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G1阪神3歳牝馬Sの反省

G1阪神3歳牝馬Sの結果
1 5-09テイエムオーシャン 本田 1.34.6---35.5 438kg0 1人気
2 3-06ダイワルージュ 北村 1.34.9235.4 478kg-12 6人気
3 2-04リワードアンセル 後藤 1.35.01/235.4 422kg+4 7人気
単勝430円 枠連2420円
複勝180円 430円 390円 馬連3140円
ワイド1390円 1430円 2190円
予想と見解 好材料と不安材料
G1阪神3歳牝馬Sの感想
  • 時間の都合上簡単にさせていただいております。
  • いやあ、めずらしく的中しちゃいました。しかも31.4倍というなかなかの配当を◎-○ゲットだから我ながらびっくりしています。でも、こういう時に限って無難に5頭BOXなのだから間が悪いというか勝負弱い。かといって、3歳牝馬で流しというのはちょっと無理だし、4頭BOXならできなくはなかったけど、まあ結果論だからなあ。今回は的中だけで良しとしよう。
  • それにしてもテイエムオーシャンは強かった。前半掛かっているのを見た時には私は終わったと思いましたもん。3角では先頭に並んでいるし、これでは直線は失速するだけだと普通は思うでしょう。それが直線ではまったく失速せず、終わってみれば2馬身差の圧勝では、あまりの強さに言葉がないとはこのこと。掛かる気性が今後の課題となると思うが、今回のメンバーでは明らかに役者が違ったと思う。現時点では桜花賞最有力候補であることは間違いない。
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    参考
    G1阪神3歳牝馬Sの予想
    結論   ◎テイエムオーシャン
      ○ダイワルージュ
      ▲タシロスプリング
      △リワードアンセル
      △リキセレナード
     買い目(馬番連勝複式)
      BOX 4-6-9-13-14(各600円)
    にへい君の見解
  • 3歳戦はどの馬もキャリアが浅いのでその馬の個性を掴むことすら難しい。たぶんこうだろう、こうではないか、という憶測に頼っての予想にどうしてもなってしまう。とはいえ、やはり信用できるのはこれまでの実績である。たとえ人気サイドだとしてもそういう馬を買うのが私のスタイルである。まあ、これでいつも負けているのだから自信があるわけではないが、実績のある馬を消して負ける方が悔いが残るというものである。
  • 私の本命◎はテイエムオーシャンである。こういうマイルG1でポイントとなるのはスタミナである。マイルという距離はレベルの低いレースだとスピードだけでも何とかなるが、G1ともなるとスピードだけではとても戦えない。そういう意味ではマイル以上の距離を経験していない馬に◎を打つことは私にはとてもできない。マイル以上を経験している馬で最も強いレースを経験しているのはこの馬だという判断を私はした。つまりは札幌3歳Sで牡馬を相手に3着に踏ん張っている実績は今回のメンバーでは最も評価すべきものだという判断をしたわけである。何せ2着だったタガノテイオーが東京スポーツ杯で完勝している事実があるのだから当然のことだと私は思っている。札幌3歳Sでは逃げているが、たまたま押し出されただけだし、だから負けてしまったということもいえるだろう。今回は好位から追走する形になるだろうし、その方がこの馬の実力を発揮できると思う。このメンバー構成であれば、結果として負けたとしても、この馬を◎にするのは当然のことだと私は思っている。ただ、何が起きるか分からないのが3歳牝馬である。どんな強い競馬をしていても突然気まぐれを起こすことはよくあることである。少し間隔が開いたのも気になるし、ちょっと軸にする勇気はなかった。
  • 対抗○はダイワルージュにする。新馬戦、新潟3歳Sを連勝し、今世代のトップレベルの馬であることを早々と証明し、このレースに備えた。この2戦のレースぶりがあまりに余裕があったので、まだまだ伸びそうな雰囲気はたっぷりである。血統もサンデーサイレンス×スカーレットブーケで、全兄がスリリングサンデーという超良血なのも魅力の一要素である。マイルを経験していないこと、3ヶ月の休み明けであることなど不安な材料が多いのも確かではあるが、重賞を勝っているという実績を私は重視した。
  • 単穴▲はタシロスプリングにする。ファンタジーSを快勝しており勢いは1番だと私は思っている。今回は有力馬が休み明けというのが多いだけに本当に実力を出し切れるか分からない。その点、この馬は重賞を勝ち中3週というローテションで出走してくるのだから自分の実力はしっかり出してくるはずだ。気性的な問題もないので折り合いに心配はないし、マイルも大丈夫だろうと私は見ている。とにかく最も安定度を期待していいと思う。そういうことでこの評価にした。ただ、すでに9戦を消化しているのであまり上積みは期待できないし、ファンタジーSそのものレベルもどうかという不安は持っている。休み明けの有力馬に実力負けする可能性はけっこう高いかもしれない。
  • 4番手はリワードアンセルにする。デビュー戦で1200mを1.09.2というとんでもないタイムで走っており、潜在能力はかなり高い馬であると思われる。新潟3歳Sはダイワルージュに屈したが、内で揉まれたこと、時計が掛かる馬場だったことなど、やむ得ない状況もあった。気性は大人しいので折り合いに問題はなく、マイルはたぶんこなせると私は思っている。それより何より開幕週のスピード馬場であることがこの馬にとっては大きなプラスだろう。レコードを出したスピードを思う存分に発揮してもらいたい。ただ、新潟3歳で負けたのは事実で、底を見せてしまった感は否めないし、馬体が小さいだけに長距離輸送も心配ではある。ちょっと当てにできないかなあという気持ちも正直ある。
  • 5番手はリキセレナードにする。この馬は小倉3歳Sを強い内容で勝っている。しかも、この時は京王杯を勝ったテイエムサウスポーに完勝しているのだから高く評価しなければいけない。確かに道悪だったからと言われればそうかもしれないが、それでも後の重賞ウイナーを軽くあしらったことは事実である。気性も素直な馬なのでマイルでも折り合えるだろう。私はけっこうこの馬に期待している。ただ、持ち時計がないこと、休み明けであることなど、不安の要素も多いだけに惨敗という結果になってもそれはそれで納得できる。
  • 6番手はグレイトサンライスにする。1800mの新馬戦を勝っておりスタミナは証明しているし、このとき上がり34秒台を出しているのでスピードもありそうだ。1戦1勝なので走らせてみないと分からないが、大物である可能性はけっこうあると思う。ただ、実績重視の私としてはやっぱこういう馬は買いづらい。
  • 7番手はネームヴァリューにする。素質が高いという評判なのでたぶんそうなのかもしれない。このレースを完勝してクラシックの有力候補になるのかもしれない。しかし、実績はあくまでオープン特別を勝っただけの馬である。しかもそんなにレベルが高かったとは思えないコスモス賞である。それであれば私は重賞好走馬を選択する。この馬にやられたら素直に負けを認めよう。
  • 8番手はタカラサイレンスにする。前走の赤松賞で後方から鋭い末脚で完勝したという内容はそれなりに評価すべきだとは思う。マイル戦だったことを考えても当然である。しかし、私としてはどうもタイムが気に入らない。あのタイムであれば展開に恵まれた、あるいは相手に恵まれたという評価が妥当ではないだろうか。ローテも厳しいし大外枠も厳しい。武豊というのが気にはなるが、私はそんなに強い馬ではないと見た。
  • 9番手はハクバノテンシにする。ファンタジーSは1人気で4着に敗れた。馬体重が大幅に減っていたのでその影響かもしれない。馬体が回復すれば巻き返しは十分可能かもしれない。それに前走1人気で負けた馬が次で人気を落としリベンジをはかるというのはよくあることだ。前走だけで力不足と判断するのは問題なのかもしれない。でも、私にはなんとなく実力不足というように感じたので今回は消しという判断をした。
  • 10番手はトウカイロゼットにする。まだ1勝馬であるが、2着は3回とかなり安定度の高い馬である。先行して粘るのを信条としているだけにG1でも2着ということは十分に考えられる。しかし、やはりG1で2着するくらいならば500万では簡単に勝ってほしいところである。私は実力不足だと判断してみた。
  • 11番手はスターリーロマンスにする。何と言ってもフジキセキの全妹である。とんでもない実力の持ち主かもしれない。まだ無敗なのだから走らせてみたら凄かったということはあっても不思議はない。でも、順番をつければやっぱそんなに上には持っていけない。
  • まあ、こんなところでしょうか。
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    G1阪神3歳牝馬S出走馬
    馬名 買い&消し
    オイスターチケット
    (牝3・石崎53)
    買い すずらんS優勝。逃げてしぶといタイプのようだ。前走のファンタジーSも掛かった割には3着に踏ん張っているし、徐々に実力をつけているように感じる。こういうしぶとい馬はスタミナがありそうだから距離延長もプラスと考えていいかもしれない。ハイペースを先行してそのまま粘りきるというシーンはあっても不思議はない。
    消し すでに5戦して2勝だけということで大物感はいまいち感じられない。前走のファンタジーSでも掛かってしまっているあたりまだまだ気性的に子供という感じもする。マイルとなると折り合いが重要なだけに1400mで掛かっているというのは大きな不安材料である。
    ダイワルージュ
    (牝3・北村53)
    買い 新潟3歳S優勝。現在2戦2勝と無敗であり、まだまだ底を見せていない。新馬戦を9馬身差で圧勝し、続く重賞も完勝とレース内容も申し分ない。さらにサンデーサイレンス×スカーレットブーケという良血馬でもあるので大物感たっぷりの馬である。全兄のスリリングサンデーが2000mでも好走しているのだから距離の心配もないと思われる。前走抑える競馬を経験できたのも大きい。
    消し まず3ヶ月ぶりとなる休み明けがどうかである。新馬戦を圧勝しているが、1流が集まるG1レースだけに8分のデキで勝てるほど甘くはないはずだ。どこまで仕上げられたかがポイントになる。もし仕上がっていたとしても馬が久々のためにテンションが上がりすぎるということもあるだろう。さらにマイルという距離が未知数である。能力的にどうなのかということもあるが、独特の流れになるだけに経験していないことで馬が戸惑うということもあるだろう。
    タカラサイレンス
    (牝3・武豊53)
    買い 前走赤松賞でほぼ最後方の位置から直線だけで差し切るという鋭い末脚を見せて快勝した。マイルで勝ったというのは大きい。他の有力馬は距離を経験していない馬が多いだけに、この経験は生きるはずだ。まして、ハイペースになりやすいことを考えれば、鋭い決め手を持っているというのは大きな武器になる。中1週も休み明けよりはましだろう。勢いは非常に感じられる。
    消し 赤松賞の内容は良かったが、レースのレベルが低かったという考え方もできる。タイム1.36.2も東京の良馬場では目立つものではないし、後ろからの馬が1〜3着を占めているように展開にも恵まれたという感じもする。着差も僅差だったので抜けて強いという感じではなかった。中1週のローテも牝馬には厳しいのではないか。
    タシロスプリング
    (牝3・池添53)
    買い ファンタジーS優勝。好位を追走して抜け出すという強い内容で重賞を制覇している。馬体重-10kgが示すとおり体調がすこぶる良かったらしくほぼピークのデキといえそうだ。勢いならばこの馬がNo1だろう。気性が素直な馬なので距離延長も問題はないはず、かえってプラスなのではないか。父が今は亡きマルゼンスキーというのも魅力的である。
    消し すでに9戦しており大きな上積みは期待できない。前走は体調がかなり良かったらしいので、あれがピークだとすれば今回はそれ以上の走りは期待できないということになる。距離も経験がないので走らせてみないと分からないところがある。メンバー的にファンタジーSのレベルが低かったという考え方もできるだろうし、大物感というのが意外に伝わってこない。
    テイエムオーシャン
    (牝3・本田53)
    買い 前走札幌記念で3着した実績を持つ。掛かり気味に先頭に立つという厳しい展開で1.49.9の3着に踏ん張ったのは能力があるからこそだろう。勝ちタイムはレコードだったわけだし、このときの2着馬タガノテイオーは東京スポーツ杯を制している。レースのレベルも高かったということがいえる。新馬ではウインラディウスに勝っているし、500万も6馬身差圧勝と大物感も感じられる。牝馬限定戦ならばチャンスは十分だろう。
    消し 前走掛かり気味に先頭に立っているのが気になるところだ。気性的にまだまだ子供ということだろうか。3歳牝馬限定とはいえG1であるだけに流れもかなり厳しくなるはずで、この流れにうまく乗れるかどうか。ここで掛かったらジ・エンドだろう。レース間隔も2か月半開いただけにいきなり実力を出せるかどうか。前走3着に負けているのも事実だし、底を見せてしまったのも気になるところだ。
    ネームヴァリュー
    (牝3・松永幹53)
    買い コスモス賞優勝。2戦2勝と無敗でありまだ底を見せていない。1800mで2勝しているのでスタミナは問題ない。2戦とも逃げているがスピードの違いで先頭に立っただけであり、ペース的にはマイペースで走っているので、特にハナにこだわるタイプでもないだろう。コスモス賞は2着には1馬身差だったが、3着馬には大差つけていることからも、かなりの強さである。今年牝馬クラシックを2つとも制した山内厩舎の馬というのも魅力といえる。
    消し 2戦2勝も夏の北海道シリーズの前半戦の成績というのが気になる。過去の傾向からすれば、中央場所デビューの馬の方がレベルの高い場合が多く、夏のオープン重賞を勝った馬が年末の重賞でなかなか勝てないというシーンを何度も見ている。オープンを勝ったからといって本当に強いかどうかは現時点ではまだ半信半疑というところである。1800mしか経験していないことで逆にマイルのスピードについてこれるか心配だし、逃げる競馬しか経験がないので揉まれる展開だと走る気をなくすとか気性的問題をさらけだす可能性もある。
    ハクバノテンシ
    (牝3・幸53)
    買い 前走のファンタジーSでは4着に敗れたものの1人気に推された馬である。前々走のりんどう賞では鋭い末脚を見せて快勝しているだけに解せない4着といえる。敗因として考えられるのは馬体重の大幅減であり、これが回復するようであれば、再び鋭い末脚を繰り出すことになるかもしれない。若い牝馬はムラがあるもので、1人気で敗れその次のレースで人気を落とすもリベンジするというケースもけっこうある。
    消し 前走のファンタジーS4着をどう見るかであるが、りんどう賞とタイムが0.3秒差しかなかったことを考えれば、やっぱり実力負けという判断もできるだろう。オープンを勝っているのであればリベンジというのも考えられるが、しょせん牝馬限定の500万を勝った程度の馬である。重賞では実力不足という可能性も十分だろう。
    リキセレナード
    (牝3・福永53)
    買い 小倉3歳S優勝。2戦2勝と無敗を誇る。まだまだ底を見せていない魅力がある。前走の小倉3歳Sでは好位からきっちり抜け出すという堅実な勝ち方だっただけに、レースセンスの良さが目についた。時計は持っていないが、折り合いのつくタイプのようで、ムダに走っていないという印象の方が強い。京王杯3歳Sを勝ったテイエムサウスポーに勝っているのも大きい。
    消し まず3か月の休み明けとなるのが心配である。牝馬だけに久々でテンションが上がりすぎるなどの影響が考えられる。また、マイルという距離も経験がないので対応できるかどうかは走らせてみないと分からないところがある。持ち時計もあまりいいものを待っていないのも気になるところだ。小倉3歳Sは道悪だっただけに、開幕週の良馬場に対応できるかどうかも分からない。
    リワードアンセル
    (牝3・後藤53)
    買い 新潟3歳S2着。デビュー戦をレコードで圧勝してその素質の高さを見せつけている。しかも、好位から抜け出すというレースセンスを感じさせるものだっただけにその価値は高い。前走の新潟3歳Sは揉まれて力を出せなかっただけで、それでも2着を確保しているあたりがこの馬の強さだろう。うるさい気性の馬でもないので折り合いは問題ないだろうからマイルに距離が延びても問題はないだろう。レコード勝ちからも開幕週のスピード馬場は望むところだろう。
    消し 前走の新潟3歳Sは案外だった。本当の実力馬であれば揉まれたくらいで力を出せないなんてことはない。しかも勝ったダイワルージュが参戦しているだけに、実力どおりということであれば今回も勝てないことになる。3か月の休み明けというのも基本的にはマイナスと考えるべきだろうし、マイルも走ったことがないのだから未知数としか言いようがない。かなり小さい馬体なので長距離輸送もけっこう心配である。
    グレイトサンライズ
    (牝3・武幸53)
    買い 1戦1勝。無敗なのだから未知の魅力はたっぷりである。デビュー戦の内容であるが、好位から抜け出すという味のある競馬をしており、まだ余裕のあるものだった。上がり34秒台もなかなかだし、1800mを経験したのも良いし、体つきも余裕があったらしい。まだまだ伸びそうな逸材である可能性は十分だ。
    消し やはりキャリア1戦というのは不安である。新馬戦は完勝だからといってその上のクラスで通用するかどうかは分からない。まして今回はいちおうG1である。好走できる裏付けは何もないに等しい。距離も1800mだけで、マイルの速い流れについてこれるかも不安である。こういう馬は惨敗されても文句が言えないだけに取捨が難しい。
    サクセスリー
    (牝3・オサリバン53)
    買い 2000mを勝っているのでスタミナはありそうだ。超ハイペースになってスタミナが必要不可欠の展開ならばチャンスは出てくるかもしれない。
    消し 500万クラスで5着が精一杯でファンタジーSも8着に惨敗していることを考えるとG1で通用するとは思えない。勝ち上がりも7戦目とかなり遅く、大物感みたいなものはちょっと感じられない。
    サンウィルシャイン
    (牝3・藤田53)
    買い 前々走3戦目で勝ち上がり、前走も500万で4着ならまあまあか。サンデーサイレンス産駒なのでまだまだ本当の力を見せていない可能性もある。大化け一発というのもないとは言えないだろう。
    消し 新馬勝ちできなかったこと、前走500万でも0.7秒差の4着に負けていることを考えれば、いきなりG1で通用するとは考えづらい。サンデーだから必ず走るわけでもないし、この4戦の内容を見る限りでは大物感も感じられない。
    スターリーロマンス
    (牝3・四位53)
    買い 1戦1勝。無敗なのだから未知の魅力はたっぷりである。2番手から抜け出し何とか凌ぎきるという内容だったが、遊びながら走っているところもあり、まだまだ成長の余地はありそうだ。何と言っても全兄にフジキセキがいる超良血馬であるだけに、大物である可能性を秘めている。
    消し やはりキャリア1戦というのは不安である。新馬戦は完勝だからといってその上のクラスで通用するかどうかは分からない。まして今回はいちおうG1である。好走できる裏付けは何もないに等しい。距離も1400mだったのでマイルでも問題ないかは走らせてみないと分からない。着差もクビ差だったし、仮に大物だったにしても本格化まではもう少し時間がかかるのではないか。
    ツァリーヌ
    (牝3・小池53)
    買い 前走未勝利を勝ったばかりなので勢いは感じる。連闘なので勝負をかけてきているのかもしれない。
    消し 前走勝っているとはいえダートの話である。芝は1戦して6着という結果なのだからダートの方が合っている馬といえそうだ。4戦目の勝ち上がりでは大物感は感じられないし、前走も僅差の勝負である。この程度の実績では、いきなりG1で通用するとは考えづらい。
    トウカイロゼット
    (牝3・宝来53)
    買い 前走の白菊賞でハナ差2着となかなかの走りを見せている。タイムも34秒台とまあまあだった。マイルでこれだけの結果を残しただから、牝馬限定戦ならばG1でもそれなりにやれるのではないか。勝ち上がりは遅かったが連を外したのは1回だけでそれも3着だった。前走もそうだったが、まだ集中力がなかったり、ソラを遣ったりしているので、勝ちきれないのは能力の問題というよりは気性の問題であろう。本格化すればとんでもない大物に化ける可能性も十分だ。
    消し なんだかんだ言っても負けは負け。6戦して1勝しかできないのはやはり実力がないということかもしれない。だいたいG1を勝つつもりなら牡馬混合でも500万くらいはきっちり勝ってもらいたいところだ。新馬戦も遊びながら勝てるくらいでないとG1では通用しないものである。中1週のローテも厳しそうで上積みはあまり期待できないのではないか。
    マイフェアレディ
    (牝3・小林徹53)
    買い うーん困った。3ヶ月以上休んだことで急成長していることに期待するしかないか。あるいは距離延長で大化けするかだろう。
    消し 新馬で勝ち上がれずダートの未勝利でようやく勝っている程度の実績ではさすがにG1では厳しそうだ。新潟3歳Sで掲示板に載れなかったことで底を見せてしまった感もある。休み明けも常識的にはマイナスと考えるべきだろう。
    ラガーページェント
    (牝3・渡辺53)
    買い 新馬戦を圧勝しているあたりは好感が持てる。能力が高い馬である可能性は高い。実際ハクバノテンシと差のない競馬をしたのだから、同様の評価を与えるべきだろう。重賞も経験しているし、前走も2着は確保している。連闘も調子の良い証拠だろうし、休み明けの馬よりはましという考え方もできる。血統的に距離が延びた方がいい感じもする。
    消し まず500万を2度走って2度とも2着だったのをどう判断するかであるが、G1で好走できる器であれば1度は取りこぼしたとしても2度目はきっちりと勝ってほしいところだ。牡馬混合だったとはいえ京王杯で8着に負けているのも底を見せてしまった感じが否めない。すでに6戦を消化していることを考えても連闘はマイナスと考えるべきではないか。距離も未知数で何とも言えない。
    ローレルプリンセス
    (牝3・フラッド53)
    買い 新馬戦を圧勝し将来を大きく期待された馬である。3か月後復帰したが休み明けのためか5着に敗れたものの、オープン特別で3着と好走し、オープンでもやれるところをきっちりと見せた。前走の福島3歳Sも荒れた馬場が合わなかっただけであればやむ得ないと考えられる。サンデーサイレンス産駒であるし、山内師も潜在能力は高いと言っているだけに、大化けの可能性は十分だろう。
    消し 新馬戦を圧勝したといっても6月のレースではあまり参考にならない。復帰して3戦を消化したが、もみじ賞3着が最高というのではG1でも好走できるとはとても思えない実績と言わざる得ない。仮に潜在能力が高いにしても、いきなり一変するとは考えづらいのではないか。ローテションも詰まり気味で上積みもあまり期待できない。
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