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にへい君の一口馬主日記(Vol.14)
H12.3.2 〜 H12.6.19

H12.3.2 サンフラワーの馬名が「シルクサンフラワー」に決定!(^_^)v
 先日電撃入厩したサンフラワーの正式馬名が決定しました。その名はなんと「シルクサンフラワー」です。やったあ!(^_^)v
 個人的にはけっこう自信というか、我ながら良い名前だとは思っていたけど、本当に採用されるとはこの上ない感動です。今まで呼んできた名前でこれからも呼べる、そう思うだけでさらなる愛着が湧いてきます。やっぱ名付け親というだけで他の出資者よりも私が一番近くにいるみたいに感じちゃいます。ヒロイン、ガーディアンとはまた違った愛着を感じずにはいられません。これで活躍してくれると言うことないのだけれども、この馬の場合はたとえ走らなくても愛情を注ぎ込めそうです。ただ、私だけが名付け親かどうかは分かりません。けっこう単純なネーミングだから複数応募があったかもしれません。こればかりは来月の会報を待つしかありません。基本的には今までの呼び方で呼べるのだから単独応募か複数応募かなんかどうでもいいんですけど、まあどっちかと言えばやっぱ単独応募の方がさらに愛着がでてきますよね。とにかく、これからもサンフラワーと呼べる、それが嬉しくてたまりません。これからもサンフラワーはサンフラワーです。今後とも応援よろしくお願いします。
 そのサンフラワーですが、厩舎ではけっこうおとなしいようで、調教を素直にこなしているようです。もちろん、まだキャンターの調整で時計を出すのはまだまだ先になると思いますが、ゲート練習の方も無難にこなしており、試験は一発で受かりそうとのことです。気性がおとなしいというのは人の言うことを聞くというプラスの要素もある反面、レースでの勝負根性みたいなのが欠ける可能性もあるというマイナスの要素もあるだけに、一概には何とも言えないけれど、少なくても気性が激しすぎて調教もまともにできないというよりはずっと良いと思います。グラスワンダーなんかはパドックではボーっと歩いていて、ホントに走れるのか?と思いたくなるけれど、それでレースではあの根性の入った走りを見せるのだから、勝負根性の方はレースで確かめればいいことでしょう。それよりもまず基礎体力をつける方が先だから、素直に調教を積むことができるというのは現時点ではベストの状態といえるのではないでしょうか。このままのペースで調教ができればデビューもそんなに遅くはないと思います。開催開幕週にこだわるのであれば、次の中山開催には間に合わないでしょうから、東京開催か福島開催の開幕週にデビューすることになるかもしれません。どうせ新馬戦がなくて未出走戦でも賞金が変わらないので、開幕週にこだわる必要もないんですけどね。まあ、とにかく無事にデビューできれば言うことはありません。慌てないでゆっくりとその日を待ちたいと思います。ガンバレ!サンフラワー!しっかりと調教を積んで無事にデビューしてくれ!頼むぞ!p(^^)q
H12.3.7 コマンダーインチーフ産駒の仮名決定!ジェット!
 先日報告したとおり天栄ホースパークにまたまた行ってきました。もちろんコマンダーインチーフ産駒のSILK98-6に会うためです。早速レポートしたいところですが、その前に実はこの馬のことをほとんど説明していないんですよね。この機会に簡単に紹介したいと思います。
 父コマンダーインチーフはご存知のとおり、初年度産駒からいきなりクリールサイクロン、アインブライドといった重賞ウイナーを輩出し、昨年も鳴尾記念を勝ったスエヒロコマンダーが活躍を見せて、推しも推されぬトップサイヤーとなっています。父に関してはほとんど文句のつけどころはありません。産駒が4歳以上のG1では勝っていないことで、大きなレースに弱いという印象も受けますが、まだ種牡馬歴が短いので、たぶん時間の問題だと思います。母フレンチパッサーですが、父イルドブルボンという渋い血統で、フレンチパッサー自身は短距離で2勝、重賞3歳牝馬Sで4着というまあまあの実績を持っています。コマンダーインチーフ×イルドブルボンという血統的な組合せですが、ご存知のとおりどちらもノーザンダンサー系種牡馬ということで、実は私の好みではない同型配合になっています。もちろんインブリードもノーザンダンサーの4×4が入っています。まあ、だからこそ新規募集の段階では私はまったく目をつけなかったのですけどね。しかし、先日紹介したとおり、成長した写真を見て惚れました。まさしく「惚れた!」という感じです。惚れてしまうと、やっぱり同型配合とかインブリードなんて関係なくなってしまいます。かえって、大物が出る可能性が大きくなるというものだ、と都合のいいように考え出す始末です。距離適性ですが、コマンダーインチーフ×母父イルドブルボンという配合を考えると、中長距離で活躍しそうな感じもしますが、母フレンチパッサーが短距離で活躍していたことを考えると、もしかしたらマイラーかもしれません。私はステイヤーが好きなので、そういう意味では何とか距離を克服してくれないかなあと淡い期待を持っていますが、果たしてどうなるか。体型的には長距離も大丈夫のような気もするし、血統的には長距離を走っても不思議のないはずなので、そこらへんに期待したいです。もちろんマイラーでも結果を残してくれれば文句はありません。とにかく大きなレースに出てもらいたい。ただそれだけです。ちょっと期待が大きいかもしれませんが、一口50,000円出している以上は、やはりそれくらいの期待はしてしまいます。これまでの会報による情報を見ていてもけっこう期待できるコメントが多いです。2月号のを紹介すると「馬体面もしっかりしてきており、馬っぷりもなかなか良い。」という感じです。詳しくは紹介しませんが、雰囲気としては3歳戦からけっこう勝負できそうです。そんなに早いデビューを期待しているわけではないのですが、クラシックを狙うためにもあまり遅すぎるよりは3歳のうちにデビューしてもらいたいという気持ちは強いです。何とかこのまま順調に育ってもらいたいものです。
 で、非常に遅くなってしまったのですが、とりあえず仮名を付けたので紹介します。その名はジェットです。意味はそのまんま「ジェット機」のことです。父がコマンダーインチーフ、翻訳すると「最高指令官」で、どうしても軍事的なイメージを受けてしまい、それもなぜか空軍をイメージしてしまいます。それで、飛行機に関係しそうで、かっこいいのと思って、今回の名前を思いつきました。「コンコルド」というのも良かったんですが、フサイチコンコルド産駒につけた方がいいと思って遠慮しました。最初はどうせ正式名称に採用されないのだから、何でもいいと思って呼びやすく分かりやすい「コマンダー」でいいと思っていたら、すでに先輩のコマンダーインチーフ産駒の名前になってしまったので、どうしようとけっこう悩みました。というより良いのが見つからなかったのです。で、なんとなく英語の辞書を見ていたら、ジェットが出てきたので、「これでいいや」という感じで決めました。なんとも短絡的な決め方ですが、あくまで仮名ですし、分かりやすい呼びやすいのが一番です。正式名称が決まるまではジェットと呼んでいきますので、どうぞよろしくお願いします。
 では本題のジェットに会ってきたレポートに入ります。前回は見学が私たちだけだったのでサンフラワーを速攻で見せてもらったのですが、今回は複数の見学者がいたので、いろんな馬を見せてもらいながらの見学になりました。一番奥の厩舎からの見学だったのですが、そこにジェットはいました。最初は別の馬だったのですが、その向かいの馬房にジェットがいて小窓から私の方を見てました。私が近づくと愛想よくさらに顔を近づけてきたのが印象的でした。「かわいいやつ!」と思いながらしばらく目を合わせていました。「まだ子供だな」というような可愛い顔でした。そして、いよいよ馬房から出してもらいました。第1印象は「バランスのいい馬だなあ!」という感じです。写真で見ていたそのまんまという感じです。でも、やっぱ生だと迫力というか伝わってくるものが違います。3歳にしてはがっちりした馬体で、いかにも3歳から使えそうな雰囲気でした。「これなら走る!」と勝手ながら感じました。気性はさすがに落ち着きがなく、常にクビを振って案内人の方を困らせていました。「気性はちょっとうるさいですかね?」と聞いたら、「まあ、コマンダーの仔だから仕方ないし、だからこそ走るわけですから。」という回答でした。「私はかなり期待しているんですけど、どうですか?」と聞いたら、「私も個人的には非常に期待してるんですよ。」と強い語気で言ってくれました。あの雰囲気はたぶんお世辞じゃなかったと思います。これは本気だなと私には感じられました。もうこれだけで一安心というか、ジェットに対する期待は高まるばかりです。それじゃあ記念写真ということで、ジェットの隣に立って写真を1枚。もう1枚撮ってもらおうとしたら、いきなり私の首筋に「ガツン!」という衝撃が。思いっきりよろける私が振り返ると、ちょっと興奮気味のジェットが首をブンブン振っているじゃないですか。さすがにジェットも知らない人たちに囲まれっぱなしで、精神的に限界なのかなと思って、さっさと写真を撮って「お疲れさま」という感じで別れました。今回ジェットに会って、確かな手応えを感じられたことは大きな収穫でした。まだまだ先が長いので現時点で大きなことは言えないのですが、ジェットの今後が非常に楽しみになったのは確かです。このまま順調に育っていってもらい、無事にデビューを迎えてもらいたいものです。また2・3ヶ月後くらいに会いに行って成長を見たいと思います。今回のレポートはこんなところです。
 ちなみにサンフラワーのことも少し聞いたのですが、牧場の方が言うには中尾銑師はピンククインに対する思い入れがかなり強いそうで、電撃入厩もその表れだということです。牧場としてもピンククインの仔の評価は高く、オープンうんぬんとは言いづらいけどかなりやってくれると思っているということでした。ジェットの時より語気が弱かったのが気になったけど、中尾銑師の思い入れの強さを聞けただけで満足でした。だって気合い入れて育ててくれることは間違いないということですもん。こんな嬉しいことはないです。サンフラワーに対する期待も高めることができて本当にいい1日でした。やっぱ現場の人の話を聞けるというのはいいものです。で、そのサンフラワーの現状なんですが、素直な気性であまりに順調に調教ができるもんだから、練習を兼ねてゲート試験を受けたら、なんと合格しちゃったそうです。入厩して1ヶ月もたっていないのにゲート試験を合格しちゃうなんてあまりの順調さに私もびっくりです。コースでの調整も徐々に進めていく予定だそうで、意外と早いデビューがあるかもしれません。と言ってもさすがに3月中は無理でしょうから4月の中旬くらいではないでしょうか。とにかく順調なのは何よりです。このまま無事にデビューを迎えてもらいたいものです。
H12.3.17 ガーディアンは今週日曜の東風Sに出走予定!
 中山記念も惨敗してしまったガーディアンですが、私の予想どおり今週の東風Sに出走することになりました。芝1600mのオープン特別ハンデ戦ということで、不調に悩むガーディアンにはぴったりなレースだと思います。ここらへんで何とか復活の兆しだけでも見せてもらいたいものです。
 まず相手関係ですが、人気を集めそうなのはドラゴンライト、ツルマルイソノツル、キングオブダイヤ、エアガッツあたりでしょうか。抜けた存在がいないことがよく分かります。この他のメンバーも意外といやらしく、けっこう一発があるタイプばかりなので、まさしく混戦という状況です。この相手関係であればガーディアンでも十分に勝つチャンスはあります。今回は前回よりは力を入れての応援になるでしょう。でもねぇ、ガーディアンの現状を考えると、正直あまり強気にはなれないですね。結局は、ガーディアン自身が自分の競馬をできるかどうかが最大のカギになるはずなのです。
 そのガーディアン自身ですが、最近の不調の原因の有力となっている「絞れない馬体」がどうなったかが第1の懸案事項です。私は500kg以下がベスト体重だと現時点では思っているので、できればマイナス10kg以上を期待したいのですが、中2週のローテとちょっとばかり暖かくなっただけでは難しいでしょうね。せめて6kgは減ってもらいたいところですが、これでは大きくは期待できないかもしれません。次の問題は、前回的場騎手に指摘された「息遣い」です。前走はレース間隔が開いたことでガーディアンが力んで走ってしまったのだろうと思うのと、福島記念の惨敗を引きずっているようにも感じました。前者の問題だけであれば、叩かれ2戦目と距離短縮ということでガラッと変わることもあるとは思うのですが、後者の問題だとすれば精神的な部分が大きいだけに、前走との変わり身はほとんど期待できないでしょう。そういう意味では今回の走りは非常に重要です。前走よりも明らかに良くなったと思える走りができれば、レースを使われながら良化することを期待できるということになります。今後のためにもなんとかそういう走りを期待したいです。
 その他のことですが、調教は相変わらず凄いです。最終追いきりはなんと1番時計だったようです。上がりも12秒前半だったし文句のつけどころがありません。これならばと言いたいところですが、いっつもこんな感じでレースでは走らないんですよね。追いきりまで悪くなってはどうしようもないので体調を維持しているという点では一安心なんですが、これがレースに結びつかないとねぇ。困ったものです。次に鞍上ですが、嬉しいことに再び的場騎手が乗ってくれることになりました。主戦蛯名騎手がセタノキングに乗ることを考えれば、蛯名騎手の代役としてではなく、矢野進先生は敢えて的場騎手を指名したのでしょう。これを機会に的場騎手との関係を強化したいと思っているのか、1度だけというのは味気ないので礼儀としてお願いしたのか、いずれにしろ蛯名騎手ではなく的場騎手を矢野進先生は選択したのは間違いないでしょう。私も個人的には的場騎手で良かったと思ってます。蛯名騎手の時にだらしない負け方をしていたので、たぶん蛯名騎手はガーディアンのことをそんなに高くは評価していないと思うのですよ。それであれば、前走の敗因をよく分かっている的場騎手の方がいいかなあと思った次第です。まあ、トップジョッキーが乗ってくれるというだけでありがたいことなんですけどね。とにかく的場騎手であれば凡ミスをすることなくしっかりと乗ってくれるでしょう。最後に作戦ですが、私としてはできれば先行してもらいたいという気持ちがあります。今回のレースで一発を考えるならば、後方からの差しかもしれませんが、今後のことも考えるのならば、1度先行してどこまで粘れるか試してもらいたいのです。切れる脚がない反面、けっこうしぶとく粘るような気がするのです。これまでのレースを見ていると後方からの差しにこだわりすぎているように感じられます。距離が1800m以上であればそれもやむ得ないかもしれませんが、今回はマイル戦なのだから少しくらい前に行っても十分粘れると思うのです。なんとかそういうレースを期待したいのですが、やっぱ後方からの競馬になるのかな。
 以上を踏まえての今回の目標ですが、とりあえず「掲示板」ですね。もちろん前走よりは「勝ってしまうかも」という気持ちは強いですが、ガーディアンの現状を考えるとさすがにねぇ。望みは捨てませんが、あまり期待しすぎないようにしようというのが正直な気持ちです。とにかく、今回は次につながるようなレースを期待したい、ただそれだけです。そして、ガーディアンらしさを見せてもらえれば、私はそれで満足です。ガンバレ!ガーディアン!お前の本当の走りを見せてくれ!p(^^)q
なお、都合によりレース直前の日記は書けないかもしれませんのでご了承ください。
H12.3.20 ガーディアンまさかの10着惨敗!(T_T)
 一叩きされて変わり身が期待されたガーディアンですが、あまりの結果にショックから立ち直れません。まさか10着に負けるとは。ちょっと信じられません。さすがの私もこの結果には口数も少なくなってしまいます。とりあえず詳細を報告します。
 実は実家に帰っていたのでGC観戦でありませんでした。やむ得ずテレビの競馬中継での観戦でしたが、人気も馬体重も分からず、いきなりレース観戦となりました。スタートは完璧でしたね。そのまま先行かと思ったけど、大外枠のせいかちょうど中団くらい。でも前走と比べるとかなり積極的な展開。いい感じだと思っていたら、3角あたりからさらに積極的に動き出した。「これだよ、これだよ。」と期待は高まる。4角手前で先頭を捕らえる勢いで「いいぞ!」と思った瞬間、的場騎手のムチが飛んだ。「なにぃー」私はあまりにことに言葉を失った。あの瞬間にガーディアンがすでにばてているのを何となく悟った。まだ分からないという気持ちもあったが、直線では予想どおりまったく伸びない。かなり後ろの方でゴールしたということしか私には分からなかった。レース後もただ呆然とするばかり。G2の中山記念で10着なのだから、せめて掲示板くらいはと思っていただけに、この結果はあまりにショックでした。ガーディアンのレースの中で一番ショックだったかもしれません。これで何が敗因か分からなくなりました。あとで馬体重が4kgしか減っていなかったのを知ったけど、それにしても少しは絞れているわけだし、叩かれた効果も考えれば前走と同じ着順というのはちょっと解せない。積極策も私もそういうレースを期待したいと言っていただけに、この結果に言葉がありません。もしかしたら、福島記念の精神的なダメージから立ち直っておらず、競馬そのものを嫌っているということかもしれません。そうであれば今後もレースを繰り返しても何も変わらないかもしれないので、リフレッシュ放牧に出すしかないかもしれないです。せっかく暖かくなってきたところなので、肥満体質のガーディアンを休ませるのはリスクも大きいけど、東京開催あたりを目途に短期放牧に出した方がいいような気がします。とにかく精神的リフレッシュを図るのが現時点での最善の道かもしれないと私には感じました。でも、単に馬体が絞れないところで積極策という無理なレースをしたための惨敗ということも考えられます。的場騎手が「息の入れ方がよくなかった」とコメントしているので、もう少しレースを重ねれば良くなるかもしれません。であれば暖かくなるまでこのまま我慢強く使っていくというのも一つの選択ではあるとも思います。そうなると次はどこを使うかだけど、やっぱ中1週でダービー卿CTかなあと思っていたら、なんと今週のマーチSに登録しているではないですか。あまりのことに私はまた言葉を失ってしまいました。確かに今のガーディアンにはそれくらいの荒治療が必要なのかもしれないけど、これで失敗したら次のレースが苦しくなるだけに、本気であれば危険な賭けになります。私は正直なところ反対です。中1週でもちょっと詰まりすぎかなと思ったくらいなのに、連闘は危険すぎます。しかもダート戦です。確かに芝で頭打ち状態だし、なんでかんで馬体を絞りたいとすれば、このレースしかないのは理解できます。でも、ダートでは未勝利戦でイカルスドリームに惨敗しているだけに、そんなに適性はないと私は思っています。それを芝で走らないからと言ってダートを使うのはどうでしょうか。距離の1800mにも私は疑問です。できれば登録だけであってもらいたいです。まあ、最終的に決めるのは矢野進先生だし、先生がそう判断したのであればそれを信じるしかありません。そのときはもちろん応援します。とりあえず私としては「連闘」「ダート1800m」はリスクが大きいと思っているということです。せめて中1週のダービー卿CTにしてもらいたい、できるなら思いきって短期放牧というのが私の正直な気持ちです。まあ、肥満体質のガーディアンを今放牧に出すことはなさそうだけど。
H12.4.19 サンフラワーは福島2週目デビューを予定!やったぁ(^_^)v
 1ヶ月近くも日記を休んでしまいました。年度末でいろいろと忙しかったのですが、愛馬の動きもそんなに大きいものはなかったので、ついついさぼってしまいました。申し訳なかったです。とりあえず今日はサンフラワーの近況を報告します。
 名前も決まってデビューを目指すだけとなったサンフラワーですが、今週の情報で「福島2週のデビューを目指す」という明確な目標の提示がありました。やったあ!(^_^)v 福島デビューということは私の地元でデビューするということ。つまり、サンフラワーをデビュー戦から応援できるということです。こんな嬉しいことはありません。番組はまだ決まっていませんが、私の予想としては30日(日)の牝馬限定芝1200m戦ではないかと踏んでいます。何があっても絶対に応援に行きたいと思います。
 そのサンフラワーの様子ですが、基本的には良い動きを見せており順調のようです。気合いも出てきたようだし、息もできてきたそうで、意外と期待できそうなコメントが多いのは心強いです。しかし、問題点が1つ出てきてしまいました。手前をうまく変えられず、片方の脚に負担がかかる走りをしてしまうのだそうです。今までは手前を変えないということは、左回りか右回りでしか走らないというようにしか考えていなかったけど、そうか片足に負担がかかることにもなるのか。それは確かにやばい。調教でなんとか矯正するとあったけど、これは何とか矯正してもらわなければならない。せっかく素質があるのに、手前を変えられないだけで能力を出せないということになったら、あまりにもったいない。なんとかスタッフの皆様にはがんばってもらいたいものです。まあ、それでも明確なデビューを口にしたということは目途がたったということなのでしょう。デビューする以上は矯正されたと思うことにします。(そんなに簡単に直るものなのか?とも思うが)
 とにかく、サンフラワーが福島でデビューする。それだけで私は感謝感激です。結果はともかく無事に走ってもらえればそれで十分です。デビューまであと10日くらい、このまま何事もなく順調に調教を積んでもらい、無事にデビューの日を迎えてほしい。
 ガンバレ!サンフラワー!福島で待ってるぞ!p(^^)q
H12.5.3 サンフラワーはデビュー延期(T_T)ガーディアンはたぶん来週!
 またまた日記が遅れてしまいました。すみません。今ごろ更新するくらいだからもうお分かりだと思いますが、残念ながらサンフラワーのデビューは延期となりました。理由は「今週も調教は続けていますが、疲れが出てきた為か、右後脚の運びが少し良くない為、大事を取り、今週の出走は取り止める事になりました。」ということです。私としては地元福島でのデビュー予定だっただけに本当に残念でなりません。でも、無理されるよりはずっとましです。ここは疲れをゆっくりと癒してもらいたいものです。ただ、脚の運びが良くないというのはかなり気になります。本当に疲れだけならばいいのだけど、最悪の場合は故障ということも考えてしまいます。2・3週様子を見たが良くならないので精密検査をしたら骨折していたというパターンが最も恐いです。こればかりはどうしようもないので、そうでないことをただ祈るだけです。で、仮に、というかたぶん大丈夫なのだろうから大丈夫だとして、仕切直しのデビュー戦がいつになるかですが、もともとローカル福島を狙っていたことを考えると、やっぱ夏の北海道シリーズでしょうね。個人的には東京デビューで福島参戦、もしくは福島デビューというのが嬉しいけど、そうもいかないでしょう。サンフラワーにとっても涼しい北海道の方が嬉しいはずだし、相手も比較的楽になるでしょう。生で見れないのは残念だけど、モニターで元気なサンフラワーを見れればそれでいいと思っています。とにかく無事にデビューすることが最も大事なことなのです。なんとか早く体調を戻してデビューに向けて調整してもらいたいです。あとは、繰り返しになりますが、故障でないことを祈るばかりです。
 次にガーディアンですが、こちらも東風S以来まったく報告がなくてすみませんでした。もう1ヶ月以上たちますが、故障とかではないので安心してください。ちょっと疲れが出たので一息入れただけのようです。で、そのガーディアンですがそろそろ出走態勢が整ったようなのです。ただ出走するレースが決まっていません。というのは当初目標していた来週の京王杯SCが除外される可能性が高いため、それじゃあどこを使うかで悩んでいるようなのです。その証拠に実は今週のオアシスSと都大路Sにも登録しているのです。つまり、もしかしたら今週の出走もあるかもしれないということです。でも、来週を目標にしてきたのだから今週は使わないのではないかというのが私の読みです。となれば、たぶん来週の新潟大賞典ということにならざる得ないと思います。つまり福島での出走です。ちょっと私の希望的観測が入っていますけど。ただ、今週も登録しているように矢野進先生はできれば短い距離を使いたいと考えているのだと思います。私も2000mは長いと思っているので京王杯SCに出走できるのであればその方がいいと思っています。でもそれが無理なのであれば、1週早めるか、距離を我慢するかという判断をするしかありません。ちなみに再来週は番組がありません。そういうことで矢野進先生も苦渋の判断をせざる得ないのです。とりあえず私の考えとしては、休み明けが苦手なガーディアンのことだからどこを走っても結果はそんなには望めない。であれば、久々に生で見てみたいという短絡的な発想で新潟大賞典を希望するという何とも勝手な結論になっています(^_^;)。まあ、なんでかんで福島に来てほしいとは思っていないので、どういう結論になっても文句はありません。元気に走ってもらえればそれでいいです。なお、今週の出走となった場合ですが、私もGWで家を離れるためこの日記の更新ができませんので、直前に書くか、レース後に書くということになると思いますのでご了承ください。でもまあ、たぶん新潟大賞典でしょう!(^_^;)
H12.5.13 ガーディアンが新潟大賞典に出走!(^_^)
 予定どおりガーディアンは明日の新潟大賞典に出走することに決まりました。枠順は16頭立ての6枠11番です。小回りコースなだけにもう少し内枠の方が良かったような気もしますが、まあなんでかんで勝ちに行かなければいけないレースでもないので、スムーズにレースを進めることが重要と考えれば、まあまあの枠順と言えるかもしれません。レースの展望ですが、これといった中心馬はいないものの、なかなかのメンバーが揃ったといえそうです。とはいえ、ガーディアンだってG1に2度も出走したほどの馬なので、まったく戦えない相手ではないのも確かです。でも、ここ数戦の戦いを見る限りでは相手うんぬんの前にガーディアン自身の問題が大きすぎます。相手関係を気にするほどの余裕は正直ありません。そのガーディアンの問題ですが、まずはやっぱり馬体重の問題です。私は490kg台がベストだと思っていますが、それよりも20kgも重い510kg台で最近は走っているのだから話になりません。暖かくなったし輸送もあるので今回はさすがに絞れるのではないかと期待はしていますが、果たしてどうなることやら。せめて天皇賞秋に出走時と同じ508kgまで絞れてくれると嬉しいのだけれど。次の問題は気性でしょう。的場騎手に息使いが下手と言われたようにどうも力んで走る癖が抜けないようです。まして今回は2ヶ月レースが開いているだけにその危険は高いと思われます。距離の2000mというのもそういう意味ではちょっと長いと思われます。しかも、去年の福島記念で不可解な惨敗を喫した舞台なだけに不安が拭えません。さらに、矢野進先生までも「良い頃と比べるともう一つ」とコメントしている始末です。常識的に考えるとさすがに今回も苦しい戦いになりそうということになりそうです。
 でも、先ほども言ったとおり勝つチャンスがまったくないわけではないとも思っています。何せ明日の天気は雨の予報であり、今も降り続いている状態です。ということは明日の馬場状態はたぶん不良馬場です。少なくても稍重まで回復することはないのではないでしょうか。となれば、ガーディアンにとっては大きな味方となるのは言うまでもありません。人気になりそうな馬に何頭か道悪は全くダメという馬がいるだけに正しくチャンス到来と言えます。あまりに大きい援護射撃となるはずで、これならば何とか掲示板は確保してほしいというのが正直なところです。次に福島コースは福島記念の悪夢のコースでもあるけど、ラジオたんぱ賞を勝った思い出のコースでもあるのです。福島記念の時はダートに近いような馬場だったけど、今回はそんなに馬場は悪くはないです。どちらかと言えばラジオたんぱ賞の時に近い状態だと思います。となれば、今回は福島記念のようなことはないと私は思っています。そして、ハンデ53kgは恵まれました。ここ最近の成績からは当然のハンデと言えますが、力を出し切っての負けではないだけに、前走より復調している状態でこのハンデならば上位進出も現実的になってきます。しかも不良馬場になれば斤量の軽い馬が圧倒的に有利になります。これはマジで勝ってしまうかも、なーんてつい思ってしまいます。まあ、勝てないにしろ、なんとか掲示板を確保してほしい、それが私の願いです。
 でもまあ、休み明けだし完調でないようなので、とりあえずは次につながるレースをしてくれればいいと思っています。例え10着以下でも勝馬から差がなければそれはそれでいいということです。とにかく今後も期待できるという兆しをせめて見せてほしいです。
 そういうことで、明日はもちろん生応援です。久々に生のガーディアンに会ってきたいと思います。先日も言いましたが、今回はそれだけで満足しなければならないかもしれませんね。
 ガンバレ!ガーディアン!お前の実力を少しだけでもいいから見せてくれ!頼むぞ!p(^^)q
H12.5.17 ガーディアン三度10着に惨敗!(T_T)
 新潟大賞典に出走したガーディアンですが、ご存知のとおりまたもや10着に惨敗しました。(T_T) 正直なところ今回の負けはかなりショックでした。距離が長いという懸念はあったものの、ハンデ53kgで馬体重の−12kgと願ってもない条件だっただけに最低でも掲示板に近いところには来るだろうという期待をしていました。しかし、結果はご覧のとおりです。こうなってくると正しく追いつめられたという感じです。かなりやばい状況になってきたかもしれません。でも一口バカ馬主がこれくらいで諦めるわけがありません。後で述べますが、まだまだ復活の材料は残っていると信じています。とりあえず久々の生観戦をレポートします。
 まずは馬体重の発表です。−12kgを見たときは思わず小さくガッツポーズをしてしまいました。これならば一発あっても不思議はないと。今思えばここからが私の幻想の始まりだったかもしれません。パドックで見るガーディアンも非常に落ち着いていて好感が持てました。いつもはよだれダラダラ流していて「こいつ大丈夫か」と思えるくらいなのに(もちろんラジオたんぱ賞でもそんな感じでした)それが嘘のように落ち着いていました。もちろん落ち着き過ぎかもしれないということも頭を過ぎりました。でも、後ろ脚の踏み込みは力強かったと私には感じたので、この落ち着きはプラスだと勝手に判断してしまいました。今思えば、やっぱり気合い不足だったのかもしれません。あの落ち着きは単に元気が無かっただけということだったかもしれないということです。とにかく私はこの落ち着きをプラスと判断し、さらに期待を高めていたのです。返し馬もけっこう迫力があって私としては好感が持てました。さすがにオープンだけあってどの馬も凄かったですが、ガーディアンも負けていなかったです。まあ、そんな感じでレース前は「これならばきっとやってくれる」と半分決めつけていました。生で見ていたせいもあるかもしれませんが、ここ2戦よりはずっと力が入ってのレース観戦となったことは言うまでもありません。
 そしてスタートです。最初の直線では中団よりちょっと前の位置。位置取りとしては私のイメージしていたどおりで良かったと思いますが、ちょっと掛かっていたのが気にはなりました。1角で外目を通っていたために後方に下がりましたが、感じとしては悪くなかったです。ちょっと下がりすぎたかもしれないと思っていたところ、向正面で徐々に位置取りを上げていったので「いい感じ」という気持ちが強かったです。でも大西騎手がちょっと持っていかれ気味という感じもしたので多少の不安も感じていました。でも、レース中はどうしても良い方に物事を考えてしまいます。福島では早く仕掛けるのがセオリーだし、流れとしては申し分ないはずと勝手に決めつけたのです。そして3角から4角にかけてガーディアンは明らかに勝負に出ました。一気に先行集団に詰め寄っていたのです。仕掛けが早いとも思いましたが、福島で勝つにはこれくらいしないといけないものなので、「これなら勝てるかも!」という思いの方が強かったです。そして直線です。「勝ち負け」と思いこんでいた私の目に映ったのは直線でもがくガーディアンの姿でした。明らかに8着にも入っていない着順でのゴールに、私は「信じられない」という気持ちで頭が真っ白になりました。本当にショックで真剣にしばらく動けませんでした。「あれで負けるか」というのが正直な気持ちでした。その日は抜け殻のようにただ呆然としているだけでした。
 少し冷静になって考えるのは、ガーディアンの負けを正当化することだけでした。レースを振り返って考えられることは、1つめとして「距離が長かった」こと。東風Sで10着だった馬が2000mの重賞でも同じ10着だったということはそれはそれで評価できる。距離が長かったと考えれば今回の負けも仕方ないということになる。2つめとしては「気合い不足」である。いつもはイレ込み気味の馬が落ち着いていたということはやっぱり普通ではなかったということになる。矢野進先生も好調時のデキではないとコメントしていたのとも合致する。3つめとしては「いい脚を長く使えないタイプ」である可能性があること。今思えば、デビュー戦の勝ち方が直線まで他馬の後ろで脚を貯めて直線で爆発させていたし、ラジオたんぱ賞でも内に包まれ結果的に脚を貯めて直線で爆発させていた。そう考えれば、ガーディアンは実は一瞬の切れ味で勝負する馬ということになるかもしれない。とはいっても、極端に切れる脚があるとは思えないだけに、後方から外を回って直線だけの競馬に持っていくというのは厳しすぎる。みんなが外を回るところをインから脚を使わずに先頭集団に詰め寄って、直線で末脚を爆発させるというのがガーディアンの好走パターンという結論になってしまう。もちろん、コースが開かなければジ・エンドである。でも、今回の走りを見る限りでは、まくるような競馬は合っていないというか、いい脚を長く使えるタイプではないということを認めざる得ないと思うのです。まあ、今回のレースの敗因としてのこじつけとも言えるので、もう少し様子を見ないと確かなことは言えませんが、正直な感想はこんなところです。
 次走ですが、正直なところはどこでもいいと思っています。1200m〜1800mならば文句はありません。今回のレースからも次走で大化けするとも考えづらいので、どんな距離でもいいからガーディアンらしい走りを見せてほしいだけです。勝ち負けは復活の兆しを見せてから考えたいと思います。でもまあ、どんなレースでもレース直前になると「もしかしたら勝てるかも」って思っちゃうんですけどね。あとわがままを言えば、そろそろ8着以内に入って出走手当以外の入金をお願いしたいので、できるだけレベルの低いレースを選んでほしいといことかな。一口バカ馬主は本当に困ったものです。(^_^;)
H12.6.9 ガーディアンがテレビ愛知オープンに出走!
 いろいろと忙しくまた久々の日記となってしまいました。長期出張もあり報告が遅れましたが、今日のテレビ愛知オープンにガーディアンが出走します。惨敗が続いているだけに、ここらへんで復活ののろしを上げてもらいたいのですが、これまでの過程を考えるとあまり期待できないかもしれません。何せ「敗因」と思われたことを次のレースでは解消されていても結果が変わらなかったのですから。そういう意味では今回は最後の荒治療と言えるかもしれません。「距離1200m」にガーディアンの復活を賭けるしかありません。今振り返れば、芝1200nのきんせんか賞が一番強いレースをしていたように感じます。私はクラシックを意識していたために、距離も問題ないと再三言ってきましたが、ここまで惨敗が続くと「やっぱり短距離馬なのかなあ」と思わずにはいられません。まあ、ラジオたんぱ賞を勝ったぐらいだから生粋のスプリンターということではないとは思っているのも事実ですけど。それに必ずしも短距離が合っていないにしろ、最近は折り合いが難しいという気性的問題もあるだけに、折り合いを気にしなくていい短距離の方が今のガーディアンには好結果をもたらすという考え方もできます。とにかく、1200mのガーディアンの走りを見てみたいという気持ちが今は強いです。もちろん、それで必ず好走できるとは言えません。また惨敗するかもしれないという気持ちもあります。でも、1200mなら好走できるのかどうかを確かめないと今後のレース選択にも関わってくるので、今回は走らせてみることが重要なのだと思います。相手関係はさすがにスプリンターが揃っていますが、しょせんオープン特別級というばかりで重賞に比べればずっと楽になっています。それに私の目から見た限りでは左回りの方が合っていると思います。今回はさすがに掲示板くらいは期待してもいいのじゃないかなと思っています。今回乗ってくれる秋山騎手のことはキョウエイマーチの主戦騎手だというくらいの知識しかないので何とも言えませんが、短距離戦なので折り合いの心配もないだろうし、そんなに心配しなくてもいいとは思います。ここで勝てないと準オープン降格の可能性が非常に高くなる重要なレースでもありますが、そんなことはあまり考えずに、とにかくガーディアンらしいレースをしてもらいたいです。何とか久々の掲示板を確保し、今後のレースに繋げてもらいたいというのが私の願いです。いつもに比べると簡単ですが、逆に言えばそれくらいフォローできる材料がないということです。今の私にできることは、なんでもいいから好走しれくれと祈ることだけなのです。p(^^)q
H12.6.13 ガーディアンはまたも11着に惨敗!(T_T)
 久々の1200m戦に挑んだガーディアンでしたが、結局11着に終わり、復活はなりませんでした。当日は仕事のためレースを生で見てなかったので、ビデオ観戦だったのですが、レースを紹介します。スタートは五分でした。でも、さすがに古馬のスプリンター戦だけあって前にはとても行けません。中団より少し後ろくらいかなと思っていたら、なんと最後方です。いくら今まで中距離を使っていたからといって、オープン特別の1200m戦でついていけない馬ではないはずなのに、と思いながら見てました。3角から4角までもほぼ同じ位置。少しくらいは位置取りを上げていたかも知れません。そして直線もほとんど最後方からの勝負です。私は思いきってインコースを突いてほしいと思っていたのですが、馬場を考えてでしょうか、馬群の中よりやや外くらいで秋山騎手は追い出しました。まあ、常識的にはそうだろうなあと思いながら、ここで何頭交わせるかが勝負だ!と期待するも、一向に伸びる気配はなし。ゴールが近づくと前の方の馬しか映されてなかったので全く状況は分からない。もしかしたらあのままかなと思っていたら、ゴールの映像では10着前後の集団に混じっていて「あれ、意外と前にいたな」という感じです。ということは、ラスト200くらいから少しは伸びていたようです。それでも11着は11着です。私としては短距離ならば勝てないにしろ着順は必ず上がるだろうと思っていただけに、この11着には非常にショックを受けています。先ほども言いましたが、いくら1200m戦とはいえガーディアンについていけないペースではないと思うのです。それをついていけなかったということはガーディアンは本調子ではないと私は思います。たぶん精神的な部分で走ることを嫌っているのではないでしょうか。もしかしたら福島記念の後遺症がまだ残っているのかもしれません。福島記念前までは諦めない走りが信条だったはずです(未勝利戦線では躓いたけど)。それなのに、こんなになってしまうなんて信じられない気持ちでいっぱいです。今振り返れば、天皇賞秋に記念出走したのが間違いだったのかもしれません。ガーディアンはあそこで自信を失ってしまったのかもしれません。あるいは、やっぱり福島記念で走るのが嫌になったのかもしれません。とにかく私はここらへんに原因があるような気がしてなりません。こうなると、ちょっと復活には時間がかかるかもしれません。でも、今回のレースで復活の兆しとも思える数字がありました。それは、上がり34.3というタイムです。ガーディアンは今まで1度も上がり34秒台を出したことがなかったのです。短距離だったとはいえそのタイムを出せたのは収穫です。しかも、最後方からのレースだったとはいえ、メンバー2位のタイムです。これはつまり最後まで諦めないで走ったことを意味します。最後まで諦めないで走ったというのは本当に大きいです。レースを見ただけでは分からなかったのですが、レース結果表を見て少し嬉しくなりました。そういう意味では短距離戦出走は非常に意味があったと思います。これで短距離は合わないことが分かったと思う人もいるかもしれませんが、私はそうは思いません。ガーディアンに今最も大事なことは「最後まで諦めないで走ること」です。私はある程度目途がつくまでは短距離戦だけでもいいと思います。準オープン降格まで時間がないですが、今のガーディアンの状態ではたぶん準オープンでも勝てないでしょう。でも相手が一気に楽になる分、精神的なダメージはかなり払拭されると私は思います。準オープンの短距離戦でまともに戦えるようになるまで、じっくりと戦うのが良いような気がします。そして、ある程度目途がたったところでマイル戦に復帰すればいいのではないでしょうか。私は現時点ではそんなふうに考えています。とにかく、ガーディアンに今必要なことは「走ることを楽しむこと」だと思います。それを思い出させるのにはどうしたらいいかということを考えるべきだと私は思います。
H12.6.17 ガーディアンなんと連闘!パラダイスSに出走決定!
 久々の1200m戦でも結果を出せなかったガーディアンですが、なんとびっくり!連闘でパラダイスSに出走することとなりました。私は次は準オープン降格を待っての出走だと思っていただけに、かなり驚きました。矢野進先生もずいぶんと思いきったものです。ガーディアンがあまりに動かないので、連闘という大きな刺激を与えることで復調させようとしたのかもしれません。しかし、ここでも結果を出せなければ大きな疲労だけが残り、今後のレースへも大きく影響することになるかもしれません。まさしく最後の賭けに出たといえるかもしれません。私としては準オープン降格で構わないと思っており、ここで無理しないでのんびりと復調を待てばいいのかなと思っていたので、今回の連闘策はちょっと疑問でした。しかし、メンバーを見てさすがに気が変わってきました。まず10頭立てという少頭数であることが嬉しいです。これならば8着以内に入る可能性は非常に高いです。さらに、そのメンバーも今までと比べると明らかに弱いです。勝ちに行って惨敗ということも考えられますが、無理せず直線勝負に持ち込めば掲示板の可能性は非常に高いのではないでしょうか。東京コースでの少頭数ならば展開もあまり関係ないでしょうし、1400mならば折り合いの心配もないでしょう。これは久々の賞金ゲットのチャンスです。まあ、こんなことばかっり言っていると「金が入ってくればそれでいいのか」と怒られそうですけど、やっぱこれだけ惨敗続くとそう思っちゃいますよ。こっちだって、毎月餌代を払っているわけですからね。でも、何も賞金だけが入ってくればとだけ思っているわけではありません。少しでも着順が良くなれば、ガーディアン自身も少しは自信を取り戻してくれると期待しているのです。ここで少しでも自信を取り戻せれば、準オープンでも自信を持って走れると思うのです。そうなれば、さらに相手が弱くなることを考えてもガーディアンが準オープンで好走し、そんなに遅くない時期にオープン再昇格することになると思うのです。そういう意味ではガーディアン自身のためにも、ここはできるだけ上の着順を目指してもらいたいのです。もちろん勝ってくれればそれにこしたことはないのですが、無理に勝ちに行くレースをして惨敗すると、さらに自信をなくしてしまうことも考えられるので、私としては着狙いでいいと思っています。後方から前を見ながらレースを進め、直線で勝負する形でいいと思っています。10頭立てならば後方からレースを進めてもたとえスローの展開でも十分に間に合うと思います。これまでの走りを見ていると、意外と長い脚を使えないようだから、仕掛けどころが難しいですが、それさえ間違わなければかなりいいところまで行くのではないでしょうか。私としては、引っ張れるだけ引っ張ってから追い出してもらいたいところです。まあ、大西騎手も2度目なのでそこらへんは分かっていると思います。今回こそはやってくれるのではないでしょうか。さすがに力が入ってきました。まあ、いつも今度こそ、今度こそと思いつつ惨敗しているので、できるだけ期待しすぎないようにとは思っているんですけどね。レースが近くなるとどうしても真剣に「勝てる!」と思っちゃうのですよね。まあ、それが一口馬主だから仕方ないですかね。
 ガーディアン!今度こそチャンスだぞ!勝てとは言わないから、お前らしい走りをしてくれ!本当に!本当に!頼むぞ!
H12.6.19 ガーディアンなんとか掲示板を確保!(^_^)
 連闘でパラダイスSに臨んだガーディアンですが、なんとか5着に入り、久々の掲示板を確保しました。ずっと2桁着順が続いていただけに、内容はともかく結果を出せたのは大きいと思います。とりあえずレースを紹介しましょう。
 まず、馬体重の発表ですが、なんと−12kgの494kg。これまでで最も絞れたのが皐月賞の492kgなので、私的にはこれくらいが丁度いいと思ってはいたのですが、いきなり−12kgとなると「本当に大丈夫かな?」という気持ちも否めませんでした。でも、パドックの映像を見た限りでは「細い」という感じはまったく受けませんでした。解説者も「やっと絞れた」と言っていましたし、私も「やたら軽く歩いている」という印象を受けました。私としてはこの時点で「今日は行ける」という手応えを掴みました。
 そしてレースです。スタートはいつもどおり。しかし、あっという間に最後方に。そんなに速いペースとは思えなかったので、いくらなんでも離れすぎという感じを受けましたが、先日も述べたとおり、勝ちに行くというより着狙いでいいと思っていたので、無理に先行するよりはいいかな、という感じで見てました。それにしても、もうすぐ4角だというのに離れた最後方のままだったのには、さすがにびびりました。「疲れたまってんのかな」ということも頭をよぎり、このまま惨敗も覚悟しました。直線の入り口で多少は差を詰めたものの、もちろん最後方のまま。直線に入ってから追い出し、ロスなく大外に持ち出す。ここからどこまで伸びてくるかな、と思って見ていたけど、やっぱ極端に切れる脚はないだけに、とても先頭までは届きそうな伸びではありません。それでもラスト200あたりでリワードニンファやゲイリーイグリットを交わしてジワリジワリと伸びてきたので、もしかしたら5着くらいなら、という感じになり力が入ったのですが、肝心なところで映像は当然のように先頭争いのアップに切り替わりガーディアンの様子が分からなくなってしまいました。ゴールのなだれ込むところだけが映されましたが、なんとなく5着争いかなくらいしか分からなかったです。スロー再生で間違いなく5着に入ったことを確認し、「よっしゃあ」と軽くガッツポース。5着で喜んでいる場合ではないですが、これまでのことを思うと、掲示板に載っただけで、テレビの結果表に「5着シルクガーディアン」というのを見ただけで、なんとなく嬉しくなってきちゃいました。
 今回のレースを振り返ってですが、ポイントは次のようなことではないでしょうか。
 1 馬体重が減っていたこと。
 2 最後方からレースを進めたこと。
 3 少頭数で相手が弱かったこと。
 まず、1についてですが、パドックの感じでは今回くらいの方がいいように私には感じます。今後もこのくらいの馬体重で出走できれば好勝負してくれるのではないでしょうか。さらに、この馬体重ならばもっと長い距離でもばてずに走れるのではないかとも思ってしまいます。ただ、これだけ一気に馬体が減ると反動が心配です。連闘だったということを考えても次は最低でも中3週は開けた方がいいかもしれません。
 次に2についてですが、これが分かりません。最後方というのはいいのですが、離れすぎでした。ついていけなかったのか、ついていかなかったのかで、今後のレース選択が大きく変わってきます。ついていけなかったというのであれば、体調がいまいちだった、あるいは基本的には短距離が合わなかった、のどちらかということになります。ラストの伸びを見る限りだと体調はそんな悪くはなかったとは思うし、距離が合わないということも私はないと思います。どちらかというと私は敢えてついていかなかったのだと感じました。もちろん、わざと離れた最後方を選んだわけではなく、流れとしてそうなってしまったということではないでしょうか。つまりは次のようなことではないかと思うのです。ガーディアンは反応が良すぎるタイプでしかも走りすぎるところがある馬なので、前半に少しだけ差を詰めるつもりで追ってもガーっと必要以上に走りすぎてしまうところがあり、そのために離れた位置にいても動けなかったのではないでしょうか。無理して動くよりは、力を貯めて直線で爆発させる方がガーディアンには合っていると大西騎手は判断したのではないでしょうか。私もこれまでの惨敗を見て、そのように思うように変わってきました。そして、今回の走りでガーディアンには追い込みが合っているのかも、と思うようになってきました。でも、本当にそうなのかは分かりません。あくまで推測です。
 最後に3についてですが、今回のレースははっきり言ってレベルは低かったと思います。そんなレースで5着したからと言って喜んでいる場合ではないことは認識した方がいいとは思っています。特にリワードニンファ、エアガッツ、ゲイリーイグリットあたりの自滅に助けられただけであり、タイキプレジテントあたりに負けているようでは話になりません。次を考える時に今回の結果だけであまり大きなことは考えない方がいいと思うということです。
 これらのことを踏まえて次のレースの選択ですが、私としては準オープンの短距離戦かマイル戦が良いと思っていたのですけど、調べてみると条件の合うレースがないのですよ。中3週で函館の漁火Sが1200mであるのですが、北海道輸送を考えると疑問です。福島だと中3週で福島テレビ杯があるのですが、距離が1800mなんですよね。その次の週に1200mのバーデンバーデンCがあるのですが、オープンの1200mでは苦戦しそうなのでどうかなという感じです。私としてはまず準オープンにこだわりたいですね。今のガーディアンには少しでも楽な相手と戦う方がいいと思うのですよ。となると、漁火Sか福島テレビ杯かとなるのですが、私としては輸送距離が短い福島テレビ杯でいいと思います。距離1800mがちょっと気になりますが、今回のようなのんびりとしたレースができれば十分に走りきれるような気がします。私が生で見れるというのも大きいです。まあ、そんなわけで中3週で福島テレビ杯を私は希望します。
 まあ、なんだかんだと申しましたが、久々の賞金ゲットだけで私は満足です。欲を言えば切りがないですが、今回はこれで満足しないといけないと思います。とにかく今回は掲示板を確保したことを誉めてあげたいと思います。
Vol.15へ続く

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