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にへい君の一口馬主日記(Vol.21)
H15.4.24 〜 H15.7.18

H15.4.24 愛馬の近況を一気に報告
 この日記が滞ってもう3ヶ月たつんですね。こんなに長い期間更新しなかったのは初めてかもしれません。とはいえ、この3ヶ月間あまり愛馬に大きな動きがなかったことがその主な原因であり、けっこう寂しい思いをしていました。まあ、だからと言って今回大きな動きがあったわけでもないのですけどね。とりあえず現2歳馬の馬名が決まったので報告しようと思ったわけなのですが、せっかくなのですべての愛馬の近況を報告したいと思います。
 まずはシルクスパイシーです。3歳時は体質が弱く、6月にデビューするもその後何度も体調を崩し未勝利戦まで間に合わなかったため、障害練習も兼ねてこれまで再調整していましたが、土田調教師から入厩のゴーサインが出たため馬房が開き次第入厩することが決まりました。「もう少しトモに力が付いてきてくれるといい」という土田調教師の話もあるので、今の状態でどこまで頑張れるか不安の方が大きいですが、この時期まで見捨てないでいてくれたのだから、きっと結果を出してくれることを期待して入厩する日を待っているところです。
 次にシルクグランジャーです。2歳時にあまりの気性の激しさにやむなく去勢をしたわけですが、予定としては手術箇所が回復次第ピッチを上げて調整し、速やかに入厩することになっていたのです。ところが、どういうわけか手術後なかなか調子が上がってこないというか、なんか歩様がぎこちなくなったのが直らないようなのです。最初のうちは軽く乗り込んで様子を見て、針も2度打つなど回復に努めたのですが、どうしても回復せず、現在はウォーキングマシンで様子を見ているという状況なのです。2歳時には気性以外に問題はなく、気性難さえ克服できればいつでも入厩できるという状態だっただけに、まさかここまで入厩が遅れるとは思っていなかったです。この時期に入厩の目処が立たないというのは私にとっては大きな計算違いで、正直かなり焦っています。今でも能力は高いと信じているので、未勝利戦に間に合えば何とかなると思っていますが、この時期にウォーキングマシーンの調整では夏競馬にも間に合わない可能性もあり、最悪の場合未勝利戦にも間に合わない可能性も出てきました。まあ、そうは言っても焦って無理させるのも怖いですし、開き直って体調が上がってくるのを待つしかありません。あとはこの馬の能力に期待するだけです。
 続いてシルクブレイズです。2歳デビューを果たすもレース直後に脚部不安を発症し放牧に出されていたわけですが、脚部不安はけっこう早い時期に解消されたものの、もう少し成長を促すということで、ゆっくりと調整されていました。そして4月始めに確認した高橋隆調教師が「4月一杯で目処が立つよう、仕上げを進めて欲しい」との指示を受けて、早ければ4月中に入厩するかもしれないという状況です。デビュー戦で9着に敗れたものの、出走メンバー中1番速い上がりの脚を使って追い込んでいるだけに、その能力はすでに証明済みだと私は思っています。入厩して1ヶ月半くらい調整したとして、6月中にはなんとか復帰を果たしてくれるのではないか、と現時点では思っています。未勝利戦も残り少なくなってきているので、勝ち上がるまでにそんなに時間はかけられないのがつらいところですが、何とかしてくれると信じています。とりあえず、まずは無事に入厩を果たすことが先決です。入れ替え作業ががスムーズに行われることを祈るのみです。
 そしてお待たせしました現2歳馬の馬名決定の報告です。
 まずは私の仮名エアフォースの正式名称はシルクデスティニーに決まりました。意味はもちろん「運命」です。個人的には「デス」ではなく「ディス」だろうと思うのですが、「ディスティニー」だと文字数がオーバーしてしまうのですよね。だったら「ディスティニ」の方がいいような気もするけど、これもやっぱりしっくりこないです。まあ、これは慣れの問題だと思うので次第に良い名前だと思うようになるでしょう。この馬の近況ですが、天栄ホースパークでダクとキャンターの調整をしており、まあまあというか標準的な調整状況と言えると思います。ただ、ちょっと前に熱発して休んだり、牧場長から「腰が甘い」というコメントがあったりと、ちょっと体質が弱いところが見受けられます。この馬の全兄も体質が弱かったと記憶しているので、インブリードの影響もしくは母がもともと体質が弱いのかもしれないなあと少し思っています。ただでさえ競争の激しい藤沢和厩舎に入ることを考えると、ちょっとデビューは遅れるかもしれません。もしかしたらシルク得意の転厩ということもあるかもしれないと覚悟しています。とりあえず現時点では、何とかライバルとの競争に勝って藤沢和厩舎に入厩を果たせるように頑張ってほしいと願うばかりです。
 もう1頭の2歳馬、私の仮名ピクシーの方も正式名称はシルクスクデッドに決まりました。意味は「サッカーセリエAの優勝」です。父サッカーボーイということから、私もサッカーに関係する名前を希望していたので、これには満足しています。ぜひとも名前に負けない活躍してもらいたいものです。この馬の近況ですが、こちらも天栄ホースパークでダクとキャンターの調整をしています。現時点の調教自体はデスティニーとそんなに変わらないのですが、こちらはこれまで特にトラブルもなく順調に調教を重ねているので、早い時期の入厩が期待できるのではないか、と思っています。2歳時から「毛艶の良さが目立つ」「動きが機敏」など高い評価のコメントが多かったので、私もこの馬にはかなり期待が高く、単に早く仕上がるだけでなく、結果もそれなりに出してくれるのではないか、と思っています。現時点では、そんなに強い調教をしていないので、これから本格的なトレーニングにも耐えることができるかどうかでしょうが、耐えることができるのであれば本当に楽しみになります。今のところ私の一番の期待馬はこの馬なので、なんとか順調に育っていってほしいです。

H15.5.22 大きな動きはありませんが近況報告!
 前回の日記からまた1ヶ月たちますが、実はまだ特段の動きはありません。でも本当なら毎日書くというのが日記の本当の姿だし、せめて1週間に1度くらいは更新しなくてはいけないかな、と最近思い始めて今回は書いてみました。
 ということでまずはシルクスパイシーからです。 前回「馬房が開き次第入厩」と報告しましたが、実は入厩が白紙になってしまいました。経過としては、入厩したらすぐに障害試験を受けられるように厩舎の調教助手が毎週わざわざ乗りに来て調整していたのですが、飛んだ後にまだトモを落としてしまうということで、もう少しこのまま調整することになったのです。まあ確かに「飛んだ後にまだトモを落とす」のであれば、レースに出ても勝ち負けは難しいことは明らかだし、そうであれば入厩しても意味がないわけだから今回の判断はやむ得ないと思ってます。ただ土田調教師が「体は去年辺りと比べるとかなり立派になってきた」とコメントしており、スパイシー自身は大きく成長しているようなので、レースに使えるようになればそれなりの結果を期待していいのではないか、と思っています。とりあえず、障害未勝利に期限はないからもうしばらく辛抱することにして気長に待ちたいと思います。
 次にシルクグランジャーです。なかなか歩様が良くならず乗り運動を見合わせてきましたが、ようやく乗り運動を始めました。調教師の指示ということらしいのですが、私には「もう時間がないから無理してでも調教を始めるかしかない」というように感じられて、ちょっと心配の方が大きいです。今のところはダクだけのようなので問題はないみたいですが、これからキャンターになった時にまたおかしくならないか心配でなりません。かといってこれ以上休ませると本当に未勝利戦に間に合わなくなるだろうし、私としても複雑なところです。このまま何もなく強い調教をこなせるようになることを祈るのみです。
 続いてシルクブレイズです。こちらも「もしかしたら4月中に入厩」と報告しましたが、未だに入厩できないでいます。ただ「5月中に入厩」というコメントをいただいているので、この馬は間違いなくもうすぐ入厩のはずです。これまでも今月中とか言われて翌月になることがあったので6月の可能性が高いと思っていますが、それでも入厩はもうすぐであることに変わりはないです。順調にいけば7月中には復帰戦を迎えることになるでしょうから今から楽しみです。
 シルクデスティニーですが、現時点では特に変わったところはありません。調教を休むこともなく、とりあえずは順調と言っていいと思います。ただ、まだ「腰が甘い」というコメントもあるので、2歳デビューというのは難しいかもしれません。焦らずゆっくりと調整してほしいです。
 シルクスクデッドですが、こちらも特に大きな変化はありません。順調に調教を積んでいる段階です。先週は1度だけ14秒台のラップを刻むなど相変わらず素質の高さを見せているようで、私の期待は高まるばかりです。あんまり早すぎるデビューも疑問なので、すぐに入厩ということにはこだわっていませんが、それでも2歳デビューは期待せずにはいられません。ケガすることなくこのまま順調に成長してほしいです。

H15.5.23 ブレイズが遂に入厩!(^_^)
 シルクブレイズが本日入厩を果たしました。昨日「5月中」と報告したばかりですが、私はどうせ6月にずれ込むと思っていただけに、けっこう思いがけないというか、思ったより早く入厩できたなあ、というのが正直なところです。デビュー戦の内容が悪くはなかった馬なので、このまま順調に調整できれば当然に勝ち上がりを期待できると思っているだけに、なんとか無事に復帰戦を迎えてほしいところです。その復帰戦ですが、調整に1ヶ月以上はかかるだろうから復帰戦はたぶん7月になると思います。気が早いですが7月12日のダート1400m牝馬限定戦あたりが面白いのではないでしょうか。血統的に中距離も大丈夫だろうから叩かれながら距離を伸ばしていって、芝1800mかダ1700mで勝負をかける展開が良いと個人的には思っています。まあ先のことを今から考えていても仕方ないので、今回はとにかく入厩できたことを素直に喜びたいです。これからが本当の勝負となりますが、厳しい調教をこなして復帰戦を早く迎えられるように頑張ってほしいです。

H15.5.29 今週の近況報告!
 今回は23日に入厩したシルクブレイズから報告します。入厩後の状態ですが、翌日から坂路コースで乗り出しており、体調面の問題はないようです。ただ、環境が変わったせいか落ち着きがないようで、仕上げは様子を見ながらということのようです。まあ、宮崎にいる頃から少しうるさいところがあったようなので、トレセンだともっとうるさくなるだろうとは思っていたので、ある程度は予想してました。もう少し時間がたって環境に慣れれば、おとなしくなると思うのですが、これが続くようだと復帰戦の目処がつくなくなるので、早く落ち着きを取り戻すことを祈るのみです。
 シルクスパイシーは、先週と状況は変わっていません。これまで同様に厩舎の調教助手が来て「トモの強化を図る」ようにしている段階です。体調自体は悪くはないとは思うので、飛越後にトモを落とさないようにさえなれば、すぐにでも入厩ということになると思います。まあ、すぐにというわけにはいかないと思いますけど。
 シルクグランジャーは、先週から乗り運動を始めたわけですが、この1週間は歩様がまたおかしくなるのではないかと心配で仕方なかったです。びくびくしながら今週の情報を確認したのですが、とりあえず現時点では軽めの運動ということもあって問題は出ていないようで安心しました。今週はこのまま軽めに乗り込んで来月からペースを上げていく予定になっています。このまま順調に調整できればいいのですが、問題はペースを上げていっても大丈夫かどうかでしょうね。この時期にのんびりと調整はしてられない難しさもあるし、入厩の目処がつくまでは慎重な調整を強いられそうです。
 シルクデスティニーシルクスクデッドは、基本的には変わりはありません。とりあえず2頭とも1度2ハロンを15-15のラップで走ったようで、順調にメニューをこなしているという段階といえます。少しづつながら調教レベルが上がってきているし、このまま調子を崩さず順調に育ってもらいたいものです。

H15.6.5 ブレイズまさかの復帰戦決定!
5月23日に入厩したばかりのシルクブレイズの復帰戦がいきなり決まりました。土曜中京2Rの芝1200m牝馬限定戦です。昨日の情報では「30日、1日に坂路で時計を出した」ということで順調に調整が進んでいるのは分かっていましたが、出走については何も触れてなかったので、まさか今週出走するとは夢にも思ってなかったです。だいたい時計を出したことだけでも少し驚いてたくらいですからね。ただ、今回のレース登録はたぶん除外狙いだったのではないかと思います。登録数は知りませんけど、除外ラッシュの未勝利戦において、優先出走権の関係ない枠に入ることは確率的にはかなり低く、陣営もまさか当たるとは思っていなかったのではないでしょうか。まあ、仮に当たったとしても格好はつけられると判断したから登録したのでしょうし、まったくの誤算ではないと信じたいです。とは言っても入厩してから日が浅いですからね。さすがに不安の方が大きいです。馬房では相変わらず落ち着きがないみたいですし、心身ともに力を出せる状態かどうかあやしいです。3戦連続で9着以下だと1ヶ月間の出走停止ということもありますし、私としてはもう少し態勢がしっかりしてから出走に踏み切ってほしかったという気持ちが強いです。とにかく決まったものは仕方ないです。半年前のデビュー戦では見せ場は作っていたので、能力をそれなりに出せる状態でさえあれば格好はつけてくれると信じます。今回は勝ち負けはさすがに期待しません。とにかく8着以内に入ってくれることを祈るのみです。明日になれば調教師のコメントが出るでしょうから時間があれば紹介したいと思います。
他の愛馬については下記のとおりです。今週は月に1度の牧場長などのコメント情報が掲載される週なのでいつもより詳しい情報となっています。
シルクスパイシー
この馬は先週と状況は変わっていません。これまで同様に厩舎の調教助手の指示で調教を積んでいます。来週あたりに調教師の確認を受けるようなので、うまくいけば再び入厩のゴーサインが出るかもしれませんが、もう少し時間がかかると思っているので、たぶん確認だけになるのではないでしょうか。
シルクグランジャー
先々週から軽く乗り運動を始めて様子を見ていたのですが、やっぱり歩様は良くなっていないみたいです。この情報を見た瞬間に私はかなり落胆しました。恐れていたことがやはり起きてしまったという感じです。ただ、牧場長は「キャンターをやらせても大丈夫だから、調教師とも話し合ってこのまま進めて仕上げていく事にする」とコメントしており、調整自体は先に進めてしまうみたいです。まあ確かに時間がもう僅かであることを考えれば、仕方ない選択だとは思います。しかし、歩様が良くないのに仕上げを進めたところで良い結果が出るとも思えません。もちろん、これ以上休めば未勝利戦には到底間に合わないですし、もう少し様子を見るというのも賢い選択とは言えないかもしれません。結局のところ、どうせダメなら勝負してしまおうということなのでしょう。私もそういう意味ではやむ得ないところだとは思います。でも、先ほども言ったとおり、これでうまくいくほど競馬は甘くはないと思います。私としては、ある程度覚悟しておかないといけないな、と腹をくくりました。まあ、調教をやっていくうちに歩様がよくなり体調が上がってくるということもあるかもしれないし、とにかく望みは捨てずに良い方向に向かうことを祈るのみです。
シルクデスティニー
今週は4ハロン15−15の調教をつけられ、先週に引き続き順調にメニューをこなしているようです。ただ、以前もコメントしたように「まだ腰に不安が残っている」ようで、今のところは何とかこなしているという段階のようです。牧場長は「これからさらに速い時計を出していくと腰がしっかり付いてくるか心配なので、状態を見ながら1度ササ針をして馬体の立て直しを図る事も考えている」とコメントしており、まだまだ入厩とかレースとかを考える段階ではないようです。まあ、この時期に焦って体調を崩しても仕方ないので、成長を促すという意味も込めてゆっくりと調整すればいいのではないかと私は思っています。現行の中央競馬のシステムからすれば、あんまりのんびりもしてはいられないのですが、あと2・3ヶ月は無理をしなくていいのではないでしょうか。とりあえずは体がしっかりするのを待ちたいです。
シルクスクデッド
今週は1度4ハロンを13〜14秒台のラップを出して調教をつけられるなど、こちらはさらに順調にメニューをこなしているようです。そして、牧場長はなんと「在厩の2歳馬の中でもトップのデキだ」というあまりに嬉しいコメントをしています。以前から素質が高いというコメントが多かったので期待は高かったけど、今回のコメントで私の期待がさらに高まったことは言うまでもないでしょう。ここまで順調だと、気になるのは宗像調教師が現時点でどういう評価をしているかですね。牧場長がどんなに高い評価をしても、宗像調教師が評価していないのであれば入厩できないのだから、宗像調教師のコメントを早い段階で聞きたいですね。まあ、まだ新馬戦が始まっているわけでもないし、焦る時期でもないので、しばらくはゆっくりと見守ることにします。でも、この状態なら2歳デビューは期待せずにはいられません。その日が早く迎えられることを期待しています。

H15.6.6 ブレイズ明日出走!
昨日報告したとおりシルクブレイズが明日の中京2Rの芝1200m牝馬限定戦でレース復帰を果たします。気になる高橋隆調教師のコメントですが「追い切った後も脚元は何ともないし、調子自体もいいと思うので、もう今週から使っていく事にした。気性的にはなかなか落ち着きが出ず苛つき気味で、競馬に連れて行って更にイレ込み、消耗してしまわないか心配だが、動きはいい馬で馬体もほぼ仕上がっているから、力を出せれば休み明けでもそれなりにはやれると思う」ということで、意外にも前向きな発言だったように感じますが、競馬新聞の1馬には「プラス体重は成長分で太め感はないが、帰厩して日が浅いし仕上がり途上、息づかいも悪いし、叩いてからだね。」という助手のコメントが載っており、やっぱり今回はかなり苦しいように感じます。新聞の印の方も△1つすらない完全な無印状態で、私のテンションもあまりあがってきません。でも、この状態で8着以内、あるいは掲示板なんて載ってしまったら次は期待せずにはいられなくなります。どういう競馬になるか見当もつきませんが、次につながるレースをしてほしい、今回望むことはそれだけです。

H15.6.8 ブレイズ復帰戦は10着(T-T)
中京土曜2Rに出走したシルクブレイズは10着に敗れました。とりあえず詳細を報告します。GC観戦だったのですが、パドックはけっこううるさかったですね。今週の情報で「イライラしている」ということだったので、まあ予想どおりと言えば予想どおりでしたけど、短距離戦だから気にするほどでもないかな、と思うことにしました。返し馬は画面に映った時間が短かったのですが、パドックの状況からすれば意外にスムーズに見えました。そしてスタートです。良くも悪くもない感じで、まずは中団のやや前くらいの位置取りでした。デビュー戦は最後方だったので、それに比べればかなりいいポジションだったと言えます。「もしかしたら勝つかも」とも思ってしまいました。けど、その後も高橋亮騎手はけっこう押していたし、楽に追走という感じではなかったので、徐々に不安の方が大きくなっていきました。4角手前でもなかなか差は詰められなかったし、この時点で勝ち負けは苦しいなと感じました。あとは直線でどこまで押し上げるかでしたが、デビュー戦のような脚を使えれば3着くらいはあるかもしれない、と思っていたので、少しだけ楽しみに直線を待ったのですが、さすがにデビュー戦の時ような鋭い脚は見られなかったです。前半からそれなりの位置取りだったから、さすがに脚が残っていなかったということでしょう。それでも失速するという感じではなく、この馬なりに伸びているようには感じました。前の馬を数頭交わして、後ろの馬に数頭交わされるという感じで、最終的には10着でゴールとなりました。レースを終えての感想ですが、正直なところ良い方に考えるべきか、悪い方に考えるべきか難しいレースだったと思います。楽観的な考え方としては、10着とはいえ勝馬とは0.9秒差なら上々の結果で、内容も流れにそれなりについていって最後もばてなかったのだから悪い内容ではないという感じです。入厩して日が浅いことを考えれば、まともな競馬ができなくても不思議ないのに、競馬らしい競馬をしただけでも評価すべきというわけです。悲観的な考え方としては、レースを使える状態と調教師が判断した以上は、それなりに仕上がっていたはずで、休み明けとはいえ、未勝利戦で10着に負けるというのは実力のない証拠で、次回以降は少しは良くなるだろうが、3ヶ月以内で勝ち上がれるというレベルではないという考え方です。現時点でどちらが正しい答えかはもちろん私には分かりません。当然に楽観的な方であることを祈りたいですが、3年間勝ち星がなく裏切られ続けた私としては悲観的な方も打ち消すことはできないです。そういうことで次のレースが非常に重要な一戦になるのは間違いないです。レース条件にもよりますが、最低でも掲示板は確保しないと苦しくなるように感じます。もっと安心できるように個人的には何とか3着以内に入ってほしいというのが切なる願いです。あとは入れ込みがきつかったことで、体力を消耗してしまっているかもしれないというのが気になります。1度レースを使ったことで、落ち着きが出てすべてがうまくいくという流れになってくれるといいのですが、さらに入れ込みがきつくなって調子を落とすのではないかという不安も否めません。まあ、心配ばかりしていても仕方ないので、私はいい方向に向かうことを祈るのみです。

H15.6.12 ブレイズなんと連闘で出走決定!
先週復帰戦で10着に敗れたシルクブレイズが、な・ なんと連闘で今週も出走することになりました。レースは日曜日の中京3R芝1800mです。当初は牝馬限定戦(芝1800m)の予定だったのですが、除外されて再登録したのか、予定を変えて牡馬混合戦に登録したのか分からないのですが、除外ラッシュのこの時期だからたぶん最初から牡馬混合戦に登録したのでしょうね。どうしてもレースに出走させたかったから、確率の高い方に登録したということではないでしょうか。それにしても、なんでそこまで今週の出走にこだわったのか、ちょっと理解に苦しむ感じもします。今週除外されれば来週の牝馬限定戦に登録すればいいだけなのに、なんで連闘にこだわったのだろう?もしかしたら、もともと今週が目標というか勝負レースだと考えていて、先週は除外されれば権利を確保できるし、出走になればとりあえず無理せず調教替わりに走らせればいい、と考えていたのかもしれません。確かに私も現時点では坂のないコースの芝1800mがこの馬に合っている条件に感じます。この条件にこだわるのであれば今週の出走もうなずけます。だとすれば、ブレイズ陣営は今回はけっこう勝負に来ているということになります。もしかしたら勝ち負けも狙っているのではないでしょうか。まあ、牡馬が相手になるからそこまでは難しいかもしれませんが、なんか期待できるような気がしてきました。ここで惨敗するようだと次が苦しくなりますが、とりあえずは後のことは考えずに、今週それなりの結果を出してくれることを期待してレースを待ちたいと思います。
他の愛馬については下記のとおりです。
シルクスパイシー
調教は休まずに続けているのですが、トモに少し疲れが見られるようで、調教師の指示で少しペースを緩めて、調教後には電気治療を行うようにしているそうです。土田調教師は「鍛える為にガンガン飛ばしていたから少し反動が出たのだろう。心配は無い」と話していますので、そんなに心配することはないと思います。それよりも、鍛える為にガンガン飛ばしていたというコメントからけっこう気合いの入った調教をしていたのだな、と実感できたのがけっこう嬉しかったです。今となっては慌てる立場でもないし、ちょっとだけ息を入れて、またガンガン飛ばしてもらいたいです。この感じなら入厩が可能となったらすぐにレースの目処がつきそうです。もうしばらくだけ待つことにします。
シルクグランジャー
今週の情報で一番嬉しかったのはこの馬です。「ここにきて歩様にも良化が窺える様になった」ということで、一番心配していたことが改善されつつあるというのだから、喜ばずにはいられません。もともと体調に問題のない馬だったのだから、このまま乗り込みを続けていけば、けっこう早い時期に入厩ということも可能ではないでしょうか。まだ「良化が窺える」という微妙な発言なので、心配が完全に払拭されたわけではないですが、いい方向に向かっているというのは何よりです。このまま無事に調整されることを祈ります。
シルクデスティニーシルクスクデッド
この2頭は特に大きな動きはありません。先週は2頭とも少しペースを落として1F20秒程度で乗られたようですが、脚部不安というわけではなく、疲れがたまらないように考慮してペースを落としただけだと思われ、相変わらず順調に調整されていると理解していいと思います。

H15.6.14 ブレイズ明日中京3Rに出走!
明日出走のシルクブレイズの枠順が決まりました。中京3R芝1800mの3枠5番です。シルクの情報によると「1度叩かれた分デキは上向いている」「使った後も元気にしているから連闘させる事にした」「現状で千二は短い感じなので、距離を延ばして変わり身に期待してみる」ということのようです。とりあえず調子が上向いているのは良いことというか、まあそうでないと困るわけだけど、元気だから連闘させることにした、ということは芝1800mに前々からこだわっていたわけではなさそうです。となると、スケジュール通りというわけではないのだから大きなリスクを背負っての出走と言えるかもしれません。また「骨膜が出てきている」という情報もあり、そういう意味では今回のレース後がさらに心配です。いくら距離が延びていいタイプと言っても、勝ち負けまでは期待できそうにない中で無理して連闘しなくても、という気持ちが強くなってしまいました。これで勝ってしまったり、馬券圏内に入るのであれば、ある程度は納得できますが、惨敗なんてことになると立て直しに時間がかかるかもしれません。とりあえずは、出走停止のカウントを免れるためにも8着以内は最低でも確保してほしいし、できれば掲示板という気持ちが強いです。とはいえ、さすがに牡馬相手ということもありけっこう相手も強いので、掲示板も厳しいかもしれません。それでもなんとか8着以内はクリアしてほしい、それは譲れないです。そのうえで内容のあるレースとなることを期待したいです。

H15.6.16 ブレイズ13着惨敗に終わる(T-T)
 昨日出走したシルクブレイズは13着惨敗に終わりました(T-T) まずはレース(GC観戦)を紹介します。馬体重は2kgしか減っていなかったので安心したのですが、パドックはやっぱりちゃかちゃかして落ち着きがなかったです。返し馬はスムーズだったように見えました。レースですが、スタートしてどの馬も行きたがらない感じだったので、難なく先行集団にはとりつけました。短距離と違ってさすがに前半の流れには乗ることができたと言えると思います。そのまま前半は3・4番手で競馬をしてくれたので、やっぱり距離が長い方がいいのだな、と思って見ていたら、3コーナーあたりからペースについていけないのか、徐々に位置取りを下げてしまい、この時点で「終わった」と思いました。4コーナーではほぼ最後方の位置でしたから、タイムオーバーすら覚悟しました。それでも直線でも思ったほどは失速せず、ブレイズなりに踏ん張っていましたが、さすがに盛り返すことはできるはずもなくブービーの13着に敗れました。ゴールした瞬間から、いやゴール前から私はあまりのショックの大きさにしばらく呆然としているしかなかったです。この結果は私が想像していた範囲を超えていたこともあり、正気に戻るまではけっこう時間を要しました。とりあえず、今回の結果を良い方に解釈すると、1人気の馬も先行してばてているように、道悪のパワー勝負となったために、非力なブレイズでは条件が厳しすぎた、それを先行してしまったことで、途中でスタミナ切れを起こしてしまったというところでしょうか。良馬場のスピード勝負であれば、もっと頑張れたというわけです。でも、常識的に考えれば、いくら何でも負けすぎです。少なくても前走よりも内容が悪かったのは明らかであり、現時点では距離延長は明らかに失敗だったと言っていいと思います。よく考えてみたら調教不足の状況だったのだからスタミナが保つわけがないという考え方もでき、今回の結果で一概に距離うんぬんは言えないかもしれませんが、それでもまた間隔を開けずにレースを使うのであれば、短距離を選択するしかないと思います。まあ、調教不足の状況でレースを使った背景として、ブレイズが馬房でもイライラして落ち着きがないから体力が消耗する前にレースを使ってしまった方がいいかもしれない、という判断だったわけだから、結局はブレイズ自身の気性がこのような事態を招いたわけであり、言ってしまえば馬の能力ということになるかもしれません。であれば、これからはブレイズが落ち着くように配慮しながら調整を進めるようにして、消耗度が激しいのであれば、体力が回復することも考慮しながらの調整をしてほしいと思います。落ち着きさえ取り戻せば、ブレイズはその能力を見せてくれると思うので、まずは落ち着くこと、そして調教をしっかり積めるようになることが大事だと思います。そういう意味では、時間をもっとかけないといけないことになりますが、どうせこのままレースを繰り返しても一変するとは考えづらいです。それであれば焦らず、まずはしっかりとレースで走れる体作りに主眼を置いた調整をしてほしいというのが、現時点で私が感じていることです。

H15.6.19 今週の近況報告!
シルクブレイズ
レース直後の週は基本的にレース内容の報告だけなので、特に新しい情報はありません。強いて言えば「レース後、特に不安はない」ということだけです。今回の惨敗で今後どういう方針で臨むのか不安が募りますが、来週の情報で方向性が伝えられると思うので、とりあえず来週の情報を待ちたいです。
シルクスパイシー
この馬も先週とほとんど変わりありません。引き続き疲れを取るため障害練習は週2日ほどに控えて、電気治療も続けているようなのですが、その分じっくり時間をかけて乗り込まれているそうなので、特に心配はないようです。毎回言っていますが、この馬は今さら慌てても仕方ないので、ゆっくりと待つだけです。
シルクグランジャー
心配されていた歩様が先週あたりから良くなってきたということで、急ピッチで調整が進められているようです。ラスト1F15秒台という時計も1度出したそうで、けっこうなレベルまできています。近いうちに調教師が確認するようなので、意外に電撃入厩ということもあるかもしれません。ちょっと急ぎすぎではないか、という感じもしますが、残り時間を考えると仕方ないとも思います。何とかこのまま無事にいくことを願いたいです。
シルクデスティニー
坂路で15-15の調教を2度つけられるなど、さらに調教内容のレベルが上がってきており、相変わらず順調に調整されているようです。腰に不安のある馬だから、ちょっとペースが速い感じもするのですが、馬体に問題がないからこれだけの調教ができると信じます。予定厩舎が藤沢和調教師のところなので、すぐに入厩ということは現実的には難しいとは思いますが、そういう可能性もあるかもしれないと思ってきました。たぶん無理でしょうけどね。
シルクスクデッド
坂路中心に時計を出して2度14秒を切る調教をつけ、なんと12秒台のラップも出したそうです。そしていよいよ調教師の確認を受けることになったそうです。この調教内容であれば、入厩することが可能であることは間違いないはずで、宗像調教師が入厩させるという判断も十分に考えられると思います。敢えて、成長を促す意味も込めて秋まで待つ、というのも1つの選択肢だとは思いますが、私としてはレースで勝ち負けできるだけのレベルなのであれば、できるだけ早い段階で1勝してもらって、その後どうにでも調整できる状況を作ってほしいです。そういう意味では入厩できるのであれば入厩してほしいという気持ちが強いです。宗像調教師がなんとコメントするか今から楽しみで、来週の情報が待ち遠しいです。

H15.6.20 グランジャー本当に電撃入厩!
昨日の近況報告の中でシルクグランジャーは、電撃入厩があるかもしれないと冗談半分で言いましたが、な・なんと本当に明日21日に入厩することが決まりました。乗り運動を始める時もまだ早いのではないかと思ったので、鈴木勝調教師はけっこう焦っているなと感じましたが、この段階で入厩を決めるとは本当にかなり焦ってますね。まあ、何はともあれ入厩できることは良いことに決まっているので、文句はないのですが、乗り運動を始めて日が浅いので、慌ててレースに使うのは勘弁してほしいです。未勝利戦があとわずかしかないのも事実ですが、グランジャーの能力を持ってすれば慌てなくても大丈夫のはずです。少なくても私はそう信じています。じっくりと調教を積んで万全の状態でレースを迎えてほしいです。きっと初戦か2戦目で決めてくれるはずです。何の根拠もありませんが、私はそう信じています。

H15.6.26 今週の近況報告!
シルクブレイズ
連闘を強行して惨敗した後だけに、どんな状況か心配だったのですが、とりあえず脚元は大丈夫ということで安心しました。ただ、相変わらずうるさいということで、本当に困ったものです。中2週でレースを使う予定のようですが、まずは落ち着きを取り戻さないことにはレースでも結果を期待するのは難しい感じがします。そういう意味では、もう少し間隔を開けてもいいような気がしています。とりあえず来週登録して除外されるという展開が個人的にはいいのではないか、と思っているところです。とにかく、まずは気性を落ち着かせるのが先だと思うのですよね。そうすればレース前に体力を消耗することもなくなるし、未勝利戦なら十分に勝ち負けできると信じています。もし、このまま気性が直らないということであれば、私もある程度覚悟を決めないといけなくなるかもしれません。
シルクグランジャー
先週の21日に電撃入厩したわけですが、次の日から乗り出しているようで、とりあえずは移動はスムーズに行えたようです。今週からはコースに出して調整するとのことですが、天栄HPでそんなに強い調教はやっていないうちに入厩してしまったので、焦らずゆっくりとピッチを上げていってもらいたいです。15-15までは早めに始めてもいいとは思いますが、本格的な追い切りみたいなのは、もっと先でいいのではないか、と私は思ってます。レースは7月の最終週か8月の1週目くらいを目処に仕上げるイメージでいいのではないでしょうか。万全に態勢を整えるのであれば、もっと遅くてもやむ得ないという気持ちもあります。先日も述べたとおり、初戦か2戦目で決めてくれると信じているので、焦らないでじっくりと仕上げてほしい、それだけです。
シルクスパイシー
少し疲れが出たためにペースを緩めていましたが、疲れがだいぶ取れてきたということで、来月からまた元のメニューに戻すそうです。これでまたガンガン鍛えることができるので、早く障害を無難にこなせるようになって、入厩できるよう頑張ってほしいです。焦る必要はないので、とにかくレースで勝ち負けできるレベルになるまで鍛えてほしいです。
シルクデスティニー
先週は少しペースを落としたようですが、休まず乗り込んでおり、大きな変化は特にありません。「腰が甘い」と言われている馬なので、無理せずペースを落とすのは良いことだと思います。焦らずゆっくりと調教を積んで、体がしっかりするのを待ちたいです。
シルクスクデッド
先週、近いうちに宗像調教師の確認を受けるということだったので、コメント楽しみにしていたのですが、なんとまだ確認を受けてないようなのです。今週も「調教師の指示を受けたい」とあったので、近いうちに宗像調教師が確認すると思いますが、あまりアテにしない方がいいかもしれません。それと、2歳馬ではよくあることなのですが、少しソエが出てきたみたいなのです。痛みはないようなので、無理しない程度に調教は進めているようですが、せっかく入厩できるかもしれないという時だけに、ソエが出たことで見送られるということも十分に考えられます。今までも何度か経験しましたが、他の馬との入れ替えの問題もあり、けっこう入厩のタイミングって難しいものなんですよね。まあ、まだ慌てる時期ではないので、無理してさらに悪化させる方が恐いから、すぐに入厩ということでなくても仕方ないかな、という気持ちはあります。とりあえずは、来週こそ、宗像調教師のコメントを期待したいですね。また肩すかしかもしれませんけど。

H15.6.27 今年もまた締切直前に追加出資!
今年も6月末の締切を前に追加出資をしてしまいました。追加出資をした馬はパンフレット番号でいうとシルク2−6で、父ニホンピロウイナー、母ドゥヤワナ、母父ダンジグという血統の牡馬です。この馬を選んだ理由ですが、実はあんまり難しいことは考えませんでした。以前は、馬体が好みかどうかが大きなポイントとしていましたが、約4年間も勝ち星から遠ざかっている現状において、馬体は「好みでない」レベルでなければ構わないというように方針を変えざる得ない状況でして、それじゃあ、なぜこの馬なのかというと、うーん、正直これという決め手はなかったですねぇ。この時期まで売れ残っているくらいだから、そんなに人気がある馬でもなかったわけだし、まあ、いろんな要素が適度に良かったからというのが正直なところですね。その要素を個別に説明した方が分かりやすいと思うので説明します。
1 厩舎
まず私が最も今回こだわったのは厩舎です。今までの私の経験、そして今のシルクの実績を見ても、やはり上位にランクされている厩舎の勝ち上がり率が断然高いです。この状況において、馬体が良くても、血統が良くても、予定厩舎がランキング下位の厩舎であれば、ちょっと手を出すのは危険だと感じてしまっています。もちろんランキングが下位だから走らないと決まったわけではありませんが、勝ち星から遠ざかっている私としては、少しでも確率を上げるのであれば厩舎にこだわらざる得ないと考えてしまっているということです。そうは言っても、上位の厩舎はそもそも人気が高く既に満口になっている募集馬が多いし、値段も高いケースも多いです。なんだかんだで好みの血統、好みの馬体というのもありますし、その落としどころが非常に難しいものです。しかし、今回のシルク2−6の予定厩舎は「宗像厩舎」なのですが、ランキングが「2001年8位」「2002年13位」ということからもかなり優秀な厩舎と言えるので、厩舎についてはそれほど悩むことはなかったです。スクデットの予定厩舎でもあるのですが、まだ入厩していないので、どういう厩舎かは正直よくは分かってませんが、ランキング下位の厩舎よりは信用できるはずと思っています。他にもかなり優秀といえる厩舎に所属予定の募集馬も残ってはいましたが、その他の要素も考慮して最終的にこの馬にしました。
2 血統
父ニホンピロウイナーは、ヤマニンゼンファー、フラワーパークといったG1馬を輩出しており実績としては悪くはないと思ってます。ニホンピロウイナーはけっこう高齢になってきているし、最近はあまり活躍馬を出していない感じなのが気にはなりましたけど、他の募集馬は未知数の新種牡馬や成績としては悪くないが未だにG1勝ちのない種牡馬の産駒が多かったので、それであればニホンピロウイナーの方が信用できるというか、楽しみが大きいのではないか、と思った次第です。また、母ドゥヤワナも高齢というのが気になったものの、3つ下のシルクインザライトが2勝、2つ下のシルクロゼットも未勝利戦線で勝ち負けを演じているということからも、まあまあ質の高い繁殖牝馬だと思ったし、また最近気にしている母父が大物ダンジグであったのも魅力というか安心できました。
3 値段
総額1,200万円なんですが、この血統、この厩舎、しかも牡馬であることを考えると、私には格安と感じました。他にも魅力的な馬はけっこういたのですが、この1,200万円と比べるとさすがに高額だと感じてしまい、この値段の安さも決め手となりました。まあ、維持費の方が最終的には高くなるから、募集金額はあまり気にしても仕方ないのですけどね。
4 馬体
先ほども言ったとおり今はあまり気にしないようにしています。ただ、やっぱり好みでない馬体の馬に出資して走らなかったら悔いが残るので、自分の中で納得できる馬体の馬でないと出資できないという気持ちはありました。募集時の当歳の馬体を見た限りでは良いのか悪いのか分からなかったので、とりあえず1歳5月時点の写真で判断したのですが、なかなかバランスが良く、筋肉もしっかりついている感じがしたので、私としては「かなり良い馬体」と思いました。馬体判断において自信喪失状態に陥っている今の私としては「必ず走る」とまではさすがに言えませんが、「走りそうな雰囲気」は十分に感じたので、出資するに値すると判断しました。
まあ、こんな感じで、結局は上の4つについて基準以上で、マイナス要素が少なかったという総合評価で出資を決断したというわけです。だから「この部分に惚れたあ!」ということは今回はありませんでした。でも、客観的条件はけっこう揃っていると私は思うので、そういう意味では「けっこう走るのではないか」という手応えみたいなものは、けっこう感じています。そうは言っても、私はこれまでも自信を持ってこの時期に追加出資という判断をしてきて、今のところはそれが全て失敗という結果に終わっている現状からすると、今回も失敗に終わるかもしれない、という不安も正直否定はできないです。そもそも、売れ残っているということは、何か問題があるというか、魅力に欠けるからであり、多くの人が走らないと判断しているという裏付けという考え方もできるわけで、この時期に追加出資を考えること自体、間違いなのではないか、という思いもありました。そういうことからも、次期募集の1歳馬から有力な馬を選択するということも考えましたが、値段も含めてこの馬ほど魅力的な馬がいるかどうか保証はないわけだし、仮に次期募集馬にどうしても出資したい馬がいたらそちらにも出資してしまうという選択も残るわけだから、最終的には「もしこの馬を見送って、勝ち上がったりしたらかなり悔いが残る」という自分の気持ちを大事にして出資に踏み切りました。まだ1歳なのでこれからどのように変わっていくか現時点ではさっぱり分かりませんが、追加出資を決めた以上は大成することを祈るのみです。それに期待して来年を待ちたいと思います。

H15.7.4 今週の近況報告!
シルクブレイズ
今週の出走を目指していたのですが残念ながら除外となってしまいました。まあ、私としては立て直すという意味でもう1週くらい間をとっても良いと思っていたので、かえって良かったと思っているくらいですけど。ただ、相変わらず気性がうるさいようで、カイバはしっかり食べているものの、なかなか身にならないようなのです。こんな状態ではいつまでたってもレースで結果を残すのは難しいと思うので、なんとか落ち着きを取り戻してほしいという気持ちだけです。新馬戦の内容からも能力はあるとは思っているので、とにかく気性さえしっかりすれば、それなりに結果を出してくれるはずなのです。なんとか落ち着いてほしいそれだけです。
シルクグランジャー
入厩して坂路などで乗り込みを開始したようで、調教助手のコメントとしては「トモが甘いが、前捌きはなかなか良い」ということでした。悪いところと良いところを言われたので、どう解釈していいか分かりませんが、まあ、調教不足の段階で入厩しているわけだし、少しトモが甘いのは現時点ではやむ得ないと思うので、どちらかというと良い方に考えたいです。トモが甘いという状況ではレースを使ってもそんなに期待できないと思うので、もっとしっかりと調教を積んだうえでレースに向かってほしいです。時間がないのも確かですが、慌てずにじっくりと調整してほしいです。
シルクスパイシー
トモの具合が回復してきたため元のペースに戻したようで、体調面の心配はもうないようです。また牧場長が「気持ちもだいぶ前向きになり、自分から飛ぼうとするようになってきた」とコメントしており、気持ちもかなり充実してきたようです。この感じなら入厩も近いかもしれません。障害をうまく飛べないと意味がないから、すぐにというわけにはいかないかもしれませんが、それでも前よりはかなり上達してきているだろうし、そろそろ期待してもいいかな、と感じました。でもまあ、それほど焦らず待ちたいとは思います。
シルクデスティニー
基本的には特に変わりありません。牧場長のコメントだと「腰やトモはまだ完全ではない」ということなので、入厩うんぬんはまだまだ先になりそうですが、この時期に15-15をできるのだから順調度としては悪くはないはずです。慌てずこのままじっくりと調教を積んで、腰やトモがしっかりしてくるのを待ちたいと思います。
シルクスクデッド
楽しみにしていた調教師のコメントがついに情報に載りましたが、「無理しない程度で進めてくれても良い」という何ともあっさりとしたものでした。ソエが出たということもあり、15秒を切るというような速いラップは控えているようだし、まだ入厩する段階ではないということなのかもしれません。シルクの情報の表現の問題もあると思いますが、あまりに素っ気ないコメントに私はかなりがっかりしてしまいました。まあ、牧場長がどんなに評価したところで、調教師も同じように評価しているとは限らないものだし、宗像厩舎クラスだと他にも期待馬が多いだろうから、ある程度は順番があるのだろうし、現実はこんなものなのかもしれません。シルクの情報だけで過度に期待を膨らませてしまいましたが、私もあまりイレ込まないようにした方がいいかもしれません。そうは言っても順調であることに変わりはないので、このままじっくりと調教を積んでもらえれば、そんなに遅くない時期には入厩できるとは思うので、それまで焦らず待ちたいと思います。

H15.7.10 今週の近況報告!
シルクブレイズ
先週除外されていたこともあり、予定どおり今週の出走が決まりました。レースは土曜阪神4Rのダート1200m戦です。同日に牝馬限定戦(ダート14000m)があったのですが、なんでそっちに投票しなかったのか、ちょっと不思議です。相変わらず気性がうるさいようなので、現時点では少しでも短い距離の方がいいという判断なのでしょうかね。相手関係がさっぱり分からないので何とも言えないのですが、常識的に考えれば牝馬限定の方が相手関係は楽なはずだし、今回8着以内に入れないと出走停止をくらうことを考えると、少しでも相手が弱いレースを選ぶべきだと私は思うのですが、まあレースで結果さえ出してくれれば文句はないので、お手並み拝見といきたいです。どっちにしろ勝ち負けはまだまだ難しい状況だとは思うので、とにかく8着以内できれば掲示板を目指して頑張ってほしい、それだけです。
シルクグランジャー
先週は坂路コースでのキャンターとゲート練習という内容だったようで、今週にもゲート試験を受けるということらしいです。時計はまだ出しておらず、比較的じっくりと調整されていると言えるので今のところは安心しています。ゲート試験合格後に急ピッチで仕上げにかかるという展開がちょっと恐いですが、まあ今のところは順調と言えるのではないでしょうか。
シルクスパイシー
元のペースに戻しても特に変わりは見られず、しっかりと調教を積んでいるようです。近々土田調教師の確認を受けるようで、もしかしたら入厩ということもあるかもしれません。とにかく、現時点での土田調教師のコメントを楽しみにしたいです。
シルクデスティニー
大きな変化は特にありません。トラックコースでじっくり乗り込まれ、坂路で1度4ハロン17〜18秒程度のラップを出しているようです。このまま焦らずじっくりと調整してほしいものです。
シルクスクデッド
心配されたソエですが、ペースを落としたためか落ち着いたようで、先週はトラックコースで4ハロン16〜17秒ペースで乗るなど、相変わらず速いラップで走っているようです。宗像調教師の確認を受けたばかりなので、すぐに入厩というのは難しいとは思いますが、いつでも入厩できる状態にあるとは思います。何とか馬房が開かないものかとどうしても思ってしまいます。

H15.7.11 ブレイズ明日阪神4Rに出走!
明日出走のシルクブレイズの枠順が決まりました。阪神4Rダート1200mの8枠16番です。シルクの情報によると「調子はなかなか上向いてこない」ということで、今回もあまり自信はないみたいです。それと距離についてもやはり少しでも短いところにこだわったみたいです。この感じだと今回も勝ち負けはもちろん、掲示板も難しいかなあ、と思って、競馬新聞を買ってみてみたら、今まで無印だったブレイズに△がついているではないですか。なんだあ?と思って相手の成績を見てみたら、なんともまあ弱いメンバーが揃ったなあ、という感じなのです。このメンバー構成なら掲示板は十分に狙えそうです。出走停止にリーチがかかっているので最低でも8着には来てもらわないと困ります。これで9着以下となると、根本的な能力の問題を問われる可能性もありますし、私も失望せざる得ません。体が小さいのでダートが合うかどうか微妙ですが、血統的にはダートで変わってもいいと思っています。幸い大外枠ということで砂を被る心配もあまりないようですし、レースも進めやすいと思います。とりあえず今回は何とか掲示板、最低でも8着以内を確保してほしい、それだけです。そして次に繋がるレースとなることを祈るのみです。

H15.7.14 ブレイズ9着惨敗!出走停止(T-T)
阪神土曜日に出走したシルクブレイズですが、残念ながら9着に終わりました。まずは簡単にレースを紹介します。パドックでは相変わらず落ち着きなくチャカついており、この時点で勝ち負けは難しいだろうな、とは思ってました。レースですが、スタートはふつうだったと思いますが、二の脚がつかずほぼ最後方からの競馬となりました。3角を過ぎても上がっていけず、4角くらいでやっと何頭か交わしましたが、先行集団には大きく離された位置取りで、この時点で掲示板どころか8着以内も難しい状況でした。直線は少しは伸びていたようには見えましたが、8着馬にも7馬身差をつけられるという話にならない内容でゴールとなりました。メンバーがかなり弱かったので、最低でも8着以内は間違いないと思っていただけに、この9着はかなりショックでした。これで3走連続で8着をはずし1ヶ月の出走停止となったのももちろんショックでしたが、このメンバーでこんなふがいない競馬しかできなかったというのが一番ショックでした。こんな走りしかできないのでは、とても9月までに勝ち上がるのは無理でしょう。次のレースは少なくても8月16日以降となるわけだし、私としては正直諦めの気持ちが強くなってしまいました。でも、少しでも前向きに考えるとすれば、今回の競馬で位置取りがいつになく後方だったのがポイントになると思います。2走前の芝1200mでは中団を追走できたということからすると、今回最後方に近い位置取りになったのが根本的なスピード不足とは考えづらいです。たぶん体が小さいことからもパワーの必要なダートは合っていなかったということではないでしょうか、あるいは、チャカつく気性から体力が消耗していたということではないでしょうか。ダートが合わないとすれば芝に替われば違う走りを見せてくれるだろうし、体力が残ってなかったとすれば、この1ヶ月の間に立て直して、その過程で問題の気性が落ち着くようであれば、走りがまったく違うものになると思うのです。そういう意味ではまだ一縷の望みはある、と私は思っています。とにかく、この馬の現時点での最大の問題は気性です。これをどうにかしないと1ヶ月後も同じ結果となると思います。1ヶ月間でこの気性を矯正することに全力を尽くしてもらい、それが成功すれば、あとは芝のレースであれば結果を出してくれると私は思っています。それでも9月までに勝ち上がるというのは難しいかもしれませんが、際どい競馬をしてくれれば引き続き使ってもらえる可能性もあるでしょう。現時点では、それに期待するしかありません。

H15.7.18 今週の近況報告!
シルクブレイズ
先週9着に敗れ1ヶ月の出走停止をくらってしまったので、放牧かもしれないし最悪の場合は引退ということもあるかもしれないと思っていましたが、引き続き厩舎で調整されることになりました。放牧に出してまた環境が変わってまたイレ込むというよりは、同じ環境で気性が落ち着くのを待った方が断然良いはずなので、とりあえず一安心です。あとは、この1ヶ月で本当に気性が落ち着くかどうかだけです。お願いだから落ち着いてほしい、それだけです。
シルクグランジャー
先週ゲート試験を受けたものの、なんと不合格という結果に終わりました。ゲート内で立ち上がろうとしたり、スタート直後に尻っぱねしたというのだから、もう少し時間がかかるかもしれません。まあ、急仕上げという展開にならなくてかえって良かったかもしれないという考え方もできるし、前向きに考えたいと思います。そうは言っても、ゲートが合格しないうちは時計を出すことも恐くてできないでしょうから、早めにゲート試験を合格した方が良いとは思っています。次こそはきっちりと決めてもらいたいものです。
シルクスパイシー
メニューは変わらずしっかりと調教を積んでいるようで、ここにきて気配も上向きということらしいです。まだ土田調教師の確認を受けていないので、どうなるか分かりませんが、本当にそろそろ入厩ということになるのではないか、と私は思っています。ここまで待ったのだから焦っても仕方ないのですが、土田調教師のコメントを楽しみにしたいです。
シルクデスティニー
この馬は特に変わりありません。トラックコースと坂路でじっくりと乗り込めれており、引き続き順調です。
シルクスクデッド
今週は宗像調教師のコメントがあって「今すぐは馬房の都合がつかないから、このままゲート練習も取り入れてしっかり仕上げを進めておいて欲しい」ということです。馬房の都合がつかないというのは少しがっかりのコメントだけど、ゲート練習や仕上げを進める、というコメントがあるということは、入厩したらすぐにレースに使えるようにしといてくれ、という意味だろうから、これは前向きに考えていいと思います。まさか仕上げを進めろ、と言っておきながら3ヶ月も放っておくということはないでしょうから、まあ一般的に考えて約1ヶ月くらいで入厩して、その1ヶ月後にはレースを走ると考えていいのではないでしょうか。となると、9月の中山デビューというのが可能性として高そうです。今年から新馬戦は1度だけということだから、開幕週にこだわる必要もないし、状態が良くなった時点でデビューということになるのでしょう。まあ、入厩できると期待していてもけっこう引っ張られるケースもあるので、半信半疑くらいの気持ちで待った方がいいとは思ってますが、早く入厩してほしいという気持ちはやっぱり強いです。

Vol.22へ続く

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