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G3京成杯AHの反省

G3京成杯AHの結果
1 5-05ゼンノエルシド 横山典 1.31.5--- 478kg-6 1人気
2 6-07クリスザブレイブ 吉田 1.32.24 442kg0 2人気
3 3-03イーグルカフェ 田中勝 1.32.31/2 460kg-6 3人気
単勝260円 枠連430円
複勝120円 120円 210円 馬連470円
ワイド220円 500円 590円
予想と見解 好材料と不安材料
G3京成杯AHの感想
  • 時間の都合上簡単にさせていただいております。
  • 勝ったのはゼンノエルシドだった。あまりの強さに言葉にならない。ハンデ53kgと軽かったのも確かであるが、好位から抜け出す競馬で4馬身差というのはハンデだけが好走の要因のはずがない。この馬の強さは本物と言っていいのではないか。日本レコードもその裏付けとなる。これからはG1でもそこそこの走りを見せるのではないだろうか。それにしても1000万を勝ったばかりの馬がこれだけの強さを見せるのだから藤沢和厩舎の馬は困りものである。すべて走るわけではないだろうし、これからも取捨が難しくなりそうだ。
  • 私の本命◎クリスザブレイブはなんとか2着に粘ってくれたが、まあ相手が悪かったとしか言いようがないだろう。私の期待には十分に応えてくれたと思う。オッズが低くて赤字となってしまったが、エルシドを評価してなかったのだから少しでも回収できなただけでよしとしなければならない。
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    参考
    G3京成杯AHの予想
    結論   ◎クリスザブレイブ
      ○ザカリヤ
      ▲イーグルカフェ
      △ゼンノエルシド
       △キングオブサンデー
       △サンライズタイガー
       △ギャラクシーウイン
     買い目(枠番連勝複式)
      軸7--3-5-11(各1,000円)
      軸7--2-6-8(各500円)
      BOX 3-5-11(各500円)
    にへいの見解
  • いろいろと忙しいので予想は簡単にさせていただきます。
  • 私の本命◎はクリスザブレイブである。実はこの馬を本命◎にすることにはけっこう抵抗があった。というのも、中山金杯と中山記念で圧倒的1人気を背負ったこの馬に◎本命を打って惨敗したという苦い思い出があるからである。今回もこの馬が1人気を背負うことは間違いないだろう。この馬を本命◎にしてまた負けることがあれば、同じことを3回繰り返すことになる。しかも、前走休み明けだったことから軽視して連対されており、人気がない時に買わずに負けて、今回負けることになれば、人気になる時に買って負けるという最悪のパターンになってしまう。さらに、今回はユーワファルコンなどの先行馬が揃っており、厳しい展開になりそうだという不安材料もある。この馬が負けそうな雰囲気をなんとなく感じてしまっている。しかし、それじゃあ他にどの馬が本命◎にふさわしいかと考えた場合に、正直なところ他に魅力的な馬がいなかったというのが私の結論である。よく分からない馬に無理して本命◎を打ち、クリスザブレイブに勝たれるということの方が最悪のパターンであり、それなら能力が高いと思っているこの馬で勝負して負ける方がまだ諦めもつく。前走の走りからもマイル戦が問題になるとは思えないし、開幕週の馬場であればこの馬のスピードを最大限に生かせるはずである。展開がちょっと厳しくなりそうであるが、マイル戦であればなんとかスタミナも持ってくれるのではないだろうか。人気とハンデを背負っているというのも厳しいが、潜在能力の高さを見せつけてくれると信じたい。
  • 対抗○はザカリヤにする。前述したとおり他にこれという馬がいないと感じているので、順番もかなり悩んだ。この馬を上位に考えたのは、やはり前走2着と復調の気配を見せたのが大きい。今回は得意のマイル戦だし、もともとG1で連対したこともあるのだから、このメンバーで斤量55kgというのも恵まれたといえる。そういうことでこの評価にしたが、前走はしょせんオープン特別だしあのレースだけではまだまだ信用できない。惨敗しても私は不思議には感じない。
  • 単穴▲はイーグルカフェにする。NHKマイルCを勝っているし、昨年の天皇賞秋でも4着した馬である。ふつうに考えれば、このレベルであればたとえトップハンデでも圧勝しなければいけない存在である。しかし、ここ2走の走りがあまりにだらしない。こういう馬がスランプに陥ると長い場合が多いだけに、今回も惨敗に終わる可能性もかなり高いかもしれない。とは言うものの、天皇賞秋4着の馬をこれ以上低く評価するのも問題だと考えた。
  • 4番手はゼンノエルシドにする。藤沢和厩舎期待の素質馬である。最近ではマグナーテン、エアスマップなど多少実績不足の馬でも、重賞できっちり結果を残しているように、この厩舎の馬は潜在能力の高い馬が多い。私は実績重視のタイプなのでどうしてもこういう馬を評価することは難しいが、ここまでメンバーが落ちると軽視するのも問題だと判断した。
  • 5番手はキングオブサンデーにする。テレビ愛知杯3着、朱鷺S2着とオープン特別でなかなかの走りを見せており、勢いは非常に感じられる。実績馬より勢いのある馬という考え方であれば、この馬を高く評価する必要がありそうだ。前走関屋記念はさすがに8着に敗れたが、今回ハンデ54kgならばチャンスは大きい。ただ、好走が短距離に集中していることが私には大きな不安に感じた。前走8着に負けたことを考えても、ちょっと距離が長いのかもしれないという判断から評価をここまで下げた。
  • 6番手はサンライズタイガーにする。オープン特別入着級の馬であり、重賞ではもうひとつという馬であるが、ハンデ52kgは恵まれたといえるのではないか。メンバーもそれほど強力でもないし、いろんな要素がうまくかみ合えば、2着くらいはあってもおかしくないと思われる。軽量馬としては面白い存在だと思う。
  • 7番手はシャラクシーウインにする。晩春Sを勝つなどマイルで実績のある馬である。オープンでは結果を残していないが、まだ4歳だし巻き返しの余地はあるはずだ。ハンデ53kgもまあまあ軽いといえるし、流れ次第ではチャンスはあるはずだ。
  • 8番手はユーワファルコンにする。短距離ではレベルの高いところで結果を出している馬であるが、やっぱりマイル戦では不安の方が大きい。初めてなので意外に好走してしまうということも考えられるが、常識的にはやっぱり難しいと判断すべきだと思う。
  • 9番手はキクカグロリアスにする。前走1000万を勝ち勢いは非常に感じるし、ハンデも51kgというのも大きな魅力である。しかし、1400mでしか勝ってないこと、前走も僅差の勝負だったことから、ハンデ戦とはいえマイル重賞での好走は難しいと判断している。
  • まあ、こんなところでしょう。
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    G3京成杯AH出走馬
    クリスザブレイブ
    (牡7・吉田57)
    買い H13関屋記念2着、H12白富士S優勝、H11福島民報杯優勝、H11ディセンバーS優勝など。前走の関屋記念で2着したことはあまりに大きい。もともとオープン特別で速い流れで逃げ切っているようにスピード能力に優れている馬で、レコード勝ちもあるように絶対能力の高い馬であったが、1年以上の休み明けにもかかわらず重賞で連対を果たしたことでその実力が本物であることを見せつけた。ふつうに考えれば叩かれた上積みが見込め、さらに体調がアップしているだろうし、このメンバーであれば関屋記念よりも弱いともいえる。他に逃げる馬もいないし、開幕週の馬場もこの馬の味方となる。
    消し 前走2着したが、人気がなかったことで展開に恵まれたのが大きかった。今回はたぶん人気を背負うことになるだけに、前走のような楽な逃げは期待できない。休み明けでいきなり好走した反動も心配となる。重賞で2度1人気となり2度とも裏切っているだけに人気になると来ないタイプかもしれない。ハンデ戦なので単純な実力勝負とはならないし、前走だけではもう一つ信用しづらい。この馬の持ち味は持続力のあるスピードなので、もう少し距離が長い方が得意のような気もするので、マイルは少し距離が短いということも考えられる。
    イーグルカフェ
    (牡4・田中勝57)
    買い H12NHKマイルC優勝、H12共同通信杯優勝など。3歳限定とはいえG1を勝っている実績はここでは最上位ということになる。毎日王冠、天皇賞秋でも4着しており、古馬の1流レベル相手でも結果をしっかり残しているし、圧勝しても不思議ないということになる。NHKマイルCを勝っているのだからマイルをこなせないわけがない。最近は信じられない惨敗を喫しているが、潜在能力が高いことは明らかであり、実力を出せれば当然に勝ち負けとなる。
    消し 最も大きな不安は、ここ2走の内容があまりにだらしないことである。G3だったことやメンバーを考えても負けすぎである。天皇賞秋で4着したのだから実力はあるのだとは思うが、ここ2走の走りを見た限りでは、とても強気になれない。復活といっても徐々に調子を上げるというのが一般的で今回いきなり復活するというのは考えづらいのではないか。
    キングオブサンデー
    (牡5・後藤54)
    買い 準オープンを完勝し、初の古馬オープンとなったテレビ愛知杯でも3着に頑張り、続く朱鷺Sではマグナーテンと3/4差の2着とオープン連対を果たした。地味ではあるが、ここに来て結果を出しており、勢いはそれなりに感じる。前走の関屋記念では8着に敗れたが、今回はハンデ戦だし、マイル戦も2度目だし、相手も前走よりは楽になっている感じもするだけに、巻き返しがあっても不思議はない。
    消し 前走関屋記念で8着に負けたのは大きい。オープンで3着2着と頑張ったが、やっぱりオープン特別を勝ちきれるくらいの実力がないと重賞では通用しないということかもしれない。今回はハンデを生かしてどこまでということになるだろうが、逃げるとか追い込むというタイプでもないだけに、頑張っても好走までという感じがしてしまう。もう一つこれといった魅力に欠けるタイプである。
    ゼンノエルシド
    (牡4・横山典53)
    買い 前走1000万を3馬身差で圧勝した。もともと藤沢厩舎期待の馬であり、素質を買われて東京新聞杯に挑戦したこともあった。確かに勝つ時の豪快さはかなりの大物を感じられるだけのものだった。藤沢師が再び挑戦してくるのだから、よほど自信があるということなのだろう。4歳の秋を迎えて能力的・気性的に成長しているだろうし、今回はハンデ戦である。東京新聞杯の時よりはいい勝負ができるのではないだろうか。
    消し なんだかんだで前走1000万を勝ったばかりである。準オープンでも3戦して1度も勝てなかったのだから、まだまだ重賞で戦えるほどの実力はついていないというとも十分に考えられる、というか、そう考えるのが普通である。藤沢厩舎とか良血とかに惑わされてはいけないということである。いくらハンデ戦とはいえ、1000万を勝ってすぐに勝てるほど重賞は甘くないだろう。
    ユーワファルコン
    (牡4・大塚56)
    買い H12中日スポーツ杯優勝、H12CBC賞3着など。1200mでハナを切れるだけのスピードを持つスプリンターである。レベルの高いCBC賞でも3着したことがあるように格も問題ない。初めてのマイル戦となるが、距離は走ってみないと分からないので、意外に距離が長い方が息が入って良いということも考えられる。スピード能力が高いことは明らかなので、スタミナさえ持てば好走できるはずである。
    消し 先行タイプのスプリンターは、だいたいスタミナがないものである。そういう意味ではマイルが持つとは思えない。ふつうに考えれば距離が長いと考えるべきである。前走もそうだったが出遅れ癖があるというのも気になる。いくらマイル戦でも出遅れはやっぱり致命的なミスである。
    ザカリヤ
    (牡5・柴田善55)
    買い H13吾妻小富士S2着、H11NZT優勝、H11NHKマイルC2着。3歳限定とはいえG1で連対した実績を持っていることを忘れてはいけない。格から言えばG3ならいつ勝っても不思議はないということになる。古馬になってから不調が続いたが、前走の吾妻小富士Sで連対を果たし、いよいよ復活というムードになっている。もともと実績のある馬が上昇気配を見せているのだからチャンスは大きい。しかもハンデ55kgは恵まれた。
    消し 前走吾妻小富士Sで連対したが、しょせんローカルのオープン特別戦である。メンバーもそれほど強くなかったし、これだけで評価を高くするのはどうだろうか。このレース後、脚部不安で一息入れたことからも、また調整を1からやり直しており、体調が万全でないことも考えられる。気性的に当てにしずらいという話もあるみたいだし、安定度も疑問である。人気になるようだとなおさらリスクが大きいということになる。
    キクカグロリアス
    (牝5・木幡51)
    買い 1000万とはいえ前走勝っているので勢いは非常に感じる。内容もなかなかだったらしいし、調子がかなり良いということで挑戦してきたようだ。ハンデ51kgも大きな魅力となるし、重賞といってもそんなに強いメンバーが揃ったとはいえないだけに、チャンスはありそうだ。
    消し しょせん前走1000万を勝ったばかりの馬である。僅差の勝負をしていたことを考えてもいきなり重賞で通用するとは思えない。ハンデも牝馬ということを考えればそんなに恵まれていないように感じる。4勝すべてが1400m戦ということを考えるとマイル戦も疑問である。しかも4勝すべてが左回りで右回りも疑問となる。人気になるようだと危険な存在と言えそうだ。
    ギャラクシーウイン
    (牡4・蛯名53)
    買い 5月に準オープンの晩秋Sを1.33.2という好時計で勝っている。準オープンを勝っている実績があれば、重賞でもハンデ戦なら何とか戦えるのではないか。斤量53kgもいいところである。マイルで3勝しているので距離もベストである。近走の負けは距離が合わなかったと考えれば、マイルで一変ということも十分に考えられる。4歳という年齢から成長も期待できる。鞍上に蛯名を迎えたのも大きい。
    消し オープンで好走経験がないのだから重賞では通用しない器なのかもしれない。晩春Sを勝っているが、スローで逃げられたのが大きい。今回は強力な先行馬が数頭いるだけに、厳しい展開が予想される。重賞の厳しい流れについていけず惨敗に終わることも十分に考えられる。しかも出遅れ癖があって先行すらできないことも考えられる。ここ3走は掲示板すら確保できないという競馬が続いており、勢いもあまり感じられない。
    サンライズタイガー
    (牡6・大西52)
    買い ポートアイランドS5着、ニューイヤーS4着などオープン特別で掲示板に載っているくらいの実力は持っている。いずれもマイル戦だったことからもマイルはベストだろうし、ハンデ52kgならばかなり面白い存在になりそうだ。前走6着も休み明けであれば仕方ない部分もあったし、叩かれた上積みと距離延長を考えれば巻き返しがあっても不思議はないはずだ。
    消し オープン特別で掲示板が精一杯という実力で、いくらハンデ戦とはいえ重賞で通用するかどうか疑問である。年齢的に大きく成長しているとも考えづらいし、いまさら重賞で好走できるかどうか。先行して結果を出している馬であるので、今回はクリスザブレイブとユーワファルコンの強力な先行馬がいるので展開も厳しくなりそうだ。
    ヘイアンウインザー
    (牡6・村田54)
    買い ずいぶん前にオーシャンSで5着したという実績がいちおうある。前走は長期休養明けで惨敗したが、叩かれた上積みは見込めるだろうし、連闘であればなおさら効果が期待できるとも考えられる。
    消し 昔の実績がよく分かっていないが、ダービー卿CTで15人気だったということはそれほど強い馬ではないのだろう。前走は長期休み明けだったとはいえ、8着に負けているし、連闘だからといってそんなに一変するとも考えられない。ハンデ54kgもそんなに軽いとは言えないし、ちょっと厳しい条件の方が多いように感じる。
    ヴァイタルトラック
    (牝6・柴田未48)
    買い うーん、ちょっと・・・軽ハンデでどこまでという感じでしょう。
    消し 前走準オープンで8着に負けていることを考えるととても重賞で戦えるとは思えない。いくらハンデ48kgでもさすがに厳しいと言わざる得ない。中山マイルを得意としているわけでもないし、好材料はほとんどないと言える。
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