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スコールの購入理由と血統

2歳7月 photo by SILK-HC

購入理由
値段 一口52,000円(総額2,600万円の1/500)
ガーディアンが総額2,500万だったことや血統などを考えると少し値段が高いと思ったが、馬体に惚れ込んでしまったので仕方ない。ガーディアンを見ても分かるとおり、大きいところを狙うならば、これくらいの出資は必要なのだと言い聞かせ、最後は自分を信じて出資した。
毛色 鹿毛。
以前は目立つ色にこだわっていたが、今は走れば何でもいいと思ってきた。
母フレンチパッサーが現役の時のことは全く覚えていない。とりあえず重賞で4着したことがあるのだからまあまあの実績と言えそうだ。噂によるとG1に出走したこともあるらしい。まあ、これといった魅力はあまり感じないが、そんなに悪い肌馬でもないだろう。
血統  まだまだ血統については素人であるが、この馬の第一の魅力は、勢いのあるコマンダーインチーフ産駒ということでしょう。初年度からかなりの快進撃を見せている種牡馬であり、大きなレースも期待できる種牡馬である。ただ母父がイルドブルボンなので、ノーザンダンサー系種牡馬同士という同型配合になっているのが、どちらかというと私の好みではない。もちろん、ノーザンダンサーの4×4というインブリードも入っており、アウトブリード好みの私としてはちょっとという感じであった。だからこそ、新規募集の段階では目にも止まらなかったのだと思う。しかし、成長した馬体を見てビックリ!この馬は血統うんぬんではないと判断した。もちろん、同型配合、インブリードは一発を秘める配合であり、もしかしたらもしかするかもしれない。
馬体 新規募集の馬体写真では何も感じなかった。生まれて2ヶ月くらいの写真だから分かる訳がない。しかし、年末の写真を見てビックリ!私の好みの細身の馬体でバランスが非常に素晴らしい!すでに満口だとうと思ったら、200口以上余っている。しばらく様子を見ることにしたが、たまに掲載される写真もやっぱり素晴らしい!ビデオでもいい雰囲気を出していた!まさしく「惚れ込んだ!」という感じで出資した。
距離 配合だけを見ると長中距離馬のようにも見えるが、母フレンチパッサーの競走成績を考えると、マイルまでという馬かもしれない。とりあえず、私はステイヤー好きなので、何とか中距離以上で活躍してほしいと思うが、最終的には走れば何でもいい。


血統図
*コマンダーインチーフ

  鹿毛 1990
*ダンシングブレーブ

  鹿毛 1983
LYPHARD NORTHEN DANNCER NEARCTIC
NATALMA
GOOFED COURT MARTIAL
BARRA
NAVAJO PRINCESS DORONE SIR GAYLORD
CAP AND BELLS
OLMEC PAGO PAGO
CHOCORATE BEAU
SLIGHTLY DANGERAOUS

  鹿毛 1979
ROBERTO HAIL TO REASON TURN-TO
NOTHIRDCHANCE
BRAMALEA NASHUA
RARELEA
WHERE YOU LEAD RAISE A NATIVE NATIVE DANNCER
RAISE YOU
NOBLESSE MOSSBOROUGH
DUKE'S DELIGHT
フレンチパッサー

  鹿毛 1988
*イルドブルボン

  黒鹿毛 1975
NIJINSKY NORTHERN DANCER NEARCTIC
NATALMA
FLAMING PAGE BULL PAGE
FLARING TOP
ROSELIERE MISTI MEDIUM
MIST
PEACE ROSE FASTNET ROCK
LA PAIX
エリモノーブル

  鹿毛 1975
VAGUELY NOBLE *ヴィエナ AUREOLE
TURKISH BLOOD
NOBLE LASSIE NEARCO
BELLE SAUVAGE
*アリゼッタ ALIZIER TELEFERIQUE
ALIZARINE
BELLA ZETTA BOZZETTO
RIVA BELLA

コマンダーインチーフCommander in Chiefは英愛5勝,欧州4歳牡馬チャンピオン,英ダービー-G1(12F),愛ダービー-G1(12F),キングジョージ六世&クィーンエリザベスS-G1(12F)3着。
主な産駒
アインブライト('97最優秀3歳牝馬,阪神3歳牝馬S-G1,チューリップ賞-G 33着),クリールサイクロン(スプリングS-G2,新潟3歳S-G3,京成杯3歳S-G23着,福島記念-G34着),スエヒロコマンダー(小倉大賞典-G3,阪神大賞典-G23着,京都新聞杯-G25着),タイクラッシャー(スプリングS-G22着,アーリントンC-G33着,青葉賞-G33着),ゴットインチーフ(ファンタジーS-G32着,チューリップ賞-G32着,阪神3歳牝馬S-G13着,桜花賞-G14着),ブルーコマンダー(毎日杯-G33着,弥生賞-G25着),マーブルシーク(京都4歳特別-G33着),タカミツローズ(クイーンS-G35着),トウキュウアビー(フラワーC-G35着)

フレンチパッサー
2勝。紅梅賞、3歳牝馬S-G3-4着。本馬は第5仔。
産駒
シルクシェンロン(93 青鹿 牡 *ブライアンズタイム)1勝
ビクトリアスイセイ(94 黒鹿 牝 *モガンボ)3戦
シルクノワール(96 青鹿 牝 *ドクターデヴィアス)未出走
(97 鹿 牡 *サンシャインフォーエヴァー)

祖母エリモノーブルは5戦。入着。
産駒
デアリングパワー:3勝,府中3歳S、京成杯3歳S2着、朝日杯3歳S3着、スプリングS5着、京成杯5着
ノーブルシャダイ:6勝,太宰特別、阿武隈特別。
エリモキャプテン:3勝,ニセコ特別、奥尻特別。
サチノプレスト:2勝
ミホトキワ:1勝
エリモライダー:2勝
マチカネヤマホウジ:1勝



育成場のコメント
早くも初年度産駒からチャンピオンを出している父の能力と、短距離で2勝した母のスピードが受け継がれていると思います。本馬の馬体のバランスの良さは申し分無く、特に頸差しの素晴らしさには目を見張ります。良血馬特有の雰囲気を漂わせ、勝ち気な性格からも、既に大物感十分といった感じで、成長をとても楽しみにしています。
(SILK HORSE CLUBパンフレットより)

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