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G3京成杯AHの反省

G3京成杯AHの結果
1 7-08シンボリインディ 岡部 1.34.5---36.1 456kg-4 1人気
2 8-10トロットスター 的場 1.34.6クビ36.3 442kg0 3人気
3 6-06ヴァイタルトラック 村田 1.34.73/436.3 452kg-8 9人気
単勝260円 枠連570円
複勝150円 190円 720円 馬連830円
ワイド390円 1760円 2120円
予想と見解 好材料と不安材料
G3京成杯AHの感想
  • 終わってみればG1実績のある2頭のワンツーだった。ハンデ戦で不安材料が多いメンバー構成だったことを考えると「これは荒れる」とどうしても思ってしまうもので、ついつい実績馬を消してしまうものである。そういう意味では今回の予想は多少はやむ得ないものだとは思う。とはいえ、やはりG1実績というのは別格という評価が必要だったかもしれない、という気持ちもある。配当が低かったからまだ良かったが、それでも裏読みというかちょっとひねくれてたかもしれないなあ。
  • 勝ったのはシンボリインディであった。NHKマイルCを勝っていることを考えれば当然の結果とも言えるが、古馬になってからの成績があまりに安定度がなかったのだから、ハンデ戦で不安に感じるのは仕方ないことだと思う。札幌記念で内容のある走りをしていたので復活の兆しは十分にあったが、そうは言ってもこういう馬はもう一つ信じきれないものである。ただ、結果論的にはさすがにメンバーに恵まれたというか、G3クラスならば格が違いすぎたということになるのかもしれない。
  • 2着はトロットスターであった。私は関屋記念の5着で距離が長いと判断したが、やはり安田記念で5着した馬がマイルは長すぎるというはずがなかった。そういう意味では私がこの馬を消したことはあまりに浅はかだったといえる。このあたりが私の考えの甘いところである。G1実績を重視するというのが私の予想スタイルだったのに、ここらへんが今年の不調の原因なのだろう。
  • 3着はヴァイタルトラックだった。まさかこの馬がこんなに頑張るとは夢にも思わなかった。ハンデ戦だとこういう馬が好走するから本当に困る。まともに予想するのがばかばかしくなるというものである。
  • 4着はエイシンキャメロンであった。マイペースで走れたのが大きかったのだろうか、この馬にしては最後までよく頑張っている。こういう走りができるのであればオープン特別くらいならば勝てるかもしれない。
  • 5着はエアガッツであった。休み明けだったことを考えればよく頑張っている方だとは思う。ただ、今回以上にレベルが高くなるとどうかという印象を受けた。
  • マイネルマックスは6着であった。中山マイルで実績がある馬だったので、私はかなり期待したが、休み明けはダメな馬だったらしい。データ収集が甘かった。
  • ハイフレンドコードは7着であった。前走からの上積みを考えればもっと走っていいと思うが、牝馬のせいかどうも不可解な負け方をする。直線でまったく伸びなかったことを考えると、まだまだ復調途上ということなのかもしれない。
  • リワードニンファは8着であった。もともと気性に問題がある馬なので、気分よく走れなければそれで終わりである。今回はそのパターンだったのだと思う。
  • まあ、こんなもんですかねぇ。
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    参考
    G3京成杯AHの予想
    結論
      ◎マイネルマックス
      ○サンライズタイガー
      ▲シンボリインディ
      △ハイフレンドコード

     買い目(馬番連勝複式)
      2-3-8-9のBOX(各1,000円)

    にへい君の見解
  • 少頭数なので簡単に結論が出ると思ったら、不安要素が大きい馬ばかりで困ってしまった。けっこう悩んだが最後まで納得のいく結論は出なかった。最終的には自分の勘で決めた。本当に「何となく来るような気がする」というレベルである。これで的中するようだと私の運もかなり向いてきたということになるのだろうが、果たしてどうなることやら。
  • 私の本命◎はマイネルマックスである。朝日杯3歳S優勝という実績はあるが、あれはもう昔のこと。それよりもクリスマスS、マイラーズCと勝っていることを評価した。特に別定G2のマイラーズCを勝っていることが大きい。中山のマイル戦は最も得意としている条件だし、斤量57kgでも力の違いを見せつける可能性は十分である。ただ、この馬、ムラがありすぎていつ走るか分からない。休み明けということも考えると本当に当てにできない。自分の競馬をできるかどうかが全てだろう。
  • 対抗○はサンライズタイガーにする。準オープンを連勝したくらいだから、重賞でもハンデ戦ならば何とかなるはずである。今回も単騎の逃げが予想されるので自分の競馬はできるはずだ。今の中山コースはけっこう時計がかかるので、斤量が軽いこの馬がすんなり逃げ切ることもあるだろうと思った次第である。ただ、重賞初挑戦ということを考えると惨敗されても文句が言えないのも確かである。
  • 単穴▲はシンボリインディにする。NHKマイルCを勝っている実績はやっぱり凄い。ただ、古馬になってからのレースがいまいちなのでどうしても信用しづらいところが残る。でも、札幌記念の内容を見る限りではさすがに復調の兆しかなと思えてしまう。そう思わせて裏切るのがこの馬のパターンでもある。かなり悩んだが、相手関係も考えて、このメンバーでは外せないし、何となく今回は走ってくれるような気がしている。
  • 4番手はハイフレンドコードにする。前走クイーンS4着と徐々に調子を上げてきた。今回は距離も短縮するので大きなチャンスといえる。牝馬限定とはいえ別定G2を勝っている馬なので、まともなら下手な競馬はしないはずである。でもなあ、何というかまだ本調子に戻っていない感じもするんだよなあ。本当に何と言っていいか分からないのだけど、惨敗もあるような気がしてならないんだよなあ。つまりは、たぶん好走すると思うけど、一抹の不安があるという感じですかね。
  • 5番手はトロットスターにする。安田記念5着の実績を持つ馬であり、取捨選択は最後まで悩んだ。安田記念で5着した馬が弱いわけがない。ならばなぜ関屋記念で負けたのか。考えれば考えるほど分からなくなる。1600mなら走るのかもしれないが、安田記念5着ならば1700mでも走ってもらいたいところでもある。最終的な私の答えは、この馬は好走しても掲示板までという堅実タイプということではないか、である。左回りの方が合っているということでは?という気持ちもある。とにかく、中山マイルで実績がない以上は今回は軽視という判断をした。
  • 6番手はリーワードニンファにする。関屋記念2着で復活の兆しを見せたので、今回も当然勝負になるだろうという考え方は間違っていないと私も思う。でも、関屋記念でも差し返されそうになったあたりを見ると、去年の実力よりは落ちている印象を受ける。時計のかかる馬場と中山の坂もちょっと心配で、私は軽視した。
  • 7番手はエアガッツにする。東京新聞杯4着の時のように思いがけず好走する時がある。気性に問題がある馬だからそうなってしまうのだろうが、だとすれば、流れさえ向けばいつ好走しても不思議はないということになる。休み明けは苦手らしいが、こういう馬は理屈でない時がある。そういう意味ではけっこう恐い存在だと思う。でもまあ、この馬まではとても手が延ばせない。
  • あとは基本的にノーマークである。
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    G3京成杯AH出走馬
    馬名 買い&消し
    シンボリインディ
    (牡5・岡部57)
    買い H12NHKマイルC優勝。G1ウイナーはこの馬だけということを考えれば、ここでは実績最上位ということになる。マイル戦も4勝しているのでベストといえるのではないか。前走札幌記念は5着だったが、距離が2000mだったこと、休み明けだったことを考えれば上出来といえ、一叩きされた上積みが見込め、距離も短縮となる今回は、かなり勝負かかっているといえそうだ。
    消し 正直この馬はよく分からない。古馬になってからは連対実績がないということは意外と実力がないのかもしれない。それに京王杯で復活の兆しを見せたのに安田記念は惨敗しているように、どうも掴みどころがないというか安定度がいまいちである。前走札幌記念で5着とまあまあの走りをしたので今回は人気になりそうだが、どうも期待を裏切るような気もしてしまう。ましてトップハンデの斤量57kgである。けっこう危ない人気馬となりそうだ。
    リワードニンファ
    (牝6・後藤54)
    買い H11関屋記念優勝、H12関屋記念2着。去年の関屋記念では驚異の31秒台の時計で完勝しており、その潜在能力の高さは歴然である。今年は不調だったが、前走の関屋記念で復調の兆しを見せ、勢いに乗っている。右回りで5勝をあげているし、マイル戦もベストだろう。勝機は十分といえる。
    消し この馬もよく分からないところがある。去年も関屋記念で強い競馬を見せたのに、次のレースでは信じられない凡走というように、どうもムラがあるように感じる。ローカル競馬場で勝ち星が多いので、坂のあるコースが苦手ということも考えられる。馬体重も前走458kgとかなり減っていただけに、上積みはそんなにないかもしれない。
    トロットスター
    (牡5・的場56)
    買い H12シルクロードS2着、H12やまびこS2着、H12安田記念5着。今年の安田記念で5着している実績は凄い。上位2頭が外国馬だったので、実質3着という評価ができる。初めてのマイル戦でこれだけ走るということはマイルの方が得意なのかもしれない。前走関屋記念で負けたのは100m長かったせいということも考えられる。平均ペースが得意なようなので、流れが速くなる展開ならば巻き返しはありそうだ。
    消し G1で5着というのはちょっとしたことで走れちゃうものである。こういう馬がG2G3で負けることは別に珍しいことではない。この馬も関屋記念で5着に負けていることを考えれば、安田記念はフロックだったとも考えられる。基本的には1200mで実績のある馬だし、平坦の1700mを走れないということは、やっぱりマイラーというよりはスプリンターなのかもしれない。
    エアガッツ
    (牡7・江田照54)
    買い H10ラジオたんぱ賞優勝、H11朱鷺S優勝、H12東風S2着。3歳4歳時はクラシックの有力候補のうちの1頭であった。古馬になってからはマイルで好走することが多い。今年も東京新聞杯で4着、東風Sで2着と実力は落ちていない。東京新聞杯では13人気で4着しているようにムラのあるタイプで一発大掛けに注意したい。
    消し 古馬になってからはどうもパッとしない。特に重賞ではなかなか好走できないでいる。弱い馬だとは思わないが、古馬重賞で勝つためには、何かもう一つパンチ不足という感じがする。すでに7歳で大きな上積みはないだろうし、今回は苦手の休み明けである。
    ハイフレンドコード
    (牝6・郷原54)
    買い H11阪神牝馬特別優勝。牝馬限定とはいえG2を勝っている実績を持つ。このときは好位から抜け出すという強い内容で勝っており、能力はかなり高いことを証明している。休み明けを2度叩かれて徐々に体調は良くなっているはずで、2勝3着1回着外0という得意のマイル戦ならば勝機は十分だろう。斤量54kgも、重賞で55kgと56kgで好走しているので、まあまあ恵まれた方だと言えるのではないか。
    消し 重賞実績は牝馬限定戦だけである。混合重賞では実力不足ということも考えられる。前走前々走と負けているし、内容も好位から伸びきれないという感じで、まだまだ本調子には遠い感じもする。正攻法のレースをするだけに、ラストが甘くなりやすく、掲示板で終わってしまう感じもする。
    エイシンキャメロン
    (牡5・田中勝55)
    買い H10デイリー杯3歳S優勝、H10朝日杯3歳S2着、H11アーリントンC優勝。3歳時から4歳春までにはかなり強い競馬をしていた。古馬になってから不振であるが、ポートアイランドSで4着している実績もあるので、何かきっかけさえ掴めれば復活することも考えられる。実績から考えて距離短縮は大きなプラスだろう。
    消し 古馬になってからの成績がひどすぎる。ポートアイランドS4着もしょせんオープン特別のものだし、重賞では2桁着順ばかりなのだから話にならない。それでいて斤量55kgは賞金を稼いでいるから仕方ないが厳しいハンデと言わざる得ない。ここ2走もまったくいいところがないし、勢いは感じられない。単に早熟だったと考えるのが素直かもしれない。
    マイネルマックス
    (牡7・佐藤哲57)
    買い H8朝日杯3歳S優勝、H8京成杯3歳S優勝、H11クリスマスS優勝、H12マイラーズC優勝など。3歳チャンピオンが7歳になって復活を果たした。クリスマスSはオープン特別だったが、別定G2のマイラーズCを勝ってしまったのは大きい。まだまだ実力が衰えていない証明である。距離もマイルで最も実績を残しておりベストといえる。中山、阪神で好走するケースが目立つだけに、中山のマイル戦はベストに近い。
    消し 最近になって好走するようになったのは事実であるが、成績が安定しないのは大きな不安である。完勝した後に惨敗するなど、どうも掴みどころがない。これまでも寒い時期に好走することが目立つだけに、暑い季節でどうかという不安もある。もちろん、間隔が開いたのも不安材料の1つである。
    サンライズタイガー
    (牡6・大西54)
    買い 今年の3月に準オープンを2連勝してオープン入り。準オープンを連勝するということはレベルが違ったという証拠ともいえ、オープンでも十分に通用する実力を持っているとも考えられる。ハイペースで逃げて勝っていることからも実力が感じられるし、こういう馬は流れにはまると強い競馬をするものである。前走惨敗も休み明けで太め残りでは仕方ない。一叩きされた上積みは大きいはずだ。中山コースも2戦2勝と相性が良い。
    消し 準オープンを連勝しているものの、オープンで実績がないことには変わりはない。ハンデ戦とはいえ重賞で好走できるという裏付けは何もないことになる。ハイペースで逃げるという戦法は弱い馬を相手にする時は有効だが、強い馬を相手にする時はかえって自分を苦しめることになる。距離実績も1200mに集中しており、オープンでのマイル戦ではスタミナに不安が残る。前走17着に負けており、どこまで復調しているかも未知数としか言いようがない。
    ヴァイタルトラック
    (牝6・村田49)
    買い 今年6月に900万を勝ち準オープン入り。準オープンではまだ結果を出していないが、前々走の関屋記念でダイワテキサスに0.6秒差の6着に頑張った。重賞でもハンデ49kgなら十分戦えそうだ。マイル以下でしか勝ったことがないので、距離短縮も大きなプラスだろう。
    消し 準オープンに上がってからは掲示板にも載ったことがない。いくらハンデに恵まれても重賞ではかなり厳しいと考えるのが常識的ではないだろうか。まして、前走連闘などこの夏はけっこう使い込んでいる。上積みもあまり見込めないと思われる。
    フェザンレーブ
    (牝7・吉永49)
    買い うーん困った。ハンデ49kgに期待するしかない。
    消し まだ準オープンの身である。最近はオープンによく出走しているが、掲示板に1度載っただけである。重賞となるとさらに成績が悪くなる。距離実績も1200mまでしかなく1600mでも距離は長いように感じられる。
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