らしい!
 サンスポ情報によるとガーディアンは、やっぱりマイルCを回避するようです。今週は速い時計を出していなかったので、たぶん回避だろうなとは思っていましたが、まあこれが無難な選択でしょうね。ただ、G1に出走できるチャンスはなかなかないものだし、距離はベストだっただけに、見てみたかった、という気持ちも正直あります。でも、クラシックにチャレンジした時点で、マイルCは捨てたようなものだったのだから、今さら蒸し返しても仕方ないことだと私は割り切っています。ガーディアンの体を第一に考えてくれた矢野進先生の判断は間違いないと信じています。これで、予定どおり「さくらんぼS」から「ラジオたんぱ賞」が濃厚でしょう。2連勝して、秋につなげてほしいです。それまではゆっくりと調整してもらいたい。ガンバレ!ガーディアン!福島で待ってるぞ!p(^^)q
H11.5.17 サンフラワーしっかり成長!ヒロインまたも脚部不安!
 我が3歳馬サンフラワーですが、今月の会報が今日届き、1ヶ月ぶりの情報が入ってきました。内容ですが、
「もう問題なく、乗り込んでおり、馬体もしっかり成長を見せ、順調に進めていけそう。」
ということです。先月までは脚元が弱いというコメントで心配していただけに、今月の情報はかなり嬉しかったです。馬体もしっかり成長しているようで、何とかなりそうな感じになってきました。まだ、具体的にどこがいいというコメントがないので、入厩うんぬんのレベルではないと思いますが、それよりも今は元気で健康なのが一番です。脚元の弱いのがなくなっただけで満足です。あとは、このまま何もなく調教が進んでくれるのを願うだけです。ガンバレ!サンフラワー!p(^^)q
 次に、やっと再入厩を果たして、そろそろ復帰戦かと思われていたヒロインですが、な・なんと「右前脚に熱が出てきた」らしく、調教を休んでいるようなのです。もしかしたら「筋が炎症を起こしている可能性もある。」とのことで、ちょっとやばい感じになってきました。丈夫で元気なのが唯一のとりえだったと思っていた馬が、こんなことになるとは本当にショックです。これで東京開催での出走はないかもしれません。せっかく900万で走れると思ったのに、これではまた500万に降級してしまう。詳しいことがまだはっきりしていないので、何とも言えないですけど、こうなってしまっては仕方ない。また、ゆっくりと調整してもらうしかなさそうだ。ヒロイン!無理せずに頑張って!p(^^)q
H11.5.20 ま・まさかヒロインが!な・なんと屈腱炎とは!(T_T)
 先日ヒロインの脚部不安を報告したばかりでしたが、診断が出ました。最悪の結果です。なんと「屈腱炎」だそうです。私はテレサを見た瞬間に凍りつきました。競走馬にとって、屈腱炎は不治の病と言われているほどの重傷です。骨折のように完治することは奇跡に近いので、これで引退する馬は数え切れません。確かに復帰している馬もいます。オフサイドトラップがその代表的な例です。しかし、その調教はかなり慎重に行わなくてはなりません。G1を狙えるような器でないと、なかなか厩舎に残してもらえないのが現実だと思います。元気で丈夫というのがとりえだったヒロインが、まさか屈腱炎になるとは夢にも思っていなかったです。しかも、そろそろ復帰かもしれないという時だっただけに、なおさらショックが大きいです。今ではガーディアンの方が大活躍をしていますが、私にとってヒロインはあまりに大きい存在です。初めての仔であったことももちろんですが、マイナー種牡馬のスターリフト産駒であること、値段がそんなに高くなかったことなど、とにかく地味な存在ながら、彼女なりに頑張っている姿が、とても愛しく感じられました。こんなふうに書くくらいだから、お分かりだと思いますが、私には「引退」の文字がちらついています。晩成血統だと思っていたので、復帰の道もあるとは思いますが、繁殖に上がれるのであれば、シルクバレリーナ(超良血馬ながら予後不良)のようになる前に決断した方がいいかもしれないと感じています。もちろん、屈腱炎にもレベルがあるだろうから、現役続行ならばそれはそれで構わないとも思っていますし、やっぱりもう一度走っているところを見てみたいという気持ちも拭い切れません。どっちにしろ、1年はレースに出走することはないと思います。とりあえず、来春まで様子を見て、ダメそうならば繁殖に上げて、競走馬として耐えうるくらい回復すれば復帰すればいいと思います。とにかく、ヒロインにはしばらくはゆっくりと休んでもらいたいです。一口馬主になって、初めて「つらい」ということを感じました。しばらくは、このショックから立ち直れないと思います。(T_T)
H11.6.3 ヒロインはまだ様子見。ガー君は予定どおり福島へ!
 屈腱炎で早田牧場に帰されたヒロインのその後ですが、2週間たっても腫れが引かないようで、今後のことはまだ未定とのこと。だけど、「復帰の予定などは分からない」とコメントしているように、あくまで復帰を前提にしているように感じました。まあ、こればかりは屈腱炎がどのくらい回復するかで決まるのでしょうから、とりあえず様子を見ているということなのでしょう。そういうことで、復帰なのか?繁殖入りか?の問題は、ずーっと後の話になりそうです。また、新しい情報が入りましたらご報告しますが、しばらくは何もなさそうです。私も来年の繁殖シーズンまでに答えを出せばいいと思っているので、のんびり待つことにします。とりあえずヒロインにはのんびりと休んでもらおうと思います。
 マイルカップを回避して自己条件の「さくらんぼS」を目指しているガーディアンですが、先週の調教で相変わらず元気なところを見せているようです。馬なりで64秒台なのだからかなり凄いです。でも、元気なのはいいことなんだけど、どうやら前の馬を追っかけてしまって予定より速い時計になったそうで、レースを使っていないせいで、また気負って走るという悪い癖がでてきている感じがして、ちょっと心配です。まあ、レースまではあと中2週あるので、今から心配しなくてもいいんでしょうけど、ちょっと気になります。まあ、レースまでには何とかしてくれると思いますし、元気がないよりはずっとましです。実績から言っても自己条件ならば「負けられない」一戦になるでしょうし、強い勝ち方をして「ラジオたんぱ賞」に向かってもらいたいと思っています。このラジ短に、マチカネキンノホシ、レッドチリペッパーあたりが参戦予定のようで、さすがに厳しい重賞になりそうですが、ガーディアンだって皐月賞7着の実績馬です。きっと何とかしてくれることでしょう。まあ、それよりも「さくらんぼS」を勝たないと話にならないんですけどね。とにかく順調に調整は進んでいるようなので、かなり期待していいと思います。何とかこのまま好調を維持してもらいたい!ガンバレ!ガーディアン!p(^^)q
H11.6.14 ガーディアンいよいよ今週福島に!(^_^)v
 福島初日のさくらんぼSを目標に調整していたガーディアンが、予定どおり登録してきました。いよいよ我が町にガーディアンがやってくるのです。いつの日か愛馬が福島に来てくれるとは思っていたけど、いざ来るとなると、ドキドキ・ワクワクで、何をやっても落ち着きません。しかも、4歳900万の特別レースの主役として来るのだから、この興奮をどう表現していいか、本当に言葉が見当たらないです。で、今日は早々と競馬ブックを買いにいって、出走メンバーをすぐに確認してしまいました。パッと見た感じでは強そうな馬は見当たらなかったのですが、意外と印がなかったのが正直ショックでした。なんか強そうな馬がいるのか?と見てみると、最も印が厚いのは、何とフサイチミキオーである。はい?なんで?という感じ。だってそうでしょう。ガーディアンは、フサイチミキオーにはきんせんか賞で完勝しているんだもん。それに、他の人気どころも前走勝ったばかりで、オープン経験がない馬ばかり。これでどうやって負けるんだ?と思って予想ハンデを確認したら、ガーディアンの56kgは私の予想と同じだったが、な・なんとフサイチミキオーの53kgを始め、軒並み53kg以下ばかりである。「ふざけんな!」いくらガーディアンが強くても、斤量3kg差はひどすぎる。これでは「勝て!」という方が無理である。ガーディアンの評価が低いのも何となく分かった気がした。でも逆に考えれば、これで勝てばとてつもなく強いことが証明される。かなり厳しい条件になるかもしれないが、このメンバーなら勝てなくもない。とにかく頑張ってもらうしかない!と思ってたら、夜になって掲示板にハンデの速報があり、それによると、ガーディアンは予想どおりのトップハンデ56kgで、フサイチミキオーは55kgでした。そりゃそうだろう。3kg差もある方がおかしいのである。他に恐そうなのも54kgなので、常識的なところに落ち着いたと言えそうです。これでガーディアンの勝つ確率はかなり高くなったと思います。トップハンデでも分かるとおり、実力は間違いなくNo1なので、あとは自分の力を出し切れるかどうかだけです。気性の問題で未勝利脱出に手間取った苦い経験があるので、間隔が開いたのはちょっと気になるけど、実力の違いでなんとかしてもらいたい!あとは、鞍上が非常に気になっていたのですが、競馬ブックでは蛯名騎手となっていました。もしかしたら福島出身の木幡騎手かなあと思っていたのですが、どうやら木幡騎手は函館に残るみたいです。横山典騎手はもともとピンチヒッターだったから、たぶんないとは思っていたけど、やっぱり函館に行くようなのでないようです。となれば、トップハンデの実力馬を蛯名騎手が選ばないわけがありません。ほぼ決まりと思っていいでしょう。これで、ますます勝つ確率が高くなったようです。不安がないわけではないのですが、楽勝ムードのうちに今日は締めたいと思います。とりあえず、「故障で回避」というのだけに注意してもらいたい。福島で待ってるぞ!ガーディアン!p(^^)q
Vol.11へ続く

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