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G2毎日王冠の反省

G2毎日王冠の結果
1 8-12エイシンプレストン 福永 1.45.1--- 474kg-4 5人気
2 2-02ロサード 横山典 1.45.43/4 424kg0 6人気
3 8-11ダイワテキサス 柴田善 1.45.4ハナ 474kg-2 10人気
単勝880円 枠連2910円
複勝330円 340円 410円 馬連4020円
ワイド1280円 2340円 2170円
予想と見解 好材料と不安材料
G2毎日王冠の感想
  • 時間の都合上簡単にさせていただいております。
  • 難しい予想であったことは確かであるが、まさか私が買わなかった3頭がワンツースリーとは、話にもならない。これまでの毎日王冠は休み明けでもとにかく実績のある馬が好走していたが、今回は夏場調子を上げていた馬が好走しているように、今までの常識が通用しないというか、流れが変わってきていることを非常に感じた。それだけ層が厚くなったということだと思う。これからはたとえG1でも調子のいい馬を買うべきだということかもしれない。
  • 勝ったのはエイシンプレストンだった。もともと朝日杯優勝、マイルCS5着などG1でも結果を残していた馬なので、このメンバーなら勝っても不思議はないとは思っていたが、今年の実績は北九州記念だけど寂しかっただけに評価を下げてしまった。しかし、ここまで完璧なレースをされては考えを改めるしかない。今年のマイルCSでは主役の1頭になるであろう。
  • 2着ロサードだった。この馬も重賞では常連の馬であるが、これまでG1やG2ではそれほど実績を残していなかっただけに、別定G2では実力不足と思っていたが、今回の走りは高く評価せざる得ない。東京1800mという条件も良かったのだろうが、鞍上横山典もこういう馬に乗せると本当に巧い。
  • 私の本命◎アドマイヤカイザーは9着に敗れた。調整過程で強い調教があまりなかったので、こういうこともあると思っていたから、そんなにはびっくりしていないが、東京1800mがベスト条件であることは間違いないのだから、もっと勝負にきていると思っていた。体が重かったことからも今回はあまり勝ちにきてなかったのは明らかで、私が実績にこだわりすぎたようである。
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    参考
    G2毎日王冠の予想
    結論   ◎アドマイヤカイザー
      ○ジョウテンブレーブ
      ▲メイショウオウドウ
      △イーグルカフェ
       △アメリカンボス
       △トーホウドリーム
       △マグナーテン
       △ジョービッグバン
     買い目(枠番連勝複式)
      1-10(1,000円)
      1-7(1,000円)
      1-8(1,000円)
      1-5(1,000円)
      1-6(500円)
      1-9(400円)
      1-4(200円)
      7-10(500円)
      8-10(200円)
      7-8(200円)
    にへいの見解
  • いろいろと忙しいので予想は簡単にさせていただきます。
  • 私の本命◎はアドマイヤカイザーである。今回のメンバーは抜けた馬がいない反面、それなりのレベルの馬が揃っており、非常に難しい選択となった。その中でこの馬を選んだ最大の理由は、東京1800mで最も結果を残している馬だからである。エプソムC完勝はもちろんのこと、それよりも昨年の毎日王冠2着の方を私は評価している。勝ったトゥナンテが天皇賞で3着したことからも、レースレベルもかなり高かったはずで、この馬の能力もかなり高いといえる。今年のメンバーを見たときに、去年と比べてもレベルが高くなったと思えないので、今年も昨年同様のパフォーマンスを見せてくれるのではないかと私は期待している。時計の速い追い切り本数が少なく感じること、ムラのあるタイプで安定度も期待できないことなど、惨敗する可能性もけっこうあるとは思うが、エプソムCで私の期待に応えてくれたし、どれか選ばなければいけないとなれば、私はやっぱりこの馬に一番魅力を感じたということで狙ってみた。
  • 対抗○はメイショウオウドウにする。安田記念3着、マイルCS3着、そして一昨年の毎日王冠でグラスワンダーのハナ差2着と実績だけならこのメンバーであればN01だと私は思うし、絶対能力ももちろん高いと思っている。本当ならば◎本命にしたい気持ちもけっこうあった。しかし、この馬の最近の走りを見ていると、極端な追い込みばかりで、どうも頼りない印象が強い。私としては、マイラーズCも安田記念も勝ってしかるべきだと思っており、ここで負けているあたりが、この馬の弱さのように感じている。そういうことで今回は評価を1つ下げてしまった。ただ、東京1800mというのはこの馬にはベスト条件だと思うので、圧勝してしまうということも十分に考えられると思っている。
  • 単穴▲はジョウテンブレーブにする。マイラーズCで強い競馬をしてその能力の高さを見せつけた。中山記念でも2着しているし、別定G2では上位の存在であることは間違いない。とはいえ、G1での実績がないというのがこの馬の評価を非常に難しくしている。中山記念でアメリカンボスに負けていることを考えると、同じ1800mで逆転できるのか?しかも今回はアメリカンボスよりも強いかもしれない馬もいるのだから連対も危ないという考え方もできる。休み明けというのもどうしても不安となる。4歳とまだまだ若く、未知数が多く、成長もあるだろうから、とりあえず期待度もこめてこの評価にしたが、私は半信半疑の気持ちが非常に強い。
  • 4番手はイーグルカフェにする。今回のメンバー唯一のG1馬である。昨年のこのレースで4着し、天皇賞でも4着したのだから能力が高いことは明白である。前走3着で復活の兆しを見せたし、今回は得意の東京コースである。距離もベストだと思うし、復活のチャンスは十分だと私は思っている。とはいえ、前走もG3で3着だったわけだし、昨年のいいときに比べるとまだまだ物足りない感じも強い。本当に復活できるかどうかは分からない。
  • 5番手はアメリカンボスにする。東京1800mはこの馬のベスト条件といえる。昨年は5着に負けたが、休み明けというのが大きかった。今回は1度オールカマーを使って万全の状態で出走してきた。天皇賞出走がかかっているし今回は明らかに勝ちにきている。去年に比べるとメンバーも弱くなっているように感じるし、今回はチャンスだと思われる。とはいえ、叩かれながら調子を上げるタイプが1度叩かれただけでそんなに大きく変わるか疑問だし、この馬はここ一番でいつも負けてきた経緯があるだけに、もう一つ信用できないというのが正直なところである。そういうことで評価を少し下げてしまった。
  • 6番手はトーホウドリームにする。大阪杯でテイエムオペラオーを負かしたのだから当然に評価しなければいけない。本当はもっと上位の評価をしたかったが、実績が大阪杯だけだとどうしてもフロックかもしれないと思ってしまうし、調整もちょっと遅れ気味らしいということで、ここまで評価を下げてしまった。とはいえ、東京1800mはこの馬にはベスト条件に思えるし、時計勝負も望むところだろう。一発ありそうな感じがしている。
  • 7番手はマグナーテンにする。前走の関屋記念で内容のあるレースをして、その能力を証明したが、さすがに今回は相手が強いと私は思っている。藤沢和所属の馬だけに、まだまだ未知の能力を隠している可能性も否定できないが、距離が1800mに延びることを考えても、今回は苦戦するのではないか。とりあえず1人気に敬意を表して押さえとくけど。
  • 8番手はジョービッグバンにする。宝塚記念で3着したことがあることを忘れてはいけない。テイエムオペラオー、メイショウドトウと僅差の勝負をしたのだから絶対能力はかなり高いと考えるべきである。先行して押し切る競馬を得意としているので開幕週の馬場はこの馬に合いそうだし、チャンスは十分だと私は思っている。人気が極端にないということは、たぶん体調がいまいちということなのだと思うけど。
  • 9番手はダイワテキサスにする。すでに8歳となり全盛期の実力はないと私は思っている。近走の走りを見ても勢いはとても感じられない。ただ、この馬のベスト距離は1800mだと私は思っているので、一発あっても不思議ないとは思っている。
  • 10番手はエイシンプレストンにする。この馬をここまで評価を下げていいものかと正直思うし、もちろん10着に負けるとは思っていない。ただ、これまでの走りを見る限りだと、別定G2という器ではないと私には感じている。頑張っても掲示板までというのが私のこの馬の評価である。ただ、鋭い末脚を武器にしている馬だけに、チャンスは十分にあるとは思っている。今回のメンバーの魅力度からすると結果としてこの順番になってしまうというだけの話である。
  • 11番手はロサードにする。この馬もふつうならここまで評価が下がる馬ではない。それなりの実力は私も認めている。とはいえ、エイシンプレストンと同じようにこの馬は別定G2の器ではないと私は思っている。鋭い末脚を武器にしている馬だけにチャンスは十分にあるとは思っているが、このメンバーでは苦戦するのではないかというのが私の判断である。
  • 12番手はサイレントハンターにする。今回のメンバーで「まずないだろう」と思えるのはこの馬だけである。昔は強かったが、さすがにこの歳で復活するのは難しいだろう。これまでの実績を考えれば、好走しても不思議はないということになるが、いくらなんでも別定G2ではあまりに苦しいだろう。
  • まあ、こんなところでしょう。
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    G2毎日王冠出走馬
    アドマイヤカイザー
    (牡5・芹沢57)
    買い H13エプソムC優勝、H12毎日王冠2着、H12京都金杯2着など。まずは前々走エプソムCを勝ち、実力が落ちていないことを証明した。昨年の毎日王冠でも天皇賞3着のトゥナンテにクビ差2着しているのだからその能力は相当高いことは明白である。上がり34秒台は当たり前で、33秒台を2度叩き出したこともあるように、とにかく切れ味鋭い末脚がこの馬の武器である。1800mは6戦3勝2着3回という実績からも距離はベストといえるし、左回りの方が安定している。東京1800mはこの馬のベスト条件といえる。
    消し 前々走のエプソムCでは完勝したが、今回は相手が比べものにならないくらい強くなっている。昨年2着の実績があるものの、エプソムC前はオープン特別でも惨敗していたことを考えると、昨年より実力が落ちているということも考えられるし、安定度はいまいちといえる。まして休み明けとなると実力を出し切れるかどうかどうしても不安となる。
    アメリカンボス
    (牡6・江田照58)
    買い H13中山記念優勝、H13AJC杯優勝など。今年に入ってから別定G2を2勝しているのは大きい。今年に入ってから馬が集中して走るようになったようで、大きな成長が見られる。中山記念を勝っているし、エプソムC連覇という実績もあり、安田記念でも6着にきていることからも、この馬のベストは1800mと思われる。左回りも得意としているし、前走オールカマー惨敗もここを見据えてのもので気にすることはない。天皇賞出走のために勝ちにきているはずだ。
    消し まずは前走惨敗が心配である。今回のための調整出走だったのだろうがそれでも6着というのは負けすぎのような気がする。昨年の秋もそうだったが、この馬は1度叩かれただけでガラっと変わるタイプではないような感じがする。G1実績はないし、昨年のこのレースで5着に負けていることを考えると、レベルの高いレースで通用するほどの実力はないような感じもするし、正直もう一つ大物感は感じないタイプである。
    イーグルカフェ
    (牡4・田中勝59)
    買い H12NHKマイルC優勝、H12共同通信杯優勝など。3歳限定とはいえG1を勝っている実績はここでは最上位ということになる。昨年の毎日王冠、天皇賞秋でも4着しており、古馬の1流レベル相手でも結果をしっかり残しており、能力的には十分通用するはずだ。実績からも東京コースを得意としているのは明白で、前走京成杯AHで3着と復活の兆しを見せているだけに、ここで完全復活ということも十分に考えられる。
    消し 前走3着と復活の兆しは見せたが、今回は前走よりもさらにメンバーが強くなっている。今年に入ってからの成績がパッとしないだけに、前走3着からこのメンバーで2着以内というレベルまで調子を上げられるかどうか不安は大きい。それで斤量59kgというのはかなり痛い。
    エイシンプレストン
    (牡4・福永57)
    買い H13北九州記念優勝、H13米子S優勝、H11朝日杯3歳S優勝など。2年前の2歳チャンピオンがようやく復活してきた。北九州記念では好位でレースを進めるなど気性的にも成長しているようだし、1800mも問題ないことを証明している。前走の関屋記念では3着に敗れたが、スティンガーを気にしすぎて仕掛けが遅れただけであり、内容としては1番といえるものだった。マイルCS5着という実績を考えても能力的にはもちろん通用するはずで、勢いのある今ならば当然に勝ち負けということになるだろう。
    消し 今年に入って連勝したものの相手はそんなに強くはなかった。それに比べると今回のメンバーはかなり強い。今までのような楽な競馬にならないことは間違いない。なんだかんだで前走ローカルG3で3着に負けているわけだし、春のレベルの高いレースでは凡走していたことを考えると、G1に近いレベルのこのレースではちょっと荷が重い感じもする。切れる脚が武器なので、直線の長い東京は意外に苦手かもしれない。
    ジョウテンブレーブ
    (牡4・蛯名58)
    買い H13マイラーズC優勝、H13中山記念2着など。昨年のクラシック戦線ではいまいちの成績だったが、京阪杯、中山記念、マイラーズCというマイル路線では強い競馬を見せて、マイラーとしての素質を見事に開花させた。特に前々走のマイラーズCは、ハイペースを先行してそのまま押し切るという強い内容で、レコードのおまけつきだった。2着が追い込んできたメイショウオウドウだったことを考えても、かなり高く評価していい。京阪杯、中山記念の実績からも1800mは守備範囲だし、4歳という若さも大きな魅力となる。
    消し 安田記念で惨敗しているのをどう考えるかであるが、G1の器ではなかったと考えれば、今回もG1に近いレベルとなるだけに、能力的に足りないということも考えられる。現に中山記念ではアメリカンボスに完敗しており、同じ1800mのレースで逆転できるかどうか疑問となる。マイラーズCの強さを考えると、マイルがベストで1800mは距離が少し長いということも考えられる。まして休み明けとなると実力を出し切れるかどうかどうしても不安となる。
    トーホウドリーム
    (牡4・四位58)
    買い H13大阪杯優勝。G1級のメンバーが揃った別定G2大阪杯で勝っているのは大きい。テイエムオペラオー、エアシャカールあたりに勝っているわけだし、タイムも58秒台とかなり優秀である。実力は本物と考えなければならないだろう。2200mの走りがいまいちということは、1800mがベストということかもしれない。大阪杯でも一気に追い込んでいるだけに、直線の長い東京コースは合いそうだし、時計勝負ももちろん望むところだろう。4歳という若さも大きな魅力といえる。
    消し 実績が大阪杯だけというのが不安となる。好走が1度だけだとフロックということもあるだけにどうしても全幅の信頼を置きづらくなる。展開がはまっただけとか、流れが向いただけとかということも考えられるということである。さらに今回は休み明けとなるだけに、いきなり実力を出せるかどうかは走らせてみないと分からない。まだ重いという情報もあるし判断は難しい。
    マグナーテン
    (騙5・岡部57)
    買い H13関屋記念優勝、H13朱鷺S優勝。昨年11月から3連勝してオープン入りし、バーデンバーデンCこそ4着に敗れるも朱鷺S、関屋記念と連勝して重賞戦線に殴り込みをかけてきた。特に前走の関屋記念の内容が良い。ハイペースで引っ張るクリスザブレイブから離れた2番手で折り合い勝負どころで仕掛けきっちり交わすという大人のレースだった。タイムが31秒台というのも優秀だし、相手がエイシンプレストン、スティンガーだったのだから高く評価できる。直線の長い左回りというのも合いそうだ。前走の内容なら1800mも持ちそうだし、絶好調の藤沢和厩舎の馬だけに期待は大きい。
    消し 前走関屋記念を勝っているが、今回は別定G2戦でさらにメンバーが強くなっている。ジョウテンブレーブあたりが同型タイプで関屋記念ほど楽な競馬はできないだろうし、斤量差もほとんどない。それで走ったことのない1800mというのは大きな不安である。2か月間隔が開いたというのも不安となる。この馬にとっては厳しい条件が揃ったといえ、惨敗されても文句が言えないということになる。
    メイショウオウドウ
    (牡6・飯田58)
    買い H13マイラーズC2着、H12大阪杯優勝。安田記念とマイルCSでともに3着している実績が大きい。今回のメンバーはG1馬はいないに等しいといえるし、実績だけならこの馬が最上位ということになりそうだ。もともと毎日王冠でグラスワンダーとハナ差の勝負をした馬なのだから、絶対能力はかなり高いといえ、このメンバーなら負けられないということになるかもしれない。毎日王冠、安田記念の走りからも直線の長い東京コースは合っているし、ほぼベスト条件といえるのではないか。
    消し どのように表現していいか悩むが、どんなレースでも好走はするが、勝ちきれないというレースが多く、どうももう一つ強さを感じることができない。今回も好走しても3着くらいで終わりそうなイメージが非常に強い。現に1年以上勝っていないし、連対したのもマイラーズCくらいである。最近は追い込み戦法に徹しているだけに、展開に左右されやすい。特に開幕週は前の馬がけっこう頑張るだけに追い込み馬は厳しそうだ。
    ロサード
    (牡5・横山典57)
    買い H13小倉記念優勝、H12H13北九州記念2着、H11京阪杯優勝など。この馬の持ち味は、直線だけの競馬で差してくる強烈な末脚であるが、最近はある程度前の位置取りでも競馬ができるようになってきており安定度が増している。重賞連対は1800mに集中しているので1800mはベストといえそうだ。京都大賞典で3着したこともあるのだから別定G2で格不足ということはない。脚質的に東京コースは合うだろうし、末脚勝負は望むところだろう。今の勢いならばこのメンバーでも十分に戦えそうだ。
    消し まずは今回の相手は今までの相手よりも明らかに強い。どちらかというとローカル重賞というかG1に関係ないような重賞で好走してきたというイメージが強いだけに、G1に直結するこのレースではかなり厳しい戦いになりそうだ。それに、この馬は追い込み脚質なのでどうしても展開に左右されるというのが大きな不安である。最近は少し先行するようになってきているが、それが逆にこの馬の持ち味を殺している感じがしないでもない。
    サイレントハンター
    (牡8・村田58)
    買い H13新潟大賞典優勝、H11大阪杯優勝、H11中山金杯優勝など。天皇賞秋で4着したこともある実績馬である。若い頃はハイペースで逃げていたが、抑えることもできるようになって幅がでてきた。すでに8歳馬であるが、今年の新潟大賞典を勝っているようにそれなりの実力は維持している。今回は単騎逃げが濃厚なだけにペース配分次第ではチャンスはあるだろう。
    消し 昔は強かったのは確かであるが、それも2年以上前の話である。徐々に成績は落ちてきており全盛期の実力を維持しているとはとても思えない。今年の新潟大賞典で勝ってはいるが、メンバーが明らかに弱った。今回は別定G2だし、直線も長いコースとなる。新潟大賞典以上の走りを期待するのはかなり厳しそうだ。
    ジョービッグバン
    (牡6・山田和57)
    買い H12中山金杯優勝、H12小倉大賞典優勝、H12金鯱賞2着など。昨年の上半期の走りはけっこう凄かった。中山金杯完勝から始まって宝塚記念3着で締めくくっている。特に宝塚記念ではテイエムオペラオーと0.1秒差の勝負をしているのだから、ここでは実績上位ともいえる存在となる。このメンバーであればチャンスは十分ということになる。脚質的に中距離馬と思われるので距離はベストに近い。先行して早めに抜け出すという戦法を得意としているので開幕週の馬場も味方となりそうだ。
    消し 昨年の春の走りはかなり良かったが、その後低迷してしまっている。今年は京都記念4着が最高なのだから何とも頼りない。休み明けもあまり得意そうでないし、春の走りを見てしまうと全盛期の走りをいきなりできるかどうかかなり疑問となる。まして今回は別定G2戦である。G1実績のある馬だから能力的に足りないということはないとは思うが、きっちり仕上がった状態でなければ好走は難しいはずである。早め早めの競馬をする馬なので直線の長いコースも不利ではないか。
    ダイワテキサス
    (牡8・柴田善58)
    買い H13金鯱賞2着、H12中山記念優勝、H12関屋記念優勝、H12新潟記念優勝など。昨年はこの歳で重賞3勝というのだから凄すぎる。さらに、ジャパンC5着、有馬記念3着とG1でこれだけの成績を残してしまうのだから脱帽するしかない。今年も休み明けながら金鯱賞で2着しており、まだまだ元気なところは見せている。昨年の中山記念を見ても分かるとおりもともとこのくらいの距離で実績を残してきた馬で距離はベストといえるのではないか。G1で好走している実績馬なのだからここで好走して何の不思議もない。
    消し すでに8歳という年齢はやはり不安を感じてしまうものである。常識的に考えれば昨年よりは実力は落ちているはずで、オールカマー4着、関屋記念6着、新潟記念4着に敗れたのも斤量や展開だけではなく、単純に実力が落ちているだけということだって考えられる。まして今回のメンバーは近走のメンバーに比べると明らかに強くなっている。ここで巻き返すというのはかなり厳しいかもしれない。
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