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G2アルゼンチン共和国杯の反省

G2アルゼンチン共和国杯の結果
1 3-03マチカネキンノホシ 岡部 2.33.9---34.4 526kg0 3人気
2 8-16メジロロンザン 吉田 2.34.01/234.8 488kg+10 9人気
3 6-12サンデーセイラ 菅谷 2.34.0クビ35.5 484kg-10 12人気
単勝710円 枠連2060円
複勝320円 460円 1450円 馬連7700円
ワイド2370円 11470円 7190円
予想と見解 好材料と不安材料
G2アルゼンチン共和国杯の感想
  • 時間の都合上簡単にさせていただいております。
  • まさかロンザンとはなあ。いくらスローだったとはいえこの馬が粘りきるとは予想外だった。今まで期待しても意外に頑張ってくれてなかったので今回は見送ったら来てしまうのだから相性が悪いというのはこういうことである。買い続ける大切さを改めて思い知った。人気が落ちた時のキンノホシは狙いどおりだっただけに少しもったいなかったなあ。
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    参考
    G2アルゼンチン共和国杯の予想
    結論
      ◎オナーズリターン
      ○ロードプラチナム
      ▲ユーセイトップラン
      △マチカネキンノホシ
      △インターフラッグ

     買い目(馬番連勝複式)
      BOX 3-4-5-7-9(各600円)

    にへい君の見解
  • お馴染みのハンデ戦である。ハンデ戦はこのレースに限ったことではないが、理由もなく軽量馬が絡むことが多いだけに、私のような予想をする人間にとっては何を頼りにしていいか分からない。ただ斤量が軽い馬を選べばいいわけでもないだろうし、実績を重視すれば当然に斤量の重い馬ばかりになってしまう。まあ、そういうことで今回の予想は簡単に行かせていただきます。
  • 私の本命◎はオナーズリターンである。一言で言って、斤量が軽い馬では最も強いと思っただけである。900万、1600万の勝ち方が抜けていたいただけにオープンでも間違いなく通用する馬のはずである。そんな馬が実績がないがために斤量が軽いのであれば狙うしかない。気性的にも素直な馬らしいので惨敗はないだろう。ただ、道悪はあまり得意でないようなので馬場が回復するかどうかが鍵となりそうだ。
  • 対抗○はロードプラチナムにする。この馬も堅実性という点ではかなりのものがある。前走の京都大賞典でもオペラオーと0.4秒差、春の大阪杯で2着と、このメンバーでは上位の実績である。それで斤量が56kgであれば、それほど重いという感じがしない。目黒記念5着のとおり、この馬も道悪が苦手なだけに明日の馬場状態が唯一の不安である。
  • 単穴▲はユーセイトップランにする。東京の長距離レースを得意としている馬ではあったが、ピークを過ぎたこの馬が先週の天皇賞で6着と意外な好走を見せた。これだけ走れるということは相当調子が良い証拠である。こんな馬を連闘でも外せるわけがない。鞍上ロバーツということもあり、かなりの確率でやってくれるのではないだろうか。
  • 4番手はマチカネキンノホシにする。トップハンデであるが、この馬の場合は斤量は関係ない。自ら走る気を出すかどうかだけである。走る気を出せば、このメンバーでも圧勝ということも十分にあり得るはずだ。意外と人気がない今回は押さえる必要があるだろう。
  • 5番手はインターフラッグにする。この馬もすでに8歳であるが、札幌日経オープンを勝つなど相変わらず堅実な走りを見せている。前走の京都大賞典も苦手の切れ味勝負で1秒差7着ならば頑張っている方だろう。この馬の調子そのものはかなり良いように感じる。とはいえ、さすがに東京コースでは決め手不足と思っていたので買う気はあまりなかったが、ちょっと馬場状態が悪いかもしれないということで考え直した。稍重より悪い時だけ買うという選択もあったが、良馬場でも時計がかかる馬場ということもあるし、万券の刺客として買うことにしてしまった。
  • 6番手はアメリカンボスにする。2500mを1度しか走っていないので何とも言えない部分もあるが、私はこの馬は長距離は合わないと思っており、それで57kgならば買えないと判断した。
  • 7番手はアドマイヤボスにする。血統を考えればここも簡単にクリアしてしまうかもしれないが、古馬相手に55kgというのはかなり厳しい数字である。私はこういう馬は買わない。
  • 8番手はジョーヤマトにする。ダイヤモンドSで2着しているだけに、東京のハンデ重賞では注意の必要な馬である。前走は天皇賞だから参考外でいい。斤量が7kg減ることで爆走する可能性も否定できない。けど、私としてはこのメンバーではさすがに相手が悪いと思っている。
  • 9番手はダイワオーシュウにする。実績を考えればこのメンバーならば勝っても不思議ない馬である。しかし、2年連続でこのレースで人気を裏切っているだけにコース適性がいまいちなのではないかと私は考えてしまう。
  • 10番手はマリアジュダムールにする。去年の2着馬がまったく同じ斤量で走れるのであれば去年と同じ結果を出しても不思議はないことになる。人気があまりにないので馬券的にはかなり面白い存在となる。でもまあ、常識的には歳を1つとったことで去年と同じ結果は無理と判断する方が妥当かな。
  • 11番手はメジロロンザンにする。菊花賞5着があるだけにかなり気になる存在ではあるが、これまでもハンデ重賞で好走はしても連対はない馬である。道悪を苦手にしていることからも今回はあまり買う気にはなれなかった。
  • 12番手はカートゥンにする。私は牝馬に2500mは無理だというこだわりがある。どんなに斤量が軽くても牝馬というだけで買わない。
  • まあ、こんなところでしょうか。
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    G2アルゼンチン共和国杯出走馬
    馬名 買い&消し
    アドマイヤボス
    (牡4・蛯名55)
    買い セントライト記念優勝。ダービー馬アドマイヤベガの全弟としてデビュー前から注目されていた馬であるが、3戦目でいきなり重賞制覇という離れ業を簡単に成し遂げてしまい、その素質の高さをまざまざと見せつけた。このとき菊花賞2着のトウホウシデンを完封しているし、前々走も後に神戸新聞杯を圧勝したフサイチソニックと僅差の勝負をしており、その実力の高さを証明している。古馬重賞初挑戦も素質の高さで簡単にクリアしてしまうかもしれない。
    消し 前走セントライト記念を勝ったといってもしょせん4歳限定戦である。古馬重賞となるとそのレベルは一気に高くなるだけにいきなり通用するかどうかは疑問である。キャリアも3戦と浅いだけにちょっとしてことが原因で惨敗ということもあるかもしれない。ハンデ55kgも4歳馬は2kg減がふつうだから古馬でいえば57kgということになる。トップハンデと0.5しか違わないというのはかなり厳しい数字と言えそうだ。
    アメリカンボス
    (牡6・江田照57)
    買い H11H12エプソムC優勝、H12中山記念2着、H12新潟大賞典2着。別定G2で連対、エプソムCを連覇するなど重賞の常連となった。前走の毎日王冠も1人気に推されているようにその実力はトップクラスである。東京コースで4勝と左回りを大得意としている。前走5着も休み明けは走らないタイプで気にする必要はない。叩かれた今回は巻き返しは必至である。
    消し まず距離実績がないのが不安がある。日経賞で5着に負けているし、1800mでの好走が目立つということはやはり距離が長いのではと思いたくなる。また、前走5着もかなり仕上がっていただけに動かなすぎたという印象も受ける。本当に1度叩かれただけで復調してくるかどうか分からない。
    ダイワオーシュウ
    (牡7・柴田善57)
    買い H9菊花賞2着H10H11オールカマー2着など。これでもクラシックで連対を果たしている馬である。しかもその時はシルクジャスティスやメジロブライトよりも先着しているのである。この馬の能力がかなり高いことの証明といえる。ここ2戦も4着と踏ん張っており大きくは負けていない。叩かれ3戦目の今回はさらに体調アップしていると思われ、巻き返しを狙っているはずだ。
    消し アルゼンチン共和国杯では2年連続で人気を裏切っている。どうもコース適性に問題があるように感じる。先行して粘りきるというタイプなので長い直線が向かないのかもしれない。それにここ2戦は4着までと多少年齢的な衰えも感じる。気性が激しいところもあるので距離が実は微妙に長いということも考えられる。こういう状況でハンデが去年と同じ57kgというのはどうなのだろうか。
    マチカネキンノホシ
    (牡5・岡部57.5)
    買い H12AJC杯優勝、H12目黒記念2着。AJC杯では鋭い切れ脚でステイゴールド以下に完勝しており、G2以上の実力は間違いない馬である。目黒記念2着も道悪で休み明けを考えればよく走っており、その能力の高さを見せている。この馬は能力は高いのであとは気持ちの問題であり、前走負けているとかはあまり関係ない。トップハンデもこの馬には関係なさそうだ。そのくらいの潜在能力を秘めている馬なのである。
    消し 前述したとおり、この馬は気持ちが乗らないと走らないタイプである。前走も前々走も自分から走るのをやめている。こういう馬の気持ちはスタートしてみないと分からないものである。そういう意味ではこの馬から買う場合には惨敗の覚悟も必要になってくる。安定度は期待できないということである。それに能力が高いと言われているが、実績はAJC杯だけである。この程度でトップハンデというのは評価されすぎという感じもしないではない。
    ユーセイトップラン
    (牡8・ロバーツ56)
    買い H10H12ダイヤモンドS優勝、H11アルゼンチン共和国杯優勝。重賞3勝はいずれも東京コースという東京巧者である。しかも全て長距離レースと距離もいい。前走の天皇賞秋で6着に入り調子の良いところを見せつけた。道悪が良かったにしろ、休み明けで得意と言えない2000mでスローペースでこの結果ならば上出来といえる。連闘でもベストといえる条件であれば勢いで突破できそうだ。
    消し 連闘はかなり気になるところだ。天皇賞という激しいレースの後だけに目に見えない疲れが残っている可能性もある。まして既に8歳という年齢からもそんなに簡単には回復しないのでは。天皇賞好走もしょせん掲示板には載れなかったわけだし、たまたま流れが合っただけかもしれない。長距離レース特有の上がりだけの競馬になった時に全盛期のような切れる脚を使えるかどうかが鍵となるだろう。
    ロードプラチナム
    (牡5・四位56)
    買い H12大阪杯2着。別定G2で連対している実績は評価できる。前走の京都大賞典もテイエムオペラオーと0.4秒差となかなかの内容であった。今回は叩かれた効果も期待できるし、ハンデ56kgも57kgの馬が何頭かいるのだから恵まれた方だろう。未勝利から準オープンまで時間はかかったが4連勝と一気に登り詰めており、その能力の高さがうかがえる。これまで掲示板を外したことはないので安定度も期待できる。東京コースも2勝しており問題はない。
    消し 今年の大阪杯はそんなに強いメンバーではなかった。別定G2というだけで高い評価はできない。今回とまったく同じ条件の目黒記念では斤量56kgで5着に負けているだけに、今回も掲示板確保が精一杯ということになるかもしれない。京都大賞典もなんだかんだでG2で5着ということだし、重賞では好走までという馬なのかもしれない。
    メジロロンザン
    (牡5・吉田53)
    買い 菊花賞5着、京都新聞杯3着、新潟記念4着など重賞でもそこそこ走っている実績を持ち、重賞挑戦は何の問題もない。去年のこのレースは準オープン連対馬のワンツーだったのだから、前走準オープン2着のこの馬にもチャンスはあるということになる。条件戦でもなかなか勝てないが、こういう馬は流れが厳しくなればなるほど好走する場合がある。重賞の厳しい流れの方が結果が良くなるということも考えられなくはない。
    消し この馬は決め手がなさすぎる。どんな時でもじわりじわりとしか伸びてこない。道悪でなければどんなレースでも掲示板を外さないのは悪いことではないが、馬券に絡めないのでは魅力がなくなる。前走もトップハンデ馬に差されているように直線の長いコースも合っていないかもしれない。G3のハンデ戦でも連対できないのだからG2ではかなり厳しいことになる。
    マリアジュダムール
    (牡7・小林淳)
    買い H11アルゼンチン共和国杯2着。去年のこのレースで連対しているのだから条件はベストといえるだろう。斤量も去年と同じならば去年と同じ結果は十分に考えられる。前走の富士Sは明らかに今回のハンデ戦に出走するための叩き台で、最初からこちらが本命だったのは見え見えである。巻き返しは十分に考えられる。
    消し 去年2着もその後の走りがあまりにひどすぎる。連対どころか掲示板すら載れないのだからどうしようもない。重賞オープンでは底を見せつつあると言えそうだ。前走も今回の叩き台にしても負け方がひどいという感じがするし、去年より1つ歳をとったことを考えれば、去年と同じ成績を期待するのは酷かもしれない。
    オナーズリターン
    (牡5・横山典54)
    買い 900万を8馬身差で圧勝、続く準オープンも2馬身差のレコード勝ち、こんな勝ち方ができる馬はかなり能力が高い馬だと思っていい。前走の札幌日経オープン3着は道悪が厳しかっただけで良馬場ならば結果が違っていたはずである。気性も素直で惨敗するタイプの馬ではないらしい。現に3着を外したのは1回だけである。そういう馬が斤量54kgというのはかなり恵まれているように感じてしまう。
    消し なんだかんだで初オープンの前走で3着に負けている。道悪だったとはいえピークが過ぎたインターフラッグあたりに負けているのはどうだろうか。まだオープンで戦えるだけの実力はないのかもしれない。まして今回は中央重賞である。ハンデ戦とはいえけっこうレベルの高いレースになると思われる。あくまで試金石の一戦という評価が妥当であり、絶対的な信頼をかけるのはどうだろうか。
    ジョーヤマト
    (牡8・菊沢51)
    買い H12ダイヤモンドS2着。東京の長距離重賞で連対を果たしている実績はそれなりに評価しなければいけない。大阪ハンブルクC3着を見ても、この馬は斤量が軽いと好走する傾向がある。長距離のハンデ戦というのはこの馬にとってはベストの条件といえる。ここ2走は凡走に終わっているが道悪が影響したのだろう。良馬場ならばもう少しやれたはずで今回のレースの参考にはならないと思われる。
    消し ダイヤモンドSで2着しているが、あの時はメンバーが弱かった。今回はG1も狙えそうな馬がけっこういることを考えても、あの時のようにうまく事が運ぶとは考えづらい。軽量なのでそれなりの走りは期待してもいいかもしれないが、連対までと考えるとさすがに厳しいという感じがする。天皇賞からの連闘でもあるので疲れが残っているということも考えられる。
    トップコマンダー
    (牡4・飯田50)
    買い 東京スポーツ杯3歳S2着。このレースの参考になるレースとなると青葉賞4着ということになりそうだ。カーネギーダイアンと0.6秒差ならばまあまあといえるか。東京スポーツ杯、いちょうSと好走していることからも東京コースとの相性はかなり良いように感じる。斤量50kgという軽量なので一発あるかもしれない。
    消し この馬実はまだ1勝しかしていない。しかも連対も3歳時に経験しただけで、4歳になってからは青葉賞4着が最高という頼りない実績しか持っていない。ここ2戦も長距離を走っているけど10着9着といいところがない。どうしても底を見せつつあるかなという感じがしてしまう。いくら斤量が軽いと言ってもこの程度の実績ではさすがに厳しいと思えてしまう。
    サンデーセイラ
    (牡8・菅谷53)
    買い H11七夕賞優勝。この時はマイペースで逃げてのものだった。今回はなんでかんで逃げる馬がいないので、この馬がペースを引っ張るということになりそうだ。人気にならないだろうからやや速い平均ペースくらいで逃げれば誰も追ってこないと思われる。うまく息を抜いて脚を貯めればまんと逃げ切るということもないとは言えない。斤量も53kgならば少しは期待していいのでは。
    消し 実績は七夕賞だけである。それほどメンバーが揃っていなかったところでのハナ差の勝利ということ、この時のハンデも53kgだったこと、さらに歳をとったことを考えれば、ハンデ戦とはいえG2で通用するとは考えづらい。逃げる展開になったとしても直線の長い東京コースでは逃げ切ることはかなり難しい。
    カートゥン
    (牝6・勝浦51)
    買い 吾妻小富士賞2着。休み明けでいきなりオープンに挑戦し2着したのはかなり凄い。その後も重賞のクイーンSでは負けたものの、自己条件の準オープン戦は完勝した。前走も準オープンで3着と好調を維持している。去年が準オープンを好走した軽量馬のワンツーだったことを考えれば、斤量51kgならば十分勝ち負けだろう。2500mで勝っている実績もあるし、けっこう面白い存在である。
    消し クイーンSで8着に負けていることからも重賞ではちょっと足りない馬かもしれない。まして今回は牡馬混合レースだし、牝馬には厳しい長距離レースである。前走も勝馬からは大きく離されて負けているし多少調子落ちかもしれない。左回りも未経験だし、長い直線もどうだろうか。
    サンデーカイザー
    (牡8・角田54)
    買い H10メトロポリタンS優勝など。全盛期はオープン3連勝となかなかの活躍を見せた。すべて長距離レースだったし、東京コース勝ちもある。今回の条件はこの馬にとってはベストに近いだろう。中京2500mをレコードで勝った実績もあるし、基礎能力はかなり高い馬である。前走障害とはいえ勝っているので調子も良さそうだ。斤量54kgなら一発あっても不思議はない。
    消し 平場レースでは2年以上勝っていない。ふつうに考えれば3連勝した時がピークだったということになる。しかもその3連勝はすべてオープン特別で重賞を勝っているわけではない。重賞となると中京記念4着が最高となる。ハンデ戦とはいえ中央のG2で復活するというのは厳しいのではないだろうか。
    カサノバダンディ
    (牡4・北村48)
    買い 東京コースは3戦して1-1-1-0とまあまあ得意としている。さすがトニービン産駒というところか。2500mは初めての距離となるがこれがプラスとなれば面白い。斤量48kgとほぼ10kgのハンデをもらっただけに軽量を生かしての好走に期待したい。
    消し 前走900万で3着、前々走はセントライト記念を12着と連対すら果たしていない。いきなりの重賞挑戦は無謀すぎる。しかもローカルならともかくG1でも好走したことがある馬が出てくる中央重賞ではなおさら厳しい。長距離も走らせてみなければ分からないし、斤量が軽いだけでは買いづらい。
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