G1秋華賞の結果
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結論 |
◎シルクプリマドンナ ○ニホンピロスワン ▲ティコティコタック △マルターズスパーブ △バイラリーナ
買い目(馬番連勝複式) |
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馬名 | 買い&消し | |
ニホンピロスワン (牝4・福永55) |
買い | ローズS優勝。前哨戦を勝っているのは大きい。相手も桜花賞馬とオークス馬なのだから大したものである。しかも、直線だけの競馬で1馬身以上離すのだから内容も強い。こういう脚質ならば京都の軽い馬場ならばもっと凄い切れ味を見せるかもしれない。勢いは非常に感じるし、ローテーションも好感が持てる。 |
消し | 前走は展開に恵まれたという感じもする。上がり34.9とそんなにびっくりするほどでもないし、タイム2分台とそれほどでもない。900万クラスでは勝ちきれなかったように、有無を言わせぬというほどの決め手ではないと思われる。京都の内回りだと先行馬が有利なだけに、直線だけの競馬では届かないということもあるだろう。 | |
マルターズスパーブ (牝4・柴田善55) |
買い | ローズS2着、フラワーC優勝、ラジオたんぱ賞2着。中距離重賞で実績を残しておりスタミナは問題ない。先行して早めに抜け出すのが好走パターンであり安定度は高い。ラジオたんぱ賞、ベンジャミンSと牡馬相手に好走した経験も心強い。京都内回りならば粘りきれるかも。 |
消し | 先行して粘るという脚質で、切れる脚質ではない。京都の軽い馬場だと上がり34秒台は当たり前となるだけに、ラストの末脚勝負になると厳しいかもしれない。前走休み明けだったとはいえ目一杯の仕上げだったらしく輸送もあって馬体重が減っていたので上積みもあまり見込めないかもしれない。 | |
トーワトレジャー (牝4・上村55) |
買い | ローズS3着。桜花賞馬とオークス馬を負かしての権利ゲットはそれなりに評価しないといけない。前走で距離は問題ないことを証明しているし、900万の1200mを勝っているスピードがあるだけに、本番でも一発あっても不思議ない存在となる。前走のように後ろから競馬をするのであれば、馬場の軽い京都ならばさらに切れ味が増すかもしれない。 |
消し | 前走やっと3着という内容である。後ろからの馬に差され、前の馬を捕まえられなかったのだから、そんなに強い内容とは言えないのではないか。本番は、桜花賞馬とオークス馬には大きな上積みが見込めるだけに逆転される可能性も大きい。 | |
ジェミードレス (牝4・岡部55) |
買い | 紫苑S2着。これまで4着以下がないという安定度の高い走りをする馬である。クイーンC3着、アネモネS3着など春もそれなりの実績は残している。さくらんぼSでもラジオたんぱ賞を勝ったルネッサンスの2着と頑張っているし、ここでもまったく戦えないわけではない。休み明けを叩かれた上積みも見込める。馬体重を見る限りでは馬体も成長しているようだ。 |
消し | オープン以上では2着・3着に負けているように、この馬は詰めが甘いところがある。言ってしまえば決め手に欠けるということになると思う。こうい馬はG1でもそれなりの結果は残すが、連対までは届かないということになりそうだ。紫苑Sのレベルもそんなに高くなかったようにも感じるだけに、どこまで頑張れるか。 | |
シルクプリマドンナ (牝4・藤田55) |
買い | オークス優勝、桜花賞3着、4歳牝特2着。2400mのオークスを勝ち、1600mの桜花賞で3着と距離と実績は何の心配もない。前走4着に負けるも、最初から本番を意識しての調整だろうからそんなに心配することもないのではないか。叩かれた今回はこの馬の実力がフルに発揮されるはずだ。 |
消し | 去年のトゥザヴィクトリーがローズS4着で本番では惨敗というように、牝馬は春の実績がそのまま秋に繋がるとは言い切れないところがある。春の活躍馬が前哨戦で負けている場合は、本番でも結果を出せないパターンの方が多いような気がする。1度叩かれただけではそんなに大きくは変われないということかもしれない。また、この馬の場合は軽い馬場で走ったことがないので、京都のスピード馬場に対応できるかどうか走らせてみないと分からない。 | |
チアズグレイス (牝4・松永幹55) |
買い | 桜花賞優勝、オークス2着など。クラシックいずれも連対した実績はかなり凄いといえる。距離・実績とも何の心配もない。前走5着に負けているが、桜花賞の時もチューリップ賞10着からの巻き返しだった。本番で本気を出すのがこの馬のパターンなのかもしれない。先行して抜け出す競馬を得意としているので安定度もそれなりに期待していいだろう。 |
消し | 基本的にはシルクプリマドンナと同じような不安がある。前走負けているという不安はけっこう大きい。それに、京都のスピード馬場に対応できるかどうかは、こちらの方が不安である。オークスでもシルクに1度置いて行かれたように、この馬の方が切れる脚はないように感じる。直線も短いし、じわりじわりと伸びてもゴールでは脚を余すということにもなりかねない。桜花賞では馬体重を10kg以上落として巻き返しているだけに、今回も馬体重が大きく減っていなければ好走できないかもしれない。当日の馬体重は要チェックである。 | |
サニーサイドアップ (牝4・後藤55) |
買い | アネモネS優勝、紫苑S3着、桜花賞5着など。3歳時から牡馬と好戦しておりその経験は大きい。オークス7着以外は掲示板を外したことがなく安定度も非常に高い。前走紫苑S3着も勝馬とは僅差であり休み明けの内容としては申し分ない。一叩きされた上積みが見込め体調はアップしているはずだ。 |
消し | この馬はどんな時も好走はするが、それで終わってしまうことが多すぎる。基本的には決め手不足ということだと思う。もちろん切れる脚質ではないということでもある。とすれば、切れ味重視の京都コースでは苦戦する可能性が高いのではないだろうか。 | |
マニックサンデー (牝4・田中勝55) |
買い | 4歳牝馬特別優勝。2000mの重賞を勝っているという実績はそれなりに評価しなければいけない。基本的に先行するタイプなので京都内回りならば粘りきることも可能だろう。まだキャリアが少なく未知数のところも多いだけに思いがけない一発もありそうだ。前走5着も牝馬は叩かれて一変することもある。 |
消し | この馬は気性に問題があるのが心配である。今回は長距離輸送もあるし、実力を発揮できずに終わることも十分に考えられる。オークス8着、紫苑S5着からも根本的に実力が不足しているという可能性もある。4歳牝特の勝ち方がハイペースを先行して粘りきったという内容だけに切れ味勝負の京都コースも合わないかもしれない。 | |
ヤマカツスズラン (牝4・池添55) |
買い | 阪神3歳牝馬S優勝。3歳チャンピオンがついに復帰してきた。基本的能力の高さは実証済みなので、あとは体調が復調しているかどうかである。前走復帰戦惨敗は調整不足を認識しつつも実戦を1度使いたいということだったので惨敗は仕方ないというより当然の結果である。しかし、これにより体調が大幅にアップしたことは間違いない。京都内回りを逃げるという展開も味方となるかもしれない。とにかく、実績、展開を考えれば巻き返しがあっても不思議はないはずだ。 |
消し | 前走14着に大敗したのは事実である。敗因としてまず考えられるのは距離である。1600mまでしか経験していなかっただけに十分に考えられる。次には体調であるが、休み明けだったにしても負けすぎという感じがする。故障明けの馬だけに叩かれて一変ということになるかどうか。そして、最後に早熟で成長していないということも考えられる。3歳時の実績は4歳秋には何の意味も持たないという考え方もできる。 | |
カリスマサンオペラ (牝4・石橋55) |
買い | 4歳牝馬特別2着。2000mで良績を残しており距離はベストと思える。4歳牝特の好走も忘れな草賞10着からの巻き返しだけに、今回も巻き返す可能性は十分である。まして、勝馬と0.5秒差ならば十分に圏内である。 |
消し | 負ける時は惨敗となるだけにどうも信用できない面が残る。前走9着はこれまでの走りからも切れる脚もなさそうだから京都コースもどうか。中京と東京で好走していることを考えると、左回りの方が合っているのではないか。 | |
グランパドドゥ (牝4・河内55) |
買い | 忘れな草賞でオープンを勝っている。オークスも0.3秒差の5着とトップクラスの実力を証明している。前走惨敗も休み明けで攻め不足だったのでは仕方ない。一叩きされた上積みを考えれば巻き返す余地は十分である。 |
消し | 前走11着は負けすぎという感じは否めない。しかも先行してばてるという内容だったのも印象が良くない。牝馬は勢いが大事なだけに一叩きだけでどこまで巻き返せるかだろう。意外と成長がないということで、根本的な実力の問題ということもあり得る。 | |
ティコティコタック (牝4・武幸55) |
買い | 前走古馬900万を勝っている実績は心強い。4歳牝馬限定重賞であれば古馬900万の実績があれば十分である。勢いも感じるし、前走の上がり34秒台だから京都も合いそうだ。ローズS組とも初対戦に近いだけに、未知の魅力も十分ということになる。 |
消し | 重賞どころかオープンも経験がないのが心配ではある。4歳限定とはいえ重賞経験は重要なファクターである。ローズS組との実力関係もはっきりせず、相手にしてもらえないということもあり得る。滞在競馬の方が合っているタイプのようで、京都までの輸送も不安の1つとなる。 | |
バイラリーナ (牝4・小林淳55) |
買い | スイートピーS優勝。この時は後方から見事な末脚で完勝した。オークスでは惨敗したが押せ押せのローテで馬体減が痛かった。実力負けとは言い切れず巻き返す可能性は十分ある。休み明けも馬によってはかえってプラスの場合もあるし一概には言えない。切れる脚質からも京都は合いそう。 |
消し | 休み明けは常識的にはマイナスである。スイートピーSもしょせんオープン特別でレベルが高かったとも思えないし、オークスも惨敗しており実力不足ということもあり得る。成長度も未知数だし走らせてみないと分からないことが多すぎる。 | |
フューチャサンデー (牝4・横山典55) |
買い | クイーンC優勝。いちおう重賞を勝っている実績を持つ。レース内容も後方から一気に差し切るというものだっただけに強烈な印象がある。その後はいまいちの成績に終わったが、いつか一発かましそうな雰囲気のある馬である。前走7着もダート戦では参考外だし、叩かれた上積みはあるだろうから大一番での一発という期待をかけたくなるところだ。 |
消し | クイーンCは強かったがその後のレース内容もあまりに良くない。今思えばクイーンCのレベルが低かっただけということは十分に考えられる。4歳牝特やオークスの走りからも意外と切れる脚もないようだし、京都コースでどうかという不安もある。前走ダートということで芝にとまどうこともあるのではないか。 | |
ポンテローザ (牝4・渡辺55) |
買い | 前々走900万を勝っており実績はまあまあ。京都コースは6戦4連対と相性が良いし、1200mを走れるスピードがあるだけに軽い馬場の方が良さそうだ。ローズS7着も勝馬とは0.5秒差だし、インコースで伸びきれないところがあったので、まともならばもっと差は縮まっていた。 |
消し | なんだかんだでローズSで7着に負けているのは事実である。それなりの実力があれば多少の不利があっても掲示板は確保するものである。特にニホンピロスワンには後ろから差されているだけに展開が向いても逆転できそうにない。前走馬体重が大幅に減っていたので更なる上積みは期待しづらい。 | |
レディバラード (牝4・熊沢55) |
買い | 前走ダートとはいえ900万を勝っているのはそれなりに評価しなければならない。勢いはありそうだ。今年の牝馬クラシック戦線を賑わした山内厩舎が送る4番目の刺客である。 |
消し | 芝は4戦してすべて着外である。常識的に考えれば芝で戦うのは無理だと思われる。もしかしたら、山内厩舎の強力3頭のサポートをするために出走するのではないだろうか。であれば、それなりのペースを作って終わりということも考えられるが、さすがに考えすぎか。 | |
マターラミツル (牝4・安藤勝55) |
買い | ローズSは勝馬と0.4秒差の6着だった。数字的には十分に逆転できそうだ。鞍上も安藤勝騎手だけに思いきった作戦も考えられ、大きな一発をかましそうな気がしてくる。抽選を通った馬が好走するケースはよくあることで、いろんな意味で気になる馬である。 |
消し | しょせんローズSで掲示板にも載れなかった馬である。本調子でないチアズグレイスに勝てなかったのだから本番で逆転するというのはかなり難しいのではないか。オープン以上の連対経験があるわけでもないし、常識的にはG1では厳しいということになりそうだ。 | |
サファイヤコースト (牝4・幸55) |
買い | スイートピーS4着の実績がいちおうあるし、サンデーサイレンス産駒でもある。潜在的な素質は高い馬なのかもしれない。4歳限定の重賞だとこういう未知数の多い馬が好走しても不思議はないものである。 |
消し | 重賞の連対経験もないし、前走もローズS13着と惨敗している。常識的に考えれば巻き返すのは非常に難しいと思われる。正直なところ、もしかしたらというファクターすら見当たらない。 |