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G2弥生賞の反省
G2弥生賞の結果
1
4-07
フサイチゼノン
藤田
2.02.3
---
35.9
446kg
+2
1人気
2
8-16
エアシャカール
武豊
2.02.5
1.1/4
35.3
500kg
+4
4人気
3
8-15
ラガーレグルス
佐藤哲
2.02.5
クビ
35.6
452kg
+4
2人気
単勝
330円
枠連
380円
複勝
150円 190円 140円
馬連
1420円
ワイド
590円 390円 600円
予想と見解
G2弥生賞の感想
フサイチゼノンには恐れ入った。初距離、初輸送でこれだけの競馬をやってしまうのだから物が違うとしか言いようがない。後ろから来た2頭をまったく寄せ付けなかったのだから、かなりのレベルの馬である。少なくても1冠は約束されたようなものではないか。もちろん競馬は何が起きるか分からないけど。とにかく、今回の負けは納得の負けである。今までの悔いの残る負け方とはちょっと違う。フサイチゼノンが非常識なのだから仕方ないのである。気を取り直してまたがんばっていきたい。
勝ったのは
フサイチゼノン
であった。前述したとおりとんでもない強さだった。4着には7馬身差以上つけたのだからその凄さが分かる。2着、3着馬とも着差以上の力の違いがあると思う。順調であればこの馬が皐月賞を勝つ確率は相当高くなったと思う。実力だけで言えば、あとはダイタクリーヴァとの力関係だけではないか。もちろんG1では何が起きるか分からない。ちょっとしたアクシデントが勝負を左右することもある。1度強い走りをしたからと言って、次も実力通りの走りができるかどうかは分からない。いつでも強い走りができる。それが1流馬の証なのである。皐月賞が本当の意味での勝負になるだろう。(当たり前か)
2着は
エアシャカール
であった。パドックでもかなりイレ込んでいたので、この馬はないなと思った。それが、最後方からの競馬で馬の気分を損ねないように騎乗したのは、さすがに武豊である。3角から一気に勝負に出てまんまと2着を確保した。正攻法の競馬だったらどうなっていたか分からない。とはいえ、4着馬には6馬身差をつけているのだから実力も半端でないのは明白である。フサイチゼノンには決定的な負け方とも言えるが、極端な競馬をしての結果だからまだ分からない。叩かれた上積みも見込めるだろうし、武豊も作戦を考えてくるだろう。皐月賞でも目が離せない1頭である。
3着は
ラガーレグルス
だった。フサイチゼノンとエアシャカールが早めに仕掛けたのに対し、この馬はぎりぎりまで追い出しを我慢していた。足を貯めただけあって最後は一気に伸びてきた。上位2頭には届かなかったが、なかなか鋭い末脚を見せてくれた。今回はTRだから敢えて追い出しを遅らせたが、本番ではもう少し早く勝負に出る可能性もある。そういう意味では皐月賞での巻き返しの可能性も十分だろう。ただ、12月からすでに4戦を消化したように少しレースが多い感じがする。どちらかというと調子が下降ぎみという感じもしないではない。
4着は
ジョウテンブレーヴ
であった。休み明けであることを考えればやむ得ないかもしれないが、それにしても7馬身差というのはさすがに水を開けられた。叩いた上積みを考慮したとして、巻き返せるかどうか非常に厳しい状況だと言わざる得ない。あとは蛯名騎手の作戦ということになるが、去年のオースミブライトの例もあるだけに、見捨てられない1頭にはなるだろう。
5着は
オースミコンドル
であった。また5着に終わってしまった。この馬の実力はここらへんが限界なのではないか。底を見せてしまった感じがする。
チタニックオー
は6着であった。4角で上がってきた時はけっこう期待したが、意外と伸びなかった。実力が足りなかったということか。
マイネルビンテージ
は10着であった。やっぱり京成杯のようにはうまく行かなかった。さすがにこれだけ早めに勝負されてはどうしようもない。まったく勝負にならなかった。これではクラシックでは期待できそうにない。
ストラテジー
は13着であった。やっぱりなんだかんだで前走8着に負けているのは問題のようだ。1・2着馬が前走勝っていることを考えても、このレースは勢いが重要なのだろう。
まあ、こんなもんですかねぇ。
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参考
G2弥生賞の予想
結論
◎ラガーレグルス
○ジョウテンブレーヴ
▲ストラテジー
△チタニックオー
△マイネルビンテージ
買い目(馬番連勝複式5頭ボックス)
2-5-8-11-15(1点600円)
にへい君の見解
いよいよクラシックTRがスターとします。その皐月賞TRの第1弾がこの弥生賞。皐月賞で1人気に推される馬のほとんどがこのレースで好走を見せています。皐月賞まで時間があること、同じ距離であることなど本番前の一叩きとしてはこの上ないレースであるはずなのに、なぜか本番で勝てないという謎のレース。まあ、私はたまたまだろうと思っているので、そんなには気にしてません。どっちにしろこのレースを予想するうえでは何の関係もありません。で、今回のレースですが、今年の4歳馬は本当に分からないです。ラガーレグルスが歴史的出遅れしたり、エイシンプレンストンが惨敗したり、何が起きるかマジで分からないです。今回は無難に5頭ボックスで勝負したいと思います。でも、これでも当たる気がしません。
ここ数年の弥生賞を振り返ってみると、そのほとんどが4歳初戦でないことに気づく。というよりここ数年は4歳初戦の馬が1人気で負けているのである。そうでなくても4歳初戦でこのレースを制しているのはウイニングチケットとフジキセキくらい。ウインニングチケットは後のダービー馬で、フジキセキは朝日杯3歳Sを完勝していることからも、このレースを4歳初戦で勝つくらいの馬はすなわちG1を勝てる器の馬ということになる。しかし、朝日杯3歳Sを勝っている馬でない限り、本当にG1を勝てる器かどうかなんか分からない。であれば、4歳初戦の馬は3歳時にどんな走りをしていようとも軽視というか少なくても◎本命にするべきではないことになる。次に歴代の勝馬のほとんどが前走勝っているもしくはオープン以上で2着していることにも気づく。しかもそのほとんどが1800m〜2000mのレースである。勢いと距離実績も重要なファクターだというだろう。このように見てくると今回のレースでこれらに該当する馬は実は1頭である。京成杯を勝ったマイネルビンテージである。となれば理屈上はこの馬を本命◎にするのが最も信用度が高いという結論になる。しかし、後で説明するが私はこの馬が強いとは思えない。今まで自分の感性を信じて負け続けているだけに、客観的なデータを信じるべきな気もするが、ひねくれた私は意地で自分の感性で勝負する。
私の本命◎は
ラガーレグルス
である。上で記した条件に当てはまらないのは前走7着に負けていることだけである。しかし、歴史的ともいえる大出遅れをかましてしまっての7着はやはり論外と見るべきである。かえって、あれだけの出遅れをしながら7着したことの方が立派だともいえる。結果はともかく私としては4歳になってから1度走っていることを評価したい。距離実績と重賞実績はラジオたんぱ杯で証明しているのだから問題ないし、十分に◎本命としての資格はあると私は思う。もちろんそういうデータだけではない。デイリー杯で上がり34.1の末脚を見せていること、ラジオたんぱ杯では4角で不利がありながら差し切っていること、共同通信杯も上がり35.2とみどころはあったこと、朝日杯は落鉄で実力を出し切っていないことなど、この馬がただものでないと思えることはいくらでもある。まあ、そういうことで、私は今回に限っていえばこの馬が最も勝つ確率が高いのではないかと見ているわけである。しかし、前走レースにならなかったことで4歳になってもトップクラスの実力があるかどうかは証明できないままになっているわけだし、あれだけの出遅れをかますということは競走馬として根本的な問題があるとも言えることになる。そういう意味では結果は勝つか惨敗になると私は見ている。こんな馬から流せるわけがない。
対抗○は
ジョウテンブレーヴ
にする。私が非常に気にしている4歳初戦の馬である。キングヘイローが3着に負け、アドマイヤベガも2着に負け、エアガッツは7着に負けているのだから、どうしても不安になるのは当然のことである。しかも、これらの馬は12月のレースからの参戦で負けているのである。11月以来のレースとなるこの馬にとってはとてつもなく大きな休み明けということになる。そういう意味では、危険な人気馬になる可能性が非常に高いといえる。しかし、東京スポーツ杯を圧勝したレースが印象的だった。中団から楽に抜け出したあの決め手はかなり凄いと私には感じられた。東京スポーツ杯が終わった時点ではクラシックの最有力候補はこの馬だと思ったくらいである。私は無理を承知でこの馬を評価したい。もちろん、先ほどから述べているように休み明けは大きなマイナスである。東京スポーツ杯がレベルが高かったかどうかは分からないし、4歳になって成長しているかも分からない。そういう意味では惨敗も覚悟しなくてはいけないのも確かである。でも去年のアドマイヤベガだって2着にはきているのだから連対までなら十分に可能性はあるはずだ。もちろん、勝ってしまうようなことがあれば皐月賞の有力候補の1頭になることは間違いないというか、私から言わせれば最低1冠は約束されたようなものである。そういう馬になる可能性を秘めた馬だと私は思っている。
単穴▲は
ストラテジー
にする。前走共同通信杯で8着に惨敗した馬であるが、当時は急仕上げで体調はまだまだの状態であった。しかし、なんでそんな状態で使ったのだろうか?私が思うには、確実にクラシックの権利をとるためにTR戦で万全の状態にする必要がある。それには一叩きがどうしても必要だったということではないか。となれば、今回は前走のようなことはない。3歳時に新馬・500万特別と楽勝したことを考えれば、根本的な能力は相当高いはずで巻き返しも十分にあるはずだ。好位から競馬をできる馬なので展開にも左右されないだろう。穴ならばこの馬しかないと私は思っている。だけど、オープン以上の実績がないというのも事実ではある。本当に強い馬であれば多少体調がいまいちでも掲示板は外さないものだし、出遅れたラガーレグルスに負けているのはあまりに問題である。そんなに大きくは期待できないという気持ちもある。
4番手は
チタニックオー
にする。シンザン記念2着という重賞実績があり、北九州記念2着で1800mの経験もある。いちおう4歳になってから1度使われているし、マイナス要素は意外とない馬である。特にシンザン記念では直線だけで2着というなかなか魅力のある末脚を披露している。こういう馬は距離が延びていい味を出す場合が多い。ゆったりと流れる2000mで中団から競馬ができればこの馬の末脚が爆発することも十分に考えられる。ここ2戦で負けているのはクラシック最有力候補と言われているダイタクリーヴァなだけに、それ以外の馬には負けられないという気持ちが強いだろう。しかし、4歳で走っているといっても1月始めの話で間隔が開いていることに変わりはない。2000mのエリカ賞で6着に負けていることと、シンザン記念で好走したことを考えると、ベストはマイルで2000mは距離が長いということも考えられる。中山2000mだと後方からの競馬では届かないということも考えられる。やっぱりそんなに大きくは信用できない。
5番手は
マイネルビンテージ
にする。前述したように前走京成杯を勝っていることで、重要なファクターをすべて満たしている唯一の馬ということになる。つまりデータ的に言えば、この馬が最も信用できるということになる。にもかかわらずここまで低い評価にしているのは、京成杯のレベルがそんなに高くなかったと思われるからである。重賞にもかかわらず勝ちタイムが2.04.0というのは遅すぎると思う。この馬が強かったというよりは相手がだらしなかったという評価が正しいのではないか。ただ、2着だったイーグルカフェが共同通信杯を勝っていることを考えると、そんなにレベルが低かったわけでもないとも考えられ、判断に非常に迷うところである。4歳で使われていると言っても1月始めの話だから間隔が開いたのも事実だし、馬体がまだ太いという情報もある。すでに権利は持っているだけにここで無理する必要もないことも考えるとここは見送るのが妥当な感じもする。でも、他の馬も信用できる実績を持っているわけでもないので、やっぱり実績どおりという結果も十分にあり得る。かなり悩んだがこの馬まで押さえることにした。
6番手は
エアシャカール
にする。ホープフルSを勝った実績は高く評価しなければならない。中山2000mで勝っているのだから距離コースが問題になるわけはない。姉にエアデジャヴーがいる血統で潜在能力も相当高そうだ。しかし、先ほどから繰り返し言っているように4歳初戦というのは大きなマイナスである。ホープフルSもマイネルファラオあたりにやっと勝っているくらいの内容ではそんなにレベルが高かったとは思えない。ただ、鞍上武豊というのが気になる。極端に人気を集めていない馬に乗った武豊ほど恐いものはないだけに、正直消しづらい気持ちも持っている。だけど、騎手も重要な要素であることに変わりはないが、走るのは馬である。重賞を勝っていない4歳初戦の馬はちょっと買いづらい。
7番手は
フサイチゼノン
にする。オープン実績はシンザン記念5着だけである。そんな実績しかない馬が人気を集めようとしているだけに、この馬も非常に危険な人気馬になりそうだ。でも、前走の勝ち方がかなり凄かったことは認めなければならない。マイルの500万特別で1秒以上引き離して圧勝するなんて常識では考えられない。タイムの1.34.3もこの時期の4歳馬にしては破格の時計である。こんなレースを見せられてはとても消さないと考えたくなるところであるが、オープン以上で連対経験がないこと、距離もマイルまでしか経験がないことを考えれば、惨敗も十分に考えられることを忘れてはいけない。特にマイルまでの距離しか経験がないことがどうしても気になる。とてつもない能力を秘めている可能性も非常に高いと思うが、私は今回は思いきって見送ることにした。これで連対されたら素直に諦めよう。
8番手は
オースミコンドル
にする。ラジオたんぱ杯2着、きさらぎ賞5着の実績を持つ。新馬戦も簡単に勝っているし、重賞でも掲示板を外さないのだから高素質馬であることは明らかである。前走5着は多少体が重かったようで叩かれた上積みは見込めるはずだ。重賞実績、距離とも問題ないだけにチャンスは十分である。だけど、私にはラジオたんぱ、きさらぎ賞の走りいずれにも強さを感じることができなかった。私の感性ほど当てにならないものはないが、また好走で終わるような気がしている。
これより以下は1勝馬クラスの馬と地方馬である。この時期の4歳馬はキャリアが浅いだけに何が起きるか分からないものだが、5頭選択となるとどうしても拾えないものである。今回は迷わず消しの方針をとらせてもらった。来たら素直に諦める。
9番手は
アグネススペシャル
にする。フジキセキの全弟というとんでもない良血馬である。これだけでも買いたくなるものである。新馬戦を楽勝し、続くセントポーリア賞もクロンヌドールの僅差3着とその素質の片鱗を見せている。3戦目となればいよいよ素質全開かという期待もあるが、やはり前走負けたことで大物感が少し失せてしまった。能力は高そうなのは分かるが、今回は実績のある馬が多いだけに素質だけでは戦えないと判断した。
10番手は
マイネルファラオ
にする。ホープフルS2着という実績を持つ。エアシャカールとタイム差なしのレースをしているのだからこの馬も同等の評価が必要だろう。しかし、京成杯6着、500万特別も2着に負けるなど、その決め手の甘さを露呈してしまっている。3歳時ならばともかく、この時期の4歳馬はかなりレベルが上がってきているだけに、タイムの裏付けがないのはあまりに痛い。
11番手は
ダイワバーミンガム
にする。新馬戦で1人気に推されるなど評価の高い馬であった。4戦目の勝ち上がりとちょっともたついたが、前走はさすがに力の違いを見せつける走りをした。芝の方がいいタイプだしチャンスはあるとは思う。しかし、なんだかんだで強い馬がこんなに足踏みをするわけがないだろう。未勝利戦からの挑戦は私には無謀に見える。
12番手は
ブランディス
にする。前走中山2200mで2着に好走しているのは好感が持てる。距離適性はけっこうありそうだ。とはいえ、前走500万で負けていることに変わりはない。しかも平場のレースであった。ちょっと重賞で好走できる器には感じられない。
13番手は
ウインザゲーム
にする。地方馬であるが、正直なところまったく分からない。無敗とか連対率パーフェクトとかの輝かしい実績であれば考えるが、そうでない以上は私にはとても手が出せない。
14番手は
ワンダーグルーム
にする。この馬も地方馬であり、ウインザゲームとまったく同じ評価である。来たら素直に諦める。
15番手は
ケイアイドーベル
にする。この馬もさっぱり分からない。ダート1800mを勝っているから距離は大丈夫かな。でも、前走500万で掲示板にも載れなかったうえに、今回が初めての芝ではさすがに期待する方が無理である。
16番手は
ナゴヤナンバー
にする。中央入りしたものの、地方での戦績も大したことはない。この馬のことを分かっているわけではないし、とても買う気にはなれない。
だいたいこんなところです。
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