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にへい君の一口馬主日記(Vol.23)
H15.9.18 〜 H15.12.5

H15.9.18 スクデットのデビュー決定!グランジャーも連闘!
シルクスクデッド(2歳新馬)
今週の土曜中山5R芝1200mでデビューすることが決まりました。私はもう少し先でも良かったのではないかと思ってましたが、先週も登録するかもしれないという状況だったので、今週のデビューはほぼ間違いないとは思っていました。もちろん、この時期にデビューできるだけでも凄いことなのだから、素直にデビューできることを喜んでいます。ただ、今週の追い切りでも5F69秒7、3F39秒9という時計からすると、いきなり勝ち負けというレベルではないとは思います。徐々にペースを上げていってラスト1Fは12秒9で上がっているので、そこそこの競馬はできるとは思いますが、デビュー勝ちという夢のような話は期待しないようにと思っています。とりあえずは掲示板に載って、次から徐々に着順を上げてくるということで良いのではないでしょうか。勝ち負けよりも次に繋がるという内容を期待したいです。新馬戦なので相手関係もさっぱり分かりませんが、新聞を見てどのくらいの評価なのか確認してからまた報告したいと思います。
シルクグランジャー(3歳未勝利)
先週出走したばかりだったので、今週は特に動きはないと思っていたのですが、な・なんと除外狙いで今週も登録したら当たってしまったのです。レースは日曜中山6R芝2000m戦です。正直、これはかなり運がないと思いました。これで1ヶ月で4走目となるわけで、いくら何でも上積みを期待するのは難しいと思うのですよね。しかも前走、馬体重が−19kgと大幅に馬体が減っていたこともあり、馬体回復という点からも連闘というのは問題だと思われます。未勝利戦が残り少ないことを考えれば、権利を取るために登録するのは仕方ないことだとは思うので、登録したことを責めるつもりはないです。ただただ運がないと思うしかないです。と言っても、決まったものは仕方ないです。とにかく前向きに考えるしかないです。前走、先行できたことは良かったわけだし、先週走ったことで息が保つようになれば、意外に今回は最後までばてずに走るということもあるかもしれません。まあ、3戦走って3戦とも惨敗ということからすれば、それほど大きく変わることはないだろう、と考えるのが一般的だとは思いますが、少しでもレース内容が良くなってくれることを期待したいです。
シルクブレイズ(3歳未勝利)
先日報告しましたとおり出走停止となり、当然という感じで、シルクと調教師が今後のことを協議することとなりました。こうなると十中八九「引退」ということになります。私の方も覚悟はしていましたので、やむ得ないとは思ってます。ただ、ブレイズはその気性のせいで能力を出し切っていないという気持ちもあるので、もしかしたら残してくれるのでは?という淡い期待も持っています。でもまあ、常識的には「引退」なのでしょうね。来週、最終判断が報告されると思うので、それを待つことにします。
シルクスパイシー(4歳500下)
先週やっと入厩を果たしたわけですが、17日に軽く時計を出すなど順調に調整されているようです。土田調教師も「体に幅が出て本当に良くなっている」とコメントしており、レースでの活躍を期待せずにはいられません。このまま順調なら再来週に試験を受けるとのことなので、次の東京開催での復帰はほぼ間違いないと思います。もうしばらくだけで待つことにします。
シルクデスティニー(2歳未入厩)
先週はトラックコースで20秒前後のラップで乗られ、坂路では17秒前後のラップで調教を付けられているそうで、特に変わりはありません。今回もそれ以上の情報は特にありませんでした。引き続き順調だとは思うので、このままじっくりと乗り込んでほしいです。

H15.9.19 スクデット明日デビュー!(^_^)
昨日報告しましたとおりシルクスクデッドが明日の中山5R芝1200mでデビューします。枠順は5枠5番です。新聞での評価がどうかと思ったのですが、△がそこそこついていたので、そんなに悪くはないのではないか、という感じです。でも、さすがに◎や○はなかったので、いきなり勝ち負けは難しいようです。陣営のコメントも「使いながら」ということなので、今回はあまり期待せずに応援したいと思います。とりあえず目安というか目標として、着順としては掲示板で、着差としては1秒以内としたいです。そして次に繋がるレースをしてくれれば嬉しいです。あとはケガをしないように無事に走ってきてほしいです。

H15.9.20 スクデットのデビュー戦は6着!
今日デビューを果たしたシルクスクデッドは6着という結果に終わりました。詳細は後で述べますが、内容としては悪くはなかったと思います。とりあえず、まずはレースを紹介します。パドックはまあ普通に歩いたと思います。馬体はちょっと太いようにも感じましたが、あれがスクデットの体型という感じもしますし何とも言えませんでした。イレ込んでいるという感じではなかったのでそれは良かったです。レースですが、スタートはちょっと遅れ気味でしかも二の脚もつかずかなり後方の位置取りとなりました。私は正直「やっちゃった!」と思いました。最近ではブレイズやグランジャーが後方からの競馬でそのまま終わるという感じだったので、「またか!」という感じで、私はかなりやぱいと思っていました。3角過ぎても前との差が詰まるという感じでもなかったし、「ダメかなあ」と思っていたら、4角あたりから前との差が徐々に詰まっているではないですか、直線入り口では馬群の後ろに何とかつけられたので、「これなら、もしかしたら」と一瞬思いましたが、直線に入ってもスパッと切れる脚はさすがに使えず、じわりじわりと差を詰めるという感じで、とても勝ち負けという感じではなかったです。それでも、ばてずに前との差は詰めていたので「掲示板くらいなら」という感じはありました。最終的には6着でゴールとなったのですが、最後の最後で3頭くらい一気に交わしていたし、まあ次に繋がる内容かな、と思ってました。そしたら審議のアナウンスがあるじゃないですか、スクデットは大外を走ってたから関係ないだろうなと思って聞いてたら「スタート直後にシルクスクデット号の進路が狭くなったことについて審議します。」と言っているではないですか。「なにー!ということは、二の脚がつかなかったのではなくて、進路がなくて下がっただけなのか!じゃあ、まともならもっと位置取りが良かったはずで、当然に着順ももっと上に来れたということではないか!おいおい勘弁してくれよ!」という気持ちでした。後からパトロールフィルムを確認したら確かに進路を塞がれています。あれではブレーキをかけるしかないし、位置取りが悪くなって当然です。となれば、今回の追い込んでの6着は着順以上に高い評価を与えていいということになります。不利を受けたというのは確かに運がなかったですが、それなりに能力があるところを見せてくれたのだから、デビュー戦としては十分に合格点を与えていいと思います。となると気になるのは次のレースということになります。中1週で走らせるのか、東京開催まで待つか、距離を延ばすか延ばさないか、というところをどうするかですね。今日の脚色からすると、さすがにサッカーボーイ産駒だけあって長くいい脚を使う印象を持ったので、直線が長い東京コースの方が合うような気もするし、ただ東京だと1200mがないから距離が長くなるのですよね。条件を変えて裏目に出るくらいなら1200mをもう1回使った方がいい感じもするし、私としてはちょっと悩むところです。まあ、私が悩んでも決めるのは調教師だから宗像師の判断を信じたいとは思います。それよりも、私の経験でデビュー後に脚部不安になって放牧というのが2度あったので、まずは無事であることが第1ですね。これをクリアしてくれることが非常に大事です。そしてデビュー戦は内容が良いだけで合格としましたが、2戦目は結果を出す必要があると思います。そういう意味では次のレースがスクデットにとって大きな意味を持つレースになると私は思っています。
明日出走するシルクグランジャーですが、まさかの連闘ということもあり、新聞でも完全無印です。私も常識的に考えて一変を期待するのはかなり難しいとは感じています。でも、今回9着以下だと出走停止をくらうので、できればそれは避けたい、つまりなんとしてでも8着は確保してほしい、という気持ちが強いです。陣営としてはこれまでの走りは気の悪さを出して本気で走っていないという評価のようで、今回はブリンカー着用という賭けに出ました。本当ならあまり賛成できないのですが、この状況では仕方ないというか、一変をうながすためには効果的な判断かもしれないという気持ちです。ブリンカーで本当に変わってくれればいいのですが、果たしてうまくいくかどうか。まあ、つけなくても期待はできないだろうから、ブリンカー効果に期待するしかないというのは現状ですけどね。もうそれを信じるしかないです。なんでもいいから頑張ってほしいです。

H15.9.22 グランジャーは17着惨敗(T-T)
昨日連闘で出走しましたシルクグランジャーですが、残念ながら巻き返すことはできず、前走よりも内容の悪い17着という結果に終わりました。しかもタイムオーバーのおまけつきです。(T-T)
とりあえずレースを紹介しましょう。パドックは特に変わったことはないように見えました。気合いも感じられず元気がないという感じでした。レースですが、スタートで少しよれるも出遅れという感じではなく、1角では中団よりやや後ろという位置取りでした。しかし、レースが進むにつれて徐々に後方に、3角あたりから穂刈騎手が追いまくっても反応が鈍く、ちょっとだけ前との差を詰めかかったように見えるも、直線に入る前には力尽きて最後方に。直線で伸びるわけもなく、しんがりの馬と並ぶように17着でゴールとなりました。前述しましたとおりタイムオーバーという最悪の結果です。
これだけの惨敗をされてしまうと、基本的には何を言っても説得力がないのですが、先週よりも内容が悪いということは、やはり連闘の疲れがかなり残っていたということではないでしょうか。道悪もかなり堪えたと思います。そういう意味では運がなかったということも言えると思います。まあそれでも結果は出てしまいました。3連続9着以下に加え、タイムオーバーということで、最低でも1ヶ月はレースに出走できなくなりました。こうなれば陣営としてもグランジャーをどうするかの決断をしなければいけなくなります。もし鈴木勝調教師がグランジャーの能力を高く評価しているのであれば、放牧はあるにしても立て直しという判断をするだろうし、障害転向という選択肢もあります。しかし、能力がそれほどでもないという判断であれば当然に「引退」ということになると思います。私としては、この馬に対する思いはかなりのものなので、このまま終わらせたくないという気持ちが強いです。もっとしっかりと乗り込めればもっと強くなると思うのですよ。障害でいいから残してほしいというのが私の気持ちです。でも、今までのレース内容からすれば、能力なし、と言われても返す言葉はありません。その判断を真摯に受け止めるだけです。今週すぐに判断が下されることはないと思うので、最終結論は来週になると思いますが、それまでは残留を祈って待ちたいです。

H15.9.26 ブレイズは引退決定(T-T)
シルクブレイズ(3歳未勝利)
最終決断が下されました。やはり「引退」です。すでに20日に登録が抹消されています。2度も出走停止をくらうという状況では、とてもこの決断に文句を言うこともできません。非常に残念ですが、この結果を真摯に受け止め次の愛馬選びに生かしたいと思います。ブレイズの回顧については、後日書きたいと思っています。
シルクグランジャー(3歳未勝利)
先日報告しましたとおり4戦目も惨敗に終わりました。しかもタイムオーバーによる出走停止です。これにより、やはり近く調教師と今後のことについて協議することになりました。私としてはもう少しだけチャンスがほしいと思っていたので、放牧とか立て直しという言葉を期待していたのですが、私の目に入ったのは残念ながら引退の可能性を示唆する「協議」という文字だけでした。見せ場すらない走りが続いただけに、常識的には当然ということになるとは思ってます。私としても異議を唱えることすら難しいとは思っています。ただ、グランジャーのポテンシャルはこんなもんじゃない、という気持ちはけっこう強いです。私としても期待が大きかった馬だけに、どうしても「これで終わらせたくない」のです。まだ引退が決まったわけではないので、鈴木勝調教師の寛大な決断を祈って、来週の最終結論を待ちたいと思います。
シルクスクデッド(2歳新馬)
レースの後なので情報はレース内容だけでした。現時点では体調も問題ないようですが、しばらくしてから歩様が乱れるということもあるので、無事であることを祈りつつ来週の情報を待ちたいです。
シルクスパイシー(4歳500下)
今週も2度時計を出すなど順調に調整されているようです。大きな障害だとまだ躊躇するようなところもあるらしいのですが、動きはかなりしっかりしているようで、予定どおり来週あたりに障害試験を受けることになると思います。レースは早ければ東京開催の1日目、遅くても6日目の障害未勝利戦ということになるのではないでしょうか。ここまで待ったのだから慌てる必要はないので、ゆっくりとその日を待ちたいと思います。
シルクデスティニー(2歳未入厩)
先週はトラックコースで16〜17秒ペースで乗り、終い2ハロンは15−15のラップを出して調教を付けられました。これだけの調教をこなせるのだから普通なら喜ぶところだし、そろそろ入厩のことを考えたいところなのですが、藤沢和厩舎ということを考えるとまだまだ入厩ということは難しいと思うし、かえってこんなに飛ばさなくてもいいのではないか、と考えたくなります。でもまあ、体質が弱くて調教ができないというのに比べれば、贅沢な悩みといえます。しばらくはケガにだけ注意して調整してもらいたいです。

H15.10.2 グランジャーも引退決定(T-T)
シルクスクデッド(2歳新馬)
今週の出走が決まりました。土曜日1Rの未勝利戦(芝1200m)です。もしかしたら中2週明けて東京まで待つかもしれない、と思ってましたが、素直に中1週で同条件への出走を選択したようです。私もこの選択が最も無難だと思います。将来的な適性としては、もっと長い距離だと思いますが、いたずらに距離を延ばして息が保たず惨敗を喫するよりは、すでにそれなりの結果を出した同条件の方が安心してレースを見ることができます。とはいえ、この条件でも十分に勝ち負けできると私は思っています。前走はスタートで不利を受けて後方からの競馬を余儀なくされて直線追い込んで6着という内容だっただけに、まともなら少なくても掲示板はあったはずなのです。今回は一叩きされた上積みが見込めるし、ソエも落ち着いているということなので、前走以上の走りは当然に期待できるということになります。上積みがどのくらいあるかがポイントになるとは思いますが、前走の着差を考えれば、勝ちきっても不思議はないというわけです。でもまあ、前走はなんだかんだで掲示板に載っていないのも事実なわけで、今回いきなり勝ってしまうというところまでは期待しないようにと思っています。とりあえずは掲示板に入ってくれれば合格にしようと思っています。ケガとか疲れの問題もあるので、勝てるなら勝ってしまった方が良いに決まっていますが、まずはきっちりと結果を出すことが重要だと思います。というのも、マリーン、グランジャー、ブレイズは、デビュー(復帰)戦で「初戦ということを考えれば上々という内容」で走り、2戦目にさらなる進歩を期待したら惨敗に終わってしまい、そのまま連敗街道を走り続けたという苦い経験があるだけに、私は競走馬にとって2戦目が競走生活を左右する最も重要なレースだと思っているわけです。そういう意味では、前走内容が良かったから今回はもっと良くなるに決まっているとまでは思っていないです。だから、「掲示板は楽勝だ」なんて甘い考えは持っていません。もし、ここで惨敗を喫するようだと「悪夢が再び続く」ということもあるわけで、私にとっては、今回結果を残せるかどうかは大きな問題なのです。しかも、追い切り時計が3F40秒台、1F14秒台とあまり良くないというか、不安の方が大きいタイムだったので、かえってデビュー戦よりも悪くなるということも考えられなくもない状況です。今回結果を出せれば、次からは大きく崩れることはないとは思うので、少しは気が楽になるとは思いますが、今回ばかりはデビュー戦よりも緊張してレースを見ることになると思います。私の一口馬主としてのこれまでの悪い流れを何としてでも払拭してもらいたいので、今回は何としてでもスクデットに頑張ってもらいたいのです。何とか掲示板、できれば馬券圏内の走りを期待して応援します。なお、相手関係はよく分かっていないので、レース前にまた報告することにします。
シルクグランジャー(3歳未勝利)
最終決断がくだされました。やはり「引退」です。何とか「残留」ということにならないか、と最後まで祈っていましたが、最悪の結論となってしまいました。でもまあ、常識的には当然の決断だとは分かっています。そういう意味では少なくても今回の判断に対する「怒り」はありません。問題はここに至るまでの過程だと思っています。ポテンシャルは高かったと今でも思っており、運がなかったということもあるとは思いますが、育成の流れがスムーズでなかったというのがこういう結果に繋がったと私は思っています。この馬に関しては期待が本当に大きかったので、まだ私の中で整理しきれない部分が多いです。シルクからの引退に関する書類が届いてから、ブレイズと併せて、後日改めて回顧したいと思っています。
シルクスパイシー(4歳500下)
今週も2本時計を出し順調に仕上がっているようです。ただ、飛越の時に横に馬がいると右に左に逃げたがるそうで、まだまだクリアしなければいけない課題は多いようです。とりあえず、前に馬を置いてうまく飛べれば来週にも試験を受けるそうなので、まずはこの試験のクリアが目標となりそうです。この状況だと復帰戦は早くて10月26日でしょうね。まあ、ゆっくり待ちたいと思います。
シルクデスティニー(2歳未入厩)
今週も比較的速いラップで乗り込まれており、相変わらず順調です。しかし、当然のように入厩に関する情報は今週もありませんでした。さすがに藤沢和厩舎ですね。まだ慌てる時期ではないし、もう少し待つことにします。

H15.10.3 スクデット明日出走!
明日出走するシルクスクデッド(2歳未勝利)ですが、 枠順は4枠7番に決まりました。宗像調教師のコメントですが、まずは調教タイムについて「調教では自分でやめようとするが、レースでは大丈夫だろう」ということなので、追い切りタイムはあまり気にしなくても良いみたいで、少しホッとしました。期待度として「前走は不利がなければ掲示板はあったはずで今回も善戦を期待する」ということなので、勝ち負けは厳しいだろうけど、それなりの結果は出してくれるだろうという感じだと思います。ただ、新聞を見ると今回けっこうレベルが高そうなのですよね。前走2着だったという馬もけっこういるし、ほとんど掲示板は経験しているというメンバー構成なのです。人気も無印ではないけど、押さえ程度の評価です。だから掲示板を取れれば上出来、8着以内で合格としないといけないかもしれません。それに前走と同じ条件だから、着順よりもタイムを縮められるかどうかで、進歩があったかどうかを判断した方がいいかもしれません。でも、ここで好走するようであれば、本当にこの先が面白くなると思います。スクデット自身の上積みもあるだろうし、私も善戦を期待したいです。先日も述べたとおり、2戦目の走りは非常に重要になります。少なくてもレース内容の後退だけは見たくありません。私の惨敗街道に終止符を打つためにも、ここは何としてでも次に繋がる良いレースを見せてほしいです。

H15.10.5 スクデット2戦目も6着に終わる!
土曜に出走したシルクスクデッド(2歳未勝利)ですが、結果は6着に終わっています。でも8着以内なら合格と言ったわけだし、内容も悪くなかったと思うので、それほど悲観はしていないです。まずはレースを紹介します。パドックはデビュー戦よりはしっかりと歩いていたように見えました。ただ、解説者も言っていましたが、まだ馬体に余裕があるという感じはしました。レースですが、スタートでまさかの出遅れ、というよりはスピードに全くついていけなかったという感じで、ほぼ最後方の位置取りとなってしまいました。3角でも前との差はあまり詰まってなかっただけに、今までの私の愛馬のようにこの馬も2戦目でまた惨敗という結果に終わるのだろうか、と頭をよぎりました。デビュー戦では直線でけっこう伸びていたので、それに賭けるしかないと思って、直線の攻防を見守りました。直線入り口でも後ろから3番目くらいだったのですが、直線に入ってもスパッと切れる感じはなく、3・4頭くらいしか交わせそうにないという勢いにしか感じなかったです。そのうちモニターは先頭争いに切り替わって、そのままゴールシーンとなりました。「やってしまった」と落胆しながら、とりあえず着順を数えようと、3着、4着、5着と数えてたら、その次に何とスクデットが入ってきたのです。「えっ、なんでスクデットがここにいるんだ?」あまりのことに私はけっこう驚きました。直線の半ばくらいまで後ろから数えた方が早い位置だったのに、それで6着まで来るということは、ラスト200くらいからかなり伸びてきたということになります。まあ、普通なら6着でも喜べる状況ではないのですが、レース展開が展開だっただけに、この6着は私としてはかなり嬉しかったです。タイムもデビュー戦よりも1秒4も縮めているし、次に繋がる内容だったと思っています。とは言っても、あのスタートはあまりに問題です。スタートさえまともなら次は勝ち負けと言いたいところですが、今回のスタートを見る限りでは、次は大丈夫というレベルではない感じはするのです。であれば、距離を延ばせば良いという考え方もできますが、距離を延ばしてもあのスタートでは勝ち負けまでは厳しい感じがします。幸いにして次は東京開催なので、芝のレースだとどんなに短くても1400mとなるわけで、今回より距離が延びるのはプラスと言っていいと思うし、直線が長くなるのもスクデットにはプラスでしょう。だから今回と同じようなスタートでも、さらに上を目指せるということになるとは思うのです。でも、勝ち負けとなるとどうか?という感じだと思うのです。少しはスタートが良くなってくれれば本当に勝ち負けと言えるのですが、次はまだ大きな期待をせずに、さらなる進歩を期待するに止めたいと思っています。

H15.10.10 スクデットはなんと放牧!(T-T)
シルクスクデッド(2歳未勝利)
レース後の情報はいつもレース内容だけなので、今週は特にないもないと思いながらも、念のためくらいの気持ちで情報を確認したんですよ。そしたら、なんと!「放牧」とあるではないですか。私はかなり驚きました。2度叩かれて次が勝負くらいのところだったのに、なぜ放牧なのか、さっぱり理解できません。どうやら、この馬の半兄のシルキーギガと入れ替えのようなのですが、シルクで2頭の入厩というのは難しいという厩舎の都合なのでしょうかね。あるいは、これだけの実績を持っている厩舎だと他にも有力な馬が多いわけだから、2度走って2度とも掲示板に載れないような馬を使い続けるというのは、他の馬に対して示しがつかないということもあるかもしれません。たぶん体調には問題はないとは思うので、短期放牧で2週間くらいで戻してもらえるということも考えられますし、とりあえずは、どういう意図なのかということを知りたいです。たぶん来週には何らかのコメントがあると思うので、詳しいことについては来週を待ちたいと思いますが、せっかくこの時期にデビューできたのに、これで来年の4月くらいまで帰厩できないというのだけは勘弁してほしいです。短期放牧、長くても2ヶ月くらいであることを祈りたいです。それにしても、ランキング上位の厩舎は厳しいですね。こんなことは今まで経験したことがないので、けっこう度肝を抜かれました。とはいえ、ランキングがそれほどでもない厩舎だと育成に不安が残るから、敢えて実績上位の厩舎を私は選んだわけだから、こういうリスクは仕方ないことでもあります。なんだかんだで結果を出さないとダメなのだな、ということを思い知らされました。
シルクスパイシー(4歳500下)
そろそろ試験を受けるということだったので、もしかしたら試験に合格ということもあるかもしれないと思って、楽しみに情報を待っていたのですが、残念ながらまだ試験は受けていないということです。どうやら、まだ周りを気にするということらしく、今後はブリンカーを着けてやってみて、それで良ければ試験を受けるということなのです。入厩さえすればすぐにレースくらいの気持ちだっただけに、まだ試験すら受けられない状況に、障害戦とはいえさすがにレースに出ることは難しいのだなあと痛感しています。それでも動きは悪くはないということなので、気性的に走りに集中するようにさえなれば何とかなるということでしょう。とはいえ、ブリンカーを着けなければ集中できないという気性で、長距離の障害戦でどうかなという不安も出てきました。でもここまで待ったのだから結果を残してもらわないと困ります。何としてでも試験に合格してもらって、レースを経験することで慣れていくのが良いのではないでしょうか。とにかく、早くレースに復帰してほしい、そういう思いが強いです。
シルクデスティニー(2歳未入厩)
今週はトラックコースで13秒台も出したようで、変わらず比較的速いラップで乗り込まれています。月始めなので牧場長のコメントもあったのですが、「まだ腰の甘いところがある」ということらしく、まだ成長というか、鍛えることが必要のようです。それでも「丈夫になった」というコメントもあり、このまま同じペースで乗り込んでいく予定のようです。これでは、藤沢和厩舎に入厩できるわけがないですね。まあ、年内はこのまま調教してもらって、年明けにでも入厩させてください、という感じですかね。また、ゆっくりと待ちたいと思います。

H15.10.18 スパイシー障害試験で不合格!(T-T)
シルクスパイシー(4歳500下)
ブリンカーを着用させたらスムーズに飛べるようになったということで、16日に障害試験を受けたのですが、なんと不合格に終わってしまいました。「周りを気にする」「横に馬がいると逃げる」など気性的な弱さを出していた馬なので、心配は少しはしていたのですが、基本的に不合格はないと思っていただけに、私のショックはけっこう大きいですね。感覚的には、それほど障害練習をしていない馬でも合格しているという印象があったので、これだけ長い時間練習していて不合格というのはどうなのか、と思っているところです。技術的というよりは精神的な問題だとは思うので、慣れれば大丈夫という考え方もできますが、怖さがトラウマになるということもありますからね。まあ、1度目はご愛敬ということで来週はきっちりと合格してくれることでしょう。もう1週だけ待つことにします。
シルクスクデッド(2歳未勝利)
先週いきなり「放牧」となってしまい心配というか気になっていたのですが、今週の情報でその理由が報告されました。その理由とは「気分転換」ということでした。あまり詳しくは載っていなかったのですが、「初戦のスタートでの不利が影響してか、2走目の出はもう一つだった」とコメントしていることからも、宗像調教師の判断としては、2走目の出遅れはデビュー戦の不利を馬が覚えていて怖がって出られなかった、そして、このままレースを使っても精神的な問題だからすぐには矯正できないだろうから、それならばいったん放牧に出して気分転換をして、間隔を開けてからレースを使った方が良い、ということなのではないでしょうか。私もそういうことなら納得です。というか、私が勝手に都合の良いように解釈しただけですけどね。とにかく、そう思うことにしました。であれば、放牧の期間はそれほど長くはならないと思います(気分的なリフレッシュだからそんなに短くもないとも思いますけど)。東京コースでの走りを見てみたいので、できれば11月末頃にレース復帰を果たしてほしいという気持ちもあるのですが、でもまあ時間的に難しそうだから暮れの中山開催で復帰してくれればいいかな、というところです。あとは、牧場でケガなどしないように無事に帰厩できることを祈って待つのみです。
シルクデスティニー(2歳未入厩)
特に大きな変化はありません。これまで同様の調教をこなしているようで順調に調整されています。とはいえ、新しい動きはまったくなく、特に報告することもありません。こういう状態がもうしばらく続きそうです。

H15.10.25 スパイシー障害試験を今度は合格!
シルクスパイシー(障害未勝利)
先週、障害試験で不合格となったわけですが、22日に再度挑戦して何とか合格しました。これにより、来週の未勝利戦から登録していくこととなりました。障害戦ではたぶん除外はないと思うので、十中八九来週が復帰戦ということになると思います。とりあえずは、復帰がほぼ決まったということを素直に喜んでいます。ただ、復帰しても結果を出せなければ意味がありません。復帰できるということだけで喜んでいる場合でもないのも確かです。試験を一発で合格できなかったことからすれば、飛越が抜けて上手ということはないと思うし、平地のスピードも未知数ですから、現時点では正直なところ不安の方が大きいです。でも、ここまで待ったのだから好走してもわわないと困るという気持ちもあります。まあとにかく来週の走りを見ないとことには何も言えません。今は内容のある走りをしてくれることを期待して待つしかないです。
シルクスクデッド(2歳未勝利)
気分転換のために放牧となったわけですが、今週の情報で短期になるのか長期になるのか何となく目処がつくかもしれないと思って待っていました。それでその内容ですが、「とりあえず軽めの調整」「徐々に調子を上向かせる」ということなので、どちらかというと長期になりそうな雰囲気です。これでは11月末の復帰はまず無理ですね。年内復帰もかなりあやしいかもしれません。まあ、そうなるかもしれないとは思っていたので、気持ちを切り替えて待つことにします。これで成長を促せれば、それはそれで良いことですし、前向きに考えることにします。
シルクデスティニー(2歳未入厩)
この馬は今週も特に大きな変化はありません。これまで同様の調教を順調にこなしているという状況です。

H15.10.29 シルクブレイズ回顧
 遅くなりましたが、未勝利を勝ち上がれず引退したシルクブレイズを振り返ってみました。けっこう長いですが、おつきあいください。この馬に目を向けたのは、愛馬がなかなか勝てず、けっこう焦っているというか、何とかしなければいけない、という気持ちが強かった頃でした。その時の日記でも述べていると思いますが、基本的に「好みの馬体」であるかどうかを判断基準にしていた私にとって、愛馬が勝てないという状況は自分の相馬眼はまだまだ甘いということを思い知らされた時期でした。それにシルクホースクラブで活躍する馬のほとんどは、ブライアンズタイムなど人気種牡馬の産駒であることが多かったこともあり、自分の相馬眼が信用できない以上は、最も信用できるのは「血統」ということになるし、これが客観的にみて間違いの少ない方法だと思うようになっていました。と言っても、この時期は新規募集はとっくに終わり、人気種牡馬の産駒はほとんど満口という状態で、残った募集馬というのは限られていました。その中でも比較的血統が良くて、予算的にも手ごろだったのがこの馬だったのです。父コマンダーインチーフ、母父マルゼンスキーという組み合わせで、ランキング上位同士というのは、そのときの私にとっては大きな魅力でした。馬体は私の今までの好みからすればちょっと違う感じでしたが、気に入らないというレベルではなかったし、自信喪失の状態だったのでこだわらないことにしました。そして、最終的に私が決断した決め手となったのは「夏の小倉を目指す」という情報でした。これまでの経験からも勝ち上がるための要素として「2歳デビュー」というのが、何となくありました。というよりは、2歳で入厩できるということは、その厩舎から期待されているという裏返しだと思っていたのです。2歳デビューで、この血統なら、勝ち上がりは約束されたようなものだ、と私は勝手に解釈しました。それで、けっこう自信を持って出資に踏み切ったのでした。
 しかし、夏の小倉どころか、 実際にデビューとなったのは暮れの中京でした。それでも2歳デビューだったし、そのときの内容も悪くなかったから、レース直後は、勝ち上がりはまず大丈夫だろうと思っていたのでした。しかし、その直後に脚部不安を発症し、そのまま休養に入ってからすべてが狂っていたように感じます。この後に「成長しきれてなかった」 みたいなコメントがあったのですが、私としては、だったらなんで2歳デビューを目指したんだ?それなら最初から小倉デビューなんてコメントするな!みたいな気持ちが強かったです。放牧後、半年してからやっと帰厩となったわけですが、なぜか常にイライライするという精神状態に陥り、レースもまともに走れず、2度の出走停止を食らって引退となったのでした。
 今振り返ってというか、その時点でも思ったのですが、ブレイズはなぜ気性難に陥ったか?というのが私には疑問でした。デビュー戦の時はここまでひどくなかったと思うので、この半年でブレイズに何かがあったと考えたくなります。つまり、宮崎での生活に問題があったのではないか、ということです。ここで人間不信になるような何かがあったのではないか、という気がしています。それに厩舎の扱いにも疑問を感じました。気性難からくる体力の消耗を懸念したとはいえ、帰厩してすぐにレースを使ったというのはあまりに無謀だったと思います。さらに中距離への連闘ですからね。その時点では、きっと何か考えがあってのことだろうと前向きに考えていましたが、今振り返れば、明らかに選択ミスだったと思います。特に中距離への連闘が痛恨でした。しかも、さらに条件の違うダートを使って失敗し、今思えば、この時点で厩舎から見捨てられていたのだと思います。出走停止が終わっても、それなりに結果を残した芝1200mでは使ってもらえず、ただ出走手当だけが目当てという感じでダートの中距離を使われて終わったという印象を持っています。とりあえず、こういう結果に終わった以上は能力が足りなかったいうことも否定はできませんが、デビュー戦の内容からも、あんなに大きく負ける馬ではなかったのは確かです。気性も能力の1つと言えば、それもそうだとは思いますが、これも人間の扱い方次第では克服できた問題だと思うのです。どちらかというと、血統だけでこの馬を選んだわけですが、馬の選択自体はそれほど間違ってなかったのではないか、と今でも思っています。私が間違ったとすれば、それはやはり厩舎の選択だったのではないか、と今は思っています。高橋隆調教師がどういう人なのかは正直分かりません。この馬1頭だけで評価されるのは心外でしょうし、ブレイズの気性は潜在的なものであり、人の力ではどうしようもなかったということもあるでしょう。しかし、高橋隆調教師のランキングが下位であることは間違いのない事実であり、やはり何らかの原因があるから下位に甘んじていると考えるのが自然でしょう。正直なところ、実際に出資してこれではランキングも下位のままというのも仕方ないな、と強く感じました。もちろん、ランキングが下位であることは出資を決定する時点で分かっていたことなので、そのときもっと気にしていれば良かったわけで、最終的には私自身の自業自得ということになります。でも、その時点では、ランキング下位イコール優秀でない、とまでは思ってなかったので、踏み切ってしまいました。この甘さが命取りだったと言えます。ただ、うまく表現できないのですが高橋隆調教師が「ダメ」というのとはちょっと違うのです。気性に問題のない馬だったらたぶんきっちりと育ててくれるのだとは思うのですよ。つまり、本当に優秀な調教師というのは、難しいことを克服していけるという部分だと思うのです。だから勝ち星を増やせるということなのだと思うのです。だから根本的には、気性難になったブレイズの資質が最も問題なのだということは認めたいと思います。でも、ランキング上位の調教師であれば、この気性を何とかしたのではないか、そういう調教師の信用する牧場ならブレイズの気性をなだめることができたのではないか、と思ってしまうということなのです。ですから、これからはやはりランキング上位の調教師に所属予定の馬を選択するのがベターなのだろうと強く感じています。もちろん、今でもランキング下位でも優秀な調教師さんはいると信じています。しかし、それはその調教師をしっかりと調査したうえで、本当に信用できるかどうかを見極めたうえで判断する必要があると思います。ただ、調査といっても素人にできることは限られていますし、時間もそれほどないです。となれば、ランキング上位かどうかで判断するのが最も分かりやすいというわけです。もちろん、ランキング上位だから間違いなく勝たせてもらえるというわけではないし、ランキング上位の調教師のところは、その厩舎内での戦いが大変というデメリットもあるのも確かです。でも、今の私の気持ちとしては、とにかく優秀な人間に扱ってもらいたいという気持ちが強いです。話が何かそれてしまった感じですが、ブレイズを通じて感じたことは、馬の能力を引き出せるかどうかは、最終的にはその馬を扱う人間の問題ではないか、ということを感じました。それは調教師だけのことを言っていません。放牧中の牧場の育成や扱い方の問題も含めての話です。優秀な調教師さんは、放牧する牧場も優秀だから結果を残せるのだと私は思っています。だからブレイズは人に恵まれなかったのだと私は思うことにしました。これからは宇都宮で走ると決まったようですが、今度は良い人に恵まれて、気持ちよく走ってくれれば、これほど嬉しいことはありません。ブレイズのこれからの活躍を祈念して、最後としたいと思います。今まで応援ありがとうございました。

H15.10.31 スパイシー障害未勝利戦に出走決定!
シルクスパイシー(障害未勝利)
先週報告しましたとおり明日の障害未勝利の出走が決まりました。とりあえずは、レース復帰が決まったことを素直に喜びたいです。昨年のこの時期に未勝利戦が終了してしまい、今まで障害練習に励んできたわけですが、やっとレースを迎えることができました。前走からは1年6ヶ月ぶりということになりますから本当に長かったです。まずは再びレースで走っている姿を見れることを楽しみにしたいです。ただ肝心のレース展望ですが、土田調教師のコメントでも「まだ本調子ではない」「今回は慣れてもらえば良い」という感じなので、さすがに大きなことは期待しない方がいいかもしれません。でも「成長して肉付きが良くなっている」というコメントもあり、大きく負けることもないのではないか、という期待は持っています。まあ、今までも良いコメントをもらっていても惨敗してしまったことは1度や2度ではないから、そんなに期待はしないで見ようと思っています。ここでどういう走りをするかで今後の方向性が見えてくると思うので、今回は難しいことを考えずにレースを見守りたいと思っています。
シルクスクデッド(2歳未勝利)
トラックコースでじっくりと乗り込んでいるようですが、ペースはまだ上げていません。これから徐々に上げていくということらしいので、やっぱりスロー調整のつもりのようです。とりあえず焦っても仕方ないので、ゆっくりと待つことにします。
シルクデスティニー(2歳未入厩)
この馬は今週も特に大きな変化はありません。これまで同様の調教を順調にこなしているという状況です。こちらもゆっくり待つしかないようです。

H15.11.8 スパイシー復帰戦は惨敗に終わる(T-T)
シルクスパイシー(障害未勝利)
遅くなりましたが、まずは先週のレースを報告します。結果は勝馬から12秒以上というとんでもなく大きく離されたしんがりという惨敗に終わっています。いきなり勝ち負けはできないと思っていたし、土田調教師も今回は慣れてくれればいいとコメントしていたので、それほど期待をしていなかったのも確かですが、終始、大きく離された最後方の競馬で、モニターに映ることすらほとんどできなかったという内容に、正直かなりがっかりしました。後から結果一覧を見ると、上がりタイムは意外にもメンバー中1番だったので、本当に慣れさせるだけだったのかもしれませんが、それでも着差が12秒以上というのは限度を超えているという感じがしました。さらに、今週の情報で「レース後に両前脚が腫れぼったくなった」ということで、体質の弱さも出してしまったようなのです。「多分久々を使った反動による一過性のもので、腫れももうだいぶ引いてきており、検査する程の事では無い。」ということなので、それほど心配するほどのことでないかもしれませんが、それでもあれだけゆっくり走って脚が腫れるのであれば、さらに激しいレースになったらどうなるのだろう?と心配になります。脚の腫れを引くのを待つことを考えれば、レース間隔はけっこう開くでしょうし、次も大きく変わるということは期待できないかもしれません。障害戦を戦っていくというのも、けっこう厳しい状況になってしまったかもしれません。
シルクスクデッド(2歳未勝利)
25秒くらいのラップでの調整ということで、まだまだのんびりムードです。牧場長は「ゲートの出が悪いのは、疲れと腰の甘さもあるかもしれない」とコメントしており、これからしっかりと鍛え上げようということらしいです。こんな感じだと復帰まではかなり時間がかかりそうです。まだ焦る時期ではないですが、あんまり遅いのも心配なので、現時点ではぼちぼちのところで戻れるのを祈るだけです。
シルクデスティニー(2歳未入厩)
今週も特に大きな変化はありません。牧場長は「まだ腰が甘いが、ゲートは相変わらず速い」とコメントしています。スクデットの方はゲートの出が悪いのが問題なだけに、ゲートが速いというのは良いことなんですが、まだ腰が甘さが解消されないというのは心配です。まだ時間はあるにしろ予定厩舎が藤沢和調教師のところだけに、そろそろしっかりしてもらわないと困るという気持ちも強いです。でもまあ、年が明けるくらいまではゆっくりと見守ることにします。

H15.11.15 スパイシーも放牧、在厩馬なしに!(T-T)
シルクスパイシー(障害未勝利)
先週報告しましたとおりレース後に脚が腫れてしまい、しばらく様子を見ていたのですが、まだ少し腫れが残っているということで一旦放牧に出されることになりました。土田調教師は、暮れの中山で走らせたい意向のようなので、腫れが引いたらすぐに厩舎に戻すつもりではいるみたいです。ただ、腫れが引かなければ長期離脱ということも考えられますし、最悪の場合は引退ということもあるかもしれません。現時点では、たいしたことはない、ということなので、それを信じて待ちますが、前走のレース内容からも復帰したからといってあまり大きな期待もできないかもしれないだけに、けっこう複雑な心境です。これまでずっと待っていたのだから結論を急ぐ必要はないとは思っているので、今までどおりゆっくりと復帰を待ちたいです。
シルクスクデッド(2歳未勝利)
シルクデスティニー(2歳未入厩)
この2頭は先週から大きな変化はありません。2頭ともそれなりに順調というか、先週と同じようなメニューをこなしています。

H15.12.5 愛馬の近況報告
在厩馬がいなくなったし、牧場での動きも特に変化がなかったので2週間もさぼってしまいました。今週も大きな動きがあったわけではないのですが、近況を報告します。
シルクスパイシー(障害未勝利)
レース後に脚が少し腫れてしまい放牧に出されたわけですが、大事には至らず今では腫れも治まって、すでに障害練習を始めています。土田調教師は「次はもっとビシッとやって使いたい」ということで、年内はしっかり乗り込んで年明けを目標にする意向のようです。とりあえず引退ということはまだ考えていないようなので良かったのですが、前走の内容が内容なだけに次のレースでそれなりの結果を出さないと、さすがに苦しくなりそうなので、次はきっちりと仕上げたうえでレースに挑んでほしいと思います。そのために東京開催までずれ込んでも構わないと私は思っています。脚部不安が再発するにも恐いですが、ここまできたらとにかくきっちりと仕上げてほしい、それだけです。
シルクスクデッド(2歳未勝利)
トラックコースで6ハロンを17〜18秒程度、坂路で17秒前後のラップを出して調教を付けられているということなので、まだスロー調整のようです。「腰の状態は入厩する前と比べ、甘さが目立つ様になっている」というコメントもあり、調子自体もあまり上向きでないようなのです。この感じだとまだ時間がかかるかもしれません。脚質的には東京コースがあっていると思うので、なんとか2月の東京開催に間に合ってほしいのですが、今の感じだとそれも難しいかもしれません。
シルクデスティニー(2歳未入厩)
坂路で週2本きっちり時計を出しており、4ハロン52秒台のラップでも走ったようです。牧場長は「腰は正直まだ不安だが、坂路で反応良く動いているし、馬体の毛艶からも体調の良さが窺えるので、このまま元地方ジョッキーに乗って貰って、しっかり仕上げていく事にする」とコメントしており、体調はかなり上向きのようです。ただ、腰の甘さがまだ解消されていないというのはやはり不安です。所属が藤沢和厩舎だけに、腰が甘い状態での入厩はまずないと思うのです。それで仕上げに入ってしまっていいのかなあ、という気もするのです。他の厩舎であれば、このレベルまでくれば入厩できる可能性が高いのでしょうが、藤沢和厩舎ではそううまくはいかないような気がします。でもまあ、そういうことを覚悟のうえで藤沢和厩舎を私は選択したわけですから、体がしっかりしてくることを期待して待つだけです。

Vol.24へ続く

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