G2ローズSの結果
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結論 |
◎ムーンライトタンゴ ○ダイヤモンドビコー ▲ローズバド △サクセスストレイン △シルキードルチェ |
買い目(枠番連勝複式) 6-11(2,000円) 2-6(2,000円) 2-11(1,000円) 6-8(500円) 6-9(500円) |
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ローズバド (牝3・横山典53) |
買い | オークス2着、フィリーズレビュー優勝など。オークスで連対した実績はここでは最上位ということになる。オークスで好走したのだから距離の不安もないし、秋華賞に向けて負けられない一戦となる。鋭い切れ味が信条の馬で決め手も申し分ないし、実力を出し切れる状態であれば当然に勝ち負けとなるだろう。 |
消し | やはり休み明けが最大の不安となる。牝馬は休み明けだけだと信じられないような凡走をするときがあるのが恐い。春のクラシックで活躍した馬が、成長がなかったためか秋になると意外に好走できないことも少なくないし、春の実績だけでは信用できないものである。フローラSで3着に負けているようにあまり器用なタイプとは思えないし、スローの展開だと届かないということも考えられる。 | |
ムーンライトタンゴ (牝3・四位54) |
買い | 桜花賞2着など。G1で連対した経験を持つのだからローズバドと並んで実績上位ということになる。そして前走クイーンSで3着しているのが大きい。古馬相手に3着しているわけだし、重賞でそれなりの結果を残したことで実力が落ちていないことを証明した。叩かれた上積みは当然に見込めるだろうし、前走1800mをこなしたのだから2000mも問題ないだろう。今回は3歳牝馬限定戦だし、大きく負けることは考えづらい。 |
消し | まずは距離が不安となる。オークスで6着に負けていることを考えるとマイル前後の距離が合っている馬で、2000mは距離が長いということも考えられる。前走クイーンS3着もヤマカツスズランとは3馬身差離されたし、2着が同じ3歳のダイヤモンドビコーだったことを考えると、レースレベルが低かっただけとも考えられるだけに、前走好走だけで評価していいかどうか疑問となる。桜花賞は展開に恵まれただけとも考えられるし、展開の助けがないと好走できないタイプかもしれない。 | |
ダイヤモンドビコー (牝3・松永幹54) |
買い | クイーンS2着。古馬重賞で連対した実績は大きい。ある意味、桜花賞オークス連対よりも高く評価していいかもしれない。もともと期待の高かった良血馬で、藤沢和厩舎ならではのスロー調整でようやく素質が開花してきた。1800mであれだけの競馬ができるのだから2000mも問題ないだろうし、どんな展開にも対応できるタイプに感じるので、安定度も高そうだ。3歳牝馬限定戦であれば当然に勝ち負けということになりそうだ。 |
消し | まずは距離が初めてというのがどうか。1800mをこなせても2000mはこなせないという馬もけっこういるだけに、距離が初めてというのはやっぱり不安である。前走2着もスローの展開に恵まれただけかもしれないし、秋華賞前哨戦となる今回のレースの方がレベルが高くなるということも考えられる。3歳牝馬なので長距離輸送も大きな不安となる。 | |
サクセスストレイン (牝3・木幡54) |
買い | クイーンC2着、フェアリーS2着。オークス4着という実績が大きい。クイーンCもそうだったが、とにかくしぶとい走りが信条である。桜花賞も7着と大崩れしてないし、どんなレースでもそれなりの競馬をする馬である。どうしても地味に見えてしまうが、厳しい流れで有力馬がもたつくようだとこの馬が台頭してくる可能性が高い。 |
消し | まずは休み明けが大きな不安となる。オークス以来となるだけに、いきなり力を出せるかどうか。また、桜花賞7着、オークス4着とそれなりに好走はするけど、勝ちきれないというか、ちょっと中途半端な感じがする。厳しいレースでも大崩れしないのは悪いことではないが、G2でも同じように好走で終わってしまう感じがどうしてもしてしまう。 | |
フローラルグリーン (牝3・秋山54) |
買い | エルフィンS優勝。エルフィンSの勝ちっぷりはなかなかのものだった。先行して直線で引き離すレース内容はかなりの能力を感じた。ナリタトップロードの半妹ということもあり、将来を期待された1頭であった。それが熱発などもあり桜花賞、フローラSは惨敗に終わってしまったが、長期休養によりリフレッシュと成長を考えれば、今回はその実力を見せつけるかもしれない。まだ底を見せたとは言えないし、好走しても不思議ない存在であることは間違いない。 |
消し | 桜花賞惨敗はともかく、フローラSで惨敗したのが痛い。体調もあるだろうが、2000m戦で惨敗したのだから距離は不安となるし、重賞となると力不足なのかもしれない。体質が弱いというコメントもあるし、休み明けでいきなり仕上げてくるというのも考えづらい。能力が高いにしてもその能力を出し切れないということもありそうだ。 | |
ピンクパピヨン (牝3・河内54) |
買い | スイートピーS3着、若駒S4着、クイーンC4着などオープン重賞でそこそこの成績を残している。夏を越えて大きく成長しているようであれば十分に戦えるはずだ。サンデーサイレンス産駒ということもあり潜在能力は高そうな感じはするし、距離もこのくらいが合いそうだ。 |
消し | スイートピーSで3着に負けていることを考えると、G1の前哨戦となるG2戦で好走できるほどの実力を持っているとは考えづらい。春の好走はどちらかというと力の限界という感じがする。それでいて休み明けなのだから不安の方がどうしても大きくなる。 | |
ノブレスオブリッジ (牝3・熊沢54) |
買い | 忘れな草賞2着、中京3歳S2着とオープン特別で2度連対した実績を持っている。これだけの実績があれば3歳牝馬限定戦なら十分に戦えるはずだ。忘れな草賞の実績からも2000mはベストの条件といえる。春は好走か惨敗かと大味なレースが多かったが、逆に言えば潜在能力は高いということで、夏を越えての成長があればとんでもない強さを見せるかもしれない。サンデーサイレンス産駒というのも魅力となる。 |
消し | この馬は好走が続かないという大きな問題がある。とにかく安定度がなさすぎる。重賞ではフラワーC5着が最高ということを考えると、重賞では通用しないということなのかもしれない。こういう不安定な馬だけに休み明けも大きな不安となる。 | |
シルキードルチェ (牝3・福永54) |
買い | 前走古馬1000万を勝っているのは大きい。これだけの実績があれば3歳牝馬限定戦なら当然勝ち負けということになるだろうし、勢いも非常に感じられる。2000m1800mで連勝したのだから距離はベストといえる。秋のTR戦は夏に活躍した馬がその勢いにのって好走することが多いだけにチャンスは十分といえる。 |
消し | ここまで使い込まれているだけに疲れが非常に心配である。前走1000万勝ちも牝馬限定戦でレベルもそんなに高くなかったと思われるので、重賞で通用するかどうかは何とも言えない。馬体がかなり小さい馬で、小倉の在厩競馬だからこそ結果を出せたとも考えられる。そういう意味でも今回のレースはこの馬にとっては大きな試金石といえる。 | |
カメリアイエロー (牝3・吉田稔54) |
買い | 地方所属馬でよく分からないというのが正直なところである。現在2連勝中なので調子はかなり良さそうだ。距離も経験済みだし、ダートよりも芝の方が合っていたということがあるようだと意外に好走してしまうこともあるかもしれない。 |
消し | 地方でもずば抜けて強いという感じでもないようだし、ちょっと中央の重賞レベルの実力があるとは思えない。芝適性は何とも言えないが、基本的には芝を走るというのもマイナスと考えるべきだろう。 | |
シンサクラ (牝3・佐藤哲54) |
買い | 前走未勝利戦を直線だけの競馬で勝っている。勢いは感じるし、切れ味鋭い末脚を武器にしているとなると、重賞でも3歳牝馬限定戦ならば、展開次第ではチャンスはありそうだ。 |
消し | 未勝利を勝ったばかりというのは、やっぱり実績不足といえる。オープン経験がないにしろせめて500万は勝っておいてもらいたいものである。いきなりの重賞で通用するかどうかかなり疑問である。距離が前走1600mから2000mに延びるのも不安となる。鋭い末脚も他にも同じ脚質の馬が数頭いるだけに展開が向いたとしても連まで伸びてこれるかどうか分からない。 | |
ハローサンライズ (牝3・小牧太54) |
買い | 春のシーズンは未勝利500万と連勝して休養に入った。母スカーレットローズというなかなかの良血だけに、秋になっての期待はかなり高いのだろう。中距離で結果を出しているので距離は問題なさそう。500万はスローの展開を2番手からの競馬で勝っているように、折り合いも問題ないだろう。夏を越えての成長が鍵となるだろうが、ここでも通用しそうなバックボーンはありそうだ。 |
消し | まずは実績が500万までで重賞オープンをまったく経験していないというのは大きな不安となる。古馬相手に勝っているわけでもないし、いきなり重賞で通用するかどうか疑問である。まして、休み明けとなるのだから不安は大きくなる。何が起きるか分からないのが、牝馬限定戦であるが、春の実績だけを見る限りでは重賞で通用するほどの器は感じられない。 | |
タイヨーキャプテン (牝3・菅谷54) |
買い | 前走500万とはいえ勝っているのは好感が持てる。勢いは感じる。芝は未経験だがスキーキャプテン産駒なら芝も問題なさそうだし、1700mで2勝しているので中距離を得意としているのだろう。他に逃げる馬がいないから単騎の逃げは約束されたようなものである。ノーマークで気分よく逃げられればチャンスはありそうだ。 |
消し | 芝未経験というのはやはり大きな問題である。実は芝の方が合っていたということもないとは言えないが、確率的に言えばこういう馬が好走したことはほとんどない。しかも500万を勝ったばかりという実績である。常識的にはいきなり重賞では通用しないと考えるべきだろう。距離も1700mまでしか経験してないので2000mは未知の距離ということになる。逃げる展開も終いがしっかりしている馬が多いから有利とは言えない。 |