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G2ローズSの反省

G2ローズSの結果
1 8-11ダイヤモンドビコー 松永幹 2.01.9--- 458kg-4 3人気
2 2-02ローズバド 横山典 2.02.03/4 426kg+14 1人気
3 4-04ノブレスオブリッジ 熊沢 2.02.3クビ 424kg+14 5人気
単勝420円 枠連630円
複勝150円 130円 320円 馬連630円
ワイド280円 920円 740円
予想と見解 好材料と不安材料
G2ローズSの感想
  • 時間の都合上簡単にさせていただいております。
  • 勝ったのはダイヤモンドビコーだった。道中ちょっと掛かり気味だったので、不安が的中したかなと思っていたら、直線に入ったら強い強い。ばてるどころかしっかりと伸びていた。これでこの馬の実力が本物であることははっきりした。今回のレースの疲れさえなければ、秋華賞でも好走するに違いない。本番ではいよいよ桜花賞馬とオークス馬が出てくるだけに、簡単に勝てるとはとても言えないが、そのチャンスが大きいことは間違いないだろう。
  • ローズバドも2着に敗れたものの休み明けにしては上々のレースだった。馬体重が大幅に増えていたことで成長したと考えられるし、オークスでもTR戦で3着に負けていたことを考えれば、本番では叩かれた上積みでさらに良くなってくるだろう。本番となる秋華賞での巻き返しは必至といえる。
  • 私の本命◎ムーライトタンゴは4着に敗れた。直線に入った時は「2着はきたな」と思ったのに、直線では思ったほど伸びなかった。もしかしたら距離の壁があったのかもしれない。あるいはオークスで6着に負けているように、レベルの高いレースでは実力不足なのかもしれない。秋華賞は展開次第では好走する可能性はあるとは思うが、実力で勝ちきるというのは難しいのではないかというのが私の感想である。
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    参考
    G2ローズSの予想
    結論   ◎ムーンライトタンゴ
      ○ダイヤモンドビコー
      ▲ローズバド
       △サクセスストレイン
       △シルキードルチェ
     買い目(枠番連勝複式)
      6-11(2,000円)
      2-6(2,000円)
      2-11(1,000円)
      6-8(500円)
      6-9(500円)
    にへいの見解
  • いろいろと忙しいので予想は簡単にさせていただきます。
  • 私の本命◎はムーンライトタンゴである。この時期の3歳限定重賞は何が起きるか分からない。昨年はニホンピロスワン、一昨年はヒシピナクルが勝つなど春の実績だけでは判断できないだけに、非常に難しい予想となる。休み明けとなる春の実績馬か、夏に古馬と戦ってきた馬か、選択が非常に難しいところであるが、この馬は桜花賞2着と春の実績もあり、前走古馬重賞のクイーンSでも3着と夏の実績もあるのだから、今回の本命◎にはうってつけの存在といえる。叩かれた上積みも見込めるだろうし、前走1800mで好走したのだから2000mも問題ないだろう。鋭い決め手も持っている馬だし、今回のメンバーでは最も信用できる馬だと判断した。ただ、オークスで6着に負けていることで2000mの距離がちょっと不安になるし、桜花賞はたまたま展開が向いただけということも考えられる。前走もなんだかんだで3着に負けているわけだし、絶対的な強さをもうひとつ感じないというのがちょっと気にはなっている。
  • 対抗○はダイヤモンドビコーにする。春の実績はそれほどないものの、前走のクイーンS2着を高く評価した。古馬重賞で連対している実績はこの馬だけなのだから本当は◎本命にしてもいいと思ったくらいである。敢えて評価を下げたのは、長距離輸送を気にしたからである。3歳牝馬ということを考えると、やっぱり長距離輸送は大きなマイナスと考える。実力を出し切れるようであれば、前走ムーンライトタンゴにも勝っているのだから今回だって先着の可能性は高いとは思ってはいる。
  • 単穴▲はローズバドにする。オークス2着の実績馬なのだからこれ以上は評価は下げられない。休み明けという大きな不安はあるし、フローラSで3着に負けていることから展開にも左右されそうなのが、ちょっと気にはなるが、これ以上は評価は下げられないと私は判断した。
  • 4番手はサクセスストレインにする。オークス4着、クイーンC勝ちという実績はやはり無視できない。ちょっと決め手に欠けるところがあるが、しぶとく伸びてくるのが持ち味であり、有力馬が休み明けなどで伸びてこないようだと、この馬が台頭してくることも十分に考えられる。この馬も休み明けだし、たまに大きく負けることがあるので、あまり大きくは信用できないが、たぶんそれなりの競馬はしてくると思う。
  • 5番手はシルキードルチェにする。古馬900万を勝った実績を持っているのだから高く評価すべきである。3歳牝馬限定戦だけで好走している馬よりも実績としては上に見ていいのではないか。現在2連勝中と勢いもあるし、3歳限定重賞であればチャンスは大きいはずだ。ここまでかなり使い詰めできていること、馬体がかなり小さく在厩競馬の方が合っていることからすると、前走のようにはうまくはいかないような気もするが、シルク会員ということもあり応援的に評価してみた。
  • 6番手はノブレスオブリッジにする。忘れな草賞で2着している実績を持っているのだから3歳牝馬限定重賞ならば十分に通用するはずだ。休み明けだし重賞実績がないのがかなり気になるが、夏を越えて成長しているかもしれないし、押さえは必要だと思っていたが、人気3頭が思った以上に人気になっているため結局手が延ばせなかった。
  • 7番手はフローラルグリーンにする。エルフィンSで見せてくれた強さが印象に残っている。桜花賞、フローラSと惨敗したが、能力の限界で負けたとは私は考えていない。持っている実力を出し切れるようであれば今回も勝ち負けできるはずだ。とはいえ、体質が弱く順調に調整できたとはいえないらしい。手が広げられないということもあり今回は見送ることにした。
  • 8番手はハローサンライズにする。未勝利500万を連勝して休養に入った馬だけに非常に評価しづらい馬であるが、なかなかの良血馬だし潜在能力はけっこう高いように感じている。意外に好走するのではないかと密かに思っているが、手を広げられなかった。
  • 9番手はピンクパピヨンにする。スイートピーS3着などオープン実績はそれなりにあるが、好走で終わっているあたりがどうも中途半端である。どちらかというとジリ脚というイメージが強いし、今回も頑張っても掲示板までだろうと私は判断している。
  • 10番手はシンサクラにする。鋭い末脚を持っている馬だけに一発の魅力はけっこう感じている。とはいえ、未勝利を勝ったばかりの実績ではちょっと手は出しづらい。ローズバドやムーンライトタンゴの末脚の方が鋭いような気もするし、今回は素直に見送った。
  • 11番手はカメリアイエローにする。走らせてみないと何とも言えない部分もあるが、これまでの地方成績を見る限りでは中央重賞で通用するレベルではないと私は思う。
  • まあ、こんなところでしょう。
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    G2ローズS出走馬
    ローズバド
    (牝3・横山典53)
    買い オークス2着、フィリーズレビュー優勝など。オークスで連対した実績はここでは最上位ということになる。オークスで好走したのだから距離の不安もないし、秋華賞に向けて負けられない一戦となる。鋭い切れ味が信条の馬で決め手も申し分ないし、実力を出し切れる状態であれば当然に勝ち負けとなるだろう。
    消し やはり休み明けが最大の不安となる。牝馬は休み明けだけだと信じられないような凡走をするときがあるのが恐い。春のクラシックで活躍した馬が、成長がなかったためか秋になると意外に好走できないことも少なくないし、春の実績だけでは信用できないものである。フローラSで3着に負けているようにあまり器用なタイプとは思えないし、スローの展開だと届かないということも考えられる。
    ムーンライトタンゴ
    (牝3・四位54)
    買い 桜花賞2着など。G1で連対した経験を持つのだからローズバドと並んで実績上位ということになる。そして前走クイーンSで3着しているのが大きい。古馬相手に3着しているわけだし、重賞でそれなりの結果を残したことで実力が落ちていないことを証明した。叩かれた上積みは当然に見込めるだろうし、前走1800mをこなしたのだから2000mも問題ないだろう。今回は3歳牝馬限定戦だし、大きく負けることは考えづらい。
    消し まずは距離が不安となる。オークスで6着に負けていることを考えるとマイル前後の距離が合っている馬で、2000mは距離が長いということも考えられる。前走クイーンS3着もヤマカツスズランとは3馬身差離されたし、2着が同じ3歳のダイヤモンドビコーだったことを考えると、レースレベルが低かっただけとも考えられるだけに、前走好走だけで評価していいかどうか疑問となる。桜花賞は展開に恵まれただけとも考えられるし、展開の助けがないと好走できないタイプかもしれない。
    ダイヤモンドビコー
    (牝3・松永幹54)
    買い クイーンS2着。古馬重賞で連対した実績は大きい。ある意味、桜花賞オークス連対よりも高く評価していいかもしれない。もともと期待の高かった良血馬で、藤沢和厩舎ならではのスロー調整でようやく素質が開花してきた。1800mであれだけの競馬ができるのだから2000mも問題ないだろうし、どんな展開にも対応できるタイプに感じるので、安定度も高そうだ。3歳牝馬限定戦であれば当然に勝ち負けということになりそうだ。
    消し まずは距離が初めてというのがどうか。1800mをこなせても2000mはこなせないという馬もけっこういるだけに、距離が初めてというのはやっぱり不安である。前走2着もスローの展開に恵まれただけかもしれないし、秋華賞前哨戦となる今回のレースの方がレベルが高くなるということも考えられる。3歳牝馬なので長距離輸送も大きな不安となる。
    サクセスストレイン
    (牝3・木幡54)
    買い クイーンC2着、フェアリーS2着。オークス4着という実績が大きい。クイーンCもそうだったが、とにかくしぶとい走りが信条である。桜花賞も7着と大崩れしてないし、どんなレースでもそれなりの競馬をする馬である。どうしても地味に見えてしまうが、厳しい流れで有力馬がもたつくようだとこの馬が台頭してくる可能性が高い。
    消し まずは休み明けが大きな不安となる。オークス以来となるだけに、いきなり力を出せるかどうか。また、桜花賞7着、オークス4着とそれなりに好走はするけど、勝ちきれないというか、ちょっと中途半端な感じがする。厳しいレースでも大崩れしないのは悪いことではないが、G2でも同じように好走で終わってしまう感じがどうしてもしてしまう。
    フローラルグリーン
    (牝3・秋山54)
    買い エルフィンS優勝。エルフィンSの勝ちっぷりはなかなかのものだった。先行して直線で引き離すレース内容はかなりの能力を感じた。ナリタトップロードの半妹ということもあり、将来を期待された1頭であった。それが熱発などもあり桜花賞、フローラSは惨敗に終わってしまったが、長期休養によりリフレッシュと成長を考えれば、今回はその実力を見せつけるかもしれない。まだ底を見せたとは言えないし、好走しても不思議ない存在であることは間違いない。
    消し 桜花賞惨敗はともかく、フローラSで惨敗したのが痛い。体調もあるだろうが、2000m戦で惨敗したのだから距離は不安となるし、重賞となると力不足なのかもしれない。体質が弱いというコメントもあるし、休み明けでいきなり仕上げてくるというのも考えづらい。能力が高いにしてもその能力を出し切れないということもありそうだ。
    ピンクパピヨン
    (牝3・河内54)
    買い スイートピーS3着、若駒S4着、クイーンC4着などオープン重賞でそこそこの成績を残している。夏を越えて大きく成長しているようであれば十分に戦えるはずだ。サンデーサイレンス産駒ということもあり潜在能力は高そうな感じはするし、距離もこのくらいが合いそうだ。
    消し スイートピーSで3着に負けていることを考えると、G1の前哨戦となるG2戦で好走できるほどの実力を持っているとは考えづらい。春の好走はどちらかというと力の限界という感じがする。それでいて休み明けなのだから不安の方がどうしても大きくなる。
    ノブレスオブリッジ
    (牝3・熊沢54)
    買い 忘れな草賞2着、中京3歳S2着とオープン特別で2度連対した実績を持っている。これだけの実績があれば3歳牝馬限定戦なら十分に戦えるはずだ。忘れな草賞の実績からも2000mはベストの条件といえる。春は好走か惨敗かと大味なレースが多かったが、逆に言えば潜在能力は高いということで、夏を越えての成長があればとんでもない強さを見せるかもしれない。サンデーサイレンス産駒というのも魅力となる。
    消し この馬は好走が続かないという大きな問題がある。とにかく安定度がなさすぎる。重賞ではフラワーC5着が最高ということを考えると、重賞では通用しないということなのかもしれない。こういう不安定な馬だけに休み明けも大きな不安となる。
    シルキードルチェ
    (牝3・福永54)
    買い 前走古馬1000万を勝っているのは大きい。これだけの実績があれば3歳牝馬限定戦なら当然勝ち負けということになるだろうし、勢いも非常に感じられる。2000m1800mで連勝したのだから距離はベストといえる。秋のTR戦は夏に活躍した馬がその勢いにのって好走することが多いだけにチャンスは十分といえる。
    消し ここまで使い込まれているだけに疲れが非常に心配である。前走1000万勝ちも牝馬限定戦でレベルもそんなに高くなかったと思われるので、重賞で通用するかどうかは何とも言えない。馬体がかなり小さい馬で、小倉の在厩競馬だからこそ結果を出せたとも考えられる。そういう意味でも今回のレースはこの馬にとっては大きな試金石といえる。
    カメリアイエロー
    (牝3・吉田稔54)
    買い 地方所属馬でよく分からないというのが正直なところである。現在2連勝中なので調子はかなり良さそうだ。距離も経験済みだし、ダートよりも芝の方が合っていたということがあるようだと意外に好走してしまうこともあるかもしれない。
    消し 地方でもずば抜けて強いという感じでもないようだし、ちょっと中央の重賞レベルの実力があるとは思えない。芝適性は何とも言えないが、基本的には芝を走るというのもマイナスと考えるべきだろう。
    シンサクラ
    (牝3・佐藤哲54)
    買い 前走未勝利戦を直線だけの競馬で勝っている。勢いは感じるし、切れ味鋭い末脚を武器にしているとなると、重賞でも3歳牝馬限定戦ならば、展開次第ではチャンスはありそうだ。
    消し 未勝利を勝ったばかりというのは、やっぱり実績不足といえる。オープン経験がないにしろせめて500万は勝っておいてもらいたいものである。いきなりの重賞で通用するかどうかかなり疑問である。距離が前走1600mから2000mに延びるのも不安となる。鋭い末脚も他にも同じ脚質の馬が数頭いるだけに展開が向いたとしても連まで伸びてこれるかどうか分からない。
    ハローサンライズ
    (牝3・小牧太54)
    買い 春のシーズンは未勝利500万と連勝して休養に入った。母スカーレットローズというなかなかの良血だけに、秋になっての期待はかなり高いのだろう。中距離で結果を出しているので距離は問題なさそう。500万はスローの展開を2番手からの競馬で勝っているように、折り合いも問題ないだろう。夏を越えての成長が鍵となるだろうが、ここでも通用しそうなバックボーンはありそうだ。
    消し まずは実績が500万までで重賞オープンをまったく経験していないというのは大きな不安となる。古馬相手に勝っているわけでもないし、いきなり重賞で通用するかどうか疑問である。まして、休み明けとなるのだから不安は大きくなる。何が起きるか分からないのが、牝馬限定戦であるが、春の実績だけを見る限りでは重賞で通用するほどの器は感じられない。
    タイヨーキャプテン
    (牝3・菅谷54)
    買い 前走500万とはいえ勝っているのは好感が持てる。勢いは感じる。芝は未経験だがスキーキャプテン産駒なら芝も問題なさそうだし、1700mで2勝しているので中距離を得意としているのだろう。他に逃げる馬がいないから単騎の逃げは約束されたようなものである。ノーマークで気分よく逃げられればチャンスはありそうだ。
    消し 芝未経験というのはやはり大きな問題である。実は芝の方が合っていたということもないとは言えないが、確率的に言えばこういう馬が好走したことはほとんどない。しかも500万を勝ったばかりという実績である。常識的にはいきなり重賞では通用しないと考えるべきだろう。距離も1700mまでしか経験してないので2000mは未知の距離ということになる。逃げる展開も終いがしっかりしている馬が多いから有利とは言えない。
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