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G3函館記念の反省

G3函館記念の結果
1 7-13クラフトマンシップ 勝浦 2.02.7---35.9 416kg0 14人気
2 6-12オースミタイカン 小林徹 2.02.83/436.3 444kg-2 7人気
3 8-15エアギャングスター 四位 2.02.91/237.1 430kg0 2人気
単勝4710円 枠連7760円
複勝1250円 480円 180円 馬連30130円
ワイド6950円 4050円 1180円
予想と見解
G3函館記念の感想
  • やっぱり出ました万馬券。そう思って上位人気をことごとく消したのに、私の選択した馬は揃って2桁着順という最悪の結果。どうもうまくいかないなあ。私の予想はまだまだ甘いということなんだろうけど。
  • 勝ったのはクラフトマンシップであった。この馬は軽量だと走りが一変するので、私も注目はしていたが、まさか直線の短い函館であんな脚を使うとは思わなかった。ハンデ戦というのは本当に分からないものである。でも、今後は斤量を背負わされるだけに、どのレースでも厳しい戦いになりそうだ。
  • 2着はオースミタイカンであった。函館巧者ということで穴人気になっていたが、900万を勝ったばかりの実績で、重賞2着とは恐れ入った。夏競馬は勢いが大切なのだということを改めて思い知った。
  • 3着はエアギャングスターだった。早めに仕掛けるという勝ちにいくレースをして軽量馬に交わされるという内容ならば合格点をあげられる。このレベルのレースであればいつ勝ってもおかしくないという評価をあげてもいいだろう。あとは、さらに強いところでどうかと、もっと上がりが速くなった時に対応できるかだろう。でもまあ、超良血が徐々にであるが、真価を発揮しようとしている感じがする。
  • 4着はサクラナミキオーであった。なんというか、決め手が甘すぎる。手ごろなメンバーだと思えただけに、もう少し走ってほしかった。馬場が悪かったのが影響したみたいだが、私としては印象はかなり悪くなった。
  • 5着はブリリアントロードであった。勝つか惨敗かという馬なので意外にも中途半端な着順だったという気もするが、それでもトップハンデを考えればよく走っているといえるだろう。やはりこのレベルのレースでは注意の必要な馬である。
  • アドマイヤコジーンは6着であった。朝日杯を勝った程度の実績だけでは、古馬重賞の裏付けにはならないということがはっきりと分かったと思う。3歳戦と古馬戦というのはそれくらいレベルが違うものなのである。これは能力というよりはメンタルな部分の方が大きいのかもしれない。この馬も能力はあるのだから、慣れてくればいつかは復活ということになるとは思うが、しばらくは様子を見た方がいいかもしれない。
  • ダイワカーリアンは8着であった。これは明らかに距離でしょう。この馬はスピード任せの流れの方がいいのだと思う。
  • ミヤギロドリゴは11着であった。まあ、終わってみれば実力がなかったということでしょう。ただ、こういう馬はいつ今回のクラフトマンシップのように爆走するか分からない。ハンデ戦では注意はしていた方がいいと思う。
  • グレートサクセスは12着であった。馬体が戻ってなかったのが大きかったようだが、距離も長かったかもしれない。今回の走りを見る限りではまだ復調しきれてなかったようだ。
  • ロードサクセサーは14着であった。今回の負け方を見る限りでは休み明けがダメのようである。私の認識が甘かったようだ。
  • メジロロンザンは16着であった。道悪が全くダメのようである。にしても負けすぎと言う感じもする。こういう馬は掴みどころがなく、本当に判断が難しい。
  • まあ、こんなもんですかねぇ。
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    参考
    G3函館記念の予想
    結論
      ◎グレートサクセス
      ○サクラナミキオー
      ▲ミヤギロドリゴ
      △メジロロンザン
      △ロードサクセサー

     買い目(馬番連勝複式)
      1-5-6-8-10のBOX(600円)

    にへい君の見解
  • 荒れるハンデ戦で有名なこのレース。3年連続で万馬券になっているのだから凄いものである。今回もメンバーを見るとかなりあやしい感じがする。少なくても私はそう思っている。今回の私の予想は、やけになっているつもりはないが、人気どころをことごとく消している。そのくらい人気どころは信用できない。そういうことで、今回は「消した人気馬」から紹介したいと思う。
  • まずはダイワカーリアンである。前走のUHB杯を完勝し、その実力を見せつけた。今回も同じようなメンバーならば当然勝ち負けだと考えるのは、まあ普通と言えば普通かもしれない。しかし、この馬は2000mの実績がない。マイルでかなり強い走りを見せていたことを考えると、私は典型的なマイラーだと思っている。前走は平坦の1800mだからぎりぎり持っただけだと思う。いくら平坦コースでも2000mは長いと私は思う。ましては、ハンデ56.5kgも背負わされては、ラストの直線で失速するのが目に見える。私はこの馬はないと見た。
  • 次はブリリアントロードである。新潟記念、新潟大賞典を勝っているのを始め、平坦コースでの実績が目立つ。京都大賞典で4着した実績も考えれば、ここでは実力が違うという考え方もできる。つまりはトップハンデは当然ということである。しかし、この馬は去年の函館記念で11着に惨敗しているように、時々理解に苦しむ走りをする。というか、人気が極端に落ちた時しか好走していないように感じる。ただでさえトップハンデというのは、馬券に絡みづらいというのに、こんな不安定な馬がトップハンデだとどうも買う気になれない。レース間隔も開いているし、ここは思いきって消してみた。
  • さらにエアギャングスターである。この馬はダンスインザダーク、ダンスパートナーの全弟という血統背景からも、とんでもない能力の馬である可能性があり、もちろんこのレースで圧勝しても何の不思議もない馬である。しかし、重賞で好走した実績がないのも事実であるし、前走は1800mでダイワカーリアンに負けている。私はこの馬がそんなに抜けた実力を持っているとは現時点では思えないのである。斤量55kgもサクラナミキオーあたりと同じというのはちょっと背負わされたという感じがする。私は人気になりすぎだと思っている。
  • 最後にアドマイヤコジーンである。朝日杯3歳Sを強い勝ち方をしているだけに、さすがにこの馬ならば連は外さないかなあ、とも思った。しかし、前走4着に負けているのは事実である。長期休み明けだったことを考えれば、よく頑張ったとは思うが、問題はどれだけ上積みがあるかである。1年以上の休み明けだと1戦だけだとそんなに変わらないものである。まして前回よりも相手が強くなっている。しかもハンデ戦である。前走より1kg減ったとはいえ、古馬実績はほとんどないことを考えれば、56kgが恵まれたとはとても言えない。私としては背負わされた印象を受ける。絶対能力の違いを見せられそうで、さすがにこの馬まで消すのはどうかとも思ったが、こんな時は中途半端なことはしていられない。思いきって消すという判断をした。
  • ここまで消してしまうとほとんど有力な馬が消えてしまう。残った馬もそんなに信用できない馬ばかりである。でも上記の馬と大きく違うのは何と言っても配当の高さである。自信があるわけではないが、私としては次の5頭を選択してみた。
  • 私の本命◎はグレートサクセスである。この馬の魅力は何といっても、ヘクタープロテクター、シャンハイと言った世界的名馬の弟であるという超良血だということである。能力はたぶんかなりのものなのである。もちろん血統だけで私がこれだけの評価をするはずがない。私が評価したのは中山記念で5着したという実績である。このレース別定G2で斤量57kgを背負っていた。しかもハイペースで後方からの馬が有利の展開だったのに、好位にいたこの馬が5着に粘ったのである。あの走りはまぐれではない。私は実力のある馬だと素直に思った。その馬が斤量52kgで走れるのである。距離2000mというのがちょっと長い感じもするが、斤量57kgで1800mを走れる馬が、斤量52kgならば2000mでも何とかするだろう。まあ、中山記念5着以外は大した実績もないので、あまり大きなことも言えないが、私はかなり面白い馬だと思っている。
  • 対抗○はサクラナミキオーにする。エイプリルSを勝って、オープンでも戦えることを証明している。前走も七夕賞で3着と踏ん張った。ローカル重賞であればいつでも勝てるくらいの実力はすでに身につけている。さらに、岡部騎手がだいたいこの馬を手に入れつつあるのが最も恐い。好位から競馬ができるというのも安定度があって信用できる。なのに、斤量55kgは明らかに恵まれたと私は思う。ここはかなりのチャンスだと私は思う。ただ、この馬はどうも決め手に欠けるところがある。前走も準オープン馬2頭に敗れているように、どうしても勝ちきれないところがある。今回もこういう勝負弱さを出しそうな気もする。
  • 単穴▲はミヤギロドリゴにする。前々走と3走前と準オープンを連勝した。明らかに準オープンでは力が違ったということだと思う。前走は初めての重賞で不良馬場ではどうしようもない。度外視ということでいいのではないか。この馬の魅力は何といっても一気のまくりである。3角あたりから仕掛け直線入り口で先頭を射程圏に入れるという豪快な走りをする。東京の長い直線の方が合っているようにも思えるが、こういう馬は意外と直線が短い方が好走するものである。斤量53kgだし、人気もないだけに、当然一発狙ってくるはずである。でもまあ、オープン実績がないのもまた事実なので、重賞の壁に手も足も出ないということも十分に考えられる。
  • 4番手はメジロロンザンにする。前走900万を勝ったばかりであるが、もともと京都新聞杯3着、菊花賞5着の実績を持っている馬である。ローカル重賞ならば十分に力は足りるはずである。前々走だって愛知杯で4着している。この馬はスタミナはあるが、切れ味がいまいちのところがある。でも、函館コースならば意外と上がりがかかるので、この馬には合っていそうな気がする。スタミナ勝負になればこの馬の得意とするところだし、上がりはかかればかかるほどいいはずだ。斤量53kgならばチャンスは十分である。でもまあ、準オープンでも勝てなかったりした馬だし、重賞では好走で終わってしまうケースが多すぎる。好走はするが連対はできないというタイプかもしれない。
  • 5番手はロードサクセサーにする。まだ重賞は勝っていないが、小倉大賞典でジョービッグバンとハナ差の勝負をした実績があるし、中山記念では2人気に推されたこともある。このメンバーでは実績上位ともいえる。それなのにこれだけ人気がないのにはびっくりである。斤量56kgも恵まれたとは言えないが、背負わされたわけでもないだろう。確かに休み明けというのが非常に気になるところであるが、それなりの実績を持っているのだから、いきなり走っても何の不思議もないはずだ。人気がないのであれば押さえてみたくなる。
  • 6番手はクラフトマンシップにする。メトロポリタンS2着があり、オープン実績を持っている。この馬は馬体が小さいので、どうしても斤量負けしてしまう。なので、オープンのハンデ戦の方が意外と結果を出すのである。私は前走の七夕賞でも注目していたので今回もちょっと気になった。でも、良績は東京コースに集中しているので、たぶん直線の短いコースは合っていないと判断した。
  • 7番手はレガシーハンターにする。非常に安定した成績を残しているだけに、こういうハンデ戦では恐い存在である。でも、距離2000mを1度も経験していないのは大きなマイナスである。ここ2戦1800mで好走しているが、それでも3着である。距離がさらに延びることを考えると、さらに着順を上げるのは無理だと判断した。
  • 8番手はセンターフレッシュにする。この馬も2000m以上での実績がほとんどない。4歳時に1勝しているが、ダービーは惨敗しているし、900万の2000mも惨敗した。これらの実績を見る限りでは、1600mがベストで1800mが守備範囲と思えてならない。古馬重賞の実績もないし、斤量55kgではちょっと厳しいと判断した。
  • 9番手はオースミタイカンにする。函館で4勝と函館を得意としている馬である。こういう馬がけっこうローカル重賞では恐いものである。しかし、900万をやっと勝ち上がったというレベルの馬である。斤量52kgでも背負わされたという感じがしてしまう。私はまだ実力不足だと思う。
  • 10番手はドラゴンマンボにする。巴賞2着という実績があるのだから函館2000mであればチャンスはないとはいえない。でも、その時は少頭数だったのが幸いしたとどうしても思ってしまう。次のUHB杯では5着に負けているし、斤量53kgは魅力ではあるが、私にはあまり強さが伝わってこない。
  • 11番手はエリモセントラルにする。正直どんな馬かさっぱり分からない。でも、準オープンでも好走が精一杯という内容では重賞ではとても戦えないのではないだろうか。斤量49kgは確かに魅力だが、いくら軽ハンデでも勢いがないと好走しないものである。前走9着に負けているようではちょっと魅力がない。
  • 12番手はインターフラッグにする。昔は3000m以上のレースでかなり活躍していた馬である。でも去年あたりから年齢のせいか成績がいまいちとなってきた。明らかにピークは過ぎていると思われる。距離2000mもこの馬にはちょっと短い。斤量55kgでは一発も考えづらい。
  • だいたいこんなところでしょうか。
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