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H10.10.17 500万下芝1800m牝馬限定について
にへい君の感想
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前走それなりの結果を出した長距離ではなく、敢えて最も実績のある1800m戦への出走となった。今回は牝馬限定戦ということで相手関係はかなり楽になったといえ、勝つチャンスは前走よりはあるようには感じた。
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いきなり出遅れ後ろからの競馬となる。終始後方のままでレースが進み、4角が近づいても後方のまま。不良馬場を考えるととても先頭までは届きそうにない。明らかに劣勢ムードだったが、4角の出口でなぜかインが開いていた。馬群を気にしないヒロインはもちろんそこに突っ込む。あっと言う間に2列目進出である。直線500mならばあとはヒロインのもの。他馬が馬場に苦しむ中スルスルと伸びてくる。先に抜け出したオルカインパルスとの叩き合いになるが、スタミナに勝るヒロインがクビ差競り落としゴール!
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今回は、実績のある1800m、直線の長い東京コース、牝馬限定戦、不良馬場、斤量−1kg、そして展開のアヤと何もかもがヒロインの味方をしたレースだったように感じる。もちろん運だけで勝てるほど競馬は甘くはないので、実力をつけてきたのも事実ではある。だけど、クビ差という着差を考えても、何か一つでも欠けていたら勝ってなかったような気もする。それでも勝ちは勝ちである。運も実力のうちということで、ヒロインの実力を評価したい。
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次のレースであるが、月1回のペースという野平先生の方針からすれば、中1週2週ではたとえ条件のいいレースがあっても使ってこないはずである。やはり中3週以降のレースとなるでしょう。中3週なら平場1600m牝馬かTVKテレビ賞1800m、中4週なら晩秋特別2400mということになる。野平先生はどうするんだろうなあ。私は平場1600m牝馬が足慣らしの意味でもいいと思うんだけどなあ。
競馬ブックの情報(レース前)
- 中川助手 - 稽古の動きから違ってきたし、思った以上に力をつけている。速い時計を要求されてどうかだが、限定戦なら差はないはずだよ。
競馬ブックの情報(レース後)
- 攻め動き好気配。後方で折り合いに専念、4角でジワッと動き最内を狙う。内ラチ沿いをすくってスルスルと抜け出す。
- 柴田未騎手 - ボケッとしていて出遅れたので、仕方なくジックリ行きました。4角では手応え十分だったが、外を回っては無理だと思い内を突いたんです。飛びがきれいな割に重は上手です。
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