前ページに戻る
G3小倉記念の反省

G3小倉記念の結果
1 3-03ロサード 小牧太 2.00.2--- 424kg0 2人気
2 6-08トウカイオーザ 2.00.31/2 476kg+2 3人気
3 6-09マヤノアブソルート 福永 2.00.3クビ 516kg+14 5人気
単勝380円 枠連620円
複勝140円 210円 220円 馬連5,150円
ワイド630円 540円 700円
予想と見解 好材料と不安材料
G3小倉記念の感想
  • 時間の都合上簡単にさせていただいております。
  • 結果論でしかないが、ボックスで勝負していれば的中できていただけに、ちょっと馬券の買い方を誤ったという気持ちもあるが、私の本命◎マイネルタンゴが7着に敗れているのでは、馬券の買い方を誤ったとかいう問題ではないというのが正しいのだろう。斤量53kgであれだけ負けるというのはちょっと理解できない。今回は完敗と考えたい。
  • 勝ったロサードであるが、終わってみればこのメンバーでは力が違ったということになりそうだ。斤量57kgで完勝したのだから本物と考えていいだろう。ただ、秋になると休養していた有力馬が多数出走してくるだけに、今回の勝ちだけで次も評価するのは危険だと思う。
  • 前ページに戻る

    参考
    G3小倉記念の予想
    結論   ◎マイネルタンゴ
      ○ミッキーダンス
      ▲ロサード
       △トウカイオーザ
       △エイシンビンセンス
       △マヤノアブソルート
       △ヒシピナクル
       △パラダイスヒルズ
       △グランドシンザン
       △ブラックタイガー
     買い目(馬番連勝複式)
      1-4,4-11,1-11,4-8(1,000円)
      2-4,4-9(500円)
      4-10,4-12(300円)
      4-5,4-13(200円)
    にへいの見解
  • いろいろと忙しいので予想は簡単にさせていただきます。
  • 私の本命◎はマイネルタンゴである。今回はハンデ戦であること、斤量を背負っている馬の安定度がいまいちであることから、どの馬を本命◎にするか非常に悩んだが、最終的にはマイナス要素の最も少ないこの馬を選択した。実績は皐月賞4着があるのだから問題ない。前走七夕賞2着で復活をアピールしており勢いも感じる。ハンデは前走より1kg重くなったが、皐月賞4着を考えればまだまだ恵まれた数字といえる。距離も問題ないし、好走する材料はかなり揃っているといえる。唯一の不安は七夕賞のレベルがどうだったのかだけである。メンバーはけっこう低調だっただけに、前走の好走はレベルが低かったからということであれば、ここでの好走は難しいということになる。でもまあ、こちらもほとんどが準オープンというメンバーだし、この馬の力で何とかなるのではないかと私は見ている。
  • 対抗○はミッキーダンスにする。重賞勝ちはすべて2000mなのだから距離はベストといえるし、別定G2の金鯱賞を勝っているのだからここは実績上位ということになる。前走の北九州記念でも3着しており勢いは感じるし、距離延長で逆転というのは容易に推測できる。昨年のこのレースを勝っており、とにかく夏場に強い馬というイメージが強い。やはり問題はハンデ57.5kgといえそうだ。実績を考えれば何とかなりそうが気はするが、後ろからしか競馬ができない馬で展開に左右されやすいということも考えると、正直トップハンデでは本命◎にできなかった。
  • 単穴▲はロサードにする。私はこの馬のベストは1800mだと思っている。そういう意味では今回の2000m戦で好走するのは難しいとは思っている。ましてハンデ57kgであればさらに難しいという気がしてくる。とはいえ、ほとんど準オープンというメンバーとなると、さすがにそんなには負けないのではないかという感じもしてしまう。昨年の小倉記念でもきっちり3着しているわけで、まったく走れないわけでもないことを考えると、やっぱりこれ以上評価を落とすことはできなかった。
  • 4番手はトウカイオーザにする。これより下は似たりよったりで判断が難しかった。この馬を選択した理由は、前々走斤量55kgで準オープン4着していたので52kgならばけっこうやりそうだと思ったことと、前走1000万とはいえ勝っている勢いを重視したためである。でもまあ、1000万を勝ったばかりということは惨敗もあり得るとは思っている。
  • 5番手はエイシンビンセンスにする。これでも一昨年はこのレースで3着した馬である。歳をとったとはいえ斤量54kgならば不気味である。
  • 6番手はマヤノアブソルートにする。現在3連勝中とまだまだ底を見せていないのが魅力の馬であるが、前走斤量53kgでの勝ちということを考えると、斤量52kgで重賞というのはどうだろうか。
  • 7番手はヒシピナクルにする。前走ようやく復活の兆しを見せた。2000mで実績のある馬だし、ハンデ戦ならばここでも好走しても不思議はない。
  • 8番手はパラダイスヒルズにする。前走休み明けにしては6着はよく走っている。意外にハンデが見込まれたが、叩かれた上積みと距離延長を考えれば、2着くらいはあっても良さそうだ。
  • 9番手はグランドシンザンにする。愛知杯を勝っているが、安藤勝騎乗が大きかったと思う。秋山騎手ではダメというわけではないが、私はあまり魅力を感じていない。でも念のため押さえとく。
  • 10番手はブラックタイガーにする。ハンデ50kgはかなり魅力であるが、3歳オープンでは良いところがなかった馬だし、マイペースで逃げたとしても好走は難しいと私は思っている。でも念のため押さえとくけど。
  • まあ、こんなところでしょう。
  • このページのTOPに戻る
    G3小倉記念出走馬
    ミッキーダンス
    (牡5・河内57.5)
    買い H13金鯱賞優勝、H12朝日CC優勝など。宝塚記念の前哨戦である金鯱賞を勝っているのは大きい。別定G2を勝っているのだからこのメンバーであれば明らかに実績上位である。昨年このレースを勝っているのだから距離コースは問題になるはずがないし、朝日CCでもレコード勝ちしたように、とにかく2000m戦で強さを発揮している。そういう意味では距離の延びるのは明らかにプラスである。前走3着もスローの展開ならば上出来といえるし調子は良さそうだ。ハンデ57.5kgも実力の違いで勝ってしまうことは十分に考えられる。
    消し この馬が勝つ時は上がり35秒〜36秒ということを考えると、ハイペースを追い込むというのが勝ちパターンといえる。つまり自分で競馬を作るタイプではなく、他力本願な部分が多いのである。そういう意味では絶対的な信用は置きづらいタイプといえる。ましてハンデ57.5kgというトップハンデということを考えると、いかにも人気を裏切りそうに感じてしまう。今回強力な先行馬がいないので、ゆったりとレースが流れる可能性が高いとなると、伸び切れずに終わるということも十分に考えられる。
    ロサード
    (牡5・小牧太57)
    買い H12H13北九州記念2着、H11京阪杯優勝、H12京阪杯2着など。この馬の持ち味は、直線だけの競馬で差してくる強烈な末脚であるが、最近はある程度前の位置取りでも競馬ができるようになってきており安定度が増している。重賞連対は1800mに集中しているのでベストは1800mかもしれないが、京都大賞典で3着したこともあるのだから2000mは守備範囲である。別定G2で3着した実績からも、このメンバーでは実績上位といえるし、前走小倉で2着しているのだからコースは問題ないし、勢いも感じられる。ハンデ57kgでも落としたくないというのが正直なところだろう。
    消し この馬は追い込み脚質なのでどうしても展開に左右されるというのが大きな不安である。最近は少し先行するようになってきているが、それが逆にこの馬の持ち味を殺している感じがしないでもない。まして、今回距離が延びることを考えれば、先行すれば直線でまったく伸びないということも考えられる。それにこれまでも人気になると裏切るということが何度かあっただけに、もう一つ信用できない部分がある。ハンデ57kgとなればなおさら信用しづらくなる。
    グランドシンザン
    (騙7・秋山55)
    買い H13愛知杯優勝、H13大阪城S2着など。もともとカブトヤマ記念で2着するなどして力を見せていた馬だったが、特に今年は調子が良いようで愛知杯でついに重賞を制覇してしまった。前走も0.5秒差5着なら内容としてはそんなに悪くない。2000mで4勝している馬なので、距離が延びるのは明らかにプラスだし、斤量が前走より1kg減るのもプラスである。勢いはそれなりに感じるし、このレベルなら再度勝ち負けできるだろう。
    消し 愛知杯を勝っているが、父内国産限定レースだったことに注意しなければならない。前走の北九州記念では5着に負けていることを考えると混合戦ではもう一つということかもしれない。愛知杯がいっぱいいっぱいの競馬だったようにも感じるので、7歳という年齢からも上積みは見込めそうにない。愛知杯は安藤勝騎手だったというのも大きかったと思う。
    エイシンビンセンス
    (牡7・野元54)
    買い H11北九州記念優勝、H11小倉記念3着など。一昨年小倉でブレークした馬でありコース相性は良い。距離も2000mがベストと思われるだけに条件はベストといえる。休み明けを2戦したが、0.5秒差5着、0.7秒差8着ならばまあまあといえる。今回はハンデ戦で前走より斤量が2kg減ることも考えれば、巻き返す余地は十分といえる。58秒台の時計を持っておりスピード競馬にも対応できるタイプでもある。
    消し 一昨年はそれなりの活躍をしたが、昨年は頑張っても4着まで、今年は5着が最高というように、年々成績が落ちている。すでに7歳という年齢を考えると、全盛期はすでに過ぎたとどうしても考えたくなる。前走も先行有利の展開だったのに8着というのは負けすぎという感じがするし、勢いはあまり感じられない。
    パラダイスヒルズ
    (牡6・高橋亮55)
    買い 昨年の暮れにオープン入り。その後白富士S3着、中京記念5着とオープン重賞でもまあまあの走りを見せており、ローカル重賞ならば十分に通用しそうだ。前走の北九州記念も0.6秒差6着ならばまあまあといえるし、休み明けだったことを考えれば叩かれた上積みは見込めるだろうし、ハンデ戦ならばチャンスはありそうだ。2000mで3勝しているので距離延長も良さそうだ。
    消し オープン入りしてからは連対していないことを考えると、ちょっと壁があるように感じる。3着、5着があるが、これが精一杯という感じがするだけに、連対となると難しそうだ。ハンデも55kgでは恵まれたとは言い難い。逃げるとか追い込むとかというタイプでもないだけに、一発も考えづらい。
    ヒシピナクル
    (牝5・角田53)
    買い H11ローズS優勝、H11秋華賞3着など。3歳牝馬限定戦とはいえG1で3着したことがある実績は評価しなければならない。近走はいまいちだったが、前走オープン5着と復調の気配を見せた。馬体重が大幅に減っていたので体が絞れたのが良かったのかもしれない。距離延長もローズS、秋華賞の実績を考えればプラスといえる。重賞もハンデ戦であればチャンスは広がる。先行押し切りを得意としている馬なので平坦小回りコースも合いそうだ。
    消し 3歳限定レース以外では5着までしか来たことがない。しかもその5着のあとのレースでまた惨敗しているように安定度がなさすぎる。それに、この馬は切れ味というか決め手がいまいちで勝負弱いところがある。好走しても掲示板までというタイプの典型かもしれない。ハンデも牝馬で53kgというのは恵まれた方ではないだろう。前走5着もしょせんオープン特別だし、ハンデ戦とはいえ重賞でさらに着順を上げられるかどうかは疑問である。
    マイネルタンゴ
    (牡5・佐藤哲53)
    買い H13七夕賞2着。皐月賞4着という実績があることを忘れてはいけない。テイエムオペラオーと僅差の勝負をしたのだから、この馬の潜在能力もかなり高いということになる。そういう馬が前走の七夕賞で2着と復活を強烈にアピールした。勢いは感じるし、まだ準オープンの身ということでハンデも53kgとかなり恵まれた。実績、勢い、ハンデとプラス材料が多いだけにここは好走必至である。
    消し 皐月賞好走も2年前の話だし、しょせん3歳限定戦での話である。そこから成長せず条件戦も勝てなくなる馬もけっこういるだけに、皐月賞好走だけで評価するのは危険である。前走重賞2着もハンデ52kgでの話だし、メンバーもかなり弱かった。持ちタイムもそんなでもないし、速い時計に対応できるかどうかも疑問である。本質的にはマイラーだと思われるだけに、距離2000mというのもちょっと長いかもしれない。
    マヤノアブソルート
    (牝4・福永52)
    買い 現在3連勝中と勢いがある。前走も準オープンで完勝しているし、オープンでも十分通用しそうな素質を感じる。ベストは1800mかもしれないが、2000mも前走58秒台で走っているのだから問題にはならないだろう。夏に強い牝馬でもあるし、年齢的にもまだまだ成長も見込める。ハンデも重いということはないだけにチャンスは大きい。
    消し しょせん準オープンを勝ったばかりの馬である。しかも、ハンデ53kgで2着のイブキガバメントと実質3kg差あったことを考えると、このレースだけでオープン級という判断はちょっと難しい。ハンデ52kgも牝馬ということを考えるとそんなに軽いとはいえない。距離も1800mの方が成績が良いので、2000mは少し長いということもあり得る。間隔が少し開いたのも気になる。
    トウカイオーザ
    (牡4・幸52)
    買い トウカイテイオーの半弟で父がサンデーサイレンスという良血馬である。前走1000万とはいえ完勝しており勢いは感じる。前々走の垂水Sではマヤノアブソルートと0.4秒差の4着だったが、このとき2kg差だったのが今回は同斤量となるし、全体でもハンデ52kgとけっこう軽い斤量となっただけに、チャンスは十分といえる。もともと神戸新聞杯4着という実績もあるし、ローカル重賞ならば通用するだけの能力は十分にあるのではないか。
    消し しょせん1000万を勝ったばかりの馬である。準オープンでなかなか勝ちきれなかったことを考えると、いくらハンデ戦とはいえ重賞で通用するだけの実力を持っているかどうかは疑問である。力の違いを見せつけられて終わるということも十分に考えられる。中団から差すというオーソドックスなレースをするタイプなので一発というのは考えづらいし、好走しても掲示板までという感じがしないでもない。
    ブラックタイガー
    (牡3・熊沢50)
    買い 前走3歳900万のやまももSを完勝しており、実質3歳オープンといえる存在である。ダートでもそれなりに走るが、やまももSで芝2000mを完勝したのは大きく、距離は問題ないといえる。今回も他に逃げると思われる馬がいないので、またマイペースの逃げが期待できるだけに、展開をうまく味方に付けることができれば面白い存在になる。
    消し 古馬初挑戦というのが大きな不安となる。3歳限定のオープンで力を出せなかった馬だけに、前走900万勝ちだけではまだまだ力の違いがあるような気がしてしまう。ハンデ50kgをどこまで生かせるかがポイントだろうが、前走のタイムもいまいちだったと思うし、平均ペースの逃げでは古馬陣のちょうどいいペースメーカーで終わりそうである。
    サンキューホーラー
    (騙6・久保田48)
    買い いちおう準オープンまで勝ち上がってきた馬なのだから能力がまったくないということはないと思う。ハンデ48kgは大きく恵まれたし、この軽ハンデをうまく生かしたいところだろう。
    消し 近走は準オープンで惨敗続きといいところがまったくない。完全に頭打ち状態である。ハンデ48kgでも重賞ではあまりに荷が重い感じは否めない。4勝はすべてダートということを考えると、一発も考えづらい。
    サンクールウイナー
    (牡5・渡辺51)
    買い 前走1000万とはいえ勝っているので勢いは感じる。サンデーサイレンス産駒だし、ハンデ51kgの軽ハンデを生かせれば、チャンスはあるのではないだろうか。
    消し 8連対はすべてダートである。芝では3着すらしたことがないのだからハンデ戦とはいえ、重賞でいきなり芝のレースで連対というのは考えづらい。まして、1000万を勝ったばかりの格下の存在なのだからなおさらである。
    ヒダカブライアン
    (牡7・石橋53)
    買い 2歳時にはクラシック最有力候補といわれた馬である。潜在能力はかなり高いという可能性もある。準オープンで4着という実績はあるのだから、軽ハンデを生かせれば戦えなくはないだろう。ここ2戦は惨敗に終わっているが、長期休養明け直後で馬体が絞り切れてなかった。馬体重が大幅に減っているようだとチャンスは広がりそうだ。
    消し クラシックで期待されたこの馬もすでに7歳。未だに準オープンクラスにいることからも能力の限界が見えてきている。しかも、長期休養から復帰したばかりでまだまだ本調子に戻っていない感じがする。斤量53kgも恵まれたとはいえないし、重賞でいきなり復活ということは考えづらいのではないか。
    このページのTOPに戻る

    前ページに戻る