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G2中山記念の反省

G2中山記念の結果
1 5-09ダイワテキサス 後藤 1.46.8---35.6 480kg+4 5人気
2 4-07アメリカンボス 江田照 1.46.93/436.0 486kg0 4人気
3 3-04ビッグサンデー 宝来 1.46.9ハナ36.6 470kg0 7人気
単勝920円 枠連1320円
複勝270円 250円 620円 馬連2530円
ワイド860円 2190円 2010円
予想と見解
G2中山記念の感想
  • 完敗です。レースが終わった直後は放心状態でした。クリスが惨敗したことと縦目をくらったことがその理由です。でも、初めから重賞を勝ったことがない馬から流していいのか?という疑問はあったわけで、今回は大丈夫という判断で流したのだからその賭けに負けたということ。これで外したらよっぽど強い馬(あるいは私がとてつもなく強いと思った馬)でない限り流し馬券はやめようと心に誓っての勝負だったので、縦目なんて中途半端な買い方もできなかったです。でもこれである意味ふっきれました。これからはたぶん流し馬券はほとんどなくなると思います。もしかしたら5頭ボックスが多くなるかもしれません。流し馬券は大穴を開けることもできますが、基本的にリスクが大きいことがずいぶんと分かってきました。ボックスにしたらから当たるとは思わないけど、1人気から流すよりは楽しめると思います。まあ、私は気まぐれなのですぐにこの誓いを破るかもしれませんが、しばらくはのんびりと予想していきたいと思います。
  • 勝ったのはダイワテキサスであった。今回のレースは全てがうまくいった。中山金杯とAJC杯はスローに泣かされての惜敗だったが、今回はハイペースで願ってもない流れであった。マイルのスピード勝負でも対応してしまう馬なのだから、ハイペースの1800mを苦にするわけもなかった。インコースがうまく開いたのも勝因の一つだろう。そういう意味では後藤騎手は今本当についている。8歳という年齢からも全盛期のようには走れないかもしれないが、それでもこれだけ走るのだから強い馬である。やはり実績のある馬は評価しなければならない。
  • 2着はアメリカンボスであった。馬体重の増減がなかったので大丈夫かと思ったが、さすがに叩かれた効果があったようで大きく変わっていた。右回りも関係なかったようである。ビッグサンデーを最後の最後で交わすあたりは、やはり勝負強さを感じずにはいられない。まだ馬体重に余裕があるだけに次はさらに良くなりそうだ。
  • 3着はビッグサンデーだった。終始クリスザブレイブをマークする形で最後の直線はこの馬らしいしぶとさを見せた。さすがにマイルCS2着の実績を持つ馬だけのことはある。上がりのかかるレースは本当に強い。ただ、全盛期であればこれだけのレースをして3着に負けることはなかったと思う。さすがに歳は隠せないと思えてならない。
  • 4着はブラザータイクーンであった。オープン初挑戦にしてはよく走っていると私は思う。これ以上の結果をいきなり望むのはぜいたくというものである。とりあえず初重賞でこれだけ走るのだから今後も期待できるはずだ。重賞を勝つのは時間の問題かもしれない。
  • 5着はグレートサクセスであった。超良血馬なのでその潜在能力が高かったことは確かなのだろうが、それにしてもこんなに走るとはびっくりした。休んで馬が強くなったかもしれない。
  • クリスザブレイブは6着であった。中山1800mは先行有利というのが定説だが、レベルが高いとそう簡単には逃げられない。2000mよりも距離が短い分、相手も楽に追走できるだけに、オープン以上のレベルとなると逆に逃げるのは厳しい条件になるのかもしれない。中山記念に続き今回も裏切られただけに、私のこの馬に対する評価はガタ落ちである。二度と買わないとは言わないが、二度と◎本命を打つことはないかもしれない。
  • ロードサクセサーは7着であった。まだまだ中央の重賞で連対できるほどの実力はつけていないということなのだろう。人気になりすぎである。
  • シルクガーディアンは10着であった。馬体重が−2kgでは走れるわけがない。私から言わせればこれでも20kgはまだ重い。
  • まあ、こんなもんですかねぇ。
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    参考
    G2中山記念の予想
    結論
      ◎クリスザブレイブ
       ○アメリカンボス
       ▲ダイワテキサス
       △シルクガーディアン
       △ビッグバイキング
       △ロードサクセサー
       △キングオブダイヤ

     買い目(馬番連勝複式2番流し)
      2-7(1,000円)
      2-9(1,000円)
      2-13(1,000円)
      2-5(1,000円)
      1-2(1,000円)
      2-15(1,000円)

    にへい君の見解
  • 過去の優勝馬を見てみるとサクラチトセオー、サクラローレル、サイレンススズカ、キングヘイローなどここからG1戦線へ飛び立った馬がけっこう多い。さすがに別定G2というだけのことはある。しかし、今回のメンバーを見てみると、ここを勝ってG1に挑もうという馬がもう一つ見えてこない。私にはG3レベルという感じがしてしまう。もちろん絶対的な存在もいない。かなりの混戦ムードである。こういう時の予想はかなり難しいものであるが、自分の感性を信じて勝負したい。
  • 私の本命◎はクリスザブレイブである。福島民報杯、ディセンバーS、白富士Sとオープン特別を3勝している。しかも完璧な逃げで他を寄せ付けていない。逃げる馬が勝つパターンとしては通常2パターンある。1つは人気薄でノーマークで逃げられたためにうまく残ってしまうパターン。もう1つは人気を背負いながらも実力の違いで逃げ切ってしまうというより他がついてこれないパターン。後者の方が強い競馬であることは一目瞭然であるが、後者のような逃げ馬はその潜在能力がずば抜けていることが圧倒的に多い。ちょっと前だとミホノブルボン、ツインターボとかで、最近だとサイレンススズカやサイレントハンターである。これらの馬は当然のように重賞を勝っており、そのスピード能力の高さを見せつけている。クリスザブレイブは間違いなくこのタイプである。中山と新潟でレコードを出していることからもスピード勝負に滅法強く、オープン特別を楽勝していることからも、いつ重賞を勝っても不思議はない馬である。しかし、これらの逃げ馬に共通していることは、そのほとんどが気性難を抱えていることである。まあ、気性難がなければ無理して逃げる必要がないわけだから当然のことともいえる。だから馬の気持ちに逆らわず非常識なレースをさせて能力の違いで勝ってしまうという芸当が勝ちパターンとなるのである。つまり、こういうタイプの馬はちょっとしたことで惨敗する危険性を常に抱えているということになる。この馬も例外ではない。天皇賞では4・5番手を追走したが、競馬にならず16着に惨敗である。中山金杯も内から早めにすくわれたらボロボロになった。さすがに重賞では楽な競馬をさせてもらえないことを痛感しているはずである。であれば、今回別定G2であることを考えても過去2度の重賞のように能力を出し切れずに終わるかもしれないという不安は当然につきまとう。この馬は重賞を勝てるほどの器ではないということも十分に考えられる。そういう意味では絶対的な信頼をしているわけではない。しかし、今回のメンバーはどう見ても別定G2とは思えない。前走の白富士Sの上位メンバーが主力となりそうだし、それ以外の馬もG3でやっと勝負しているというメンツばかりである。私から見れば中山金杯の方がレベルが高かったと思いたくなるくらいである。となれば、中山金杯の1・2着がいない以上は3着だったこの馬が重賞ゲットの最大のチャンスである。しかも今回は別定戦で斤量差はまったくない。開幕週でコースロスのないインコースを思いっきり逃げられるのも大きい。距離短縮もスピード馬のこの馬にとってはプラスだろう。このように考えていけば、この馬が楽勝する確率が高いと私は踏んでいる。先ほども言ったように、気性難を抱えているため惨敗も十分に考えられるが、私はもう一度この馬の強さを信じたい。
  • 対抗○はアメリカンボスにする。私にはエプソムCの強さが忘れられない。中団からあっという間に抜け出しきたあの末脚はかなり凄かった。この馬はまだまだ大きくなると思ったものである。その馬が前走の白富士Sで復帰して4着に好走した。馬体重+14kgだったことからも明らかに太め残りでまだまだ本調子でないことは明白であった。それでも4着してしまうあたりはさすがである。上がりもメンバーNo1であったしこの馬の強さをそれなりに見せてくれた。となれば叩かれ2戦目の今回が勝負である。すでに重賞を勝っていることからも格は問題ないし、距離もエプソムCと同じである。巻き返しには絶好の舞台である。少なくても前走以上の走りは期待できるはずだ。でも気になることもある。中山コースがあまり得意でないらしい。確かに東京芝では3勝しているが、中山芝では1勝もしてない。さらにエプソムCを振り返ると、2着だったのがシグナスヒーローだったことを考えると、そんなにレベルが高いレースでもなかったかもしれないという感じもする。叩かれ2戦目だから必ず大きく変わるとも言い切れないし、クリスザブレイブと比べるともう一つ信用度が足りないという結論になる。
  • 単穴▲はダイワテキサスにする。一昨年の夏の走り(関屋記念、オールカマー完勝)を考えても、能力は間違いなくG1級の馬である。それだけの能力を持った馬が昨秋に復帰してから彼らしくない走りが続いていた。しかし、中山金杯5着、AJC杯4着と徐々にその調子を取り戻しつつある。今回のメンバーはAJC杯に比べれば明らかに格が落ちるし、この馬はさらに体調を上げている。しかも念願の開幕週の荒れていない馬場で走れる。関屋記念をレコード勝ちしていることからも1800mは問題ないし、スピードが生かせるという点ではかえってプラスかもしれない。これらのことを考えると圧勝も十分に考えられると思う。ただ、ここ2戦の走りにしても、他力本願的な走りで、全盛期のような有無を言わせず勝つというような走りにはほど遠い感じもする。8歳という年齢からも昔のような走りを期待するのは酷なのかもしれない。そういう意味からは半信半疑というのが私の正直な気持ちである。
  • 4番手はシルクガーディアンにする。ご存知の通り私が一口出資している愛馬である。もうそれだけで買いである。客観的に考えれば今回はかなり厳しいレースになるのは分かっている。自分の馬だからこそよく分かっており、儲けを冷静に考えるならば迷わず消さなければならない。だけど、自分の愛馬が出走しているのに応援しないなんてことは私にはできない。ここは黙って買わせてもらいます。順番も下の方でとやかく言うのも面倒なので、どうせ買うんだからということでこの位置で紹介させてもらいました。でも、まったくダメとは思っていないですよ。このメンバーならばと密かに思っている部分もあります。この馬の詳細は一口馬主日記の方を読んでください。(土曜日の深夜には更新できると思います。)
  • 5番手はビッグバイキングにする。マーメイドSでシンボリインディの2着し、京都4歳特別では完勝という内容で重賞制覇した。4歳春の時点ではトップクラスの評価を受けていた馬である。休み明けの初戦となったAJC杯は10着と惨敗したが、続く白富士Sではクリスザブレイブの2着としっかりと巻き返しているあたりがこの馬の強さを物語っている。先行して直線でも伸びてくるという安定度の高いレースをするだけに、惨敗は考えづらい馬である。今回はさらに調子を上げてくる可能性が高く、別定G2でもそれなりに戦えるのではないだろうか。ただ、シンボリインディが古馬相手に苦戦していることを考えると、4歳時のレースがレベルが高かったかどうかという疑問もある。前走もしょせんオープン特別の話だし、別定G2だと家賃が高いということもあり得る。この馬にとっては試金石の一戦ということになるだろう。
  • 6番手はロードサクセサーにする。正直なところよく私の認識不足の馬で、どうゆう特徴を持つ馬なのかよく分かっていない。でも、前々走日経新春杯5着、前走小倉大賞典2着という実績はそれなりに評価しないといけないだろう。特に前走の小倉大賞典ではクリスザブレイブに完勝したジョービッグバンにハナ差の勝負をしたのだから、ここでも十分に勝負になるだろう。距離は2000m以上あった方がいい感じもするが、前走1800mで好走しているのだからここでマイナスにすることはない。勢いは十分に感じられるし、押さえは必要だろう。ただ、よく分かっていないだけに、本当に強いのか?という気持ちも大きい。
  • 7番手はキングオブダイヤにする。3年前のこのレースを制している馬である。距離コースとも問題ないのは言うまでもない。問題なのは当時と同じような実力を維持しているのかどうかだけである。9歳という年齢を考えれば、さすがに全盛期の実力を維持してるわけがないという考え方もできる。しかし、前走の東京新聞杯で5着と意外な好走を見せた。明らかに復調していると思われる。2年以上休んでいるだけに消耗がないということも考えられ、得意の1800mであれば奇跡の復活も夢ではないかもしれない。ただ、復帰してから昔以上に気性難となって掛かりやすくなっているようである。前走もマイル戦だったから好走できたとも考えられ、1800mは今のこの馬では長いかもしれない。まあ、それ以前に本当に実力が維持されているかどうかも分からないけど。とりあえず最近は高齢馬でも好走する例があるので押さえておく。
  • 8番手はエイシンビンセンスにする。北九州記念をレコードで勝ったのが今でも忘れられない。先行して完勝しているだけに実力の違いというように私には感じた。距離も1800mがベストだと私は思う。今までG1でも活躍したツルマルツヨシやアンブラモアと好勝負していただけに、こんなメンバーならば楽勝しても不思議はないくらいだ。しかし、どうやら体調がまだまだのようである。追いきりもいまいちだったようだし、時計の数も2本だけらしい。陣営のコメントも弱気だし、どうも好走できそうな雰囲気が伝わってこない。ロードサクセサーとキングオブダイヤと最後まで悩んだが、勢いという点でこの馬を消すことにした。これでこの馬が連対したら私の勘の鈍さはどうしようもないということになる。
  • 9番手はエアギャングスターにする。ダンスインザダーク、ダンスパートナーの全弟という良血馬がいよいよ復帰してきた。前走は休み明けで2着に敗れたものの、レースセンス抜群の走りを見せた。いきなりの重賞挑戦となるが、3歳時にいちょうSを勝っている実績もあるし、なんと言ってもその血統から期待せずにはいられない。とはいえ、前走準オープンで負けている馬が別定G2で戦おうなんて無謀に近い。必ず好走できるという裏付けが血統だけではあまりに厳しい。未知の魅力といえば聞こえはいいが、いきなりでも勝つかもしれないがオープンの壁に跳ね返されることもある、ということなのだから、そういう馬を信じることなんてとてもできない。どちらだか分からないのであれば、私はオープンの壁に跳ね返される方に賭ける。もちろん、来るかもしれないというのを分かって買わないのだから、来てしまったら素直に諦めるしかない。ただ、ブラザータイクーンと比べてどっちを買うかと言われれば、人気のないだろうギャングを買うだろう。分からないならオッズが高い方を買った方がいいに決まっている。
  • 10番手はブラザータイクーンにする。3連勝でオープン入りした典型的な上がり馬である。デビュー以来3着以下に負けたことがないという強者であり、それだけでも秘めた素質の高さが伝わってくる。前々走はハイペースで後方から、前走はスローで先行するというように自在性のある脚質が武器だろう。こういう馬は気性が素直なことが多いので、いきなりの重賞でも自分を見失うことはないだろう。全姉がアイリッシュダンスという血統も未知の魅力を後押しする。しかし、私はこういう上がり馬は評価しないことにしている。前述したとおり未知の魅力は評価しないことにしている。来てしまったら素直に諦める。
  • 11番手はビッグサンデーにする。一昨年のマイルCSで2着した実績があり、このメンバーでは最上位の格を持っていることになる。中山1800mは4歳のスプリングSでメジロブライトを敗った思い出のコースで、問題になるわけがない。去年もスワンS3着とそれなりに結果を残しているし、前走も小倉大賞典で4着とがんばっている。まだ7歳という年齢を考えても老け込むにはちょっと早い。このメンバーならばチャンスは十分である。しかし、この馬のベストは間違いなくマイルである。1800mは対応できるけどちょっと距離が長い。全盛期の時ならば勢いでなんとかできたかもしれないけど、G1だと惨敗してしまうという現状の実力ではちょっとこなしきれないように感じる。前走の4着も完敗という内容だったように思われるし、昔のような強さが伝わってこない。私は買う気にはなれない。
  • 12番手はサクラナミキオーにする。前走白富士Sで3着にがんばったのはなかなか良かった。ゆったりと走れるという点で1800m〜2000mのレースが合っているのだろう。特に1800mで3勝しているので1800mがベストと見てよさそうだ。自分のペースを守れればかなりしぶといだけに、今回クリスザブレイブが飛ばせば、離れた2番手でマイペースということも十分に考えられる。クリスを交わせないにしても2着に残れるというチャンスはあるかもしれない。しかし、オープン以上では連対経験がない実績を考えると、たとえマイペースでレースを運べてもさすがに今回は相手が強いというのが私の結論である。クリスを追いかけて有力馬が早めに動くことも考えられるだけに、楽な展開にもならないと思う。
  • 13番手はシグナスヒーローにする。これまでの実績を考えればここで好走しても別に不思議はない馬である。得意の中山だしマジで一発があるかもしれない。でも、この馬に1800mは短すぎると思う。エプソムCで2着しているのが気にはなるが、やっぱりベストは2000m以上のレースだと思う。展開に左右されるタイプで前崩れの展開にならないと追い込めないタイプだけに、別定G2の1800mでは前が簡単に潰れてくれるとは思えない。今回は出番がないと私は踏んでいる。
  • 14番手はストーミーサンデーにする。去年UHB杯を勝ち念願のオープン入りを果たした。一昨年のニューイヤーSで2着という実績もあるだけに遅すぎたオープン勝ちといえる。今回は休み明け2戦目で大きな上積みが見込めるだけに、前走よりは体調は良いはずである。まったく戦えないわけではないとは思う。しかし、準オープンも勝てそうで勝てなかったくらいの馬である。その決め手の甘さは重賞では致命的な欠陥となる。年齢を考えても急激に能力が伸びるとも思えないので、ここではかなりの苦戦となると私は思っている。
  • 15番手はグレートサクセスにする。ヘクタープロテクターの半弟という超良血馬である。準オープンの身であるが、ダービー卿CT5着、函館記念5着など重賞実績は意外とある馬である。そういう点からはここで好走しても不思議はないと思われる。しかし、今回は休み明け初戦である。G3でやっと掲示板に載っている程度の実績ではとても買う気にはなれない。
  • だいたいこんなところです。
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