ガーディアンのレース成績に戻る
H11.9.26 G2セントライト記念(芝2200m)について
にへい君の感想
-
ラジオたんぱ賞を快勝したことで、距離適性としてはやはりマイラーなのだろうと私は思っていたので、秋初戦はたぶん京成杯AHだろうと思っていたら、選択されたレースはこのセントライト記念だった。4歳限定であることを考えれば当然かもしれないが、距離の2200mはかなりの不安があった。まあ、次は天皇賞と考えているならば、4歳限定の2200mでそれなりの走りを見せなくては話にならない。試金石の一戦となった。
-
スタートの位置取りは後方のほうでまあまあだったが、石崎騎手との折り合いはあまりうまくいってなかったようだ。それでもまずまずの位置取りで道中は進んだ。先行2頭が飛ばす展開となり、後続集団も3角からそれを追いかけるという激しい展開となった。ガーディアンももちろんそれについていくしかない。期待された直線勝負だったが、意外と伸びず7着でゴール。
-
あまりの惨敗にレース直後は言葉がなかった。結果論としては、休み明けで馬が気負っていたこと、馬体が絞れてなかったこと、そして距離が長かったことが敗因だと思われる。特に折り合いがいまいちだったことを考えても、気性的に休み明けはダメなのだと思う。一叩きされたので次は良くなるだろう。それにしても7着は負けすぎかもしれないが。
-
次であるが、菊花賞は無理である。本当は天皇賞と言いたいところだが、今回の結果がこれではそれも言いづらい。となれば、常識的にはアイルランドTということになるだろう。改めて距離適性を見極めるためにも最も良い選択になるはずだ。あとは、中1週で毎日王冠というのも面白い。太り癖のあるガーディアンにとっては、意外と間隔が詰まっている方がいいかもしれない。距離適性も見られるし、強い相手との実力関係もみることができる。意外といい判断かもしれない。
各新聞の評価
1馬の情報
-
Q-3ヶ月ぶりになりますが(小枝TM)
矢野進師 - 夏場は楽をさせず乗り込み、最終負いはウッドで63秒1の好時計。余裕のあった馬体も、これで丁度よく仕上がるだろう。
Q-期待できますね
矢野進師 - 行きたがる面が解消されてきたので、この距離も心配いらないよ。どの位置からも競馬ができるし、どんな馬場にも対応できる馬。中距離路線を歩ませるので、次走は秋の天皇賞に向かう予定。このレースできっちり結果を出したいね。
- 作戦 - 4・5番手からになりそう
- 調教◎ - ビシビシ追われて好タイム連発。大型馬も仕上がり良好。(石井TM)
- 調教○ - ひと追いごとに気配上昇し仕上がる 気配8 動き9
- 特注馬ホット情報 - 動きの良さではシルクガーディアンもヒケを取らない。3週続けてハードな追いきりを消化し、たんぱ賞を勝った時に勝るとも劣らない時計をマークした。大型馬だが、見た目に太め感はなく、馬体増があっても成長分。あとは2200mの距離だけ。(石井)
競馬ブックの情報(レース前)
- 矢野進師 - この夏は放牧に出さず美浦でずっと乗り込んでいました。それでもかなり太り易い体質で510kg以上での出走になると思います。稽古は動くタイプで、速い時計は出ていますが、動きはまだ本当じゃないし、折り合いの難しい馬ですからね。このメンバーでどれだけの競馬をしてくれるかでしょうが、今回に限っては・・・
- ポイント - 行きたがるのをなだめながら皐月賞7着は素質の片鱗。福島では最内で折り合いに専念し脚をためるだけためて切れ味を爆発させた。その後の美浦での調整は順調。馬場は問わず、馬込みにも強い性格。課題は距離だけ。この切れ味はマイラータイプで、2200mは1F長い印象もあるが、そこはラジオたんぱ賞のように折り合いひとつで克服できる。
- 朝駆け生情報 - ウッドの前日気配が良くて、510kgぐらいで出せそうだが、10kgくらい重めが残るかな。それでも息づかいがいいんだが、1F長い感じもある。と矢野進師。
- 直前変り身診断 - 角馬場のあと、少し気合いをつけてWで半マイルから時計。汗取りを着けているが、まだ若干太く映る。
- 調教 - 丁度、前を行く3頭のあわせ馬を4コーナーから外から交わしてくる。その分、いつもより外目を回って一杯に追ってくる。まだ少し余裕残しの馬体だが、このひと追いで変わるはず。
競馬ブックの情報(レース後)
- 次走へのメモ - プラス8キロも数字以上に太く見えた。インにこだわってジッと我慢。4角で窮屈になるシーンはあったが、伸びきれず。
- 石崎騎手 − 気持ち太いように感じた。かかるところがあると聞いていたが、やはり行きたがっていた。久々ということもあると思う。それに4角で押し込められてしまった。
ガーディアンのレース成績に戻る