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G3七夕賞の反省

G3七夕賞の結果
1 2-02ロングカイウン 菊沢徳 2.01.1---35.9 460kg0 7人気
2 7-10ケイエムチェーサー 吉永 2.01.21/236.6 478kg-2 8人気
3 6-09サクラナミキオー 岡部 2.01.61.1/236.6 492kg+2 3人気
単勝1230円 枠連4570円
複勝360円 460円 210円 馬連5970円
ワイド1360円 1170円 1130円
予想と見解
G3七夕賞の感想
  • 終わってみれば、軽量馬同士の決着で、東京コースもローカルコースもあまり関係なかった。まあ、こんな結果になることも視野には入っていたけれど、まさかケイエムチェーサーが残るとはなあ。最近の競馬は本当に分からないです。
  • 勝ったのはロングカイウンであった。斤量52kgと恵まれたのも大きかったが、展開がぴったりだったのも大きかった。距離が少し短かったかもしれないが、荒れた馬場でスタミナが生きるレースとなったのも良かったのだろう。まあ、もともと菊花賞で5着した馬だから、これくらい走っても不思議はない。よくここまで立て直したものである。とはいえ、次もうまくいくとは限らない。今回は好材料が揃っただけのように感じる。
  • 2着はケイエムチェーサーであった。斤量49kgというのが恵まれていたというのは分かっていたが、それでも900万をやっと勝ったばかりの馬である。しかも逃げる展開で残してしまうなんて、その他のオープン馬があまりに情けない。ローカルコースならともかく、東京コースではこんなことはしてはいけないはずである。この馬の力も認めないといけないとは思うが、私の常識からすればこんなことはあってはならないことである。最近の競馬はだから分からないのである。
  • 3着はサクラナミキオーだった。展開を考えれば、少なくてもケイエムチェーサーには勝たないと問題である。馬場が悪かったのが堪えたようであるが、それにしても情けない内容だった。重賞では力不足なのかもしれない。
  • 4着はダイワテキサスであった。正直がっかりした。スタートから意識的に好位につけようとした時点で悪い予感がした。この展開だと圧勝か、直前伸びないかどちらかだろうなあと思っていたら、こういう時は得てして悪い方に出るもんである。直線ではこの馬らしさが全くなく終わってしまった。確かに、斤量を背負っていることを考えれば早めの競馬をしたいところだが、この馬の持ち味を生かすならば、もっと脚を貯めないとダメである。北村騎手もまだまだ若いということか。
  • 5着はスエヒロコマンダーであった。どうしても好走で終わってしまう。去年のピーク時の勢いがどうしても戻ってこない。今後もこんなレースが続きそうな気がしてしまう。
  • ハヤカゼジョーは6着であった。ケイエムチェーサーに競り掛けて潰れてしまったのだから、どうしようもない。この程度の実力ということなのだろう。
  • ウメノターボは7着であった。準オープンを勝ったばかりなのだから重賞ではこんなもんでしょう。この馬なりには頑張っているのでは。
  • クラフトマンシップは8着であった。逃げた馬が残ってしまう展開では、こういう馬はどうしようもない。もっと軽い馬場じゃないとダメのようである。
  • オースミブライトは11着であった。馬場状態を気にして走る気がなかったようである。気持ちさえ戻れば復活するとは思うのだが。
  • まあ、こんなもんですかねぇ。
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    参考
    G3七夕賞の予想
    結論
      ◎ダイワテキサス
       ○サクラナミキオー
       ▲ロングカイウン
       △スエヒロコマンダー
       △クラフトマンシップ
       △グランドシンザン
       △オースミブライト
       △ハヤカゼジョー

     買い目(馬番連勝複式)
      1-9(1,000円)
      1-2(1,000円)
      1-8(1,000円)
      1-6(1,000円)
      1-12(1,000円)
      1-7(500円)
      1-13(500円)

    にへい君の見解
  • 1人気がなぜか勝てない荒れるハンデ戦で有名なこのレース。毎年難しい予想を強いられる。今年も調子が上がってこない実績馬と勢いのある昇り馬との対戦という感じで非常に混戦ムードである。ただ、今年は東京コースということで意外に実力勝負になるのではないかという気がしている。微妙なハンデ差には注意しないといけないだろうが、素直に強い馬を評価していきたい。
  • 私の本命◎はダイワテキサスである。関屋記念、オールカマー、中山記念と重賞3つ勝っている実績はここでは抜けている。すでに8歳であり全盛期に比べれば多少力が落ちているのは否めないが、今年は中山記念を完勝し、前走のエプソムCでも2着に伸びてきておりその実力を証明している。今回は荒れた馬場と斤量58kgが非常に気になるところだが、前走のエプソムCが不良馬場だったことを考えれば東京コースならば問題ないと見るべきだろう。斤量58kgも前走のエプソムCと同斤量だし、中山記念だって58kgで勝っている。この馬自身が斤量負けすることはなさそうだ。さらに前走ブリンカー効果で好走したということも加味すれば、この馬が今回取りこぼすことはないと判断したい。今回は思いきってこの馬からの流しで勝負する。ただ、1800mがベストだと思われるだけに、距離が2000mとなること、前々走13着に負けておりムラがありそうなこととか、不安材料もけっこうあるとは思っている。
  • 対抗○はサクラナミキオーにする。オープンでは苦戦をしていたが、エイプリルフルSを圧勝しオープンにも目途がたった。東京コースも3勝と得意としているし、距離も2000mくらいの方がいいだろう。先行して早めに抜け出すというのが好走パターンなので荒れた馬場も味方となるはずだ。斤量55kgもまあまあ恵まれた方だろう。強力な先行馬がいない以上は、この馬が気持ちよく走って、残ってしまうのではないかと私は見ている。そういうことで高く評価した。ただ、重賞ではまだ好走したことがないというのが心配である。クリスザブレイブのようにオープンでは走っても重賞だと走らないという馬もいるだけに、重賞の壁をクリアできるかどうかがポイントになるだろう。
  • 単穴▲はロングカイウンにする。もともとは菊花賞で5着したこともある馬である。準オープンあたりを走っている馬ではないのである。前々走の目黒記念を4着、続く準オープンはきっちりと勝って、復調をアピールしている。斤量52kgはウメノターボの54kgを考えれば明らかに恵まれた。2000mという距離が短いという懸念もあるが、荒れた馬場ならば逆にスタミナが生きるかもしれない。すでに8歳ということもあり、今さらあまり大きいことを望むのも酷かもしれないが、このメンバー、この斤量ならば何とかなるのではないかと思った次第である。
  • 4番手はスエヒロコマンダーにする。去年の鳴尾記念を完勝した実績を持っており、格としては上位ランクの馬である。それを証明するようにハンデ57kgを課せられている。しかし、その後はダイヤモンドS3着、目黒記念3着くらいしか実績を残していない。どうもピークを過ぎた感じがしてしまう。それでも左回りを得意としているようだし、距離も意外と1800m〜2000mくらいの方が合っているのではないだろうか。そういう意味では巻き返しのチャンスだろう。ただ、ハンデも重いし、勢いもいまいちとなれば、あまり高くは評価できないというのが私の判断である。
  • 5番手はクラフトマンシップにする。メトロポリタンS2着というオープン実績を持っている。前走は準オープンで9着に敗れたが、416kgという小さい馬体にハンデ57kgが堪えたのだろう。今回はハンデ53kgでメトロポリタンSと同斤量である。こういう馬は斤量で走りが変わっているだけに注意は必要だ。切れる脚質というのも魅力だし、東京コースとも相性が良い。人気があまりないようだしかなり面白い存在だと思う。でもどんな理由があるにしろ準オープンで9着に負けた馬が重賞で巻き返せるかと言われれば確かに疑問ではある。惨敗されても文句は言えないのも事実である。
  • 6番手はグランドシンザンにする。カブトヤマ記念2着などローカル重賞ではけっこう結果を残している。前走も愛知杯5着と復調気配をアピールした。特に前走は時計の速い決着だった割にはよく頑張った。しかも中京小回りの大外を回ってのものである。調子はかなり良くなっていると思っていい。東京コースは初めてなので何とも言えないが、じわりじわりと伸びる馬なので合っていると思うし、荒れた今の馬場ならばこの馬の味方となるだろう。ハンデ54kgも前走より1kg減っておりけっこう魅力である。今まで地味なレースばかり走ってきているだけに、坂のあるコースでどうかという感じもするし、このメンバーでどこまでという感じもするが、今の勢いを考えれば押さえは必要な馬だろう。
  • 7番手はオースミブライトにする。皐月賞2着、ダービー4着というクラシック実績を持つ。神戸新聞杯ではラスカルスズカに完勝という実績もあるし、正直こんなところに出てくるような馬ではない。なんでここまでスランプに陥ったのか本当に不思議である。でも金鯱賞6着で多少は復調してきたような気もする。宝塚記念はG1だから仕方ないにしてもこのメンバーならばチャンスはあるだろう。というより実力的には明らかに上位ランクなのである。とはいえ、ここまでスランプが続くとなかなか買いづらいものである。どうするかちょっと悩んだが、意外と人気がないようなのでちょっとだけ押さえることにした。
  • 8番手はハヤカゼジョーにする。芝ダートともこなすタイプで、距離も2000mくらいが合っているようだ。準オープンで4着5着はしているので、重賞でもハンデ戦ならばぎりぎり通用しそうだ。時計のかかる馬場も合っているようだし、ハンデ51kgならばもしかするかも。ということで、この馬に万券を託すという意味では押さえることにした。しかし、前走斤量55kgで準オープン5着ということを考えると、常識的にはオープンで通用するような器ではないと判断すべきだとは思っている。ただ、ハンデ戦では軽ハンデ馬が理屈抜きで走ってしまうことがあるのでそれに賭けてみたということである。
  • 9番手はケイエムチェーサーにする。現在2連勝中と非常に調子が良い。道悪が大得意で台風で荒れた馬場はこの馬の大きな味方となる。しかも馬場が荒れている時は先行馬が有利となるだけに展開も味方となりそうだ。斤量49kgというのも大きな魅力だし、もしかするかもしれない。とはいえ、しょせん900万を勝ったばかりの馬である。いくら何でもこの程度の実績の馬に負けているようでは重賞で好走してきた馬の面子が保てない。ローカルコースでならばともかく、東京コースではこの程度の実績では通用しないと判断した。
  • 10番手はウメノターボにする。前走準オープンを勝ち勢いに乗っている。ハンデ57kgで勝ったのだから実力が違ったということなのだろう。2000mも3勝と距離はベストだし、東京コースも4勝と相性が良い。重賞でもハンデ戦ならば十分に通用しそうである。けど、私はあまり強い馬だと感じていない。前走は展開に恵まれた感じがするし、その前は9着に負けている。オープンも2度とも惨敗しているし、重賞で通用する感じがしないのである。ハンデが52kg以下というのであれば少しはぐらつくが、ハンデ54kgというのはちょっと背負わされすぎと私には感じる。連対しても不思議はないとは思ってはいるが、今回は見送りたい。
  • 11番手はメイショウバチカンにする。いちおう鳴尾記念5着、万葉S5着という成績がある。2000mで5連対しているので距離もベストだろう。別定戦で掲示板の載っている実績があるのだから、能力的に重賞で通用しないということはないはずだ。ましてハンデ53kgならば十分にチャンスがあると考えれる。一発あっても不思議はない。とはいえ、近走の成績を見てしまうと、とても巻き返せるとは感じられない。復調するにしろ徐々にということになるのではないか。今回は連対までは難しいと私は判断した。
  • 12番手はクリールサイクロンにする。新潟3歳S優勝、スプリングS優勝の実績を持つが、古馬戦線で戦うようになってからはこれといった結果を残していない。エイプリルS5着で復調の兆しというようにも見えるが、少頭数での5着ではそんなには評価できない。その後2戦とも11着14着ではやはり今回も難しいと言わざる得ないのではないか。
  • 13番手はキングデールにする。金沢のサラブレッドチャンピオンを5馬身差圧勝。盛岡のG1ダービーグランプリでタイキヘラクレスの2着などダートではけっこう良い成績を残している。とはいえ芝では1勝もしてないことを考えれば、とてもここで戦えるとは思えない。現に目黒記念ではハンデ50kgで14着に負けている。
  • だいたいこんなところでしょうか。
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