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G3京成杯の反省

G3京成杯の結果
1 6-09ボーンキング ハリソン 2.03.2---37.4 506kg-4 3人気
2 8-14マイネルエスケープ 蛯名 2.03.3クビ37.8 504kg0 2人気
3 6-10ロイヤルキャンサー 北村 2.03.51.1/437.9 448kg+2 8人気
単勝490円 枠連900円
複勝210円 160円 640円 馬連1,220円
ワイド510円 1,820円 1,670円
予想と見解 好材料と不安材料
G3京成杯の感想
  • 時間の都合上簡単にさせていただいております。
  • なんとなくこんな結果になるんじゃないかなあとは思っていたけど、本当になっちゃうんだもんなあ。嫌になっちゃいますよ。こういう1勝馬が重賞を勝ってしまうのだから難しい時代になったものだ。でもまあ、ボーンキングで負けたら仕方ないと思っていたので素直に諦めよう。ただ、今回の勝ちでボーンキングの強さが証明されたとは思わない。3秒台のタイムを考えてもそんなにレベルの高いレースではなかったと思う。ボーンキングはまだまだ延びそうなのでさらに大きくなる可能性は否定はしないが、このレースを勝っていることで高く評価するのはどうかと思う。
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    参考
    G3京成杯の予想
    結論   ◎マイネルエスケープ
      ○コスモリバーサル
      ▲マイネルカーネギー
      △シュアハピネス
      △プレジオ
     買い目(馬番連勝複式)
      BOX 2-4-7-11-14(各600円)
    にへいの見解
  • 皐月賞と同条件にすれば、それなりに強い馬が集まるのではないかということで距離を2000mにしたこのレースであるが、去年もそうだったが、意外に強い馬が参戦してこず、どうも低調なメンバーになってしまっている。今年も同様で2勝馬が4頭でうちオープン勝馬は1頭だけというあまりにも寂しいメンバー構成である。ここまでレベルが低いと何が来ても不思議はないということになるから、本当に難解な予想になる。実績を重視してとりあえず次の5頭を選んでみたが、自信はまったくない。
  • 私の本命◎はマイネルエスケープである。ラジオたんぱ杯5着の実績を素直に評価した。何せこのレースの上位3頭はあまりに強すぎた。あの3頭と大きく離されたのはあまり気にしなくていいだろう。2.02.2というタイムも良かったし、この馬なりに内容は良かったと思う。それに比べれば今回のメンバーは1枚も2枚も落ちる。このメンバーならば十分に勝ち負けになるはずだ。先行して押し切るレースを得意としているので安定度も期待できそう。ただ、斬れ味というか決め手がいまいちというのが不安材料ではある。決め手勝負になったときに4着5着に終わることも十分に考えられる。
  • 対抗○はコスモリバーサルにする。前走のホープフルS3着を素直に評価した。掛かりながら先行して3着に粘るのだからこの馬の絶対能力は相当高いといえそうだ。中山2000mで好走しているのも良い。気性的に当てにできなそうだし、この馬も決め手がいまいちという感じもするだけに、不安も大きいが、オープンで好走経験のない馬よりはずっと信用できると判断した。
  • 単穴▲はマイネルカーネギーにする。今回唯一のオープン勝馬である。そういう意味ではこのメンバーでは格上の存在ということになる。ただ、その勝ったレースが新潟のダリア賞だからそんなにレベルが高いレースだったとは思えない。そういう意味では早熟タイプということも考えられるが、朝日杯で7着している実績があるだけに、とりあえずはここでは外すべきではないと判断した。
  • 4番手はシュアハピネスにする。この馬の場合は前々走のレコード勝ちを評価した。500万のレースだったし、時計はたまたまだったかもしれない。しかし、レコードをそう簡単に出せるとも思えないだけに、ここまで低調なメンバー構成であれば、勝ち負けできる能力は十分に備えていると判断した。未勝利勝ちも12着からの巻き返しだったので、前走の12着もあまり気にしなくていいのではないか。
  • 5番手はプレジオにする。消すかどうかけっこう悩んだが、最終的には中山2000mの特別レースを勝っている馬を消すのはやっぱり危険だと判断した。素直な気性の馬のようだから惨敗は考えづらいし、ここまでレベルが低いと勢いで何とかしてしまいそうと思ってしまった。ただ、小さい馬体が非常に気になる。これだけ小さいとどうしても大物感は感じることはできない。
  • 6番手はエーピーキングダムにする。前走超スローの展開だったにもかかわらず直線だけで差し切ったということは実力が抜けていたという証拠といえる。斬れ味はかなりありそうなだけに、レベルの高いレースの方が威力が増しそうな気もする。そう言う意味では非常に恐い1頭である。でも、上がりがそんなに速かったわけでもないと思うので、重賞ではそんなにうまくは行かないのではないかと判断してみた。
  • 7番手はマイネアクティースにする。前走中京3歳Sで3着に頑張った。オープンで3着なのだから評価しなければいけない。斬れ味もありそうだし、一発は十分に考えられる。でも、私は牝馬ということもあるし、馬体が小さく揉まれ弱いということで、あんまり信用はできないだろうと判断した。
  • 8番手はボーンキングにする。フサイチコンコルドの半弟のためか、醸し出す雰囲気が大物なのか、やたら人気になりそうな状況である。確かに血統からも未知の魅力に期待したいという気持ちは十分に理解できるし、本当にそれだけの潜在能力を持っているのかもしれない。しかし、前走の勝ち方もそんなに大物という感じはしなかった。ラジオたんぱ杯とタイムを比較しても2秒くらい違うし、私はあまり評価していない。
  • 9番手はトーアコマンダーにする。いちおう2勝馬だから、1勝馬ばかりのこのメンバー構成ならばチャンスは十分だろう。でも、やっぱ芝で勝っていない馬を買うことは私にはできない。
  • 10番手はユーワレキシントンにする。前走未勝利とはいえ中山2000mを勝っているだけにチャンスがまったくないとはいえない。とはいえ、5戦目で勝ち上がっていることからすると、いきなり重賞で通用するところまで成長するということはないのではないだろうか。
  • まあ、こんなところでしょうか。でも、それ以外の馬が連対してもそんなにはびっくりはしないだろうな。
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    G3京成杯出走馬
    馬名 買い&消し
    マイネルカーネギー
    (牡3・吉田53)
    買い 今回出走馬の中では唯一のオープン勝ち馬である。 前走休み明けで朝日杯3歳Sで7着という実績もあるしこのメンバーなら明らかに実績上位といえる。このときはほとんど直線だけの競馬で上がり35.9ならばまあまあといえるし、1度叩かれた上積みは大きいはずで、間違いなく前走よりは体調は良くなっているはずだ。距離は何とも言えないが、朝日杯で後ろからの競馬をしているということは、距離は延びた方がレースはしやすいのではないか。
    消し オープン勝ちといっても8月開催のものでレースレベルに疑問である。しかも1200mのレースであった。札幌3歳Sでは5着、朝日杯3歳Sでは7着に負けているわけだし、重賞では力不足ということもいえる。あるいは、パンチ力不足で好走しても掲示板までという馬かもしれない。どうしても夏のオープンで好走した馬は年が明けると伸び悩むというイメージが強い。
    プレジオ
    (牡3・横山典55)
    買い 2勝しており堂々のオープン馬ということになる。しかも現在2連勝中で勢いを感じる。前走中山2000mの葉牡丹賞を勝っているのは大きいし、このときは中団から差し切っており決め手もありそう。先行もできるようなので展開は問わないタイプといえそうだし、大崩れはなさそうだ。バブルガムフェローの近親という血統もなかなかである。
    消し 前走の葉牡丹賞のレベルが疑問である。タイムも2.04.1とそんなに良かったと思えない。未勝利戦も僅差で勝っていることからも大物感もあまり感じない。オープンはいちおう初挑戦になるわけで、すでにオープンで好走している馬との力関係は何とも言えない。牡馬の場合、重賞を勝つような馬はそれなりの馬体をしているもので418kgとかなり小さい馬体も少し気になる。
    シュアハピネス
    (牡3・柴田善55)
    買い 2勝しており堂々のオープン馬ということになる。前々走500万でレコード勝ちしている実績を持ち、オープン級の実力を持ている可能性は高い。2勝はいずれも逃げて勝っているので単騎逃げならばおもしろい。前走惨敗しているが、未勝利勝ちも前走12着からの巻き返しであり、今回も前走の着順は気にしてなくていいのではないか。1800mと1700mで勝っているのでスタミナはありそう。
    消し 前走惨敗しているのはやはり気になる。レコード勝ちの反動かもしれないが、体調が良くなっているかどうかは何とも言えない。逃げる形でしか勝っていないというのも気になる。単騎で逃げられなければ同じように惨敗する可能性が高いかもしれない。オープン実績は前走の12着だけということになるわけだし、重賞で通用する器かどうかも分からない。安定度のない馬であることは確かであり、軸にはしづらいタイプではある。
    トーアコマンダー
    (牡3・大西55)
    買い 2勝しており堂々のオープン馬ということになる。ダートはいえ前々走500万でレコード勝ちしているのはかなり凄い。能力はかなり高そうだ。前走ラジオたんぱ杯は7着だったが、レースレベルがあまりに高すぎた。7着ならば上出来という考え方もできる。ダートで好走しているだけに時計のかかる中山コースは合っているかもしれない。
    消し 勝っているのはダートだけでというのはどうか。芝では新馬戦で3着が最高という実績だけに常識的にはダート馬といえそうだ。距離も1800m以上だと結果が悪くなっているだけに基本的にマイルくらいが合っている馬なのかもしれない。前走ラジオたんぱ杯も1.7秒差は離され過ぎという感じもするだけに芝の重賞では厳しい戦いになるかもしれない。
    エーピーキングダム
    (牡3・江田照55)
    買い 前走新馬とはいえ勝っているので勢いはありそうだ。中山2000mで勝ったのも大きい。距離コースは問題ない。前走はスタートがいまいちで後ろからの競馬、超スローで厳しい展開となったが、直線だけで差し切ったというのは力が抜けていた証拠といえる。これだけの決め手を持っていれば、重賞といっても1勝馬が多いこのメンバーならば十分に勝ち負けできるかもしれない。
    消し しょせんまだ1勝馬である。オープンどころか500万の出走経験すらないのだからいきなりの重賞で通用するかどうかは何とも言えないことになる。前走も超スローだったとはいえ7秒台の時計はどうかと思うし、上がりもそんなに速かったとは思えない。どちらかというと相手関係に恵まれたといえるかもしれない。キャリアもまだ2戦だし、悪い意味でも未知の部分が多いといえる。
    コスモリバーサル
    (牡3・小林淳55)
    買い いちょうS2着とオープン連対実績を持っている。2勝馬がそんなにいないこのメンバーでは実績上位ということになる。前走のホープフルSでも3着しているし、勝馬と0.2秒差だったことからもオープン級の実力は間違いないといえる。中山2000mで好走したのも大きい。先行して押し切るタイプのようなので今の時計のかかる中山コースにも合っていそう。
    消し しょせんまだ1勝馬である。オープン特別で好走しているが勝っていないのだから重賞でどうかという感じはする。前走3着もタイムが2.04.4とそんなに速くはないし、レベルがそんなに高くなかったかもしれない。前走途中からハナに立ってしまったようにまだ気性的に子供でもある。
    ボーンキング
    (牡3・ハリソン55)
    買い 前走新馬戦とはいえ勝っているので勢いは感じる。2000mで勝っているのが大きく、スタミナは問題ない。この馬の魅力は何と言ってもダービー馬フサイチコンコルドの半弟という良血である。しかも父がサンデーサイレンスに替わって兄よりも大きな期待がかかっている。キャリア2戦とまだまだ底を見せていないだけに未知の魅力にあふれている。
    消し しょせん前走新馬戦を勝ったばかりの馬である。オープンどころか500万すら経験がないのだから重賞で通用するかどうかは走らせてみないと分からないということになる。同時期に行われたラジオたんぱ杯とタイムを比較すると3秒以上劣っているわけだし、上積みを見込んだにしても重賞で連対まではどうかという感じがしてしまう。
    マイネルエスケープ
    (牡3・蛯名55)
    買い 前走ラジオたんぱ杯で5着に頑張った。アグネスタキオンには大きく離されたが相手が強すぎただけであり着差は気にしなくていいのではないか、重賞で掲示板に載ったことは評価しなければならないし、タイムも2.02.2なら上出来だろう。先行して粘るタイプなので中山の時計のかかる馬場は合っていそう。メジロマックイーン産駒なのでスタミナはかなりありそうだ。
    消し 前走ラジオたんぱ杯5着をどう考えるかであるが、いくら相手が強かったとはいえ、1.4秒差は離されすぎという考え方はできる。しょせん1勝馬だしオープンではまだ荷が重いということも。あるいは、この馬は斬れる脚を持っていないので、頑張っても5着くらいということになるのかもしれない。スローの展開での決め手勝負だとかなり厳しい戦いになるかもしれない。
    ユーワレキシントン
    (牡3・岡部55)
    買い 前走未勝利を勝っており勢いはありそうだ。中山2000mで勝ったのは大きい。距離コースは問題ない。距離が延びて好走してきているだけにスタミナはありそうだ。逃げる競馬しかできなかった馬が抑える競馬で勝ったのも馬が成長してきている証拠だろう。
    消し しょせん未勝利を勝ったばかりの馬である。5戦目の勝ち上がりだったことからも大物感はいまいちだし、前走のタイムは2.05.2といまいちである。着差も僅差だったし、いくら成長しているといっても、いきなり重賞で好走するほど一変するとは考えづらい。
    オリサーバ
    (牡3・田中勝55)
    買い 前走新馬とはいえ勝っているので勢いは感じる。まだキャリアが浅く未知の魅力はたっぷりということになる。名門伊藤雄厩舎の馬だけに素質はかなり高いのだろうし、シアトルスルー産駒ということからも芝に替わって一変する可能性もある。少しズブいところがある馬のようで距離は長い方が良さそうだ。
    消し しょせん新馬戦を勝ったばかりの馬である。重賞で通用するかどうかは走らせてみないと分からないということになる。しかもこの馬は芝未経験なのだから、芝に替わることは常識的にはマイナスと考えるべきなのではないだろうか。
    マイネアクティース
    (牝3・勝浦53)
    買い 中京3歳Sで3着に頑張っており、オープン実績はまあまあといえる。1800mで好走したのだからスタミナは問題なさそう。中団でレースを進め斬れ味で勝負するタイプのようで決め手勝負になればチャンスはあるかもしれない。
    消し しょせん1勝馬である。オープン3着はあるが重賞は初めてなのだからさらに上の着順を期待できるかどうか。今回唯一の牝馬であるが、年が明けると牡馬との実力差がけっこうはっきりしてくるものだけに牡馬相手にどこまで頑張れるか。前々走の葉牡丹賞で惨敗したように、馬体が小さいために揉まれると力が出せない。
    スガノリベンジ
    (牡3・的場55)
    買い 地方からの転厩馬であり正直よく分からない。前走500万朱竹賞8着から連闘での挑戦であるが、前走が単なる叩き台だったとすれば一変はあるかもしれない。実際ダート短距離戦から芝の長距離戦に替わるわけで条件的にも一変の可能性は考えられる。
    消し よく分からない馬なので何とも言えないが、地方でも5戦2勝と勝率5割もいってない馬なのだから中央で通用するようには感じられない。前走朱竹賞で8着に負けたことからも中央で好走するにはもっと時間がかかるのではないか。まして今回は重賞である。この程度の地方転厩馬に中央の馬も負けていられないだろう。
    ハセノスマイル
    (牡3・嘉藤55)
    買い 地方からの転厩馬であり正直よく分からない。中央経験は1度だけあり、百日草賞で8着という実績がある。これをどう評価するかであるが、後方から上がり35秒台で伸びているのだからまあまあの内容といえそうだし、芝はまったく問題ないと思われる。まあ、だからこそ転厩してきたのだろうが。
    消し よく分からない馬なので何とも言えないが、地方でも4戦1勝とあまり勝っていないのだから中央で通用するようには感じられない。百日草賞でも8着に負けているわけだし、中央のオープン級とはまだまだ実力差がありそうだ。まして今回は重賞である。この程度の地方転厩馬に中央の馬も負けていられないだろう。
    ロイヤルキャンサー
    (牡3・北村55)
    買い 前走未勝利とはいえ勝っているので勢いは感じられる。森厩舎の馬だし、サンデーサイレンス産駒ということもあり、もともと期待の高かった馬であり、こういう馬は1度波に乗ると勢いで連勝することがあるだけに注意は必要だろう。底を見せていると考えると痛い目にあうかも。
    消し しょせん未勝利を勝ったばかりの馬である。勝ち上がりに5戦も要したようにあまり大物感はない。5戦3連対の実績であるが、連対はすべて1400m以下であり、マイル2戦はいずれも5着に敗れている。ということは現時点では短距離の方が合っているということになるのでは。まして今回は2000m戦である。距離は大きな不安と言わざる得ないだろう。
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