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G1皐月賞の反省

G1皐月賞の結果
1 4-07アグネスタキオン 河内 2.00.3---35.5 492kg0 1人気
2 7-14ダンツフレーム 藤田 2.00.51.1/235.2 486kg+4 3人気
3 1-01ジャングルポケット 角田 2.00.61/235.3 474kg0 2人気
単勝130円 枠連610円
複勝100円 200円 120円 馬連780円
ワイド310円 150円 390円
予想と見解 好材料と不安材料
G1皐月賞の感想
  • 時間の都合上簡単にさせていただいております。
  • 3冠という大きな目標に向けて、アグネスタキオンがまず1つめを堅実にゲットした。私は3馬身は離して勝つと思っていたので、ちょっと物足りない感じもしたけど、でも内容とすれば完勝と言っていいでしょう。というのは、私は中団より後ろから競馬をすると思っていたのを、なんと先行しているではないですか。もしかしたら「やばいかも」と思っていたら、4角でも余裕の走りで直線でも他の追随を許さない強さ。ダンツフレームと同じような位置で競馬ができれば、着差はもっと開いていたと思うけど、河内騎手が不利を受ける可能性を極力少なくするために敢えて好位にこだわったのだと思う。ふつうの馬であれば目標にされて、脚をすくわれる危険が高くなるのに、それを承知で先行し、そして勝ってしまうのだから、まさしく着差以上の強さと言っていいのではないでしょうか。タキオンの強さを見せつけられたという感じの皐月賞でした。これは本当に3冠いけるかも。
  • 馬券の方は堅実なダンツフレームを押さえておいたから良かったけど、できればジャングルポケットにも強さを見せてほしかった。やはり間隔が開いたことと、内枠が影響したのだと思う。あまり器用な馬ではないので、広い東京コースの方が合っているでしょうから、ダービーでの巻き返しは十分だと思う。ダービーは、皐月賞の3強にクロフネを加えた4頭の勝負になりそうである。
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    参考
    G1皐月賞の予想
    結論   ◎アグネスタキオン
       ○ジャングルポケット
       ▲ダンツフレーム
        △カシマサキモリ
     買い目(馬番連勝複式)
      1-7(4,000円)
      7-14(1,000円)
      1-14(500円)
      7-11(500円)
    にへいの見解
  • いろいろと忙しいので予想は簡単にさせていただきます。
  • 私の本命◎はアグネスタキオンである。この馬に関してはあまり多くを語る必要はないだろう。デビュー戦で上がり33秒台をたたき出し、続くラジオたんぱ杯ではジャングルポケット、クロフネを子供扱い。今年初戦の弥生賞も5馬身差圧勝と、次元の違う走りを見せつけている。キャリア3戦で未知な部分があることも確かではあるが、これまでの走りが凄すぎただけに、ここでこの馬に逆らう気にはとてもなれない。弥生賞で馬体が減っていたのがかなり気になるが、たぶんレベルの違いで何とかしてしまうだろう。
  • 対抗○はジャングルポケットにする。この馬も相当レベルが高いと私は思っている。ラジオたんぱ杯でアグネスタキオンに敗れたが、共同通信杯の走りを見ても、この馬の能力の高さは歴然である。同世代にアグネスタキオンがいたのは不運としか言いようがない。予定どおりとはいえ間隔が開いたこと、中山の荒れた馬場がどうか、1枠に入ってしまったことなど、不安な材料も多いが、私は能力の高さで何とかしてしまうだろうと思っている。
  • 単穴▲はダンツフレームにする。ここから先は非常に悩んだが、アグネスゴールドと好勝負し、NZTを勝ったキタサンチャンネルを敗っていることを考えればやっぱりこの馬が3番手評価というのが妥当だと思う。騎手が武豊じゃないこと、距離が初めてであることなど不安な材料もあるが、他の馬と比較すると、まだこの馬の方が信じられる。
  • 4番手はカシマサキモリにする。ちょっと狙いすぎという感じもするが、どうしても2勝馬(賞金800万)を1頭買っておきたかった。なぜかというと、トウカイテイオーの時のシャコーグレイド、ナリタブライアンの時のサクラスーパーオーと歴史に残る名馬が皐月賞を勝つ時は、なぜかヒモは荒れているのである。これは他の人気馬が名馬に勝つために玉砕覚悟の勝負をして失速したためで、初めから着狙いの人気薄の馬が追い込んできてしまったということだと私は思う。そういうことを考えると、前走で大化けを見せたこの馬が面白いのではないかと思った次第である。でもまあ、トウカイテイオーとナリタブライアンはどちらかというと先行タイプで、有力馬も前に行かざる得なかったという事情もあったと思う。アグネスタキオンはじっくりと後ろから勝負するだろうから、ちょっと状況が違うかもしれない。それ以前にこの馬がそれだけの実力を持っているかどうかも疑問ではあるが・・・・
  • 馬券の買い方であるが、まずはアグネスタキオンとジャングルポケットの2頭が抜けていると考えている以上は厚く勝負するのは当然である。本当は1点で勝負したいところだが、この時期の3歳馬は未知の部分も多いので、ちょっとリスキーである。そういうことで堅実なダンツフレームをいちおう押え、爆弾としてカシマサキモリを買うことにした。本当はもう1頭爆弾を買おうと思ったが、どうも魅力的な馬がいない。であれば、あのスペシャルウイークも3着に負けたわけだし、縦目を押える方がいいかな、と考えた。
  • 5番手はシャワーパーティーにする。ここ一番に強いブライアンズタイム産駒というのが魅力である。もともと素質の高さを期待されていた馬だし、実力を出し切ればけっこうやるのではないかと思っている。大外枠を引いたのも私には魅力に感じる。でも、熱発でスプリングSを使えなかったのはやはり大きい。穴を出す馬というのはだいたい勢いがあるか、大化けする兆しを前走で見せているものである。調整がうまくいかなかった以上はさすがに厳しいと判断した。
  • 6番手はシンコウカリドにする。東の大将格の馬ということになるが、実績がスプリングS2着だけというのはちょっと寂しい。ここで連対するくらいならば骨折したアグネスゴールドには勝ってほしいところだし、正直なところやっぱり関西馬の方が強いのではないかと私は思っている。
  • 7番手はボーンキングにする。京成杯を勝ち、弥生賞で2着していることからすれば当然に有力馬ということになるのだろうが、前走の5馬身は離され過ぎだし、京成杯もマイネルエスケープと僅差では話にならない。私はあまりこの馬を評価していない。でもなあ、この馬と相性が悪いからなあ、来ちゃうのかなあ。
  • 8番手はミスキャストにする。デビュー戦で鋭い切れ味を見せ、さすがにノースフライトの仔だというところを見せた。2戦目でいきなり弥生賞挑戦となったが、きっちりと3着を確保し潜在能力の高さを見せつけた。と言っても3着に負けていることは事実であり、このレースで一気に巻き返すのはさすがに厳しいだろう。
  • 他の馬は正直分からないことが多く、あまり魅力を感じない。評価していないというよりは評価できるほど分かっていないというところである。
  • まあ、こんなところでしょうか。
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    G1皐月賞出走馬
    馬名 買い&消し
    アグネスタキオン
    (牡3・河内57)
    買い 弥生賞優勝、ラジオたんぱ杯優勝。新馬戦では上がり33秒台の末脚で3馬身差圧勝、ラジオたんぱ杯では共同通信杯を圧勝したジャングルポケットに2馬身差をつけレコード勝ち、弥生賞では道悪も関係なく5馬身差圧勝と底知れない強さを見せつけている。鞍上の指示どおり動く素直な気性、上がり34秒台は当然の鋭い末脚、昨年のダービー馬アグネスフライトの全弟で桜花賞馬アグネスフローラを母に持つという超良血と、この馬を否定する材料はほとんどないに等しい。ここまでのパフォーマンスは歴史上の名馬を凌ぐものと言っても過言でないくらいの強さである。
    消し これまでの走りを見る限りではこれといったマイナスは見当たらない。強いていえばまだ3戦というキャリアの浅さくらいではないか。これまで厳しい流れを経験していないだけに、多頭数での速い流れでスムーズに走れるかどうかが大きなポイントになるだろう。内で揉まれたり、馬群に包まれて外に出せないなど、力を出し切れずに終わるということも考えられる。単勝1.2倍くらいの人気が予想されるだけに、この馬が消えれば高配当という魅力もある。
    ジャングルポケット
    (牡3・角田57)
    買い 共同通信杯優勝、札幌3歳S優勝、ラジオたんぱ杯2着。札幌3歳Sでは朝日杯2着のタガノテイオーと桜花賞を勝ったテイエムオーシャンに完勝しており、共同通信杯もほとんど持ったままで2馬身差という強さである。ラジオたんぱ杯でアグネスタキオンに敗れたが、クロフネには完勝しているし、休み明けだったことを考えれば巻き返しの余地は残されているといえる。共同通信杯で内にもたれるなど若いところを見せていたが、逆に言えばまだまだ底を見せていないというこになり、いかにも未完の大器という感じを受ける。
    消し まず不安なのは間隔が開いたこと。ラジオたんぱ杯で走りがぎこちなかったことを考えると、休み明けでも走れるタイプとは思えない。開いたのは約2ヶ月とはいえ、トライアルを使うのが常識であることを考えると、共同通信杯からの挑戦というのは、皐月賞を叩き台にしてダービーで勝負という図式を考えているのかもしれない。次に共同通信杯で内によれているように、まだレースに集中していないところがあり、せっかくの能力を出し切れないということも考えられる。G1だし相手はアグネスタキオンということを考えると、実力を出し切らなければチャンスはないだろう。
    ダンツフレーム
    (牡3・藤田57)
    買い アーリントンC優勝、きさらぎ賞2着など。5戦4勝2着1回と連対率100%を誇る。しかも重賞1勝オープン2勝という実績である。4勝もこのメンバー最多ということになる。レース内容も、きさらぎ賞ではアグネスゴールドと1/2馬身差の2着、アーリントンCではその後ニュージーランドTを勝ったキタサンチャンネルをきっちり差し切るというように高く評価できるものである。今世代は強い馬がいるだけに強気にはなれないだろうが、これだけの実績を残していれば勝っても不思議はないといえるものである。
    消し 実績を見る限りではそんなに大きなマイナスはないが、きさらぎ賞ではアグネスゴールドとは着差以上の負けだったし、アーリントンCもスローだったとはいえハナ差勝ちというのは物足りないものであった。この走りを見る限りでは大物感というか、絶対的な強さを感じることはできない。堅実には走るだろうが、G1で連対できるかどうかと聞かれれば、2着はあるかもしれないけど、ちょっと足りないような気がすると答えたくなる。距離2000mの経験がないというのも少し気になる。
    シンコウカリド
    (牡3・田中勝57)
    買い スプリングS2着。もともと期待されていた馬であるが、3歳になって明らかに変わった。前々走は休み明けでしかもダート戦だったのに完勝という内容だっし、前走もアグネスゴールドには敗れたものの、危なげない安定した走りを見せている。シルヴァーホーク産駒なので距離延長はプラスと考えていいだろうし、休み明け3戦目でさらに体調が上昇していることも考えられる。何が起きるか分からない3歳戦だけにチャンスは十分だろう。
    消し これまでの実績を見ると前走の2着くらいで他に目立ったものはない。その前走も結局負けているわけだし、3着以下を大きく離しているわけでもない。今年はけっこう強い馬がいるだけに、この程度の実績でどうかという感じがしてしまう。距離延長も走らせてみないと分からないし、イレ込みやすい気性を考えるとそんなにプラスではないかもしれない。
    ボーンキング
    (牡3・柴田善57)
    買い 京成杯優勝、弥生賞2着。中山2000mの重賞で1勝2着1回という実績は高く評価しなければならない。距離コースは問題にならないだけにそれなりの結果を期待できることになる。しかも京成杯では絶対能力の高さだけで勝ってしまったような感じだったし、弥生賞は不良馬場だったので良馬場だったらもっと差は詰まっていたかもしれない。まだまだ奥を感じれる馬だけに、これまでの走りで見切るのは危険かもしれない。ダービー馬フサイチコンドルの半弟という良血でもあり、父がサンデーサイレンスが替わっているのだから兄の上をつい期待してしまう。
    消し 京成杯を勝っているが、レベルに疑問がある。ラジオたんぱ杯で大きく離されて5着に負けたマイネルエスケープと0.1秒差ではレベルが高かったとは言いづらい。弥生賞もいくら不良馬場だったとはいえ5馬身差は離されすぎである。ちょっと上位陣とは差があるのではないだろうか。すでにブリンカーを着用しているように気性的な問題があるのもちょっと気になる。
    ミスキャスト
    (牡3・横山典57)
    買い 弥生賞3着。まだキャリア2戦の馬であるが、デビュー戦の内容はけっこう凄かった。スローペースで直線入口まで最後方だったのに、その直線であっという間に差し切ってしまった。上がり34.6という鋭い切れ味だった。それでいきなりの重賞挑戦となったわけであるが、ここでも不良馬場も関係なく3着を確保するあたりは能力の高さの証明といえる。まだまだ底を見せていないという感じがするだけに、今回さらにパワーアップしている可能性も高い。ノースフライトにサンデーサイレンスという血統を考えるとなささらである。良馬場での切れ味勝負になればさらに楽しみになる。
    消し 確かに超良血ではあるが、キャリア2戦、しかも弥生賞で大きく離されての3着ということを考えると、ここではちょっと実績不足というか、実力不足という感じがしてしまう。未知の魅力があるのも確かではあるが、こればかりは走らせてみないと分からないとしか言いようがないわけで、走らせてみればやっぱり強くなかったということも十分に考えられる、というかそういう場合の方が多いものである。後々は重賞で活躍する馬だとは思うが、現時点のG1レースとなるとあまり大きな期待をかけるのは酷のような気がする。
    ミレニアムバイオ
    (牡3・松永幹57)
    買い スプリングS3着。今年初出走で3ヶ月以上の休み明けということを考えれば、3着なら上出来という考え方はできる。叩かれた上積みは大きいだろうし、前走以上の走りは期待していいだろう。まだキャリア4戦ということで分からない部分が多いが、逆に言えば底を見せていない未知の魅力があるということである。
    消し オープン実績が前走のスプリングSだけというのはちょっと寂しい。アグネスゴールドと差はなかったが、内容的には完敗に近かった。キャリアが浅いので何とも言えないが、前走の走りからはそれほど大物感は感じられなかった。2走目で惨敗しているなど不安定なところもあるし、G1となるとちょっと買いづらい存在ではないか。
    ビッグゴールド
    (牡3・村本57)
    買い 若葉S2着、シンザン記念2着。きさらぎ賞でも3着しており、ここ3戦は重賞オープンで堅実な走りを見せているのは好感が持てる。3角から上がっていって4角で先行集団を捕まえにいくという走りをする馬で安定度はかなり高そうだ。しぶとそうなタイプなので時計のかかる中山コースは合いそうだ。大一番に強いブライアンズタイム産駒というのも気になるところだ。
    消し しょせん1勝馬である。重賞オープンで好走しているのは評価はできるが、500万でも勝ちきれなかったことからも相手なりには走るが、勝ち切るだけの実力はないという馬と考えたくなる。若葉Sを勝ったダイイチダンヒルは弥生賞で惨敗しているし、シンザン記念を勝ったダービーレグノも伸び悩んでいる。ここらへんの馬に負けているようでは、G1で巻き返すというようにはちょっと考えづらい。
    ダービーレグノ
    (牡3・幸57)
    買い シンザン記念優勝。重賞を勝っている実績は高く評価しなければならないだろう。前走のスプリングSもアグネスゴールドから0.6秒差ならばまだ圏内といえるのではないか。稍重でシンザン記念を勝っているので時計のかかる展開になれば面白い存在かもしれない。
    消し シンザン記念は明らかにメンバーが弱かった。ほとんど1勝馬同士の戦いで500万クラスとそれほど変わらないレベルだったといえる。そこで勝ったからといっても、G1を好走できる裏付けにするのはちょっと難しい。前走も6着に負けているわけだし、巻き返しはかなり厳しそうだ。
    ミカダンディー
    (牡3・江田照57)
    買い ヒヤシンスS優勝。ダートとはいえオープン特別を勝っているのはそれなりに評価しないといけない。実績はダートに偏っているが、芝はまだ3戦と底を見せたとは言えない。アグネスデジタルのような例もあるわけだし、体調次第では分からないかもしれない。
    消し 勝っているのはすべてダート。しかも芝はデビュー戦の4着が最高で、ほか2戦は着外に敗れている。前走のスプリングSも11着では話にならない。重賞実績もないということになるし、距離も2000mは初めてということになる。これではちょっとマイナス材料が多いかなあということになる。
    シャワーパーティー
    (牡3・四位57)
    買い 京都3歳S優勝。1800mのオープンを勝っているのは好感が持てる。黄菊賞ではレコード勝ちという実績もある。2歳の時点ではクラシックの有力候補の1頭であった。3歳ではきさらぎ賞の5着だけであるが、休み明けだったことを考えればやむ得ない部分もあった。この馬の本当に実力はこんなものではないとも考えられ、大一番での巻き返しも十分に考えられる。ブライアンズタイム産駒であるだけになおさら一発を期待してしまう。先行して押し切る脚質なので、今の中山の荒れた馬場も合うのではないか。
    消し 実績が2歳時のものしかないだけに判断が難しい。きさらぎ賞で5着に敗れ、2歳の時に負かした相手がその後それほど目立っていないことを考えると、この馬の実力はそれほどでもないと判断するのが常識的かもしれない。スプリングSを使う予定が熱発で回避となったのも大きい。中間で熱発があっただけでも調整が難しいのに、レース間隔が2ヶ月開いたとなればなおさら厳しいと言わざる得ない。決め手が鋭いタイプでもなさそうだし、G1という器ではないのかもしれない。
    カオリジョバンニ
    (牡3・田面木57)
    買い 前走500万だったとはいえ勝っているのは好感が持てる。勢いはありそうだ。中山コースで勝ったのもなかなか良い。前々走6着だったことを考えると、まさしく大化けといえるものであり、前々走以前の走りは参考外にして方がいいかもしれない。皐月賞では2勝馬(賞金800万)が連対することも多いだけに注意は必要かも。
    消し 前走勝っているといってもしょせん500万クラスである。しかも特別戦でもなかった。重馬場だったこと、着差もクビ差だったことを考えても大物という印象は受けない。調子が上がってきているのかもしれないが、オープン実績はまったくないのだからやはり高く評価しづらいものである。中1週のレースがかなり続いており、ローテもかなり厳しそうだ。
    カシマサキモリ
    (牡3・吉田57)
    買い 前走500万だったとはいえ勝っているのは好感が持てる。勢いはありそうだ。中山コースで勝ったのもなかなか良いし、中山で2勝しているのだから相性はかなり良さそうだ。サンデーサイレンス産駒で、ジュニアCや共同通信杯に挑戦していることからも陣営はかなりこの馬に期待していると思われる。前々走10着だったことを考えると、まさしく大化けといえるものであり、前々走以前の走りは参考外にして方がいいかもしれない。皐月賞では2勝馬(賞金800万)が連対することも多いだけに注意は必要かも。
    消し 前走勝っているといってもしょせん500万クラスである。重賞オープンでは惨敗している馬だけにオープンには現時点では壁がありそうだ。ましてG1となるとなおさら厳しいと言わざる得ない。気性が子供でなかなか真面目に走ろうとしないという陣営のコメントもあり、安定度もあまり期待できそうにない。距離延長も気性を考えるとマイナスということになりそうだ。
    シュアハピネス
    (牡3・北村57)
    買い 中京でレコードを出したことがあるのだからスピードがあるのは間違いない。たぶんこの馬が逃げることになるだろうから、マイペースで走れれば意外に残ってしまうこともあるかもしれない。波乱というのは、だいたい逃げか追い込みで決まるものであり、今回のように後ろに人気馬がいるときは、逃げる馬がその立て役者になることが多いものである。
    消し 中京レコード勝ちも2着との差はそれほどでもなかったし、力の違いでレコードを出したという感じではなかった。しかも、その後は2桁着順ばかりという走りばかりで、だいたい底を見せてしまったという感じである。前走のスプリングSも逃げて9着ではちょっと評価しづらいものである。
    スキャンボーイ
    (牡3・加藤57)
    買い とりあえず1800mで2勝しているのでスタミナはありそうだ。でも、ほかにプラス材料が見当たらない。
    消し 前走の毎日杯で8着という成績ではさすがにG1では巻き返しは難しいと考えたくなる。前々走の500万もダートでの勝ちだし、芝では未勝利を勝っているのが好走はこれだけなのだから、常識的にはダート適性の方が高いと考えたくなる。2000m以上の距離の経験がないのも気になる。
    ダークウィザード
    (牡3・武幸57)
    買い 前走500万だったとはいえ芝2000mで勝っているのは大きい。勢いはあるし距離適性もかなりありそうだ。4戦2勝2着2回と連対率は100%であり、素質の高さがうかがえる。芝は1戦1勝と負けていないのだから、まだ底を見せていないという魅力もある。サンデーサイレンス産駒というのも気になるところだ。皐月賞では2勝馬(賞金800万)が連対することも多いだけに注意は必要かも。
    消し 前走勝っているといってもしょせん500万クラスである。しかも特別戦でもなかった。芝2000mで勝っているのは評価できるが、着差がクビ差だったことを考えるとあまり大物という印象は受けない。重賞オープンの経験がないのも大きなマイナスであり、いきなりのG1となるとかなり厳しいと考えるのが常識的ではないか。
    テイエムゴーカイ
    (牡3・中舘57)
    買い 現在2連勝中と勢いは非常に感じる。いずれも芝1800m戦だったのも良い。8戦して最低でも4着は確保しているように堅実な走りをする馬であり、こういう馬は相手なりに走るものだから、レベルが高くてもそれなりに走ってしまう可能性もある。皐月賞では2勝馬(賞金800万)が連対することも多いだけに注意は必要かも。
    消し 2連勝中といっても小倉中京というローカル戦での戦績である。陣営が強い馬だと思っているのであれば基本的には中央で勝負するはずだし、ローカル競馬で僅差の勝負しかできないことを考えるとオープンではまだ通用しないのではないかと思いたくなる。まして今回はG1である。かなり厳しい戦いになると考えるのが常識的だろう。
    ミヤビリージェント
    (牡3・坂井57)
    買い 前走スプリングS4着でアグネスゴールドと0.2秒差というのは高く評価しなければならない。少なくてもミレニアムバイオやシンコウカリドと差のない評価をする必要がある。先行してしぶといタイプなので今の中山の荒れた馬場は合っているだろうし、距離延長もプラスかもしれない。勝つというのはさすがに厳しいかもしれないが、自分の競馬ができれば2着ならあるかも。
    消し 前走のスプリングS4着は数字のうえでは評価できるが、先行して差されていることを考えると、完敗という内容だったといえる。自分の競馬をして負けているのだから、巻き返しはかなり厳しいということになるのではないか。オープンを4回走って4着が最高ということからのも底を見せてしまったといえるし、距離経験がないのも基本的にはマイナスということになる。
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