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G3ダービー卿CTの反省

G3ダービー卿CTの結果
1 7-13フサイチエアデール 武豊 1.33.0---34.4 440kg+6 3人気
2 6-11シンコウエドワード 田中勝 1.33.0クビ34.2 458kg+2 8人気
3 4-07タイキブライドル 岡部 1.33.1クビ34.6 482kg-12 1人気
単勝550円 枠連1160円
複勝200円 370円 150円 馬連4700円
ワイド1670円 550円 1090円
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G3ダービー卿CTの感想
  • 勝ったのはフサイチエアデールであった。まさかこの馬が勝つとは思わなかった。休み明けで斤量56kgで走られたら何も言えない。この条件で勝つのだから相当の実力馬である。桜花賞2着以後はエリザベス女王杯2着はあったものの、牝馬限定戦でそんなにパッとしなかったことを考えると、この馬はマイルが合っているということなのだと思う。ちょっと考え方が甘すぎた。ただ、今回のメンバーが弱すぎたということも言えるかもしれない。さらに上のレベルでも通用するかどうかは現時点では何とも言えない。それにしてもG3での武豊の東上は要注意である。勝てる目算があるから来るということをもっと認識した方が良かったかもしれない。
  • 2着はシンコウエドワードであった。NHKマイルC2着の実績があるのだから、結果的には何の不思議もない好走ではあるが、それにしてもNHKマイルC以後のオープン戦ではいいところなく終わっていただけに、狙いづらい馬であったことは確かである。 今回の好走は潜在能力は高いことを証明するものだと言え、今後に繋がるレースだったといえる。ただ、一発タイプということも考えるだけにどこまで信用できるかは分からない。次に注目したい。
  • 3着はタイキブライドルだった。上位2頭と差のない3着ということで、この馬の実力は十分にアピールできている。しかし、重賞だとどうしてもパンチ不足というかもう一つ勝ちきれない。安定した成績を残しているだけに、もったいないという感じがする。こういう馬は常に好走で終わってしまうものなのだろうか。
  • 4着はアンブラスモアであった。マイル戦だったこともあり、いつもの逃げではなく好位からの競馬となった。これではこの馬の本当の良さが出てこない。毎日王冠や天皇賞でも好走している逸材だけに、なんとか4着は確保したが、これが限界だろう。よく走っているとは思う。
  • 5着はシンコウスプレンダであった。ペースが意外と遅かったこともあり、後方からの競馬ではとても届かない。それに、荒れた馬場はあまり得意でないようである。とはいえ、今回の条件で5着というのは負けすぎのような気がする。7歳馬ということもあり多少ピークが過ぎてしまったのかもしれない。
  • タイキトレジャーは7着であった。直線で狭くなる場面があっただけに可哀想ではあったが、どっちにしろ勝ち負けは厳しかっただろう。ただ、今後に期待を持てる内容だったとは思うので、さらに経験を積めばいづれは上位に顔を出してくるのではないだろうか。
  • ダイワカーリアンは8着であった。馬体重+12kgを見た時点で諦めた。明らかに本調子でなかった。安田記念を目標にじっくり調整するつもりなのだろう。
  • チェックメイトは10着であった。4角で不利があったのが痛かった。上がりの勝負だっただけにあそこで躓いては話にならない。やむ得ない負けだろう。ただ、不利がなくてもあの位置から届いたかと言われれば、かなり疑問である。上がりの勝負であればもっと早めに仕掛けられる器用さがほしいところだ。不器用だから不利を受けるということも考えられる。
  • オースミブライトは11着であった。蛯名騎手が1800〜2000mの方がいいと言っているだから、そうなのだろう。確かに実績も2000mに集中している。
  • まあ、こんなもんですかねぇ。
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    参考
    G3ダービー卿CTの予想
    結論
      ◎チェックメイト
      ○タイキブライドル
      ▲シンコウスプレンダ
      △ダイワカーリアン
      △オースミブライト

     買い目(馬番連勝複式)
      BOX 2-3-7-9-12(各600円)

    にへい君の見解
  • 今週は年度末で仕事が忙しくあまり深く考えている時間がありませんでした。予想も簡単に行かせていただきます。ご了承ください。
  • 私の本命◎はチェックメイトである。東京新聞杯の走りは非常に価値のあるものだった。上位陣のほとんどが前残りだった中で、唯一後方から追い込んでの2着である。こんな走りは相当な実力がなければできない芸当である。さらに振り返ってもマイルCS7着という実績もあり、G3レベルならばいつでも勝てるだけの存在だろう。前走8着は距離が長かったのと、追い込みがきかない中京コースが原因だと思う。今回の中山マイル戦ならば、直線に坂があることからもこの馬の持ち味を生かすに絶好の条件のはずである。多少不器用な感じもするだけに東京のようなコースの方がいいのかもしれないが、なんとかこなしてくれると信じている。ペースが遅くなるということもないだろうし展開も向くのではないか。ただ、まだ絶対的な信頼を置けるほどの実績がないのも確かである。この馬と心中する気にはとてもなれない。
  • 対抗○はタイキブライドルにする。安定度ならばこの馬が1番かもしれない。マイル戦は6戦2勝2着3回唯一の着外も安田記念7着であり、ベストの距離といえる。去年のこのレースの2着馬であるのも安心できる。前走も初めての1200m戦だったのに横綱相撲といえる内容で完勝しており勢いも十分である。これといった欠点が見当たらないというのが正直なところである。ただ、安定した実績の反面、なんというか爆発力というかぱんち力みたいなのに欠けるイメージがある。好走も3着ということもありそうな気がしてしまう。それに前走休み明けで1200mを完勝した反動もちょっと気になる。ちょっと行きたがるとか弊害が出なければいいが。
  • 単穴▲はシンコウスプレンダにする。一昨年の京成杯AHを勝ち、続くマイルCSでも5着に好走した実力馬である。京成杯AHはハンデに恵まれたものの、鋭い切れ味を後続をあっと言う間に突き放した凄い内容であった。そしてマイルCSで掲示板を確保したことで斤量に関係ない実力を持っていることをアピールした。ただ、その後も脚部不安に悩まされなかなか競馬を使えない日々が続いた。それでも去年のダービ卿CTで3着するなどその実力の片鱗を見せる走りは必ずしている。前走も休み明けだったにもかかわず2着しており、その潜在能力を見せている。今回は得意のマイル戦となれば当然勝ち負けとなるであろう。去年も同じようなローテーションで3着に終わっているのが気になるが、今回はペースが速いだろうからこの馬の切れ味をフルに発揮することができるのではないだろうか。脚元に不安のある馬だけに体調の判断が難しいだけに、あまり大きな期待もできないが、体調万全ならば圧勝もあり得るはずだ。
  • 4番手はダイワカーリアンにする。東京新聞杯で念願の重賞制覇を成し遂げた。ロードアヘッドが飛ばし離れた2番手追走と絶好の展開であったのが勝因だと思われるだけに、マークが厳しくなる今回はかなり苦戦を強いられるのは仕方がない。でも、クリスマスS、ニューイヤーSと厳しい流れで2着に残っているように、競られてもなかなかばてないしぶとさを持っている。時計的にも楽な流れでなければ走れないタイプとは思われないだけに、今回も注意は必要だと私は判断した。潰されたら潰されたで仕方ないだろう。
  • 5番手はオースミブライトにする。皐月賞2着、ダービー4着、神戸新聞杯優勝、京成杯優勝と、去年のクラシック戦線の3強に次ぐ4番手の馬という評価でいいだろう。これだけの実績を持っていれば、古馬G3くらいならば楽勝という考え方は十分にできる。しかし、勝ち星が2000mに集中していること、休み明けであること、古馬戦での実績がないことなどを考えれば、ここで好走する確率はそんなに高くないかもしれない。でもまあ、気性的にマイルの方が合っているともいえるし、騎手も蛯名騎手だからなあ。意外と人気がないし押さえは必要だろう。
  • 6番手はタイキトレジャーにする。クリスタルC3着、NZT4歳S3着と重賞でなかなかの好走を見せており、NHKマイルCではシンボリインディに邪魔されながら8着に踏ん張っている。結果はともかく内容的には素質の片鱗を見せているだけに今回のメンバーならば連対ならばあっても不思議はない。前走準オープンを勝っており勢いも感じられる。しかし、オープンで1度も連対を果たしていないように、まだまだ実力があるのかどうか判断するのは難しい。去年のNHKマイルCはそんなにレベルが高くなかったことや、準オープンで足踏みしたことを考えれば、そんなに強い馬ではないと私は思う。藤沢厩舎の馬だし血統もいいだけに気にはなるが今回は見送ることにした。
  • 7番手はサンライズアトラスにする。京成杯を勝っている実績は評価しなければいけない。中山マイルの重賞を勝っているのだから当然である。時計も1.32.8と中山にしてはかなりいい時計である。能力的に足りないということはないだろう。人気がないことも考えればできれば狙いたい馬である。でも、去年の夏の休み明けの走りがいまいちだったこと、今回の斤量は57kgであることを考えるとさすがに今回は厳しいかなというのが私の結論である。
  • 8番手はリワードニンファにする。関屋記念で日本レコードを叩きだした走りは凄かった。ブラックホークに2馬身差つけるという圧勝だっただけにその価値は高い。こういう走りはまぐれではできないだろうから、能力が高いことは間違いないとは思う。しかし、関屋記念後の走りがいまいちだっただけに、ずば抜けて強い存在ではないと言えそうだ。いろんな条件が重なって実力を出し切れる状態になった時に爆発するタイプだと思う。となれば、今回は休み明けだし、時計のかかる馬場も疑問である。牡馬混合戦であることも考えると、今回は見送った方がいいかもしれないと私は思った。予想以上に人気がないのが気になるが、私も消しの判断をしたい。
  • 9番手はシンコウエドワードにする。4歳時にNHKマイルCで休み明けにもかかわらずエルコンドルパサーの2着という凄い走りを見せている。これだけで能力が高いと判断しても決しておかしいことではない。しかし、その後の走りがいまいちである。準オープンは簡単に勝っているので、オープン特別レベルの実力があるのは間違いないとは思うが、重賞となると実力がもう一つなのではないかというのが私の判断である。それならなぜNHKマイルCで2着できたのかと言われれば、稍重だったからということになるのかなあ。
  • 10番手はキングオブダイヤにする。東京新聞杯5着、東風S3着とマイル戦だと安定した力を見せている。やはり現状ではマイルが合っているようである。今回もマイル戦だし、徐々に調子を上げてきているだけにそろそろ復活を期待してもいいかもしれない。でも、前走はヒコーキグモが勝ってしまったようにそんなにレベルの高いレースだったとは思えない。それで3着では重賞では狙えない。それが私の結論である。
  • 11番手はエイシンルバーンにする。3歳時にアイビーSを勝ち、4歳時にカシオペヤSでアドマイヤカイザーに勝ったという実績を持っている馬である。このメンバー構成ならば通用しても不思議のない実績だと思う。前走の東風Sでも4着となかなかの走りをした。馬体重が絞れてきて徐々に良くなっているようなので、同じ中山マイル戦であればチャンスはありそうだ。しかし、前述したとおり東風Sはそんなにレベルが高かったと思えない。中1週でそんなに大きく変わるとも思えないし、ここでは苦戦となるのではないだろうか。
  • 12番手はフサイチエアデールにする。去年の牝馬クラシック戦線を湧かした馬である。4歳馬ながらエリザベス女王杯で2着に入ったのは立派だった。古馬になっての成長、G3というレベル、騎手武豊ということを考えれば、ここで好走しても不思議はないという考え方は十分にできる。しかし、私は古馬初挑戦の牝馬、しかも休み明け、さらに斤量56kgということを考えれば、好走できる確率の方が低いと思っている。エリザベス女王杯で2着はしたものの、それ以外のレースでは意外とだらしないところを見せているだけに、そんなに抜けて強い馬とは思えない。
  • 13番手はアンブラスモアにする。小倉記念レコード勝ち、毎日王冠3着、天皇賞秋6着というなかなかの実績を持つ。このメンバーならば楽勝という考え方もできるし、もし勝ってしまうようなことがあれば実力が違ったの一言で片付けられる。しかし、私はこの馬の勝ちパターンは、息の入らないペースで逃げだと思っている。つまり他の馬を楽させないことにより後続を寄せ付けないのである。こういうタイプは主に1800m〜2000mのレースでこそ生きるものである。マイル戦だともともとスピードのある流れなので、息を抜くレベルが違いすぎる。このような展開ではこの馬の持ち味を生かすことはできないと私は判断する。前走中京記念で3着に負けていることからも昨秋の調子には戻ってきていないのではないかという思いもある。ちょっと評価が低すぎるとは思うが、マイル戦では好走できないというのが私の結論である。
  • 14番手はサクラナミキオーにする。重賞オープンでは1度も連対を果たしていない。芝マイルもクリスマスS6着という1度の経験しかない。勝つ時はほとんどマイペースの逃げなので、先行力のある馬が数頭いるメンバー構成もちょっとつらい。能力がまったく足りないとは思わないが、やはり苦戦と判断すべきだろう。
  • 15番手はヘイアンウインザーにする。4歳時に菜の花Sでトキオパーフェクトの2着という実績がある。芝のマイル戦はこれだけである。まあそういう意味では芝のマイルで好走しても不思議はないとも言えるが、最近はダートの短距離を多く使っているし、古馬になってからは重賞初挑戦である。常識的には厳しい戦いになるだろう。
  • だいたいこんなところです。
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