G3共同通信杯の結果
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
結論 |
◎ジャングルポケット ○メイショウドウサン ▲チアズブライトリー △スイートゥンビター △プレジオ △エイシンスペンサー △ダンシングカラー △ゴッドオブチャンス △シングンオペラ |
買い目(馬番連勝複式) 流し 軸8--2-4-10-12(各1,000円) 押え 軸8--1-3-7-9(各500円) |
|
馬名 | 買い&消し | |
ジャングルポケット (牡3・角田56) |
買い | 札幌3歳S優勝、ラジオたんぱ杯2着。重賞を1勝2着1回という実績はここでは明らかに実績上位である。しかも札幌3歳Sでは朝日杯2着のタガノテイオーと阪神3歳牝馬Sを勝ったテイエムオーシャンに完勝しているし、ラジオたんぱ杯ではレコード勝ちのアグネスタキオンの2着という内容である。レベルの高いレースでこれだけのパフォーマンスを見せているのだから能力は相当なものである。前走は休み明けだったので今回は上積みも見込めさらに上昇していといえる。 |
消し | まだ3歳で未知の部分が多い。ここ2回はたまたまうまくいったが、実は何か問題を抱えている可能性だって否定はできない。キャリアの浅い馬というのはときどき信じられない惨敗をする時もあるもので過信はできない。斤量も他馬より1kg重いわけだし、G1を勝っているわけでもない。たぶん配当は低いだろうから、キャリアが浅いという未知の部分も考えると、けっこうリスクの高い馬券になるかもしれない。 | |
プレジオ (牡3・ペリエ55) |
買い | 葉牡丹賞優勝。前走の京成杯では1人気ながら4着に敗れたが、馬場状態や展開を考えると、後方の位置取りからよく伸びてきているといえる。馬体が小さく非力なタイプだろうから東京の軽い馬場の方が合っているだろうし、追い込み脚質の馬なので長い直線も大きなプラスとなる。前走は重めだったという話もあり、今回は少しは絞れてくるだろうから調子は上向いていると思っていいのではないか。 |
消し | なんだかんだで前走4着に負けている馬である。重賞だっとはいえそんなにレベルが高かったと思えなかったし、それで5着というのはあまり高くは評価できないという考え方もできる。オープンで勝っているわけでも連対経験があるわけでもないし、重賞で信用できるという実績は持っていないということになる。小柄な馬だけにどうしても大物という感じが伝わってこない。 | |
チアズブライトリー (牡3・藤田55) |
買い | 中京3歳S優勝。前走オープンを勝っているのは非常に好感が持てる。勢いも感じられるし実績も上位にランクされることになる。前走の内容も後方からじわじわと前に詰め寄り抜け出すというセンスを感じる勝ち方だった。相手なりに走るタイプだと思われ、着差以上の強さだったといえる。左回りで勝っているので東京コースも問題ないだろうし、1800mという距離ももちろん問題にならない。 |
消し | 中京3歳Sのレベルが高かったかどうかは現時点では何とも言えず、オープンを勝っているからといって重賞で好走できるとは限らない。中京3歳Sで3着だったマイネアクティースが京成杯で惨敗していることを考えれば、この馬もその程度の馬ということかもしれない。前々走500万特別で3着に負けていることを考えれば、ずば抜けて強い馬ということはないと思われる。 | |
エイシンスペンサー (牡3・四位55) |
買い | 3戦2勝の実績で、唯一の負けが朝日杯の6着である。前走の朝日杯をどう評価するかであるが、G1で0.5秒差の6着ならばG3ならば十分勝ち負けという判断はできるはずだ。東京1800mは500万特別を勝っているので問題ないし、陣営の話では左回りの方がいいタイプのようでもある。キャリア3戦でまだ底を見せたとも言えないし、未知の魅力に期待してもいいだろう。 |
消し | 初オープンとなった前走の朝日杯であるが、見せ場なく6着に終わった。G1ということを考えれば頑張ったともいえるが、逃げて粘ったとか追い込んで届かなかったという内容ではないだけに、なんというか平凡な走りで終わってしまったという印象が強い。G1といっても2歳戦なのでレベルが高かったとも限らないし、年が明けてから結果を出している馬に簡単に敗れることも十分に考えられる。 | |
スイートゥンビター (牡3・後藤55) |
買い | ホープフルS優勝。現在2戦2勝とまだ底を見せていない。未知の魅力はたっぷりでありとんでもない大物の可能性もある。オープン特別を勝っている実績も評価できるし、2000mで勝っているのでスタミナも問題ない。折り合いもつくタイプのようでスローの展開でも好位をキープし勝負どころで仕掛けられるというレースセンスを持つだけに、安定度はかなり期待できる。後藤騎手が大物感があるというのだから素質はかなり高いかもしれない。 |
消し | ホープフルSのレベルが高かったかどうかは現時点では何とも言えず、オープンを勝っているからといって重賞で好走できるとは限らない。ホープフルSで3着だったコスモリバーサルが京成杯で5着に敗れていることを考えれば、この馬もその程度の馬ということかもしれない。まだキャリア2戦なので弱味を見せていないが、左回りは苦手とか何か弱味を持っていることだって考えられる。なんとなく斬れる脚はないような気がするが・・・ | |
メイショウドウサン (牡3・安田康55) |
買い | 朝日杯4着の実績を持つ。ほぼ最後方から直線だけで0.2秒差の4着に来たのだから内容としてはかなり評価できる。今回のメンバーでは朝日杯最先着の馬ということになるわけだし、G3ならば連対して当然という考え方は十分にできる。追い込み脚質なので直線の長い東京コースは合うはずだ。現に前々走は東京で勝っている。ここにきて成長著しく勢いも感じられる。 |
消し | 500万を勝つまで時間がかかっていただけあまり大物感は感じられない。1800mの札幌3歳Sでは8着に負けているので距離もかなり心配である。朝日杯はハイペースだったので直線だけの競馬でも4着にこれたとも言え、展開に恵まれての4着という考え方はできるはずだ。追い込み脚質なのでスローの展開になると苦戦する可能性は十分にある。 | |
メジロキルデア (牡3・吉田55) |
買い | 前走500万特別を勝ち、勢いは非常に感じられる。これまでは気性的に先行してしまいなかなか好走できなかったが、前走はうまく折り合いがつき脚を溜めることができた。気性的成長による好走であれば、今回もそれなりの走りを期待していいだろう。メジロドーベルの半弟という良血でもあり血統的な魅力はたっぷりである。血統的には距離延長はプラスだと思われる。 |
消し | しょせん前走500万を勝ったばかりの馬である。オープンは既に2回走っているが、東京スポーツ杯10着、ジュニアC9着と惨敗に終わっており、オープンでは壁があるように感じられる。前走も僅差の勝負だったし時計的にもそんなに高い評価もできない。葉牡丹賞では5着に負けているので、距離延長も意外にマイナスかもしれない。今年に入って3戦目とローテーションもかなり押せ押せである。 | |
ダンシングカラー (牡3・松永幹55) |
買い | 現在2連勝中と勢いは非常に感じる。馬体重が増えて好走していることからも馬が成長してきているといえる。まだ気性的に若いところもあり、スムーズな競馬ができていない部分もあるが、それで連勝するということは、潜在能力が抜けているということになる。陣営は脚を貯める競馬をさせたいと思っているようだから、うまくいけば凄い末脚が見られるかもしれない。 |
消し | オープン初挑戦というのはやはり不安材料である。500万までは簡単にいっても、これから先は一気にレベルが上がるだけに、走らせてみないと分からないことになる。4戦目で勝ち上がっていることを考えると、そんなに大物感は感じない。気性的に先行してしまうところもあるようで、前走勝っているのも1400mである。1800mの経験がないだけにスタミナが心配だし、気性的にも距離延長はマイナスかもしれない。 | |
ゴッドオブチャンス (牡3・柴田善55) |
買い | 新馬戦で朝日杯でそこそこ人気になったタイムトゥチェンジに勝っているし、続く葉牡丹賞では休み明けにもかかわらずプレジオの2着である。能力の高い可能性を秘めている走りを見せていると言っていいだろう。前走は大雪のせいか惨敗してしまったが、明らかにメンタルの問題であり能力を出し切っての結果ではない。そういう意味では巻き返しがあっても不思議はない。気性的に先行してしまうようだから距離短縮はプラスとなりそう。 |
消し | しょせんまだ1勝馬である。500万特別で2着、11着に負けていることを考えれば、初オープン挑戦でいきなり好走するということは確率的には低いだろうと言わざる得ない。まして今回は重賞である。前走惨敗は能力の問題でないにしても、気性の問題があることは証明された。今回もちょっとしたことで走るのをやめてしまうおそれは十分に考えられる。 | |
カシマサキモリ (牡3・田中勝55) |
買い | 芙蓉S3着という実績を持っているので、いちおうオープンで好走した経験を持っていることになる。新馬勝ちしているのだから能力は高い可能性はあるし、サンデーサイレンス産駒ということを考えてもこれで終わる馬ではないかもしれない。一発大駆けもあるかもしれない。 |
消し | ここ4戦は掲示板にも乗っていないように、まったく走っていない。しかもここ3戦は12着、11着、12着と2桁着順に終わっている。これがずべてオープン戦というのであればまだしも、500万でもこの結果なのだから重賞で巻き返せるとはと常識では考えられない。スランプに陥っていただけだとしてもいきなり一変するということはないだろう。 | |
カチケンザン (牡3・村田55) |
買い | 未勝利とはいえ前走勝っているのは好感が持てるし、勢いは感じられる。ブリンカーで馬が変わったようなので、この勢いは続くかもしれない。もともと素質のあった馬が気性的に力が出せなかったのが、競馬を覚えて連勝するということはよくあることだ。1800mで勝っているのでスタミナは問題ない。芝も実は合っていたという可能性だったある。 |
消し | 前走勝っているとはいえダートの未勝利戦ではそんなに高くは評価できない。着差もそんなでもなかったし重賞でも通用するという雰囲気の勝ち方ではなかった。芝も1度走って7着に負けているのでダートの方が合っているようにも感じるし、先行して粘るという戦法も東京の芝コースでは決め手不足となりそうだ。 | |
シングンオペラ (牡3・張田55) |
買い | 地方船橋の馬であるが、中央の特別レースで2着した経験がありまったく戦えないわけではないことは証明している。ほぼ最後方から直線だけで2着まで追い込んできており内容としてもまあまあだったのではないか。東京コースならばこの決め手が生きそうだ。前走もメジロキルデアと0.7秒差の勝負をしているし、安定度も高そうだ。 |
消し | 中央でそこそこ走っているのは認めるが、しょせん500万でも2着7着に敗れている馬である。中央の重賞で通用する器にはちょっと感じられない。前走は500万特別で7着に負けており、ハイペースの前崩れの展開でないと好走できないタイプだと思われる。まあ、それでも今回は中央の決め手の鋭い馬が揃っているだけにこの馬の決め手が通用するかどうか。 |