G1高松宮記念の結果
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結論 |
◎マイネルラヴ ○アグネスワールド ▲ブラックホーク △スギノハヤカゼ
買い目(馬番連勝複式) |
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馬名 | 買い&消し | |
ブラックホーク (牡7・横山典57) |
買い | H11スプリンターズS優勝、H11スワンS優勝など。1200m戦は2戦2勝。しかも、これがスプリンターズSと前走の阪急杯である。特に初距離でG1を勝つなんて、よっぽど水が合わない限りできない芸当である。前走の阪急杯も完璧な横綱相撲で他を寄せ付けていない。1年以上の長期休養明けから約半年がたち、今が最もピークと思える。勢いも文句ない。マイルでもトップクラスの力を出せるというスタミナがあるだけに、どんな展開にも対応できるのも心強い。 |
消し | 1200m戦では文句のないレースをしているだけに惨敗するということは考えづらい。でも、今回の中京コースは平坦小回りコースということで、スピードに任せて先行するタイプが圧倒的に有利である。スプリンターズSでは直線の急坂がスタミナのあるこの馬の味方になったのは明らかであるし、前走だってそうである。先行力のあるスピード馬を直線で捕まえられないということは十分にあり得ると私は思う。その他で負ける理由となると、調子落ちということになると思う。ただ、前走の内容を見る限りではそんな気配はない。と言っても馬はけっこう気まぐれだったりするから素人で分からない疲れとか、冬場なので絞りきれないとか、そういうことはあるかもしれない。 | |
アグネスワールド (牡6・武豊57) |
買い | 海外G1を勝っているようにその実力は間違いない。特に海外から戻ってきてからは、CBC賞で他を寄せ付けない強い勝ち方だったし、スプリンターズSもマイネルラヴにつつかれる厳しい展開だったにも関わらずの2着である。この馬の特徴は天性のスピードを生かした先行力であり、逃げることも問題ない。平坦小回りの中京コースであればラストもばてることなく、一気に押し切れる可能性が高い。念願の国内G1を獲る最大のチャンスが来たという感じだろう。 |
消し | 前哨戦となる阪急杯を回避したことが大きい。使う予定だったものが使えなかったのだから調整過程における誤算であることは間違いない。こういうときの立て直しというのはかなり難しいものである。間隔も開くわけだから体が仕上がっていてもレース勘が戻っていないということもあり得る。海外G1を制しているものの、日本での実績はいまいちなのも気がかりである。 | |
キングヘイロー (牡6・柴田善57) |
買い | H11マイルCS2着、H11スプリンターズS3着、H10皐月賞2着など。スプリンターズSでは出遅れて直線だけの勝負となりそれで3着まで追い込んでいる。上位陣のほとんどが先行していることを考えれば、出遅れさえなければという内容だった。初めての距離でこれだけ走るのだから短距離適性はかなりあると思っていい。マイルでも掛かる気性だからこのくらいの距離の方が合っているのだろう。 |
消し | どうしてもG1タイトルがとれないのでも分かるとおり、どうも勝負弱いイメージが強い。ここ一番で何かしでかすそういう馬である。スプリンターズS3着も、中山の坂があったからこそ追い込めたともいえ、中京の平坦コースではとにかくスピード重視なだけに1800mでも走れるこの馬には厳しい流れになりそうだ。今回は前が止まらないことが予想されるだけに、それを差し切るだけの力があるかどうか。 | |
マイネルラヴ (牡6・蛯名57) |
買い | H10スプリンターズS優勝など。タイキシャトルとシーキングザパールに勝ってのスプリンターズS制覇は凄かった。正面から勝ちにいってのものだっただけにその価値は高い。その後のシルクロードSでもアグネスワールドに完勝しており、その絶対能力は半端ではない。最近の不調は、体調が戻りきっていないだけであろう。体調万全ならば圧勝もあり得る。 |
消し | 最近の走りがだらしない。スプリンターズS4着は仕方ないにしても、前走のシルクロードSで4着に負けたのは大きい。道悪に斤量59kgは確かに厳しかっただろうが、それでもこの馬の能力からすれば負けられない戦いだったはずだ。体調がまだまだ戻りきっていないのかもしれない。スプリンターはとにかく勢いが重要だが、勢いはいまいちと言わざる得ない。単に早熟ということも考えられる。 | |
ブロードアピール (牝7・武幸55) |
買い | シルクロードS優勝、富士S2着、スワンS2着など。前走のシルクロードSは道悪にも関わらず豪快に追い込んできた。末脚を生かせる展開だと本当に強い。特にマイネルラヴに勝ったことは自信となったはずだ。作戦は決まっているだけに展開が向けば一発ある。 |
消し | 前走シルクロードSは凄かったが、2着馬も後ろからの馬だったことを考えれば展開に助けられたという感じがしてしまう。どちらかというと1400mの方が得意そうだから、微妙にスタミナを要する道悪もプラスに作用したのではないか。中京コースは先行馬が止まらないので、追い込みしかできないのもつらい。 | |
ディヴァインライト (牡6・福永57) |
買い | 阪急杯2着など。初めての距離でどうかと思われた前走だったが、ブラックホークと0.2秒差の2着ならば上出来の結果である。かえってこのくらいの距離の方が合っているのでは、と思うほどの内容であった。ブラックホークにはともかく、その他の相手には1200mで負けているわけではないのだから2着はあるかもしれない。 |
消し | 前走はブラックホークに力の違いを見せつけられるという内容だった。正直なところ、さらに上のレベルで通用すると思える内容ではなかったようにも感じられた。ブラックホーク以外は、G1で活躍したという馬がいなかっただけに、前走だけでは今回の裏付けにはしづらい。 | |
トロットスター (牡5・後藤57) |
買い | シルクロードS2着。前哨戦となる重賞で2着したのは大きい。5歳馬ということでさらに成長していることも十分に考えられる。スプリンターズSも後方から7着に追い込んでおり、安定度の高い末脚を見せている。 |
消し | 重賞未勝利、前走の2着も道悪でのもの。良馬場での実績がない以上は、実績不足と言わざる得ない。現にスプリンターズSでは7着に敗れている。今までの実績を考えれば、ここでいきなりG1を好走するほどの実力があるとは考えづらい。 | |
タイキダイヤ (牝5・四位55) |
買い | H11クリスタルC優勝、H11耶麻S優勝。去年の4歳500万を10馬身差で圧勝し、連闘で臨んだクリスタルCも完勝。1流スプリンターの道を堂々と歩みだした。その後は福島民友C3着、富士S5着、耶麻S優勝、シルクロードS3着と古馬に混じっても走れるようになってきた。特に前走のシルクロードSは積極的なレースでの3着だけにその価値は高い。先行できるスピードを持っているだけに中京コースならおもしろい。 |
消し | 古馬になってからの実績がもう一つである。オープン特別を勝っているものの、重賞では5着3着である。G1を勝つためには最低でも古馬重賞を1つは勝っておいてもらいたいものだ。前走も得意の道悪で3着に負けているわけだし、古馬のトップレベルとは差があるように思われる。 | |
メジロダーリング (牝5・吉田豊55) |
買い | 前走阪急杯を3着とがんばった。勝ったブラックホークと0.3秒差ならば逆転できなくもない差である。7秒台を2度マークしているようにスピード勝負ならば望むところである。先行できるスピードを持っているだけに平坦な中京コースならば先行押し切りも十分に考えられる。 |
消し | なんだかんだでオープン勝ちがない。前走のシルクロードSもなんとか3着に粘ったという内容で、今回巻き返しを期待できる内容ではなかったと思う。スプリンターズSで12着に負けていることを考えても、G1ではちょっと実力不足という感じがする。 | |
スギノハヤカゼ (牡8・田島裕57) |
買い | H9スプリンターズS2着、H9CBC賞優勝など。2年前は1200m〜1400mでは屈指の存在であった。特にCBC賞では後続を3馬身ぶっちぎる強さを見せた。続くスプリンターズSではタイキシャトルに屈したものの、その強さは十分にアピールした。今回は1年以上の休み明けの2戦目となるが、明らかな重め残りで4着した前走の内容からも、大きな上積みを見込めるだけに一気の逆転も十分に見込める。しかも得意の中京コースである。古豪復活も夢ではない。 |
消し | 昔は強かったのは認めるが、今はどうだか分からない。前走4着もブラックホークとは決定的ともいえるものだった。1年以上休んでいると1度叩かれただけでは本調子に戻れないケースが多いだけに、叩かれた上積みもどこまで見込めるか分からない。全盛期もG1での勝負弱さを感じさせる馬だった。 | |
シンボリスォード (牡6・橋本広57) |
買い | H11卯月S優勝、バーデンバーデンC優勝、函館SS2着、キーランドC優勝など。短距離のオープン特別を4勝している実績はけっこう凄い。函館SSもシンコウフォレストの2着である。トップクラスのスプリンターであることは間違いない。去年の高松宮記念は自分のレースができずに惨敗しているが、先行押し切りという自分の競馬ができれば分からない。 |
消し | ここ3戦17着11着11着とあまりにだらしない。勢いはまったく感じられない。もともとオープン特別しか勝っていない馬だし、重賞では実力不足なのかもしれない。ましてG1となるとさすがに厳しい戦いになりそうだ。 | |
ダイタクヤマト (牡7・高橋亮57) |
買い | 1200mで4勝しており距離がベストであることは明らか。先行して押し切るタイプなので中京コースも合いそう。 |
消し | 4歳以前の成績が分からないが、5歳以降オープンを走ったのは1度だけ、それもオープン特別で6着というもの、実績からはとてもG1で戦える存在だとは思えない。 | |
トキオパーフェクト (牡6・岡部57) |
買い | H10クリスタルC優勝、H11淀短距離S優勝、H12銀嶺S優勝など。持ち前のスピードで逃げ切るというのがこの馬の特徴で勝つときはとんでもない強い勝ち方をする馬であったが、銀嶺Sでは中団からのレースできっちり差すというまったく違う競馬を見せた。レースに幅ができたのは大きなプラスであり、展開に左右されなくなったといえる。もともとスピードは非凡なものを持っているだけに、馬の気分さえ損ねなければチャンスはある。 |
消し | なんだかんだで古馬になってからは芝の重賞で掲示板にすら載っていない。ハイレベルなレースだとハードな流れになるために、それに耐えうる精神力がない足りないのかもしれない。タイム的にみて単に実力がないともいえるけど。前々走差す競馬をしたけど、結局はダートでの話だし、芝のG1レースでは通用しないかもしれない。 | |
スピードスター (牡8・吉田稔57) |
買い | 実績からは距離はベストだと思われる。 |
消し | オープン特別でも掲示板が精一杯の実績しかない。こんな実績ではとてもG1は戦えない。 | |
マイネルマックス (牡7・勝浦57) |
買い | H8朝日杯3歳S優勝、H11クリスマスS優勝。3歳時に朝日杯を勝って以来、3年ぶりにクリスマスSで勝ち星をあげた。まだまだ衰えていないことをアピールするものであった。これでもG1馬であることを忘れてはいけない。 |
消し | クリスマスSを久々に勝っているが、古馬重賞では1度も連対を果たしていない。朝日杯とクリスマスSで共通しているのは中山1600mであること。1200mでは距離が短いだろうし、絶対的なスピード勝負となるG1では厳しい戦いになりそう。 | |
タイガーチャンプ (牡9・山田和57) |
買い | 前走のオーシャンSでは最後方から4着まで追い込んでおり内容は悪くなかった。前が潰れる展開になればまさかがあるかも。 |
消し | 重賞実績が富士S7着くらいでは大きなことはとても言えない。すでに9歳という年齢を考えても絶対的なスピード勝負は苦しい。距離もマイルまで無難にこなしており、スプリンターという感じではない。 | |
ストーミーサンデー (騙8・鹿戸57) |
買い | うーん困った。ちょっと成績表を見ただけでは好材料が見いだせない。 |
消し | ここ2戦重賞で11着13着という成績ではとてもG1で好走できるとは考えられない。距離短縮も過去の実績を見る限りではプラスとも思えない。かなり苦しい戦いになりそうだ。 |