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G2アメリカJCCの反省

G2アメリカJCCの結果
1 7-11マチカネキンノホシ 岡部 1.13.4---34.0 530kg0 3人気
2 6-09ステイゴールド 熊沢 2.13.82.1/234.6 428kg0 1人気
3 5-07ゴーイングスズカ 芹沢 2.14.11.3/434.9 462kg+2 4人気
単勝560円 枠連430円
複勝170円 120円 160円 馬連950円
ワイド410円 510円 310円
予想と見解
G2アメリカJCCの感想
  • またやってしまった(T_T)。今回はボックスが裏目に出てしまった。当たらない時は得てしてこんなもんである。今の私は本当にポリシーがない。何というか中途半端な予想になっているような気がする。ここまできたら開き直ることが大切かもしれない。信じれると思ったら信じるし、信じることができないならばボックスと割り切ることが重要だろう。これですぐに的中できるとどうかは分からない。でもポリシーを貫くことで的中率がアップすることを信じたい。的中率が上がれば自然に回収率も上がるはずである。とにかく1つ当てないと何も始まらない。でも当てにいくと裏をかかれるんだよな。無心になることが重要なのかな。
  • 勝ったのはマチカネキンノホシであった。中山金杯に続いて、またもや準オープンを勝ったばかりの馬にやられてしまった。今の時代は実績よりも勢いの方が重要なのかもしれない。つまりは日本の競馬も層が厚くなってきていて、準オープンでもかなりのハイレベルになってきていると言えそうだ。まあ、この馬の場合はNHKマイルC4着という実績があったくらいだからこのくらい走っても不思議はない。潜在能力をやっと出せるようになってきたということだろう。あとは上がりの勝負になったのも幸いした。この馬はゆったりとレースが進めて、直線だけの競馬というのが最も合っている。今回は完全にその展開にはまった。とはいえ、2着に2馬身差以上つけたのはかなり凄い。今回のメンバーはそんなにレベルが高かったわけではないから、次も大丈夫とは言いづらいが、粋のいい5歳馬が本格化したのは間違いない。
  • 2着はステイゴールドであった。さすがに今回は勝てると思ったが、まさかのスローペースでこの馬には苦しい展開になった。人気になっていることもあり、決め手がないから早め早めの競馬は仕方ない。それで負けたのだから相手を誉めるとともに、展開を恨むしかない。本当に運がない馬である。天皇賞秋から激走が続いてるだけにこれ以上の上積みは見込めない。天皇賞春を狙うならば一息入れる必要が出てくるが、そうするとまた重賞勝ちが遠くなる。目先の勝ちにこだわっていくのか、あくまでG1を狙うのか、今後の判断はこの馬のターニングポイントになる。
  • 3着はゴーイングスズカだった。この馬も決め手がないだけに上がりだけの競馬は厳しかった。それでも3着を確保するあたりが実にこの馬らしい。粘りを信条とするこの馬らしい走りだった。それでも負けは負け。もっと上がりのかかる展開でないとこれより上の着順は無理である。まあ、よく走っている方だろう。
  • 4着はダイワテキサスであった。今回の走りは判断に苦しむ。スローにしてはよく走っていると見るか、このメンバーで4着は問題と考えるか、どちらとも言えない中途半端な順位である。中山金杯よりは良い走りだったようには感じたが、全盛期のことを考えるとまだまだである。で、次はさらに良くなるのかどうか、うーん、正直私には分からない。
  • 5着はエリモエクセルであった。この馬も中途半端な順位で判断に悩む。やはり牡馬混合だともう一つ力が足りないのだと思う。まあ、これで引退だから反省しても意味がない。お疲れさまとだけ言いたい。
  • マイネルファラオは6着であった。ホープフルS2着の実績を持って挑んだが、結果はごらんのとおりである。軽い馬場の方が合っているタイプらしいが、まだまだ実力の方も足りない感じがする。
  • シグナスヒーローは8着であった。そんなに極端に切れる脚を持っているわけではないので、こんな展開だとこんな競馬になってしまう。他力本願的な馬なので仕方ない結果だと思う。
  • ワンダーファングは9着であった。スタートからかなり追っていたので、スローはないと思ったのに、先頭に立ったらペースを落としてしまった。私は平均ペースと読んでの予想だったので、この時点で負ける予感がしていた。揉まれ弱いことと、決め手がそんなにあるわけでもないことを考えれば、やっぱりペースを落としすぎである。上がりがかかる展開に持ちこんでこその馬なのだから明らかに作戦ミスだと私は思う。まあ、休み明けを考えれば、あまり無謀なこともできないから仕方ないのかな。
  • まあ、こんなもんですかねぇ。
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    参考
    G2アメリカJCCの予想
    結論
      ◎ステイゴールド
      ○シグナスヒーロー
      ▲ワンダーファング
      △ゴーイングスズカ

     買い目(馬番連勝複式)
      5-9(1,000円)
      7-9(1,000円)
      8-9(1,000円)
      5-8(1,000円)
      5-7(1,000円)
      7-8(1,000円)

    にへい君の見解
  • 1年の最初の別定G2となるこのレース。もともと秋の3大長距離G1の後ということで、G1を勝っているような馬はほとんど出走せず、有馬記念で好走に終わった馬と今年こそはG1で走りたい馬の戦いというものだった。ところが、ここ2年は何とこのレースから天皇賞馬を出すという意外な展開になっている。そういう意味で、今年はどんな馬が出走してくるのか期待していたけど、蓋を開けてがっかり。G1馬は牝馬のエリモエクセルだけ、しかもこれが引退レース。他にはステイゴールドがいるけど、ここ2年のように勢いのある5歳馬の出走を期待していただけに、ちょっと物足りない。今年はここから天皇賞馬を出すのは難しいかもしれないなあ。まあ、ここで大化けする馬もいるかもしれないけど。
  • 私の本命◎はステイゴールドである。G1で4回連対した実績はここでは抜けている。特にレコード勝負となった天皇賞秋ではスペシャルウイークとクビ差の勝負である。しかも、このときはそれなりに先行してのもので競馬の内容として最も強かったのはこの馬の方であった。ジャパンCだって世界の強豪相手に6着に踏ん張っている。このメンバー構成であれば、どう考えてもこの馬が最も強いという結論になる。しかし問題も多い。この馬、実は重賞勝ちがないのである。G1で2着を4回もしている馬が、G2G3では勝てないどころか2着すら1回しかないというのだから不思議な馬である。こういう馬だからG2G3では人気になって敗れ、G1で人気を落として連対するという展開になってしまうのである。私もいろいろと考えたが、この馬を説明することはたぶんできない。とりあえず何となくのレベルで言うとすれば、この馬は上がり34秒台の末脚がないことがこんな結果を招いているような気がしている。つまりG2G3だとスローの展開に陥りやすく上がりの競馬で負けていたということである。それに対しG1ではサイレンススズカ等の存在のおかげでハイペースになることが多く、しぶとさの競馬で好走できたというわけである。それでは今回はどうかということになるが、私はワンダーファングは必ず逃げると思っている。たぶんスローということはないだろう。となれば、単純に上がりだけの競馬というのは考えづらく、この馬に不利な展開にはならないと踏んでいる。しかも、今の中山コースは全体の時計はそれほどでもないが、上がりの時計はけっこう掛かっている。そういう意味でも、今回ばかりはこの馬に味方するのではないかと踏んでいる。まあ、そんなふうに解釈してみたけど、この解釈で合っているかどうかは分からない。この馬はそんな単純な馬でもないような気がする。前走10着に負けているように、G1戦線を戦ってきた疲れも心配だし、斤量も58kgである。こういう馬は一生重賞を勝てないで、我々の記憶に残る馬なのかもしれない。
  • 対抗○はシグナスヒーローにする。前走の中山金杯4着を評価した。と言っても内容が良かったと思っているわけではない。内容が悪かったのに4着だったことを評価しているのである。この馬の持ち味は間違いなく「一瞬の切れ」である。この切れ味で、過去2度別定G2で連対を果たしている。しかもどちらも中山コースでである。直線が短いので一瞬しか切れないこの馬の脚質に合っていることと、急坂があるので前が止まってくれることで、この馬の好走につながっているのだと思う。ところが、前走は脚を貯めなければいけない馬が前に行ってしまった。あれではこの馬の持ち味が生きるわけがない。惨敗だなと思っていたら意外にも4着に粘った。これは相当調子が良かったということなのだと思う。となれば、距離が延びる今回は大チャンスである。メンバー構成もそれほどでもない。この馬の力で十分足りるだろう。鞍上も蛯名に強化された。この馬が好走する条件は揃ったと言える。ただ、展開に左右される他力本願的なところが多いだけに、中山コースだから必ず走るという馬でもないのも確かである。しかもすでに9歳馬で上積みはほとんど見込めない。チャンスは十分であるが、あてにはできないという評価がいいところだろう。
  • 単穴▲はワンダーファングにする。中山のスプリングSで2馬身差で勝っているのを評価した。このとき不良馬場だったことで分かるとおり、時計のかかる馬場を大得意にしている馬だけに、今の中山コースは合っていると思う。揉まれ弱い馬だけに、たぶん逃げることになるから、ペース次第ではうまく逃げ切ることもできるのではないかと私は思ったわけである。距離もダービーでそんなに大きく崩れていないので何とかなるのではないかと思っている。ただ、ダービー以来の出走というのはやっぱり大きなマイナスである。ここを叩いて中山記念あたりを狙っているのかもしれない。距離も血統的に1600〜1800の方が合っているような気もする。それに前述したとおり揉まれ弱い馬なので、自分のペースで走れなければ惨敗の可能性が高い。古馬初挑戦でもある。少頭数になれば逃げる展開も厳しくなる。このように見てくると不安な材料がかなり多いことも分かるので、あまり大きく信用できないのも確かである。でも逆にまだ底を見せていないという未知の部分だって多い。私はスプリングS圧勝の実力を信じたい。
  • 4番手はゴーイングスズカにする。実績としてはH10目黒記念優勝とH10宝塚記念4着がある。実績的にはここで好走しても何の不思議もない馬である。しかも、アルゼンチン共和国杯5着、ステイヤーズS3着、有馬記念6着と最近はけっこう好調である。このメンバー構成ならばチャンスはあるだろう。この馬の特徴はしぶといところである。切れる脚はないが、ばてることなく最後までしっかり走る馬である。なので上がりがかかる馬場、展開ではその持ち味がフルに生きる。前述したとおり、私は今の中山コースは上がりがかかると思っているので、この馬にも合っていると思う。多少ペースが遅くても何とかなるのではないだろうか。ただ、いくら上がりがかかると言っても、この馬くらいジリ脚だと連対までは厳しい感じもしないではない。なんとなくだが、どうしても4着くらいが似合っている感じもしてしまう。今回はワンダーファングが逃げるだろうから、有馬記念のように展開に恵まれることもないかもしれない。
  • 5番手はエリモエクセルにする。H10オークス馬である。今回のメンバーで唯一G1を勝っているのは実はこの馬だけである。そういう意味では実績最上位ということになる。その他では中京記念、マーメイドS、府中牝馬Sを勝っている。この馬の特徴は、勝つか惨敗かとはっきりしていることである。2着が1度もなく3着も2回だけ5着1回に着外6回というのだから、安定度がないことは一目瞭然である。こういう馬の判断は本当に難しい。私のような運のない奴が、来ないと予想すると来て、来ると予想すると来ないものである。とありあえず勝っているのが牝馬限定戦とローカル重賞だということで、今回は「来ない」可能性が高いと私は判断したい。ただ、今回のメンバーは意外と決め手に欠けるような馬ばかりなので、決め手がしっかりしているこの馬が突き抜けるということもありそうで恐い。ペースもスローにはならないだろうから展開も向きそうだ。引退レースというのも気になる。やっぱり来てしまうのだろうか。
  • 6番手はマチカネキンノホシにする。なんかやたらと新聞で取り上げられているので不気味である。確かにラジオたんぱ杯3歳Sでアドマイヤベガの2着しているし、NHKマイルCで4着という実績もある。潜在能力が高いのは明らかであり、走りが不器用なことからも距離が延びるのは大きなプラスである。いきなりの別定G2で好走しても何の不思議もない馬である。しかし、私にはまだまだ古馬重賞では足りないような気がしている。秋に準オープンで復帰したが、4着11着1着と何とも不安定な成績である。前走の勝ちもクビ差何とか凌いだという感じで、上のクラスでも通用するという感じはなかった。まだまだ一皮むけたというには遠いものだと思う。高い潜在能力を発揮するのはもう少し後になるのではないか。
  • 7番手はダイワテキサスにする。一昨年のオールカマーを勝っている実績は大きい。今回とまったく同条件で勝っているのだから当然である。昨年のオールカマーも3着にきているし、実力は間違いなく通用するはずである。しかし、前走の中山記念でも5着だったように、なかなか全盛期のデキに戻ってこないような気がする。札幌記念で復帰してすでに5戦を消化しており、いくら叩かれ上昇型と言っても今回大きく変わるということはないと私は思う。今の中山の馬場も合わないのではないか。夏に好走しているので冬は走らないタイプなのかもしれない。あるいは年齢的にピークが過ぎたのかもしれない。前走人気で負けて今回人気を落としそうなだけに、馬券的に妙にいやらしい感じもするが、私は今回復活することはないだろうと見た。
  • 8番手はビッグバイキングにする。マーガレットSでシンビリインディとクビ差の勝負をして、京都4歳特別では力の違いを見せつけた。まだ5戦のキャリアしかなく、まだまだ底を見せていない。とんでもない能力の持ち主ということだって十分に考えられる。しかし、長期休み明けで古馬初挑戦、しかも初めての距離ということを考えると、さすがに今回は苦戦するのではないか。ワンダーファングのようにダービー等を経験していれば少しは期待できるのだが、目立った実績がない以上は見送るのが賢明だと判断した。
  • 9番手はマリアジュダムールにする。3走前のアルゼンチン共和国杯で2着した実績を持つ、その前も準オープンだったが、先週の日経新春杯を勝ったマーベラスタイマーに勝っている。距離延長もプラスだろう。そういう意味ではなかなか面白い存在である。しかし、前走の中山金杯で斤量55kgで11着に敗れているのはあまりに問題である。今回の斤量は57kgだし、アルゼンチン共和国杯は53kgでの2着である。そして、この馬は右回りで実績がない。たぶん東京でしか走らないタイプなのだと思う。まあ、そういうことで私は評価していない。
  • 10番手はメジロスティードにする。去年のこのレースで3着に好走した馬である。ずいぶん前に福島新潟でレコード勝ちして、新潟記念では1人気に推されたこともある。決め手に欠けるタイプなので、なかなか勝ちきれないが、時計のかかる展開、馬場であれば、持ち前のしぶとさが生きる。そういう意味では、中山の2200mというのはベストの条件ではないだろうか。とはいえ、ちょうど1年ぶりの競馬というのはさすがにブランクが開きすぎである。重賞連対実績のない8歳馬がこんな時に限って連対するなんてとても考えられない。さすがに今回は厳しいだろう。
  • 11番手はミラクルタイムにする。4歳の春には毎日杯、京都4歳特別を連勝し、秋にはジャパンCに挑もうとした馬である。それが、4歳の秋以降は掲示板にも載れない不調が続いた。古馬になってからはオープン特別4着だけというのはあまりにひどい実績である。体調うんぬんよりも根本的な実力の問題だと思えてならない。そういうことで私は評価していない。でも、今回ブリンカーをつけるらしいので、もしかしたらということもあるかもしれない。
  • 12番手はフサイチドラゴンにする。前走900万特別を勝って果敢に挑んできた。前走勝っているという勢いは十分に感じられる。今の中山ですでに結果を残しているのも良い。しかし、常識で考えて900万を勝ったばかりの馬がいきなり別定G2で好走するなんて考えづらい。これだけアテにできないメンバー構成ならば、ということも言えるかもしれないが、さすがに今回の有力馬も条件馬には負けられないだろう。頑張っても掲示板までだと判断する。
  • 13番手はアールニセイにする。主な実績としてはBSN杯オープン3着というのがある。ダートでしか勝っていない馬だが、芝の適性もそれなりにあると思っていいだろう。しかし、やっと900万を勝ち準オープンでももう一つという実績からもとても別定G2で通用する馬だとは思えない。休み明けを叩かれた上積みは見込めても、今回は格があまりに違いすぎる。出番はないと私は思っている。
  • 14番手はフェザンレーブにする。前々走ターコイズSで3着した実績があるが、まともなのはこれだけである。しかも、ターコイズSではハンデ51kgと恵まれていたし、しかも牝馬限定戦であった。とても今回の別定G2戦の裏付けにするには苦しすぎる。2000m以上の距離も経験ないし、ここで穴を出す要素はちょっと見当たらない。
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