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H11.11.21 G3福島記念(芝2000m)について
にへい君の感想
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天皇賞に比べれば圧倒的に相手が楽になった。これだけメンバーに恵まれれば勝ち負けの大きなチャンスである。時計のかかる馬場も得意だし、福島コースも実績がある。ハンデと展開に左右されるレースだけに安心はできないが、このくらいの相手には負けてほしくないという気持ちだった。
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スタートして中団のいいところにつけたが、走っている馬場は最悪のところ。外枠からでは思いきって前に行かない限りああいう厳しいところを走るしかなくなる。大丈夫かなあと思っていたら、3角の勝負どころでズルズルと後退。「故障だ」と正直思ったが、なんとか最後まで走りきる。もちろん着順は大きく離されたシンガリ負け。
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何がなんだかさっぱり分からない。これだけ大きく負けるのだから何か理由があるはずだが、さっぱり分からない。馬場のせいかもしれないけど、それにしても負けすぎである。もしかしたら天皇賞の反動かもしれない。とにかく、敗因がさっぱり分からない。本当にどうしたんだろうか。
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次であるが、馬体に問題がなければクリスマスSが無難な選択になると思う。2000mのG3で惨敗したのだからマイルを試すのが一番のはずだ。中山金杯も構わないと思うが、私はとにかくマイルを使ってほしい。もちろんリフレッシュ放牧でも構わない。あれだけ大きく負けた後だけに、負け癖がつく前に気持ちを入れ替えた方がいいかもしれない。
各新聞の評価
競馬ブックの情報(レース前)
- 矢野進師 - 天皇賞から中2週になるけど、体の方が思ったほど絞れてこない。でも、状態の方はいいし、今の荒れた芝も苦にしないから、上位争いできると思っている。
- ポイント - レコード決着の天皇賞では持ち時計の差がまともに出たが、春に強敵相手のラジオたんぱ賞勝ちがあるように、福島の馬場なら力を発揮できる。前走時が5F61秒2、今週が63秒7と、相変わらず稽古は動いており、体調自体は良い頃のものを取り戻している。ハンデも54kgなら。
- 朝駆け生情報 - 「追いきったあともいくらか余裕のある体なんだ。あとは輸送でどれだけ絞れるかだけど、G1と違って相手が楽になっているから、馬もそれが分かるかもしれないね。見苦しいレースはしないと思う。」と矢野進師。
- 調教 - 常に攻め駆けするタイプで、今回も先行する併せ馬をグングン追い抜いて好時計をマーク。前肢を掻き込むようなフットワークで身のこなしは実に力強い。体調面に関しては何も言うことはない。
競馬ブックの情報(レース後)
- 次走メモ − 前々でレースを進めたが、今回の馬場の悪さは粘りを欠いてしまう。
- 木幡騎手 − 前回との比較はできないが、こういう馬場が良くないのかもしれませんね。向正面まではいい感じでしたが、追ってからはサッパリでした。正直はっきりした敗因が分かりませんよ。
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