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G3ラジオたんぱ賞の反省

G3ラジオたんぱ賞の結果
1 3-04ルネッサンス 大西 1.49.4---34.9 516kg0 4人気
2 7-12マルターズズパーブ 中舘 1.49.4ハナ35.2 450kg0 10人気
3 5-07ユーワシーザー サンチェ 1.50.03.1/234.3 524kg0 8人気
単勝650円 枠連990円
複勝250円 930円 630円 馬連13200円
ワイド2800円 1570円 5600円
予想と見解
G3ラジオたんぱ賞の感想
  • 去年も言われたことだが、ダービー組とNHKマイルC組は一度完全に仕上げてしまっているだけに、ラジオたんぱ賞まで調子を維持することができない。今回は完全にそのパターンだった。今回実績上位と言われたカーネギーダイアン、マチカネホクシン、リワードフォコンが揃って掲示板も確保できないというのだからあまりに情けない。結局、4歳限定戦くらいのレベルではG1で連対するくらいの実績がないようでは、あまり信用できないということだろう。でもまあ、そういうことも考えて、5頭ボックスで勝負したのだけど、まさかマルターズスパープとはなあ。3着にユーワシーザーが来ていただけに、ちょっと悔しい結果だった。
  • 勝ったのはルネッサンスであった。去年のシルクガーディアンもさくらんぼSからの参戦だったが、やはりこの時期の重賞は勢いが最優先だということを証明するような走りだった。とはいえ、もちろん勢いだけで重賞を勝てるわけがない。1800mはこれで4勝という距離適性、スローでも折り合える競馬センス、持ちタイムNo1だったスピード。なかったものはオープン実績だけというのだから、勝って当然ということになる。実力勝負の東京コースで勝てたのも大きい。今の時点でG1うんぬんとは言えないが、今後楽しみな1頭となったことは間違いない。
  • 2着はマルターズスパーブであった。私は斤量54kgの牝馬ということで完全軽視だったが、あそこまで走られては何も言えない。超スローの展開に助けられたのは確かであるが、東京の長い直線を粘ったのだから力がなければできないことである。フラワーCもそうだったが、スローで自分がレースを作るという展開になると、強い競馬をするタイプのようだ。距離も1800mくらいの方が合っているのだろう。秋華賞もちょっとは楽しみになってきた。
  • 3着はユーワシーザーだった。最後方からの競馬だったが、直線ではかなり伸びてきた。直線の途中では「差し切れる!」と勝手に思ったが、これだけ超スローの展開で最後方からの競馬では届くはずがないか。それでも、この馬にとっては大きな3着だったと思う。今後も楽しみになった。
  • 4着はミデオンビットであった。この馬なりによく走っているとは思うが、先行有利の展開に助けられたのが大きかったと思う。あの位置から先頭からは7馬身も離されるのはどうかと思う。この内容では次も重賞で好走できるとはちょっと言いづらい。
  • 5着はマルタカサイレンスであった。基本的にはミデオンビットと同じと思っている。よく走っているとは思うが、決め手がこれでは今後もちょっと厳しそう。
  • カーネギーダイアンは6着であった。敗因はスローな展開と馬場状態ということだが、しょせんダービー7着とはこの程度の実力ということでしょう。本当に強い馬ならば多少調子が悪くても何とかするものである。来年以降もこういう馬が出走してくれば注意した方がいいと思う。もちろん、実力の違いを見せつけるかもしれないけど。
  • マチカネホクシンは7着であった。共同通信杯5着で裏切られて、この馬は東京コースは合わないと確信していた。NHkマイルCで3着してただけに、消すのには勇気がいったが、結果はご覧のとおりである。距離も少し長いようである。
  • リワードフォコンは10着であった。カーネギーダイアンとマチカネホクシンが惨敗しても、この馬は安定した走りをすると思っていた。それが意外にもこんな結果である。敗因もよく分からないようである。ダービーがピークだったのだろうが、ちょっと負けすぎである。皐月賞12着もあるからムラのある馬ということなのかな。
  • まあ、こんなもんですかねぇ。
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    参考
    G3ラジオたんぱ賞の予想
    結論
      ◎カーネギーダイアン
      ○リワードフォコン
      ▲ルネッサンス
      △ジンワラベウタ
      △ユーワシーザー

     買い目(馬番連勝複式)
      BOX 4-5-6-7-14(各600円)

    にへい君の見解
  • 去年我が愛馬であるシルクガーディアンが見事優勝した思い出のレースである。もう1年たつのだなあとしみじみと思う。今年は東京開催であるのが残念だが、事情があるのだから仕方ない。実力勝負の東京コースではやはり実績上位の馬が強いような気もするが、何が起きるか分からない4歳限定戦である。正直自信のない予想となっている。時間がないので簡単に行かせていただきます。ご了承ください。
  • 私の本命◎はカーネギーダイアンである。ダービー5着のリワードフォコンと少し悩んだが、最終的にはこっちの方が絶対能力は上だと判断した。というのは、3歳時の黄菊賞の内容が今振り返っても半端ではない。タイム1.47.5というのも破格だったし、上がり34.9というのには恐れ入る。青葉賞も上がり35.2で制しているだけに、この馬は決め手勝負には滅法強いように思われる。ダービーでは思うようなレースができなかったが、1800mならば折り合いもつけやすいだろうし、東京コースならば持ち前の決め手を十分に生かせるはずだ。このメンバーならば負けられないというのが正直なところだろう。しかし、しょせんはダービーで7着に負けた馬である。3着くらいに入っていればもう少し考えるが、7着ではそんなに威張れた結果ではない。結局実績は青葉賞だけということになるし、負けても言い訳はいくらでもある。斤量56kgというのも気になるし、1人気の藤田騎手というのもちょっと気になる。この馬から流す勇気は私にはない。
  • 対抗○はリワードフォコンにする。ダービー5着それがすべてである。ダービーで掲示板に載っている以上は当然の評価でしょう。皐月賞12着に負けているあたり、ムラのありそうな感じが嫌であるが、得意の東京コースならばそれなりに走ってくれるはず。ただ、どうももう一つパッとしない感じが妙に気になる。
  • 単穴▲はルネッサンスにする。前走900万を勝っている勢いはもちろんのこと、1800mで3勝していること、500万のレースで1.47.1という好時計をマークしていることを総合的に評価した。前走の上がりが34.0と決め手もかなりあるようなので、かなり面白い存在だと私は思う。オープンの駒草賞で7着に負けているので、オープンの壁がどうかというところだろう。
  • 4番手はジンワラベウタにする。前走900万を勝っている勢いはもちろんのこと、若草Sで2着している実績も評価した。このときは上がり35.2をマークしており、決め手もなかなかである。前走も力でねじ伏せたという感じがしただけに、このメンバーならば十分に戦えると私は踏んだ。意外と人気がないようだし、かなり面白い存在だと思う。でも、前々走青葉賞で7着に負けていることを考えると、重賞という器の馬でない可能性もある。
  • 5番手はユーワシーザーにする。前走500万は勝っているものの、タイムがいまいちである。着差も僅差だったので大物感がない。重賞ではさすがにという感じは正直否めない。でも、斤量54kgというのは今回有利な材料だし、休み明けを叩かれながら調子が上げてきているのが非常に気になった。サンチェス騎手というのにもちょっとひっかかった。キングマンボ産駒の外国産馬というのもちょっと気になる。まあ、そういうことで大穴用の馬としてこの馬まで買うことにした。
  • 6番手はミデオンビットにする。上のユーワシーザーとちょっと悩んだが、最終的には斤量、血統、騎手というところでユーワを選んでしまった。とはいえ、この馬だって前走休み明けに関わらず900万を勝っているという実力馬である、叩かれた上積みを考えれば重賞挑戦も十分にチャンスはあるはずだ。でも、前走アタマ差で勝っているように、そんなに大物という感じを受けない。どちらかというと安定度の高い決め手のないタイプにも感じる。連対までは苦しいのではないかというのが私の判断である。
  • 7番手はマチカネホクシンにする。マイルC3着という実績を考えれば、ここでは当然に実績上位という結論になる。決め手のあるタイプだし、このメンバーで連を外すなんて許されないというのが常識的な判断かもしれない。たぶんそうだと私も思う。でも、私には共同通信杯の5着がどうしても忘れられない。あのメンバー構成で簡単に負けたのである。どうもこの馬は信用できないと私の中では決まってしまった。一瞬しか斬れない脚質なので東京コースはたぶん合っていないのである。このメンバーであればとは思うのだが、私は思いきって消しという判断をした。
  • 8番手はスパークホークにする。500万特別を3馬身差圧勝という内容で勝っている。素質は相当なものかもしれない。でも、前走900万のレースで殿に負けたのは大きな問題である。重賞で巻き返せるはずがないというのが常識的な判断だと思う。けっこう決め手のあるタイプなので展開次第ではチャンスはありそうだが、私のようなタイプはとても買えないタイプである。
  • 9番手はヤマニンリスペクトにする。皐月賞5着という実績がある。リワードフォコンをダービー5着で評価しているならば、この馬だって評価すべきだろうということになるのだが、前走京都新聞杯の内容が悪かったと私は思っているし、どうしても強い馬のように感じられないのである。間隔も少し開いたし、今回は出番はないと勝手に思っている。
  • 12番手はマルターズスパープにする。フラワーCの圧勝はかなりインパクトがあった。牝馬ではかなり強い馬だと思う。でも、ベンジャミンSで3着、マイルCでは15着に負けていることを考えると、さすがに牡馬相手では実力不足という感じがしてしまう。
  • 10番手はダイワカーソンにする。京王杯3歳Sをかっており、これでもG2勝ちという格を持っている。思い出の東京コースで復活したいところだが、4歳になってから3戦したが全て惨敗という有り様である。内容も悪いし、復活の兆しはちょっと感じられない。
  • 11番手はユウマにする。3歳時にオープン特別を勝ち、新潟3歳Sでも3着した実績はあるが、4歳になってから結果を出していないし、マイル以上の距離でも実績がない。これではとても手を出せない。
  • 13番手はレオベンチャーにする。前走オープンの菖蒲Sで3着しているのはそれなりに評価できるが、芝が初めてでは私には手が出せない。
  • 14番手はマルタカサイレンにする。前走500万を勝っている勢いはいいのだが、ここ4戦ダートでしか走っていないというのはどうか。芝の重賞では荷が重いと判断する。
  • だいたいこんなところでしょうか。
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