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G1天皇賞秋の反省

G1天皇賞秋の結果
1 7-13テイエムオペラオー 和田 1.59.9---35.3 472kg-2 1人気
2 8-15メイショウドトウ 的場 2.00.31.1/235.9 508kg-4 2人気
3 5-10トゥナンテ 2.00.43/436.0 516kg0 5人気
単勝240円 枠連490円
複勝130円 150円 280円 馬連490円
ワイド260円 740円 820円
予想と見解 好材料と不安材料
G1天皇賞秋の感想
  • 終わってみればテイエムオペラオーの圧勝であった。これで1人気の連敗にピリオドが打たれたわけであるが、ミレニアム天皇賞としては有終の美といえそうだ。これから新しい時代に向かうにあたって1つの区切りとなったことになる。まあ、そういう意味ではこの結果は良かったかもしれない。来年からは変なジンクスを気にせずに気持ちよく予想ができそうだ。
  • 勝ったのはテイエムオペラオーであった。本当に強かった。あそこまで強さを見せつけられては脱帽するしかない。ただ、良馬場であっても同じ走りができたかどうかは疑問ではある。今回は意外にペースが落ち着いたが、これはスピード自慢の馬がスタミナを気にして自重したためだと思う。良馬場であればもっと厳しい流れになったと私は思う。そうなればテイエムの仕掛けどころはかなり難しかったと思う。それが今回は楽な流れになったことであの圧勝劇になったといえそうだ。もちろん、良馬場でも同じ結果だったかもしれない。今となっては分からないことである。運も実力のうちである。とにかく勝ったのだから素直に強さを認めないといけないだろう。
  • 2着はメイショウドトウであった。左回りの2000mと条件が揃ったことでテイエムに勝てるチャンスかと思われたが、結果はごらんのとおりであった。テイエムが外枠だったので枠も理由にならないので素直に実力負けを認めるしかないだろう。良馬場だったならとも言いたくなるが、これも実際にどうだったかは分からない。全力で戦ったのだからそれで満足するしかない。
  • 3着はトゥナンテだった。うまくゲートを出られたの良かった。位置取りも良くもしかしたらとも思ったが、最後はやっぱり道悪が影響したのだと思う。それでも3着だから下手ではないとは思うが、良馬場であればもっと切れる脚を繰り出せたと思う。良馬場ならば私が◎にしようと思っただけの実力は発揮してくれたと思うのでそれなりに満足している。
  • 4着はイーグルカフェであった。毎日王冠に続く4着とコメントしづらい着順である。4歳馬であることを考えればよく走っているのだとは思うが、4着というあたりがなんか中途半端である。でもまあ、それなりに評価してあげるべきだろう。これからの成長に期待したい。
  • 5着はナリタトップロードであった。スローの流れでの後方からの競馬ではどうしようもない。道悪もこの馬には厳しかった。ちょっと運がなかったと思う。それでも5着にきているのだから、基本的な能力はやっぱり高い馬である。
  • ステイゴールドは7着であった。2角で挟まれて下がったのが全てである。あの不利はスローの流れだっただけに痛恨だった。武豊が怒るのも当然である。やはり東京2000mは天皇賞という大きなレースを行うにはあまりに問題があるコースであることを痛感した。このコース形態は本当になんとかならないものだろうか。
  • ロサードは8着であった。スローの流れでの道悪競馬ではこれが精一杯でしょう。
  • ダイワテキサスは9着であった。こちらも道悪競馬では仕方ない。
  • メイショウオウドウは10着であった。休み明けを考えれば仕方ない結果である。次はきっとやってくれるでしょう。
  • ミッキーダンスは13着であった。レース前からかなりイレ込んでいたのでその時点で終わったと思った。連戦の疲れもあったのだと思う。まだ5歳なので来年に期待したい。
  • まあ、こんなもんですかねぇ。
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    参考
    G1天皇賞秋の予想
    結論
      ◎メイショウオウドウ
      ○メイショウドトウ
      ▲ステイゴールド
      △ミッキーダンス
      △テイエムオペラオー

     買い目(馬番連勝複式)
      BOX 2-9-13-14-15(各600円)

    にへい君の見解
  • 1人気がなぜか勝てないこのレース。あのサイレンススズカですらあんなことになるのだから真剣に魔物がいるのではないかと考えてしまうくらいだ。その中で現在重賞5連勝中で日本競馬のNo1に君臨したテイエムオペラオーがこのジンクスにピリオドを打てるかどうかが大きなポイントになることは間違いない。後述するが、私はこの馬は東京2000mは合わないと思っていたので思いきって消そうと思っていた。しかし、明日の天気はどうやら雨らしい。降水量はそんなでもないので良馬場でできるかもしれないが、それでもパンパンの状態は期待できないだろうし、稍重に近い状態になると思う。そうなると当然スタミナのある馬が一気に優位になる。テイエムオペラオーを外すという決断はかなり厳しくなった。
  • 私の本命◎はメイショウオウドウである。半分やけくそという気持ちは否定はしない。実は私の◎はトゥナンテだったのだが、雨予報によりそれを断念した。テイエムを◎にするのは嫌だし、8枠のドトウに◎を打つのもためらいがあった。人気になると来そうにないステイゴールドもなんだし・・ということで、この馬を◎にした。休み明けという大きな不安があるものの、この馬には去年の毎日王冠でグラスワンダーとハナ差の勝負をしたという実績がある。グラスワンダーは東京は走らないと言われていたが、安田記念でハナ差勝ちをしたエアジハードがその後も抜けた強さを見せつけたことからも、素直にグラスワンダーと接戦を演じたことを高く評価すべきである。その時のタイム1.45.8もかなり優秀である。私はこの馬の絶対能力はかなり高いと信じている。今回は休み明けだし安定度というものがまったくない馬だけに惨敗の可能性もかなり高いとは思っているが、これだけ人気がないのであれば狙う価値は十分だと私は思う。道悪も不良馬場で1戦1勝という実績があるので、得意かどうかは知らないが、少なくてもこなせると思う。他馬が嫌がる分だけこの馬の味方となるのではないだろうか。道悪でなくても買うつもりではいたが、道悪になる可能性が出てきたことで一気に◎という評価にしてしまった。ちなみに4ヶ月以上の休み明けで連対した馬は最近10年では1頭もいない。私って本当にバカだね。(^_^;)
  • 対抗○はメイショウドトウにする。左回りが大得意、宝塚記念でもテイエムの僅差2着、道悪も苦にしないということを考えれば、この馬が好走する可能性はかなり高いと思われる。個人的には3着は外さないのではないかというように見ていた。しかし8枠に入ってしまったのは痛恨である。外枠不利も大したことでではないと思っているが、ここ数年で現実に外で好走したのは12番枠のエアグルーヴくらいである。大したことはないと言いつつもやはり気になるものである。
  • 単穴▲はステイゴールドにする。去年のこのレースの内容は凄かった。速いペースを先行してそのまま押し切りそうになったのだからかなり強い内容だったといえる。この馬は切れる脚がないだけに上がりがかかる展開が合っている。最近の長距離レースはラスト3Fだけの勝負となることが多いだけにこの馬には厳しい流れだったといえる。しかし、このレースはある程度は速い流れになるのでこういう渋いというかばてない馬が強さを発揮するのである。そういう意味では今年もこの馬が好走することは十分に考えられる。しかし、この馬がG1で好走する時はほとんど人気になっていない時ばかりである。こういう馬は得てして人気になると来ないものである。武豊騎乗でさらに人気が上がるだろうし、かえって魅力がなくなることも否定はできない。すでに7歳馬ということで去年のような走りはもう無理だろうという考え方もできると思う。
  • 4番手はミッキーダンスにする。毎日王冠が終わった時点で無印を決めていた馬であったが、道悪となれば話は別である。この馬は意外と切れる脚がないのではないかと私は毎日王冠の予想でコメントしたが、時計がかかる馬場になれば逆にこの馬のばてない末脚が生きるはずである。朝日CCでレコード勝ちしているのだから稍重じゃなくても構わない。時計のかかる良馬場でも十分に力を発揮できるだろう。夏場使われているだけに勢いという点では魅力はないし、外枠も気にはなったが、朝日CCの内容が本物であれば何とか対応できるはずである。
  • 5番手はテイエムオペラオーにする。本当は消すつもりだったが、道悪となるとさすがに外せない。それでも強引に消そうかとも思ったが、スタミナ勝負でこの馬を外すのはあまりに無謀だと思った。パンパンの良馬場であれば、スピード重視のどちらかといえばマイラーというか1800mくらいを得意とする馬が有利な流れになると私は思っていたので、この馬にはかなり厳しい流れになると思っていた。息を入れるタイミングも難しくなるし、仕掛けどころも難しくなる。まして長い直線に坂があるのだから仕掛けどころは相当難しいものである。それで1人気を背負っているとどうしても早く仕掛けたくなるものである。距離が2200m以上あればそれでも何とかなるだろうが、東京の2000mではそんな強引な競馬ではとても勝てない。これまで1人気が負け続けているのもこういう難しさがあるからであろう。しかし、この馬は本当に運がいい。雨が降ることによって、多少強引なレース運びでもスタミナで何とかできる可能性が高くなった。1人気の連敗のジンクスは破れないにしても2着する可能性はかなり高くなったかもしれない。
  • 6番手はトゥナンテにする。前述したとおり本当は◎にする予定だった。毎日王冠の内容が私には凄く良く映った。流れが落ち着いていたし、インコースを抜けてきたとはいえ、上がり34.0できっちり差し切っているあたりは根本的能力の高さの証明だと思う。大型馬で叩かれた上積みはかなり見込めるのも好感が持てた。最近のサクラユタカオー産駒はやたら東京コースに強いこともあるし、かなりの確率で好走すると私は思っていた。しかし、こらまでの実績を考えても実力がずば抜けているということはないだろう。ちょっとしたことで負けてしまうということはあるだろう。そのちょっとしたこととして、道悪が考えられる。道悪の経験があまりないので何とも言えない部分もあるが、これまでの切れる脚質を考えるとたぶん苦手だと私は思う。ふつうならばそれでも念のため押さえようとか思うのものだが、なぜかこの馬の場合は雨であれば「たぶんない」としか思えなかった。まあそういうことで自分の感性を信じて思いきって消すという判断をした。これで来てしまっても悔いはない。
  • 7番手はナリタトップロードにする。これまでの実績を考えてもトップレベルの馬であることは間違いなく、いつテイエムオペラオーに勝っても不思議はない馬である。2000mならば東京コースならばテイエムに勝てるかもしれないという思いもあって、できれば買おうと思っていた馬であるが、意外と人気になっているのが気になった。まあ実績を考えれば当然なのだろうが、こういう場合はテイエムに人気が被り、そのうえでテイエムに完敗していない馬に期待が集まって、結果としてトップロードの人気が落ちるということになるものである。それがこれだけ人気になっているとちょっと魅力半減という感じである。内枠ということもあり、けっこう悩んだが、最終的には大飛びで道悪はあまり上手ではないということもあって消しの判断をした。
  • 8番手はイーグルカフェにする。斤量57kgを背負っての毎日王冠4着はそれなりに立派な成績だったと思う。今回は56kgで走れるし、叩かれた上積みもあるので、巻き返しは十分に考えられるとは思う。でも、個人的にはそんなに強い馬だとは思っていない。だって、ジェニュインとかバブルガムフェローと同等の実力があるとは思えないですもん。道悪も得意そうではないし、掲示板が精一杯と私は見ている。
  • 9番手はダイワテキサスにする。8歳にして重賞3勝するなどまだまだ元気な馬であるが、さすがにこのメンバーはレベルが高い。道悪も苦手とする馬だけにかなり苦戦すると私は見ている。
  • 10番手はロサードにする。直線の長い東京コースならばこの馬の末脚が爆発するということは十分にあり得るかもしれないだけにかなり気になる存在だったが、人気薄の追い込み馬が勝つためには1人気の馬が速い流れを先行する状況でないと難しい。今回の人気どころは後ろからもしくは中団からなので、追い込み馬が台頭するような展開にはならないと思う。道悪も得意とは思えないしかなり厳しい戦いになると思う。
  • 正直なところ、これ以外の馬には魅力を感じていない。
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    G1天皇賞秋出走馬
    馬名 買い&消し
    テイエムオペラオー
    (牡5・和田58)
    買い 天皇賞春優勝、宝塚記念優勝、皐月賞優勝、阪神大賞典優勝、京都大賞典優勝など。G1-3勝、G2-3勝という実績は他を圧倒している。しかも現在重賞5連勝中であり、今年はまだ1度も負けていないという強さである。今年度のNo1ホースであることは間違いない。左回りや距離などの不安が囁かれているが、これだけのレベルの馬にとっては小さいことである。根本的な能力の高さで楽々カバーできるはずだ。
    消し まずは皐月賞以来となる距離がどうかだろう。古馬の2000m戦の流れはかなり厳しいものであり、2200m以上の息の入れやすいレースとは違い、息の入れどころが難しいだけに流れに対応できるかどうか疑問である。しかも東京2000mはマイラーでも走りきれるスピード重視のコースである。さらに1人気が勝てないというジンクスが非常に気になるところだ。
    ナリタトップロード
    (牡5・渡辺58)
    買い 菊花賞優勝、京都大賞典優勝、京都記念2着、ダービー2着など。クラシック戦線ではテイエムオペラオー、アドマイヤベガと共に3強として活躍した。今年は未勝利だが、すべてテイエムオペラオーに負けているだけでこの馬の実力が落ちているわけではない。僅差の勝負の方が多いだけにちょっとしてことで逆転は可能なはずだ。東京コースはダービーでテイエムオペラオーに完勝している相性のいいコースでもある。
    消し テイエムオペラオーに4連敗というのはさすがに勝負付けが終わったという感じは否めない。最近勝ったのが菊花賞であれば距離2000mというのもどうかという疑問も出てくる。今年に入ってからのレースを見ると、貫禄が出てきたテイエムとは逆にどんどん影が薄くなっているのを感じてしまう。安定度の高い馬で常に好走する堅実派でもあるので、かえって一発というのも期待できないことになる。掲示板には載るだろうが連対まではどうかというころころだろう。
    メイショウドトウ
    (牡5・的場58)
    買い オールカマー優勝、宝塚記念2着、金鯱賞優勝など。金鯱賞でラスカルスズカを敗り、その勢いで宝塚記念でも2着し、遂にトップレベルの域まで達した。外国産馬のため勝たなければ天皇賞に出走できないというプレッシャーの中でオールカマーを完勝し、テイエムとのリベンジを果たすべく名乗りを上げた。2000mは5戦3勝2着1回と相性がいい、持ちタイム1.58.5となかなかである。そしてこの馬、なんと左回りは3戦3勝である。条件は全て揃ったといえそうだ。
    消し 宝塚記念でテイエムに完敗しているだけに一夏超しただけで逆転できるかどうか。レースぶりも先行して抜け出すというものだけにどちらかというとスタミナ型の馬のような印象も受け、スピード重視の東京2000mに対応できるかどうか少し不安である。今勢いを感じるのは確かであるが、去年の六甲Sで1人気ながら11着に負けていることがあるだけに、ちょっとしたことで惨敗する可能性も否定できないだろう。
    トゥナンテ
    (牡6・幸58)
    買い 毎日王冠優勝、北九州記念優勝、愛知杯優勝など。ステップレースの毎日王冠を勝ったのは大きい。これまでも毎日王冠で好走しその勢いで勝ってしまったケースはかなりある。この馬の父サクラユタカオーもそうだった。レース内容もスローの展開にもかかわらずほぼ最後方から差し切るという強いものだった。叩かれた上積みも見込めるだけにさらに体調はアップしているはずだ。左回りも得意そうだ。そういえばエアジハードといい、ウメノファイバーといい、サクラユタカオー産駒は左回りというか東京コースを得意としている馬が多い。
    消し 愛知杯を勝っているものの、新潟大賞典や大阪杯の結果を考えると、どちらかというと1800mがベストの馬のようにも感じる。距離が1F延びる今回は前走ほど走れるかどうか。それにG1初出走なのでレベルの壁を超えれるかどうかは走らせてみないと分からない。ゲート難という悪癖があるだけにG1のような大きいレースでは致命傷になる可能性もある。
    イーグルカフェ
    (牡4・岡部56)
    買い NHKマイルC優勝、共同通信杯優勝など。NHKマイルCを勝っており4歳のトップクラスということになる。毎日王冠4着も斤量57kgを背負っての結果だけに価値は高い。今回はこの馬は斤量が減るのに対し、その他の馬は斤量増である。これを考えれば逆転は可能という理屈となる。NHKマイルCも前走惨敗からの巻き返しだけに、叩かれて大きく変わってくるはずだ。京成杯で2着した実績もあるので距離は問題ないはずだ。個人的には逆にこのくらいの方が合っているのではないかと思っている。
    消し これまでに4歳馬で連対したのはジェニュインとバブルガムフェローだけであるが、これらの馬と遜色ないという評価はちょっとできそうにない。今年の4歳マイル路線はレベルが高くなかったのでは?というのが正直なところである。常識的には4歳馬には厳しいレースなのである。2000mという距離もまだ1勝もしてないだけに、やっぱり長かったということもあるだろう。
    ダイワテキサス
    (牡8・北村58)
    買い H12中山記念優勝、H12関屋記念優勝、H12新潟記念優勝など。8歳になったにもかかわらず今年だけで重賞3勝というのはかなり凄い。現在も重賞2連勝中で絶好調といえる勢いである。もともと天皇賞秋でサイレンススズカのライバル視されていた馬である。その時は故障で出走できず、去年は本調子でなかった。いよいよ万全を期しての挑戦となり力が入る。鋭い切れ味を持っている馬なので一発の魅力は十分にある。
    消し さすがに8歳馬となると全盛期の時のような走りを期待するのは無理だろう。今年の重賞3勝も中山記念は展開に恵まれたし、最近の2戦は夏のローカル戦でメンバーが弱かった。G1を好走するという裏付けにするのはちょっとつらい感じもする。距離も1800mの方が合いそうだ。どうもG1という器ではないような感じがする。
    ステイゴールド
    (牡7・武豊58)
    買い 目黒記念優勝、天皇賞秋連続2着、H10天皇賞春2着、H10宝塚記念2着など。G1で4度連対を果たしているのに、なぜか重賞を勝てなかったこの馬が武豊をパートナーに目黒記念で念願の重賞制覇を果たした。ムラのある馬が7歳にして安定して走るようになってきており、去年よりも充実しているようにも感じる。さらに、この馬のベストレースは間違いなく去年の天皇賞秋である。厳しい流れを先行して抜け出してきたのは実力の証明であり、内容としてはスペシャルウイークを凌ぐものだった。東京2000mがこの馬のベストな条件であると考えていいだろう。前走5着に負けているが、去年だって6着からの巻き返しである。
    消し この馬は本当につかみ所がない。G1で好走したので期待するとポカするし、G2で情けない負け方をするから軽視するとG1で好走してしまう。今回は過去2年のことがあるし、鞍上が武豊ということで今までになく人気になりそうだ。こういう時は意外と来ないのがこの馬の個性であり、この馬らしいといえそうだ。なんだかんだで7歳馬だし去年と同じような走りを期待するのもどうだろうか。流れに左右される馬でもあるので、スタートしてみないと分からないところもある。スローの切れ味勝負であればまず出番はないはずだ。
    ミッキーダンス
    (牡5・佐藤哲58)
    買い 小倉記念優勝、朝日CC優勝。今年の夏の上がり馬である。特に朝日CCでは鋭い末脚を繰り出してのレコード勝ちである。小倉記念はハンデに恵まれただけという評価を一発で見返してしまった。前走の毎日王冠は7着に敗れたが、この馬なぜか1800mでは連対がない。それに対し2000mでは重賞2勝を含む3勝という実績なのだから、この馬は2000mでしか走らないタイプなのかもしれない。であれば巻き返しも十分に考えられることになる。
    消し 夏場に3連勝した馬の連勝がストップしたということは勢いが止まったとどうしても考えたくなる。少なくても上積みはあまり期待できないだろう。前走7着も別定G2の壁に跳ね返されたという評価が妥当かもしれない。東京コースも3戦して連対なしとあまり相性が良くない。ましてG1初挑戦であれば格不足という感じは否めない。
    ロサード
    (牡5・松永幹58)
    買い H11京阪杯優勝、北九州記念2着など。とにかくラストの切れ味が鋭い馬である。去年の京阪杯での最後方からのごぼう抜きは圧巻であった。その後惜敗が続いているが、展開に恵まれず届かなかったというレースが多い。G1のような厳しい流れになればなるほどこの馬の切れ味が生きそうなだけに、一発の魅力は十分である。前走も京都大賞典で直線だけの競馬ながら3着と調子の良さをアピールしている。
    消し この馬は展開に左右されすぎる。京阪杯を勝った時もハイペースで先行馬総崩れという流れだった。G1だと例えハイペースになっても前の馬もそうは崩れない。まして中団の馬でも伸びてきてしまうだけに直線だけの競馬しかできないというのはあまりに不器用と言えそうだ。それにこの馬は揉まれ弱いという最大の弱点がある。包まれるような展開だとそれで終わりである。G2G3でも好走だけで終わってしまう馬なので、G1という器も感じられない。
    サクラナミキオー
    (牡6・田中勝58)
    買い エイプリルS優勝、オールカマー2着など。前走オールカマーで2着しているので調子は良さそうである。苦手の道悪で2着に残ったのだから強くなっている証拠ともいえる。東京で3勝しているのでコース相性は良い。今年は有力馬がほとんど後方からの馬だけにマイペースで先行できれは意外に粘りきるということもあるかもしれない。
    消し 前走2着も道悪でスローの展開と逃げ馬が圧倒的に有利な展開であった。正直強さを感じれる内容ではなかった。実際にもっとレベルが低かったと思われるローカル重賞でも3着4着が精一杯という感じなだけに、G1では格不足という印象である。これだけレベルが高くなると切れ味の鋭い馬が多くなるだけに、直線の長いコースもどうかと思える。逃げる展開ならば一発ということもあるかもしれないが、ハイペースで逃げるロードブレーブがいるだけに、この馬にとっては展開も厳しくなるのではないだろうか。
    メイショウオウドウ
    (牡6・飯田58)
    買い H12大阪杯優勝、H11毎日王冠2着など。この馬のベストレースは去年の毎日王冠だろう。グラスワンダーとハナ差の勝負をしたのだから高く評価しなければならない。この時のタイム1.45.8もかなり優秀である。東京コースは問題ないだろうし、別定G2の大阪杯を勝っているのだから距離だって問題はない。休み明けもかえってリフレッシュされて好走するということも考えられる。一発は十分に考えられるだけの裏付けを持っている馬である。
    消し やはり休み明けは大きな不安といえる。過去10年を振り返っても休み明けでいきなり連対した馬はいない。最も開いたのでもエアグルーヴの2ヶ月である。4ヶ月休んだこの馬が好走するのはかなり難しいといえそうだ。それに去年の天皇賞では人気になりながらも惨敗したり、今年の宝塚記念も見せ場もなく終わったりと、どうもG1では役不足という感じもする。G3とかでもあっさり負けることもあり、安定度もあまり期待できない。
    トーワラノビア
    (牝6・郷原56)
    買い 前走準オープンとはいえ勝っているので勢いはありそうだ。東京コースで勝っているのも好感が持てる。
    消し オープン初挑戦はG1というのはあまりに厳しい。しかも2000mに実績があるわけでもない。前走の勝ちも僅差だったので大物感を感じることもできない。常識的にはあまりに苦しい戦いになると言わざる得ない。
    ジョーヤマト
    (牡8・須貝58)
    買い ダイヤモンドS2着。東京コースの重賞で連対を果たしたのはそれなりに評価すべきだろう。
    消し ダイヤモンドSは斤量51kgとかなり恵まれた。それで2着に負けているのは痛恨である。すでに8歳馬で上積みは期待できないし、5ヶ月ぶりの休み明けで力が出せるとは思えない。距離も2500m以上で好走しているだけに、2000mというのは短すぎると思う。この程度の実績ではとてもG1では通用しないというのが常識的な判断だろう。
    ミヤギロドリゴ
    (牡7・横山典58)
    買い 春に準オープンを2連勝してオープン入りした。2連勝というのは実力が抜けていなければできないものであり、そういう意味では能力がけっこう高い馬なのかもしれない。後方から競馬をして直線だけの競馬をする馬だけに、展開次第では一発ということもあるかもしれない。
    消し オープンに入ってからは15着、11着、9着と明らかに実力の違いを見せつけられているという内容だった。重賞では実力不足という感じがする。ましてG1ではとても相手にならないという感じである。東京コースで連対経験がないので、左回りが苦手なのか、もしくは直線の長いコースが合っていないのかもしれない。
    ユーセイトップラン
    (牡8・ロバーツ58)
    買い H10アルゼンチン共和国杯優勝、H12ダイヤモンドS優勝など。この馬のベストレースはアルゼンチン共和国杯だろう。スローの流れだったのに最後方から上がり33.8という末脚で差し切ってしまった。ダイヤモンドSでも勝っており東京の重賞3勝というのはかなり凄い。
    消し まず休み明けでいきなり実力を出せるかどうか。また2500m以上での好走が目立つだけに2000mはこの馬には短そうだ。8歳にしてダイヤモンドSを勝ったが、レベルが低かっただけでありG1の裏付けにするにはちょっと厳しい。全盛期の時のような迫力も感じられなかったし、力は落ちてきていると考えるべきだろう。
    ロードブレーブ
    (牡6・柴田善58)
    買い 重賞実績としては去年の目黒記念で5着というのがある。スタートしたらガンガン飛ばすというのがこの馬の持ち味であり個性といえる。まったくノーマークの逃げになるだろうから、後方で有力馬が牽制するようだと、気分良く走りきってしまうということもあるかもしれない。
    消し まあ普通に考えて準オープンでも逃げ切れない馬が、G1で逃げ切れるとは到底思えない。持ちタイムが速いわけでもないし、重賞あるいはオープン勝ちがあるわけでもない。2300m以上で走ることが多いだけに、2000mも短いかもしれない。
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