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にへい君の一口馬主日記(Vol.19)
H13.9.21 〜 H14.3.11

H13.9.21 今週はガーディアン・スコールの2頭出し!
 今週は嬉しいことに一口馬主になって初めての2頭出しとなりました。1頭目はうちの悩める大将ガーディアンです。レースは準オープンのセプテンバーS(芝1200mハンデ戦)です。ダート替わりで期待された前走もまったくいいところがなく終わり、もう後がなくなってきているだけに、なんとか復活のきっかけだけでも掴んでほしいところです。芝1200mという条件の選択は私は間違っていないと思っています。芝1200mで好走できないことには他の条件でも結果は同じだと思っているので、まずはこの距離で好走できないことには話にならないと考えているのです。ベスト条件は芝1400〜1800mだとは思っていますが、このくらいの距離を得意としている馬であれば1200m戦でも掲示板は確保してもらわないと困るということです。まあ掲示板といかなくても勝馬から0.5秒差くらいの競馬はしてもらわないことには、距離が延びても同じことでしょう。なにせ1200mでも走りきれないのだから、もっと長い距離を走りきれるわけがないのです。今ガーディアンに求められるのは最後まで走ろうとする「根性」だと思います。スプリングSやラジオたんぱ賞でしぶとく伸びてきたあの根性さえ戻ってくれば、準オープンあたりは簡単にクリアできるはずなんです。とにかくレースで前向きな気持ちを見せてほしい、それだけです。ちなみに、今週のガーディアンの追い切りはかなり凄かったです。先週も5F62秒台を出していたので今週は少し軽めかなあと思っていたら、今週もなんと5F61秒台を叩き出しているのです。テレビでその走りを確認しましたが、さすがに全盛期を彷彿させるような迫力のある走りだったと私には感じました。ガーディアンの凡走の原因は精神的なものが多いと思うので、体調の良さがレースに直結するかどうかは何とも言えませんが、ガーディアンもかなり走る気になっているのではないかと思いたくなりました。陣営としても今回はかなり力が入っているのを感じずにはいられません。今回はなんとかそれなりに走ってくれるのではないかと密かに期待しているところです。
 2頭目はスコールです。出走レースは日曜中山4Rダート1200mの混合戦です。前走まさかのタイムオーバーで1ヶ月間の出走停止処分をくらってしまいましたが、その後は順調に調整されたようで今回は前走のようなことはないと思います。デビュー戦でも中団からいい感じでレースを進めていたし、前走も3角までは先行争いをしていたように、それなりのスピード能力は見せていたので、能力的にまったく通用しないということはないはずです。これまでは調整不足での出走で叩かれた後の変わり身を期待してのものだったけど、今回はしっかりと調整されているので大きく変わってくるはずです。前走1800mで失敗しているので今回は無難に1200mを選択してきたし、先行できるようであればかなりやってくれるのではないか、というより、未勝利戦も残りわずかの状況なので結果を出してもらわないと困るというのが正直なところです。本当ならとりあえず掲示板を目標にしたいところですが、今回はそんな余裕はありません。目標は3着以内できればいきなり勝ってもらいたいというのが正直な気持ちです。それだけの能力はあると思っているし、真剣にそうなることを願っています。ただ、追い切りの時計が5F64秒台というのはかなり良いのですが、ラスト1Fで13秒以上かかっているというのがちょっと気になっています。前走スタミナ切れをおこしていることからも今回もラストの直線でばてるかもしれないという懸念も正直持っています。でも、今の状況を考えれば結果を出してもらわなくては話になりません。何が何でも納得のいく結果を出してもらいたい、それだけです。
H13.9.23 ガーディアン復活目前!0.5秒差5着 (^_^)v
 セプテンバーSに出走したうちの大将ガーディアンですが、ついにやってくれました。勝馬と0.5秒差、2着とは0.1秒差という中身の濃い内容で5着と頑張ってくれました。とにかくレースを紹介しましょう。
 まずはパドックですが、馬体重512kgの+2kgというのを見たときは正直がっかりしました。2週連続で速い時計で追い切っての数字だから仕方ないとは思いましたが、ガーディアンのベストよりは10kg以上重いことは確かだと思うので、今回もかなりやばいなあ、という気持ちが強かったです。でも馬体そのものは余裕は感じるものの前走に比べるとボテッとしたところがなく、意外に仕上がっているなとは感じました。やっぱり強い追い切りが効いているのだなとは思いました。
 レースは、バラバラっとしたスタートだったので一瞬ヒヤッとしましたが、ガーディアンは完璧なスタートを切っていて一安心。無理せず馬任せで中団よりやや後ろに位置取り、いい感じで3コーナーを過ぎていきました。でもまあ、いつもここまではいいので安心はしませんでした。問題はここからレースを捨てずに最後まで走れるかどうかだからなあと思って見ていたら、4コーナーが近づいてもしっかりとついていくではないですか、いつもならこの地点で失速するので「今までとは違う」というのはすぐに感じました。直線の入り口では十分に勝ち負けできる位置にいたので私もさすがに力が入りました。直線に入ってすぐは伸びそうで伸びないという感じだったのですが、坂を越えるかどうかというあたりからじわりじわりと差を詰めてきたのです。先頭はすでに抜けていましたが、2着までなら十分届きそうな勢いだっただけに、私も久々に緊張しました。一瞬は一気に2着まで上がれるかなとも思いましたが、最後にきて伸びきれず、2着争いをしていた3頭と並んだところがゴールでした。3頭のうち2頭はクビ差くらいあったので明らかに届かなかったのは分かりましたが、もう1頭とは内外離れていたこともあって、ちょっと分かりづらかったですが、スローで見た感じではちょっと届かなかったかなという感じでした。それでも掲示板を確保したのは明らかであり、私としてはそれだけで十分満足でした。写真判定で結局5着となりましたが、今までのことを考えれば上出来といえるので、今回はこれでよしとしなければいけないでしょう。
 とにかく、すぐにレースを捨てていたガーディアンが今回最後まで走りきったというのは大きいです。相手のレベルも低かったことも確かですが、ガーディアンの場合は自分自身の問題の方が大きかったのだから、その問題を解決できたということで満足しなければならないでしょう。となると、問題はやっぱり次のレースですね。次はまたレースを捨てるということも考えられますが、1度走る気になったのだからもう大丈夫だと信じたいです。前回までは次のレースはどこでもいいと言っていましたが、結果を出したとなると私も気合いが入ります。準オープンのレースとしては、中1週で1800mのオクトーバーSと中2週で1400mのアイルランドTの2つがありますが、私の希望はアイルランドTですね。大きな理由としてはまだ距離に不安があるというのが大きいです。今回も1200mだから最後まで走りきれたというのはあるとは思うのです。そうであれば、いきなり距離を延ばすと、またレースをやめてしまうような気がしてならないのです。であれば、無難に1400mで様子をみるというのが私は賢い選択だと思います。馬体重のことを考えると中1週のローテの方が良いような気もしますが、510kgで好走できたのだから無理に絞らなくてもいいのではないか、と現時点では思っています。せっかく調子を取り戻したのだから、無理にレースを使わずに長い期間調子が持続するように調整した方がいいと思っています。東京1400mはスタミナも必要なので、ガーディアンには悪い条件ではないと思うというか、今のガーディアンにはベスト条件ではないかと思えるくらいです。相手はさすがに今回よりはずっと強くなるとは思いますが、距離延長をうまく味方につければ、次は今回以上の走りをきっとしてくれるはずです。今回の最後の伸び脚を見ても馬体の重さが少し影響していると思うので、馬体が絞れればさらに期待は大きくなるはずですし、次は本当に楽しみになりました。こういう緊張感をもって愛馬のレースを見られるというのは本当に気持ちいいものですね。久々に一口馬主の楽しさを満喫することができました。あとは、今日走るスコールが結果を出してくれれば言うことないのですが、まったく人気がないみたいだし、あまり大きくは期待できないかもしれませんね。今日それなりの結果を出してもらわないと本当に困るので、私はあくまで勝つつもりで応援するつもりです。ガンバレ!スコール!p(^^)q
H13.9.24 スコールはまたも惨敗に終わる(T-T)
 未勝利戦に出走したスコールですが、まさかまさかの16着のしんがり負けという惨敗に終わってしまいました。正直この結果に私はかなりのショックを受けています。未勝利の番組が残りわずかというこの状況において、この結果では常識的に考えて勝ち上がりは絶望的といえます。かなりやばい状況に追い込まれてしまいました。とりあえずレースの方を紹介しましょう。
 まずはパドックですが、馬体重486kgの+2kgというのを見たときは正直がっかりしました。前走あまり調教を積んでいない状態で重め残りというのは仕方ないと思いましたが、調教をそれなりに積んだはずの今回、さらに体が増えているというのは私には理解できません。馬体の方も前走よりは良く見えたものの、まだまだ太いという印象が強かったです。この時点で「かなりやばいなあ」という気持ちが強かったです。レースの方ですが、スタートは完璧、先行集団に何とかついていけるかなあという感じもありましたが、とりあえず中団の位置取りで位置としてはそんなに悪くなかったです。3角過ぎても流れに乗っている感じだったので、「これは行ける」と思ったのもつかの間、4角手前から徐々に前と離されていくではないですか、すぐに「終わった」と私は思いました。直線入り口ではほとんど最後方の位置まで下がり、直線で巻き返せるはずもなくしんがりでゴールとなりました。
 それなりに調教を積んだはずなのにこんな結果しか出せないというのは、あまりに問題です。陣営もまさかここまで負けるとは思ってなかったでしょう。スコールの潜在能力の低さを露呈してしまったという考え方が一般的だろうなと私も思ってはいます。でもバカ一口馬主としては少しでも前向きに考えたい。まずはスタート直後の芝での走りは悪くなかったこと、デビュー戦の芝のレースでは勝負どころまでしっかり流れに乗れていたことを考えると、この馬は芝の方が合っていると考えます。つまり、ここ2戦の大きな敗因はダートが合っていなかったということだと思うのです。次に、体がまだまだ太いということが問題です。デビュー戦では474kgでまずまずのレースを展開したのだから体があと10kg絞れれば、走りも大きく変わる可能性はあると思うのです。まあ、そういうことで、まだまだ良くなる余地は十分に残されていると私は考えます。ただ、例えば次は芝のレースを使い、馬体重が10kg減ったとして、16着が1着になるのかとなると、それはあまりに難しいというのが現実だとは思います。本当に能力がある馬であれば、苦手のダートだろうと、馬体が太かろうと、それなりの競馬をすると考えるのが常識的だと思います。だとすれば、やっぱり能力がないというのが純粋な答えなのかもしれません。でも、この馬はかなりの思い入れをもって出資した馬なので最後の最後まで諦めるつもりはありません。奇跡を信じて次のレースに臨みたいと思っています。せめて矢野進先生が500万でも使おうと思えるような競馬をしてほしいです。そういう内容を期待するしかないです。
H13.10.5 スコール出走決定!なんと東京で格上挑戦!
 先日未勝利戦で惨敗を喫したスコールが、今週出走することに決まりました。現在新潟で最後の未勝利戦線が繰り広げられているため、先週も当然のように除外され、今週もたぶん除外と思っていて、新潟の未勝利番組を確認したところ名前がなかったので今週も除外されたとばかり思っていました。それから、なんとなくシルクのテレサ情報を見てみたらスコールが出走予定となっているじゃないですか。しかも東京って書いてあったので「あれっ東京も未勝利番組あったけ?」とすぐに確認したら、なんのことはない500万クラスへの出走が決まっただけの話でした。しかも条件はダートの1600mです。これを見て私は正直がっかりしました。まずは前走未勝利戦でしんがり負けだったのにいきなり500万クラスで好走できるはずがないです。今回勝つ気がないのは明らかです。それどころか、前走の走りから今度は芝を使ってくると思っていたら今回もダート戦。しかも1200mでばてていたのにさらに距離が延びる1600m戦というのだから話になりません。好走どころかタイムオーバーが心配でなりません。それなりに走ってくれれば嬉しいですが、とにかくタイムオーバーにならないことを祈るのみです。ただ、500万クラスで使うということは大きな意味があると勝手に思っています。今回500万を使うのは未勝利戦に出走できないからでしょうが、未勝利戦は来週も再来週もあるはずで、今回無理して出走する必要はないと思うのですよね。今回使うことで来週どころか再来週の未勝利戦出走も厳しくなったわけで、未勝利戦を走れる可能性は非常に小さくなったといえます。それでも今回敢えて500万に出走させる意味を考えた時に、中1週でどうしてもレースを使いたかったということはもちろんでしょうが、これは未勝利戦終了後の500万クラスの戦いを見据えて、レースに慣れさせ、馬体を絞り、その後のレースに生かしたいという意図があるからこそでしょう。つまり、スコールは未勝利戦が終わったらすぐに見捨てられるということはないということになると思います。まあ今回の走りにもよるだろうから今回の出走だけでは何とも言えませんが、矢野進先生もスコールの潜在能力を高く評価しており、もう少し長い目で見てあげようということだと勝手に解釈しました。未勝利戦で結果を残さなくていけないと思っていた私としては、ちょっとだけ気持ちに余裕ができました。とはいえ、今後もだらしない走りが続けば、すぐにお払い箱になる身であることに変わりはなく、そういう意味では、今回もちょっとでもいいから内容のある走りを期待したいです。
H13.10.10 スコールは5着惨敗!引退の可能性大(T-T)
 500万に挑戦したスコールは、予想どおり惨敗に終わりました。しかもタイムオーバーのおまけつきです。本当ならレースを紹介するところですが、事情があって実はまだレースを見ていないので、レースを紹介することができません。たぶん最初は後方をついていったけど、途中からついていけなくなって、直線も離されるだけという感じだったと思います。とりあえず今回はスコールの置かれている立場を説明したいと思います。私はレース前の日記では「長い目で見守る」ということだと書きましたが、シルクのレース前情報では信じられないことにその逆のことが書いてありました。なんと「このレースで見極めたい」とのことです。これを見て私はかなり落胆しました。だってダート1200mで失速した馬がダート1600mで一変するわけがないじゃないですか。これが芝のレースもしくは短距離戦なら私もそれなりに理解できますが、ダート1600mでは先日述べたとおりタイムオーバーの可能性が非常に高いに決まっているじゃないですか。それを「このレースで見極めたい」というのはあまりに無茶すぎます。そうであれば、来週か再来週のレースで見極めるでもいいじゃないですか。未勝利戦に出走できないにしても、ここで500万を使うのであれば福島のレースを使うでもいいじゃないですか。なんで今回のレースで結論を出さなくていけないのかさっぱり分かりません。確かに500万を使っていくことを考えれば、500万で試すというのも一理あるとは思います。そうだとしても、もうちょっと条件を考えてくれてもいいのではないかと思います。案の定、レース結果はタイムオーバー惨敗です。矢野進師の言葉どおりであれば「引退決定」ということになります。確かにレースで結果を出せなかったのだからそれも仕方ないと思いますが、スコールはまだ力を出し切っていないと私は信じています。デビュー戦の4角までの走りはそんなに悪くなかったはずだし、スタートしてからのスピード能力もけっこう高かったし、潜在能力は高いと思うのですよ。現に関係者も「素質を感じる」などのコメントが多かったではないですか。確かに競馬はレースでの結果がすべてであり、結果を出せない馬は捨てられるしかないのでしょう。2歳馬をどんどん入厩させたい調教師サイドとしては、これから結果を出せるかどうか分からない3歳馬にかまっている暇はないというのが正直なところでしょう。それは理解できるので、矢野進師の判断も間違いではないだろうし、客観的に見れば当然のことだと思います。でも、スコールの能力を信じてきた私としてはやっぱり「はい、そのとおりですね」という気持ちには到底なれません。できることなら、チャンスをもう少しだけチャンスを与えてほしいです。わがままであることは分かっていますが、それが今の私の強い気持ちです。でも、そう私が思ったところでどうなるものでもなく、たぶん引退という結論になるのだと思います。今回のことで「競馬はレース結果がすべて」であることを痛烈に感じました。そして、現代競馬で生きていくためには早い段階でのデビューとレース内容が必要不可欠であることを学びました。
H13.10.11 ガーディアンとマリーンの出走決定!
 前走久々に5着に好走したガーディアンが、今週予定どおり土曜11RのアイルランドTに出走することになりました。今回は私も気合い入っています。何せ惨敗続きだったガーディアンが前走で久々に僅差の勝負をしたのだから当然でしょう。最後まで走れるようになったのだから距離が延びるのは大きなプラスとなるだろうし、重賞勝ちの実績からも今回は当然に勝ち負けということになるはずです。しかも今回はなんとラジオたんぱ賞で重賞勝ちに導いたあの柴田善騎手が再び乗ってくれることになったのです。私の期待は高まるばかりです。最終追い切りも5F62秒台と相変わらず調子は良いようだし、こんなにレースが楽しみなのは本当に久々です。たまたま上京していることもあり今回は応援に行くつもりでいます。今からレースが楽しみでなりません。ただ、心配なこともあります。まずは前走だけで本当に復活と言っていいかどうか分からないことです。前走はたまたま最後まで走ったけど、ガーディアンの場合は気持ちの問題が大きいから今回はまた途中で走るのをやめるということもあるかもしれません。今回まともに走れば本物と言えるので今回の走りが非常に重要になります。それと、前走に比べるとメンバーがかなり強くなっています。前走のようなメンバー構成であれば楽勝ムードだったと思いますが、さすがに今回はそう簡単にはいかないでしょう。行く行くはオープンでも通用しそうな馬が何頭かいるだけに厳しいレースになることは間違いないです。でも、このメンバーで好走できれば実力は本物ということになるでしょうし、というか、ガーディアンは重賞勝馬なのだからこのくらいのメンバーで勝てないはずがないです。私は勝機は十分と思っています。といっても、あんまり勝ちに固執していないのも正直なところです。オープンに復帰してまた強いメンバーと戦わなければいけないことを考えると、もうしばらく準オープンで小金を稼いでもいいかな、というせこい考えも心の片隅にあります。勝ってしまうのが最高ですが、負けても2着3着なら満足というところです。そういう意味では正攻法の競馬をしてもらって、勝つならオープンでも通用しそうな内容で勝ってほしいと思います。まあとにかく、今までに比べれば、やっと競馬らしい競馬を期待できるようになったのだから、その期待を裏切らないでほしいですね。メンバーを考えると掲示板は絶対外さないとも言い切れませんが、最低3着の気持ちでレースに臨むつもりでいます。
 さらに日曜は新潟8Rでマリーンが急遽出走することになりました。今週から登録していくということだったので今週は除外だろうと決めつけていたので、まさかの出走にかなり驚いています。条件は芝1400m戦です。テンのスピードの速さがあり、スタミナに不安があるということで、個人的には新潟の直線1000mだとかなり期待できるのではないかと思っていましたが、決まったものは仕方ないです。登録数の関係もあっただろうから出走できるところで力を試すしかないでしょう。で、マリーンの状態ですが、速い追い切りは2本だけだし、タイムも3Fで40秒かかっているという軽めの内容だけに、正直なところ勝ち負けを期待できる雰囲気ではないです。体は仕上がっているということだと思うけど、やっぱり強い調教ができないのはちょっと問題に感じます。やっぱちょっと体質が弱いとか何かあるのかなあ。ちょっと調整が甘いように私には感じてしまいます。でもまあ、田所秀師がこれで戦えると踏んでいるのだから大丈夫なのでしょう。そう考えることにします。レースでもテンのスピードの速さは実証済みだし、あとはラストの直線で失速しないで走れるかどうかだけでしょう。休み明けなので何とも言えない部分が多いですが、放牧中にスタミナを養う練習をしていれば、いきなり結果を出すということも十分にあると思います。今回はたぶん無理にハナは切らず抑える競馬で様子を見ることになると思いますが、これでどこまで戦えるかでしょう。これでそれなりに走るようであれば、1400mをこなせたのだから1200mならさらにチャンスは広がるでしょうし、500万でも十分にやれると思います。そのためにもそれなりの結果を今回は出さなければなりません。「競馬は結果がすべて」である以上、もう惨敗は許されないはずです。1400mという距離がかなり不安ではありますが、なんとか踏ん張ってほしいものです。
H13.10.16 ガーディアン・マリーンとも惨敗に終わる(T-T)
 土曜日のアイルランドTに出走したガーディアンですが、まさかの11着惨敗に終わりました。前走5着と復活の兆しを見せた直後だっただけに、この惨敗のショックはあまりに大きかったです。とりあえずはレースを紹介します。久々の生応援でしたが、パドックではまあ「悪くない」という感じですかね。3歳時のようなテンションの高い雰囲気はまったくなく、年齢による落ち着きなのか、それとも覇気がないのか、判断が難しいところでしたが、結果論としては覇気がなかったのかもしれません。馬体重は510kgと前走より2kgは減っていたけど、やっぱり太い感じでした。それでも前走これで結果を出したわけだし、馬体はしっかりしていたので、十分に戦えるとは思いました。馬体重はあまり結果には関係なかったのではないかと思います。レースですが、スタートしてすぐに柴田善騎手が押して押して3番手につけました。ちょっと前に行き過ぎではないかと思いましたが、ハナを切ったのが意外にもゴッドオブチャンスだっただけに、展開としては速くなかったはずだし、勝つためにはあの位置にいないと苦しかったはずで、リーディングの柴田善騎手としては当然の判断だったとは思います。このまま直線もしっかり走ってくれれば「勝てるな」と思いましたが、その逆に「直線で失速するかもしれないな」という不安もありました。そして、4角を回り直線に入ったあたりで心配していたことが起きてしまいました。差を詰めるどころか後続の馬に交わされ始めたのです。数頭に交わされながらも、しばらくは踏ん張っていましたが、ゴールに近づくにつれて徐々に離されるだけ。最後は離された11着でゴールとなりました。今回は前走5着したというのがあったし、鞍上が柴田善騎手に強化されたことで、それなりの競馬はしてくれると信じきっていただけに、11着という惨敗にショックは隠せません。せっかく前走5着したのに、またこれでは次もいつ好走するか分からないということになります。前走はなんで好走できたのかが分からなくなってしまいました。1200mという距離が良かったのか、相手が弱かったから良かったのか、本当に困ったものです。でも今回は勝ちにいくレースをしすぎたというのもあると思います。前走のように後ろからの競馬で追い込んでいれば11着という結果はなかったと思うのですよね。柴田善騎手にそんな競馬をさせるわけにはいかないので今回は仕方ないと考えるしかないと思います。とはいえ、これで次のレースの選択が難しくなったのは確かでしょう。今回それなりに走っていれば中1週で白秋Sでいいと思っていましたが、1400mで惨敗したことで距離延長は大きな不安となります。どうせなら京洛Sの方がいいような気もしますが、陣営としても好走するか分からない馬を京都まで連れて行く余裕はないというのが正直なところでしょうからね。東京では1200m戦はないし、1400mの奥多摩Sだと中4週も開いてしまうし、他にこれといった番組もないことを考えると、あまり期待しないでとりあえず白秋Sを走るしかないのでしょうね。今回先行して潰れていることを考えて、次は最後方から5着を目指す競馬で構いません。騎手も一流ジョッキーでなくていいです。勝ちにこだわらず最後まで走りきるようなレースをしてもらうしかないです。前走5着しているのだからまったく戦えないことはないと思うし、再度の変わり身を期待するしかないです。とりあえず今回の負けでガーディアンの復調はまだまだであることがはっきりしました。これからはよっぽどのことがない限り大きな結果を期待してはいけないということでしょう。非常に寂しいことですが、これが現実なのです。
 次に日曜に出走したマリーンですが、こちらも16着と予想以上の大敗を喫しました。リフレッシュされてどれだけ馬が替わったかとても楽しみにしていたのですが、今回の結果を見る限りでは何も変わっていなかったと言わざる得ません。未勝利戦がもう終了してしまうことからも私はこの結果である程度の覚悟はできました。とりあえずレースを紹介しましょう。馬体重はマイナスでしたが、たぶん輸送のせいだと思うのであまり関係なかったと思います。パドックの雰囲気は一言でいうと「前と変わらない」という感じですかね。落ちつているのですが、覇気がないというか私には気合いが感じられませんでした。レースですが、少しクビを上げながらのスタートでいつものようなスタートダッシュはありませんでした。それでも中団やや前方に位置取り、1400mという距離を考えれば悪くない位置だったと思います。勝つつもりなら勝負どころの4角までに前との差を詰めておかなければいけないところ、4角までそのままの位置取りだったのでさすがに勝つのは難しい感じにはなっていましたが、まだまだ掲示板は十分に確保できるところだったはずです。しかし、直線に入ってもまったく伸びず、しばらくは踏ん張っていたようにも見えましたが、徐々に離されていくのは明らかでした。最後は完全にスタミナ切れという感じで大きく離された16着でゴールとなりました。今回の結果ですが、追い切り本数が少なかったこと、休み明けでレース勘が戻ってなかったこと、1400mと距離が長かったことなど、敗因はいくらかあげられると思いますが、本当に強い馬であれば16着に負けるということはないと考えるのが常識的だと思います。これから多少復調したとしても未勝利脱出は無理というか、未勝利戦が残り1週しかないということは、今後は500万を戦っていかなくてはならないわけで、500万を勝ち上がることは非常に難しいと言わざる得ないでしょう。ただ、新馬戦でハナを切ったスピードがあるのだから能力はあるのは間違いないと思うのですよね。これまでの使われ方や強い調教をやらないという調整法などマリーンの能力を引き出せなかった責任もかなり大きいのではないかと私は思っています。何か欠陥があったから強い調教ができなかったのかもしれないけど、あの追い切りタイムで好走させようという方が無理だと私は思います。まあとにかくスピード能力は高いけど、他に何か欠陥があるから結果を出せないということになるのでしょう。リフレッシュ放牧されてもその欠陥が矯正されなかった以上は、これ以上レースを繰り返しても結果は同じということになるかもしれません。芝でもダートでもいいから1000mを試したかったという気持ちもありますが、1400mで16着に惨敗している馬が1000mだから勝てるというものではないでしょう。未勝利戦ならともかく500万クラスならなおさらです。私としてはこれで引退になってもやむ得ないという気持ちが強いです。しばらく使ってくれるのであれば一縷の望みを託してもちろん応援します。能力がないのが明白であればそういう気にもなれませんが、能力はあるはずと私は未だに思っているので、もしかしたら変わってくれるかもしれないという気持ちもあるのです。ただ、よっぽどの変わり身を見せてくれない限り応援に力は入らないと思います。本当に期待しないで待つという感じですね。これから田所秀師とシルクHCがどんな結論を出すか分かりませんが、どっちに転ぶにしても私はもう覚悟はできました。
H13.10.20 スコール引退正式決定(T-T)
 スコールの引退が正式に決定しました。前走のレース前に矢野進師が「見所があれば使い続けてもいい」とコメントしたのに対し、まったく見所なくレースを終えていたので、こうなることは覚悟していました。素質の高さを買われてもしかしたら使い続けてくれるのではないかという淡い期待もありましたが、矢野進師の気持ちが変わることはなかったようです。自信を持って出資した馬だっただけに正式に引退が決まったことに私は本当に大きなショックを受けています。牧場でも厩舎でも素質の高さをコメントされていたこともあり、デビュー前まではまさかこんな形で終わることは予想もしてませんでした。デビュー戦でも4角までそんなに悪い競馬ではなかったから、秋に復帰した時にまさかあそこまでボロボロなレースしかできないなんて考えもしなかったです。牧場や厩舎でも嘘を言うはずもないだろうし、デビュー戦の走りも悪くなかったので、今でもそれなりに能力は高かったと私は思っています。少なくても未勝利戦も通用しない馬ではなかったと思います。それが秋になって走らなくなったということは、考えられることは、デビュー戦での落馬が馬のメンタルな部分に大きなマイナスをもたらし、それから馬が走ることに消極的になったのではないかということです。4角が近づくにつれて失速していることからもそんな気がしてならないのです。もちろん、デビュー戦も落馬で分からなかっただけで直線では大きく失速していたかもしれないだけに、落馬だけが原因ではないかもしれません。いずれにしろ各レースで途中まではそれなりのスピードは見せていたのだからスピード能力はあったのだとは思うのですよね。そういう意味では私がこの馬の馬体に惚れて選んだことはそんなに間違っていなかったのではないかとも思うのです。まあ、私も相馬眼に絶対的な自信を持っていたわけではないし、今さら自己フォローみたいなことを言っても始まらないのですけどね。とりあえず、競走馬は水ものであり必ず走るものではないということを痛感しました。ヒロイン、ガーディアンと私の期待に応えてくれていただけに、私の選んだ馬は必ず走るものだとなんとなく思っていましたが、それが大きな勘違いであったということを思い知らされました。今後も走ると信じて出資していくことに変わりはありませんが、「必ず走るわけではない」ということも念頭に入れながら選択していかなければならないのだなと改めて思いました。特にスコールはガーディアンよりも高額だったにも関わらず1勝もできなかったわけだから、高額な馬に手を出す時はこれまで以上に慎重な対応が必要なのだと感じました。もちろん、スコールを選択したことに後悔はありません。スコールに何とも言えない魅力を感じたことは事実であり、その気持ちに素直になっただけのことですから。ヒロインとガーディアンの好走で多少おごりはあったとは思いますが、次もまたスコールのような馬が出れば魅力を感じて出資するかもしれないし、そういう気持ちはこれからも大事にしていきたいとは思います。まあ先のことはともかく、私がこれまでで一番自信を持って出資したはずの馬がこんな形で終わってしまったことに、今はただ心が痛いだけです。この痛みが癒えるのにはしばらく時間がかかるかもしれません。
H13.10.24 マリーンはなんと関東の山崎厩舎に転厩!
 先日の未勝利戦で16着に惨敗し、未勝利戦が終了したことで去就が心配されていたマリーンですが、シルクHCが出した結論は「現役続行&転厩」でした。つまり、田所秀師は「500万では通用しない」という判断を下したが、シルクHCは「まだできる」という判断だったということです。それで受け入れてくれる厩舎を探したところ関東の山崎厩舎が引き受けてもいいということで「現役続行」が決定したということです。私もさすがに転厩までは思いつかなかったので現時点では考えが整理できませんが、とりあえずチャンスが与えられたことを素直に喜びたいと思います。今まで管理していた田所秀師が「難しい」と言ったのだから、厩舎が変わったからといって大きく変わるとも思えません。9戦走ってダメだったのだから、常識的には「引退」という判断が妥当だったのだろうと私も思っています。しかし、会社側も根拠もなく「まだやれる」と判断したわけではないでしょうから、そこに一縷の望みを託したいです。厩舎が変わることで、環境や調整法も大きく変わるはずです。正直、田所秀師の軽めの調整法には若干の疑問を感じていたところなので、転厩というのは意外に大きな変化をもたらすかもしれません。ただ、転厩先の山崎厩舎ですが、今年はまだ1勝とかなり低迷しています。まあ、お世辞にも優秀な調教師とは言いづらいですね。でもまあ、それなりの厩舎では3歳未勝利馬を引き受けてくれるはずもないし、引き受けてくれるだけでも感謝しないといけないでしょう。どうせ半分以上諦めていたわけだし、少しでも望みがつながったという運を大事にしたいですね。先ほども言ったとおり、調教方法が変わることで、マリーンの走りが一変することに期待するだけです。これで走らなければさすがに諦めがつきます。今後ですが、転厩の手続きのため一旦放牧に出され、手続きが済み、馬房が空き次第に入厩する予定となっているようです。早ければ福島開催中に復帰するとのことですが、まあ中京開催での復帰が濃厚ではないでしょうか。とにかく、一度死んだようなものだし、そんなに大きく変わるとも思えないので、これからは結果はそんなに気にしないことにして気楽に応援していきたいと思います。
H13.10.25 ガーディアン白秋Sに出走決定!
 ガーディアンは予定どおり白秋Sに出走することが決まりました。前々走5着だったことで大きく期待された前走で再び11着に敗れてまたスランプに逆戻りしてしまっただけに、今回の期待度はかなり微妙という感じですかね。前々走で相手が弱かったにしろ最後までレースができたのだから少しは良くはなっているとは思ってはいるのですが、前走のような積極的な競馬だとまた走る気がなくなるのだから、今回も走るかもしれないけど、走らないかもしれないというところでしょう。距離がマイルに延びることを考えると、期待できない確率の方が高いような気がしています。とりあえず私が望んでいることは「直線だけの競馬をしてほしい」ということだけです。今の現状では前走のような勝ちにいく競馬では直線で失速する可能性が高いと思っています。直線の長い東京コースだし、直線までは最後方でも構わないから後ろに位置して、直線でどこまで詰められるかという競馬を期待したいです。それで勝てるとは当然に思っていません。相手もけっこう強そうだし、掲示板に載れれば御の字という気持ちです。まあ、そんな感じで今回はあまり期待しないで応援するつもりです。なお、たいしたことではないと思うのですが、前走のレース後、柴田善騎手が「息づかいが良くない」というコメントがあったらしく、呼吸関連のどこかがおかしいかもしれないということで、吸引治療をおこなっているようで、この効果が出るようであれば、意外に以前のような強い競馬を見せるかもしれない、なんて淡い期待をしています。まあ、以前から息づかいは良くないというコメントもあったし、あまり関係ないと思うので、そんなには期待してませんけどね。ハンデも重くはないけど恵まれたとは言えないし、あとは新コンビの村田騎手と馬が合うことを祈るくらいですかね。とにかく何でもいいから再び好走してほしい、それだけです。
H13.10.31 ガーディアン白秋Sも惨敗に終わる(T-T)
 白秋Sに出走したガーディアンですが、やっぱり惨敗に終わってしまいました。とりあえずレースを紹介します。馬体重はやっぱり絞れず増減なし、でもいつもより鶴っクビにして歩いていたので、いつもよりは気合い入っているかもしれないなと淡い期待を抱きました。しかも重馬場とガーディアンには大きなプラス材料もありましたから、意外に好走するかもしれないと何となく思いました。でも基本的にはあまり期待せずに見ていたというのが正直なところでした。スタートはふつう、今回は後ろから行くつもりだったらしく馬なりで後方に控える形、とりあえず私の希望した作戦だったので「少しはやれるかも」とちょっとは期待しました。3角過ぎから徐々に差を詰めにいったように見えましたが、4角回る頃には今度はまた下がっていく感じに。この時点で「終わった」と思いました。直線でも伸びるはずもなく大きく離された14着に終わりました。レース直後の感想としては、「実力の限界かもしれない」ということを思いました。何せ後方からの競馬でばてていたのでは話にもなりません。得意の道悪でこの競馬なのだから、もう何に活路を見いだせばいいか分からなくなりました。確かに距離が長かったのかもしれません。でも、短距離馬だって、あの位置からレースを進めて直線で失速することはないはずです。気性的な問題もあるでしょうけど、それも含めて「そろそろ限界かな」と正直に感じました。でも、その後競馬ブック(レース前の新聞)のコメントを読んだら、「舌を巻き込んでうまく呼吸できないらしい。でも実戦では縛らないで走らせる」というようなことが書いてあるではないですか。これを見て「じゃあ、次は縛って走れば復活もあるということか」と素直に思ってしまいました。でもまあ、今までも調教ではしっかりと走っているのだからあまり関係ないのだろうなあとは思います。それでも「もしかしたら」と思われるものがある以上は、それに期待するしかありません。次はたぶん中2週で奥多摩Sだと思います。距離も短縮されるし、舌を縛って走れば好走するかもしれません、というかそう祈るしかないです。今週のブラジルCにも登録しているようですが、ダート戦だしたぶん見送るのではないでしょうか。まあ、惨敗が続いている今の現状では贅沢も言えません。連闘でブラジルC出走でも構わないと思っています。何でもいいからレースで結果を出してほしい、それだけです。
H13.11.3 1ヶ月前に天栄ホースパークに見学してきました!
 非常に遅くなってしまいましたが、実は先月の7日にシルクHC所有馬のほとんどが調教されている天栄ホースパークに見学に行ってきました。目的はもちろんダリアクエストの様子を見るためです。
 まずはダリアですが、馬体を見て感じたのは、すいぶんと逞しくなったな、ということです。昨年9月に牧場で見た時とは大きく変わっているのは当然のことですが、そういう意味というよりは、私が想像していたよりもずっと馬体がしっかりしていたというか貫禄みたいのを感じたということです。体重も現時点で470kgはあるとのことで、昨年の予想では400そこそこにしかならないと思われていたのを見事に裏切ってくれました。調整も順調のようで、まだ馬体が太いのは仕方ないですが、それでもしっかり調教されているのが分かるくらい締まっているというか、仕上がってきているのを感じました。牧場の方の話でも「このまま何もなく調整できれば、年内入厩の可能性は高いと思う。」ということでした。私としてはこの馬体なら「いつでも入厩できそう」と感じたくらいです。昨年からの情報だと体が小さいみたいないことばかりだったので「ミスったかなあ」と思っていましたが、今回この馬の馬体を見て、その不安のかなりの部分が払拭されました。私は正直なところかなりの手応えを感じました。もちろん、私の相馬眼は素人そのものなので「レースで勝てる」なんて分かるわけがありません。ただ、私が思っていた以上にダリアの馬体は素晴らしかったのは確かだったと思うし、競走馬として自覚してきているような何とも言えない雰囲気を感じたのです。これなら私の期待以上の走りを見せてくれるかもしれない、と感じたのです。それから1ヶ月「いつ声がかかるかな」と楽しみにしてましたが、今のところ入厩の予定はまだないようです。それでもしっかりと調教は積まれていて順調に育成されているようで目標の「年内入厩」は何とかなるのではないかと思っている今日このごろです。
 次にクエストですが、こちらはまったく逆の状況といえます。シルクの情報でも体質が弱くなかなか調教できないということでしたが、そういう状況を示すように体はボテッとしていて締まりがないし、顔つきもまだまだ子供という感じで落ち着きがありません。ダリアとのあまりの雰囲気の違いに、一目見て「こりゃ確かに時間かかりそうだな」と思いました。昨年から馬体が小さいというのを心配していましたが、一目見た感じではやっぱり小さいなと感じました。それでも馬体重は意外に現時点で470kgあるということでしたが、だらけた馬体でかなり太い状況あることを考えれば、少なくてもダリアよりは小さい馬ということになると思います。牧場の方も「正直体は弱い」「こちらはまだまだ」というコメントでした。こちらも昨年あたりから「選択をミスったかも」と思っていましたが、今回見た限りではその気持ちがさらに強くなってしまったというのが正直なところです。もちろん、これから大きく変わるということもあるし、そうなることを期待していますが、今回見た限りでは、馬体的にも気性的にも競走馬として成功するためには、克服しなければいけない課題が多すぎるように感じました。現時点でここまで悪い方に考えるのもどうかと思いますが、厳しい競馬の世界を痛感している今日このごろだけに、どうしてもそう考えてしまいます。それから1ヶ月たったわけですが、現在はなんとかふつうの調教メニューをこなしているようです。意外に早く復調してきたな、というのが正直な気持ちですが、とはいえ、1ヶ月前の馬体を考えると入厩はまだまだ先になると思います。とりあえずは私の中では3月入厩を目標にしていますが、どうなることやら分かりません。こちらは本当に心配なことばかりです。
 で、実はおまけがありまして、なんと1歳馬のマックスがすでに天栄HPに入厩していたのです。1歳馬で入厩しているのは10頭くらいとのことで、その中の1頭がマックスだったということです。まだ1歳ということで外には出してもらえなかったので、馬房にいるのを見ましたが、1歳なのでまだまだ体は小さいものの、スリムな馬体に賢そうな顔と非常に良い印象を受けました。牧場の方の話では「乗り役さんは非常に乗りやすいと言ってた。」とのことで、競走馬として順調に成長しているようです。現1歳馬がデビューするのはずっと先の話なので今から考えるべきことではないのですが、同期では調整が早い方であることは間違いないと思うので、このまま何もなく成長してくれれば2歳デビューも夢ではないでしょう。今のところ私の期待どおり成長しているだけに、この馬に対する期待はさらに大きいものとなりました。
 以上、天栄ホースパーク見学の感想でした。
H13.11.16 マリーンが今週出走!ガーディアンは放牧に!
 関東の山崎厩舎に転厩したマリーンですが、今週出走することが決まりました。レースは福島の日曜7Rの芝1800m戦です。まずは出走情報に1800m戦となっているのを見て私が落胆したのは言うまでもないでしょう。これまで1200m戦でも直線で失速し、距離が長くなればなるほど、さらに早い段階で失速しているのを見ている以上は、1800mでの好走は夢のまた夢です。抽選で拾われたみたいですが個人的には抽選で外れてほしかったです。でもまあ、未勝利ということを考えると人気の高い短距離戦の出走は難しいのでしょうし、出走できるだけでも有り難いと思わなければいけないのだろうとは思います。今回8着以内に入れれば上出来といえますが、たぶん14頭中13着か14着に終わることになるでしょう。真剣にタイムオーバーが心配というより、どちらかというとその可能性が高いと私は思っています。なんとか私の期待を裏切るような好走をしてほしいと切に願っていますが、転厩しただけでそこまで大きくは変わらないでしょうね。とりあえず私が希望する作戦は、最後方から直線だけの競馬をすることですが、スタートセンスの良い馬だからいつものように先行しちゃうでしょうし、それに仮に後方からの競馬をしても直線で本当に伸びるかどうかかなり疑問なので、なんでかんで後方からと思っているわけでもないです。ここでタイムオーバーになると1か月出走できないわけだから次の中京は走れないことになり、そうなると今回のレースで引退ということになるかもしれません。まあ、タイムオーバーを免れたとしても次は短距離戦を走れるわけでもないし、また中距離を使うのであれば結果は変わらないでしょうから、今回のレースでよっぽど大きな変わり身を見せない限りは、私の中ではジエンドということになりそうです。もちろんそうならないことを願っているわけで、なんとかそうならないように頑張ってほしいと祈る思いで応援するだけです。真剣に「神様!奇跡を!」という心境です。
 なお、惨敗の続いたガーディアンですが、少し脚に熱を持ったこと、レースをけっこう使ったということで、大事を取ってリフレッシュ放牧に出されました。私は引退勧告も視野に入れていたので、とりあえずまだ使ってもらえることに感謝したいです。どのくらい休ませるのか具体的なことは分かりませんが、しばらくはゆっくりして英気を養ってもらいたいです。そして次に戻ってきた時こそは、全盛期のときのような気力あふれる走りを期待したいです。次戻ってくるときは、いよいよ障害入りという気もしますけどね。
H13.12.8 マリーンが日曜中京8Rに出走決定!
 マリーンが、今週出走することが決まりました。レースは中京の日曜8Rのダート1000m戦です。今気づいたのですが、前走の結果等の報告をしてなかったのですね。失礼しました。とりあえず前走のことを。
 芝1800m戦だったのであまり期待してなかったのですが、結果はそのとおりの14着に終わりました。距離があったことで中団に控えた競馬をしましたが、3角あたりから失速していき4角では正直タイムオーバーも覚悟しました。でも終わってみれば1.8秒差と思ったほど離されずにゴールしていました。まあ、1.8秒差も離されていること自体問題が大きいわけで、それで満足しているわけにもいかないのですが、このくらいの負けであれば短距離ならそこそこ戦えるのではないかと淡い期待を抱きました。
 そして今回の出走となったわけですが、なんとか念願の1000m戦を走れることになりました。私は以前から1000m戦を見てみたいと思っていたので、前回よりは期待が大きいです。未勝利戦ではハナを切れるスピードを持っていたのだから、1000m戦であればテンからガンガン飛ばして粘る競馬を久々にしてほしいです。1000m戦ならなんとかスタミナが持つのではないかと淡い期待を抱いています。1000m戦でも失速するのであれば、実力不足を認めるしかないでしょう。500万下クラスということも考えると1000m戦だからといって簡単に好走できるとも思えませんが、今回は少しだけの期待を持って応援したいと思います。
H13.12.11 マリーンは8着に敗れる!(T-T)
 日曜の中京8Rに出走したマリーンですが、結果は8着に終わりました。私はハナを切れないまでもガンガン先行するシーンを見たかったのですが、スタートは良かったもののあっという間に置いて行かれ後方からの競馬という展開になってしまい、この時点で大きく失望していました。ここからどのくらい頑張るかと思って見ていたのですが、勝負どころになってもまったく前との差を詰められない状況に「今回もしんがり負けかな」と素直に思ってしまいました。そしたら直線では意外に頑張るじゃないですか。もちろん勝ち負けというレベルには程遠かったんですが、手当が貰える8着圏内に入りそうな雰囲気にちょっとだけ熱くなってしまいました。最終的にはなんとか8着でゴールとなり、まあこれまでのことを考えればまあまあ頑張ったと言えると思います。やはり1000mという距離が良かったのでしょう。短距離なら500万下でもそれなりの競馬ができるという証明にはなったと素直に思ってしまいました。まあ、そうは言っても1000m戦でありながら勝馬から1秒も離されていることは大きな問題といえます。この1秒差を数ヶ月で巻き返すというのはかなり難しいと考えるのが常識的でしょう。中京開催が終わると次は1ヶ月後の小倉開催まで待つしかないし、山崎厩舎は2月いっぱいで閉業という状況も踏まえると2月までに結果を求めるのはかなり厳しい感じがします。それでも未勝利戦で8着にも入れなかった馬が500万下で8着したのだから少しは誉めてあげたい気持ちも強いです。以前のようなスタートダッシュが復活してくれば意外にやれるのではないかという気持ちも出てきました。今回8着したとはいえ惨敗に近い内容だったので、今回の結果で引退となってもそれはそれで仕方ないことだとは思っています。でも、できればもう1度くらいマリーンの1000m戦を見てみたいという気持ちが今は強いです。今回のレース内容を見て山崎調教師がどういう判断をするか分かりませんが、今の私としては現役続行の気持ちが少しだけ強いです。
H14.2.8 マリーンが小倉の土曜7Rに出走決定!しかし・・・
 気づけばこれが今年初めての日記なのですね。愛馬の動きがなかったとはいえ、ちょっと2ヶ月近くも何も書かなかったのは問題あったかもしれない、と少し反省しています。
 で、今回は何かと言いますとマリーンの出走が決まったのです。実は中京の最終週で除外され、小倉も開幕週から登録し続けたにもかかわらず3週連続で除外され、最終週になってやっと出走が決まった次第です。しかし、出走が決まったレースは、なんとダート2400mと、芝の短距離を得意とするマリーンにとっては、まったく正反対の条件での出走に私はかなり困惑しています。ただ、たぶん短距離戦では除外確実だったからこちらに回るしかなかったのだと思います。今週を逃すと中京まで間隔が開くし、2月いっぱいで山崎厩舎が閉業ということを考えると、どんな条件であれ、とにかくレースを使うという判断はやむ得なかったと思います。この条件で好結果を期待するのはあまりに酷な話で、私はもう勝つどころか好走すら諦めています。山崎厩舎が閉業されることでさらに転厩というのは無理な話でしょうから、たぶんこれが引退レースということになると思うので、心に残るレースをしてくれれば、と願うばかりです。悔いを残さないためにも、最後は短距離戦で実力を試してほしかっただけに、こういうことになってしまったのはあまりに残念なことでありますが、未勝利を勝ち上がれなかったことがこういう事態を招いたわけですから、自業自得ということになります。まあ、引退すると決まったわけではないし、調子自体はかなり良いようだから、意外に好走してしまうこともあるかもしれません。常識的には厳しいと思うので、ほとんど期待はしてませんが、奇跡を信じて最後の応援をしたいと思っています。
H14.2.14 マリーン惨敗!引退へ(T-T) 3歳馬は入厩へ!
 土曜日の小倉7Rに出走したマリーンですが、奇跡など起きるわけもなく、予想どおり惨敗に終わりました。まずはレース内容を紹介します。スタートはふつう。とりあえずは中団より後方に位置取るも、私にはあまり折り合っているようには感じず、これでは距離はとても持たないなあと思いながら見てました。そのまま1コーナー2コーナーと進み、そろそろ前との差を詰めないと話にならないところにきてもなかなか前との差は詰まらず、3角から少しづつ仕掛け気味になってきたので、どこまで伸びるかなと思っていたら、3角の終わりごろにはもう失速しはじめて4角では大きな差を広げられ、とても競馬と言えないような状況になっていました。もちろん直線で盛り返せるわけもなく、私の予想を大きく上回る惨敗に終わったのでした。今回はダート2400mだったから負けるのは仕方ないとはいえ、あまりのひどい内容にさすがの私も「これ以上は見てられない」という気持ちが強くなってしまいました。短距離なら巻き返せるという気持ちも少しはありますが、今回のように自分の条件にあったレースを選べない状況ではこれ以上引っ張ってもあまり期待はできないといえます。山崎厩舎も今月で閉業となるし、さすがにもう引退だろう、と思ってシルクの情報を確認したら、やっぱり抹消の方向で考えるとのことでした。もう、ここまで走れば私も十分です。このまま引退ということで仕方ないというか当然の判断だと思います。それにしても、大きなところも狙えると大きな期待をかけて自信をもって出資した馬が、こういう形で終わってしまうことには私としてはかなり大きなショックを受けています。半信半疑の馬が意外に走り、走らないわけがないと思った馬が走らないのだから、競走馬とは難しいものです。ガーディアンとヒロインで自分の相馬眼にそれなりの自信を持ってしまいましたが、今回のマリーンと前回のスコールで私はかなり自信喪失状態に陥っております。ただ、マリーンにしろスコールにしろ能力の片鱗は見せていたので、私の眼力がまったく見当違いだったとまでは思っていません。競走馬として成功するために必要不可欠なものはいくつかあり、そのうちの一つでも欠けるとダメということなのだと思います。そういう意味では、スコールもマリーンも馬体的な問題というよりも気性的な問題の方が大きかったと私は思っており、そう思うことで自分のことをなぐさめています。そうはいってもこの2頭はけっこう高額だったこともあり2頭とも走らなかったという事実は真摯に受け止めなければいけないでしょう。高額馬だから走るわけではないということを改めて痛感しました。とりあえずこれからは高額馬に手を出す時は多くの要素を慎重に考慮して出資の判断をしたいと思います。そして、競走馬はレースを使ってみないとわからないのだから、これからはあまり過度な期待はかけないように応援していきたいと思っている今日このごろです。
 次に3歳馬の近況を紹介します。まずは名前が決定しました。クエストは、馬名応募で一位だったシルキークエストに、ダリアはどういう経緯か知らないけどシルクスパイシーとなりました。今回名前が先に決まったのは、馬名の管理が今年から変更されたためで、シルクの場合だと今後は2歳の4月頃にはすべての馬名が決定するとのことで、3歳馬については年明けから登録手続きを進めていたということらしいです。で、まずはシルキークエストの近況ですが、前回調整が遅れていると報告しましたが、年明けくらいからけっこう順調にきていて、だいぶ仕上がってきていました。それでそろそろ堀井調教師に確認をお願いしたところ、「しばらくは馬房の都合がつかない」とのことで、そのためなんとシルク側が入厩を考えてくれる他の厩舎を探したらしく、その結果中尾銑厩舎での入厩が決定したとのことでした。私は、まず厩舎が替わったことに大きなショックを受けています。常に上位にランクしている堀井厩舎だったからこの馬を選択したということもあったわけで、それが厩舎変更となるのは大きな誤算と言わざる得ません。厩舎はあくまで予定であり変更することもある、ということは分かっていましたが、まさか自分の馬がこんなことになるとは夢にも思ってなかったです。しかも、その変更先がシルクでは評価の低い中尾銑厩舎というのにも正直ショックでした。中尾銑厩舎のどこが悪いということは具体的には言えませんが、近年は常にランキング下位が定位置になっている現状を考えると、この厩舎に変更されてことがあまり歓迎できない気持ちは理解してもらえると思います。それに堀井師が見放したということもショックでした。しばらく入厩できないということは、クエストの優先順位が低いということであり、この馬に対する評価が低いということになります。クエストはそういうレベルの馬なんだなと素直に思ってしまいました。まあ、そうであれば中尾銑厩舎でもどこでも使ってもらえる厩舎でレースに出してもらえる方が良いかもしれないという考え方もできるでしょう。マリーンの引退がほぼ決定した直後だけに、この状況でクエストに大きな期待をかけるのはあまりに酷と言わざる得ませんが、せっかく入厩することになったのだから、何とか堀井師を見返すことができるよう頑張ってもらいたいです。とりあえず予定だともう入厩したみたいなのですが、仕上がってきているとはいえ、それほど調整が進んでいたとも思えない状況だったのでデビューまでは最低2ヶ月はかかると思います。となると早くてデビューは4月の東京開催、遅ければ5月の東京開催になるのではないでしょうか。あるいは新潟でデビューという可能性の方が高いかもしれません。まあとにかく入厩を果たしたことは大きな前進でこのまま順調に調整されて無事にデビューを迎えてもらいたいものです。それにしても、スパイシーの方が先に入厩すると思っていたので、クエストの電撃入厩にはちょっとびっくりしたというのが正直な気持ちです。ちょっと早かったのではないかという気持ちもありましたが、まあ入厩が遅れるよりはずっとましだから素直に喜びたいと思います。
 次にシルクスパイシーですが、クエストとは逆に、こちらは年明けからずっと「いつでも入厩可能」な状態だったにもかかわらず未だに入厩できないでいます。1月終わりの予定だったのが2月中頃まで待ってほしいということで、入れ替え待ちの状態なので、そろそろ入厩できるとは思いますが、やっぱり具体的に決定しないと落ち着かないものです。こちらは天栄でも15-15をこなすなどかなり調整は進んでいるので、デビューは意外に早いかもしれません。もしかしたら2回中山に間に合うのではないか、と思ってしまうほどです。でもまあ、あまり無理はしてほしくないので、その次の東京まで待ってもいいかなとも思っていますが、とにかく入厩すればすぐに目処がたつのではないでしょうか。まあ、入厩しないことには話にならないので、早く入厩してほしい、それだけですね。
H14.3.11 1歳馬の仮名を決めてみました!
 稼働馬がおらず寂しい日々が続いている今日この頃ですが、前回の日記から1ヶ月がたとうとしているので、今回は1歳馬について近況を報告したいと思います。
 まずは、やっと希望馬名をシルクに送りました。どんな馬名か紹介しますと、
  コマンダーインチーフ産駒のSILK1-1 → エアフォース
  サッカーボーイ産駒のSILK1-6 → ピクシー としました。
 毎度のことですが、今回も深い意味はあまりありません。エアフォースは、父コマンダーインチーフ=最高司令官というイメージから軍事関係の言葉を探していたらエアフォース=空軍というのが、かっこいいな、と思っただけです。ピクシーは、説明するまでもないかもしれませんが、父サッカーボーイからユーゴの英雄で元名古屋グランパスエイトのサッカー選手ストイコビッチの愛称をそのまま付けました。最近は走れば馬名は何でもいいと思ってきているので、なんでかんで正式名称に採用されたいとまでは思っていませんが、今回はけっこう個人的に気に入っています。とりあえずこれからはこれらを仮名として呼んでいきますので、よろしくお願いします。
 近況の方ですが、まだ1歳なのでたいした情報はありません。1月末の時点のコメントでは、エアフォース「とても元気一杯で気の強いボス的な雰囲気を持っています。馬体は綺麗でトモはしっかりして力強く大きく成長してきそう。」ということでした。気が強いのは勝負根性という点で悪いことではないと思うし、馬体が綺麗というのもバランスがいいということだから、私としては嬉しい限りです。シルクとしてもこの時期に悪いコメントはしないだろうし、競走馬は調教が始まってからどうなるかが大きなポイントだから、今回のコメントだけで過大に期待してはいけないと思いますが、そんなに悪くはないのではないか、と期待感を高めています。
 次にピクシーですが、「普段はおとなしく、おっとりしていますが、たまに気の強い面を見せる。馬体は骨太でゆったりしており、他馬にない雰囲気がある。」というコメントでした。気性面は、普段はおっとりしているのに時々気が強くなるということで、嫌なことには反抗する気性なのでしょう。こういうタイプは扱いが難しいところがありそうなので、変なトラウマができなければいいな、と少し心配になります。馬体については、何というか、良いところを無理矢理引き出して表現している、という感じがしないでもないので、あんまり良くないかもしれないなと勝手に思ってしまいました。まあ、「他馬にない雰囲気がある」というのだから、変にひねくれず素直に喜びたいと思ってはいます。これからの成長が大事なのだから、なんとかこのまま無事に育っていってもらいたいものです。
 情報がないのでこのくらいしか言えないですが、これからもこの2頭をよろしくお願いしたいと思います。
 なお、マリーンは金沢競馬に行くことが正式に決定しました。中央では結果を出せませんでしたが、それなりのスピード能力は見せていたので、地方なら十分に活躍できることでしょう。新天地での活躍を祈りたいと思います。
Vol.20へ続く

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