G2札幌記念の結果
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結論 |
◎ファレノプシス ○ブリリアントロード ▲ダイワオーシュウ △ミッドナイトベット
買い目(馬番連勝複式) |
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馬名 | 買い&消し | |
ファレノプシス (牝6・松永幹55) |
買い | H10桜花賞優勝、H10秋華賞優勝、H11札幌記念2着。牝馬G1を2勝している実績も凄いが、最も高く評価できるのは札幌記念である。セイウンスカイに1/2馬身差めで詰め寄り、後続は4馬身引き離した。好走する時は意外と上がりがかかっているから、時計のかかるコースの方が合っているように感じる。力のいる札幌コースとの相性も良さそうだ。 |
消し | 実績はあるのだが、成績にムラがありすぎる。前走マイラーズC10着は負けすぎとも言えるし、どこまで信用していいか分からない。しかも休み明けでは不安になるのも当然である。この馬の好走は常に武豊鞍上だったことも考えると、武豊でないとこの馬の実力を発揮できないとも考えられる。スローからの切れ味勝負には意外と弱い。 | |
ダイワオーシュウ (牡7・北村宏56) |
買い | H9菊花賞で2着した実績を持つ。この時シルクジャスティスやメジロブライトに勝っているのである。その潜在能力は本物であることは間違いない。現にオールカマーを2年連続で2着しており古馬重賞でも通用するところを見せている。脚元が弱いせいか1年間に使うレースが少ないので年齢の割には体は元気だろう。休み明けも意外と走っている。 |
消し | まず有馬記念以来となる休み明けが心配。これまでは結果を残していたとしても今回もきちんと仕上がっているかどうかは走らせてみないと分からない。特に夏場だと勢いが重要なだけに休み明けというのは不安になる。それにこの馬、格下の馬にあっさり負けるようなところもあって信頼度はそんなに高くない。 | |
アドマイヤコジーン (牡5・後藤56) |
買い | 朝日杯3歳Sを完勝した馬である。能力は間違いはない。復帰後は結果を出していないが、1年以上の休み明けからすぐに結果を出すのが無理な話であり、叩かれ3戦目の今回くらいが復活のチャンスかもしれない。前走6着は道悪が原因なので度外視でいい。 |
消し | 古馬になってから結果を出していない事実に変わりはない。しょせん実績は3歳時だけなのだから本当に強いかどうかは現時点では何とも言えない。3歳4歳と活躍したのに古馬になってからは全く走らないという馬はけっこういる。この馬も現に復帰後2戦は完敗している。復活があるのかどうかも分からない馬に大きな期待をかけるのは危険と言わざる得ない。 | |
エアギャングスター (牡5・四位56) |
買い | この馬の魅力は全兄にダンスインザダーク、全姉にダンスパートナーという超良血であることに尽きる。その潜在能力が高いであろうことは誰でも期待せずにはいられない。最近の成績も巴賞でオープン勝ち、UHB杯も2着、函館記念は意外と背負わされての3着と、なかなかのものである。函館記念と変わらないメンバー構成で別定戦ならばチャンス大である。 |
消し | 馬は血統で走るものではない。兄姉が大物だったからと言ってこの馬も大物とは限らない。本当に大物であれば、いくらハンデ戦でも斤量55kgならG3くらいは完勝してもらいたいところだ。準オープンでも足踏みしていたし、正直そんなに大物とは思えない。そういう馬が別定G2でどこまで戦えるかは疑問である。 | |
サクラナミキオー (牡6・岡部56) |
買い | H12エイプリルS優勝。七夕賞3着、函館記念4着と重賞でも好走できるようになってきた。ローカル重賞であればいつでも勝てるくらいの実力はすでに身につけている。さらに、岡部騎手がだいたいこの馬を手に入れつつある。好位から競馬ができるというのも安定度があって信用できる。 |
消し | 今回は何だかんだで別定G2である。G3のハンデ戦でやっと掲示板に載っているくらいではちょっと足りない感じがする。ここ数戦もそうだが、決め手に欠けるところがあり好走で終わってしまう。今回も先行するも抜け出せず4・5着に終わりそう。 | |
ブリリアントロード (牡6・安田康56) |
買い | H11新潟大賞典優勝、H11新潟記念優勝、H12中京記念2着。ローカル重賞で強さを発揮する。と言っても中央のG2戦でも掲示板は確保しており、かなり安定した実力を身につけてきている。前走函館記念は後ろからの競馬となってしまい、この馬の持ち味が出せなかった。それで5着なのだから立派なものである。 |
消し | 新潟大賞典を勝った時は最低人気だったことを考えても、この馬はいつ好走するのか分からないところがある。そういう意味ではあまり当てにはできないタイプではある。ローカルG3でこそ強い馬というイメージもあるし、別定G2でどこまでという感じはする。 | |
ダイワカーリアン (牡8・田面木56) |
買い | H12東京新聞杯優勝、H12UHB杯優勝。8歳ながら今年に入ってから非常に充実している。速いペースで先行して押し切るというのを得意としていたが、UHB杯ではスローで逃げるという器用さも身につけた。これなら2000mでも十分に持つだろう。前走大敗の逃げ馬には要注意である。 |
消し | この馬のベストはやはりマイルだろう。現に2000mは2戦して2度とも着外である。前走の函館記念も9着に大敗しているし、距離が合っていないとしか思えない。それに今回は別定G2である。前走よりもメンバーは少し強くなっているし、この程度の実績ではちょっと足りないかも。 | |
ミッドナイトベット (牡7・河内58) |
買い | 京都金杯、京都記念、そして国際G2の香港国際Cを勝っている実績を持つ。実績だけならばこのメンバーでは最上位ともいえるものである。能力が高いことは明白で、調子さえ戻っていれば好走できるはずだ。斤量も前走よりは1kg軽くなっている。 |
消し | 最近の成績があまりにひどい。去年の金鯱賞を勝って以降は、地方交流戦で5着した以外はすべて着外に沈んでいる。斤量が堪えて走らないのか、ピークが過ぎてしまったのか分からないが、とにかく全盛期のような勢いがないのは確かである。 | |
シンボリインディ (牡5・青木56) |
買い | これでもNHKマイルCを勝ったG1ウイナーである。能力が高いことは明らかで、このローカルなメンバーであれば一発あっても不思議はない。古馬と戦うようになっての成績がいまいちではあるが、戦ってきた相手はかなり強いメンバーだった。 |
消し | 古馬になってからは1度も好走していないのは事実である。本当の意味での実力がなかったということかもしれない。間隔も2ヶ月以上開いたので力を出し切れるかも分からない。距離もマイルでしか実績がないので未知数としか言いようがない。 | |
センターフレッシュ (牡6・橋本広56) |
買い | H10ベンジャミンS優勝、H10ラジオたんぱ賞3着。いちおうオープン実績はある。潜在能力は高い可能性は十分にある。準オープンではトウショウノアに完勝した実績もある。前2走は惨敗も道悪で力を出せなかっただけである。 |
消し | 古馬になってからは重賞を2度走って2度とも惨敗している。道悪だったにしろ負けは負け。古馬オープンで好走したことがないことに変わりはない。900万1600万でも足踏みした馬だから、オープンに慣れるまではまだ時間がかかるのでは。距離もマイルくらいの方が合っている感じがする。 | |
インターフラッグ (牡8・加藤56) |
買い | H10ステイヤーズSを勝ったことのある実力馬である。別定G2を勝っているという実績はなかなかのものといえる。スタミナのある馬で明らかなステイヤーである。ただ2000mでも展開によってはスタミナが生きることもあるだけに展開次第では、というところだろう。 |
消し | 最近の成績がけっこうひどい。ふつうに考えれば年齢的な衰えということだと思う。しかも完全なステイヤータイプで、スピード重視の2000m戦はあまりに厳しい。現に前走の函館記念でも10着に惨敗している。 | |
ニッポーアトラス (牡7・本田56) |
買い | H11アイルランドT優勝、H11中山金杯2着、H10ディセンバーS優勝。マイルCSで6着した実力馬である。このメンバー構成ならば勝っても全く不思議はない。休み明けを叩かれた上積みも見込める。マイルで実績があるが、基本的には2000mが合っているはず。 |
消し | 前走の走りがいまいちである。いくら休み明けとはいえ次に繋がるという内容ではなかったように感じる。完全に復調するまでにはもう少し時間がかかるのではないか。2000mも実は少し長いということも考えられる。 | |
レガシーハンター (牡6・上村56) |
買い | H11都大路S優勝。最近はエプソムC3着、UHB杯3着などなかなかの走りを見せている。前走の函館記念も道悪で7着なら上出来だろう。堅実に走る馬で安定度はけっこう高い。流れに乗れれば上位に進出してくる可能性はある。 |
消し | 安定した成績はいいのだが、いつも好走で終わっているイメージが強い。差し馬にしては決め手がもう一つという感じがする。それに今回は別定G2戦である。重賞で連対もしたことのない馬では格不足ということになる。 | |
ミヤギロドリゴ (牡7・大西56) |
買い | 準オープンを連勝してオープン入りした。準オープンを連勝するということは準オープンでは力が違ったということであり、オープンでも見劣りはしないという証明ともいえる。3角からまくるという大きな競馬を得意とするだけに、一発を秘めた馬といえる。 |
消し | オープン入りしてからはエプソムC15着、函館記念11着と惨敗続きである。まだオープンで好走したことがないことを考えても、重賞では実力不足という感じは否めない。まして別定G2ではとても戦えないということになる。 |