にへい君の感想

• 今回は初めての2500mでどうなのかというのが最大のポイントだった。他にも混合戦でどうなのか、中山コースでどうなのか、騎手乗替でどうなのか、ということもあったが、今後のためにもとにかく距離をこなせるのかどうかがポイントであった。
• いつも後ろからの競馬だったが、未崎騎手は意識して前に位置取ったようだ。終始５・６番手を追走し、ペースが急激に上がる勝負どころの３角すぎでも何とか先頭集団から離されない。そのまま４番手で直線へ。一瞬、抜けだせるか！というシーンがあったが、切れ味のないヒロインの末脚ではなかなか詰められない。最後まで同じ脚色で結局４着でゴール！
• まず距離を克服したのは大きい。スローペースだったから大丈夫だったのかもしれないけど、本当にダメならばもっとばてるはずである。少なくても「こなせる」ことが分かっただけでも価値ある４着だった。それに完全に前残りの展開で、ヒロインのじり脚では最悪の展開だったにもかかわらず４着を確保できたのも評価したい。上がりの速い競馬にも対応できるということは、これからは自在性のあるレース運びができることになる。これからもきっと安定度の高いレースをしてくれるだろう。そして、展開次第ではチャンスがあるだろう。
• 次のレースであるが、敢えて2500mを使って結果を出したのだから、長いところをもう一度ぶつけなければ意味がなくなる。2500m前後のレースとなると、中２週の10月11日福島の桑折特別2600m戦しかない。たぶんここを狙うのではないか。そうでなければ、中１週の中山2200mか中２週で東京2200m戦だろうか。2200mだと中距離って感じなので、やっぱり桑折特別かなあ。野平先生はどうするんだろう。

• 穴におもしろい　指数47
• 中川助手 - 涼しい北海道で使っていたので夏場の疲れはまったく心配なし。昇級後２戦して500万の流れに慣れた今回は上位争いだ。デビューから長距離を意識して使ってきた馬。距離延長は歓迎だ。（鈴木TM）
• 作戦 - じっくりためて末脚にかける。
• 調教 - 終いに余力を残して５F66秒9。牝馬だけにこれで十分。好仕上。
  [順調]助手17日南Ｗ稍　66.9　52.8　38.5　13.2　一杯先着
  （古馬500万マジカルボーイ一杯に追の外1/2馬身先着）
  △時計マズマズで仕上がりは悪くない。　気配７　動き８

• 中川助手 - 間隔が開いた分少し太い感じがしたが、輸送もあるので絞れてくるでしょう。折り合いはつくからこの距離でも大丈夫だと思うよ。

• ずっと内を回って、ラチ沿いから一瞬伸びかかる。現級通用の力はつけた。
• 柴田未騎手 - 道中の手応えもよかったし、直線に向いたときにこれならと思ったんですが、ジリ脚ですね。でもこの距離が良かったし、この内容ならこのクラスでもチャンスありそうですね。

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